JPH0569630U - 流体の流量測定装置 - Google Patents
流体の流量測定装置Info
- Publication number
- JPH0569630U JPH0569630U JP055373U JP5537392U JPH0569630U JP H0569630 U JPH0569630 U JP H0569630U JP 055373 U JP055373 U JP 055373U JP 5537392 U JP5537392 U JP 5537392U JP H0569630 U JPH0569630 U JP H0569630U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- vortex
- vortices
- measuring device
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/05—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
- G01F1/20—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow
- G01F1/32—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow using swirl flowmeters
- G01F1/325—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl
- G01F1/3259—Means for detecting quantities used as proxy variables for swirl for detecting fluid pressure oscillations
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 小寸法でさまざまな条件の下で正確な測定が
でき、安価に制作できる流体の流量測定装置を得る。 【構成】 渦分離部材12に隣接して穴を設けた流路管
の壁部に、並んだ大面積の一対のインパルスポート32
を形成し、これらインパルスポート32で渦によって発
生させられる差圧変動を受容してそれぞれが圧力チャン
バー40と直接連通することにより渦の圧力エネルギー
を圧力チャンバー40内に過剰な減衰をさせることなく
伝達する。
でき、安価に制作できる流体の流量測定装置を得る。 【構成】 渦分離部材12に隣接して穴を設けた流路管
の壁部に、並んだ大面積の一対のインパルスポート32
を形成し、これらインパルスポート32で渦によって発
生させられる差圧変動を受容してそれぞれが圧力チャン
バー40と直接連通することにより渦の圧力エネルギー
を圧力チャンバー40内に過剰な減衰をさせることなく
伝達する。
Description
【0001】
本考案は流体の流量測定装置に係る。詳しくは、管内の液体又はガス体の流れ の速度の測定に使用する渦分離タイプの測定装置に係る。
【0002】
非流線形の障害物を通り越して流れる流体中に渦が発生発展することは長年に わたり知られている。又、特種な構成を用いた場合、障害物の対向縁より一定間 隔をおいて交互に分離され同じ渦の列を形成することにより渦が発生展開される ことも知られている。このような渦はいわゆるカルマンの「渦の列」を形成する ものであり、これは流れと一緒に走行する等間隔渦の2つの殆ど平行状の列より なる安定せる渦形態である。 カルマンの渦列においては、1つの列の渦は他の列の渦に対して相次ぐ渦の間 隔のほぼ半分だけ食い違っている。各列における連続する渦のへだたりは一定の 流量範囲にわたり殆ど一定であり、従って渦形成の頻度は流体の速さに比例する 。そこで、渦分離の頻度の検出により流体の流量を測定することが可能である。
【0003】 この目的のための装置はしばしば渦計器と称せられる。 各種型式の渦計器が数年市販されている。かかる計器は基本的に渦圧力変動を 検出するためのセンサーと一緒に渦分離ボディを流路管内に取付けて設けている 。一般に、この渦分離ボディには流れてくる流体に面と向った鈍状表面がある。 きわめて優れた作動をするセンサーの場合、ピエゾ電気水晶が使用され渦圧変動 検出し対応する電気パルスを発生する。このような水晶は可撓性の金属製ダイヤ フラムを介して圧力変動を受けるシールを施せる油充満空所内に取付けられるこ とが望ましい。この種の特に好適な装置は米国特許第4,085,614号(キ ュラン、Curranその他)に示されている。
【0004】 上記キュランその他の特許の第6図に示す圧電気センサーは流路管の全直径を 横切り垂直に普通延びる鈍状ボディの渦分離面のすぐ後に位置している。この形 態はほぼ商業的に成功せるものと判明しているが、これは主として直径5.08 cm(2″)以上の流路管をもつ比較的大型の計器に適している。小径の計器即ち 直径3.81cm(1.5″)以下の管をもついわゆる流路サイズの計器に対して は、流路管の外側にセンサーを取付けるのが望ましい。 流路管の外側に少なくとも渦センサーの部分を取付けることがかって提案され た。例えば、上記キュランその他の特許の第13図において圧電水晶部材は流路 管の外側に位置し、渦分離ボディの内部のダイヤフラムシールのチャンバーにそ れぞれ接続した毛細管サイズの導管を通じて圧力パルスを受けとる。しかしなが ら、このような構成の場合、毛細管導管により圧力パルス信号が減衰され高水準 の性能発揮が妨げられるので完全には満足すべきものではなかった。
【0005】 米国特許第3,722,273号には流路管の外側におかれたセンサー要素を 有する渦計器のもう一つの例が示されている。渦分離ボディの内部に形成したチ ャンバーの両側に接続した小導管を通じ熱的「熱線」センサー部材が流体圧信号 を受ける。この一般タイプのその他のセンサー形態は米国特許第3,777,5 63号の第16図より第18図に示されている。しかしながら、上記2点の特許 に記載せるセンサー構成は、本考案によりとり上げられる問題に対する解決法と しては受け入れられない重大な実用面の欠点をともなっている。
【0006】
以下詳述する本考案の一つの好適実施例において、全体にT字型横断面の細長 いバーの形態をした渦分離部材を有する小直径の流路管を含む流路サイズの渦計 器が提供されている。渦分離バーは端部を流路管の壁に一体に形成した状態で液 体の流れの方向に直角に取付けられている。渦分離具の鈍状面(即ち「T」のト ツプ)は上流に面し、後部弓状部は下流側に延びている。 渦分離バーの一端近くの流路管の壁は孔が明けられ、バーの後部弓状部の対向 側を中心として対称状におかれた2つの大面積のインパルスポートを形成してい る。これらポートは断面がほぼ半円形であり、流路管の壁と一体の外部センサー ハウジング内に位置する同じ断面形状の対応する圧力チャンバーの端部を画成す る。
【0007】 バーの縁部から分離した渦は流路管壁のインパルスポート近くで強力な圧力パ ルスを展開する。これらのパルスはインパルスポートを通り目立った減衰をとも なうことなくそれぞれの圧力チャンバーに導かれる。 この2つの圧力チャンバー間に一対のたわみダイヤフラムのそれぞれをチャン バーの1つにさらけ出した取付けたセンサーボディが設けられている。これらの ダイヤフラムはこれに加わる差圧信号に応答して電気信号を発信するよう構成さ れた圧電クリスタルを保持するシール封印の油充満カプセルの一部を形成してい る。圧電クリスタルは圧力チャンバー内の渦誘導による圧力変動に応答し流路管 内の渦の分離に相当する適宜強力な電気パルスを発展し広範囲にわたる流量及び 条件において正確な流量測定信号を作り出すことができる。
【0008】 上記構成の更に利点とする所は、外部センサーボディを点検保守や交換のため これを流量計より容易に取外しができる点にある。計器バイパスループの利用に よりかかる取外し作業は現場において行うことができる。ダイヤフラムは計量流 体の流れから効果的に隔離され、従って流体中の粒子よりの侵食作用を受けない 。流量計は液体やガス体又は蒸気の測定に使用できる。 従って、本考案の目的は小寸法の改良せる流体の流量測定装置の提供にある。 本考案のもう一つの目的はさまざまな条件の下で正確な測定ができしかも適度の コストでこれを製作できるような流量測定装置を得ることにある。更に他の諸目 的、特徴ならびに利点については添付図面参照による好適実施例の下記詳細説明 により一部示され又一部明白にされる。
【0009】
即ち、本考案に係る流体の流量測定装置は、流体流量に対応した比率で渦を発 生させる渦分離部材を有する流路管を設けた流体の流量測定装置において、 前記流路管と一体に形成されかつ一対の圧力チャンバーを形成した外部センサ ーハウジングと、 前記圧力チャンバー内の差圧変動に応答する前記ハウジング内のダイヤフラム 装置と、 前記ダイヤフラム装置を介して伝達された圧力変動に応答して対応した流体流 量測定信号を発生させるセンサー部材とを備え、 前記渦分離部材に隣接して穴を設けた前記流路管の壁部に、並んだ大面積の一 対のインパルスポートを形成し、これらインパルスポートで前記渦によって発生 させられる差圧変動を受容してそれぞれが前記圧力チャンバーと直接連通するこ とにより前記渦の圧力エネルギーを前記圧力チャンバー内に過剰な減衰をさせる ことなく伝達することを特徴とする。
【0010】
従って、本考案に係る流量測定装置は、大面積の一対のインパルスポートを介 して圧力チャンバー内の渦誘導による圧力変動に応答し流路管内の渦の分離に相 当する強力なパルスを発展し広範囲にわたる流量及び条件において正確な流量測 定信号を作り出し、さまざまな条件の下で正確な測定ができ、しかも適度のコス トで製作できる。
【0011】
図1に本考案による流量計を斜視図示している。図2及び図3も参照すると、 流量計は基本的には直径2.54cm(1″)の小径流路管10を有し、この管は 垂直状の渦分離部材12及び外部センサーハウジング14と一体に形成されてい る。渦分離部材は図5の点線に示す如くほぼT字型横断面をもつ細長いバー状部 材である。この「T」のトップは接近する流体に面する表面16を形成し、バー の残余は下流側に延びる後部弓状部18よりなっている。(この一般タイプの渦 分離ボディの詳細特徴は1978年4月25日キュランその他に付与された米国 特許第4,085,614号に記載されている) 流路管10にはその両端に装着フランジ20,22が保持されている。以下詳 述するもこれらのフランジはボルト24及びガスケット26によりモニターすべ き流体の流れ装置系の一部を形成する対応フランジ28,30に取付けられるよ うになっている。
【0012】 次に、図3において、流路管10のトップ壁は渦分離バー12の上端近くの2 個所32,34で孔明けされており、2つの大面積のインパルスポートを形成し ている。又、図6において、これらの孔は横断面より見て円の等面積弓状部ほぼ 半円形をしている。この弓状部の弦部36,38の上流部分は後部弓状部18( 図6の面上に突起して)のそれぞれの側面にそい対称状にかつこれと平行におか れ、残りの弦部分は後部弓状部の端部を超えて更に下流側に僅かな距離延びてい る。好適実施例における弓状弦部は長さが約1.58cm( 5/8 ″)でそれぞれ の弓状部の高さは約0.18cm( 3/16″)である。
【0013】 再び図3において、インパルスポート32,34は対応する対になった圧力チ ャンバー40,42の下端を画成しチャンバーは流路管10より上方にかなりの 距離にわたりに延びセンサーハウジング内に形成されている。これらの圧力チャ ンバーは上端をシールされている。図5に示すように、これらの圧力チャンバー の横断面形状ならびに寸法はインパルスポートの形状及び寸法と同じで、本例の 場合円のほぼ半円形の弓状部である。
【0014】 圧力チャンバー40,42の間にセンサーボディ44(図4も参照のこと)が 取付けられている。このボディは形状がほぼ矩形であり、圧力チャンバー40, 42にそれぞれ面した可撓性の金属製ダイヤフラム46,48が取付けられてい る。これらのダイヤフラムは油充満のシールを施した空所を形成するカプセルの 側壁を形成している。この空所内に圧電クリスタル(図示省略)が取付けられダ イヤフラムに加わる差圧信号に応答して電気信号を発生する。
【0015】 垂直状のバー形部材12を通過する流体の流れにより周知の如く、流体の流れ と共に走行する2つのほぼ平行な列をなす均等間隔なるも食い違いの組の渦の分 離が行われる。これらの渦はインパルスポート32,34近くで強力な圧力パル スを展開することが判明している。このような圧力パルスはポートを通過し圧力 チャンバー40,42により画成された行きづまり領域に直接導かれ、そこで差 圧パルスとして交互に可撓性ダイヤフラム46,48に加えられる。
【0016】 これらの差圧パルスはセンサーボディ44にある圧電クリスタルに加えられ、 このクリスタルは対応する電気信号を発信する。この電気信号は、上述のキュラ ンその他の特許に記載の如くクリスタルの側壁上の普通の電極によりピックアッ プされセンサーの外部の同軸ケーブル50に導かれる。このケーブルは、産業プ ロセス計装装置系に使用できるようになった測定信号を周知の如く発生するよう 働く適宜エレクトロニック信号調整回路(図示省略)に通じている。
【0017】 圧電クリスタルにより得られる信号は、比較的に述べると又特に組込まれたさ まざまな流量計部材の小寸法から考えて全く強烈である。かかる強烈な信号は、 ダイヤフラム46,48において強力な圧力パルスが発展するという事実に帰因 する。これは大きい横断面積をもつインパルスポート32,34の設置ならびに 圧力チャンバー40,42のための同じ横断面積の使用に一部帰因している。更 に、インパルスポートとダイヤフラム46,48との間にきわめて短い距離を形 成する設計特徴により改良が行われる。好適実施例において、インパルスポート とセンサーボディ44の底部との間のへだたりはできる限り小さく、例えば流路 管壁片52の厚みは僅か0.25cm(0.1″)程又はそれ以上である。
【0018】 再び図5を参照すると、センサーハウジング14は鋳造時に全体として53で 示す凹所が形成されている。前記凹所53は横断面がほぼ円形であるが、センサ ーボディ44が嵌合される長方形区画部が同時に形成されている。このセンサー ボディ44は必要部材付ユニットで、差圧パルスを検知しかつそれに対応した電 気信号パルスを発生させるために必要なすべての部材を含む。本流量計構造の重 要な利点は保守および修理作業のために、センサーボディ44が容易に取外すこ とができることである。
【0019】 さらに図4を参照すると、センサーボディ44にU字形ガスケット56を支持 するみぞ54が、2個の側縁部および底縁部に沿って形成されている。このガス ケット56により2個の圧力チャンバー40,42間相互で効果的に圧力的絶縁 がなされ、センサーボディ44の各縁部のまわりで発生する漏れによる圧力パル ス強さの損失を防止する。
【0020】 センサーボディ44の上方部分に、段差付取付具60を支持する円形シールプ レート58が固定されている。前記圧電結晶体から出る電気信号を同軸ケーブル 50に伝達するために使用される連続部材(図示せず)を保護するための剛性チ ューブ62がこの段差付取付具60に溶接で連結される。円形ガスケット70( 図3)が前記円形シールプレート58とセンサーハウジング14の上方シール面 72との間に配置されている。前記上方シール面72に向けてシールプレート5 8および円形ガスケット70に相当な押圧力を加えるために、円形シールプレー ト58の上に接して長方形取付板74がボルト止めされて圧力チャンバー40, 42の上端部からの計量流体密封を確保する。前記長方形取付板74はまた流量 計の電子部材(図示せず)を支持する支柱76を有する。
【0021】 特に非常に効果的密封を確保するために、ガスケット70の構造は、図7およ び図8に示すものが好ましいことが判った。このガスケット70は例えばステン レス鋼のような金属製で、かつ深さが0.30mm〜2.032mm(0.012″ 〜0.08″)、好ましくは0.38mm(0.015″)の深さの別々の円形V みぞ78がその頂面と底面とに刻まれている。外方頂点間でみた前記Vみぞ78 の幅は約0.36mm〜0.56mm(0.014″〜0.022″)であってもよ い。ガスケット70の頂面および底面(即ちVみぞ)は、例えばVみぞ78深さ の20%以下の厚さの、テフロンの極薄コーティング80で被覆されている。図 示した実施例では好ましくは0.025mm〜0.051mm(0.001″〜0. 002″)の厚さを有する。
【0022】 長方形取付板72にシール圧力が加えられると、Vみぞ78の鋭いエッジをし た尖端部は隣接する金属表面に切り込む。十分な力が加えられると、Vみぞ78 の前記尖端部は図で示すと図9の82のように幾分押しつぶされるであろう。例 えば最初のVみぞ深さ0.38mm(0.015″)は0.30mm(0.012″ )程度までまたはそれ以下まで減少させられることができる。
【0023】 かかる押しつぶし作用があるときは、テフロンコーティング80はVみぞ78 の残余の部分にその幾分かが再配置されるであろう。前記隣接する金属表面に半 径方向掻き傷またはツールマーク84のような半径方向不足部分があるときは、 前記Vみぞ尖端部上のテフロンコーティング80は、隣接する金属部分と係合す るようにかかる半径方向不足部分(86で示すような)内に延在することができ る。半径方向クラックまたは割れ目をこのようにして密封することにより、計量 流体が圧力チャンバー40,42から外部に漏れることを効果的に防止するであ ろう。
【0024】 ガスケット70の金属材料は、前記計量流体と適合させて選択的に選定できる 。多数の尖端部の巻き(実施例では5個)は密封をより強化する多数の絶縁障壁 装置を形成する。テフロン樹脂は殆どすべての化学薬品および溶剤に対する耐性 を有するので好ましい。本発明に基づくガスケットは、従来品ガスケットのテス トでは破損が起きたような、161 kgf/cm2 (2300psi )の圧力において 、室温でのみならず温度サイクル(9.9℃から204℃まで即ち50°Fから 400°Fまで)の後においても有効な密封を保ちうることが判った。
【0025】 このガスケット構造は、ガスケットが最初に取付けられた時またはそれが取替 えられた時に、ツールマークまたは不適当な取扱いによって発生させられた表面 のきずをプラスチックコーティング(好ましくはテフロン)が密封することがで きる点において特に有用である。前記Vみぞ尖端部の巻きはシール圧力が加えら れた後においても、隣接する部分のシール表面に何の損傷も与えることはない。
【0026】 ある種の形式の計量流体を軽量する時に、腐食等に対して高度の耐性を有する ハステロイメタルのみと接触するように計量流体が導入されることが重要である 。このためにいままでは軽量する流路管およびその端部フランジは、全部がハス テロイで作られていた。しかしながらハステロイは非常に高価であるが故にこの やり方は十分満足できるものではなかった。この問題は本考案によって解決され た。
【0027】 再度図1および図2を参照して詳細すると、本考案の実施例では流路管10は ハステロイ(hastelloy)で作られているが、これに対して主フランジ ボディ90(即ちボルト24が貫通する部分)はステンレス鋼またはその他のハ ステロイよりより安価な材料で作られている。耐腐食性の要求に合致させるよう に、ハステロイ製のほぼ円形リング92が主フランジボディ90の外方端部と流 路管10とに溶接で固着されている。このハステロイリング92は流路管10開 口部を取囲み、かつ第2図で示すように流路管端部とわずかに重なり合う。そこ で計量流体はハステロイとのみ接触するが、しかしながら各フランジの大部分は 相対的に安価な材料で作られているので、コストは相当に減少させられる。図示 の実施例では、ハステロイリング92はフランジのための隆起した表面を形成し 、かつ監視さるべき流体流システムのハステロイフランジ28,30の対応した 隆起した表面94と合致するようにされている。
【0028】
以上の説明から明らかな通り、本考案の構成によれば、ほぼ直線状の出力特性 を有する正確な流量測定ができ、一個の寸法のセンサーボディは一連の流路管寸 法のものに、例えば25.4mmまたは38.1mm(1″または1.5″)の流路 管にセンサーボディ寸法を変えることなく使用でき、大面積インパルスポートが 、強い圧力パルスを確保させ、かつ前記ポートまたは関連配置された圧力チャン バー内に内蔵されるに至った空気泡等があっても直ちに自浄し、センサー部材が 発生する信号は適度に強力で最終測定出力信号に展開する従来技術で使用できる 。
【図1】本考案により作られた流量計の斜視図。
【図2】図1の線2−2による垂直断面図。
【図3】図1の線3−3による横断面図。
【図4】センサーボディの斜視図。
【図5】図2の線5−5による水平断面図。
【図6】図2の線6−6による水平断面図。
【図7】流量計に用いたシールガスケットの平面図。
【図8】図7のガスケットの横断面図。
【図9】シール圧を加えた後における図7のガスケット
の横断面図。
の横断面図。
10 小径流路管 12 渦分離部材 14 外部センサーハウジング 32 インパルスポート 34 インパルスポート 40 圧力チャンバー 42 圧力チャンバー
Claims (1)
- 【請求項1】 流体流量に対応した比率で渦を発生させ
る渦分離部材(12)を有する流路管(10)を設けた
流体の流量測定装置において、 前記流路管と一体に形成されかつ一対の圧力チャンバー
(40,42)を形成した外部センサーハウジング(1
4)と、 前記圧力チャンバー内の差圧変動に応答する前記ハウジ
ング内のダイヤフラム装置(46,48)と、 前記ダイヤフラム装置を介して伝達された圧力変動に応
答して対応した流体流量測定信号を発生させるセンサー
部材とを備え、 前記渦分離部材(12)に隣接して穴を設けた前記流路
管(10)の壁部に、並んだ大面積の一対のインパルス
ポート(32,34)を形成し、これらインパルスポー
トで前記渦によって発生させられる差圧変動を受容して
それぞれが前記圧力チャンバーと直接連通することによ
り前記渦の圧力エネルギーを前記圧力チャンバー内に過
剰な減衰をさせることなく伝達することを特徴とする流
量測定装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/531,561 US4520678A (en) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | Small line-size vortex meter |
US531561 | 1983-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569630U true JPH0569630U (ja) | 1993-09-21 |
JPH0639293Y2 JPH0639293Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=24118144
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59503500A Pending JPS61500080A (ja) | 1983-09-13 | 1984-09-13 | 小型流路サイズの渦計器 |
JP1992055373U Expired - Lifetime JPH0639293Y2 (ja) | 1983-09-13 | 1992-08-06 | 流体の流量測定装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59503500A Pending JPS61500080A (ja) | 1983-09-13 | 1984-09-13 | 小型流路サイズの渦計器 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4520678A (ja) |
EP (1) | EP0156855B1 (ja) |
JP (2) | JPS61500080A (ja) |
KR (1) | KR900007292B1 (ja) |
AU (1) | AU568267B2 (ja) |
DE (1) | DE3481083D1 (ja) |
DK (1) | DK165464C (ja) |
FI (1) | FI851902L (ja) |
WO (1) | WO1985001344A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3377936D1 (de) * | 1982-11-25 | 1988-10-13 | Oval Eng Co Ltd | Vortex flow meter |
US4735094A (en) * | 1987-01-28 | 1988-04-05 | Universal Vortex, Inc. | Dual bluff body vortex flowmeter |
JPH01131119U (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-06 | ||
US4984471A (en) * | 1989-09-08 | 1991-01-15 | Fisher Controls International, Inc. | Force transmitting mechanism for a vortex flowmeter |
DE4015109A1 (de) * | 1990-05-11 | 1991-11-14 | Lechler Elring Dichtungswerke | Zylinderkopfdichtung |
US5343762A (en) * | 1992-10-05 | 1994-09-06 | Rosemount Inc. | Vortex flowmeter |
US5463904A (en) * | 1994-02-04 | 1995-11-07 | The Foxboro Company | Multimeasurement vortex sensor for a vortex-generating plate |
US5447073A (en) * | 1994-02-04 | 1995-09-05 | The Foxboro Company | Multimeasurement replaceable vortex sensor |
US5583300A (en) * | 1994-05-06 | 1996-12-10 | The Foxboro Company | Dual sensor vortex flow meter |
US6220103B1 (en) | 1996-07-15 | 2001-04-24 | Engineering Measurements Company | Vortex detector and flow meter |
US7073394B2 (en) * | 2004-04-05 | 2006-07-11 | Rosemount Inc. | Scalable averaging insertion vortex flow meter |
US6973841B2 (en) * | 2004-04-16 | 2005-12-13 | Rosemount Inc. | High pressure retention vortex flow meter with reinforced flexure |
US7793554B2 (en) * | 2009-02-05 | 2010-09-14 | Masco Corporation | Flexible sensor flow and temperature detector |
WO2011078722A1 (en) | 2009-12-24 | 2011-06-30 | Rosemount Inc. | Vortex flow meter with vortex oscillation sensor plate supported by struts |
CA2791407A1 (en) | 2010-03-23 | 2011-09-29 | Avgi Engineering, Inc. | Vortex flow meter |
US9820768B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-11-21 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms |
DE102012015887B4 (de) * | 2012-08-13 | 2014-10-02 | Krohne Messtechnik Gmbh | Vortex-Durchflussmessgerät |
CN118190081A (zh) * | 2016-07-21 | 2024-06-14 | 罗斯蒙特公司 | 具有减小的过程侵入的涡旋流量计 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3796095A (en) * | 1971-10-01 | 1974-03-12 | Eastech | Bluff body flowmeter utilizing a movable member responsive to vortex shedding |
DE2458901C3 (de) * | 1974-04-23 | 1986-07-10 | The Foxboro Co., Foxboro, Mass. | Strömungsmesser |
US3948098A (en) * | 1974-04-24 | 1976-04-06 | The Foxboro Company | Vortex flow meter transmitter including piezo-electric sensor |
DE2712219C3 (de) * | 1977-03-19 | 1979-09-20 | Bopp & Reuther Gmbh, 6800 Mannheim | Strömungsmesser |
JPS5516412A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | Hitachi Ltd | Semiconductor device |
DE2842557A1 (de) * | 1978-09-27 | 1980-04-10 | Siemens Ag | Geraet zum messen der geschwindigkeit einer stroemung |
JPS5754868A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Tokico Ltd | Flow velocity and flow rate measuring device |
JPS6046367B2 (ja) * | 1981-02-13 | 1985-10-15 | 横河電機株式会社 | 流速流量測定装置 |
GB2103795B (en) * | 1981-06-15 | 1986-03-19 | Fuji Electric Co Ltd | Flow metering apparatus |
GB2159946B (en) * | 1981-11-10 | 1986-06-04 | Fuji Electric Co Ltd | Karmen vortex flowmeters |
-
1983
- 1983-09-13 US US06/531,561 patent/US4520678A/en not_active Expired - Lifetime
-
1984
- 1984-09-13 EP EP84903517A patent/EP0156855B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-09-13 DE DE8484903517T patent/DE3481083D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1984-09-13 AU AU34347/84A patent/AU568267B2/en not_active Expired
- 1984-09-13 KR KR1019850700035A patent/KR900007292B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-09-13 JP JP59503500A patent/JPS61500080A/ja active Pending
- 1984-09-13 WO PCT/US1984/001447 patent/WO1985001344A1/en active IP Right Grant
-
1985
- 1985-05-13 FI FI851902A patent/FI851902L/fi not_active Application Discontinuation
- 1985-05-13 DK DK210485A patent/DK165464C/da not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-08-06 JP JP1992055373U patent/JPH0639293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR900007292B1 (ko) | 1990-10-08 |
DK210485D0 (da) | 1985-05-13 |
DK165464B (da) | 1992-11-30 |
DK165464C (da) | 1993-04-19 |
JPH0639293Y2 (ja) | 1994-10-12 |
AU3434784A (en) | 1985-04-11 |
FI851902A0 (fi) | 1985-05-13 |
FI851902L (fi) | 1985-05-13 |
DK210485A (da) | 1985-07-11 |
JPS61500080A (ja) | 1986-01-16 |
AU568267B2 (en) | 1987-12-17 |
US4520678A (en) | 1985-06-04 |
EP0156855B1 (en) | 1990-01-17 |
EP0156855A1 (en) | 1985-10-09 |
WO1985001344A1 (en) | 1985-03-28 |
DE3481083D1 (de) | 1990-02-22 |
KR850700071A (ko) | 1985-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0639293Y2 (ja) | 流体の流量測定装置 | |
US9366556B2 (en) | Method for ultrasonic metering using an orifice meter fitting | |
EP0746764B1 (en) | Ultrasonic transducer system with temporal crosstalk isolation | |
US4559832A (en) | Piezoelectric pressure frequency sensor | |
CA2020530A1 (en) | Vortex flowmeters | |
US4088020A (en) | Vortex flowmeter apparatus | |
EP0152132A1 (en) | An ultrasonic flow meter | |
JPS6331041B2 (ja) | ||
US4572003A (en) | Sidetone generator flowmeter | |
CA1099952A (en) | Vortex shedding flowmeter assembly | |
US3204455A (en) | Ultrasonic flowmeter | |
US4476728A (en) | Vortex flow meter | |
CN206891504U (zh) | 微弯型列管式质量流量计 | |
CA1179869A (en) | Vortex flow meter | |
RU222980U1 (ru) | Корпус проточной части вихревого расходомера с двумя электронными блоками | |
CN210774200U (zh) | 一种可添加耦合剂的高温超声波流量计测量装置 | |
EP0744596A1 (en) | Ultrasonic flow meter | |
NO165565B (no) | Apparat for maaling av fluidstroemmer. | |
US3981192A (en) | Fluid pressure sensing apparatus | |
SU1129494A1 (ru) | Первичный преобразователь расхода | |
JP2005140729A (ja) | 超音波流量計 | |
EP2062011A1 (en) | Flow meter | |
EP0089117A1 (en) | Flow meter utilizing Karman vortices | |
JPH04151519A (ja) | 流量計 | |
JPS6331726B2 (ja) |