JPH05709B2 - - Google Patents
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- JPH05709B2 JPH05709B2 JP58037873A JP3787383A JPH05709B2 JP H05709 B2 JPH05709 B2 JP H05709B2 JP 58037873 A JP58037873 A JP 58037873A JP 3787383 A JP3787383 A JP 3787383A JP H05709 B2 JPH05709 B2 JP H05709B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0848—Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
- G03G15/0849—Detection or control means for the developer concentration
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
電子制御装置により露光走査期間にトナー供給
が非作動とされるので、トナー供給装置の動作に
よる感光体駆動系の負荷変動や機械的な振動ある
いは電気系の電圧変動等を生じないので、画像形
成が乱れることがなくなる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 〔実施例〕 以下、第1図以下に示す一実施例を説明する
が、この実施例は複写機であつて、1コピー毎に
所定量のトナーを現像部に供給すると共に、10枚
のコピー枚に画像濃度を検出して検出結果に基づ
いてトナー補給を行なうものであり、画像濃度検
出用の白パターンと黒パターンの濃度検出値の比
を制御の基本として、濃度検出系や感光体の特性
変化に対して安定した記録濃度制御を行なうもの
である。 この、濃度検出値の比に基づいた濃度制御で
は、検出濃度比の演算より割算を省略して、検出
値をデジタル変換する際に、A/D変換レンジを
切換えて、異なつたレンジでデジタル変換したデ
ータを比較した結果に基づいて記録濃度を制御す
る。 感光体上のパターンの現像像濃度(正確にはそ
の逆数)Vsgと感光体上の黒パターンの現像像濃
度(正確にはその逆数)Vspの比Vsp/Vsgが
4/1未満であると像コントラストが低いのでト
ナー補給が必要であり、4/1以上であると像コ
ントラストが高いのでトナー補給が不要である。
このようにパターン濃度比の閾値(4/1)を設
定すると、Vsp/Vsg=4/1よりV4=4Vsgを
閾値として、Vsp<4sg40でコントラスト不足:
トナー補給要、および、Vsg≧4Vsgでコントラ
スト適:トナー補給不要、とする濃度制御をしう
る。つまり、割算処理なしにトナー補給要否判定
をしうる。また、濃度検出アナログ信号Vspaお
よびVsgaをそれぞれ1:4のレンジでデジタル
変換すると、VspaのA/D変換デジタルデータ
はVspを示し、VsgaのA/D変換デジタルデー
タは4Vsgを示すので、VspaおよびVsgaのデジ
タル変換データを比較するのみでトナー補給要否
が分かる。 この種の、濃度検出値の比に基づいて濃度制御
を行なう場合でも画像形成装置毎に、あるいは濃
度検出装置毎に、特性を所定のものに初期設定す
る必要がある。これは発光源、光電変換器、感光
体等々のそれぞれが各1個毎に異なつた特性を有
しているからである。また、濃度検出系は一般に
トナーで汚れやすい場所に配置されているので、
濃度検出値の比による制御でも、検出値自身通常
の制御検出値の値よりかなりずれるときには調整
により、あるいはクリーニングにより、通常の適
正制御可領域に戻されなければならないが、この
実施例では、検出値が所定範囲よりずれると光源
の明るさを変更して検出値を所定範囲に戻す。1
回ずれる毎に所定ステツプ明るさをシフトし、光
源の特性や寿命から最早やシフトが好ましくなく
なるとそこでシフトは停止し、サービスマンコー
ルなどの報知をするのが好ましい。すなわち、濃
度検出値の比に基づいた制御で所定範囲内での各
種特性変化に対応したエラーを吸収し、この制御
ではエラーが大きくなる程に検出値が変動する
と、光源の明るさを所定ステツプシフトする。 図1に本発明の一実施例の構成概要を示す。 これにおいては、コンタクトガラス板1上の原
稿(図示せず)の画像は、第1ミラー21、第2
ミラー22、イソミラーレンズ3および第3ミラ
ー23で感光体ドラム4の表面に投射される。感
光体ドラム4の反時計方向の回転に同期して、第
1ミラー21および第2ミラー22所定の速度比で
左方に走査駆動される。感光体ドラム4の静電潜
像は現像器の現像ローラ7の現像剤で現像され
る。このようにして感光体ドラム4の表面に形成
されたトナー像は、転写チヤージヤ8部で記録紙
に転写される。記録紙は分離ベルト9で定着部に
送られる。 この実施例では、第1ミラー21のホームポジ
シヨンにおける画像投影視野に白パターンMRg
が付されており、その左側に黒パターンMRpが
付されており、第1ミラー21露光走査のため左
方に駆動されると、感光体ドラム表面に白パター
ンMRgと黒パターンMRpの静電潜像が連続して
形成される。現像器7と転写チヤージヤ8の間に
は、感光体ドラム4表面のトナー濃度を検出する
フオトセンサ11が配置されており、センサ11
の検出信号はA/Dコンバータ18でA/D変換
(アナログ−デジタル変換)されてマイクロプロ
セツサ14(MPU2)に印加される。マイクロ
プロセツサ14は、白パターンMRgと黒パター
ンMRpの対応トナー像(トナー画像パターン)
の濃度比を演算し、濃度比よりトナー供給量を定
め、トナー供給量に対応する時間の間ソレノイド
ドライバ15にソレノイド付勢指示がある間クラ
ツチソレノイド16に通電する。 クラツチソレノイド16が通電されると、トナ
ー切出しローラ10が感光体ドラム駆動系に結合
されて回転し、トナー貯蔵槽より現像ローラ7に
供給される。 なお、第1図において5は感光体ドラム4の表
面を均一に荷電するメインチヤージヤ、6は、画
像始端直前、後端直後および記録紙サイズ外部を
除電するイレースランプである。 この実施例では、マイクロプロセツサ14がト
ナー画像濃度検出から検出値に応じたトナー供給
を行ない、他のマイクロプロセツサMPU1がそ
の他の複写制御を行なう。なお、記録紙サイズに
応じたトナー供給量が予め定められており、
MPU1は1コピー毎に、コピーサイズ対応量の
トナー供給を行なう。したがつて、マイクロプロ
セツサ14は、定量供給では不足した分をトナー
供給することになる。 第2図は、第1図に示すマイクロプロセツサ1
4部の電気接続を示す。第2図において、111
と112はフオトセンサ11を構成する発光ダイ
オーザおよびフオトトランジスタであり、発光ダ
イオード111の光は感光体ドラム4に投射され、
ドラム4の反射光がフオトトランジスタ112で
検出される。フオトトランジスタ112のエミツ
タ電圧が、A/Dコンバータ18(富士通製の
MB4052)の入力チヤンネルA1に直接に、また分
圧端EX2、EX1を介して入力チヤンネルA0に印加
される。 A/Dコンバータ18のデジタルデータ(シリ
アル)出力端DATA OUTはプロセツサ14の
割込端T1に、制御入力端(A/D CLK〜RS)
はプロセツサ14の出力ポートに接続されてい
る。 A/Dコンバータ18の内部構成を第3図に示
す。このA/Dコンバータ18は、8ビツトA/
D変換でレンジセレクトによりVcc/2および
Vcc/8の入力電圧範囲切換およびレンジ拡張に
よりレンジを4倍に拡張できる。 ここで予備実験結果により、標準的な場合で、
以下の数値が得られている。 白パターンMRg対応部の感光体面トナー濃度
検出レベル(地肌レベル)Vsg=4.0V、および 黒パターンMRp対応部の感光体面トナー濃度
検出レベルVsp=1.6V。 これに対して入力チヤンネルA0〜A3の最大電
圧は2.5Vである。 以上のデータから地肌レベルVsgに対してはレ
ンジ拡張を用いる事により、Vcc/2×4→0〜
10Vの測定範囲を、黒レベルVspに対しては
Vcc/2→0〜25Vの測定範囲を用いる。A/D
コンバータ18のEX2にフオトトランジスタ11
2のエミツタを接続し、EX1を入力チヤンネルA0
に接続しているので、入力チヤンネルA0を指定
したA/D変換では、4倍のレンジ拡張となるの
で、入力チヤンネルA0を地肌レベルVsg検出用
に定め、また、フオトトランジスタ112のエミ
ツタを直接に入力チヤンネルA1に接続している
ので、入力チヤンネルA1を黒レベルVsp検出用
に定めている。 したがつて、VsgのA/D変換データに4を乗
じた値とVspのA/D変換データの値とが同一レ
ンジとなる。すなわち、この時デジタル出力nと
入力電圧の関係は以下の式になる。 地肌レベルVsg(n)=62+(n−1)×39.126mV 黒レベルVsp(n)=17+(n−1)×9.7756mV (例) 地肌レベルVsp(N)=163の場合 Vsg(アナログ)=62+102×39.126mV =3.991V 黒レベルVsq(n)=103の場合 Vsp(アナログ)=17+162×9.7756mV =1.6006V 確認によると、前述のようにVsp=4Vsgすな
わち4/1を閾値としてトナー補給制御を行なう
と、コントラストが高く維持される。 そこでこの実施例では、入力チヤンネルA1に
濃度検出信号を入力して得た黒パターンデジタル
濃度データと、入力チヤンネルA0に濃度検出信
号を入力して得た白パターンデジタル濃度データ
を比較してトナー補給要否を判定するようにして
いる。 再び第2図を参照する。マイクロプロセツサ1
4の出力ポートS1〜S3には抵抗R1〜R3が
それぞれ接続され、これらの抵抗が発光ダイオー
ド111接続されている。 抵抗R1〜R3は発光ダイオード111の明る
さを定めるものであり、マイクロプロセツサ14
が出力ポートS1〜S3にセツトする3ビツトの
状態で発光ダイオード111の明るさを次の第1
表に示すどれか1つの状態を設定しうる。
が非作動とされるので、トナー供給装置の動作に
よる感光体駆動系の負荷変動や機械的な振動ある
いは電気系の電圧変動等を生じないので、画像形
成が乱れることがなくなる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 〔実施例〕 以下、第1図以下に示す一実施例を説明する
が、この実施例は複写機であつて、1コピー毎に
所定量のトナーを現像部に供給すると共に、10枚
のコピー枚に画像濃度を検出して検出結果に基づ
いてトナー補給を行なうものであり、画像濃度検
出用の白パターンと黒パターンの濃度検出値の比
を制御の基本として、濃度検出系や感光体の特性
変化に対して安定した記録濃度制御を行なうもの
である。 この、濃度検出値の比に基づいた濃度制御で
は、検出濃度比の演算より割算を省略して、検出
値をデジタル変換する際に、A/D変換レンジを
切換えて、異なつたレンジでデジタル変換したデ
ータを比較した結果に基づいて記録濃度を制御す
る。 感光体上のパターンの現像像濃度(正確にはそ
の逆数)Vsgと感光体上の黒パターンの現像像濃
度(正確にはその逆数)Vspの比Vsp/Vsgが
4/1未満であると像コントラストが低いのでト
ナー補給が必要であり、4/1以上であると像コ
ントラストが高いのでトナー補給が不要である。
このようにパターン濃度比の閾値(4/1)を設
定すると、Vsp/Vsg=4/1よりV4=4Vsgを
閾値として、Vsp<4sg40でコントラスト不足:
トナー補給要、および、Vsg≧4Vsgでコントラ
スト適:トナー補給不要、とする濃度制御をしう
る。つまり、割算処理なしにトナー補給要否判定
をしうる。また、濃度検出アナログ信号Vspaお
よびVsgaをそれぞれ1:4のレンジでデジタル
変換すると、VspaのA/D変換デジタルデータ
はVspを示し、VsgaのA/D変換デジタルデー
タは4Vsgを示すので、VspaおよびVsgaのデジ
タル変換データを比較するのみでトナー補給要否
が分かる。 この種の、濃度検出値の比に基づいて濃度制御
を行なう場合でも画像形成装置毎に、あるいは濃
度検出装置毎に、特性を所定のものに初期設定す
る必要がある。これは発光源、光電変換器、感光
体等々のそれぞれが各1個毎に異なつた特性を有
しているからである。また、濃度検出系は一般に
トナーで汚れやすい場所に配置されているので、
濃度検出値の比による制御でも、検出値自身通常
の制御検出値の値よりかなりずれるときには調整
により、あるいはクリーニングにより、通常の適
正制御可領域に戻されなければならないが、この
実施例では、検出値が所定範囲よりずれると光源
の明るさを変更して検出値を所定範囲に戻す。1
回ずれる毎に所定ステツプ明るさをシフトし、光
源の特性や寿命から最早やシフトが好ましくなく
なるとそこでシフトは停止し、サービスマンコー
ルなどの報知をするのが好ましい。すなわち、濃
度検出値の比に基づいた制御で所定範囲内での各
種特性変化に対応したエラーを吸収し、この制御
ではエラーが大きくなる程に検出値が変動する
と、光源の明るさを所定ステツプシフトする。 図1に本発明の一実施例の構成概要を示す。 これにおいては、コンタクトガラス板1上の原
稿(図示せず)の画像は、第1ミラー21、第2
ミラー22、イソミラーレンズ3および第3ミラ
ー23で感光体ドラム4の表面に投射される。感
光体ドラム4の反時計方向の回転に同期して、第
1ミラー21および第2ミラー22所定の速度比で
左方に走査駆動される。感光体ドラム4の静電潜
像は現像器の現像ローラ7の現像剤で現像され
る。このようにして感光体ドラム4の表面に形成
されたトナー像は、転写チヤージヤ8部で記録紙
に転写される。記録紙は分離ベルト9で定着部に
送られる。 この実施例では、第1ミラー21のホームポジ
シヨンにおける画像投影視野に白パターンMRg
が付されており、その左側に黒パターンMRpが
付されており、第1ミラー21露光走査のため左
方に駆動されると、感光体ドラム表面に白パター
ンMRgと黒パターンMRpの静電潜像が連続して
形成される。現像器7と転写チヤージヤ8の間に
は、感光体ドラム4表面のトナー濃度を検出する
フオトセンサ11が配置されており、センサ11
の検出信号はA/Dコンバータ18でA/D変換
(アナログ−デジタル変換)されてマイクロプロ
セツサ14(MPU2)に印加される。マイクロ
プロセツサ14は、白パターンMRgと黒パター
ンMRpの対応トナー像(トナー画像パターン)
の濃度比を演算し、濃度比よりトナー供給量を定
め、トナー供給量に対応する時間の間ソレノイド
ドライバ15にソレノイド付勢指示がある間クラ
ツチソレノイド16に通電する。 クラツチソレノイド16が通電されると、トナ
ー切出しローラ10が感光体ドラム駆動系に結合
されて回転し、トナー貯蔵槽より現像ローラ7に
供給される。 なお、第1図において5は感光体ドラム4の表
面を均一に荷電するメインチヤージヤ、6は、画
像始端直前、後端直後および記録紙サイズ外部を
除電するイレースランプである。 この実施例では、マイクロプロセツサ14がト
ナー画像濃度検出から検出値に応じたトナー供給
を行ない、他のマイクロプロセツサMPU1がそ
の他の複写制御を行なう。なお、記録紙サイズに
応じたトナー供給量が予め定められており、
MPU1は1コピー毎に、コピーサイズ対応量の
トナー供給を行なう。したがつて、マイクロプロ
セツサ14は、定量供給では不足した分をトナー
供給することになる。 第2図は、第1図に示すマイクロプロセツサ1
4部の電気接続を示す。第2図において、111
と112はフオトセンサ11を構成する発光ダイ
オーザおよびフオトトランジスタであり、発光ダ
イオード111の光は感光体ドラム4に投射され、
ドラム4の反射光がフオトトランジスタ112で
検出される。フオトトランジスタ112のエミツ
タ電圧が、A/Dコンバータ18(富士通製の
MB4052)の入力チヤンネルA1に直接に、また分
圧端EX2、EX1を介して入力チヤンネルA0に印加
される。 A/Dコンバータ18のデジタルデータ(シリ
アル)出力端DATA OUTはプロセツサ14の
割込端T1に、制御入力端(A/D CLK〜RS)
はプロセツサ14の出力ポートに接続されてい
る。 A/Dコンバータ18の内部構成を第3図に示
す。このA/Dコンバータ18は、8ビツトA/
D変換でレンジセレクトによりVcc/2および
Vcc/8の入力電圧範囲切換およびレンジ拡張に
よりレンジを4倍に拡張できる。 ここで予備実験結果により、標準的な場合で、
以下の数値が得られている。 白パターンMRg対応部の感光体面トナー濃度
検出レベル(地肌レベル)Vsg=4.0V、および 黒パターンMRp対応部の感光体面トナー濃度
検出レベルVsp=1.6V。 これに対して入力チヤンネルA0〜A3の最大電
圧は2.5Vである。 以上のデータから地肌レベルVsgに対してはレ
ンジ拡張を用いる事により、Vcc/2×4→0〜
10Vの測定範囲を、黒レベルVspに対しては
Vcc/2→0〜25Vの測定範囲を用いる。A/D
コンバータ18のEX2にフオトトランジスタ11
2のエミツタを接続し、EX1を入力チヤンネルA0
に接続しているので、入力チヤンネルA0を指定
したA/D変換では、4倍のレンジ拡張となるの
で、入力チヤンネルA0を地肌レベルVsg検出用
に定め、また、フオトトランジスタ112のエミ
ツタを直接に入力チヤンネルA1に接続している
ので、入力チヤンネルA1を黒レベルVsp検出用
に定めている。 したがつて、VsgのA/D変換データに4を乗
じた値とVspのA/D変換データの値とが同一レ
ンジとなる。すなわち、この時デジタル出力nと
入力電圧の関係は以下の式になる。 地肌レベルVsg(n)=62+(n−1)×39.126mV 黒レベルVsp(n)=17+(n−1)×9.7756mV (例) 地肌レベルVsp(N)=163の場合 Vsg(アナログ)=62+102×39.126mV =3.991V 黒レベルVsq(n)=103の場合 Vsp(アナログ)=17+162×9.7756mV =1.6006V 確認によると、前述のようにVsp=4Vsgすな
わち4/1を閾値としてトナー補給制御を行なう
と、コントラストが高く維持される。 そこでこの実施例では、入力チヤンネルA1に
濃度検出信号を入力して得た黒パターンデジタル
濃度データと、入力チヤンネルA0に濃度検出信
号を入力して得た白パターンデジタル濃度データ
を比較してトナー補給要否を判定するようにして
いる。 再び第2図を参照する。マイクロプロセツサ1
4の出力ポートS1〜S3には抵抗R1〜R3が
それぞれ接続され、これらの抵抗が発光ダイオー
ド111接続されている。 抵抗R1〜R3は発光ダイオード111の明る
さを定めるものであり、マイクロプロセツサ14
が出力ポートS1〜S3にセツトする3ビツトの
状態で発光ダイオード111の明るさを次の第1
表に示すどれか1つの状態を設定しうる。
【表】
【表】
注:0はアースレベル、1は高レベル
第1表の明るさNo.7は、第2図に示すフオトセ
ンサ11およびそれに接続した抵抗等の、予想ば
らつきの範囲において、発光ダイオード111に、
その寿命を過度に短くしない電流上限値を流す状
態であり、明るさ4は、標準濃度検出状態におい
て発光ダイオード111に標準電流を流す状態で
あり、明るさNo.が4より順次にステツプ状に小さ
くなるにつれて発光ダイオード111に流す電流
が小さくなり、明るさNo.が4より順次に大きくな
るにつれて発光ダイオード111に流す電流が順
次にステツプ状に大きくなるように、抵抗R1〜
R3の値が定められている。なお、明るさNo.1で
は、明るさ設定コードS1〜S3が000であつて、
発光ダイオード111には実質上電流が流れない。 マイクロプロセツサ14の出力ポートpsには、
ソレノイドドライバ15(第1図)を構成するス
イツチングトランジスタTr2のベースが接続され
ており、該トランジスタTr2コレクタにクラツチ
ソレノイド16が接続されており、該出力ポート
psに高レベル「1」(H)をセツトすることによりト
ランジスタTr2が導通し、ソレノイド16に電流
が流れてトナー切出しローラ10(第1図」が駆
動系に接続されて回転する。1コピー毎にコピー
サイズに対応付けた量のトナー供給をも行なうた
め、ソレノイド16にはトランジスタTr3が接続
されており、Tr3のオンによつてもトナーが供給
される。このトランジスタTr3は、複写制御マイ
クロプロセツサMPU1がオン・オフ制御する。
トランジスタTr2とTr3の少なくとも一方がオン
のとき、つまりトナー供給のときに、ソレノイド
16一端に接続されたトナー供給表示用の発光ダ
イオードPD2が点灯する。マイクロプロセツサ
14の出力ポートpaにはオアゲートOR1を介し
て、トランジスタTr1のベースが接続されてお
り、このトランジスタTr1に警報用の発光ダイオ
ードPD1が接続されており、プロセツサ14が、
明るさ設定を7にした後もなおかつ検出値が所定
範囲に入らないときに、「1」の出力をセツトす
る。この「1」により、ダイオードPD1が連続
発光すると共に、もう1つのマイクロプロセツサ
MPU1に、現像濃度制御不可が報知される。
MPU1はこの信号「1」を受けると、操作ボー
ドのサービスマンコール表示灯を点灯にセツト
し、かつそれから20枚のコピーは可能であるが、
20枚になると複写を停止する保護動作に進む。 プロセツサ14の明るさ設定信号S1〜S3は
アンドゲートAN1にも与えられ、それらがすべ
て1であると(明るさNo.7)、AN1の出力が
「1」となつてフラツシヤー発振器PGが付勢され
て点滅パルスを上記オアゲートOR1に与える。
したがつて、明るさ設定をNo.7に設定した時点
に、ダイオードPD1が点滅する。この点滅は、
濃度検出が上限リミツトに達つしたことを意味す
るが、もう1つのプロセツサMPU2にはこれは
報知されない。 マイクロプロセツサ14の割込端INTには、
複数機電源投入中の10枚のコピー毎に1パルス
が、トナー濃度制御指示信号として複写制御用の
プロセツサMPU1より印加され、また割込端T0
には、感光体ドラム4の所定小角度の回転につき
1パルス発生されるドラム回転同期パルスが印加
される。 更には、マイクロプロセツサ14の入力端pc
に、露光走査中および現像中に高レベル「1」
(この1はトナー補給禁止を指示する。)の信号が
マイクロプロセツサMPU1よりオアゲートOR
2(第2図)を介して与えられる。後述するよう
に、プロセツサ14は、ドラム回転同期パルスを
カウントしてトナー供給量を制御するが、これは
オアゲートOR2の出力が「0」(トナー供給可)
のときにのみ行なう。プロセツサ14の出力ポー
トにはコネクタ22を介してモニタユニツト
MONを着脱接続しうるようになつており、複写
機の保守点検時等にモニタユニツトMONがサー
ビスマンにより接続される。 モニタユニツトMONは、白レベルVsg表示用
のキヤラクタデイスプレイ20G1〜20G3、
黒レベルVsp表示用のキヤラクタデイスプレイ2
0P1〜20P3および濃度比Vsg/Vsp表示用
のキヤラクタデイスプレイ20R1,20R2、
セグメントデコーダ21DS、桁デコーダ21
DC、セグメントドライバDAM1〜7および桁
ドライバDTR1〜8が備わつており、このユニ
ツトMONをコネクタ22に接続すると、Vsg、
VspおよびVsg/Vspが表示される。なお、第2
図においてスイツチ19はトナー濃度制御指示ス
イツチであり、これを一瞬閉とすると、トナー濃
度制御が開始される。このスイツチ19は保守点
検時に閉とされる。 第4図に複写制御用のマイクロプロセツサ
MPU1の、主に定量トナー供給に視点を置いた
複写制御フロー(一部分)の概要を示す。 MPU1は、複写機各部の状態がコピー可能状
態となると、トナー濃度制御指示タイミングをと
るためのコピー枚数カウンタ(プログラムカウン
タ)に1をセツトしてプリントスイツチ(SW)
の閉(複数指示)を待つ。そしてプリントSWが
閉とされると、チヤージヤを付勢し、露光を開始
しかつドラム回転同期パルスのカウントを開始
し、第1ミラー21でドラム4に投影した白パタ
ーンMRgがセンサ11部に到達した時点に、マ
イクロプロセツサ14(MPU2)の割込端INT
にトナー濃度制御指示信号(スタートパルス)を
与える。コピー枚数カウンタの内容が1〜10のと
きには、スタートパルスを与えず、イレースラン
プ6を付勢して黒パターンMRpまで除電する。
そして複写制御を継続する。そして1コピーを終
了すると用紙サイズデータ(用紙サイズに対応付
けたトナー供給時間:ドラム回転同期パルスの
数)をトナー補給カウンタ(プログラムカウン
タ)にセツトしてトランジスタTr3(第2図)を
オンにセツトし、その後ドラム回転同期パルスが
到来する毎にトナー補給カウンタを1デクレメン
トし、トナー補給カウンタの内容が零になるとト
ランジスタTr3をオフとする。次いでコピー枚数
カウンタを1インクレメントする。そして連続複
写(リピートモード)設定のときには再度複写を
開始し、1枚コピー設定のときにはプリントSW
待ちに戻る。コピー枚数カウンタの内容が11にな
る毎にコピー枚数カウンタの内容を1にリセツト
し、コピー枚数カウンタの内容が1のときのみプ
ロセツサMPU2,14にトナー濃度制御を指示
するので、複写中はコピー10枚に1回の割合でト
ナー濃度制御が行なわれる。また、1コピーの終
了(現像の終了)後に1コピー分の所定量のトナ
ー供給をするので、露光走査中および潜像の現像
中はソレノイド16が通電されず、感光体駆動系
に負荷変動を与えず、また機械的な振動を生じな
い。更には、コピーの先頭と後尾で記録濃度が異
なることはない。 次にプロセツサ14(MPU2)によるトナー
濃度制御を説明する。白、黒パターンMRg、
MRpの感光体ドラム4上への投影像のトナー濃
度検出、検出値に基づいたトナー供給要否判定お
よび判定に基づいたトナー供給設定は、割込入力
端INTへの、MPU1よりのトナー濃度制御指示
パルス(スタートパルス)の印加に応答して割込
制御で行なわれ、設定量のトナー供給制御とデイ
スプレイ20G1〜20G3,20P1〜20P
3,20R1,20R2の表示付勢制御はメイン
ルーチンで行なわれる。 まず割込制御を第5a図に示すフローチヤート
を参照して説明すると、プロセツサ14(以下
MPU2と称する)は割込入力端INTが高レベル
「1」から低レベル「0」になると、コネクタ2
2への出力ポートに「0」をセツトしてモニタユ
ニツトMONの表示を消す。次にA/Dコンバー
タ18にデータ変換タイミングパルス(A/
DCLK)を印加してA/D変換データ(8ビツ
ト)をシリアルにポートT1で読み、A/D変換
データを、A/Dデータレジスタに加算メモリす
る。このA/D変換とデータの加算を16(24)回
繰り返えすと、A/Dデータレジスタの内容を4
ビツト下位桁にずらす。この桁シフトによりA/
Dデータレジスタの内容は24回のA/D変換デー
タの平均値を示す。先に説明したように、INT
へのトナー濃度制御指示パルス(スタートパル
ス)は、白パターンMRgの投影トナー像がセン
サ11(111,112)部に到達したタイミング
で発つせられるので、入力チヤンネルA0を指定
した前述のA/D変換データは、白レベルのトナ
ー濃度(Vsg)を示す。MPU2は、白レベルト
ナー濃度の平均値VsgをVsgレジスタにメモリす
る。次に、Vsgレジスタの内容を所定範囲の下限
aと比較し、それがaより大きいと次に上限bと
比較し、それがbより小さいと、検出値が適正範
囲内にあるので、白パターンと黒パターンの境界
検出に進む。下限値aは、標準状態でVsgが4V
のときで2.6Vとし、その変換レンジでは標準値
が4/4=1Vであるので、 a=2.6/4=0.65V としている。上限値bは、5.4VとしてA/D変
換レンジが1/4であるので b=5.4/4=1.35V としている。 白パターントナー像濃度検出値が下限値aより
小さかつたときには、明るさ設定レジスタの現在
メモリしている明るさ指示値kを参照し、それが
最大値7であると明るさ設定がすでに最大になつ
ているので出力ポートpaに現像濃度制御不可信
号「1」をセツトし、待期状態(割込パルス待
ち)に戻る。7でなかつたときには、明るさ設定
レジスタの内容kを前の値kに1を加えた値に更
新すし、待期状態に戻る。 白パターントナー像濃度検出値が上限値bより
大きかつたときには、明るさ設定レジスタの現在
メモリしている明るさ指示値kを参照し、それが
最大値1であると明るさ設定がすでに最小になつ
ているので出力ポートpaに現像濃度制御不可信
号「1」をセツトし、待期状態(割込パルス待
ち)に戻る。1でなかつたときには、明るさ設定
レジスタの内容kを前の値kより1を引いた値に
更新し、待期状態に戻る。 さて、検出値Vsgが所定範囲a〜bの内にあつ
たときには、次に白パターン(MRg)トナー像
と黒パターン(MRp)トナー像の境界検出のた
め読取カウンタをクリアし、A/D変換の入力チ
ヤンネルをA1にセツトし、同様にドラム回転同
期パルスの到来を待つてA/D変換を行なう。先
に説明したように、入力チヤンネルA1には、ト
ナー濃度検出電圧がダイレクト(分圧なし)で印
加され、しかも、その入力アナログ電圧の最大値
制限が2.5Vであり、更には白パターンのトナー
濃度検出電圧(アナログ)は、先の検出値判定で
下限aを2.6Vにしているので、常に2.5V以上で
あり、しかも黒パターンのトナー濃度検出電圧は
2.5V未満であるので、入力チヤンネルA1の入力
電圧が2.5V以上(フルスケール2.5Vであるので、
以上のときはデジタルデータは2.5Vを示す)で
あるか否かで白パターンか黒パターンかが分か
る。それでMPU2は、デジタル変換データが
2.5Vを示すものであるときにはまだセンサ11
は白パターンを検出しているとして再度A/D変
換を行ない、これを繰り返す。デジタル変換デー
タが2.5V未満を示すものになると、読取カウン
タの内容を1インクレメントし、またドラム回転
同期パルスの到来を待つてA/D変換データが
2.5V未満であると(読取カウンタの内容が零に
なると)、センサ11の検出視野に黒パターンの
トナー像が入つたとして、A/Dコンバータ18
の入力チヤンネルをA1に指定し、カウンタをク
リアする。その後、過渡域の検出をさけるため、
5個のドラム回転同期パルスの到来を待つ。な
お、A/D変換データが一度2.5V未満を示すも
のになつてから(m−1)回の繰り返しA/D変
換の間に一度でもデータが2.5Vを示すものにな
ると、読取カウンタに再度3をセツトして、再度
3回のA/D変換において連続して2.5V未満と
なるまでA/D変換を繰り返えす。 さて、読取カウンタの内容が6になるとA/D
変換を行ない、その後ドラム回転同期パルスが到
来する毎にA/D変換を行なつて24回のA/D変
換データをA/Dデータレジスタに積算する。 24回の変換とデータの累算を終了すると、
MPU2は、A/Dデータレジスタの内容を下位
桁方向に4ビツトずらす。これによりA/Dデー
タレジスタの内容は入力電圧検出値(Vsp)の平
均Vspを示すものとなつている。この段階でVsg
は白レベルの16回のサンプリングの平均値の1/4
の値を示す、Vspは黒レベルの16回のサンプリン
グの平均値を示す。ここではMPU2は、これら
の濃度VspとVsgを比較して、コントラストが低
い(Vsp>Vsg)ときにはトナーカウンタ(レジ
スタ)1,2に設定値をセツトし、トナー供給フ
ラグをセツトする。 約1gのトナー供給はドラム回転周期パルスを
1792パルスカウンタする時間であるので、1回の
トナー供給量(所定量)をKとすると、ソレノイ
ド16を通電をする期間は、K×1792=K×7×
28である。そこでMPU2は、下位8ビツトのメ
モリを分担するトナーカウンタ1(レジスタ)と
上位8ビツトのメモリを分担するトナーカウンタ
2にK×7×28をメモリする。これは下位8ビツ
トのトナーカウンタ1に全ビツト0をメモリし、
上位8ビツトのトナーカウンタ2にK×7を示す
2進データを格納することにより実現される。
MPU2は、このようにトナー供給時間ドラム回
転同期パルスのカウント数)をトナーカウンタ1
および2にメモリすると、メインルーチン(第5
b)図に戻る。 次に第5b図を参照してMPU2のメインルー
チンを説明する。メインルーチンにおいては、ド
ラム同期パルス(ポートT0)がLの間はMPU2
はデイスプレイMONの各キヤラクタ表示ユニツ
トをそれぞれ時分割で順次に発光付勢するデイス
プレイ付勢制御を行なつている。ドラム同期パル
ス(ポートT0)がLからHになるとMPU2は、
キーカウンタ(プログラムカウンタ)を1インク
レメントして1デイスプレイ(1桁)のデイスプ
レイ付勢をしてポートT0を参照してそれがHで
ある間以下これを繰り返し、これをα回繰り返す
と、その間連続してポートT0がHであるとドラ
ム回転同期パルスのHが到来したものと見なし
て、同期パルス到来を示すキーエンドフラグ1を
セツトする。 さて、キーエンドフラグ1を立てる(ドラム回
転同期パルスの到来指標をセツトする)とMPU
2は、ポートpcを参照してそれが「0」(トナー
供給可)であるとトナー供給フラグを参照してそ
れがあると、ソレノイド16を通電セツトし、ト
ナーカウンタの内容が零でないときにはドラム同
期パルスがLになるのを待ち、待つている間デイ
スプレイ付勢制御を行なう。ドラム同期パルスが
Lになると1パルスの到来が終了したとしてキー
エンドフラグとキーカウンタをクリアしてデイス
プレイ付勢をしつつポートT0がHになるのを待
つ。このようにして、ドラム回転同期パルスが到
来する毎にトナーカウンタ1,2を1デクレメン
トし、その内容が零になると、つまり、トナーカ
ウンタ1,2にトナー供給時間をセツトしてソレ
ノイド16をONとしてから該トナー供給時間が
経過するとソレノイド16をOFFとし、トナー
供給フラグをリセツトして、その後はデイスプレ
イ付勢制御のみを行なう。 以上のように上記実施例では、複写制御を行な
うマイクロプロセツサMPU1で、コーピー1枚
毎のトナー補給では露光走査と現像の終了を待つ
てトナー供給を付勢し、濃度検出による不足分の
トナー供給も同様に、露光走査と現像の終了を待
つて行なうようにしているので、画像の乱れや濃
度むらを生じない。なお、補給したトナーが撹拌
されつつ現像ローラに達つするまでに現像を終了
する場合は、また負荷変動による画像の乱れを防
止すればよい場合は、露光走査を終了すると同時
にトナー供給を開始すればよい。この場合には、
たとえばオアゲートOR2を省略してミラースキ
ヤン信号のみをマイクロプロセツサ14に与え
る。 上記実施例では、白パターン領域のトナー像濃
度の検出電圧が4V程度、黒パターン領域のトナ
ー像濃度の検出電圧が1.7V程度と大幅に異なり、
またA/Dコンバータ18の検出入力電圧が最高
2.5Vで2.5V以上の入力電圧のときには常時2.5V
を示すデジタルデータを出力するのに着目して、
白パターン領域のトナー像濃度検出後は、A/D
コンバータ18の出力データが2.5V未満を示す
ものになり、しかも引き続く3回の検出値が共に
2.5V未満を示すものになつたときセンサ11部
には黒パターンが到来しているとして黒パターン
濃度検出に移るので、パターン濃度検出タイミン
グ設定が簡単となつており、第1パターンである
白パターンの読取タイミングのみが設定されてい
る。複写倍率が変わつても他のタイミングを設定
する必要がない。 また、トナー供給要否を白パターンと黒パター
ンの所定の現像濃度比Vsg/Vspに基づいて定め
るので、センサの特性変化や感光体の特性変化に
対しても比較的に安定したトナー濃度制御が行な
われる。たとえば、センサ11による画像濃度検
出電圧が標準値で第6図に実線で示す特性を示
し、センサ11および/又は感光対面の特性変化
により第6図に点線で示す特性に変わつた場合、
白、黒パターンの現像トナー濃度検出電圧Vsg、
Vspの差は3.0Vから1.5Vになり、50%の変化を示
す。ところがVsg、Vspの比は共に4.0である。従
つてセンサー感光対の特性変化に対して安定した
システムと言える。 更には、白パターンの検出値がa〜b(2.6〜
5.4V)の範囲より外れると、その範囲に入る方
向にダイオード111の明るさを1ステツプ変更
する。したがつて、フオトセンサ11の初期特性
および特性変化、感光体の初期特性および特性変
化等により、初期においては初期値のばらつきに
より検出値がa〜bに入つていないと自動的に入
る方向にダイオード111の明るさが調整され、
その後の特性変化やセンサの汚れなどにより検出
値がa〜bより外れると入るようにダイオード1
11の明るさを自動的に変更する。そして、この
ような変更でも、も早やダイオード111の許容
付勢範囲では検出値をa〜bの範囲内に変更しえ
ないときには、ダイオード111の付勢レベル調
整は停止し、濃度制御も停止してサービスマンコ
ールを警報し、それから20枚のコピーは可能であ
るが、20コピーを終了すると複写不可となる。し
たがつて、複写機の初期(新品)設定においても
濃度検出系の初期設定を省略しうるし、使用を始
めても、保守点検のインターバルがきわめて長く
なり、しかもその間安定した記録濃度制御が行な
われる。このように、機械組立の調整が簡略にな
り、しかもユーザが使用を始めてから長い間濃度
検出系の保守点検をしなくてもよい。濃度検出系
が不全になると自動的に警報が発つせられる。感
光体やセンサを交換したときでも、濃度検出系の
調整設定をする必要はない。 また上記実施例では、黒パターントナー濃度検
出電圧VspのA/D変換分解能を白パターントナ
ー濃度検出電圧VsgのA/D変換分解能の4倍と
している。周知にように、現像トナー像には荒れ
などにより微小な白抜けや黒点が散在し、同一パ
ターン上であつても測定部位によりわずかながら
検出レベルが変動する。この変動の絶対値はVsg
で大きくVspで小さい。それ故分解能を各パター
ン毎に定めて、A/D変換の入力電圧レベルを前
述のように同程度とすることにより、一方の検出
レベルの変動分が大きなウエイトを占めることが
なくなる。また、特にA/D変換の場合、同一分
解能とするとVsgとVspの両者を含むレンジが広
く、変換ビツト数を多くしなければVspがVsgに
対してウエイトが低くなつてしまう。しかしA/
D変換データのビツト数は素子構成および演算処
理上少ない程良い。前述のように分解能をパター
ン毎に定めることにより、A/D変換データのビ
ツト数が少なくてすみ、その分素子構成や演算処
理が簡単になる。また、比に基づいたトナー補給
要否を、割算処理ではなく、大小比較処理にして
いるので、演算処理が簡単であり、トナー補給要
否判定が早くなる。 効 果 以上の通り、本発明では、少なくとも露光走査
の間はトナー供給を不可としてそれを外した時点
にトナー供給を行なうので、感光対駆動系の負荷
変動や機械的な振動によつて記録画像が乱れるこ
とがなくなる。
第1表の明るさNo.7は、第2図に示すフオトセ
ンサ11およびそれに接続した抵抗等の、予想ば
らつきの範囲において、発光ダイオード111に、
その寿命を過度に短くしない電流上限値を流す状
態であり、明るさ4は、標準濃度検出状態におい
て発光ダイオード111に標準電流を流す状態で
あり、明るさNo.が4より順次にステツプ状に小さ
くなるにつれて発光ダイオード111に流す電流
が小さくなり、明るさNo.が4より順次に大きくな
るにつれて発光ダイオード111に流す電流が順
次にステツプ状に大きくなるように、抵抗R1〜
R3の値が定められている。なお、明るさNo.1で
は、明るさ設定コードS1〜S3が000であつて、
発光ダイオード111には実質上電流が流れない。 マイクロプロセツサ14の出力ポートpsには、
ソレノイドドライバ15(第1図)を構成するス
イツチングトランジスタTr2のベースが接続され
ており、該トランジスタTr2コレクタにクラツチ
ソレノイド16が接続されており、該出力ポート
psに高レベル「1」(H)をセツトすることによりト
ランジスタTr2が導通し、ソレノイド16に電流
が流れてトナー切出しローラ10(第1図」が駆
動系に接続されて回転する。1コピー毎にコピー
サイズに対応付けた量のトナー供給をも行なうた
め、ソレノイド16にはトランジスタTr3が接続
されており、Tr3のオンによつてもトナーが供給
される。このトランジスタTr3は、複写制御マイ
クロプロセツサMPU1がオン・オフ制御する。
トランジスタTr2とTr3の少なくとも一方がオン
のとき、つまりトナー供給のときに、ソレノイド
16一端に接続されたトナー供給表示用の発光ダ
イオードPD2が点灯する。マイクロプロセツサ
14の出力ポートpaにはオアゲートOR1を介し
て、トランジスタTr1のベースが接続されてお
り、このトランジスタTr1に警報用の発光ダイオ
ードPD1が接続されており、プロセツサ14が、
明るさ設定を7にした後もなおかつ検出値が所定
範囲に入らないときに、「1」の出力をセツトす
る。この「1」により、ダイオードPD1が連続
発光すると共に、もう1つのマイクロプロセツサ
MPU1に、現像濃度制御不可が報知される。
MPU1はこの信号「1」を受けると、操作ボー
ドのサービスマンコール表示灯を点灯にセツト
し、かつそれから20枚のコピーは可能であるが、
20枚になると複写を停止する保護動作に進む。 プロセツサ14の明るさ設定信号S1〜S3は
アンドゲートAN1にも与えられ、それらがすべ
て1であると(明るさNo.7)、AN1の出力が
「1」となつてフラツシヤー発振器PGが付勢され
て点滅パルスを上記オアゲートOR1に与える。
したがつて、明るさ設定をNo.7に設定した時点
に、ダイオードPD1が点滅する。この点滅は、
濃度検出が上限リミツトに達つしたことを意味す
るが、もう1つのプロセツサMPU2にはこれは
報知されない。 マイクロプロセツサ14の割込端INTには、
複数機電源投入中の10枚のコピー毎に1パルス
が、トナー濃度制御指示信号として複写制御用の
プロセツサMPU1より印加され、また割込端T0
には、感光体ドラム4の所定小角度の回転につき
1パルス発生されるドラム回転同期パルスが印加
される。 更には、マイクロプロセツサ14の入力端pc
に、露光走査中および現像中に高レベル「1」
(この1はトナー補給禁止を指示する。)の信号が
マイクロプロセツサMPU1よりオアゲートOR
2(第2図)を介して与えられる。後述するよう
に、プロセツサ14は、ドラム回転同期パルスを
カウントしてトナー供給量を制御するが、これは
オアゲートOR2の出力が「0」(トナー供給可)
のときにのみ行なう。プロセツサ14の出力ポー
トにはコネクタ22を介してモニタユニツト
MONを着脱接続しうるようになつており、複写
機の保守点検時等にモニタユニツトMONがサー
ビスマンにより接続される。 モニタユニツトMONは、白レベルVsg表示用
のキヤラクタデイスプレイ20G1〜20G3、
黒レベルVsp表示用のキヤラクタデイスプレイ2
0P1〜20P3および濃度比Vsg/Vsp表示用
のキヤラクタデイスプレイ20R1,20R2、
セグメントデコーダ21DS、桁デコーダ21
DC、セグメントドライバDAM1〜7および桁
ドライバDTR1〜8が備わつており、このユニ
ツトMONをコネクタ22に接続すると、Vsg、
VspおよびVsg/Vspが表示される。なお、第2
図においてスイツチ19はトナー濃度制御指示ス
イツチであり、これを一瞬閉とすると、トナー濃
度制御が開始される。このスイツチ19は保守点
検時に閉とされる。 第4図に複写制御用のマイクロプロセツサ
MPU1の、主に定量トナー供給に視点を置いた
複写制御フロー(一部分)の概要を示す。 MPU1は、複写機各部の状態がコピー可能状
態となると、トナー濃度制御指示タイミングをと
るためのコピー枚数カウンタ(プログラムカウン
タ)に1をセツトしてプリントスイツチ(SW)
の閉(複数指示)を待つ。そしてプリントSWが
閉とされると、チヤージヤを付勢し、露光を開始
しかつドラム回転同期パルスのカウントを開始
し、第1ミラー21でドラム4に投影した白パタ
ーンMRgがセンサ11部に到達した時点に、マ
イクロプロセツサ14(MPU2)の割込端INT
にトナー濃度制御指示信号(スタートパルス)を
与える。コピー枚数カウンタの内容が1〜10のと
きには、スタートパルスを与えず、イレースラン
プ6を付勢して黒パターンMRpまで除電する。
そして複写制御を継続する。そして1コピーを終
了すると用紙サイズデータ(用紙サイズに対応付
けたトナー供給時間:ドラム回転同期パルスの
数)をトナー補給カウンタ(プログラムカウン
タ)にセツトしてトランジスタTr3(第2図)を
オンにセツトし、その後ドラム回転同期パルスが
到来する毎にトナー補給カウンタを1デクレメン
トし、トナー補給カウンタの内容が零になるとト
ランジスタTr3をオフとする。次いでコピー枚数
カウンタを1インクレメントする。そして連続複
写(リピートモード)設定のときには再度複写を
開始し、1枚コピー設定のときにはプリントSW
待ちに戻る。コピー枚数カウンタの内容が11にな
る毎にコピー枚数カウンタの内容を1にリセツト
し、コピー枚数カウンタの内容が1のときのみプ
ロセツサMPU2,14にトナー濃度制御を指示
するので、複写中はコピー10枚に1回の割合でト
ナー濃度制御が行なわれる。また、1コピーの終
了(現像の終了)後に1コピー分の所定量のトナ
ー供給をするので、露光走査中および潜像の現像
中はソレノイド16が通電されず、感光体駆動系
に負荷変動を与えず、また機械的な振動を生じな
い。更には、コピーの先頭と後尾で記録濃度が異
なることはない。 次にプロセツサ14(MPU2)によるトナー
濃度制御を説明する。白、黒パターンMRg、
MRpの感光体ドラム4上への投影像のトナー濃
度検出、検出値に基づいたトナー供給要否判定お
よび判定に基づいたトナー供給設定は、割込入力
端INTへの、MPU1よりのトナー濃度制御指示
パルス(スタートパルス)の印加に応答して割込
制御で行なわれ、設定量のトナー供給制御とデイ
スプレイ20G1〜20G3,20P1〜20P
3,20R1,20R2の表示付勢制御はメイン
ルーチンで行なわれる。 まず割込制御を第5a図に示すフローチヤート
を参照して説明すると、プロセツサ14(以下
MPU2と称する)は割込入力端INTが高レベル
「1」から低レベル「0」になると、コネクタ2
2への出力ポートに「0」をセツトしてモニタユ
ニツトMONの表示を消す。次にA/Dコンバー
タ18にデータ変換タイミングパルス(A/
DCLK)を印加してA/D変換データ(8ビツ
ト)をシリアルにポートT1で読み、A/D変換
データを、A/Dデータレジスタに加算メモリす
る。このA/D変換とデータの加算を16(24)回
繰り返えすと、A/Dデータレジスタの内容を4
ビツト下位桁にずらす。この桁シフトによりA/
Dデータレジスタの内容は24回のA/D変換デー
タの平均値を示す。先に説明したように、INT
へのトナー濃度制御指示パルス(スタートパル
ス)は、白パターンMRgの投影トナー像がセン
サ11(111,112)部に到達したタイミング
で発つせられるので、入力チヤンネルA0を指定
した前述のA/D変換データは、白レベルのトナ
ー濃度(Vsg)を示す。MPU2は、白レベルト
ナー濃度の平均値VsgをVsgレジスタにメモリす
る。次に、Vsgレジスタの内容を所定範囲の下限
aと比較し、それがaより大きいと次に上限bと
比較し、それがbより小さいと、検出値が適正範
囲内にあるので、白パターンと黒パターンの境界
検出に進む。下限値aは、標準状態でVsgが4V
のときで2.6Vとし、その変換レンジでは標準値
が4/4=1Vであるので、 a=2.6/4=0.65V としている。上限値bは、5.4VとしてA/D変
換レンジが1/4であるので b=5.4/4=1.35V としている。 白パターントナー像濃度検出値が下限値aより
小さかつたときには、明るさ設定レジスタの現在
メモリしている明るさ指示値kを参照し、それが
最大値7であると明るさ設定がすでに最大になつ
ているので出力ポートpaに現像濃度制御不可信
号「1」をセツトし、待期状態(割込パルス待
ち)に戻る。7でなかつたときには、明るさ設定
レジスタの内容kを前の値kに1を加えた値に更
新すし、待期状態に戻る。 白パターントナー像濃度検出値が上限値bより
大きかつたときには、明るさ設定レジスタの現在
メモリしている明るさ指示値kを参照し、それが
最大値1であると明るさ設定がすでに最小になつ
ているので出力ポートpaに現像濃度制御不可信
号「1」をセツトし、待期状態(割込パルス待
ち)に戻る。1でなかつたときには、明るさ設定
レジスタの内容kを前の値kより1を引いた値に
更新し、待期状態に戻る。 さて、検出値Vsgが所定範囲a〜bの内にあつ
たときには、次に白パターン(MRg)トナー像
と黒パターン(MRp)トナー像の境界検出のた
め読取カウンタをクリアし、A/D変換の入力チ
ヤンネルをA1にセツトし、同様にドラム回転同
期パルスの到来を待つてA/D変換を行なう。先
に説明したように、入力チヤンネルA1には、ト
ナー濃度検出電圧がダイレクト(分圧なし)で印
加され、しかも、その入力アナログ電圧の最大値
制限が2.5Vであり、更には白パターンのトナー
濃度検出電圧(アナログ)は、先の検出値判定で
下限aを2.6Vにしているので、常に2.5V以上で
あり、しかも黒パターンのトナー濃度検出電圧は
2.5V未満であるので、入力チヤンネルA1の入力
電圧が2.5V以上(フルスケール2.5Vであるので、
以上のときはデジタルデータは2.5Vを示す)で
あるか否かで白パターンか黒パターンかが分か
る。それでMPU2は、デジタル変換データが
2.5Vを示すものであるときにはまだセンサ11
は白パターンを検出しているとして再度A/D変
換を行ない、これを繰り返す。デジタル変換デー
タが2.5V未満を示すものになると、読取カウン
タの内容を1インクレメントし、またドラム回転
同期パルスの到来を待つてA/D変換データが
2.5V未満であると(読取カウンタの内容が零に
なると)、センサ11の検出視野に黒パターンの
トナー像が入つたとして、A/Dコンバータ18
の入力チヤンネルをA1に指定し、カウンタをク
リアする。その後、過渡域の検出をさけるため、
5個のドラム回転同期パルスの到来を待つ。な
お、A/D変換データが一度2.5V未満を示すも
のになつてから(m−1)回の繰り返しA/D変
換の間に一度でもデータが2.5Vを示すものにな
ると、読取カウンタに再度3をセツトして、再度
3回のA/D変換において連続して2.5V未満と
なるまでA/D変換を繰り返えす。 さて、読取カウンタの内容が6になるとA/D
変換を行ない、その後ドラム回転同期パルスが到
来する毎にA/D変換を行なつて24回のA/D変
換データをA/Dデータレジスタに積算する。 24回の変換とデータの累算を終了すると、
MPU2は、A/Dデータレジスタの内容を下位
桁方向に4ビツトずらす。これによりA/Dデー
タレジスタの内容は入力電圧検出値(Vsp)の平
均Vspを示すものとなつている。この段階でVsg
は白レベルの16回のサンプリングの平均値の1/4
の値を示す、Vspは黒レベルの16回のサンプリン
グの平均値を示す。ここではMPU2は、これら
の濃度VspとVsgを比較して、コントラストが低
い(Vsp>Vsg)ときにはトナーカウンタ(レジ
スタ)1,2に設定値をセツトし、トナー供給フ
ラグをセツトする。 約1gのトナー供給はドラム回転周期パルスを
1792パルスカウンタする時間であるので、1回の
トナー供給量(所定量)をKとすると、ソレノイ
ド16を通電をする期間は、K×1792=K×7×
28である。そこでMPU2は、下位8ビツトのメ
モリを分担するトナーカウンタ1(レジスタ)と
上位8ビツトのメモリを分担するトナーカウンタ
2にK×7×28をメモリする。これは下位8ビツ
トのトナーカウンタ1に全ビツト0をメモリし、
上位8ビツトのトナーカウンタ2にK×7を示す
2進データを格納することにより実現される。
MPU2は、このようにトナー供給時間ドラム回
転同期パルスのカウント数)をトナーカウンタ1
および2にメモリすると、メインルーチン(第5
b)図に戻る。 次に第5b図を参照してMPU2のメインルー
チンを説明する。メインルーチンにおいては、ド
ラム同期パルス(ポートT0)がLの間はMPU2
はデイスプレイMONの各キヤラクタ表示ユニツ
トをそれぞれ時分割で順次に発光付勢するデイス
プレイ付勢制御を行なつている。ドラム同期パル
ス(ポートT0)がLからHになるとMPU2は、
キーカウンタ(プログラムカウンタ)を1インク
レメントして1デイスプレイ(1桁)のデイスプ
レイ付勢をしてポートT0を参照してそれがHで
ある間以下これを繰り返し、これをα回繰り返す
と、その間連続してポートT0がHであるとドラ
ム回転同期パルスのHが到来したものと見なし
て、同期パルス到来を示すキーエンドフラグ1を
セツトする。 さて、キーエンドフラグ1を立てる(ドラム回
転同期パルスの到来指標をセツトする)とMPU
2は、ポートpcを参照してそれが「0」(トナー
供給可)であるとトナー供給フラグを参照してそ
れがあると、ソレノイド16を通電セツトし、ト
ナーカウンタの内容が零でないときにはドラム同
期パルスがLになるのを待ち、待つている間デイ
スプレイ付勢制御を行なう。ドラム同期パルスが
Lになると1パルスの到来が終了したとしてキー
エンドフラグとキーカウンタをクリアしてデイス
プレイ付勢をしつつポートT0がHになるのを待
つ。このようにして、ドラム回転同期パルスが到
来する毎にトナーカウンタ1,2を1デクレメン
トし、その内容が零になると、つまり、トナーカ
ウンタ1,2にトナー供給時間をセツトしてソレ
ノイド16をONとしてから該トナー供給時間が
経過するとソレノイド16をOFFとし、トナー
供給フラグをリセツトして、その後はデイスプレ
イ付勢制御のみを行なう。 以上のように上記実施例では、複写制御を行な
うマイクロプロセツサMPU1で、コーピー1枚
毎のトナー補給では露光走査と現像の終了を待つ
てトナー供給を付勢し、濃度検出による不足分の
トナー供給も同様に、露光走査と現像の終了を待
つて行なうようにしているので、画像の乱れや濃
度むらを生じない。なお、補給したトナーが撹拌
されつつ現像ローラに達つするまでに現像を終了
する場合は、また負荷変動による画像の乱れを防
止すればよい場合は、露光走査を終了すると同時
にトナー供給を開始すればよい。この場合には、
たとえばオアゲートOR2を省略してミラースキ
ヤン信号のみをマイクロプロセツサ14に与え
る。 上記実施例では、白パターン領域のトナー像濃
度の検出電圧が4V程度、黒パターン領域のトナ
ー像濃度の検出電圧が1.7V程度と大幅に異なり、
またA/Dコンバータ18の検出入力電圧が最高
2.5Vで2.5V以上の入力電圧のときには常時2.5V
を示すデジタルデータを出力するのに着目して、
白パターン領域のトナー像濃度検出後は、A/D
コンバータ18の出力データが2.5V未満を示す
ものになり、しかも引き続く3回の検出値が共に
2.5V未満を示すものになつたときセンサ11部
には黒パターンが到来しているとして黒パターン
濃度検出に移るので、パターン濃度検出タイミン
グ設定が簡単となつており、第1パターンである
白パターンの読取タイミングのみが設定されてい
る。複写倍率が変わつても他のタイミングを設定
する必要がない。 また、トナー供給要否を白パターンと黒パター
ンの所定の現像濃度比Vsg/Vspに基づいて定め
るので、センサの特性変化や感光体の特性変化に
対しても比較的に安定したトナー濃度制御が行な
われる。たとえば、センサ11による画像濃度検
出電圧が標準値で第6図に実線で示す特性を示
し、センサ11および/又は感光対面の特性変化
により第6図に点線で示す特性に変わつた場合、
白、黒パターンの現像トナー濃度検出電圧Vsg、
Vspの差は3.0Vから1.5Vになり、50%の変化を示
す。ところがVsg、Vspの比は共に4.0である。従
つてセンサー感光対の特性変化に対して安定した
システムと言える。 更には、白パターンの検出値がa〜b(2.6〜
5.4V)の範囲より外れると、その範囲に入る方
向にダイオード111の明るさを1ステツプ変更
する。したがつて、フオトセンサ11の初期特性
および特性変化、感光体の初期特性および特性変
化等により、初期においては初期値のばらつきに
より検出値がa〜bに入つていないと自動的に入
る方向にダイオード111の明るさが調整され、
その後の特性変化やセンサの汚れなどにより検出
値がa〜bより外れると入るようにダイオード1
11の明るさを自動的に変更する。そして、この
ような変更でも、も早やダイオード111の許容
付勢範囲では検出値をa〜bの範囲内に変更しえ
ないときには、ダイオード111の付勢レベル調
整は停止し、濃度制御も停止してサービスマンコ
ールを警報し、それから20枚のコピーは可能であ
るが、20コピーを終了すると複写不可となる。し
たがつて、複写機の初期(新品)設定においても
濃度検出系の初期設定を省略しうるし、使用を始
めても、保守点検のインターバルがきわめて長く
なり、しかもその間安定した記録濃度制御が行な
われる。このように、機械組立の調整が簡略にな
り、しかもユーザが使用を始めてから長い間濃度
検出系の保守点検をしなくてもよい。濃度検出系
が不全になると自動的に警報が発つせられる。感
光体やセンサを交換したときでも、濃度検出系の
調整設定をする必要はない。 また上記実施例では、黒パターントナー濃度検
出電圧VspのA/D変換分解能を白パターントナ
ー濃度検出電圧VsgのA/D変換分解能の4倍と
している。周知にように、現像トナー像には荒れ
などにより微小な白抜けや黒点が散在し、同一パ
ターン上であつても測定部位によりわずかながら
検出レベルが変動する。この変動の絶対値はVsg
で大きくVspで小さい。それ故分解能を各パター
ン毎に定めて、A/D変換の入力電圧レベルを前
述のように同程度とすることにより、一方の検出
レベルの変動分が大きなウエイトを占めることが
なくなる。また、特にA/D変換の場合、同一分
解能とするとVsgとVspの両者を含むレンジが広
く、変換ビツト数を多くしなければVspがVsgに
対してウエイトが低くなつてしまう。しかしA/
D変換データのビツト数は素子構成および演算処
理上少ない程良い。前述のように分解能をパター
ン毎に定めることにより、A/D変換データのビ
ツト数が少なくてすみ、その分素子構成や演算処
理が簡単になる。また、比に基づいたトナー補給
要否を、割算処理ではなく、大小比較処理にして
いるので、演算処理が簡単であり、トナー補給要
否判定が早くなる。 効 果 以上の通り、本発明では、少なくとも露光走査
の間はトナー供給を不可としてそれを外した時点
にトナー供給を行なうので、感光対駆動系の負荷
変動や機械的な振動によつて記録画像が乱れるこ
とがなくなる。
第1図は本発明の1実施例である複写機の、主
にトナー濃度制御に関連した構成を示す概念図、
第2図は第1図に示すマイクロプロセツサ14と
A/Dコンバータ18等の接続関係を示す電気回
路図、第3図は第2図に示すA/Dコンバータ1
8の内部構成を示すブロツク図、第4図は複写制
御用マイクロプロセツサMPU1の、主に定量ト
ナー供給制御とトナー濃度制御指示タイミング制
御を示すフローチヤートである。第5a図はマイ
クロプロセツサMPU2の割込処理を示すフロー
チヤート、第5b図はメインフローを示すフロー
チヤートである。第6図はフオトセンサ11の濃
度検出電圧とトナー像濃度の関係を示すグラフで
ある。第7図は、本発明を1つの変形態様で実施
するA/Dコンバータ部の構成を示す回路図であ
る。第8図は、複写シーケンス全体の制御を行な
うマイクロプロセツサMPU1と複写各要素との
組合せ概略を示すブロツク図である。 1:コンタクトガラス板、21〜23:ミラー、
3:インミラーレンズ、4:感光体ドラム、5:
メインチヤージヤ、6:イレースランプ、7:現
像ローラ、8:転写チヤージヤ、9:分離搬送ベ
ルト、10:トナー切出しローラ、11:フオト
センサ、111:発光ダイオード(発光源)、11
2:フオトトランジスタ(光電変換器)、18:
A/Dコンバータ、VR:可変抵抗、MPU1:
第1のマイクロプロセツサ(電子制御装置)、1
4(MPU2):第2のマイクロプロセツサ(電子
制御装置)。
にトナー濃度制御に関連した構成を示す概念図、
第2図は第1図に示すマイクロプロセツサ14と
A/Dコンバータ18等の接続関係を示す電気回
路図、第3図は第2図に示すA/Dコンバータ1
8の内部構成を示すブロツク図、第4図は複写制
御用マイクロプロセツサMPU1の、主に定量ト
ナー供給制御とトナー濃度制御指示タイミング制
御を示すフローチヤートである。第5a図はマイ
クロプロセツサMPU2の割込処理を示すフロー
チヤート、第5b図はメインフローを示すフロー
チヤートである。第6図はフオトセンサ11の濃
度検出電圧とトナー像濃度の関係を示すグラフで
ある。第7図は、本発明を1つの変形態様で実施
するA/Dコンバータ部の構成を示す回路図であ
る。第8図は、複写シーケンス全体の制御を行な
うマイクロプロセツサMPU1と複写各要素との
組合せ概略を示すブロツク図である。 1:コンタクトガラス板、21〜23:ミラー、
3:インミラーレンズ、4:感光体ドラム、5:
メインチヤージヤ、6:イレースランプ、7:現
像ローラ、8:転写チヤージヤ、9:分離搬送ベ
ルト、10:トナー切出しローラ、11:フオト
センサ、111:発光ダイオード(発光源)、11
2:フオトトランジスタ(光電変換器)、18:
A/Dコンバータ、VR:可変抵抗、MPU1:
第1のマイクロプロセツサ(電子制御装置)、1
4(MPU2):第2のマイクロプロセツサ(電子
制御装置)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 感光体面を、露光走査により静電潜像を形成
し、これをトナーで現像して記録紙に転写する画
像形成装置において、 作動時には感光体の駆動系と結合され、非作動
時には当該駆動系から切り離されるように設定さ
れたトナー供給装置と、 露光走査期間はトナー供給を非作動とする電子
制御装置と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。 2 電子制御装置は、1枚の記録紙の画像形成毎
に所定量のトナー供給付勢を行なう前記特許請求
の範囲第1項記載の画像形成装置。 3 電子制御装置は、所定枚の記録紙の画像形成
毎に現像濃度を検出し、トナー補給要時に検出値
に基づいた量のトナー供給付勢を行なう前記特許
請求の範囲第1項記載の画像形成装置。 4 電子制御装置は、1枚の記録紙の画像形成毎
に所定量のトナー供給付勢を行ない、複数枚の記
録紙の画像形成毎に現像濃度を検出し、トナー補
給要時に検出値に基づいた量のトナー供給付勢を
行なう前記特許請求の範囲第1項記載の画像形成
装置。 5 電子制御装置は、1枚の記録紙の画像形成毎
に所定量のトナー供給付勢を行なう第1のマイク
ロプロセツサ装置と、複数枚の記録紙の画像形成
毎に現像濃度を検出し、検出結果に応じてトナー
供給付勢を行なう第2のマイクロプロセツサ装置
でなる前記特許請求の範囲第1項記載の画像形成
装置。 6 トナー供給装置は、トナー供給時に電気付勢
される電気コイルおよび該電気コイルに通電する
スイツチング素子を含み、第1および第2のマイ
クロプロセツサ装置がそれぞれ該スイツチング素
子を導通付勢する構成とした前記特許請求の範囲
第5項記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58037873A JPS59164572A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58037873A JPS59164572A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4221700A Division JP2607008B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164572A JPS59164572A (ja) | 1984-09-17 |
JPH05709B2 true JPH05709B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=12509648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58037873A Granted JPS59164572A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59164572A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2575160B2 (ja) * | 1987-11-26 | 1997-01-22 | 三田工業株式会社 | トナー濃度制御装置 |
JPH0218587A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 現像装置 |
JP2535279B2 (ja) * | 1992-01-11 | 1996-09-18 | スター精密株式会社 | フォト検出装置 |
JP2607008B2 (ja) * | 1992-08-20 | 1997-05-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50119639A (ja) * | 1974-03-01 | 1975-09-19 | ||
JPS56137361A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-27 | Ricoh Co Ltd | Buffer device for copying machine |
JPS56156842A (en) * | 1980-04-07 | 1981-12-03 | Xerox Corp | Method and device for controlling closed loop of copying machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5591550U (ja) * | 1978-12-19 | 1980-06-24 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP58037873A patent/JPS59164572A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50119639A (ja) * | 1974-03-01 | 1975-09-19 | ||
JPS56137361A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-27 | Ricoh Co Ltd | Buffer device for copying machine |
JPS56156842A (en) * | 1980-04-07 | 1981-12-03 | Xerox Corp | Method and device for controlling closed loop of copying machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59164572A (ja) | 1984-09-17 |
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