JPH0570523U - 上半身姿勢の矯正着装具 - Google Patents
上半身姿勢の矯正着装具Info
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- JPH0570523U JPH0570523U JP2054292U JP2054292U JPH0570523U JP H0570523 U JPH0570523 U JP H0570523U JP 2054292 U JP2054292 U JP 2054292U JP 2054292 U JP2054292 U JP 2054292U JP H0570523 U JPH0570523 U JP H0570523U
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- belt
- upper body
- back support
- waistcoat
- belts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者の上半身に着装された矯正具をそれに
結合されたチョッキで覆いかくしてかたくるしい外観を
無くし、またチョッキの前身頃を持ってより容易に着装
したり、取外しができるようにする。 【構成】 縦長の略長方形状の背当て部(10)の上縁
(10a)の左右隅部位から中間乃至下方部分にかけて
伸縮弾性ベルト(21)(22)によって各々左右の腕
を通して肩を収容する空間(A)(B)を形成するルー
プ部(21b)(22b)を形成し、また背当て部(1
0)の下方部分に腹の前部まで届く長さの2本の前部結
着ベルトを備えて成る上半身姿勢の矯正着装具(1)で
あって、上記背当て部(10)は、チョッキ(40)の
後身頃(41)の内側に一体的に結合可能となっている
ことを特徴としている。
結合されたチョッキで覆いかくしてかたくるしい外観を
無くし、またチョッキの前身頃を持ってより容易に着装
したり、取外しができるようにする。 【構成】 縦長の略長方形状の背当て部(10)の上縁
(10a)の左右隅部位から中間乃至下方部分にかけて
伸縮弾性ベルト(21)(22)によって各々左右の腕
を通して肩を収容する空間(A)(B)を形成するルー
プ部(21b)(22b)を形成し、また背当て部(1
0)の下方部分に腹の前部まで届く長さの2本の前部結
着ベルトを備えて成る上半身姿勢の矯正着装具(1)で
あって、上記背当て部(10)は、チョッキ(40)の
後身頃(41)の内側に一体的に結合可能となっている
ことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、上半身姿勢の矯正具とチョッキとを結合して成る矯正着装具に関す る。
【0002】
本願出願人は、実願平1−108146号の明細書及び図面に記載されている ようなチョッキの無い上半身姿勢の矯正着装具を既に提案しており、1人でも着 装や取外しを容易に行うことができ、各種体形にもフィットして最適な矯正力を ベルト自身の伸縮弾性力を引張りや結着の度合いで調節して与えることができ且 つ比較的スムーズにベルトを引いたりゆるめたりできるため広く好評を博してい る。
【0003】
上述の上半身姿勢の矯正着装具は、そのまま上半身に着装するとかたくるしい 外観を呈する場合が多く、手軽にチョッキと組み合わせて身に付けてそのチョッ キで覆いかくせるようなものも待望されていた。 本考案は、チョッキに一体的に上半身姿勢の矯正具を組み合わせて成り、着装 もより容易になるが、特に取り外す時にチョッキを脱ぐことでより容易に矯正具 が共に外せられ、またかたくるしい矯正具の外観を覆いかくせられる上半身姿勢 の矯正着装具を提供することを目的としている。
【0004】
本考案は、図1において、上記目的を達成するために上半身姿勢の矯正着装具 を、縦長の略長方形状の背当て部(10)の上縁(10a)の左右隅部位から中 間乃至下方部分にかけて伸縮弾性ベルト(21)(22)によって各々左右の腕 を通して肩を収容する空間(A)(B)を形成するループ部(21b)(22b )を形成し、また背当て部(10)の下方部分に腹の前部まで届く長さの2本の 前部結着ベルトを備えて成る上半身姿勢の矯正着装具において、上記背当て部( 10)は、チョッキ(40)の後身頃(41)の内側に一体的に結合可能となっ ていることを特徴としている。
【0005】
図1は、本考案に係る上半身姿勢の矯正着装具の代表的な実施例の斜視図であ って、符号1は上半身姿勢の矯正具5とチョッキ40とを結合して成る上半身姿 勢の矯正着装具である。
【0006】 ねこぜや前かがみ等の上半身の悪い姿勢を矯正する矯正具5は、背当て部10 と、該背当て部10の上縁10aの左右隅部位に各々一端21a、22aが縫製 で連結され肩を通す空間A、Bを形成するようにループ部21b、22bを成し た後で背当て部10の下半部12の挿通案内部15をX状に交差して通った伸縮 弾性ベルト21、22と、該ベルト21、22の各々の自由端部21c、22c に設けられた連結解除可能なベルクロテープから成る連結手段31、32とから 構成されている。
【0007】 背当て部10は、やや硬めのナイロン製メッシュ基布にフェルト状の布を縫合 した上半分11と、挿通案内部15を裏側に設けたメッシュ基布のままの下半分 12とから成り、全体的に縦長の略長方形状を成すが、身体に沿うようにベルト 21、22との連結部や当接部は若干突出状になっている。
【0008】 背当て部10の上縁10aの左右隅部位には、ベルト21、22の一端21a 、22aが縫製で連結されており、着装時に各ベルト21、22が各左右の肩の 上から各脇の下を通って背中の方に導かれるようになっている。即ち、着装時や 取外し時に腕を通す空間A、Bをループ部21b、22bで形成している。
【0009】 背当て部10の下半部12の裏側に設けられたベルト用挿通案内部15は、略 太いX形状の同じナイロンメッシュ基布から成る当て布16をXの各先端部位を 除いた輪郭が下半部12に縫い付けられてX状の通路を形成するように構成され ており、Xの各先端部位にベルト21、22より若干幅広の挿通開口15a、1 5b、15c、15dを形成している。従って、上述のように背中の方に導かれ た各ベルト21、22の自由端は、各左右の上部挿通開口15a、15bからこ の挿通案内部15に対角方向に差し込まれ、反対側の下部挿通開口15d、15 cから引き出されるようになっており、ベルト21、22はこの案内部15内で 交差状態でスムーズに摺動可能に保持されている。
【0010】 各ベルト21、22はゴム編みの伸縮弾性帯やゴム帯から形成され、装着時に 腹の前方に自由端部が届く充分な長さを有すると共に、それらの自由端部を引張 って適切なねこぜ矯正力を発揮するように該自由端部分21c、22cの連結手 段31、32の連結位置が調節されるようになっている。連結手段31、32と しては、取扱いが簡単で係合力が安定した雄と雌のベルクロテープが好適である が、ホックやバックルでもよい。
【0011】 背当て部10の上縁10aの左右隅部近傍及びベルト21、22の連結一端2 1a、22a近傍には、肩こりをほぐすように血行促進用の強力マグネットが付 着される。
【0012】 上述のような構成の矯正具5が、その背当て部10の上半分11で後身頃41 の内側に縫合されるチョッキ40は、矯正具5のベルト21、22の結合された 連結手段31、32を覆いかくすように合わせてベルクロテープ45、46で結 合される左右の前身頃42、43と、下方延長部41aを有した上記後身頃41 と前身頃42、43と後身頃41との間のゴム編み44とから構成されており、 矯正具5の腕を通す空間A、Bを成すループ部21b、22bに対応して袖ぐり 42a、43aを形成している。このチョッキ40は、上半身に着装された矯正 具5の大部分を覆いかくすと共に、左右の前身頃42、43を持つと矯正着装具 1の着装や取外しが非常に容易になる。厚手のチョッキ40は、防寒着としても 利用できる。
【0013】 本考案の矯正着装具の変形例として図2に示すようなものがある。上記代表実 施例における部材と同じ機能を有したものは同じ符号で示してある。 上記代表実施例と違った構造のみを説明すると、チョッキ40の後身頃41の 内側に比較的結合度の強いボタンを利用して矯正具6の背当て部10の上半部1 1が結合されており、案内部15は背当て部10の下半部12の左右側縁10b 、10cを向いたJ形状の筒で形成されており、ベルト21、22の脇腹部位に おけるカーブに若干スムーズさに欠ける難点があるが、案内部15の製作が簡単 になるメリットがある。また、チョッキ40を矯正具6から外すと、チョッキ4 0の洗濯がより容易になる。矯正力を補足するために下半部12をナイロン製メ ッシュ基布に代えて左右方向に伸縮する弾力性を持った布から構成することも可 能である。
【0014】 上記両実施例の矯正着装具1において、着装時には予めベルト21、22のル ープ部21b、22bを拡大しておいて、チョッキ40を着るのと同様な感覚で 楽に腕を通すことができ、また太った人でも痩せた人でも各種体形に応じてルー プ部21b、22bの大きさを調整して窮屈さや弛みを無くして1日20分〜6 0分の効果的な矯正着装が行われるようになっている。取外し時には、連結手段 31、32を解放後に、ループ部21b、22bを引張って空間A、Bを大きく して離した左右の前身頃42、43を持って幼児でも1人で本矯正着装具1、1 aを取り外すことができる。
【0015】
上述の如く、本考案の上半身姿勢の矯正着装具に依れば、矯正具の弾性ベルト のループ部における使用者の腕の出し入れがチョッキの左右の前身頃等を持つこ とによって更に楽に容易に行われると共に、着装時にかたくるしい外観を呈する 矯正具をチョッキで大部分覆いかくすことが出来る。
【図1】本考案に係る上半身姿勢の矯正着装具の代表的
な実施例の斜視図である。
な実施例の斜視図である。
【図2】同矯正着装具の変形例の斜視図である。
1、1a 上半身姿勢の矯正着装具 10 背当て部 10a 上縁 12 下半部 15 ベルト挿通案内部 15a〜15d 挿通開口 21、22 ベルト 21b、22b ループ部 40 チョッキ 41 後身頃
Claims (2)
- 【請求項1】 縦長の略長方形状の背当て部(10)の
上縁(10a)の左右隅部位から中間乃至下方部分にか
けて伸縮弾性ベルト(21)(22)によって各々左右
の腕を通して肩を収容する空間(A)(B)を形成する
ループ部(21b)(22b)を形成し、また背当て部
(10)の下方部分に腹の前部まで届く長さの2本の前
部結着ベルトを備えて成る上半身姿勢の矯正着装具
(1)(1a)において、上記背当て部(10)は、チ
ョッキ(40)の後身頃(41)の内側に一体的に結合
可能となっていることを特徴とする上半身姿勢の矯正着
装具。 - 【請求項2】 上記背当て部(10)には、その下半部
(12)の四隅部位に設けられた挿通開口(15a)
(15b)(15c)(15d)を有し且つベルト(2
1)(22)をX形状や相互に平行に挿通案内するベル
ト挿通案内部(15)が形成されており、前部結着ベル
トは、上記案内部(15)の下方開口(15c)(15
d)から突出したベルト(21)(22)の先端部分か
ら成る請求項1の着装具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992020542U JP2582015Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 上半身姿勢の矯正着装具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992020542U JP2582015Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 上半身姿勢の矯正着装具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570523U true JPH0570523U (ja) | 1993-09-24 |
JP2582015Y2 JP2582015Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=12030046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992020542U Expired - Lifetime JP2582015Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 上半身姿勢の矯正着装具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582015Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014507240A (ja) * | 2011-03-10 | 2014-03-27 | ディーエム オーソティックス リミテッド | 矯正装置および矯正装置製造方法 |
JP2017089032A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 国立大学法人北海道大学 | 補助スーツ |
WO2020055134A1 (ko) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 주식회사 아이원바이오 | 자세교정을 위한 어깨끈 가이드 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59124512U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | 佐藤 雄一郎 | 猫背矯正用衣類 |
JP3046309U (ja) * | 1997-05-06 | 1998-03-06 | 裕一 高橋 | 石油ストーブ石油ファンヒータ ーのカートリッジタンク改良型 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP1992020542U patent/JP2582015Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59124512U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | 佐藤 雄一郎 | 猫背矯正用衣類 |
JP3046309U (ja) * | 1997-05-06 | 1998-03-06 | 裕一 高橋 | 石油ストーブ石油ファンヒータ ーのカートリッジタンク改良型 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020055134A1 (ko) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 주식회사 아이원바이오 | 자세교정을 위한 어깨끈 가이드 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582015Y2 (ja) | 1998-09-30 |
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