JP3229083U - ホールドサポーター - Google Patents

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忠司 西田
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Abstract

【課題】ダンスをする際に姿勢をホールドするホールドサポーターを提供する。【解決手段】非伸縮性素材で形成された前身頃2であって、上前身頃21及び下前身頃22を備え、上前身頃及び下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、伸縮性素材で形成された後身頃と、2つの袖7と、一端が右側の袖の袖口に固定され、他端が下前身頃の胸元に固定された胸元用バンド5であって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能であり、着用者の右腕が動く範囲を制限する胸元用バンドとを備えるホールドサポーターであって、袖は半袖であり、袖の袖口には、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンド4が取り付けられており、袖口用バンドによって袖口が着用者の腕に固定され、後身頃3の襟の部分には、前身頃と後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンド6が取り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、ダンスをする際に姿勢を保持するホールドサポーターに関する。
スポーツ等をする際に姿勢を矯正するためのサポーターが、用途に応じて多数用いられている。例えば、特許文献1には、ゴルフスイングにおける最も基本的な動作の一つである左腕(左打ちの場合には右腕)の「肘の動作」を矯正したり、「左膝の動作」の動作を矯正する器具が開示されている、また、特許文献2には、ダンスやゴルフ等のスポーツのための姿勢サポーターが開示されているが、腹筋をサポートするためのサポーターであり、ダンス等のスポーツの際の姿勢を良くすることはできるが、ダンスのポーズ、特に社交ダンスの際のポーズをホールドできるような構造ではない。
引用文献3にはダンス用のサポーターが開示されているが、左足大腿部に装着する大腿部ホルダー部、右肩に装着するショルダー部、及び、これらを繋ぐベルト部を有したサポーターであり、ショルダー部をベルト部で後ろに引っ張ることで右肩が前のめりになるのを防ぐことができるが、肩だけしかサポートすることができない。
特開2004−121571号公報 特開2003−250946号公報 特開2004−166929号公報
本考案は、従来のような体の一部(腹筋、肩等)だけに作用するのではなく、ダンスの際に、腕を含めた上半身の姿勢をホールドすることができるホールドサポーターを提供することを目的とする。
本考案のホールドサポーターは、非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、伸縮性素材で形成された後身頃と、2つの袖と、及び、一端が右側の前記袖の袖口に固定され、他端が前記下前身頃の胸元に固定された胸元用バンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能であり、着用者の右腕が動く範囲を制限する胸元用バンドと、を備えるホールドサポーターであって、前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材、及び、前記後身頃から延伸された伸縮性素材で形成された半袖であり、前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることを、特徴とする。
本考案の他の形態のホールドサポーターは、非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、伸縮性素材で形成された後身頃と、2つの袖と、及び、一端が前記袖の中間に固定され、他端が前記前身頃及び前記後身頃の左右の縫合部における脇と裾の中間付近に固定され、左右に配置された2つのバンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である2つのバンドと、を備えるホールドサポーターであって、前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材で形成された半袖であり、前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることを、特徴とする。
前記上前身頃に設けられた前記面ファスナーは複数個が縦方向に延伸するように配置され、前記下前身頃に設けられた前記面ファスナーは複数個が横方向に延伸するように配置されている。
肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、前記腕用サポーターは、伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、前記サポーターの両端に、端部が接続された腕用バンドであって、非伸縮性素材で形成され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である腕用バンドと、を備え、前記サポーターの両端には、面ファスナーによって長さが調節できる固定用バンドが、開口の全周に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用バンドによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用バンドの長さを調整して固定すると、着用者は腕を伸ばすことができなくなることを特徴とする。
肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、前記腕用サポーターは、伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、前記サポーターの両端に、端部が接続され、サポーターに設けられたベルトループに通された腕用ベルトであって、中間部に設けられたバックルによって長さが調節可能である腕用ベルトと、を備え、前記サポーターの両端には、バックルによって長さが調節できる固定用ベルトが、開口の周縁に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用ベルトによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用ベルトの長さを調整して固定すると、着用者は腕を曲げることができなくなることを特徴とする、
本考案のホールドサポーターは、非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、伸縮性素材で形成された後身頃と、2つの袖と、及び、一端が右側の前記袖の袖口に固定され、他端が前記下前身頃の胸元に固定された胸元用バンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能であり、着用者の右腕が動く範囲を制限する胸元用バンドと、を備えるホールドサポーターであって、前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材、及び、前記後身頃から延伸された伸縮性素材で形成された半袖であり、前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることにより、ダンスをする際に、着用者の腕を含めた上半身を所定の姿勢でホールドすることができるので、ダンスをする人の姿勢を確実に矯正することができる。
本考案の他の形態のホールドサポーターは、非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、伸縮性素材で形成された後身頃と、2つの袖と、及び、一端が前記袖の中間に固定され、他端が前記前身頃及び前記後身頃の左右の縫合部における脇と裾の中間付近に固定され、左右に配置された2つのバンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である2つのバンドと、を備えるホールドサポーターであって、前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材で形成された半袖であり、前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることにより、ダンスをする際に、着用者の腕を含めた上半身を所定の姿勢でホールドすることができるので、ダンスをする人の姿勢を確実に矯正することができる。
肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、前記腕用サポーターは、伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、前記サポーターの両端に、端部が接続された腕用バンドであって、非伸縮性素材で形成され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である腕用バンドと、を備え、前記サポーターの両端には、面ファスナーによって長さが調節できる固定用バンドが、開口の全周に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用バンドによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用バンドの長さを調整して固定すると、着用者は腕を伸ばすことができなくなることにより、ダンスをする人の腕もより強固にホールドすることができる。
肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、前記腕用サポーターは、伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、前記サポーターの両端に、端部が接続され、サポーターに設けられたベルトループに通された腕用ベルトであって、中間部に設けられたバックルによって長さが調節可能である腕用ベルトと、を備え、前記サポーターの両端には、バックルによって長さが調節できる固定用ベルトが、開口の周縁に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用ベルトによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用ベルトの長さを調整して固定すると、着用者は腕を曲げることができなくなることにより、ダンスをする人の腕もより強固にホールドすることができる。
本考案の第1の実施形態のホールドサポーターの正面図である。 第1の実施形態のホールドサポーターの面ファスナーを外した状態の正面図である。 第1の実施形態のホールドサポーターの背面図である。 第1の実施形態のホールドサポーターの面ファスナーを外した状態の背面図である。 本考案の第2の実施形態のホールドサポーターの正面図である。 第2の実施形態のホールドサポーターの面ファスナーを外した状態の正面図である。 第2の実施形態のホールドサポーターの背面図である。 第2の実施形態のホールドサポーターの面ファスナーを外した状態の背面図である。 腕用サポーターの正面図である。 腕用サポーターの平面図である。 腕用サポーターの面ファスナーを外した状態の正面図である。 腕用サポーターの別の形態の正面図である。 腕用サポーターの別の形態の底面図である。 腕用サポーターの別の形態の面ファスナーを外した状態の正面図である。
本考案のホールドサポーター1,1’について、図1〜14を用いて以下に詳細に説明する。まず初めに、図1〜4に記載されている第1の実施形態のホールドサポーター1について説明する。本考案の第1の実施形態のホールドサポーター1は、図1,2に示すように、非伸縮性素材で形成された上前身頃21及び下前身頃22を備えた前身頃2、伸縮性素材で形成された後身頃3、2つの袖7、及び、一端が右側の前記袖7の袖口に固定され、他端が前記下前身頃22の胸元に固定された胸元用バンド5を備え、着用者の上半身をホールドすることで、ダンスをする際の姿勢を矯正することができる。
前記前身頃2は、図2に示すように、前記上前身頃21及び前記下前身頃22の合わせ部に、それぞれ面ファスナー211,221が複数設けられており、前記上前身頃21及び前記下前身頃22が着脱可能となっている。図2に示すように、前記面ファスナー211は、前記上前身頃21に縦方向に互いに平行に延伸するように2個配置されており、前記面ファスナー221は、前記下前身頃22に横方向に互いに平行に延伸するように3個配置されている。前記下前身頃22に前記上前身頃21を重ね合わせて、前記面ファスナー221と前記面ファスナー211とが互いに直交するように互いに貼り付けると、前記上前身頃21と前記下前身頃22とが固定される。この時、着用者の体形に合わせて、前記下前身頃22に前記上前身頃21を重ね合わせて固定することで、ホールドサポーター1を着用者にフィットさせることができる。前記面ファスナー211,221の個数及び配置については、適宜変更可能である。
前記袖7は、前記前身頃2から延伸された非伸縮性素材、及び、前記後身頃3から延伸された伸縮性素材で形成された半袖である。図1〜4に示すように、前記袖7の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナー41によって長さが調節できるリング状の袖口用バンド4が取り付けられている。前記袖口用バンド4は、非伸縮性素材で形成されており、図2に示すように、面ファスナー41によって着脱可能な部分が設けられており、前記面ファスナー41が設けられている付近が、前記袖7の袖口とは固定されていないことにより、前記面ファスナー41を互いに貼り付ける位置を調節することで、前記袖7の袖口の大きさを調節して、着用者の腕に前記袖7の袖口を固定することができる。
図3,4に示すように、前記後身頃3の襟の部分には、非伸縮性素材で形成された襟バンド6が取り付けられている。図3,4に示すように、前記襟バンド6は、前記前身頃2と前記後身頃3との肩の左右の縫合部に、両端が固定されており、中間部に設けられた面ファスナー61により長さが調節可能である。ホールドサポーター1を着用し、前記襟バンド6の長さを調節して前記面ファスナー61を互いに貼り付けて固定すると、着用者は上半身の上側及び肩回りが後ろに引っ張られるような状態となり、腕を下げづらくなる。これにより、着用者はダンスの際に腕を挙げた状態を保持し易くなる。
前記胸元用バンド5は、非伸縮性素材で形成されており、図1,2に示すように、一端が右側の前記袖7の袖口に固定され、他端が前記前身頃2の下前身頃22の胸元に固定されており、図2に示すような中間部に設けられた面ファスナー51によって長さが調節可能となっている。図1に示すように、前記面ファスナー51を互いに貼り付けて前記胸元用バンド5の長さを固定した状態とすると、前記胸元用バンド5の一端が固定された右側の前記袖7に通された着用者の右腕は、図1の状態から後ろに開く方向の動きが制限されることから、ホールドサポーター1を着用した人が、右腕を後ろに開き過ぎて姿勢が崩れるのを防止することができる。
前記前身頃2で使用される伸縮性素材としては、ポリエステル・ポリウレタン等を用いることができる。また、前記後身頃3等で使用される非伸縮性素材については特に限定するものではないが、衣服等で使用される様々な非伸縮性素材を用いることができる。面ファスナーについては、ループ部及びフック部を使用する側については特に限定するものではなく、面ファスナーの符号を記載している部分のいずれか一方をループ部とし、他方をフック部とすればよい。
本考案のホールドサポーター1は、面ファスナー211,221、及び、袖口用バンド4によって、着用者の体にフィットさせて確実に固定することができ、さらに、前記前身頃2を非伸縮性素材で形成し、前記襟バンド6を設けることにより、着用者の上半身及び腕の動きを制限し、さらに、前記胸元用バンド5によって腕が後ろに開くのを防止することができるので、社交ダンスの際の適切な姿勢を保持することができるという効果を奏する。
次に、本考案の第2の実施形態のホールドサポーター1’について、図5〜8を用いて以下に詳細に説明する。本考案の第2の実施形態のホールドサポーター1’は、図5,6に示すように、非伸縮性素材で形成された上前身頃21’及び下前身頃22’を備えた前身頃2’、伸縮性素材で形成された後身頃3’、2つの袖7’、一端が前記袖7’の中間に固定され、他端が前記前身頃2’及び前記後身頃3’の左右の縫合部における脇と裾の中間付近に固定され、左右に配置された2つのバンド9を備え、着用者の上半身をホールドすることで、ダンスをする際の姿勢を矯正することができる。
前記前身頃2’は、図6に示すように、前記上前身頃21’及び前記下前身頃22’の合わせ部に、それぞれ面ファスナー211’,221’が複数設けられており、前記上前身頃21’及び前記下前身頃22’が着脱可能となっている。図6に示すように、前記面ファスナー211’は、前記上前身頃21’に縦方向に互いに平行に延伸するように2個配置されており、前記面ファスナー221’は、前記下前身頃22’に横方向に互いに平行に延伸するように3個配置されている。前記下前身頃22’に前記上前身頃21’を重ね合わせて、前記面ファスナー211’と前記面ファスナー221’とが互いに直交するように互いに貼り付けると、前記上前身頃21’と前記下前身頃22’とが固定される。この時、着用者の体形に合わせて、前記下前身頃22’に前記上前身頃21’を重ね合わせて固定することで、ホールドサポーター1’を着用者にフィットさせることができる。前記面ファスナー211’,221’の個数及び配置については、適宜変更可能である。
前記袖7’は、前記前身頃2’から延伸された非伸縮性素材で形成された半袖である。図5〜8に示すように、前記袖7’の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナー41’によって長さが調節できるリング状の袖口用バンド4’が取り付けられている。前記袖口用バンド4’は、非伸縮性素材で形成されており、図6に示すように、面ファスナー41’によって着脱可能な部分が設けられており、前記面ファスナー41’が設けられている付近が、前記袖7’の袖口とは固定されていないことにより、前記面ファスナー41’を互いに貼り付ける位置を調節することで、前記袖7’の袖口の大きさを調節して、着用者の腕に前記袖7’の袖口を固定することができる。
図7,8に示すように、前記後身頃3’の襟の部分には、非伸縮性素材で形成された襟バンド6’が取り付けられている。図7,8に示すように、前記襟バンド6’は、前記前身頃2’と前記後身頃3’との左右の肩の縫合部に、両端が固定されており、中間部に設けられた面ファスナー61’により長さが調節可能である。ホールドサポーター1’を着用し、前記襟バンド6’の長さを調節して前記面ファスナー61’を互いに貼り付けて固定すると、着用者は上半身の上側及び肩回りが後ろに引っ張られるような状態となり、腕を下げづらくなる。これにより、着用者はダンスの際に腕を挙げた状態を保持し易くなる。
2つの前記バンド9は非伸縮性素材で形成されており、図5,6に示すように、一端が前記袖7’の中間の下側に固定され、他端が前記前身頃2’及び前記後身頃3’の左右の縫合部における脇と裾の中間付近に固定されており、図6に示すような中間部に設けられた面ファスナー91によって長さが調節可能となっている。図5に示すように、前記面ファスナー91を互いに貼り付けて前記バンド9の長さを固定した状態とすると、前記バンド9の一端が固定された前記袖7’に通された着用者の腕は、図5の状態から、腕を上げる動きが制限されることから、ホールドサポーター1’を着用した人は、腕を上げ過ぎて姿勢が崩れるのを防止することができる。
前記前身頃2’及び前記袖7’で使用される伸縮性素材としては、ポリエステル・ポリウレタン等を用いることができる。また、前記後身頃3’等で使用される非伸縮性素材については特に限定するものではないが、衣服等で使用される様々な非伸縮性素材を用いることができる。面ファスナーについては、ループ部及びフック部を使用する側については特に限定するものではなく、面ファスナーの符号を記載している部分のいずれか一方をループ部とし、他方をフック部とすればよい。
本考案のホールドサポーター1’は、面ファスナー211’,221’、及び、袖口用バンド4’によって、着用者の体にフィットさせて確実に固定することができ、さらに、前記前身頃2’及び前記袖7’を非伸縮性素材で形成し、前記襟バンド6’を設けることにより、着用者の上半身及び腕の動きを制限し、さらに、2つの前記バンド9によって腕が上に上がり過ぎるのを防止することができるので、社交ダンスの際の適切な姿勢を保持することができるという効果を奏する。
本考案のホールドサポーター1,1’は、腕を折り曲げた状態で保持するための腕用サポーター10,10’をさらに備えることができる。2種類の腕用サポーター10,10’について、図9〜14を用いて以下に詳細に説明する。
図9〜11に示すように、腕用サポーター10は、伸縮性素材で形成された筒状のサポーター11、及び、前記サポーター11の両端に、端部が接続された腕用バンド13を備えており、前記サポーター11に腕を通して肘に装着すると、腕を折り曲げた状態で保持することができる。前記腕用バンド13は非伸縮性素材で形成され、図11に示すように、中間部に設けられた面ファスナー131により長さが調節可能である。
前記サポーター11の両端には、開口の全周に沿って、面ファスナー121によって長さが調節できるリング状の固定用バンド12が取り付けられている。前記固定用バンド12は非伸縮性素材で形成されており、図11に示すように、面ファスナー121によって着脱可能な部分が設けられており、前記面ファスナー121が設けられている付近が、前記サポーター11の開口の周縁とは固定されていないことにより、前記面ファスナー121を互いに貼り付ける位置を調節することで、前記サポーター11の両端の開口の大きさを調節して、着用者の腕に前記サポーター11を2か所で固定することができる。
前記腕用バンド13は、図9,10に示すような前記サポーター11を折り曲げた状態で、前記面ファスナー131を互いに貼り付けて長さを固定すると、着用者は腕をさらに折り曲げることはできるが伸ばすことができなくなり、ダンスの際に腕を折り曲げた状態で固定し、所定の姿勢を保つことができる。前記腕用バンド13の長さを調整することで、前記サポーター11の折り曲げ角度を変更することも可能である。
前記サポーター11の伸縮性素材としてはポリエステル・ポリウレタン等を用いることができる。また、前記腕用バンド13等で使用される非伸縮性素材については特に限定するものではないが、衣服等で使用される様々な非伸縮性素材を用いることができる。面ファスナーについては、ループ部及びフック部を使用する側については特に限定するものではなく、面ファスナーの符号を記載している部分のいずれか一方をループ部とし、他方をフック部とすればよい。
本考案のホールドサポーター1,1’は腕用サポーター10をさらに備えることにより、上半身、及び、腕の動きを制限するだけでなく、腕を折り曲げた状態で保持することができるので、ダンスの際の姿勢をより適切に矯正することができる。
次に、他の実施形態の腕用サポーター10’について説明する。図12〜14に示すように、腕用サポーター10’は、伸縮性素材で形成された筒状のサポーター11’、及び、前記サポーター11’の両端に、端部が接続された腕用ベルト14を備えており、前記サポーター11’に腕を通して肘に装着すると、腕をさらに折り曲げることができない状態で保持することができる。
前記腕用ベルト14は、図12〜14に示すように、前記サポーター11’に設けられたベルトループ15に通されており、バックルによって長さが調節可能となっている。前記腕用サポーター10’は、腕に装着して折り曲げた時に前記腕用ベルト14が、図12に示すように、下側となるように装着する。これにより、着用者は腕を伸ばすことはできるがさらに折り曲げることができなくなり、ダンスの際に腕を折り曲げた状態で固定し、所定の姿勢を保つことができる。前記腕用ベルト14の長さを調整することで前記サポーター11’の折り曲げ角度を変更することも可能である。
前記サポーター11’の両端には、バックルによって長さが調節できる固定用ベルト16が、開口の周縁に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用ベルト16によって前記サポーター11’の両端を着用者の腕に固定することができる。前記固定用ベルト16を取り付ける際に、前記サポーター11’の開口の周縁に非伸縮性素材で形成したリングを縫い付けておき、前記リングに前記固定用ベルト16の端部を固定することで、前記固定用ベルト16を開口の周縁の全周に配置しなくても済むようにすることができる。前記固定用ベルト16を、前記固定用バンド12のように全周に配置することも可能である。
前記サポーター11’の伸縮性素材としてはポリエステル・ポリウレタン等を用いることができる。また、前記腕用ベルト14等はズボンのベルト等と同様の構造であり、材質についても様々な材質を用いることができるが、前記腕用サポーター10’を腕に装着することを考慮して軽量な材質を用いることが好ましい。
本考案のホールドサポーター1,1’は、腕用サポーター10’をさらに備えることにより、上半身、及び、腕の動きを制限するだけでなく、腕を折り曲げた状態で保持することができるので、ダンスの際の姿勢をより適切に矯正することができる。また、前記腕用サポーター10とは腕を折り曲げた状態から制限する方向が異なることから、2種類の腕用サポーター10,10’を用意しておけば、着用者は希望する腕の動きを制限する方向に応じて選択することができる。
腕用サポーター10及び腕用サポーター10’は第1の実施形態のホールドサポーター1及び第2の実施形態のホールドサポーター1’のいずれにも用いることが可能であり、これらを選択して組み合わせることで、より効果的にダンスの際の姿勢を矯正することができる。
1,1’ ホールドサポーター
2,2’ 前身頃
21,21’ 上前身頃
22,22’ 下前身頃
211,211’ 面ファスナー
221,221’ 面ファスナー
3,3’ 後身頃
4,4’ 袖口用バンド
41,41’ 面ファスナー
5 胸元用バンド
51 面ファスナー
6,6’ 襟バンド
61,61’ 面ファスナー
7,7’ 袖
9 バンド
91 面ファスナー
10,10’ 腕用サポーター
11,11’ サポーター
12 固定用バンド
121 面ファスナー
13 腕用バンド
131 面ファスナー
14 腕用ベルト
15 ベルトループ
16 固定用ベルト

Claims (5)

  1. 非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、
    伸縮性素材で形成された後身頃と、
    2つの袖と、及び、
    一端が右側の前記袖の袖口に固定され、他端が前記下前身頃の胸元に固定された胸元用バンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能であり、着用者の右腕が動く範囲を制限する胸元用バンドと、を備えるホールドサポーターであって、
    前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材、及び、前記後身頃から延伸された伸縮性素材で形成された半袖であり、
    前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、
    前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることを、特徴とするホールドサポーター。
  2. 非伸縮性素材で形成された前身頃であって、上前身頃及び下前身頃を備え、前記上前身頃及び前記下前身頃の合わせ部は面ファスナーが設けられて着脱可能である、前身頃と、
    伸縮性素材で形成された後身頃と、
    2つの袖と、及び、
    一端が前記袖の中間に固定され、他端が前記前身頃及び前記後身頃の左右の縫合部における脇と裾の中間付近に固定され、左右に配置された2つのバンドであって、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である2つのバンドと、を備えるホールドサポーターであって、
    前記袖は、前記前身頃から延伸された非伸縮性素材で形成された半袖であり、
    前記袖の袖口には、前記袖口の全周に沿って、面ファスナーによって長さが調節できる袖口用バンドが取り付けられており、前記袖口用バンドによって前記袖口が着用者の腕に固定され、
    前記後身頃の襟の部分には、前記前身頃と前記後身頃との左右の縫合部に、両端が固定され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である襟バンドが取り付けられていることを、特徴とするホールドサポーター。
  3. 前記上前身頃に設けられた前記面ファスナーは複数個が縦方向に延伸するように配置され、前記下前身頃に設けられた前記面ファスナーは複数個が横方向に延伸するように配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のホールドサポーター。
  4. 肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、
    前記腕用サポーターは、
    伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、
    前記サポーターの両端に、端部が接続された腕用バンドであって、非伸縮性素材で形成され、中間部に設けられた面ファスナーにより長さが調節可能である腕用バンドと、を備え、
    前記サポーターの両端には、面ファスナーによって長さが調節できる固定用バンドが、開口の全周に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用バンドによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、
    前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用バンドの長さを調整して固定すると、着用者は腕を伸ばすことができなくなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のホールドサポーター。
  5. 肘に着用することで腕を折り曲げた状態に保持するための腕用サポーターをさらに備え、
    前記腕用サポーターは、
    伸縮性素材で形成された筒状のサポーターと、及び、
    前記サポーターの両端に、端部が接続され、サポーターに設けられたベルトループに通された腕用ベルトであって、中間部に設けられたバックルによって長さが調節可能である腕用ベルトと、を備え、
    前記サポーターの両端には、バックルによって長さが調節できる固定用ベルトが、開口の周縁に沿ってそれぞれ取り付けられており、2つの前記固定用ベルトによって前記サポーターの両端が着用者の腕に固定され、
    前記腕用サポーターを肘に着用し、腕を折り曲げた状態で前記腕用ベルトの長さを調整して固定すると、着用者は腕を曲げることができなくなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のホールドサポーター。
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