JPH0569292U - シャッター - Google Patents

シャッター

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JPH0569292U
JPH0569292U JP447892U JP447892U JPH0569292U JP H0569292 U JPH0569292 U JP H0569292U JP 447892 U JP447892 U JP 447892U JP 447892 U JP447892 U JP 447892U JP H0569292 U JPH0569292 U JP H0569292U
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JP
Japan
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plate member
shutter
connector
fan
groove
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JP447892U
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JPH0636234Y2 (ja
Inventor
正之 森岡
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Kurashiki Spinning Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】全体として平滑な面がとなり、かつ断熱性のよ
いシャッターを得ること 【構成】複数の断面形状が同一の、繊維補強した長尺の
板部材25,25の、断面の上下に中空部21,21と
該中空部と外部とを繋ぐ溝23,24をもうけ、一方の
溝24は外側に広がる扇形であり、扇形溝の存在する側
の板部材の端部30を円弧状にし、他方の板部材端部に
該円弧状に対応する突出部31があり、上記溝間を二つ
の頭のあるシート28で繋げたシャッター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の開口部の開閉に用いられるシャッターに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、建物に使用されるシャッターは、鉄板、ステンレス鋼板やアルミニウム 板等の適当な巾の金属製板材を、折曲げ加工して長尺部品を作成し、それぞれの 折曲げた部分を利用して複数枚の長尺部分を接合して扉とし、風雨を遮ぎるとと もに、開閉の為の巻き上げによる曲げに対応できるようにしていた。
【0003】
【解決すべき問題点】
上記金属の折曲げ加工により製作されたシャッターは、板と板との継ぎ目で表 面に凹凸があり、シャッター全体として平滑な面とならない。その為、商店等で シャッター表面に広告やお知らせ等を描く場合も描き難く、また仕上りがすっき りしないので、広告の効果も充分発揮できない。また、熱伝導率が大きいので、 熱ロスが大きく、表面に結露が発生し好ましくない。
【0004】
【問題の解決手段】
本考案者は、種々検討の結果、繊維補強したセメントまたはセメント珪酸カル シウム製板部材を応用することにより、巻上げ可能であり表面が平滑で、かつ断 熱性の良好なシャッターを開発したのである。
【0005】 本考案は、(a)断面形状が同一の長尺の板部材であって、断面の上下に中空 部および該中空部と外部をつなぐ溝をもち、一方の溝が外側に扇形に広がる扇形 であって、扇形溝の存在する側の板部材の端部を円弧状とし、他方に該円弧状に 対応する突出部が形成されている、繊維補強したセメントまたはセメント珪酸カ ルシウム製の板部材と、(b)二つの頭部をもち該頭部間をシートでつなげた結 合子よりなり、(c)板部材の中空部に結合子を挿入して複数の板部材が連結さ れているシャッターである。
【0006】 本考案の1実施例を図1および図2を用いて説明する。図1、図2は、本考案 の主要部分の断面図を示す。それぞれ板部材25、25間の接続を示し、下部の 結合子は省略してある。図面中の上下の長さは任意でよく、巾方向の長さとの関 係を示すものではない。
【0007】 板部材25は、繊維補強したセメントまたはセメント珪酸カルシウム製で同一 断面で長尺物である。長さ2cm以下の補強用短繊維を混合して押出成形により製 作される。長繊維または布状物を押出成形時に挿入することによっても可能であ る。補強用繊維は有機繊維、無機繊維等を用いる。板部材25は、押出成形にて 長尺物で得られるので、所望の長さに切断して用いることができる。
【0008】 板部材25は、長尺同一断面部材であり、巾方向ほぼ中央に中空部21,22 があり、中空部21,22は、それぞれ中空部より狭い溝23,24により外部 に連通している。溝24は、中空部22を中心として扇形に外に向けて広がって いる。
【0009】 板部材25の扇形溝の存在する方の一側方は、円弧状(凸部)30を持ち、扇 形溝の存在しない方の同側方に円弧状30に対応する突出部31があり、両者を 密着させることにより上下の板部材の表面を一致させ、シャッター表面の平滑性 を保っている。
【0010】 上記、溝24の広がりと、円弧状30,突出部31とでシャッター巻上げ時の 曲げを可能としている。
【0011】 結合子29は、隣接する板部材25間を繋げるもので、二つの頭部をもち該頭 部間をシートでつなげたもので、合成樹脂、アルミニウム、ステンレスまたは鋼 で作られる。
【0012】 溝24を扇状に広げているので、結合子29自体の変形はそれ程必要とせず、 剛性の高い材質でも使用可能である。またシートが多少厚めであってもさしつか えない。
【0013】 頭部間をシートでつなげているので、板部材間の隙間風を通さない。
【0014】 中空部21は、結合子29の頭26が挿入可能な程度でよいが、頭26および 薄シート28の1部が板部材25に密着固定一体化されてもよい。さらに、板状 部材の上辺と下辺とが逆の態様になっていてもよい。要は、溝の広がりと、板部 材の丸みとでシャッター巻上げ時の曲げを可能としていればよい。
【0015】 シャッターを降すと、板部材25、25間の間が無くなり、シャッター表面が 一枚の板で構成されている如く平滑状態とすることができる。
【0016】 シャッターとして必要な長さに切断された複数枚の板部材25は、結合子29 の頭26,27を中空部21,22に挿入することによって連続化されシャッタ ー面として形成される。
【0017】 頭26およびシート28と板部材25とが密着1体化している場合は、頭27 を中空部22へ挿入するのみで連続化される。
【0018】
【効果】
本考案は、板部材25の溝24の広がりにより、隣接する板部材間の角度の変 化を可能とし、円弧状30,突出部31で丸みを持たせているので、シャッター を巻上げることができる。
【0019】 板部材の上下にそれぞれ対応する凹凸部を設けたので、シャッターを降ろして 使用すると、板部材の重量により板部材間の隙間が無くなり、かつ凹凸部により 隣接する板部材間の相対位置が固定され、板部材間の表面が一致し、あたかも一 枚の板よりなるシャッターとなり、従来の金属製のシャッターのような接続面で の大きな凹凸は現れない。
【0020】 したがって、シャッター全体として平滑面が得られ、一枚のカンパスとして町 の美化の為の絵画、広告面として使用に好適となる。
【0021】 結合子29は、頭部間をシートでつなげているので、これにより板部材を連結 すると、板部材間の隙間風を通さず、外壁として用いることができる。
【0022】 板部材5の材質が珪酸カルシウム系のものを用いるので、熱伝導率が小さく、 熱ロスを少なくすることができる。また、錆の発生も防げる。
【0023】 さらに、本考案のシャッターは、シャッター全体として金属製シャッターのよ うな大きな凹凸はなく、指で触って凹凸がわずかに分る程度に表面の平滑性の良 い製品も製造可能であるので、外部遮断用のみならず、室内の間仕切り用として 使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施例の断面図を示す。
【図2】 本考案の1実施例の巻上げ時の様子を断面図
で示す。
【符号の説明】
21 中空部 22 中空部 23 溝 24 溝 25 板部材 26 頭 27 頭 28 薄シート 29 結合子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)断面形状が同一の長尺の板部材であ
    って、断面の上下に中空部および該中空部と外部をつな
    ぐ溝をもち、一方の溝が外側に扇形に広がる扇形であっ
    て、扇形溝の存在する側の板部材の端部を円弧状とし、
    他方に該円弧状に対応する突出部が形成されている、繊
    維補強したセメントまたはセメント珪酸カルシウム製の
    板部材と、(b)二つの頭部をもち該頭部間をシートで
    つなげた結合子よりなり、(c)板部材の中空部に結合
    子を挿入して複数の板部材が連結されているシャッタ
    ー。
  2. 【請求項2】扇形溝の存在しない側の板部材の一端に結
    合子の一端が密着固定されている請求項1のシャッタ
    ー。
  3. 【請求項3】結合子が合成樹脂よりなる請求項1のシャ
    ッター。
JP447892U 1992-01-10 1992-01-10 シャッター Expired - Lifetime JPH0636234Y2 (ja)

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JP447892U JPH0636234Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 シャッター

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JP447892U JPH0636234Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 シャッター

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Publication Number Publication Date
JPH0569292U true JPH0569292U (ja) 1993-09-21
JPH0636234Y2 JPH0636234Y2 (ja) 1994-09-21

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JPH0636234Y2 (ja) 1994-09-21

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