JPH0568623A - ふとん敷込式ヒータ - Google Patents

ふとん敷込式ヒータ

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Publication number
JPH0568623A
JPH0568623A JP3231813A JP23181391A JPH0568623A JP H0568623 A JPH0568623 A JP H0568623A JP 3231813 A JP3231813 A JP 3231813A JP 23181391 A JP23181391 A JP 23181391A JP H0568623 A JPH0568623 A JP H0568623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
futon
surface material
face
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP3231813A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Ikeda
裕彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP3231813A priority Critical patent/JPH0568623A/ja
Publication of JPH0568623A publication Critical patent/JPH0568623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 床面上に載置される裏面材11の上面に、非
通気性の面状発熱体12を載置する。面状発熱体12
は、通気性の表面材13により覆われている。表面材1
3と裏面材11との周囲は封緘されている。またこれに
より、表面材13と面状発熱体12との間には、送風用
の空間Sが形成される。空間Sには、温風空気を導入す
る温風機16が接続されている。 【効果】 運転開始時に温風機16から空間Sに導入さ
れた温風が表面材13のみを介して上方へ吹出される結
果、表面材13の上面に載置されたふとん全体を迅速に
温めることができる。また表面材13全面にわたって均
一に吹出される温風によりふとんを温めることができる
ので、ふとん乾燥機として使用する場合においても、ふ
とんをむらなく加熱して乾燥させることができ、ふとん
全体が充分に乾燥するまでに要する時間を短縮すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はふとん敷込式ヒータに関
し、より詳細には、敷ふとんの下に敷込まれるふとん敷
込式ヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のヒータは、主として冬期
にふとんを温めるためのものであるが、冬期以外の時期
にも使用できるように、ふとん乾燥機能を備えたものも
広く市販されている。その構造では、発熱シートの両面
に絶縁材を積層し、上記絶縁材の両側面に外装材を積層
している。
【0003】上記発熱シートは、主として発熱線および
ポリエチレン製のフラットヤーンを含む第1の糸群と、
上記発熱線に電気的に接続される電極線およびポリエチ
レン製のフラットヤーンを含む第2の糸群とを織成する
ことにより構成されており、上記発熱線は、冷えやすい
脚部のみが若干高い温度になるように、頭部側が粗く脚
部側が密に織成されている。
【0004】上記構成によれば、上記発熱シートの電極
線に通電することにより、敷ふとんの下側からふとんを
温めるヒータとして使用されたり、ふとん乾燥機として
使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記ふと
ん敷込式ヒータにおいては、発熱シートを採用している
ので、運転を開始してから所定温度(例えば40℃)に
ふとんを温めるまでの立ち上がり時間が長くかかる(約
40分)という不具合があった。また発熱シートの発熱
線は、頭部側が粗く脚部側が密に織成されているので、
ふとん乾燥機として使用した場合、ふとんの頭部側が乾
燥しにくいという不具合があった。そのためふとん全体
が充分に乾燥するまでに要する時間も、相当長くかかっ
ていた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、運転を開始してからの立ち上がり時間を大幅に短縮
することができ、しかも充分なふとん乾燥機能を奏する
ことのできるふとん敷込式ヒータを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のふとん敷込式ヒータは、床面上に載置され
る裏面材と、裏面材の上面に載置される、非通気性の面
状発熱体と、面状発熱体を覆う通気性の表面材とを備
え、上記表面材と裏面材との周囲を封緘することにより
上記表面材と面状発熱体との間に送風用の空間を形成す
ると共に、上記空間に、温風空気を導入する温風機を接
続していることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成のふとん敷込式ヒータによれば、これ
を敷ふとんの下に敷き込んだ状態で運転開始時に温風を
送風用の空間に導入することにより、上記空間内が加圧
され、導入された温風が表面材のみを介して、その全面
にわたり均一に上方へ吹出される結果、上記表面材の上
面に載置されたふとん全体を迅速に温めることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の好まし
い実施例について詳述する。図1は、本発明の一実施例
におけるふとん敷込式ヒータ10を示しており、(A)
は、上記ヒータ10の平面図であり、(B)は上記ヒー
タ10の断面略図である。
【0010】図1を参照して、本実施例におけるヒータ
10は、裏面材11と、裏面材11の上面に固着された
面状発熱体12と、面状発熱体12の上面を覆う表面材
13とを備えている。上記裏面材11は、羊毛や合成繊
維等のフェルトからなるシート材であり、所定の目付
(本実施例では600g/m2)と厚さ(本実施例では6m
m)に縮充されている。
【0011】上記面状発熱体12は、可撓性を有する発
熱シートの両面に絶縁シートを積層し、さらに上記発熱
シートの上面側の絶縁シートの上面に、アルミニウム箔
等からなる保護電極層を設け、この保護電極層を外装材
で覆った従来公知のものであり、図示しないコントロー
ラによって運転制御されるようになっている。上記織発
熱シートは、発熱線およびポリエチレン製のフラットヤ
ーンを含む第1の糸群と、上記発熱線に電気的に接続さ
れる電極線およびポリエチレン製のフラットヤーンを含
む第2の糸群とを織成することで構成されている。
【0012】上記発熱線としては、ポリテトラフロロエ
チレン等の可撓性、耐熱性を有するバインダー樹脂中
に、カーボン粒子等の導電性粒子を分散させた、細幅で
薄いテープ状のもの(例えばダイキン工業株式会社製の
商品名「フロロトロン」)等が使用される。ここで上記
発熱線は、従来品と同様に、頭部側が粗く脚部側が密に
織成されている。そして本実施例においては、上記発熱
シートの下面側に積層された絶縁シートをウレタン系の
接着剤で接着することにより、面状発熱体12を上記裏
面材11の上面に固着している。
【0013】上記表面材13は、クロス入りの不織布お
よび厚さが例えば1mmのウレタンフォームからなる基材
の両面をキルティング加工された木綿や合成繊維製の布
で覆って形成した通気性の良好なものであり、その周囲
は、上記面状発熱体12を覆った状態でウレタン系の接
着剤AVによって上記裏面材11の周囲に接着され、さ
らにミシンによって縁材14と共に糸15で本縫いされ
て、裏面材11と表面材13との周囲が封緘される。そ
してこれにより、表面材13と上記面状発熱体12との
間に温風を供給するための空間Sが形成される。
【0014】上記空間Sには、温風機16の吹出用ダク
ト17が接続しており、このダクト17を介して温風機
16から所定温度の温風(本実施例では50℃)が供給
されるようになっている。なお本実施例においては、ダ
クト17の接続口18を、幅方向に沿う偏平形状に形成
している。以上の構成のふとん敷込式ヒータ10によれ
ば、これを敷ふとんの下に敷き込んだ状態で運転開始時
に温風機16から温風を空間Sに導入することにより、
図1(B)の矢印Aで示すように、導入された温風が表
面材13のみを介して上方へ吹出される結果、上記表面
材13の上面に載置されたふとん全体を迅速に温めるこ
とができる。
【0015】従って、運転を開始してから先ず温風によ
ってふとんを温め、次いで面状発熱体12を運転するこ
とにより、ふとんを例えば40℃に温めるための時間を
約10分程度に短縮することができる。また表面材13
全面にわたって均一に吹出される温風によりふとんを温
めることができるので、ふとん乾燥機として使用する場
合においても、ふとんをむらなく加熱して乾燥させるこ
とができ、ふとん全体が充分に乾燥するまでに要する時
間を相当短縮することができるという利点がある。
【0016】なお上述した実施例は本発明の好ましい具
体例に過ぎず、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々
の設計変更を施すことができることは云うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のふとん敷込
式ヒータによれば、運転を開始してから先ず温風によっ
てふとんを温め、次いで面状発熱体を運転することによ
り、ふとんを温めるための時間を短縮することができ
る。また表面材と裏面材との周囲を封緘することにより
形成された空間内に、温風を導入するようにしているの
で、導入された温風によって上記空間内が均一に加圧さ
れ、これによって、上記温風が表面材全面にわたって均
一に吹出される。この結果、均一に吹出された温風によ
りふとんを温めることができるので、ふとん乾燥機とし
て使用する場合においても、ふとんをむらなく加熱して
乾燥させることができ、ふとん全体が充分に乾燥するま
でに要する時間を相当短縮することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるふとん敷込式ヒータ
を示しており、(A)は、上記ヒータの平面図であり、
(B)は上記ヒータの断面略図である。
【符号の説明】
10 ふとん敷込式ヒータ 11 裏面材 12 面状発熱体 13 表面材 16 送風機 S 空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上に載置される裏面材(11)と、 裏面材(11)の上面に載置される、非通気性の面状発熱体
    (12)と、 面状発熱体(12)を覆う通気性の表面材(13)とを備え、 上記表面材(13)と裏面材(11)との周囲を封緘することに
    より上記表面材(13)と面状発熱体(12)との間に送風用の
    空間(S)を形成すると共に、上記空間(S)に、温風
    空気を導入する温風機(16)を接続していることを特徴と
    するふとん敷込式ヒータ。
JP3231813A 1991-09-11 1991-09-11 ふとん敷込式ヒータ Pending JPH0568623A (ja)

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JP3231813A JPH0568623A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ふとん敷込式ヒータ

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JPH0568623A true JPH0568623A (ja) 1993-03-23

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JP3231813A Pending JPH0568623A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ふとん敷込式ヒータ

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