JPH0570113U - ガス絶縁機器用ガス充気ユニット - Google Patents

ガス絶縁機器用ガス充気ユニット

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Publication number
JPH0570113U
JPH0570113U JP7664691U JP7664691U JPH0570113U JP H0570113 U JPH0570113 U JP H0570113U JP 7664691 U JP7664691 U JP 7664691U JP 7664691 U JP7664691 U JP 7664691U JP H0570113 U JPH0570113 U JP H0570113U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
temperature
pressure
solenoid valve
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP7664691U
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English (en)
Inventor
直弘 金万
和彦 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガス絶縁機器へのガス充気を自動的に行えるよ
うにし、かつ目標圧力に精度よく充気できるようにする 【構成】ガスを充気する機器とガスボンベとの間に接続
可能な配管と、該配管に設けたガス圧力センサと電磁弁
と、ガスを充気する機器の温度を測定する温度計と、外
気温を測定する温度計と、制御手段とでガス充気ユニッ
トを構成し、前記制御手段は、前記ガス圧力センサから
入力される現在の圧力値を、前記2つの温度計から入力
される現在の温度により補正し、その補正した値が目標
値に達する迄前記電磁弁を開いておき、目標値に達する
と前記電磁弁を閉じる動作を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁機器にガスを充気する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス絶縁機器は、圧力容器中にSF6ガス等の絶縁ガスを加圧封入し、該絶縁 ガス中に充電部を密封し、もって機器の小型化を図っている。そして、機器の絶 縁を保持するため、ガス圧力の監視によりガス漏れの検出を行っている。また、 機器の異常加熱等によりガス圧力が変化するので、ガス圧力の監視により機器内 の異常を検出することも行っている。このため、ガス絶縁機器にあっては、その 製作時に正確な圧力でガスを充気することが必要である。
【0003】 従来、ガス絶縁機器の絶縁ガスの充気は人手に依っていた。すなわち、人がガ ス圧力計、温度計等を備えた連成計を見ながらバルブを操作し充気作業を行って いた。そして、充気直後は充気されたガスが安定状態にないため、目標よりも多 めにガスを充気しておき、一日程度置いてガスが安定状態になってから、連成計 を目視しながら目標ガス圧力になるように少しずつガスを抜いて行き、目標設定 圧力に合わせていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来例では、ガス絶縁機器に入れるガスの温度、容器の温度ある いは気温等によりガス圧力が変化するために、ガスが安定状態になるまでに時間 がかかる。また、人がガス絶縁機器に取り付けられた連成計の針を見ながらバル ブ操作を行うため、作業を行う人により読み取り誤差が生じる可能性があり、真 の目標ガス圧力の設定が困難であった。
【0005】 本考案は、ガス絶縁機器のガス圧力監視の精度を上げ、ガス充気時の手間を削 減するため、ガス絶縁機器へのガス充気を自動的に行えるようにし、かつ精度よ く目標圧力に充気できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ガス圧力センサから入力される現在の圧力値を、温度計から入力さ れる現在の温度により補正し、その補正した値が目標値に達する迄ガス充気用配 管に設けた電磁弁を開いておき、目標値に達すると前記電磁弁を閉じる動作を行 う手段を採用したものである。
【0007】
【作用】
上記した手段によれば、人手に依らずに、温度による補正を行った圧力値と、 目標圧力値との比較を行いながらガスの充気を行うので、精度の高い圧力設定を 速やかに行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2を用いて説明する。
【0009】 図1は、本例を実施する装置を示した図である。図において、接続口1を両端 に設けた銅配管2に、電磁弁3、圧力センサ4、安全弁11が設けられる。ガス 充気作業に際しては、配管の両端の接続口1に、それぞれガスが充気されるガス 絶縁機器の容器とガスボンベが接続される。
【0010】 また、2つの温度センサが設けられ、ガス絶縁機器の容器に一方の温度センサ 7がワンタッチ取り付け用マグネット6により取り付けられ、該温度センサはガ ス絶縁機器の温度を測定する。他方の温度センサ8は外気中に置かれ外気温を測 定する。圧力センサ4により検出された圧力と2つの温度センサ7、8により検 出された温度は、コントローラ9に入力される。コントローラ9にはその他に、 電磁弁3、デジタルパネルメータ10、スタートスイッチ12、圧力設定用サム ロータリスイッチ13、ブザー14が接続される。
【0011】 次に、図2のフロー図を用いて、本例の動作を説明する。始めに、銅配管2の 両端の接続口1にガス絶縁機器の容器とガスボンベを接続し(ステップ21)、 圧力設定用サムロータリスイッチ13により目標ガス圧力を設定し(ステップ2 2)、スタートスイッチ12を押す(ステップ23)。
【0012】 続く以下の動作は、コントローラ9により行われる。スタート信号により電磁 弁3を開とし(ステップ24)、温度センサ7、8により検出されたガス絶縁機 器の現在の温度と現在の外気温を読み込み(ステップ25)、圧力センサ4によ り検出された現在圧力を読み込み(ステップ26)、ガス圧力の温度補正計算を を以下の〔数1〕に従って行う(ステップ27)。
【0013】
【数1】 P0=P1+(20─T)×0.024 この式は、SF6ガスの目標設定圧力を50kg/cm2としたときの補正の 例である。ここで、P0は補正された圧力、P1は現在圧力、20は20°Cのガ ス圧力を標準とするための数値、Tは現在のガス絶縁機器の温度と現在の外気温 との平均値、0.024は5kg/cm2の時のガス密度係数を表す。
【0014】 次に、ステップ26で得られた補正圧力P0がステップ22で設定された目標 ガス圧力に達したか否かを判断し(ステップ28)、まだ達していなければ、ス テップ25に戻り、ステップ25以降の動作を繰り返し行う。また、目標ガス圧 力に達していれば電磁弁3を閉じ(ステップ29)、ブザー14を鳴らして充気 作業を終了する。
【0015】 なお、一定期間内に充気が終了しない場合もブザー14を鳴らし作業を中止す る。また、デジタルパネルメータ10には、現在圧力等を適宜表示させる。
【0016】 以上の動作において、ガス圧力センサ4から入力される現在の圧力値を、前記 2つの温度計7、8から入力される現在の温度により補正し、その補正した値P 0 が目標値に達する迄前記電磁弁3を開いておき、目標値に達すると前記電磁弁 3を閉じる動作を行うという制御手段は、コントローラ9により行われ人手に依 らないから、読み取り誤差は生じない。また、温度による圧力の補正は現在の温 度及び圧力により自動的に行われるため、ガスが安定状態になるのを待たずに速 やかに精度の高い設定が行える。
【0017】 以上本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本 考案は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、ガス絶縁機器の充気作業は、現在の圧力と現在の温度により 圧力の補正計算を自動的に行うので、迅速で精度の高いガス圧力の設定ができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案ガス絶縁機器用ガス充気ユニットの一
実施例の装置を示した図。
【図2】 図1の動作を説明するためのフロー図。
【符号の説明】
2…配管、3…電磁弁、4…圧力センサ、7、8…温度
センサ、9…コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを充気する機器とガスボンベとの間
    に接続可能な配管と、該配管に設けたガス圧力センサ
    と、電磁弁と、ガスを充気する機器の容器の温度を測定
    する温度センサと、外気温を測定する温度センサと、制
    御手段とからなるガス絶縁機器用ガス充気ユニットであ
    って、前記制御手段は、前記ガス圧力センサから入力さ
    れる現在の圧力値を、前記2つの温度センサから入力さ
    れる現在の温度により補正し、その補正した値が目標値
    に達する迄前記電磁弁を開いておき、目標値に達すると
    前記電磁弁を閉じる動作を行う制御手段であるガス絶縁
    機器用ガス充気ユニット。
JP7664691U 1991-09-24 1991-09-24 ガス絶縁機器用ガス充気ユニット Pending JPH0570113U (ja)

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JP7664691U JPH0570113U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ガス絶縁機器用ガス充気ユニット

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JPH0570113U true JPH0570113U (ja) 1993-09-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110518485A (zh) * 2019-09-12 2019-11-29 宁波耐森电气科技有限公司 一种特殊结构的充气柜
CN117477416A (zh) * 2023-10-30 2024-01-30 广州市康都智能装备有限公司 一种环保安全气体环网柜

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CN110518485A (zh) * 2019-09-12 2019-11-29 宁波耐森电气科技有限公司 一种特殊结构的充气柜
CN117477416A (zh) * 2023-10-30 2024-01-30 广州市康都智能装备有限公司 一种环保安全气体环网柜
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