JPH0569170A - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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Publication number
JPH0569170A
JPH0569170A JP3234340A JP23434091A JPH0569170A JP H0569170 A JPH0569170 A JP H0569170A JP 3234340 A JP3234340 A JP 3234340A JP 23434091 A JP23434091 A JP 23434091A JP H0569170 A JPH0569170 A JP H0569170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
laser beam
laser
laser processing
miller
Prior art date
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Pending
Application number
JP3234340A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nakano
治 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP3234340A priority Critical patent/JPH0569170A/ja
Publication of JPH0569170A publication Critical patent/JPH0569170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工ヘッドをワークピースに対して互に直角
をなすX−Y軸方向に移動させてレーザ加工を行う際、
2つのワークピースを同時に加工可能として、同一形状
の製品を高能率に加工出来るようにしたレーザ加工機を
提供するのが目的である。 【構成】 X軸方向へ移動自在なX軸キャリッジ15に
X軸と直角なY軸方向へ移動自在でかつ端に第1レーザ
加工ヘッド49aと左端に第2レーザ加工ヘッド49b
が具備されたY軸キャリッジ31を設けると共に、X軸
方向からのレーザービームLBを第1,第2レーザ加工
ヘッド49a,49bへ分割するビームスプリッタ59
を設け、更に第1,第2レーザ加工ヘッド49a,49
bの下方位置にそれぞれ第1,第2ワークピースWa,
Wbを支持する第1,第2ワークテーブル7a,7bを
設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ加工ヘッドか
らレーザビームをワークピースに照射することによりレ
ーザ加工するレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機としては1つのレー
ザ加工ヘッドからレーザービームをワークテーブル上の
ワークピースに照射し、かつ前記レーザ加工ヘッドとワ
ークテーブルとを相対的に互に直角をなすX軸、Y軸方
向に移動させて加工を行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
で知られていたレーザ加工機は、レーザ加工ヘッドが1
個であるため、同一形状の製品を連続的に多数製作する
には時間がかかって非能率的である。
【0004】即ち、公知のように、レーザ加工はプレス
加工など他の加工法に比較して、より硬いワークを加工
したり、より複雑な形状のワークを加工することが出来
る反面、加工速度が遅いという欠点がある。従って、同
一形状の製品を連続的に多数製作するには能率が悪かっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記の問題点に鑑み、
同一形状の製品を連続的に速く能率的に生産することが
出来るレーザ加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明はX軸方向へ移動自在なX軸キャリッジ
に、X軸と直角なY軸方向へ移動自在なY軸キャリッジ
を設け、このY軸キャリッジの両側にそれぞれ加工ヘッ
ドを設けると共に、X軸方向からのレーザービームを前
記両加工ヘッドへ分割するビームスプリッタを設け、更
に前記両加工ヘッドの下方位置にワークピースを支持す
るワークテーブルを設けてレーザ加工機を構成した。
【0007】
【作用】ワークテーブルにおける一対のレーザ加工ヘッ
ドの下方位置に、それぞれワークピースを支持せしめた
後に、X軸方向へ照射されたレーザービームは、ビーム
スプリッタによりY軸キャリッジの両側に設けられたレ
ーザ加工ヘッド側に分割される。そして、分割されたレ
ーザービームはそれぞれ各レーザ加工ヘッドの下方位置
に位置したワークピースに照射される。
【0008】一方、前記両レーザ加工ヘッドが、X軸、
Y軸方向に移動されるから、前記両ワークピースはワー
クテーブル上で同時に同一形状の製品が加工されること
になる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。先ず、図1および図2において、レーザ加
工機1は、床面3上に設けたベース5と、このベース5
の両側に配置した第1ワークテーブル7aと第2ワーク
テーブル7bを備えている。これらの第1,第2ワーク
テーブル7a,7bの上部にはそれぞれ第1,第2凹部
9a,9bがあって、第1,第2凹部9a,9bには多
数の支持柱11が尖端を上方に向けて剣山状に立設して
いる。従って、第1ワークピースWaと第2ワークピー
スWbは、前記多数の支持柱11の内の適宜なものに載
置した後に適宜のクランプ装置により固定せしめること
により、それぞれ第1,第2ワークテーブル7a,7b
上に固定支持されるようになっている。
【0010】次に、前記ベース5の上面には、前後方向
即ちX軸方向に延伸した2本のガイドレール13が取付
けられている。上記ガイドレール13にはX軸キャリッ
ジ15が案内子17を介してX軸方向に摺動自在に設け
られている。更に、ベース5上の中央にはX軸方向に凹
状溝19が設けられている。この凹状溝19にはX軸方
向へ延伸したX軸ボールねじ21が軸受部材23を介し
て回転自在に設けてあり、このX軸ボールねじ21は凹
状溝19の適宜位置に設けたX軸サーボモータ25に連
動連結してある。そしてこのボールねじ25に螺合した
ボールナット27が前記X軸キャリッジ15の下部に固
定されている。
【0011】従って、X軸サーボモータ25の作動する
ことにより、X軸キャリッジ15をX軸方向に所望の速
度、所望の位置に移動制御することができるようになっ
ている。
【0012】次に、X軸キャリッジ15には、左右方
向、即ちY軸方向の矩形断面の中空穴29が設けられて
いて、この中空穴29にはY軸キャリッジ31がY軸方
向に移動自在に設けてある。このY軸キャリッジ31は
矩形断面でY軸方向に長い梁状のものであって、Y軸キ
ャリッジ31の前後の側面にそれぞれスライドレール3
3がY軸方向に延伸して固定されていると共に、これら
のスライドレール33を案内する案内子35が前記X軸
キャリッジ15の中空穴29の内側側面に設けられてい
る。したがって、Y軸キャリッジ31はX軸キャリッジ
15内にY軸方向に摺動自在に保持されている。
【0013】駆動装置としては、Y軸キャリッジ31の
上面左右端付近にはベアリング37が設けられていて、
ベアリング37にはY軸ボールねじ39が回転自在に保
持している。更にこのY軸ボールねじ39に螺合するボ
ールナット41がX軸キャリッジ15内に回転自在かつ
軸方向に摺動不能に収納されていると共に、ボールナッ
ト41の外周面に切られた歯形に噛合するピニオン43
が、X軸キャリッジ15内に収納されたY軸サーボモー
タ45の回転軸に固定されている。
【0014】従って、Y軸キャリッジ31はY軸サーボ
モータ45の駆動によって、Y軸方向に所望の速度や位
置に移動制御されるようになっている。
【0015】なお、Y軸キャリッジ31の両端にはそれ
ぞれ第1ハウジング47aと第2ハウジング47bが設
けられていて、上記第1ハウジング47aと第2ハウジ
ング47bには第1レーザ加工ヘッド49aと第2レー
ザ加工ヘッド49bが垂直に保持されている。これらの
第1,第2レーザ加工ヘッド49a,49bは公知のよ
うにレーザービームLBを導入して先端付近の集光レン
ズ(図示省略)で集光すると共に、それぞれ第1ノズル
51a、第2ノズル51bから第1ワークピースWa、
第2ワークピースWbへレーザービームLBを照射して
レーザ加工を行うようになっている。
【0016】さて、レーザービームLBはレーザ発振器
53から発射される。このレーザ発振器53は床面3上
に配置された台(図示省略)の上にレーザービームLB
がX軸キャリッジ15の上方をX軸方向に発振されるよ
うな高さ、即ち図2に示す高さに配置されている。
【0017】レーザ発振器53から発射されたレーザー
ビームLBを第1,第2レーザ加工ヘッド49a,49
bに導く光伝導装置55としては、先ず伸縮自在なビー
ム導管57(図1,図2では一部しか示されていな
い。)があって、このビーム導管57の内部にレーザー
ビームLBが導かれてビームスプリッタ59に達する。
このビームスプリッタ59はハーフミラー61を備えて
おり、このハーフミラー61は、X軸方向から入射して
きたレーザービームLBのほぼ半分を右方の第1ハウジ
ング47aに支持された第1終段ベンドミラー63aへ
ビーム導管57を通して導入すると共に、残りのほぼ半
分レーザビームLBをそのまま透過して全反射のベント
ミラー65に入射させる。すると、このベントミラー6
5は、上記残りのほぼ半分のレーザービームLBを左方
の第2ハウジング47bに支持された第2終段ベントミ
ラー63bへビーム導管57を通して導入する。
【0018】従って、前記プリズム61とベントミラー
65とのX軸方向の距離をδとすると、図1に示される
ように、平面図では第1レーザ加工ヘッド49aと第2
レーザ加工ヘッド49b、及び第1ワークテーブル7a
の支持位置と第2ワークテーブル7bの支持位置とは前
後に距離δだけずれることになる。
【0019】第1,第2終段ミラー63a,63bに導
かれたレーザービームLBは、垂直下方に屈折されて第
1,第2ハウジング47a,47b内を通り、更に前述
したように第1,第2加工ヘッド49a,49b内の集
光レンズで集光された後に、第1,第2ノズル51a,
51bから第1,第2ワークピースWa,Wbに集中照
射されてレーザ加工が行われる。
【0020】上記に説明したように、この実施例に係る
レーザ加工機1は、第1レーザ加工ヘッド49aと第2
レーザ加工ヘッド49bは共にY軸キャリッジ31とX
軸キャリッジ15を介してX軸サーボモータ21とY軸
サーボネータ45の駆動により、X−Y軸方向に同時に
移動制御される。更に、NC装置を介せば同時にNC制
御も出来る。又、1台のレーザ発振器53から発射され
たレーザービームLBが、ビームスプリッタ59によっ
て第1,第2レーザ加工ヘッド49a,49bに分割導
入されるから、簡単な構造で、2つの第1,第2ワーク
ピースWa,Wbを同時にレーザ加工出来る。よって、
同一形状の製品を連続的に多数生産する場合には、効率
的であり、経済的なレーザ加工機を提供することが出来
る。
【0021】なお、この発明は、前述の実施例に限定さ
れるものではなく、適宜な変更を行うことにより、その
以外の態様でも実施しうるものである。
【0022】例えば、前述の実施例におけるビームスプ
リッタ59とは異る他の実施例による図3のようなビー
ムスプリッタ67を用いれば、図1のように平面図にお
いて第1レーザ加工ヘッド49aと第2レーザ加工ヘッ
ド49b及び第1ワークテーブル7aの支持位置と第2
ワークテーブル7bの支持位置とを距離δだけ前後にず
らさなくてもよい。即ち図3(a)のビームスプリッタ
67の左側面図と、図3(b)の正面図のように、X軸
方向から来たレーザービームLBを先ずベントミラー6
9で下方に向け、その下方位置にあるハーフミラー71
でほぼ半分のレーザービームLBを屈折させて右方の第
1終段ベントミラー63aへ導き、残りのほぼ半分のレ
ーザービームLBを透過させて下方のベントミラー73
で左方の第2終段ミラー63bへ導くようにすればよ
い。但しこの場合は、第1終段ベントミラー63aと第
2終段ベントミラー63bとを、プリズム71とベント
ミラー73の高さの差λだけ上下にずらす必要がある。
【0023】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、この発明によれば、Y軸キャリッジの両側
に設けられた2つの加工ヘッドから、それぞれの下方位
置に置かれた2つのワークピースにレーザービームが同
時に照射されると共に、前記2つの加工ヘッドは同時に
X−Y軸方向へ移動されるから、前記2つのワークピー
スは、同時に同一形状にレーザ加工することができる。
よって、同一形状の製品が同時に2ケ生産されるから、
同一製品を連続的に多数生産する場合には、経済的に作
業能率を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例であるレーザ加工機の
外郭カバー部分を外した平面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】この発明に係る他の実施例であるビームスプリ
ッタ部分の説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 7a 第1ワークテーブル 7b 第2ワークテーブル 15 X軸キャリッジ 31 Y軸キャリッジ 49a 第1レーザ加工ヘッド 49b 第2レーザ加工ヘッド 59 ビームスプリッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸方向へ移動自在なX軸キャリッジ
    に、X軸と直角なY軸方向へ移動自在なY軸キャリッジ
    を設け、このY軸キャリッジの両側にそれぞれレーザ加
    工ヘッドを設けると共に、X軸方向からのレーザービー
    ムを前記両レーザ加工ヘッドへ分割するビームスプリッ
    タを設け、更に前記両レーザ加工ヘッドの下方位置にワ
    ークピースを支持するワークテーブルを設けてなること
    を特徴とするレーザ加工機。
JP3234340A 1991-09-13 1991-09-13 レーザ加工機 Pending JPH0569170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234340A JPH0569170A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 レーザ加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234340A JPH0569170A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 レーザ加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569170A true JPH0569170A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16969457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3234340A Pending JPH0569170A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 レーザ加工機

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JP (1) JPH0569170A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100446052B1 (ko) * 1997-05-15 2004-10-14 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 다수의갈바노스캐너를사용한레이저빔가공장치
US7002101B2 (en) * 2000-10-24 2006-02-21 Georges Cuvelier Method and installation for laser cutting out glass pieces
US7098423B2 (en) * 2004-06-01 2006-08-29 Hitachi Via Mechanics, Ltd. Laser machining apparatus
EP1832378A2 (en) * 2006-03-08 2007-09-12 Samsung SDI Co., Ltd. Laser irradiation apparatus

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US7875828B2 (en) 2006-03-08 2011-01-25 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Laser irradiation apparatus

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