JPH0570571U - ヒールビンディング - Google Patents

ヒールビンディング

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JPH0570571U
JPH0570571U JP038746U JP3874692U JPH0570571U JP H0570571 U JPH0570571 U JP H0570571U JP 038746 U JP038746 U JP 038746U JP 3874692 U JP3874692 U JP 3874692U JP H0570571 U JPH0570571 U JP H0570571U
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JP
Japan
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lever
spring
locking
carriage
ski
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JP038746U
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English (en)
Inventor
マルチン シェール
ヨーゼフ ハフナー
ヴァルター クナーベル
Original Assignee
マーカー インターナショナル コムパニー
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    • A63C9/0802Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings other than mechanically controlled, e.g. electric, electronic, hydraulic, pneumatic, magnetic, pyrotechnic devices; Remote control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Particle Accelerators (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヒールビンディングを提供することである。 【構成】 ケーシング4がベースプレート1に摺動自在
に取付けられたキャリジ4であり、前記ベースプレート
1と前記キャリジ4との間に、前記キャリジ4を前記ス
キー靴3への方向に付勢する圧力ばね5を配置し、ソー
ル保持具18とレバー31との間に第2係止装置27、
28、30を配置し、前記第2係止装置27、28、3
0は、ピボット11で前記キャリジ4に取付けられたレ
バー27と、前記レバー27を前記ソール保持具18に
押しつける圧縮ばね30とからなり、前記レバー31は
前記圧力ばね5及び前記圧縮ばね30の当接部を形成
し、ねじりばね35が前記レバー31を前記圧縮ばね3
0と反対に付勢する、構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の背景】
本考案はスキー用安全ビンディングに関し、特に、垂直方向の力と、横方向の 力およびモーメントの両方に応答して、固定されたスキー靴を解放することがで きるビンディングに関する。 スキー靴をビンディングを取付けたスキーに固定し、所定値の力またはモーメ ントが検知されるときスキー靴を解放するための先行技術として知られた多くの スキー用ビンディングがある。操作が効果的であり、使用する環境に耐えるのに 十分丈夫であり、そして製造するのに経済的なビンディングを工夫する努力が続 けられてきた。多くの周知のビンディングは故障しやすい部品からなる複雑な組 立体である。他のビンディングは(スキーの平面に対して)垂直方向の力のよう に一種類の力に関しては効果的であるが、スキーの平面に横方向に加えられるよ うな他の力およびモーメントに関してはあまり効果的ではない。かくして、高い 垂直方向の力に応答して、ビンディングを取付けたスキーの長さ方向の軸線と垂 直な水平方向の軸線のまわりを低い閉位置から高くなった開位置まで回転するヒ ール部分を有するビンディングが知られており、このヒール部分は前方に付勢し たキャリジに取付けられ、靴を設置するとビンディングを自動的に保持する踏み 込み能力をビンディングに与えている。この前方方向の付勢力は、横方向の力ま たはモーメントに応答してビンディングの効力を制限することができる。何故な ら、前方方向の付勢力は普通強力で打ち勝つのが難しいからである。
【0002】 前述の問題は先行技術として開示された電子式スキー用ビンディングにも存在 する。電子式ビンディングは検出された力およびモーメントに相応する電気信号 を発生し、これら信号を処理し利用してこれら信号が所定のしきい値を越えると き、コイル等の付勢または消勢を行ってソレノイドのような解放部材の作動を引 き起す。ビンディングを開放するための機械的装置でも、前で述べた同じことが 考えられる。
【0003】 ドイツ特許出願第p3146318.5号は垂直方向および横方向両方の力を ビンディングで処理することを特徴とする別のスキー用ビンディングを開示して いる。
【0004】
【考案の概要】
本考案の1つの目的は丈夫で効果的な改良型スキー用安全ビンディングを提供 することである。 本考案の別の目的は簡単かつ経済的に構成できるスキー用安全ビンディングを 提供することである。
【0005】 本考案のさらに別の目的はスキーの平面に垂直方向および横方向の両方で加え られた力およびモーメントに応答してスキー靴を効果的に解放するスキー用安全 ビンディングを提供することである。 また、さらに別の目的は比較的少数のばねを使用した前述の型式のビンディン グの提供である。
【0006】 本考案の他の目的は電子制御装置を有する電子式ビンディングに用いることが できる前述の特徴を有する解放機構を提供することである。 さらに他の目的は従来の方法でスキーに取付けることができる前述の特徴を有 するスキー用安全ビンディングを提供することである。 他の目的は以下の説明および添付の登録請求の範囲から明らかである。
【0007】 これらの目的は本考案の好ましい態様により、以下の部品を備えたスキー用ビ ンディングを提供することによって達成される。すなわち前記スキー用安全ビン ディングは、ベースプレート上で強いばねによって前方方向に付勢されたキャリ ジと、キャリジに取付けられた靴のヒールと係合させるための回動可能なソール 保持具と、ソール保持具をその閉位置に解放自在に係止するための、キャリジに 取付けられた係止レバーと、係止レバーをその係止位置に付勢しかつキャリジを 後方に付勢するための係止レバーばねと、係止レバーの状態を制御するための係 止つめと、ビンディングの解放を行うための解放部材と、解放部材および係止つ めを相互に連結する連結機構とを備える。
【0008】 値がしきい値を越えた前記の横方向の力およびモーメントに応答して、解放部 材は係止つめを作動させて係止レバーを係止解除状態に変え、その結果、係止レ バーばねは、キャリジばねの力に打ち勝つことなくキャリジを後方に移動させ、 ソール保持具もその開位置まで回転する。 〔好ましい態様の詳細な説明〕 好ましい態様の構成要素はすべてヒール部分に位置決めされるので、図面を参 照するとスキー用安全ビンディングのヒール部分が示されている。周知の在来の ヒール組立体の場合のように、本ヒール組立体はベースプレート1を備え、この ベースプレートによってヒール組立体がスキー(図示せず)に取付けられる。ソ ールプレート2はベースプレートに関して静止したままであり、一点鎖線で示さ れたスキー靴3の背面端を支持している。摺動キャリジ4はベースプレート1に スキーの長さ方向の移動のために位置決めされ、この移動はスキーの後端部すな わち図面の右手方向に向かい、圧力ばね又はキャリジのばね5の力に対抗してい る。ベースプレートのプレート6は圧力ばねのための止めをつくる。周知である ので、従って別に図示しないが、ベースプレートに設けられた止めはプレートの 縦方向に移動でき、従って圧力を変えそしてビンディングを種々の長さの靴底に 合うようにすることができる。
【0009】 摺動キャリジ4は鏡面対称の二つの側壁を備え、それらのうち一方のみが図示 されており、すなわち側壁7が図の平面の背後に位置決めされている。各側壁の 底リム8は外方向に曲げられ、かつベースプレート1の溝9に係合するリブ付き ガイドを形成している。キャリジ4の両側壁はクロスピース10ならびに5つの ピボット、すなわち、スペーサボルト11、12、13、14、15によって互 いにしっかりと連結されている。また、スペーサボルト11〜14は後述する部 品の回転軸として働き、スペーサボルト15はさらに後述のスプリングを吊るす ために利用される。キャリジ4の側壁はさらに電磁石を位置決めするためのハウ ジング16を支持し、この電磁石は特定のしきい値に達するとき付勢または消勢 し、その結果その電磁石の電機子は後述のようにして係止したビンディングをは ずす。また、ハウジング16は電磁石から発するインパルスを増幅するための装 置を適当に収容する。用いられ得るこのような装置が先行のドイツ特許出願第3 132465.7号の要旨である。電磁石によって直接または間接的に制御され る解放装置、すなわち、ラム17の形態をした解放部材はハウジング16から突 出している。
【0010】 回転軸11〜14は互いに平行でかつベースプレート1の縦方向の延長部と水 平であることを除いてベースプレート1と平行にキャリジ4内に位置決めされて いる。ソール保持部材すなわちソール保持具18はその側壁によって回転軸13 に位置決めされ、前記側壁のうちの一方のみが断面図で示され、19で表わされ る。スキー靴の底の背面リムを把持するソール保持部材の抑え部分は20で表わ される。係止ペダル21はソール保持部材18と一体になっている。ソール保持 部材は開きばね、すなわち、開放ばねの形態をしたソール保持具付勢装置によっ て制御され、この場合圧力ばねは回転軸13に位置決めされたコイル状ねじりば ね22として構成される。ばねの脚23はキャリジ4の側壁7を支え、他の脚2 4がソール保持部材18の頂壁25を支えている。
【0011】 ローラ26はソール保持部材18をその閉位置に保持するように働き、ローラ 26はキャリジ4の回転軸11に位置決めされたレバー27の曲げ端部を中心と して回転自在に取付けられている。ソール保持部材はローラと協働するための二 つの湾曲部分28、29を有している。レバー27はキャリジ4のスペーサボル ト12を回転軸として使用しているレバー31に当接した圧縮ばね30として示 すレバー付勢装置によって制御される。(ばね30はソール保持具の上方の弾性 を制御し、ビンディングを開放するとき完全に緩まないようにばね保持器であら かじめ引張状態に保たれるのが好ましい。レバー31は細長いレバーとして構成 され、ソール保持部材18が閉位置ならびに開位置にあるとき、ベースプレート 1と直角のままである。圧縮ばね30が押圧する第1アーム、すなわち、上部ア ーム32によって、普通、レバー31はソール保持部材18と共軸の方向に回転 軸13に位置決めされた第1係止装置、すなわち、係止つめ33に当接する。こ の係止つめは復元ばね34によって制御され、この復元ばねは引張ばねとして構 成され、かつキャリジ4内のスペーサボルト15から吊されている。また、スペ ーサボルト15からは、レバー31の第2アーム、すなわち、下部アーム36に 係合したねじりばね、すなわち、引張ばね35が吊されている。圧力ばね5も反 対方向ではあるがこのアームに係合している。引張ばね35は単に復元ばねとし て機能し、そしてレバー31が係止つめ33によって係止すると、効力がなくな る。圧力ばね5および圧縮ばね30は同じ回転方向においてレバー31と係合し ている。
【0012】 湾曲スロット37はキャリジ4の各側壁7の同じ位置に設けられており、この スロット37はゲートすなわちガイドを形成し、図面を参照すると(特に第3図 参照)、その右側の端部38は湾曲の中央から遠ざかって延びている。ピン39 がこれらスロットによって案内され、両端部にあるキャリジの側壁を通ってソー ル保持部材18の側壁19の回動領域内に突出している。回動部材40は側壁7 の間にあるピン39にしっかりと連結されている。部材40は、引張ばねとして 構成された復元ばね41と係合し、この復元ばねもスペーサボルト15から吊さ れている。回動部材40はその中間部分にスロット42を有し、このスロットは ラム17の自由端の一部に取付けられた、あるいは自由端の一部として形成され たラグ43と係合する。回動部材40の上端は図示のようにフォーク状になって おり、トグルレバーとして構成された係止つめ33のレバーアーム45に位置決 めされたクランクピン44のための回動および摺動案内を行う。
【0013】 スペーサボルト14はアーム47、48を有するレバーとして構成されたクラ ッチレバー46のための回転軸として働く。アーム47は、復元ばねとして働き かつキャリジ4の側壁から吊された引張ばねと係合している。レバーアーム47 の自由端は停止手段、すなわち、突出部50を有し、該突出部はアーム47と一 緒に係止ピン33のクランクピン44のための停止カムとして働く肩部を構成し 、かつ支持表面を形成している。クラッチレバー46のアーム48はゲート37 によって案内されるピン39の移動路まで延び、そしてピン39の運動をクラッ チレバー46に伝達する。
【0014】 図1は作動すなわちスキー滑走状態での、すなわちスキー靴3が所定の位置に あるヒール組立体を示している。ソール保持部材18はローラ26の張力を受け てスキー靴の底の頂リムに保持されている。それにより、靴底の厚さによるが、 ローラ26はいくらか高い位置またはいくらか低い位置で湾曲部分28に作用す る。示した図は靴底にほぼ最大の厚さを与えたものに相当する。この場合でさえ 、湾曲部分28の所定の路はなお、ローラ26に利用できるので、一方では、一 定量の雪がスキー靴のヒールの下に存在してもビンディングをまだ閉じることが でき、他方では、より大きなスキー滑走の快適さが靴底の背面端の弾性保持によ って達成される。上向きの、ソール保持部材の抑え部分20を押圧する力は、例 えば、前面方向または斜め方向の応力によって生じて圧縮ばね30の所定の張力 を越え、結果としてソール保持部材18を回転軸13のまわりに右回りに回動さ せる(図4参照)。この力が減少すると、図1に示す始動位置への戻りが達成さ れる。スキー靴をソール保持部材18のビンディングに導き入れると、ソール保 持部材18およびこれとともにキャリジ4は与えた図に対して右側に移動するの で、圧力ばね5はそれに対応して引張応力を受ける。
【0015】 図2は横方向の応力の場合に靴を解放したすなわちねじれ転倒解放で解放した 瞬間のヒール組立体を示している。力検出装置によって測定された値がしきい値 に達すると、結果として(回路機構の性質により)ハウジング16に位置決めさ れた電磁石を付勢し又は消勢し、それによってラム17をハウジングから出す。 この移動の結果、回動部材40がピン39を回転の中心として回動する。この回 動部材はクランクピン44と係合してこれを移動させ、それによって係止つめ3 3を右回りに回動させ、かくしてレバー31を解放する。この解放結果、キャリ ジ4がスキー靴3から図面に示すように右側の方に移動し(図1および図2参照 )、係る移動は圧力ばね5の力に打ち勝つことなく起る。これは図2に示したま さにその瞬間である。
【0016】 次いで、スキー靴3はソール保持部材18によってもはや全く保持されず、そ れにより、開放ばね22はソール保持部材18を緩めて上方に回動させる。レバ ー31をその解放の際係止つめ33で回動させることによって、開放ばね22の 作用によるソール保持部材18の上方移動を妨げずにローラ26が湾曲部分28 から湾曲部分29まで達することができる程度に圧縮ばね30を和らげる。スキ ー靴を横方向に独立して解放するためには、単にわずかな力を加えてベースプレ ート1のキャリジを靴から遠ざけることが必要である。キャリジ4と、キャリジ の関係する移動の際、底端部が圧力ばね5によって抑制される。レバー31との 間に配置された引張ばね35の張力に打ち勝つことが単に必要である。
【0017】 ヒール組立体は図2に示したその位置から図3の相当する開位置まで自動的に 移動する。ソール保持部材18はその最高限界位置を示している。スキー靴のソ ール保持部材からの完全な解放後、キャリジ4はその最初の限界位置まで移動し 、これは引張ばね35を解放することによって達成される。この移動は、レバー 31の戻り回動運動を導き、今度は、係止つめ33を復元ばね34の作用を受け て図3に示す係止位置にする。一方では係止つめ33のクランクピン44を回動 することによって、他方では復元ばね41の制御を受けて、回動部材40は図2 に示したその位置から図3に示したその位置に進む。クランクピン44がクラッ チレバー46のレバーアーム47の突出部50の長さを走行すると、レバーは引 張ばね49の作用を受けて図3に示したその係止位置まで移動することができる 。
【0018】 ビンディングに踏み込む際、スキー靴の底のヒールすなわち背面端は係止ペダ ル21と接触し、示した図のソール保持部材を左回りに回動させる。この移動は 開放ばね22および圧縮ばね30の力に対抗して起り、それによりローラ26は 湾曲部分29から湾曲部分28に移動する。同時に、ソール保持部材は係止し、 またキャリジは圧力ばね5の力と反対に移動する。ソール保持部材の係止移動中 、移動方向に対して前方に位置決めされた側壁19のリムは回動部材40のピン 39の自由端に沿って摺動し、それにより係止つめ33のクランクピン44は回 動部材40のための支点をなす。回動部材を回動させることによって、ラム17 はハウジング16内を移動し、電磁石から発するインパルスを強めるために任意 に設けられたばねを引張る。ピン39はスロット37の中央部分を通って前進す ると、側壁19によって部分38に押込められてそこに保持される。ピン39は 、その移動の最後の段階の間クラッチレバー46のレバーアーム48に達しレバ ーアームを引張ばね49の力に対抗して回動させ従って突出部50のところに形 成された段部が係止つめ33のクランクピン44を解放する。この構造では、ラ ム17は回動部材40によってハウジング16にその係止箇所を通り越して延び ているわずかな分だけ押込まれる。これにより、クランクピン44をクラッチレ バー46によって解放する間、ラムをその分だけ突出させ、それによって係止つ め33を回動部材40にわたって回動させることができる。かくして、この作用 により図1に示す状態をなす。
【0019】 ラム17が対応してばね張力をかけられない場合、これに対応した強い張力を 復元ばね41に与えることが必要である。 上記で説明したスキー用安全ビンディングは種々の有利な特徴を有している。 かくして、一つの係止レバーはソール保持具の回転をその開位置まで制御し、並 びにキャリジのばねを回避する間開放ばねの力を受けてキャリジを後方に移動さ せるための両方に使用される。適当な力をソール保持具に加えるとき、両移動を 重ね合わせることができる。また、ビンディングが横方向のみの応力の結果開放 する場合前方転倒により、または任意の(手による)解放により起る解放によく あるように、ビンディングはその後にスキーを走行させるために引き続き靴を受 入れる状態になる。上記の型のビンディングでは、電磁石のエネルギー準位を近 似的に変えて解放機構を動作させることによって任意の解放を行うことができる 。
【0020】 前記で説明したビンディングはばねの力に対抗した周知の方式によるその係止 位置の解放に先立ちソール保持部材の制限された上方移動に備え、そしてこのば ねのための止め部をレバーの圧力ばねと同じ回転方向に備えている。これにより 、ソール保持部材を厚さの異なる靴底に合せる必要をなくし、同時にそれによっ て一定量の雪が靴のヒールの下にある場合でもビンディングを係止することがで きるという利点をもたらす。
【0021】 係止レバー31は都合よく二つのアームで構成され、そのため二つのばねのう ちの一つが各アームに係合している。レバーはベースプレートと少なくともほぼ 垂直なその正常位置に設置した細長いレバーであるのが好ましい。これにより構 造が簡易になり、特にこの場合、係止つめはソール保持部材の上向きの弾性に応 答可能なばねが当接するレバーのアームと協働する。
【0022】 本考案はその好ましい態様を参照して説明した。本考案の趣旨を逸脱しない種 々の修正および追加は当業者に明らかであろう。従って本考案の範囲は単に以下 の請求の範囲によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴を取付けたスキー滑走用位置におけるスキー
用安全ビンディングのヒール組立体の立断面図である。
【図2】靴が横方向の力またはモーメントにより解放
(すなわち、ねじれ転倒中、生じる解放)される瞬間の
図1のヒール組立体を示す。
【図3】開位置にある図1のヒール組立体を示す。
【図4】ビンディングの底保持具が上向きの応力を受け
ているときの、ビンディングの解放の前の図1のヒール
組立体を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 クナーベル ヴァルター ドイツ連邦共和国 8110 ムルナウ ノッ クストラーセ 13

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー靴(3)をスキーに解放自在に保
    持するための、スキーに取付けられる安全スキービンデ
    ィングであって、 ベースプレート(1)と、 前記ベースプレートに取付けられたケーシング(4)
    と、 前記ケーシングに取付けられ、前記スキー靴をビンディ
    ングに保持するために前記スキー靴に係合する閉位置と
    前記スキー靴をビンディングから解放する開位置との間
    を移動できるソール保持具(18)と、 前記ソール保持具を前記開位置に向かって付勢するため
    の開きばね(22)と、 ピボット(12)で前記ケーシングに取付けられ、前記
    ソール保持具を閉位置に保持する第1状態と前記ソール
    保持具を開位置に移動させることを可能にする第2状態
    とを有するレバー(31)と、 前記レバーを保持位置に保持する係止位置と前記レバー
    を解放する係止解除位置との間を移動できるようにケー
    シングに取付けられた第1係止装置(33)と、 前記第1係止装置(33)を係止位置に向かって付勢す
    る復元ばね(34)と、 前記ケーシングに取付けられ、力又はモーメントが所定
    のいき値に達した時に生ずる電磁信号に応答して作動
    し、前記第1係止装置(33)をその係止解除位置に移
    動させる解放装置(17)と、 を有する安全スキービンディングにおいて、 前記ケーシングが前記ベースプレート(1)に摺動自在
    に取付けられたキャリジ(4)であり、前記ベースプレ
    ートと前記キャリジとの間に、前記キャリジを前記スキ
    ー靴への方向に付勢する圧力ばね(5)を配置し、 前記ソール保持具(18)と前記レバー(31)との間
    に第2係止装置(27、28、30)を配置し、前記第
    2係止装置は、ピボット(11)で前記キャリジに取付
    けられたレバー(27)と、前記レバー(27)を前記
    ソール保持具に押しつける圧縮ばね(30)とからな
    り、 前記レバー(31)は前記圧力ばね(5)及び前記圧縮
    ばね(30)の当接部を形成し、 ねじりばね(35)が前記レバー(31)を前記圧縮ば
    ね(30)と反対に付勢する、ことを特徴とする安全ス
    キービンディング。
  2. 【請求項2】 前記圧力ばね(5)は前記レバー(3
    1)をその非保持位置に付勢する、請求項1に記載の安
    全スキービンディング。
  3. 【請求項3】 前記レバー(31)は前記ピボット(1
    2)の両側に第1アーム(32)及び第2アーム(3
    6)を有し、前記圧縮ばね(30)は前記第1アーム
    (32)に係合して前記レバー(31)を同じ方向に付
    勢する、請求項2に記載の安全スキービンディング。
  4. 【請求項4】 前記レバー(31)は、保持位置にある
    とき前記ベースプレート(1)と垂直に延びる細長いレ
    バーである、請求項3に記載の安全スキービンディン
    グ。
  5. 【請求項5】 前記係止装置(33)は係止つめであ
    り、前記係止つめ(33)及び前記ソール保持具(1
    8)は共通の軸線を中心に回転できるように枢着されて
    いる、請求項1乃至4何れか1項に記載の安全スキービ
    ンディング。
  6. 【請求項6】 前記係止装置(33)を係止位置に向か
    って付勢する復元ばね(34)が設けられている、請求
    項1乃至5何れか1項に記載の安全スキービンディン
    グ。
JP038746U 1983-03-31 1992-06-08 ヒールビンディング Pending JPH0570571U (ja)

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DE19833311901 DE3311901A1 (de) 1983-03-31 1983-03-31 Sicherheits-skibindung mit einer elektronischen schaltung
DE3311901:5 1983-03-31

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JP59501584A Pending JPS60501142A (ja) 1983-03-31 1984-03-30 ヒ−ルビンデイング
JP038746U Pending JPH0570571U (ja) 1983-03-31 1992-06-08 ヒールビンディング

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