JPH0571126B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0571126B2 JPH0571126B2 JP60106366A JP10636685A JPH0571126B2 JP H0571126 B2 JPH0571126 B2 JP H0571126B2 JP 60106366 A JP60106366 A JP 60106366A JP 10636685 A JP10636685 A JP 10636685A JP H0571126 B2 JPH0571126 B2 JP H0571126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- primary coil
- bobbin
- axial direction
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F30/00—Fixed transformers not covered by group H01F19/00
- H01F30/06—Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
- H01F30/10—Single-phase transformers
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は内燃機関用点火コイルに関する。
（従来の技術）
従来のものは１次コイルの外周に２次コイルを
巻線する２次ボビンが配置されているものが一般
的であつた。そして、２次コイルの巻線機による
巻線の自動化が進むなかで、２次コイル端末を２
次ボビンに固定した２次ターミナルに自動からげ
するために、２次ターミナルの先端が２次ボビン
の巻線にかからないように、２次ターミナルを軸
方向にずらして配置している（例えば、実開昭58
−189518号公報）。
巻線する２次ボビンが配置されているものが一般
的であつた。そして、２次コイルの巻線機による
巻線の自動化が進むなかで、２次コイル端末を２
次ボビンに固定した２次ターミナルに自動からげ
するために、２次ターミナルの先端が２次ボビン
の巻線にかからないように、２次ターミナルを軸
方向にずらして配置している（例えば、実開昭58
−189518号公報）。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、上述した従来のものでは、２次ター
ミナルが軸方向にずらして配置されていて、この
２次ターミナルの内周側のケース内にも注型樹脂
を注入されることになるので、全体の体格が大き
くなると共に重量も重くなるという問題がある。
ミナルが軸方向にずらして配置されていて、この
２次ターミナルの内周側のケース内にも注型樹脂
を注入されることになるので、全体の体格が大き
くなると共に重量も重くなるという問題がある。
そこで本発明は全体の体格を小型・軽量化する
ものである。
ものである。
（問題点を解決するための手段）
そのため本発明は、コアの外周に配置した１次
コイルと２次コイルをケース内に収納し、このケ
ース内に注型樹脂を注入硬化してなる内燃機関用
点火コイルにおいて、前記１次コイルと２次コイ
ルとを軸方向にずらして前記コアの外周に配置す
ると共に、前記２次コイルを巻線する２次ボビン
の一部を前記１次コイルの外周まで軸方向に延長
した延長部と、この延長部に固定されると共に前
記２次ボビンの巻溝の位置とは軸方向にずれた前
記１次コイルの外周位置に配置された２次ターミ
ナルとを備える内燃機関用点火コイルを提供する
ものである。
コイルと２次コイルをケース内に収納し、このケ
ース内に注型樹脂を注入硬化してなる内燃機関用
点火コイルにおいて、前記１次コイルと２次コイ
ルとを軸方向にずらして前記コアの外周に配置す
ると共に、前記２次コイルを巻線する２次ボビン
の一部を前記１次コイルの外周まで軸方向に延長
した延長部と、この延長部に固定されると共に前
記２次ボビンの巻溝の位置とは軸方向にずれた前
記１次コイルの外周位置に配置された２次ターミ
ナルとを備える内燃機関用点火コイルを提供する
ものである。
（作用）
これにより、２次ターミナル内周側が１次コイ
ルの配置空間として有効に使用され、２次コイル
の内周側に１次コイルを巻線しない分だけ、２次
コイルの外径を小型化できると共に、ほぼ１次コ
イルの体格分だけ注型樹脂の量を低減できる。
ルの配置空間として有効に使用され、２次コイル
の内周側に１次コイルを巻線しない分だけ、２次
コイルの外径を小型化できると共に、ほぼ１次コ
イルの体格分だけ注型樹脂の量を低減できる。
（実施例）
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。１は絶縁樹脂製の１次ボビンで、２つのつば
部１ａ，１ｂにより区画されたコイル巻線部１Ａ
と小径の２次ボビン装着部１Ｂとが軸方にずらし
て形成されており、コイル巻線部１Ａの外周に１
次コイル１０１が巻線されている。２は絶縁樹脂
製の２次ボビンで、２次ボビン装着部１Ｂの外周
に嵌着されていて、外周に２次コイル２０１を分
割巻きする複数の巻溝２ａが形成されていると共
に、コイル巻線部１Ａ側の端部より１次コイル１
０１の外周まで軸方に延長部２ｂが形成されてい
る。３は２次ターミナルで、２次ボビン２の巻溝
２ａの位置とは軸方向にずれた１次コイル１０１
の外周位置に配置されていて、２次ボビン２の延
長部２ｂに圧入固定される圧入部３ａと、この圧
入部３ａより２次コイル２０１側に向つて軸方向
に突出する針状のコード接続部３ｂと、圧入部３
ａよりコード接続部３ｂと反対側に向つて軸方向
に突出するからげ部３ｃとを有していて、このか
らげ部３ｃに２次コイル２０１の端末がからげら
れている。４は合成樹脂製のカツプ状のケース
で、その底部に設けた貫通穴４ａに１次ボビン１
の２次ボビン装着部１Ｂ先端が嵌着されて、ケー
ス４内に１次、２次コイル１０１，２０１が収納
されている。また、ケース４側面の２次ターミナ
ル３と軸方向に対向する位置には高圧コードを装
着するための筒状のコード装着部４ｂが一体に形
成されていて、このコード装着部４ｂ内に２次タ
ーミナル３のコード接続部３ｂの先端が突出させ
てある。５はケース４内にその開口端より注入し
て硬化させた注型樹脂、６は１次ボビン１の中心
に配置したＩ字状の中心コアで、その両端に閉磁
路を構成するためのコ字状の閉磁路コア７が連結
されている。８は１次ボビン１の端面のつば部１
ａの軸方向に突出させて固定した１次ターミナル
で、１次コイル１０１の端末が接続されている。
る。１は絶縁樹脂製の１次ボビンで、２つのつば
部１ａ，１ｂにより区画されたコイル巻線部１Ａ
と小径の２次ボビン装着部１Ｂとが軸方にずらし
て形成されており、コイル巻線部１Ａの外周に１
次コイル１０１が巻線されている。２は絶縁樹脂
製の２次ボビンで、２次ボビン装着部１Ｂの外周
に嵌着されていて、外周に２次コイル２０１を分
割巻きする複数の巻溝２ａが形成されていると共
に、コイル巻線部１Ａ側の端部より１次コイル１
０１の外周まで軸方に延長部２ｂが形成されてい
る。３は２次ターミナルで、２次ボビン２の巻溝
２ａの位置とは軸方向にずれた１次コイル１０１
の外周位置に配置されていて、２次ボビン２の延
長部２ｂに圧入固定される圧入部３ａと、この圧
入部３ａより２次コイル２０１側に向つて軸方向
に突出する針状のコード接続部３ｂと、圧入部３
ａよりコード接続部３ｂと反対側に向つて軸方向
に突出するからげ部３ｃとを有していて、このか
らげ部３ｃに２次コイル２０１の端末がからげら
れている。４は合成樹脂製のカツプ状のケース
で、その底部に設けた貫通穴４ａに１次ボビン１
の２次ボビン装着部１Ｂ先端が嵌着されて、ケー
ス４内に１次、２次コイル１０１，２０１が収納
されている。また、ケース４側面の２次ターミナ
ル３と軸方向に対向する位置には高圧コードを装
着するための筒状のコード装着部４ｂが一体に形
成されていて、このコード装着部４ｂ内に２次タ
ーミナル３のコード接続部３ｂの先端が突出させ
てある。５はケース４内にその開口端より注入し
て硬化させた注型樹脂、６は１次ボビン１の中心
に配置したＩ字状の中心コアで、その両端に閉磁
路を構成するためのコ字状の閉磁路コア７が連結
されている。８は１次ボビン１の端面のつば部１
ａの軸方向に突出させて固定した１次ターミナル
で、１次コイル１０１の端末が接続されている。
上記実施例によれば、２次ターミナル３内周側
に１次コイル１０１が配置されていて、２次コイ
ル２０１の内側に１次コイル１０１が配置されて
いないため、２次コイル２０１の内側に１次コイ
ルを配置した従来のものに比べ、ケース４の外径
を42mmから38mmにほぼ10％低減することができる
と共に、重量を370gから300gにほぼ20％低減す
ることができた。
に１次コイル１０１が配置されていて、２次コイ
ル２０１の内側に１次コイル１０１が配置されて
いないため、２次コイル２０１の内側に１次コイ
ルを配置した従来のものに比べ、ケース４の外径
を42mmから38mmにほぼ10％低減することができる
と共に、重量を370gから300gにほぼ20％低減す
ることができた。
なお、上述した実施例においては、２次コイル
２０１の内周側に１次コイル１０１を全く配置し
ない構成としたが、２次コイル２０１の内周側に
１次コイル１０１の一部を配置するようにしても
よい。
２０１の内周側に１次コイル１０１を全く配置し
ない構成としたが、２次コイル２０１の内周側に
１次コイル１０１の一部を配置するようにしても
よい。
（発明の効果）
以上述べたように本発明においては、２次ター
ミナル内周側が１次コイルの配置空間として有効
に使用され、２次コイルの内周側に１次コイルを
巻線しない分だけ、２次コイルの外径を小型化す
ることができると共に、ほぼ１次コイルの体格分
だけ注型樹脂の量を低減することができ、これに
よつて、全体の体格を小型、軽量化することがで
きるという優れた効果がある。
ミナル内周側が１次コイルの配置空間として有効
に使用され、２次コイルの内周側に１次コイルを
巻線しない分だけ、２次コイルの外径を小型化す
ることができると共に、ほぼ１次コイルの体格分
だけ注型樹脂の量を低減することができ、これに
よつて、全体の体格を小型、軽量化することがで
きるという優れた効果がある。
図は本発明コイルの一実施例を示す縦断面図で
ある。 ２……２次ボビン、２ａ……巻溝、２ｂ……延
長部、３……２次ターミナル、４……ケース、５
……注型樹脂、６……中心コア。
ある。 ２……２次ボビン、２ａ……巻溝、２ｂ……延
長部、３……２次ターミナル、４……ケース、５
……注型樹脂、６……中心コア。
Claims (1)
- １ コアの外周に配置した１次コイルと２次コイ
ルをケース内に収納し、このケース内に注型樹脂
を注入硬化してなる内燃機関用点火コイルにおい
て、前記１次コイルと２次コイルとを軸方向にず
らして前記コアの外周に配置すると共に、前記２
次コイルを巻線する２次ボビンの一部を前記１次
コイルの外周まで軸方向に延長した延長部と、こ
の延長部に固定されると共に前記２次ボビンの巻
溝の位置とは軸方向にずれた前記１次コイルの外
周位置に配置された２次ターミナルとを備える内
燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106366A JPS61264711A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106366A JPS61264711A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61264711A JPS61264711A (ja) | 1986-11-22 |
| JPH0571126B2 true JPH0571126B2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=14431726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60106366A Granted JPS61264711A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61264711A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0789532A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-04-04 | Watada Insatsu Kk | 清酒瓶等の進物用ケース |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60106366A patent/JPS61264711A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0789532A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-04-04 | Watada Insatsu Kk | 清酒瓶等の進物用ケース |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61264711A (ja) | 1986-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |