JPH0569125A - 熱切断機用トーチの保持装置 - Google Patents

熱切断機用トーチの保持装置

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JPH0569125A
JPH0569125A JP25422791A JP25422791A JPH0569125A JP H0569125 A JPH0569125 A JP H0569125A JP 25422791 A JP25422791 A JP 25422791A JP 25422791 A JP25422791 A JP 25422791A JP H0569125 A JPH0569125 A JP H0569125A
Authority
JP
Japan
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torch
work
increment
controller
inductance
Prior art date
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Pending
Application number
JP25422791A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Izui
敦 泉井
Masahiko Hasegawa
雅彦 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH0569125A publication Critical patent/JPH0569125A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より簡単な構成で、トーチ又はワークの損傷
阻止と切断器の停止とをタイミングよく制御させる。 【構成】 電磁石を介して移動体に装着された熱切断機
用トーチにおいて、前記電磁石のインダクタンス変化を
検出するセンサと、制御器とを備え、該制御器は、前記
センサからのインダクタンス変化を入力し、該インダク
タンス変化が所定の閾値以上であるとき、前記移動体の
駆動部に対し、該駆動の停止信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ切断トーチや
ガス切断トーチ等の熱切断機用トーチの保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマ切断トーチやガス切断ト
ーチ等のいわゆる熱切断機用トーチは、2次元駆動装置
や3次元駆動装置の移動体に装着されてワークを切断す
る。そしてトーチは、該トーチの遊び等による切断品質
の低下を阻止するため、前記移動体に固定されているの
が普通である。
【0003】ところが上記構成の場合、例えば図2に示
すように、切断済みワーク18がワーク支持部材17か
ら落ち、その一部が未切断ワーク16の上面から突出し
た状態のままで引き続き切断を実施すると、トーチ1が
該ワーク18の突出部に衝突し、損傷することがある。
【0004】かかる不都合に対処するため、本発明者等
は先に、トーチを磁石を介して移動体に装着し、かつ、
該トーチの変移を検出する検出器を備えた熱切断機用ト
ーチの破損防止装置を提案している(実願平3−111
96号参照)。この構成によれば、仮にトーチに不慮の
外力が加わっても、該トーチが移動体から容易に外れる
ため(つまり脱着自在であるため)、該トーチが損傷す
ることがなくなる。しかも、外力によるトーチの変移は
検出器で検出され、該切断器を停止させるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記本発明者等による
後者構成は大別して、磁石によるトーチの損傷阻止と、
変移検出器による該切断器の停止とからなる。ところが
この上記構成の場合、磁石は電磁石も含むが、永久磁石
も含むため、仮に磁石が永久磁石である場合、ワークに
応じて磁気力が異なるものを多種多用準備しなければな
らないという不都合がある。例えば磁石によるトーチの
損傷阻止といっても、これには、ワークが極薄板である
場合、トーチが破損する前に該トーチと衝突した加工済
みワーク(即ち、製品である)が先に損傷するのを阻止
する意味(即ち、ワークの損傷阻止の意味)も含まれて
いるため、かかるワークへの対応として、永久磁石は、
極めて小さな磁気力のものを準備しておかなければなら
ない。
【0006】後者変移検出器による該切断器の停止は、
別途変移検出器を装着する意味である。即ち、この変移
検出器の検出と、前者磁石の磁界とは、本質的に異なる
ため、両者のタイミング制御が実用上なかなか難しい。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、より簡単な構成で、トーチ又はワークの損傷阻止と
切断器の停止とをタイミング制御とを容易にできる熱切
断機用トーチの保持装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる熱切断機用トーチの保持装置は、電
磁石を介して移動体に装着された熱切断機用トーチにお
いて、前記電磁石のインダクタンス変化を検出するセン
サと、制御器とを備え、該制御器は、前記センサからの
インダクタンス変化を入力し、該インダクタンス変化が
所定の閾値以上であるとき、前記移動体の駆動部に対
し、該駆動の停止信号を出力する構成とした。
【0009】
【作用】上記構成によれば、熱切断機用トーチと移動体
との保持は電磁石を介して行われる、その保持力(磁気
力)は自在可変である。またトーチへの外力で該トーチ
が変移しても、前記電磁石自体のインダクタンスが変化
し、この変化をセンサで検出するので、トーチ又はワー
クの損傷阻止と切断器の停止との制御系が基本的に同一
となる。即ち、制御器は、センサからの検出値を入力し
て該検出値と各切断作業によって予め設定され記憶され
た閾値とを比較し、該検出値が該閾値よりも大きいとき
は、移動体の駆動部に対して該駆動の停止信号を出力
し、該切断器を停止するようになっている。
【0010】
【実施例】本発明の最適な実施例を図1を参照して以下
説明する。トーチ1はトーチホルダ12に内嵌されてい
る。このトーチホルダ12はチャック式であり、トーチ
1を内嵌した後、ナット11を締めて該トーチ1を該ト
ーチホルダ内に固定する。またトーチホルダ12の外周
上部は下向き凸状の球面部を備えており、該球面部が、
ブラケット10の上向き凹状の球面に遊接する。このブ
ラケット10は、プレート4を介して駆動部3に装着さ
れ、該駆動部3の駆動により、軸2に沿って上下するよ
うになっている。即ち駆動部3の駆動によってトーチ1
は昇降する。
【0011】ところで、上記トーチホルダ12の球面部
には少なくとも1個の電磁石5が埋設されている。この
電磁石5への給電回路7内にはセンサなる電流計8が介
装されている。そしてこの電流計8は制御器9に接続さ
れ、この制御器9は警報装置13と、該トーチ駆動制御
部14と、該切断機駆動制御部15とに接続されてい
る。尚、トーチホルダ12とブラケット10との球面間
には双方の位置決めガイド6が設けられている。
【0012】上記実施例の作用を述べる。不慮の外力F
がトーチ1に加わり、該トーチが傾くと(即ち、変移す
ると)、電磁石5の磁界に変化が生ずる。このとき、電
流計8には自己誘導による電流増加が現れる。制御器9
はこの電流を検出し、本来の電流値と比較してその増加
分を求めたのち、この増加分を、予めワーク毎に最適値
として設定され、かつ、記憶された閾値と比較し、該増
加分が該閾値よりも高いとき、警報装置13によって警
報を鳴らし、トーチ駆動制御部14によってアーク発生
を停止させ、かつ、切断機駆動制御部15によって該切
断器を停止させる(上下駆動部3の駆動を含む)。
【0013】他の実施例として、センサは、自己インダ
クタンス形である上記実施例の電流計8ではなく、相互
インダクタンス形である該電磁石の磁界内に備えたコイ
ル、MR素子、ホール素子等でもよい。
【0014】上記実施例の効果を説明すれば、本実施例
もまた従来技術と同様、磁石によるトーチ又はワークの
損傷阻止と、変移検出器による該切断器の停止との構成
に類似するが、両制御信号は、電磁石の磁界変化を基礎
としているため、両制御をタイミングよく実施すること
ができる。しかもセンサ自体も単純構成となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明による、熱切
断機用トーチの保持装置によれば、電磁石を介して移動
体に装着された熱切断機用トーチにおいて、前記電磁石
のインダクタンス変化を検出するセンサと、制御器とを
備え、該制御器は、前記センサからのインダクタンス変
化を入力し、該インダクタンス変化が所定の閾値以上で
あるとき、前記移動体の駆動部に対し、該駆動の停止信
号を出力する構成としたので、電気石によるトーチ又は
ワークの損傷阻止と、センサによる該切断器の停止との
両制御をタイミングよく制御することができる。しかも
センサ自体も簡単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱切断機用トーチの保持装置の外観構
成図である。
【図2】切断時のおけるトーチの損傷原因を例示した図
である。
【符号の説明】
1 トーチ 2 軸 3 駆動部 4 プレート 5 電磁石 6 位置決めガイド 7 給電回路 8 センサ 9 制御器 10 ブラケット 11 ナット 12 トーチホルダ 13 警報装置 14 トーチ駆動制御部 15 切断機駆動制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石を介して移動体に装着された熱切
    断機用トーチにおいて、前記電磁石のインダクタンス変
    化を検出するセンサと、制御器とを備え、該制御器は、
    前記センサからのインダクタンス変化を入力し、該イン
    ダクタンス変化が所定の閾値以上であるとき、前記移動
    体の駆動部に対し、該駆動の停止信号を出力する構成を
    特徴とする熱切断機用トーチの保持装置。
JP25422791A 1991-09-06 1991-09-06 熱切断機用トーチの保持装置 Pending JPH0569125A (ja)

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JP25422791A JPH0569125A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 熱切断機用トーチの保持装置

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Publications (1)

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JPH0569125A true JPH0569125A (ja) 1993-03-23

Family

ID=17262031

Family Applications (1)

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JP25422791A Pending JPH0569125A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 熱切断機用トーチの保持装置

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JP (1) JPH0569125A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515080A (ja) * 2001-07-26 2005-05-26 シュトイブリ・テク−システムズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 磁気クランプ装置および磁気クランプ装置の動作状態を検出ならびに制御するための方法
WO2010125928A1 (ja) * 2009-04-28 2010-11-04 三菱電機株式会社 加工ヘッド保持機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515080A (ja) * 2001-07-26 2005-05-26 シュトイブリ・テク−システムズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 磁気クランプ装置および磁気クランプ装置の動作状態を検出ならびに制御するための方法
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