JPH057041A - 放電励起ガスレーザ装置 - Google Patents

放電励起ガスレーザ装置

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JPH057041A
JPH057041A JP3265888A JP26588891A JPH057041A JP H057041 A JPH057041 A JP H057041A JP 3265888 A JP3265888 A JP 3265888A JP 26588891 A JP26588891 A JP 26588891A JP H057041 A JPH057041 A JP H057041A
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JP
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gas
laser
discharge
main discharge
preionization
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JP3265888A
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English (en)
Inventor
Takuhiro Ono
拓弘 小野
Naoya Horiuchi
直也 堀内
Keiichiro Yamanaka
圭一郎 山中
Kenichi Takahata
憲一 高畑
Nobuaki Furuya
伸昭 古谷
Takeo Miyata
威男 宮田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予備電離手段を有する放電励起ガスレーザ装
置に関するもので、上流側予備電離手段による劣化ガス
の主放電部への影響と、主放電による下流側予備電離手
段への影響の除去することで、レーザガス及び予備電離
手段の寿命を伸ばし、あわせて小容量の循環器でも、放
電の安定な、効率の高い、高繰り返し発振の優れた特性
を持つ放電励起ガスレーザを目的とする。 【構成】 少なくともそれぞれが1つ以上の開口部を有
する2つ隔壁108、109を設け、外部循環器112
により上流予備電離手段106側から吸引、下流予備電
離107側に吹き出ことで、予備電離部と主放電電極1
04、105間のレーザガス流を分岐することにより、
主放電電極間の予備電離の均一化を図り高繰り返し時の
安定化放電と高効率発振が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予備電離手段を有する放
電励起ガスレーザ装置に係り、特に主放電電極間を流れ
るレーザガス流と予備電離手段に流れるレーザガス流を
制御することにより、主放電電極間の放電の安定化と、
レーザガス及び予備電離手段の寿命の長い高繰り返し性
能の高い放電励起ガスレーザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電励起ガスレーザ、特に放電励起希ガ
スハライドエキシマレーザ(以後エキシマレーザと言
う)は、高効率、高出力、高繰り返しの発振が可能であ
ることから、各種の研究用光源としてはもちろんのこ
と、半導体プロセス、化学工業、微細加工、医療等への
利用が期待されている。
【0003】以下、従来の放電励起ガスレーザについて
説明する。図4は従来の放電励起ガスレーザの断面模式
図を示すものである。図4において、1はレーザガス2
を封入する圧力容器、3、4は一対の対向する主放電電
極(紙面と垂直方向が長手方向)である。5、6は予備
電離ギャップで、5は上流側、6は下流側であり、スパ
ーク放電により紫外線を放出する。7は循環器で、封入
されたレーザガス2を矢印の方向に貫流させる。8は冷
却器で、放電により温度が上昇したレーザガスを冷却す
る。9は充電コンデンサー(C1)であり図示していな
いが端子10に接続された高圧電源から放電エネルギを
蓄える。11は充電用コイルである。12はサイラトロ
ンであり、図示していないがトリガ信号により高速でO
N−OFFをする。13、14はピーキングコンデンサ
ー(C2)で充電コンデンサー9に蓄えた電荷が移行さ
れる。
【0004】以上のように構成された放電励起ガスレー
ザについて、以下その動作について説明する。まず、充
電コンデンサー9に蓄えられた電荷はサイラトロン12
がONすることにより、予備電離ギャップ5、6をスパ
ーク放電させピーキングコンデンサー13、14に移行
し、充電される。この時、予備電離ギャップ5、6のス
パーク放電により紫外線が放出され、光電離効果により
主放電電極3、4間のレーザガスが予備的に電離して電
子密度をおよそ108個/cm3に高める。ピーキングコ
ンデンサー13、14が充電されるにつれて主放電電極
間の印可電圧が上昇する。印可電圧の上昇に伴い主放電
電極間のレーザガスの電子密度が急激に1018個/cm
3程度に増加し、ピーキングコンデンサー13、14の
電荷が主放電電極3、4間をパルス的に流れ、いわゆる
放電状態となる。これにより、主放電電極間のレーザガ
スが励起されレーザ発振に至る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、上流側の予備電離ギャップがスパーク放
電するのに伴い発生するイオン、金属粒子等の混入した
レーザガス(劣化レーザガス)が下流側に位置する主放
電電極間を必ず通ることになる。もしも、主放電電極間
に前のレーザ発振時のスパーク放電の劣化レーザガスが
残留すると、予備電離による電子密度分布が空間的に不
均一になる。この事は、主放電電流の局在化となりアー
クの発生等につながり、レーザ発振効率が低くなる。結
果として、レーザビームサイズの縮小とレーザ出力の低
下を招くと同時に主放電電極の寿命を短くする。
【0006】また従来の構成では、主放電に伴い高温
で、イオン、金属粒子を含んだ劣化レーザガスが下流側
に位置する予備電離手段に悪影響をする。特にエキシマ
レーザに於ける高繰り返し動作時ではその影響が著し
く、下流側予備電離ギャップの損傷が激しい。例えばK
rFエキシマレーザでは、予備電離ピンが高温になると
ふっ素ガスとの反応が激しくなり、予備電離ピンの摩耗
と同時にふっ素ガスが消耗試レーザガスの寿命と、予備
電離ピンの寿命が短く、安定な高繰り返し動作が困難で
あった。
【0007】従って、高いレーザ発振効率で安定したと
レーザビームを得るためには、主放電電極間に上流側予
備電離ギャップにより発生する劣化レーザガスを残留さ
せない事と、下流側予備電離ギャップ間に主放電電極に
より発生する劣化レーザガスを残留させないことが重要
であり、そのために高速のガス流を発生させたり、ガス
流の層流化が必要となり、大容量の循環器を必要とし装
置が大型化するという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、上流側予備電離ギャップのスパーク放電で発生す
る劣化ガスの主放電への影響をなくすと同時に、下流側
予備電離ギャップの損傷を防ぐことにより、小容量の循
環器で繰り返し性能の高い、レーザガス及び予備電離手
段の寿命の長い放電励起ガスレーザを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、上流側の予備電離手段を流れるレーザガス
流が主放電電極間に直接的に到達せず、主放電電極間を
流れるレーザガス流が直接的に下流側の予備電離手段に
到達しないようにレーザガス流を制御する制御手段を有
する。
【0010】
【作用】本発明は上記構成によって、上流側予備電離ギ
ャップで劣化したレーザガスは、隔壁の開口部を通して
吸い込まれて主放電電極間を流れるレーザガス流とは別
の経路を経て流れ、イオンの寿命、粉塵の沈降により自
然浄化され、圧力壁の隔壁により冷却され、下流側予備
電離ギャップを冷却しながら下流側隔壁の開口部から主
放電部を循環するレーザガス流内に吹き出す。また、繰
り返し発振に必要なガス流速は、主放電電極の放電領域
のみを吹き払うのに最低必要な速度で良いことになり、
小容量の循環器でも従来装置では不可能であった高繰り
返し数まで発振をする。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
【0012】(実施例1)以下本発明の第1の実施例に
ついて、図1乃至図2を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施例における放
電励起ガスレーザの要部斜視図であり、図2は、図1の
A−A断面に相当する断面模式図である。図1乃至図2
において、101は圧力容器でレーザガスが所定の圧
力、組成に封入されている。102は主放電部レーザガ
ス流、103は予備電離部レーザガス流の流れる方向
(例えば貫流方向)を示す。104、105は1対の対
向する主放電電極(紙面と垂直方向が長手方向)で、そ
の対向する空間で主放電を行う。106は上流側、10
7は下流側予備電離手段(ギャップ)で、主放電電極に
沿って(紙面に垂直方向)複数個設置されており、スパ
ーク放電により紫外線を放出し、主放電電極間のレーザ
ガスを均一に電離する。108、109はそれぞれ上流
側、下流側の少なくとも1つの開口部を有し、圧力容器
内を区分する隔壁で、紫外線照射により不純物ガス発生
の少ない材質で構成され、開口部は、貫流するレーザガ
スの一部を主放電部、上流側予備電離部にそれぞれ分岐
分離させて通過させ、そして下流側予備電離部から吐出
されたレーザガスと主放電電極からのレーザガスとを分
岐して通過させると同時に、予備電離手段で放出された
紫外線を主放電電極間に放射できるよう予備電極に対応
して配備されている。110は循環器で、封入されたレ
ーザガスを貫流させ、111は冷却器で、放電により温
度が上昇したレーザガスを冷却する。112は外部循環
器で、予備電離部のレーザガスを貫流し、所定のガス純
化装置を含んでいてもよい。113は充電コンデンサー
であり、図示していないが端子114に接続された高圧
電源から放電エネルギーを蓄える。115は充電用コイ
ルで、116はサイラトロンであり図示しないがトリガ
信号により高速でON−OFFする。
【0014】また主放電電極104、105の略長手方
向にレーザ発信のための共振系を備え、レーザ光を射出
する。
【0015】以上のように構成された本発明の実施例に
ついて、図2を用いてその動作を説明する。まず、充電
コンデンサー113に蓄えられた電荷はサイラトロン1
16がONすることにより、予備電離ギャップ106、
107をスパーク放電させピーキングコンデンサー11
7、に移行し、充電される。この時、予備電離ギャップ
106、107のスパーク放電により紫外線が放出さ
れ、光電離効果により主放電電極104、105間のレ
ーザガスを均一に予備的に電離して電子密度をおよそ1
8個/cm3に高める。ピーキングコンデンサー117
が充電されるにつれて主放電電極間の印可電圧が上昇す
る。印可電圧の上昇に伴い主放電電極間のレーザガスの
電子密度が増殖的に急激に1018個/cm3程度に増加
し、ピーキングコンデンサー117の電荷が主放電電極
104、105間のレーザガスを通してパルス的に流
れ、いわゆる放電状態となる。これにより、主放電電極
間のレーザガスが励起されレーザ発振に至る。
【0016】本実施例では、主放電電極の上流側及び下
流側にそれぞれ開口部を有する隔壁を設け、主放電部を
貫流させる循環器とは別に設置され外部循環器により、
主放電部を流れるレーザガス流と予備電離部を流れるレ
ーザガス流とを分岐し、上流側隔壁に設けられた開口か
ら上流側予備電離手段に向かって吸い込み、外部循環器
を通る主放電部とは別の循環路で下流側予備電離を経て
下流側隔壁に設けられた開口部から主放電部のレーザガ
ス循環路に吹き出すようにした。そして、上流側予備電
離手段で発生するイオン、金属粒子等のガス劣化成分は
前記の循環路内を通過する間に自然にイオンの寿命、粉
塵の沈降等により浄化され、圧力容器の隔壁で冷却され
て、下流側予備電離手段に達するため、本実施例では上
流側予備電離による劣化レーザガスの影響を完全に除去
できると同時に、主放電により劣化した高温のレーザガ
スによる下流側予備電離手段への悪影響も完全に除去で
きる。また、繰返し動作時、主放電電極間は放電域にあ
るレーザガスのみを置き換えるだけで、主放電電極間の
予備電離による電子密度が容易に空間的均一化できる。
このため安定した放電が得られ、効率の高いレーザ発振
ができると同時に、レーザガスおよび予備電離ギャップ
の寿命を長くすることができる。また、本実施例では、
繰り返し動作に必要なレーザガスの置換は主放電電極間
の主放電域のみで十分であることから、従来例と比較し
て狭い範囲で良いこと、また主放電電極間の上流部にレ
ーザガスの流れを妨げるように位置された従来例におけ
る予備電離ピン等の構造物がないことから主放電電極間
のガス流を容易に層流化できる。このため、レーザガス
の風速を遅くすることができ、小型の循環器でも従来装
置では不可能であった高繰り返し数の発振が可能となっ
た。
【0017】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図3は本発明の第2の実施例における放電
励起ガスレーザ装置の断面模式図である。
【0019】図3において、201は圧力容器、202
は主放電部レーザガス流、203は予備電離部レーザガ
ス流の貫流方向を示す。204、205は1対の対向す
る主放電電極(紙面と垂直が長手方向)、206は上流
側、207は下流側予備電離手段(ギャップ)、20
8、209はそれぞれに少なくとも1つの開口部を有し
圧力容器を区分する隔壁、210は循環器、211は冷
却器、212は外部循環器、213は充電コンデンサ
ー、214は高圧端子、215は充電用コイルで、21
6はサイラトロン、217はピーキングコンデンサー
で、以上は図1の構成と同様なものである。
【0020】図2の構成と異なるのは隔壁208によ
り、外部循環器212に向かう予備電離部レーザガスの
循環路の外部循環器の前に集塵器218を設け、上流側
隔壁から吸引されるレーザガス中の塵(金属粒子等)を
積極的に除去させるようにした点である。
【0021】上記のように構成された放電励起ガスレー
ザについて、以下その動作を説明する。レーザ発振に至
る動作と基本原理及び作用、効果は図2と同じであるの
で説明は省略すし、異なる点についてのみ説明する。主
放電領域では、放電に伴い電極材料がスパッタリングさ
れ金属あるいは化合物の粒子としてレーザガス中に漂
い、特に高繰り返し発振時はその濃度が増加し、このレ
ーザガスが循環器209により次々と放電領域に貫流さ
れる。これはレーザ発振に悪影響を及ぼす。本実施例で
は上流側隔壁から吸引する予備電離手段を循環するレー
ザガス中の塵を集塵器で除去でき、主放電領域のクリー
ン度を保持でため長期間にわたり放電領域のメンテナン
スが不用になった。
【0022】以上のように、予備電離部のレーザガス循
環路に集塵器を設けることにより、レーザガス中の塵を
除去でき、主放電領域のクリーン度を保持でため長期間
にわたり放電領域のメンテナンスが不用になるととも
に、第1の実施例同様、本実施例でも上流側予備電離に
よる劣化レーザガスの主放電領域への影響を完全に除去
し又、下流側予備電離手段の損傷を防止し、繰返し動作
時、主放電電極間は放電域にあるレーザガスのみを置き
換えるだけで、主放電電極間の予備電離による電子密度
が容易に空間的に均一化でき、安定した放電が得られ、
効率の高いレーザ発振ができるようになると同時に、レ
ーザガス及び予備電離ギャップの長寿命化が達成でき
る。また、本実施例では、レーザガスの置換は主放電電
極間の主放電域のみで良いことから、従来例と比較して
狭い範囲で良いこと、また主放電電極間の上流部にレー
ザガスの流れを妨げる構造物がないことから主放電電極
間のガス流を容易に層流化できる。このため、レーザガ
スの風速を遅くすることができ、小型の循環器でも従来
装置では不可能であった高繰り返し数の発振が可能とな
った。
【0023】なお、本実施例において予備電離手段はス
パークギャップとしたが、予備電離手段はコロナ放電と
してもよいことは言うまでもない。また上記実施例は、
この発明の理解を容易にするために例示したものに過ぎ
ずを、種々の変形や変更が可能であることはいうまでも
ない。
【0024】またレーザガスが圧力容器の隔壁で十分冷
却される場合は、冷却器を省略できることはいうまでも
ない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は予備電離手段を有
するガスレーザにおいて、少なくともそれぞれ1つ以上
の開口部を有する2つの隔壁を設け、予備電離部と主放
電部のレーザガス流を分岐分離することにより、上流側
予備電離手段による劣化ガスの主放電部への影響を除去
すると同時に、下流側予備電離部の損傷を抑え、レーザ
ガス寿命を伸ばし、小容量の循環器でも発振効率の高
い、放電の安定な高繰り返し発振をすることができる優
れた放電励起ガスレーザを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における放電励起ガスレ
ーザの要部斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における放電励起ガスレ
ーザの断面模式図
【図3】本発明の第2の実施例における放電励起ガスレ
ーザの断面模式図
【図4】従来の放電励起ガスレーザの断面模式図
【符号の説明】
101 圧力容器 102 主放電部レーザガス流 103 予備電離部レーザガス流 104 主放電電極 105 主放電電極 106 上流予備電離手段 107 下流予備電離手段 108 上流側隔壁 109 下流側隔壁 110 循環器 111 冷却器 112 外部循環器 113 充電コンデンサー 114 端子 115 充電コイル 116 サイラトロン 117 ピーキングコンデンサー 201 圧力容器 202 主放電部レーザガス流 203 予備電離部レーザガス流 204 主放電電極 205 主放電電極 206 上流予備電離手段 207 下流予備電離手段 208 上流側隔壁 209 下流側隔壁 210 循環器 211 冷却器 212 外部循環器 213 充電コンデンサー 214 端子 215 充電コイル 216 サイラトロン 217 ピーキングコンデンサー 218 集塵器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高畑 憲一 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 古谷 伸昭 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 宮田 威男 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力容器内に封入されたレーザガスと、レ
    ーザの射出方向を長手方向とし、かつ相対向して配置さ
    れた2つの主放電電極と、前記長手方向と垂直な方向に
    前記主放電電極間を通じて前記レーザガスを流すように
    レーザガス流を発生させるガス流発生手段と、主放電電
    極の上流側、下流側に配置される予備電離手段とを有す
    る放電励起ガスレーザ装置において、前記上流側に配置
    した予備電離手段近傍のレーザガスが直接的に主放電電
    極間に流れないように、かつ前記主放電電極が通過した
    レーザガスを直接的に下流側に配置した予備電極に流れ
    ないようにレーザガス流を制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とする放電励起ガスレーザ装置。
  2. 【請求項2】レーザガス流を制御する制御手段が、上流
    側予備電離手段近傍へ向けて、および下流側予備電離手
    段からレーザガスを通過させるための開口部と、前記上
    流側予備電離手段近傍へ向けてレーザガスを吸入するガ
    ス吸入手段と、前記下流側予備電離手段からレーザガス
    を吐出するガス吐出手段とを有することを特徴とする請
    求項1記載の放電励起ガスレーザ装置。
  3. 【請求項3】レーザガス流を制御する制御手段のガス吸
    入手段とガス吐出手段とが同一のガス吸入吐出手段であ
    ることを特徴とする請求項2記載の放電励起ガスレーザ
    装置。
  4. 【請求項4】レーザガス流を制御する制御手段のガス吸
    入吐出手段の前に集塵手段を配置したことを特徴とする
    請求項3記載の放電励起ガスレーザ装置。
  5. 【請求項5】レーザガスを制御する制御手段のガス吸入
    吐出手段がガス純化装置を含むことを特徴とする請求項
    3記載の放電励起ガスレーザ装置。
  6. 【請求項6】レーザガス流を制御する制御手段の少なく
    とも1つ以上の開口部が主放電電極間のレーザガスを予
    備電離するための紫外線を通すための窓孔を兼ねること
    を特徴とする請求項2記載の放電励起ガスレーザ装置。
  7. 【請求項7】開口部は圧力容器を区分する少なくとも1
    つの隔壁に設けられ、前記隔壁は不純物ガス発生の少な
    い材料で構成されていることを特徴とする請求項2記載
    の放電励起ガスレーザ装置。
  8. 【請求項8】隔壁が圧力容器と一体になっていることを
    特徴とする請求項7記載の放電励起ガスレーザ装置。
  9. 【請求項9】レーザガスの予備電離手段がスパークギャ
    ップ予備電離手段であることを特徴とする請求項1記載
    の放電励起ガスレーザ装置。
  10. 【請求項10】レーザガスの予備電離手段がコロナ予備
    電離手段であることを特徴とする請求項1記載の放電励
    起ガスレーザ装置。
  11. 【請求項11】レーザガスを冷却するための冷却器を有
    することを特徴とする請求項1記載の放電励起ガスレー
    ザ装置。
  12. 【請求項12】圧力容器内でレーザガスが循環されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電励起ガスレーザ装
    置。
JP3265888A 1991-04-23 1991-10-15 放電励起ガスレーザ装置 Pending JPH057041A (ja)

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