JPH0514187Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514187Y2 JPH0514187Y2 JP1984089179U JP8917984U JPH0514187Y2 JP H0514187 Y2 JPH0514187 Y2 JP H0514187Y2 JP 1984089179 U JP1984089179 U JP 1984089179U JP 8917984 U JP8917984 U JP 8917984U JP H0514187 Y2 JPH0514187 Y2 JP H0514187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- differential pressure
- pressure chamber
- leak
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は圧力変化測定装置に関する。
一般に、閉ざされた配管、タンク内における気
体・液体の圧力の変動を検出する場合、計測の方
法としてある時刻t1における配管内物体の圧力P1
を保持しておき、t1から設定時間後の時刻t2にお
ける値P2を検出し、(P1−P2)の絶対値より変動
を検出する。
体・液体の圧力の変動を検出する場合、計測の方
法としてある時刻t1における配管内物体の圧力P1
を保持しておき、t1から設定時間後の時刻t2にお
ける値P2を検出し、(P1−P2)の絶対値より変動
を検出する。
これは電気式計器を用いて実現可能であるが、
コストの面で高くつくという欠点がある。
コストの面で高くつくという欠点がある。
また、例えば火力プラントにおいては、ボイラ
ーの燃料配管内の燃料が火炉内や配管外へリーク
(漏洩)していないかを検出し、リークがない場
合は、燃料配管が正常であるというインタロツク
回路が組まれている。
ーの燃料配管内の燃料が火炉内や配管外へリーク
(漏洩)していないかを検出し、リークがない場
合は、燃料配管が正常であるというインタロツク
回路が組まれている。
このようなインタロツク回路では、現在コスト
の面から時刻t1における配管内物体の圧力P1を一
定圧力P11と仮定し、時刻t2における圧力値P2を
検出し、(P11−P2)として変動を検出している
が、確実に変動すなわちリークといつた正確な判
定がし難い状況にある。
の面から時刻t1における配管内物体の圧力P1を一
定圧力P11と仮定し、時刻t2における圧力値P2を
検出し、(P11−P2)として変動を検出している
が、確実に変動すなわちリークといつた正確な判
定がし難い状況にある。
このように従来の圧力変化測定装置は比較的コ
ストが高く、圧力変化を正確に捕捉し難いという
欠点がある。
ストが高く、圧力変化を正確に捕捉し難いという
欠点がある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、低コストであるとゝもに圧力変化を正確に
検出する圧力変化測定装置を提供することを目的
とする。
ので、低コストであるとゝもに圧力変化を正確に
検出する圧力変化測定装置を提供することを目的
とする。
そのために本考案は内部がダイアフラムを介し
て左右の可撓性圧力チヤンバーに仕切られた気密
性圧力チヤンバーと、該気密性圧力チヤンバーに
付設され上記左右の圧力チヤンバー間の差圧を直
接に検出する差圧計と、一端が被検体に接続され
Y字状に分岐した左右の分岐管の管端がそれぞれ
上記左右の各圧力チヤンバーに連通する導圧管
と、上記分岐管の一方に挿入された開閉弁とを具
えたことを特徴とする。
て左右の可撓性圧力チヤンバーに仕切られた気密
性圧力チヤンバーと、該気密性圧力チヤンバーに
付設され上記左右の圧力チヤンバー間の差圧を直
接に検出する差圧計と、一端が被検体に接続され
Y字状に分岐した左右の分岐管の管端がそれぞれ
上記左右の各圧力チヤンバーに連通する導圧管
と、上記分岐管の一方に挿入された開閉弁とを具
えたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、低コストでしかも圧
力変化を正確に検出する圧力変化測定装置を得る
ことができる。
力変化を正確に検出する圧力変化測定装置を得る
ことができる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図はその系統図、第2図は本考案をボイラー
の燃料配管のリーク監視に適用した実施例を示す
ブロツク線図である。
第1図はその系統図、第2図は本考案をボイラー
の燃料配管のリーク監視に適用した実施例を示す
ブロツク線図である。
上図において、1は被検体である配管・タン
ク、2はダイアフラムで基準側圧力室4及び測定
側圧力室5に仕切られた圧力チヤンバーに付設さ
れ基準側圧力室4及び測定側圧力室5間の差圧を
検出する差圧スイツチ、3は基端が被検体1に連
通され分岐した分岐管の管端がそれぞれ基準側圧
力室4、測定側圧力室5に連通された導圧管9の
一方の分岐管に挿入された電磁弁である。
ク、2はダイアフラムで基準側圧力室4及び測定
側圧力室5に仕切られた圧力チヤンバーに付設さ
れ基準側圧力室4及び測定側圧力室5間の差圧を
検出する差圧スイツチ、3は基端が被検体1に連
通され分岐した分岐管の管端がそれぞれ基準側圧
力室4、測定側圧力室5に連通された導圧管9の
一方の分岐管に挿入された電磁弁である。
まず、第1図において、導圧管9を介して閉ざ
された配管・タンク1から圧力を取り出し、差圧
スイツチの基準側(1次側)圧力室4及び測定側
(2次側)圧力室5に接続する。
された配管・タンク1から圧力を取り出し、差圧
スイツチの基準側(1次側)圧力室4及び測定側
(2次側)圧力室5に接続する。
基準側分岐管には電気又は空気信号により開閉
する電磁弁3を接続し、電磁弁3と差圧スイツチ
2間の流体を完全に封じ込めることを可能とす
る。
する電磁弁3を接続し、電磁弁3と差圧スイツチ
2間の流体を完全に封じ込めることを可能とす
る。
このような構造において、まず電磁弁3を開く
と、差圧スイツチ2の基準側の圧力P1と測定側
の圧力P2とは等しくなり、その際の差圧発信器
18の出力は零となる。
と、差圧スイツチ2の基準側の圧力P1と測定側
の圧力P2とは等しくなり、その際の差圧発信器
18の出力は零となる。
次に、電磁弁3を閉じ、時間t0経過すると、基
準側の圧力P1は不変に保たれるが、タンク1に
リークがあれば、圧力P2は始めの値より低下す
るので、差圧発信器18は差圧ΔP=P1−P2に対
応する信号を出力する。
準側の圧力P1は不変に保たれるが、タンク1に
リークがあれば、圧力P2は始めの値より低下す
るので、差圧発信器18は差圧ΔP=P1−P2に対
応する信号を出力する。
次に、第1図の構成をボイラーの燃料配管に適
用すると、第2図において、リークチエツク開始
指令6が出ると、電磁弁3は全開7され、閉ざさ
れた配管、タンク1の圧力と差圧スイツチの基準
側4の圧力と同一となる。
用すると、第2図において、リークチエツク開始
指令6が出ると、電磁弁3は全開7され、閉ざさ
れた配管、タンク1の圧力と差圧スイツチの基準
側4の圧力と同一となる。
十分に圧力が落ちついて時間をタイマー8にて
カウントし、t0時間経過後に電磁弁3を全閉9と
して基準側圧力を封じ込めることにより、時刻t1
における圧力P1を不変に保持する。
カウントし、t0時間経過後に電磁弁3を全閉9と
して基準側圧力を封じ込めることにより、時刻t1
における圧力P1を不変に保持する。
そうすると、リークチエツク確認時間t(=t2
−t1)を設定したタイマー10は基準圧力が保持
された時からカウントを開始し、設定時間t後に
リークチエツク時間完了11の信号を出す。
−t1)を設定したタイマー10は基準圧力が保持
された時からカウントを開始し、設定時間t後に
リークチエツク時間完了11の信号を出す。
この時に閉ざされた配管、タンク内の圧力P2
が変化し、差圧スイツチ2にて設定された差圧
Psetよりも差ΔP=|P1−P2|が大きければ、差
圧スイツチ2が動作12し、リークチエツク時間
完了11と差圧スイツチ動作12との論理積13
によりリーク有り14の信号が成立する。
が変化し、差圧スイツチ2にて設定された差圧
Psetよりも差ΔP=|P1−P2|が大きければ、差
圧スイツチ2が動作12し、リークチエツク時間
完了11と差圧スイツチ動作12との論理積13
によりリーク有り14の信号が成立する。
また、差ΔPが設定された差圧Psetよりも小さ
い場合には、リークチエツク時間完了11と否定
15との論理積16によりリーク無し17の信号
が成立する。
い場合には、リークチエツク時間完了11と否定
15との論理積16によりリーク無し17の信号
が成立する。
以上のリーク有り14とリーク無し17の信号
により、閉ざされた配管1内における気体・液体
のリークを検出することが可能となる。
により、閉ざされた配管1内における気体・液体
のリークを検出することが可能となる。
このように、本考案においては、差圧スイツチ
の1方の配管ラインを封じ込めることによりメモ
リー機能をもたせることができ、保持しておく時
間はタイマー10により任意に設定することがで
きる。
の1方の配管ラインを封じ込めることによりメモ
リー機能をもたせることができ、保持しておく時
間はタイマー10により任意に設定することがで
きる。
因みに、従来は、メモリー機能は電気回路を使
用することにより比較的容易に可能であるが、コ
スト高となつていたのに対し、本考案は安価な構
造によりメモリー機能を発揮することにより、差
圧を確実に検出することができる。
用することにより比較的容易に可能であるが、コ
スト高となつていたのに対し、本考案は安価な構
造によりメモリー機能を発揮することにより、差
圧を確実に検出することができる。
要するに本考案によれば、内部がダイアフラム
を介して左右の可撓性圧力チヤンバーに仕切られ
た気密性圧力チヤンバーと、該気密性圧力チヤン
バーに付設され上記左右の圧力チヤンバー間の差
圧を直接に検出する差圧計と、一端が被検体に接
続されY字状に分岐した左右の分岐管の管端がそ
れぞれ上記左右の各圧力チヤンバーに連通する導
圧管と、上記分岐管の一方に挿入された開閉弁と
を具えたことにより、低コストで圧力変化を確実
に検出する圧力変化測定装置を得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
を介して左右の可撓性圧力チヤンバーに仕切られ
た気密性圧力チヤンバーと、該気密性圧力チヤン
バーに付設され上記左右の圧力チヤンバー間の差
圧を直接に検出する差圧計と、一端が被検体に接
続されY字状に分岐した左右の分岐管の管端がそ
れぞれ上記左右の各圧力チヤンバーに連通する導
圧管と、上記分岐管の一方に挿入された開閉弁と
を具えたことにより、低コストで圧力変化を確実
に検出する圧力変化測定装置を得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す系統図、第2
図は本考案をボイラーの燃料配管のリーク監視に
適用した実施例を示すブロツク線図である。 1……配管・タンク、2……差圧スイツチ、3
……電磁弁、4……基準側(1次側)圧力室、5
……測定側(2次側)圧力室、6……リークチエ
ツク開始指令、7……全開、8……タイマー、9
……導圧管、10……タイマー、11……リーク
チエツク時間完了、12……差圧スイツチ動作、
13……論理積、14……リーク有り、15……
否定、16……論理積、17……リーク無し、1
8……差圧発信器。
図は本考案をボイラーの燃料配管のリーク監視に
適用した実施例を示すブロツク線図である。 1……配管・タンク、2……差圧スイツチ、3
……電磁弁、4……基準側(1次側)圧力室、5
……測定側(2次側)圧力室、6……リークチエ
ツク開始指令、7……全開、8……タイマー、9
……導圧管、10……タイマー、11……リーク
チエツク時間完了、12……差圧スイツチ動作、
13……論理積、14……リーク有り、15……
否定、16……論理積、17……リーク無し、1
8……差圧発信器。
Claims (1)
- 内部がダイアフラムを介して左右の可撓性圧力
チヤンバーに仕切られた気密性圧力チヤンバー
と、該気密性圧力チヤンバーに付設され上記左右
の圧力チヤンバー間の差圧を直接に検出する差圧
計と、一端が被検体に接続されY字状に分岐した
左右の分岐管の管端がそれぞれ上記左右の各圧力
チヤンバーに連通する導圧管と、上記分岐管の一
方に挿入された開閉弁とを具えたことを特徴とす
る圧力変化測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8917984U JPS615440U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 圧力変化測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8917984U JPS615440U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 圧力変化測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615440U JPS615440U (ja) | 1986-01-13 |
JPH0514187Y2 true JPH0514187Y2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=30643005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8917984U Granted JPS615440U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 圧力変化測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615440U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2784855B2 (ja) * | 1991-12-19 | 1998-08-06 | ホシザキ電機株式会社 | 真空包装装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725579U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-22 | ||
JPS5268480A (en) * | 1975-12-04 | 1977-06-07 | Fukuda Kk | Calibration valve device for comparison type pressure measuring apparatus |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP8917984U patent/JPS615440U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725579U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-22 | ||
JPS5268480A (en) * | 1975-12-04 | 1977-06-07 | Fukuda Kk | Calibration valve device for comparison type pressure measuring apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615440U (ja) | 1986-01-13 |
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