JPH05329713A - 中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機 - Google Patents
中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機Info
- Publication number
- JPH05329713A JPH05329713A JP16345292A JP16345292A JPH05329713A JP H05329713 A JPH05329713 A JP H05329713A JP 16345292 A JP16345292 A JP 16345292A JP 16345292 A JP16345292 A JP 16345292A JP H05329713 A JPH05329713 A JP H05329713A
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- electric discharge
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】中子の切り落とし瞬間を高精度で検出し、安全
な無人化処理を可能とする中子切り落とし検出装置を備
えたワイヤ放電加工機を提供する。 【構成】中子がワーク1から切り落とされる瞬間を検出
し、該検出情報をNC部5に通知することにより、X,
Y軸モータ6を停止する等、中子切り落とし情報に基づ
く引き続く安全且つ確実な処理を可能としている。この
中子の切り落とし瞬間の検出は、ワイヤ電極とワーク電
極の極間電圧、放電パルス数、ショートパルス数及び加
工電流等の情報に基づいて行う。
な無人化処理を可能とする中子切り落とし検出装置を備
えたワイヤ放電加工機を提供する。 【構成】中子がワーク1から切り落とされる瞬間を検出
し、該検出情報をNC部5に通知することにより、X,
Y軸モータ6を停止する等、中子切り落とし情報に基づ
く引き続く安全且つ確実な処理を可能としている。この
中子の切り落とし瞬間の検出は、ワイヤ電極とワーク電
極の極間電圧、放電パルス数、ショートパルス数及び加
工電流等の情報に基づいて行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中子切り落とし検出装置
を備えたワイヤ放電加工機に関し、特に中子が切り落と
された瞬間を特別な手段で検出してワイヤ放電加工機に
通知して加工処理を効率化する中子切り落とし検出装置
を備えたワイヤ放電加工機に関する。
を備えたワイヤ放電加工機に関し、特に中子が切り落と
された瞬間を特別な手段で検出してワイヤ放電加工機に
通知して加工処理を効率化する中子切り落とし検出装置
を備えたワイヤ放電加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機においては、張設され
たワイヤ電極と被加工物(ワーク)との間に電圧を印加
して放電を生じさせ、ワークが所定形状に加工される。
かかるワイヤ放電加工機は、複雑な輪郭形状の切り出し
が可能であるため金型加工等、広範囲な加工分野に採用
されている。ところで、上記放電加工によりワークの一
部が切り離される部分は中子と称されるが、切り離され
た中子は下方の下ヘッド上に落下した状態で送り動作さ
れ、下ヘッドを損傷する恐れがある。したがって、従来
は中子が切り離される位置より若干手前の位置で、放電
加工を停止させるように予めプログラムを作成してお
き、実加工が停止したとき、オペレータにその旨を知ら
せ、オペレータに上記中子を切り離して切り落とすため
の処理を行わせている。このことは、放電加工処理の自
動化を図るという観点からは大きな問題となる。一方、
本願出願人は、先に放電加工により切り離された中子を
マグネットで吸着して、上記のような中子の落下による
下ヘッドの損傷等の問題を解決する中子処理装置を提案
している(特開平4ー63629 号参照)。この装置は、中子
を吸着したマグネットとワーク間に所定電圧を印加して
おくとともに、中子とワークを接触するようにして、電
気的接触状態を検出することにより中子の吸着有無を判
定している。
たワイヤ電極と被加工物(ワーク)との間に電圧を印加
して放電を生じさせ、ワークが所定形状に加工される。
かかるワイヤ放電加工機は、複雑な輪郭形状の切り出し
が可能であるため金型加工等、広範囲な加工分野に採用
されている。ところで、上記放電加工によりワークの一
部が切り離される部分は中子と称されるが、切り離され
た中子は下方の下ヘッド上に落下した状態で送り動作さ
れ、下ヘッドを損傷する恐れがある。したがって、従来
は中子が切り離される位置より若干手前の位置で、放電
加工を停止させるように予めプログラムを作成してお
き、実加工が停止したとき、オペレータにその旨を知ら
せ、オペレータに上記中子を切り離して切り落とすため
の処理を行わせている。このことは、放電加工処理の自
動化を図るという観点からは大きな問題となる。一方、
本願出願人は、先に放電加工により切り離された中子を
マグネットで吸着して、上記のような中子の落下による
下ヘッドの損傷等の問題を解決する中子処理装置を提案
している(特開平4ー63629 号参照)。この装置は、中子
を吸着したマグネットとワーク間に所定電圧を印加して
おくとともに、中子とワークを接触するようにして、電
気的接触状態を検出することにより中子の吸着有無を判
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
装置では、中子の切り離し、切り落とし時の処理は、放
電加工装置の放電加工動作を一時停止させてオペレータ
が直接行い、切り落とし作業が終了してから次の処理を
続行していた。そのため、作業効率が悪いだけでなく、
無人化処理が不可能となっていた。一方、マグネットに
より切り離された中子を吸着して、中子の落下による下
ヘッド等の損傷を防止する装置では、中子は磁性材料か
ら成るものでなければ適用できない。また、中子の切り
離しの瞬間は検出されておらず、NC装置等の加工プロ
グラム等の情報に基づいて切り離しが完了したことを推
定しているに過ぎず、正確な中子切り離し瞬間の検出が
行われていないため、無人化処理の以後の処理に移行す
る際に問題が生ずる。
装置では、中子の切り離し、切り落とし時の処理は、放
電加工装置の放電加工動作を一時停止させてオペレータ
が直接行い、切り落とし作業が終了してから次の処理を
続行していた。そのため、作業効率が悪いだけでなく、
無人化処理が不可能となっていた。一方、マグネットに
より切り離された中子を吸着して、中子の落下による下
ヘッド等の損傷を防止する装置では、中子は磁性材料か
ら成るものでなければ適用できない。また、中子の切り
離しの瞬間は検出されておらず、NC装置等の加工プロ
グラム等の情報に基づいて切り離しが完了したことを推
定しているに過ぎず、正確な中子切り離し瞬間の検出が
行われていないため、無人化処理の以後の処理に移行す
る際に問題が生ずる。
【0004】そこで、本発明の目的は、中子の切り落と
し瞬間を高精度で検出し、安全な無人化処理を可能とす
る中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機を
提供することにある。
し瞬間を高精度で検出し、安全な無人化処理を可能とす
る中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による中子切り落とし検出装置を備えたワイ
ヤ放電加工機は、ワイヤ電極とワーク間に所定電圧を印
加して放電を生ぜしめ、前記ワークを放電加工させる電
源手段と、前記放電加工により前記ワークから切り離さ
れる中子の切り落とし瞬間を検出する検出手段と、該検
出手段により検出された前記切り落とし瞬間情報を前記
放電加工を制御するNC装置に通知する通知手段と、を
備えて構成される。
め、本発明による中子切り落とし検出装置を備えたワイ
ヤ放電加工機は、ワイヤ電極とワーク間に所定電圧を印
加して放電を生ぜしめ、前記ワークを放電加工させる電
源手段と、前記放電加工により前記ワークから切り離さ
れる中子の切り落とし瞬間を検出する検出手段と、該検
出手段により検出された前記切り落とし瞬間情報を前記
放電加工を制御するNC装置に通知する通知手段と、を
備えて構成される。
【0006】
【作用】本発明では、中子がワークから切り落とされる
瞬間を検出し、該検出情報をNC装置に通知することに
より、正確な中子切り落とし情報に基づく引き続く安全
且つ確実な処理を可能としている。この中子の切り落と
し瞬間の検出は、ワイヤ電極とワーク電極の極間電圧、
放電パルス数、ショートパルス数及び加工電流等の情報
に基づいて行う。
瞬間を検出し、該検出情報をNC装置に通知することに
より、正確な中子切り落とし情報に基づく引き続く安全
且つ確実な処理を可能としている。この中子の切り落と
し瞬間の検出は、ワイヤ電極とワーク電極の極間電圧、
放電パルス数、ショートパルス数及び加工電流等の情報
に基づいて行う。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による中子切り落とし
検出装置を備えたワイヤ放電加工機の一実施例を示す構
成ブロック図である。ワーク1は、ワイヤ電極2に対し
てX,Y方向に移動可能に配設されており、ワイヤ電極
2の給電子2A,2Bとワーク1間には加工電源部3か
ら所定周波数の放電加工用の電圧が印加されている。
ながら説明する。図1は、本発明による中子切り落とし
検出装置を備えたワイヤ放電加工機の一実施例を示す構
成ブロック図である。ワーク1は、ワイヤ電極2に対し
てX,Y方向に移動可能に配設されており、ワイヤ電極
2の給電子2A,2Bとワーク1間には加工電源部3か
ら所定周波数の放電加工用の電圧が印加されている。
【0008】検出制御部4からの極間電圧は、NC部5
のI/O制御部52を介してCPU56に供給される。
NC部5のデータ記憶部51にはNCプログラ等のデー
タが格納され、操作制御部55は、例えばキーボードを
有し、種々の指令が各部に送出される。プログラム記憶
部57には、CPU56の処理手順を示すプログラムが
格納されている。通信制御部58は、外部との通信を行
う。CPU56からの指令に基づいてモータ制御部53
が駆動され、モータドライブ部54の動作を介してX,
Y軸モータ6を駆動してワーク1の移動が制御される。
CPU56は、I/O制御部52を介して供給される検
出制御部4で検出された極間電圧、放電パルス数、ショ
ートパルス数、加工電流等の情報に基づいて後述するよ
うな処理により、中子の切り落とされた瞬間を検出して
NC装置に通知する。
のI/O制御部52を介してCPU56に供給される。
NC部5のデータ記憶部51にはNCプログラ等のデー
タが格納され、操作制御部55は、例えばキーボードを
有し、種々の指令が各部に送出される。プログラム記憶
部57には、CPU56の処理手順を示すプログラムが
格納されている。通信制御部58は、外部との通信を行
う。CPU56からの指令に基づいてモータ制御部53
が駆動され、モータドライブ部54の動作を介してX,
Y軸モータ6を駆動してワーク1の移動が制御される。
CPU56は、I/O制御部52を介して供給される検
出制御部4で検出された極間電圧、放電パルス数、ショ
ートパルス数、加工電流等の情報に基づいて後述するよ
うな処理により、中子の切り落とされた瞬間を検出して
NC装置に通知する。
【0009】かかる極間電圧、放電パルス数、ショート
パルス数等の情報に基づく中子の切り落とされた瞬間の
検出は次のようにして行われる。すなわち、中子がワー
クから切り落ちる瞬間は、ワークとワイヤ電極が短絡状
態になるときと、両者が接触していないオープン状態に
なるときの2通りしかなく、両状態における各情報の切
り落とされた瞬間の時間的変化は図2や図3に示す如く
急峻である。したがって、この急峻な変化を検出するこ
とによって切り落とした瞬間が検出できることになる。
パルス数等の情報に基づく中子の切り落とされた瞬間の
検出は次のようにして行われる。すなわち、中子がワー
クから切り落ちる瞬間は、ワークとワイヤ電極が短絡状
態になるときと、両者が接触していないオープン状態に
なるときの2通りしかなく、両状態における各情報の切
り落とされた瞬間の時間的変化は図2や図3に示す如く
急峻である。したがって、この急峻な変化を検出するこ
とによって切り落とした瞬間が検出できることになる。
【0010】図2は、ワークとワイヤ電極が短絡状態に
なるとき、中子が切り落とされた瞬間Tの前後の極間電
圧、放電パルス数、ショートパルス数及び加工電流の時
間的変化を示す。放電を生じさせるための放電パルス
は、短絡状態にないときには、一定の周波数で発生する
が、中子が切り落とされワークとワイヤ電極が短絡状態
となると、放電パルス数は急激に減少するのに対してシ
ョートパルス数は急激に増大する。また、加工電流の変
化は極間電圧と同様な変化を示す。したがって、この変
化差の一定割合だけ情報に変化があったときに中子が切
り落とされた瞬間であると判定できる。
なるとき、中子が切り落とされた瞬間Tの前後の極間電
圧、放電パルス数、ショートパルス数及び加工電流の時
間的変化を示す。放電を生じさせるための放電パルス
は、短絡状態にないときには、一定の周波数で発生する
が、中子が切り落とされワークとワイヤ電極が短絡状態
となると、放電パルス数は急激に減少するのに対してシ
ョートパルス数は急激に増大する。また、加工電流の変
化は極間電圧と同様な変化を示す。したがって、この変
化差の一定割合だけ情報に変化があったときに中子が切
り落とされた瞬間であると判定できる。
【0011】図3には、ワークとワイヤ電極間が接触せ
ず、オープン状態になるときの図2と同様な情報の時間
的変化が示されている。オープン状態においても各情報
は、中子が切り離された瞬間に急激に変化するので、こ
の変化を検出することにより中子の切り落とされた瞬間
が検出される。
ず、オープン状態になるときの図2と同様な情報の時間
的変化が示されている。オープン状態においても各情報
は、中子が切り離された瞬間に急激に変化するので、こ
の変化を検出することにより中子の切り落とされた瞬間
が検出される。
【0012】図4に示すフローチャートには、本発明に
よる中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機
における中子の切り落とし時の処理手順が示されてい
る。中子の切り落とし検出は、例えば10msec毎にスタ
ートされ、先ずNC加工プログラムの処理ブロック図が
中子の切り落としを行うための処理ブロックであるか否
を判定し(ステップS1)、該処理ブロックであれば、
極間電圧Vを読み込み(ステップS2)、それまでの一
定時間における極間電圧の平均値VAVEを求める(ステ
ップS3)。次に、現在の極間電圧Vと、平均値VAVE
との偏差電圧ERを求め(ステップS4)、偏差電圧ER
が、図2や図3に示すような予め定めた閾値(パラメー
タ)PR以下であるか否かを判定する(ステップS
5)。ここで、偏差電圧ERが閾値PR以下でないときに
はX・Y軸モータ6に休止信号を出力して加工を停止せ
しめ(ステップS6)、ERがPR以下であるときには、
処理を終了する。また、ステップS1において、切り落
とし処理ブロックでないときには、前記処理の実行は行
わない。
よる中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機
における中子の切り落とし時の処理手順が示されてい
る。中子の切り落とし検出は、例えば10msec毎にスタ
ートされ、先ずNC加工プログラムの処理ブロック図が
中子の切り落としを行うための処理ブロックであるか否
を判定し(ステップS1)、該処理ブロックであれば、
極間電圧Vを読み込み(ステップS2)、それまでの一
定時間における極間電圧の平均値VAVEを求める(ステ
ップS3)。次に、現在の極間電圧Vと、平均値VAVE
との偏差電圧ERを求め(ステップS4)、偏差電圧ER
が、図2や図3に示すような予め定めた閾値(パラメー
タ)PR以下であるか否かを判定する(ステップS
5)。ここで、偏差電圧ERが閾値PR以下でないときに
はX・Y軸モータ6に休止信号を出力して加工を停止せ
しめ(ステップS6)、ERがPR以下であるときには、
処理を終了する。また、ステップS1において、切り落
とし処理ブロックでないときには、前記処理の実行は行
わない。
【0013】図4においては、中子が切り落とされた瞬
間の検出は、極間電圧に基づいているが、図2や図3に
示すような放電パルス数、ショートパルス数及び加工電
流等の情報に基づいて行うこともできるし、また、これ
らの情報を複数個組み合わせて行うこともできることは
勿論である。こうして得られた中子の切り落としの瞬間
検出情報は、NC装置に通知され、引き続く処理の続行
を安全且つ確実に行わせる。すなわち、ワークの送り動
作を停止し、ランプを点滅してオペレータを呼ぶ、ある
いは中子自動処理装置の付属した機械であれば、中子を
切り離した旨の情報をNC装置に通知して中子抜き取り
動作を開始させる等の処理が行えるのである。
間の検出は、極間電圧に基づいているが、図2や図3に
示すような放電パルス数、ショートパルス数及び加工電
流等の情報に基づいて行うこともできるし、また、これ
らの情報を複数個組み合わせて行うこともできることは
勿論である。こうして得られた中子の切り落としの瞬間
検出情報は、NC装置に通知され、引き続く処理の続行
を安全且つ確実に行わせる。すなわち、ワークの送り動
作を停止し、ランプを点滅してオペレータを呼ぶ、ある
いは中子自動処理装置の付属した機械であれば、中子を
切り離した旨の情報をNC装置に通知して中子抜き取り
動作を開始させる等の処理が行えるのである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による中子
切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機は、中子
がワークから切り落とされる瞬間を検出し、該検出情報
をNC装置に通知しているので、正確な中子切り落とし
情報に基づいて引き続く安全且つ確実な処理が可能とな
り、無人作業化を図る上できわめて有益である。また、
上記中子の切り落とし瞬間の検出は、ワイヤ電極とワー
ク電極の極間電圧、放電パルス数、ショートパルス数及
び加工電流等の情報に基づいて行っているので正確な検
出が可能となる。
切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機は、中子
がワークから切り落とされる瞬間を検出し、該検出情報
をNC装置に通知しているので、正確な中子切り落とし
情報に基づいて引き続く安全且つ確実な処理が可能とな
り、無人作業化を図る上できわめて有益である。また、
上記中子の切り落とし瞬間の検出は、ワイヤ電極とワー
ク電極の極間電圧、放電パルス数、ショートパルス数及
び加工電流等の情報に基づいて行っているので正確な検
出が可能となる。
【図1】本発明による中子切り落とし検出装置を備えた
ワイヤ放電加工機の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
ワイヤ放電加工機の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】本発明による中子切り落とし検出装置を備えた
ワイヤ放電加工機の実施例における中子の切り落とし瞬
間検出を行なう際に用いる各種情報のワイヤ電極とワー
クが短絡状態になるときの時間的変化を示す図である。
ワイヤ放電加工機の実施例における中子の切り落とし瞬
間検出を行なう際に用いる各種情報のワイヤ電極とワー
クが短絡状態になるときの時間的変化を示す図である。
【図3】本発明による中子切り落とし検出装置を備えた
ワイヤ放電加工機の実施例における中子の切り落とし瞬
間検出を行なう際に用いる各種情報のワイヤ電極とワー
クがオープン状態になるときの時間的変化を示す図であ
る。
ワイヤ放電加工機の実施例における中子の切り落とし瞬
間検出を行なう際に用いる各種情報のワイヤ電極とワー
クがオープン状態になるときの時間的変化を示す図であ
る。
【図4】本発明による実施例における中子の切り落とし
瞬間を検出するための処理手順を示すフローチャートで
ある。
瞬間を検出するための処理手順を示すフローチャートで
ある。
1 ワーク 2 ワイヤ
電極 2A,2B 給電子 3 加工電
源部 4 検出制御部 5 NC部 6 X・Y軸モータ
電極 2A,2B 給電子 3 加工電
源部 4 検出制御部 5 NC部 6 X・Y軸モータ
Claims (2)
- 【請求項1】ワイヤ電極とワーク間に所定電圧を印加し
て放電を生ぜしめ、前記ワークを放電加工させる電源手
段と、 前記放電加工により前記ワークから切り離される中子の
切り落とし瞬間を検出する検出手段と、 該検出手段により検出された前記切り落とし瞬間情報を
前記放電加工を制御するNC装置に通知する通知手段
と、を有することを特徴とする中子切り落とし検出装置
を備えたワイヤ放電加工機。 - 【請求項2】前記検出手段は、前記ワイヤ電極とワーク
との極間電圧、前記放電加工を生ぜしめるための放電パ
ルスの数、放電時に発生するショートパルスの数及び前
記ワイヤ電極とワークとの極間に流れる加工電流のうち
少なくとも1つの情報の時間的変化に基づいて前記検出
を行う請求項1に記載の中子切り落とし検出装置を備え
たワイヤ放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16345292A JPH05329713A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16345292A JPH05329713A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329713A true JPH05329713A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15774156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16345292A Pending JPH05329713A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中子切り落とし検出装置を備えたワイヤ放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329713A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016168637A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | ファナック株式会社 | 加工品(中子)の回収機能を有するワイヤ放電加工機 |
JP2020131374A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
US11992891B2 (en) | 2020-12-09 | 2024-05-28 | Sodick Co., Ltd. | Machining method of wire discharge machine, machining program generating device, wire discharge machining system and machined object manufacturing method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01321124A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置の被加工物落下検出装置 |
JPH0295516A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-06 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | ワイヤ放電加工用制御装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16345292A patent/JPH05329713A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01321124A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置の被加工物落下検出装置 |
JPH0295516A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-04-06 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | ワイヤ放電加工用制御装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016168637A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | ファナック株式会社 | 加工品(中子)の回収機能を有するワイヤ放電加工機 |
US9993888B2 (en) | 2015-03-12 | 2018-06-12 | Fanuc Corporation | Wire electrical discharge machine |
JP2020131374A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
US11992891B2 (en) | 2020-12-09 | 2024-05-28 | Sodick Co., Ltd. | Machining method of wire discharge machine, machining program generating device, wire discharge machining system and machined object manufacturing method |
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