JPH0569723A - 空調制御装置 - Google Patents
空調制御装置Info
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- JPH0569723A JPH0569723A JP23329191A JP23329191A JPH0569723A JP H0569723 A JPH0569723 A JP H0569723A JP 23329191 A JP23329191 A JP 23329191A JP 23329191 A JP23329191 A JP 23329191A JP H0569723 A JPH0569723 A JP H0569723A
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- Japan
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- outlet temperature
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- cooling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成で、吹出温度のハンチングの小さな
空調制御装置を得る。 【構成】設定温度と室温との偏差に基づいて、目標吹出
温度を算出し、吹出温度が目標吹出温度になるように、
電磁クラッチを入・切、若しくは開閉弁を開・閉する断
続制御を行う。そして、電磁クラッチを切った後(ステ
ップ230)、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst
を超えるまでは、ステップ270〜300の暖房運転処
理には移行しない。また、開閉弁を閉弁した後(ステッ
プ290)、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えるまでは、ステップ210〜240の冷房運転処理
には移行しない。
空調制御装置を得る。 【構成】設定温度と室温との偏差に基づいて、目標吹出
温度を算出し、吹出温度が目標吹出温度になるように、
電磁クラッチを入・切、若しくは開閉弁を開・閉する断
続制御を行う。そして、電磁クラッチを切った後(ステ
ップ230)、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst
を超えるまでは、ステップ270〜300の暖房運転処
理には移行しない。また、開閉弁を閉弁した後(ステッ
プ290)、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えるまでは、ステップ210〜240の冷房運転処理
には移行しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内に吹出す空気を
冷房機構と暖房機構とを通過させ、吹出温度を低温から
高温まで制御する空調制御装置に関する。
冷房機構と暖房機構とを通過させ、吹出温度を低温から
高温まで制御する空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平2−114015号公
報にあるように、暖房用の吹出口を室内の低所に、冷房
用の吹出口を室内の高所に別個に設け、室温と設定温度
との偏差に基づいて比例積分演算によって求められた制
御量が所定値以下であるときには、暖房モードにより、
暖房のみを行う。また、制御量が所定値以上であるとき
には、冷房モードにより冷房のみを行う。そして、冬期
等の外気温が比較的低く、かつ乗車人員が多く、室内の
温度が上昇して冷房を必要とする状態になった場合に
は、冷房と暖房とが同時に駆動され、室内の高所からは
冷風を、低所からは温風を吹き出して、頭寒足熱の状態
を実現するものが提案されている。
報にあるように、暖房用の吹出口を室内の低所に、冷房
用の吹出口を室内の高所に別個に設け、室温と設定温度
との偏差に基づいて比例積分演算によって求められた制
御量が所定値以下であるときには、暖房モードにより、
暖房のみを行う。また、制御量が所定値以上であるとき
には、冷房モードにより冷房のみを行う。そして、冬期
等の外気温が比較的低く、かつ乗車人員が多く、室内の
温度が上昇して冷房を必要とする状態になった場合に
は、冷房と暖房とが同時に駆動され、室内の高所からは
冷風を、低所からは温風を吹き出して、頭寒足熱の状態
を実現するものが提案されている。
【0003】しかし、高所と低所とに、暖房用と冷房用
との別個の吹出口を設けると、例えば、春や秋などに室
内をほぼ均一な温度に、わずかに暖房又は冷房をしたい
場合などには、一方の吹出口からだけでは、均一な温度
分布に制御することは困難であった。一方、乗用車で
は、暖房用の吹出口と冷房用の吹出口とを同じにし、蒸
発器の後方に再加熱器を設け、圧縮機が常時作動し、蒸
発器を常時低温に維持した上、再加熱器で加熱する空調
制御装置も知られていた。
との別個の吹出口を設けると、例えば、春や秋などに室
内をほぼ均一な温度に、わずかに暖房又は冷房をしたい
場合などには、一方の吹出口からだけでは、均一な温度
分布に制御することは困難であった。一方、乗用車で
は、暖房用の吹出口と冷房用の吹出口とを同じにし、蒸
発器の後方に再加熱器を設け、圧縮機が常時作動し、蒸
発器を常時低温に維持した上、再加熱器で加熱する空調
制御装置も知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、冷却した後、再加熱するので、燃費
が悪化し、温度制御を再加熱器への流量調整により行な
うので、構成が複雑になるという問題があった。そこ
で、圧縮機の断続と再加熱器の断続の組合せにより、吹
出温度を制御するものも考えられる。
た従来のものでは、冷却した後、再加熱するので、燃費
が悪化し、温度制御を再加熱器への流量調整により行な
うので、構成が複雑になるという問題があった。そこ
で、圧縮機の断続と再加熱器の断続の組合せにより、吹
出温度を制御するものも考えられる。
【0005】この場合には、図7に示すように、目標吹
出温度Tocs を中心にヒステリシス△Tを取り、吹出口
に設けた吹出温センサの検出値TH により、検出値TH
が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いとき
は、圧縮機のみを運転して、冷房を行い、検出値TH と
目標吹出温度Tocs とが等しくなったときに、圧縮機の
運転を停止している。そして、検出値TH が目標吹出温
度Tocs −ヒステリシス△Tより低いときは、再加熱器
のみを運転して、暖房を行い、検出値TH と目標吹出温
度Tocs とが等しくなったときに、再加熱器の運転を停
止している。特に、再加熱器は、温水の流量調整を行わ
ず、単に弁の開閉だけで制御し、制御の簡素化を図って
いる。
出温度Tocs を中心にヒステリシス△Tを取り、吹出口
に設けた吹出温センサの検出値TH により、検出値TH
が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いとき
は、圧縮機のみを運転して、冷房を行い、検出値TH と
目標吹出温度Tocs とが等しくなったときに、圧縮機の
運転を停止している。そして、検出値TH が目標吹出温
度Tocs −ヒステリシス△Tより低いときは、再加熱器
のみを運転して、暖房を行い、検出値TH と目標吹出温
度Tocs とが等しくなったときに、再加熱器の運転を停
止している。特に、再加熱器は、温水の流量調整を行わ
ず、単に弁の開閉だけで制御し、制御の簡素化を図って
いる。
【0006】この場合、実際の動作は、図8に示すよう
に、吹出温センサの応答遅れ等により、再加熱器の運転
を停止した後も実際の吹出温度Tout は上昇し続け、検
出値TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより
も高くなってしまい、圧縮機を運転して冷房を行ってし
まう。また、圧縮機の運転を停止した後も同じように、
再加熱器を運転してしまい、圧縮機の運転から再加熱器
の運転までが連続して動作し、実際の吹出温度Tout は
大きいハンチングを起こすという問題があった。
に、吹出温センサの応答遅れ等により、再加熱器の運転
を停止した後も実際の吹出温度Tout は上昇し続け、検
出値TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより
も高くなってしまい、圧縮機を運転して冷房を行ってし
まう。また、圧縮機の運転を停止した後も同じように、
再加熱器を運転してしまい、圧縮機の運転から再加熱器
の運転までが連続して動作し、実際の吹出温度Tout は
大きいハンチングを起こすという問題があった。
【0007】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、簡単な構成で、吹出温度のハンチングの小
さな空調制御装置を提供することにある。
を目的とし、簡単な構成で、吹出温度のハンチングの小
さな空調制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、図1に例示する如く、車室内の室温を
検出する室温センサM1と、前記車室内への吹出温度を
検出する吹出温センサM2とを備え、車室内に吹出す空
気を冷房機構M3と暖房機構M4とを通過させて吹出温
度を可変とすると共に、予め設定された設定温度と、前
記室温との偏差に基づいて、目標吹出温度を算出し、冷
房機構M3と暖房機構M4とを断続制御して、前記吹出
温度を前記目標吹出温度に制御する制御手段M5を有す
る空調制御装置において、前記制御手段M5が、前記冷
房機構M3若しくは前記暖房機構M4の一方の運転が停
止された後、前記断続制御での停止時間に応じた移行時
間を経過した後でなければ、他方の前記冷房機構M3若
しくは前記暖房機構M4の運転は禁止する禁止部M6を
備えたことを特徴とする空調制御装置の構成がそれであ
る。
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、図1に例示する如く、車室内の室温を
検出する室温センサM1と、前記車室内への吹出温度を
検出する吹出温センサM2とを備え、車室内に吹出す空
気を冷房機構M3と暖房機構M4とを通過させて吹出温
度を可変とすると共に、予め設定された設定温度と、前
記室温との偏差に基づいて、目標吹出温度を算出し、冷
房機構M3と暖房機構M4とを断続制御して、前記吹出
温度を前記目標吹出温度に制御する制御手段M5を有す
る空調制御装置において、前記制御手段M5が、前記冷
房機構M3若しくは前記暖房機構M4の一方の運転が停
止された後、前記断続制御での停止時間に応じた移行時
間を経過した後でなければ、他方の前記冷房機構M3若
しくは前記暖房機構M4の運転は禁止する禁止部M6を
備えたことを特徴とする空調制御装置の構成がそれであ
る。
【0009】
【作用】前記構成を有する空調制御装置は、室温センサ
M1が車室内の室温を検出し、吹出温センサM2が車室
内への吹出温度を検出する。そして、制御手段M5が、
予め設定された設定温度と、室温との偏差に基づいて、
目標吹出温度を算出し、冷房機構M3と暖房機構M4と
を断続制御して、吹出温度を目標吹出温度に制御する。
そして、制御手段M5の禁止部M6が、冷房機構M3若
しくは暖房機構M4の一方の運転が停止された後、断続
制御での停止時間に応じた移行時間を経過した後でなけ
れば、他方の冷房機構M3若しくは暖房機構M4の運転
は禁止されるので、冷房から暖房又は暖房から冷房への
移行はすぐに行われない。それによって、吹出温度の変
動は小さくなる。
M1が車室内の室温を検出し、吹出温センサM2が車室
内への吹出温度を検出する。そして、制御手段M5が、
予め設定された設定温度と、室温との偏差に基づいて、
目標吹出温度を算出し、冷房機構M3と暖房機構M4と
を断続制御して、吹出温度を目標吹出温度に制御する。
そして、制御手段M5の禁止部M6が、冷房機構M3若
しくは暖房機構M4の一方の運転が停止された後、断続
制御での停止時間に応じた移行時間を経過した後でなけ
れば、他方の冷房機構M3若しくは暖房機構M4の運転
は禁止されるので、冷房から暖房又は暖房から冷房への
移行はすぐに行われない。それによって、吹出温度の変
動は小さくなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図2は本発明の一実施例である空調制御装置
の概略構成図である。1はエンジンで、図示しない車
両、本実施例では小型バスに搭載されており、エンジン
1の回転は、ベルト伝達機構2及び電磁クラッチ4を介
して、圧縮機6に伝達されるようにされている。
説明する。図2は本発明の一実施例である空調制御装置
の概略構成図である。1はエンジンで、図示しない車
両、本実施例では小型バスに搭載されており、エンジン
1の回転は、ベルト伝達機構2及び電磁クラッチ4を介
して、圧縮機6に伝達されるようにされている。
【0011】圧縮機6には、圧縮された冷媒が供給され
るように凝縮器8が接続され、更に、凝縮器8は、レシ
ーバ10、膨張弁12を介して、蒸発器14に接続され
ている。蒸発器14は、通過する空気と冷媒との間で熱
交換を行い、通過する空気を冷却するものである。尚、
蒸発器14は前記圧縮機6に接続されて、ベルト伝達機
構2、電磁クラッチ4、圧縮機6、凝縮器8、レシーバ
10、膨張弁12、蒸発器14により冷房機構を構成し
ている。
るように凝縮器8が接続され、更に、凝縮器8は、レシ
ーバ10、膨張弁12を介して、蒸発器14に接続され
ている。蒸発器14は、通過する空気と冷媒との間で熱
交換を行い、通過する空気を冷却するものである。尚、
蒸発器14は前記圧縮機6に接続されて、ベルト伝達機
構2、電磁クラッチ4、圧縮機6、凝縮器8、レシーバ
10、膨張弁12、蒸発器14により冷房機構を構成し
ている。
【0012】更に、エンジン1から吐出される温水が、
開閉弁16を介して、再加熱器18に供給されるように
接続されており、再加熱器18内で空気との間で熱交換
した後の温水は、再びエンジン1に戻されるように構成
されている。開閉弁16は、制御信号が入力されると、
閉状態から開状態になる構成のものである。前記開閉弁
16、再加熱器18により暖房機構を構成している。
開閉弁16を介して、再加熱器18に供給されるように
接続されており、再加熱器18内で空気との間で熱交換
した後の温水は、再びエンジン1に戻されるように構成
されている。開閉弁16は、制御信号が入力されると、
閉状態から開状態になる構成のものである。前記開閉弁
16、再加熱器18により暖房機構を構成している。
【0013】一方、図示しない車両の車室内の室温を検
出する室温センサ20が、車室内に設けられており、ま
た、再加熱器18を通過して車室内に吹き出される空気
の吹出温度を検出する吹出温センサ22が設けられてい
る。更に、図示しない車室外には、室外の外気温度を検
出する外気温センサ23が設けられている。これらの各
センサ20,22,23、電磁クラッチ4、開閉弁16
は、制御回路24に接続されている。
出する室温センサ20が、車室内に設けられており、ま
た、再加熱器18を通過して車室内に吹き出される空気
の吹出温度を検出する吹出温センサ22が設けられてい
る。更に、図示しない車室外には、室外の外気温度を検
出する外気温センサ23が設けられている。これらの各
センサ20,22,23、電磁クラッチ4、開閉弁16
は、制御回路24に接続されている。
【0014】制御回路24は、周知のCPU26、制御
用のプログラムやデータを予め格納するROM28、読
み書き可能なRAM30を中心に論理演算回路として構
成され、入出力回路32がコモンバス34を介して相互
に接続されて、外部との入出力を行うよう構成されてい
る。
用のプログラムやデータを予め格納するROM28、読
み書き可能なRAM30を中心に論理演算回路として構
成され、入出力回路32がコモンバス34を介して相互
に接続されて、外部との入出力を行うよう構成されてい
る。
【0015】そして、CPU26は、入出力回路32を
介して、室温センサ20、吹出温センサ22及び外気温
センサ23からの室温、吹出温度及び外気温度の信号を
入力し、また、これらの信号、ROM28、RAM30
内のプログラムやデータ等に基づいてCPU26は、入
出力回路32を介して、電磁クラッチ4と開閉弁16に
制御信号を出力し、室温を制御するよう構成されてい
る。
介して、室温センサ20、吹出温センサ22及び外気温
センサ23からの室温、吹出温度及び外気温度の信号を
入力し、また、これらの信号、ROM28、RAM30
内のプログラムやデータ等に基づいてCPU26は、入
出力回路32を介して、電磁クラッチ4と開閉弁16に
制御信号を出力し、室温を制御するよう構成されてい
る。
【0016】次に、本実施例の空調制御装置の作動につ
いて、図3及び図4のフローチャートによって説明す
る。処理に先立って、運転者により、室温を何度に制御
するかの設定温度TSET が予め図示しないキーボードか
ら入力され、記憶される。そして、図3に示す吹出温度
算出処理が、所定時間毎、例えば、4秒毎に実行され、
まず、下記(1)式の如く、室温センサ20により検出
される室温TIRから予め設定された設定温度TSET を減
算して、偏差ENR が算出される(ステップ100)。
いて、図3及び図4のフローチャートによって説明す
る。処理に先立って、運転者により、室温を何度に制御
するかの設定温度TSET が予め図示しないキーボードか
ら入力され、記憶される。そして、図3に示す吹出温度
算出処理が、所定時間毎、例えば、4秒毎に実行され、
まず、下記(1)式の如く、室温センサ20により検出
される室温TIRから予め設定された設定温度TSET を減
算して、偏差ENR が算出される(ステップ100)。
【0017】ENR =TIR−TSET …(1) そして、下記(2)式の如く、蓄積変数SENR に偏差
ENR を加算して、累積変数KENR を算出する(ステ
ップ110)。 KENR =SENR +ENR …(2) 次に、下記(3)式の如く、算出した累積変数KENR
を積分して積分値ARを算出する(ステップ120)。
ENR を加算して、累積変数KENR を算出する(ステ
ップ110)。 KENR =SENR +ENR …(2) 次に、下記(3)式の如く、算出した累積変数KENR
を積分して積分値ARを算出する(ステップ120)。
【0018】AR =∫KENR …(3) 続いて、下記(4)式の如く、偏差ENR に積分値AR
を加算して、パラメータ値YR を算出する(ステップ1
30)。 YR =ENR +AR …(4) パラメータ値YR を算出すると、次に、蓄積変数SEN
R に累積変数KENRを代入して、蓄積変数SENR を
更新する(ステップ140)。続いて、パラメータ値Y
R に基づいて、目標吹出温度TOCS を算出する(ステッ
プ150)。
を加算して、パラメータ値YR を算出する(ステップ1
30)。 YR =ENR +AR …(4) パラメータ値YR を算出すると、次に、蓄積変数SEN
R に累積変数KENRを代入して、蓄積変数SENR を
更新する(ステップ140)。続いて、パラメータ値Y
R に基づいて、目標吹出温度TOCS を算出する(ステッ
プ150)。
【0019】このステップ150では、パラメータ値Y
R に基づいて、予め記憶された図5の実線に対応したマ
ップから、対応した目標吹出温度TOCS を算出する。本
実施例では、外気温センサ23により検出された外気温
度TAMに基づき、目標吹出温度TOCS を算出する。
R に基づいて、予め記憶された図5の実線に対応したマ
ップから、対応した目標吹出温度TOCS を算出する。本
実施例では、外気温センサ23により検出された外気温
度TAMに基づき、目標吹出温度TOCS を算出する。
【0020】こうして、目標吹出温度TOCS を算出する
と、次に、図4に示す空調制御処理を所定時間毎に割り
込み処理する。空調制御処理では、まず、電磁クラッチ
4を入りにするか否かを判断する(ステップ200)。
本実施例では、この判断は、図7に示すように、前記算
出した目標吹出温度Tocs を中心にヒステリシス△Tを
取り、吹出温センサ22の検出した吹出温度TH が目標
吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いか否かによ
り判断する。
と、次に、図4に示す空調制御処理を所定時間毎に割り
込み処理する。空調制御処理では、まず、電磁クラッチ
4を入りにするか否かを判断する(ステップ200)。
本実施例では、この判断は、図7に示すように、前記算
出した目標吹出温度Tocs を中心にヒステリシス△Tを
取り、吹出温センサ22の検出した吹出温度TH が目標
吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いか否かによ
り判断する。
【0021】高いときには、電磁クラッチ4を入りにす
ると判断し、電磁クラッチ4に制御信号を出力して、電
磁クラッチ4を接続する(ステップ210)。電磁クラ
ッチ4の接続により、圧縮機6を運転して、蒸発器14
で熱交換し、室内の空気を冷却して再び室内に吹き出
す。
ると判断し、電磁クラッチ4に制御信号を出力して、電
磁クラッチ4を接続する(ステップ210)。電磁クラ
ッチ4の接続により、圧縮機6を運転して、蒸発器14
で熱交換し、室内の空気を冷却して再び室内に吹き出
す。
【0022】続いて、電磁クラッチ4を切るか否かを判
断する(ステップ220)。本実施例では、この判断
は、吹出温度TH と目標吹出温度Tocsとが等しくなっ
たか否かにより判断している。等しくないときには、ス
テップ210,220の処理を繰り返し、冷房運転を継
続する。
断する(ステップ220)。本実施例では、この判断
は、吹出温度TH と目標吹出温度Tocsとが等しくなっ
たか否かにより判断している。等しくないときには、ス
テップ210,220の処理を繰り返し、冷房運転を継
続する。
【0023】そして、等しくなると、電磁クラッチ4を
切り(ステップ230)、圧縮機6の運転を停止して、
冷房運転を停止する。次に、電磁クラッチ4を入りにす
るか否かを、前記ステップ200と同様に、吹出温度T
H が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いか
否かにより判断する(ステップ240)。
切り(ステップ230)、圧縮機6の運転を停止して、
冷房運転を停止する。次に、電磁クラッチ4を入りにす
るか否かを、前記ステップ200と同様に、吹出温度T
H が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高いか
否かにより判断する(ステップ240)。
【0024】このステップ240の処理の実行により、
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs+ヒステリシス△T
より低いと判断されると、続いて、開閉弁16を開弁す
るか否かを判断する(ステップ250)。本実施例で
は、この判断は、吹出温度THが目標吹出温度Tocs −
ヒステリシス△Tより低いか否かにより判断している。
吹出温度TH の方が高いときには、開閉弁16を開弁す
ることなく、ステップ230〜250の処理を繰り返
す。
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs+ヒステリシス△T
より低いと判断されると、続いて、開閉弁16を開弁す
るか否かを判断する(ステップ250)。本実施例で
は、この判断は、吹出温度THが目標吹出温度Tocs −
ヒステリシス△Tより低いか否かにより判断している。
吹出温度TH の方が高いときには、開閉弁16を開弁す
ることなく、ステップ230〜250の処理を繰り返
す。
【0025】即ち、冷房運転を停止したことにより、吹
出温度TH が上昇し、再び目標吹出温度Tocs +ヒステ
リシス△Tより高くなると、前記ステップ210〜24
0の処理を繰り返して、電磁クラッチ4の入・切を繰り
返し、吹出温度TH を断続制御する。一方、吹出温度T
H が目標吹出温度Tocs −ヒステリシス△Tより低くな
ったと判断されると、停止経過時間TOFF が移行時間T
const を超えたか否かを判断する(ステップ260)。
出温度TH が上昇し、再び目標吹出温度Tocs +ヒステ
リシス△Tより高くなると、前記ステップ210〜24
0の処理を繰り返して、電磁クラッチ4の入・切を繰り
返し、吹出温度TH を断続制御する。一方、吹出温度T
H が目標吹出温度Tocs −ヒステリシス△Tより低くな
ったと判断されると、停止経過時間TOFF が移行時間T
const を超えたか否かを判断する(ステップ260)。
【0026】ここで、停止経過時間TOFF とは、前記ス
テップ230の処理により、電磁クラッチ4を切ったと
きからの冷房運転を停止している経過時間である。ま
た、移行時間Tconst とは、図6に示すように、前記ス
テップ220,230の処理により、吹出温度TH が目
標吹出温度Tocs に等しくなり、電磁クラッチ4を切っ
た後、ステップ210〜250の処理を繰り返し、ステ
ップ210の処理により、電磁クラッチ4を接続するま
でに要した時間T1 に応じた時間である。この電磁クラ
ッチ4の入・切の間の時間は、外気温度、設定温度等や
乗車人員等に応じて異なるが、この内でも最も長い時間
に応じて予め設定された一定時間である。
テップ230の処理により、電磁クラッチ4を切ったと
きからの冷房運転を停止している経過時間である。ま
た、移行時間Tconst とは、図6に示すように、前記ス
テップ220,230の処理により、吹出温度TH が目
標吹出温度Tocs に等しくなり、電磁クラッチ4を切っ
た後、ステップ210〜250の処理を繰り返し、ステ
ップ210の処理により、電磁クラッチ4を接続するま
でに要した時間T1 に応じた時間である。この電磁クラ
ッチ4の入・切の間の時間は、外気温度、設定温度等や
乗車人員等に応じて異なるが、この内でも最も長い時間
に応じて予め設定された一定時間である。
【0027】停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えるまでは、前記ステップ230以下の処理を繰り返
し、その間に、ステップ240の処理により、吹出温度
THが目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高く
なったと判断されると、電磁クラッチ4を接続し(ステ
ップ210)、冷房運転を行なう。このように、停止経
過時間TOFF が移行時間Tconst を超えるまでは、後述
する暖房運転には移行しない。
超えるまでは、前記ステップ230以下の処理を繰り返
し、その間に、ステップ240の処理により、吹出温度
THが目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより高く
なったと判断されると、電磁クラッチ4を接続し(ステ
ップ210)、冷房運転を行なう。このように、停止経
過時間TOFF が移行時間Tconst を超えるまでは、後述
する暖房運転には移行しない。
【0028】一方、停止経過時間TOFF が移行時間Tco
nst を超えるまでの間に、吹出温度TH が目標吹出温度
Tocs +ヒステリシス△Tより高くならないと、開閉弁
16に制御信号を入力して、開弁する(ステップ27
0)。開閉弁16の開弁により、温水が再加熱器18に
供給されて、空気との間で熱交換が行われ、室内に吹き
出される。
nst を超えるまでの間に、吹出温度TH が目標吹出温度
Tocs +ヒステリシス△Tより高くならないと、開閉弁
16に制御信号を入力して、開弁する(ステップ27
0)。開閉弁16の開弁により、温水が再加熱器18に
供給されて、空気との間で熱交換が行われ、室内に吹き
出される。
【0029】次に、開閉弁16を閉弁するか否かを判断
する(ステップ280)。この判断は、吹出温度TH
が、目標吹出温度Tocs と等しくなったか否かにより判
断し、低いときには、ステップ270,280の処理を
繰り返す。そして、吹出温度TH が、目標吹出温度Toc
s に等しくなると、開閉弁16を閉弁する(ステップ2
90)。
する(ステップ280)。この判断は、吹出温度TH
が、目標吹出温度Tocs と等しくなったか否かにより判
断し、低いときには、ステップ270,280の処理を
繰り返す。そして、吹出温度TH が、目標吹出温度Toc
s に等しくなると、開閉弁16を閉弁する(ステップ2
90)。
【0030】続いて、ステップ250の処理と同様に、
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs−ヒステリシス△T
より低いか否かを判断し(ステップ300)、低いとき
には、ステップ270以下の処理を繰り返し、開閉弁1
6を開弁して、吹出温度THを断続制御する。
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs−ヒステリシス△T
より低いか否かを判断し(ステップ300)、低いとき
には、ステップ270以下の処理を繰り返し、開閉弁1
6を開弁して、吹出温度THを断続制御する。
【0031】一方、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs
−ヒステリシス△Tより高いときには(ステップ30
0)、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシ
ス△Tより高いか否かにより、電磁クラッチ4を接続す
るか否かを判断する(ステップ310)。吹出温度TH
が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより低いとき
には、前記ステップ290以下の処理を繰り返し、その
間に、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs −ヒステリシ
ス△Tより低くなると、前記ステップ270の処理によ
り、開閉弁16を開弁して、暖房運転を行う。
−ヒステリシス△Tより高いときには(ステップ30
0)、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシ
ス△Tより高いか否かにより、電磁クラッチ4を接続す
るか否かを判断する(ステップ310)。吹出温度TH
が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス△Tより低いとき
には、前記ステップ290以下の処理を繰り返し、その
間に、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs −ヒステリシ
ス△Tより低くなると、前記ステップ270の処理によ
り、開閉弁16を開弁して、暖房運転を行う。
【0032】あるいは、前記ステップ310の処理によ
り、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス
△Tより高いと判断されると、前記ステップ260の処
理と同様に、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えたか否かを判断する(ステップ320)。ここで、
停止経過時間TOFF とは、ステップ290の処理によ
り、開閉弁16を閉弁したときからの暖房運転を停止し
ている経過時間である。また、移行時間Tconst とは、
前述したステップ290の処理の場合と同じ一定時間で
も、あるいは、暖房と冷房とにより、移行時間Tconst
の長さを変えてもよい。
り、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs +ヒステリシス
△Tより高いと判断されると、前記ステップ260の処
理と同様に、停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えたか否かを判断する(ステップ320)。ここで、
停止経過時間TOFF とは、ステップ290の処理によ
り、開閉弁16を閉弁したときからの暖房運転を停止し
ている経過時間である。また、移行時間Tconst とは、
前述したステップ290の処理の場合と同じ一定時間で
も、あるいは、暖房と冷房とにより、移行時間Tconst
の長さを変えてもよい。
【0033】例えば、前記ステップ280,290の処
理により、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs に等しく
なり、開閉弁16を閉弁した後、ステップ270〜31
0の処理を繰り返し、ステップ270の処理により、開
閉弁16を開弁するまでに要した時間に応じた時間でも
よい。この開閉弁16の開・閉の間の時間は、外気温
度、設定温度等や乗車人員等に応じて異なるが、この内
でも最も長い時間に応じて予め設定された時間とする。
理により、吹出温度TH が目標吹出温度Tocs に等しく
なり、開閉弁16を閉弁した後、ステップ270〜31
0の処理を繰り返し、ステップ270の処理により、開
閉弁16を開弁するまでに要した時間に応じた時間でも
よい。この開閉弁16の開・閉の間の時間は、外気温
度、設定温度等や乗車人員等に応じて異なるが、この内
でも最も長い時間に応じて予め設定された時間とする。
【0034】停止経過時間TOFF が移行時間Tconst を
超えるまでは、前記ステップ290以下の処理を繰り返
し、その間に、ステップ300の処理により、吹出温度
THが目標吹出温度Tocs −ヒステリシス△Tより低く
なったと判断されると、開閉弁16を開弁し(ステップ
270)、暖房運転を行なう。このように、停止経過時
間TOFF が移行時間Tconst を超えるまでは、ステップ
210〜240の冷房運転処理には移行しない。
超えるまでは、前記ステップ290以下の処理を繰り返
し、その間に、ステップ300の処理により、吹出温度
THが目標吹出温度Tocs −ヒステリシス△Tより低く
なったと判断されると、開閉弁16を開弁し(ステップ
270)、暖房運転を行なう。このように、停止経過時
間TOFF が移行時間Tconst を超えるまでは、ステップ
210〜240の冷房運転処理には移行しない。
【0035】一方、前記ステップ200の処理により、
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs+ヒステリシス△T
より低いと判断されると、吹出温度TH が目標吹出温度
Tocs −ヒステリシス△Tより低いか否かが判断される
(ステップ330)。低いと判断されると、前記ステッ
プ270以下の処理が実行されて、暖房運転を行う。一
方、高いときには、前記ステップ200以下の処理を実
行する。
吹出温度TH が目標吹出温度Tocs+ヒステリシス△T
より低いと判断されると、吹出温度TH が目標吹出温度
Tocs −ヒステリシス△Tより低いか否かが判断される
(ステップ330)。低いと判断されると、前記ステッ
プ270以下の処理が実行されて、暖房運転を行う。一
方、高いときには、前記ステップ200以下の処理を実
行する。
【0036】このように、本実施例の空調制御装置は、
設定温度TSET と室温TIRとの偏差に基づいて、目標吹
出温度TOCS を算出し、吹出温度TH が目標吹出温度T
ocsになるように、電磁クラッチ4を入・切、若しくは
開閉弁16を開・閉する。そして、電磁クラッチ4を切
った後(ステップ230)、停止経過時間TOFF が移行
時間Tconstを超えるまでは、ステップ270〜300
の暖房運転処理には移行しない。また、開閉弁16を閉
弁した後(ステップ290)、停止経過時間TOFF が移
行時間Tconst を超えるまでは、ステップ210〜24
0の冷房運転処理には移行しない。
設定温度TSET と室温TIRとの偏差に基づいて、目標吹
出温度TOCS を算出し、吹出温度TH が目標吹出温度T
ocsになるように、電磁クラッチ4を入・切、若しくは
開閉弁16を開・閉する。そして、電磁クラッチ4を切
った後(ステップ230)、停止経過時間TOFF が移行
時間Tconstを超えるまでは、ステップ270〜300
の暖房運転処理には移行しない。また、開閉弁16を閉
弁した後(ステップ290)、停止経過時間TOFF が移
行時間Tconst を超えるまでは、ステップ210〜24
0の冷房運転処理には移行しない。
【0037】従って、温水の流量を流量調整して、温度
制御をする場合のような、流量調整弁の開度制御を実行
する構成でなくても、冷房と暖房の断続制御の組合せに
よる簡単な構成で、空調が実現できると共に、吹出温セ
ンサ22の応答遅れ等により、実際に吹き出される空気
の温度Tout は、検出される吹出温度TH の変化と異な
るが、冷房と暖房とが連続して行われないので、そのハ
ンチングが小さい。
制御をする場合のような、流量調整弁の開度制御を実行
する構成でなくても、冷房と暖房の断続制御の組合せに
よる簡単な構成で、空調が実現できると共に、吹出温セ
ンサ22の応答遅れ等により、実際に吹き出される空気
の温度Tout は、検出される吹出温度TH の変化と異な
るが、冷房と暖房とが連続して行われないので、そのハ
ンチングが小さい。
【0038】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の空調制御装
置は、冷房と暖房の断続制御の組合せによる簡単な構成
で、空調が実現できると共に、移行時間を経過した後で
なければ、冷房から暖房へ、若しくは暖房から冷房へ移
行しないので、吹出温度のハンチングを小さくできると
いう効果を奏する。
置は、冷房と暖房の断続制御の組合せによる簡単な構成
で、空調が実現できると共に、移行時間を経過した後で
なければ、冷房から暖房へ、若しくは暖房から冷房へ移
行しないので、吹出温度のハンチングを小さくできると
いう効果を奏する。
【図1】本発明の空調制御装置の基本的構成を例示する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての空調制御装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図3】本実施例の制御回路において行われる目標吹出
温度算出処理のフローチャートである。
温度算出処理のフローチャートである。
【図4】本実施例の制御回路において行われる空調制御
処理のフローチャートである。
処理のフローチャートである。
【図5】本実施例のパラメータ値YR と目標吹出温度T
OCS との関係を示すグラフである。
OCS との関係を示すグラフである。
【図6】本実施例の冷房運転時の電磁クラッチの入・切
と吹出温度との関係を示すグラフである。
と吹出温度との関係を示すグラフである。
【図7】本実施例の目標吹出温度TOCS と断続制御との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図8】従来の断続制御と温度変化とを示すグラフであ
る。
る。
M1,20…室温センサ M2,22…吹出温セ
ンサ M3…冷房機構 M4…暖房機構 M5…
制御手段 M6…禁止部 1…エンジン 4…
電磁クラッチ 6…圧縮機 14…蒸発器 16…
開閉弁 18…再加熱器 24…制御回路
ンサ M3…冷房機構 M4…暖房機構 M5…
制御手段 M6…禁止部 1…エンジン 4…
電磁クラッチ 6…圧縮機 14…蒸発器 16…
開閉弁 18…再加熱器 24…制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 雅弘 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 加藤 行志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 伴 律文 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山本 耕嗣 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 車室内の室温を検出する室温センサと、
前記車室内への吹出温度を検出する吹出温センサとを備
え、 車室内に吹出す空気を冷房機構と暖房機構とを通過させ
て吹出温度を可変とすると共に、 予め設定された設定温度と、前記室温との偏差に基づい
て、目標吹出温度を算出し、冷房機構と暖房機構とを断
続制御して、前記吹出温度を前記目標吹出温度に制御す
る制御手段を有する空調制御装置において、 前記制御手段が、 前記冷房機構若しくは前記暖房機構の一方の運転が停止
された後、前記断続制御での停止時間に応じた移行時間
を経過した後でなければ、他方の前記冷房機構若しくは
前記暖房機構の運転は禁止する禁止部を備えたことを特
徴とする空調制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23329191A JPH0569723A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23329191A JPH0569723A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 空調制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569723A true JPH0569723A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16952807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23329191A Pending JPH0569723A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 空調制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569723A (ja) |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23329191A patent/JPH0569723A/ja active Pending
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