JPH057115Y2 - - Google Patents

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JPH057115Y2
JPH057115Y2 JP1985120999U JP12099985U JPH057115Y2 JP H057115 Y2 JPH057115 Y2 JP H057115Y2 JP 1985120999 U JP1985120999 U JP 1985120999U JP 12099985 U JP12099985 U JP 12099985U JP H057115 Y2 JPH057115 Y2 JP H057115Y2
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JP
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headlight
panel
head pipe
sides
radiator
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JP1985120999U
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JPS6228686U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スクータ型の自動二・三輪車、特に
当該車両のフロントカバーとウインドシールドの
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
ヘツドパイプとシートとの間を広くえぐつて低
床式のステツプフロアを設けたスクータ型自動
二・三輪車では、ヘツドパイプの前方に、車体前
部を覆うフロントカバーを備えており、ウインド
シールドはこのフロントカバーとは別体にフロン
トカバーの上方にハンドル廻りの計器盤前方に取
付けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、フロントカバーやウインドシールド
は走行中の空気の流れをスムースに誘導するよう
に形成されるのが望ましく、水冷式エンジンを搭
載したスクータ型自動二・三輪車においては、ラ
ジエータの冷却効率を高めるため、ラジエータを
できるだけ車体前方に配置することが好ましい。
そこで本考案は、ラジエータを車体前方に配置
すると共に、走行中の空気流れをスムースに誘導
するフロントカバーとウインドシールドの取付構
造に関するスクータ型自動二・三輪車を提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のため本考案は、ヘツドパイプの
前方及び側方を覆うフロントカバーを車体前部に
備えたスクータ型自動二・三輪車において、前記
ヘツドパイプの前方に、前記フロントカバーで覆
われるラジエータを配設すると共に、前記ヘツド
パイプの上端と略同高位置にヘツドライトを配設
し、前記フロントカバーを、フロントパネル部
と、該フロントパネル部の両側に配設されるサイ
ドパネル部とで形成し、前記フロントパネル部の
後端及びサイドパネル部の後部上端から前記ヘツ
ドライトの前方及び側方を覆うヘツドライトパネ
ルを、後斜上方に向けて屈曲して立設し、該ヘツ
ドライトパネルに沿つてウインドシールドを延設
したことを特徴としている。
〔作用〕
これにより、フロントカバー、ヘツドライトパ
ネル、ウインドシールドを一体的に連続して形成
して、走行中の空気の流れを車体側方にスムース
に誘導することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
スクータ型自動二輪車1は、メインフレーム2
の前端上方部にヘツドパイプ3を溶着し、該ヘツ
ドパイプ3に、前輪4を支承しハンドル5により
操向されるフロントフオーク6を設け、ヘツドパ
イプ3のメインフレーム2とフロントフオーク6
との間に2本のダウンチユーブ7,7を溶着して
いる。
このスクータ型自動二輪車1の前部には、ヘツ
ドパイプ3の前方及び側方を覆うフロントカバー
8が備えられている。前記ヘツドパイプ3には、
取付ステー9が車体前方に向かつて延出して設け
られており、該取付ステー9の前部には、前記フ
ロントカバー8で覆われるラジエータ10が取付
けられている。また、前記取付ステー9の上部に
は、ヘツドライト11がヘツドパイプ3の上端と
略同高位置に取付けられている。ヘツドパイプ3
の後部下方のメインフレーム2とダウンチユーブ
7,7に囲まれた空間内には、ラジエータ10と
ホース12を介して連結されたリザーブタンク1
3が設けられている。
前記フロントカバー8は、フロントパネル部1
6と、該フロントパネル部16の両側に配設され
るサイドパネル部17,17とで形成されてい
る。前記フロントパネル部16は、ラジエータ1
0への空気取入口14とラジエータメインテナン
スリツド15とを備えており、ラジエータ10の
前面と上面を覆つている。前記サイドパネル部1
7,17は、ラジエータ10とヘツドパイプ3の
側面を覆つている。フロントパネル部16とサイ
ドパネル部17,17の下部には、スカート1
8,8を備えている。
前記フロントカバー8の後端及びサイドパネル
17,17の後部上端から前記ヘツドライト11
の前方及び側方を覆うヘツドライトパネル19
が、後斜上方に向けて屈曲して立設している。該
ヘツドライトパネル19は、ヘツドライト11の
前方に対応する中央部にガラス等の透光部20を
有し、ヘツドライト11と透光部20との間に
は、光の散乱を防ぐ遮蔽用角筒21が前方末広が
りに配設されている。
該ヘツドライトパネル19の上部には、ヘツド
ライトパネル19に沿つて、ウインドシールド2
2が延出している。
前記リザーブタンク13の上部には、サイドパ
ネル17,17から延出して小物類を収納するイ
ンナラツク23がリツド24を備えて形成され、
このインナラツク23内にリザーブタンク13の
給水口25が延設しており、インナラツク23の
下方にメインフレーム2とダウンチユーブ7,7
を覆うセンタカバー26が配設され、センタカバ
ー25のリザーブタンク13に対応する位置に、
リザーブタンク13の液位確認用リツド27が設
けられている。
このように構成することにより、フロントカバ
ー8、ヘツドライトパネル19、ウインドシール
ド22とを一体的に連続して形成するので、ラジ
エータ10を車体前方に配置させたにも拘らず、
走行中の空気の流れを車体側方にスムースに誘導
することができ、空力的に優れ、しかも、ヘツド
ライトパネル19がウインドシールド22の役目
の一部を担つて走行風を車体側方に誘導して、ウ
インドシールド22を小さくすることができ、デ
ザイン的にも優れ、また、ラジエータの冷却効率
を向上させることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、ヘツドパイプの前方及
び側方を覆うフロントカバーにて、ヘツドパイプ
の前方に配設したラジエータを覆うと共に、ヘツ
ドパイプの上端と略同高位置にヘツドライトを配
設し、前記フロントカバーを、フロントパネル部
と、該フロントパネル部の両側に配設されるサイ
ドパネル部とで形成し、前記フロントパネル部の
後端及びサイドパネル部の後部上端から前記ヘツ
ドライトの前方及び側方を覆うヘツドライトパネ
ルを、後斜上方に向けて屈曲して立設し、該ヘツ
ドライトパネルに沿つてウインドシールドを延設
したので、一体的に連続形成したフロントカバ
ー、ヘツドライトパネル、ウインドシールドによ
り、ラジエータを車体前方に配置させたにも拘ら
ず、走行中の空気の流れを車体側方にスムースに
誘導することができ、空力的に優れ、しかも、ヘ
ツドライトパネルがウインドシールドの役目の一
部を担つて走行風を車体側方に誘導して、ウイン
ドシールドを小さくすることができ、デザイン的
にも優れ、また、ラジエータの冷却効率を向上さ
せることもできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
スクータ型自動二輪車の一部断面側面図、第2図
は第1図−断面図、第3図はフロントカバ
ー、ヘツトライトパネル、ウインドシールドの分
解斜視図である。 1……スクータ型自動二輪車、2……メインフ
レーム、3……ヘツドパイプ、8……フロントカ
バー、10……ラジエータ、11……ヘツトライ
ト、16……フロントパネル部、17……サイド
パネル部、19……ヘツドライトパネル、20…
…透光部、22……ウインドシールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドパイプの前方及び側方を覆うフロントカ
    バーを車体前部に備えたスクータ型自動二・三輪
    車において、前記ヘツドパイプの前方に、前記フ
    ロントカバーで覆われるラジエータを配設すると
    共に、前記ヘツドパイプの上端と略同高位置にヘ
    ツドライトを配設し、前記フロントカバーを、フ
    ロントパネル部と、該フロントパネル部の両側に
    配設されるサイドパネル部とで形成し、前記フロ
    ントパネル部の後端及びサイドパネル部の後部上
    端から前記ヘツドライトの前方及び側方を覆うヘ
    ツドライトパネルを、後斜上方に向けて屈曲して
    立設し、該ヘツドライトパネルに沿つてウインド
    シールドを延設したことを特徴とするスクータ型
    自動二・三輪車。
JP1985120999U 1985-08-07 1985-08-07 Expired - Lifetime JPH057115Y2 (ja)

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JP1985120999U JPH057115Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07
US07/136,533 US4799568A (en) 1985-08-07 1987-12-22 Front cover for multi-wheeled vehicles

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JP1985120999U JPH057115Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6228686U JPS6228686U (ja) 1987-02-21
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4197198B2 (ja) * 1998-04-23 2008-12-17 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車両のフロントフォーク部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188769A (ja) * 1982-04-28 1983-11-04 本田技研工業株式会社 自動二輪車用フエアリング

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JPS6072384U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 本田技研工業株式会社 スク−タ型自動二輪車

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