JPH0568321B2 - - Google Patents
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- JPH0568321B2 JPH0568321B2 JP2644386A JP2644386A JPH0568321B2 JP H0568321 B2 JPH0568321 B2 JP H0568321B2 JP 2644386 A JP2644386 A JP 2644386A JP 2644386 A JP2644386 A JP 2644386A JP H0568321 B2 JPH0568321 B2 JP H0568321B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンクリート型枠間の間隔を規制す
るために使用されるセパレーターを不足長さ分だ
け延伸させて必要長さとするためのセパレーター
延伸装置に関するものである。
るために使用されるセパレーターを不足長さ分だ
け延伸させて必要長さとするためのセパレーター
延伸装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
前記のようなコンクリート型枠用のセパレータ
ーは、10乃至20mmピツチで種々の長さのものが準
備されているが、建造物によつてはこの規定長さ
以外の特殊寸法のセパレーターを必要とする場合
がある。このような特寸セパレーターはメーカー
がオーダーに従つて所要本数だけ特別に製造する
ことになるが、オーダーされる本数が一般に非常
に少ないため規定寸法のセパレーターと比較して
大幅なコストアツプは免れないし、納期も遅れ勝
ちになる等の問題点があつた。
ーは、10乃至20mmピツチで種々の長さのものが準
備されているが、建造物によつてはこの規定長さ
以外の特殊寸法のセパレーターを必要とする場合
がある。このような特寸セパレーターはメーカー
がオーダーに従つて所要本数だけ特別に製造する
ことになるが、オーダーされる本数が一般に非常
に少ないため規定寸法のセパレーターと比較して
大幅なコストアツプは免れないし、納期も遅れ勝
ちになる等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明はこのような従来の問題点を解決し得る
セパレーター延伸装置を提案するものであつて、
その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示
すと、本発明のセパレーター延伸装置は、 周面上の一部分に圧延用型部40aを有する上
下一対の圧延用回転型1,9と、上下一対の駆動
用回転軸6,10と、昇降部材14と、高さ調整
手段16と、回転型駆動手段25と、フレーム
2,3とを備えたセパレーター延伸装置であつ
て、 下側の駆動用回転軸10は、フレーム2,3に
軸受4,5により一定位置で回転のみ可能に支承
されて、フレーム2,3から突出する前端に下側
の圧延用回転型1が取付けられ、 昇降部材14は、フレーム2,3に昇降可能に
支持されて、高さ調整手段16により高さが調整
可能であり、 上側の駆動用回転軸6は、後端部側のみ自動調
心軸受12を介してフレーム2,3に支承される
と共に、前端部側は、前記昇降部材14に軸受1
5を介して支承されて、当該昇降部材14から突
出する前端に上側の圧延用回転型9が取付けら
れ、 回転型駆動手段25は、前記自動調心軸受12
の近傍位置で上下両駆動用回転軸6,10に取付
けられて互いに咬合するギヤ30,31を含む点
に特徴を有する。
セパレーター延伸装置を提案するものであつて、
その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示
すと、本発明のセパレーター延伸装置は、 周面上の一部分に圧延用型部40aを有する上
下一対の圧延用回転型1,9と、上下一対の駆動
用回転軸6,10と、昇降部材14と、高さ調整
手段16と、回転型駆動手段25と、フレーム
2,3とを備えたセパレーター延伸装置であつ
て、 下側の駆動用回転軸10は、フレーム2,3に
軸受4,5により一定位置で回転のみ可能に支承
されて、フレーム2,3から突出する前端に下側
の圧延用回転型1が取付けられ、 昇降部材14は、フレーム2,3に昇降可能に
支持されて、高さ調整手段16により高さが調整
可能であり、 上側の駆動用回転軸6は、後端部側のみ自動調
心軸受12を介してフレーム2,3に支承される
と共に、前端部側は、前記昇降部材14に軸受1
5を介して支承されて、当該昇降部材14から突
出する前端に上側の圧延用回転型9が取付けら
れ、 回転型駆動手段25は、前記自動調心軸受12
の近傍位置で上下両駆動用回転軸6,10に取付
けられて互いに咬合するギヤ30,31を含む点
に特徴を有する。
(発明の作用及び効果)
この本発明装置に於いては、前記回転型駆動手
段により上下一対の回転型を所定の方向に連動回
転させている状態に於いて、セパレーターの被圧
延箇所を上下両回転型間に、回転型周方面とセパ
レーター軸心方向とが一致するように供給するこ
とにより、両回転型の圧延用型部が前記セパレー
ターの被圧延箇所を、当該セパレーターを一方向
に送り出しながら圧延し、所定寸法だけ延伸させ
ることになる。
段により上下一対の回転型を所定の方向に連動回
転させている状態に於いて、セパレーターの被圧
延箇所を上下両回転型間に、回転型周方面とセパ
レーター軸心方向とが一致するように供給するこ
とにより、両回転型の圧延用型部が前記セパレー
ターの被圧延箇所を、当該セパレーターを一方向
に送り出しながら圧延し、所定寸法だけ延伸させ
ることになる。
このセパレーターの延伸量は、前記昇降部材の
高さ調整手段により当該昇降部材の高さを調節す
ることにより任意に変更することが出来る。即
ち、前記昇降部材の高さを変えることにより上側
回転型を支持する回転軸が内端の自動調心軸受の
中心を支点に上下に揺動し、上側回転型が下側回
転型に対して上下に移動して上下両回転型間の軸
間距離が変化する。この結果、両回転型の圧延型
部が相対向して移動するときの隙間が調節され、
当該隙間を小さくすることによりセパレーターの
延伸量が大きくなり、前記隙間を大きくすること
によりセパレーターの延伸量を小さくし得る。
高さ調整手段により当該昇降部材の高さを調節す
ることにより任意に変更することが出来る。即
ち、前記昇降部材の高さを変えることにより上側
回転型を支持する回転軸が内端の自動調心軸受の
中心を支点に上下に揺動し、上側回転型が下側回
転型に対して上下に移動して上下両回転型間の軸
間距離が変化する。この結果、両回転型の圧延型
部が相対向して移動するときの隙間が調節され、
当該隙間を小さくすることによりセパレーターの
延伸量が大きくなり、前記隙間を大きくすること
によりセパレーターの延伸量を小さくし得る。
上記のように本発明装置を使用すれば、既製品
のセパレーターを簡単容易に圧延して長さを延伸
させることが出来る。しかもその延伸量を任意に
調節し得るので、規定寸法の既製セパレーターを
利用して簡単容易且つ迅速に特寸セパレーターを
製造することが出来る。
のセパレーターを簡単容易に圧延して長さを延伸
させることが出来る。しかもその延伸量を任意に
調節し得るので、規定寸法の既製セパレーターを
利用して簡単容易且つ迅速に特寸セパレーターを
製造することが出来る。
更に本発明装置に於いては、上側回転型の上下
高さ調節量が僅かである点に着目し、上側回転型
を支持駆動する回転軸を上下に揺動させて上下両
回転型間の軸間距離を調節し得るように構成した
ので、上側回転型を垂直に昇降移動させる場合と
比較して当該上側回転型に対する回転力伝達系や
高さ調節手段を構造簡単に構成することが出来、
全体を安価に実施することが出来る。
高さ調節量が僅かである点に着目し、上側回転型
を支持駆動する回転軸を上下に揺動させて上下両
回転型間の軸間距離を調節し得るように構成した
ので、上側回転型を垂直に昇降移動させる場合と
比較して当該上側回転型に対する回転力伝達系や
高さ調節手段を構造簡単に構成することが出来、
全体を安価に実施することが出来る。
(実施例)
以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図乃至第3図に於いて、1は位置固定の下
側回転型であり、9は上下位置調整自在な上側回
転型であつて、何れの回転型1,9も、後端部と
前端近傍部とが夫々軸受5,4及び12,15に
より支承された回転軸6,10の、前フレーム2
から突出する端部で片持ち状に支承されている。
側回転型であり、9は上下位置調整自在な上側回
転型であつて、何れの回転型1,9も、後端部と
前端近傍部とが夫々軸受5,4及び12,15に
より支承された回転軸6,10の、前フレーム2
から突出する端部で片持ち状に支承されている。
即ち、前記下側回転型1を片持ち状に支承する
回転軸6は、前フレーム2と後ろフレーム3とに
軸受4,5により水平に支承されており、当該回
転軸6の前フレーム2から突出する前端部に、キ
ー7及び押さえ盤8とを介して下側回転型1が着
脱自在に固定されている。また、上下位置調整自
在な上側回転型9を片持ち状に支承する回転軸1
0は、後端部が後ろフレーム3に自動調心軸受1
2を介してその中心点12aを支点に上下揺動自
在に支承され、前端側は、前フレーム2に設けら
れた昇降ガイド部13に昇降可能に遊嵌された昇
降部材14に軸受15を介して支承されていて、
当該回転軸10の前フレーム2から突出する前端
部に、前記上側回転型9がキー11を介して軸方
向摺動自在に嵌合せしめられている。
回転軸6は、前フレーム2と後ろフレーム3とに
軸受4,5により水平に支承されており、当該回
転軸6の前フレーム2から突出する前端部に、キ
ー7及び押さえ盤8とを介して下側回転型1が着
脱自在に固定されている。また、上下位置調整自
在な上側回転型9を片持ち状に支承する回転軸1
0は、後端部が後ろフレーム3に自動調心軸受1
2を介してその中心点12aを支点に上下揺動自
在に支承され、前端側は、前フレーム2に設けら
れた昇降ガイド部13に昇降可能に遊嵌された昇
降部材14に軸受15を介して支承されていて、
当該回転軸10の前フレーム2から突出する前端
部に、前記上側回転型9がキー11を介して軸方
向摺動自在に嵌合せしめられている。
16は昇降部材14の高さ調整手段であつて、
前後両フレーム2,3間に架設された上フレーム
17上にブラケツト18を介して垂直軸心の周り
で自転のみ可能に支持された雌ねじ体19、当該
雌ねじ体19を回転させるハンドル20、前記雌
ねじ体19に螺軸部21aが螺嵌し且つ角軸部2
1bが上フレーム17の貫通角孔22を昇降のみ
可能に貫通すると共に下端丸軸部21cが前記昇
降部材14の上面に形成された凹部14aに嵌合
する昇降軸21、及び前記ブラケツト18と前記
昇降部材14との間に張設された引張コイルスプ
リング23から構成されている。24は昇降軸2
1を任意高さで固定する固定ボルトである。
前後両フレーム2,3間に架設された上フレーム
17上にブラケツト18を介して垂直軸心の周り
で自転のみ可能に支持された雌ねじ体19、当該
雌ねじ体19を回転させるハンドル20、前記雌
ねじ体19に螺軸部21aが螺嵌し且つ角軸部2
1bが上フレーム17の貫通角孔22を昇降のみ
可能に貫通すると共に下端丸軸部21cが前記昇
降部材14の上面に形成された凹部14aに嵌合
する昇降軸21、及び前記ブラケツト18と前記
昇降部材14との間に張設された引張コイルスプ
リング23から構成されている。24は昇降軸2
1を任意高さで固定する固定ボルトである。
25は回転型1,9を連動駆動する駆動手段で
あつて、下フレーム26上に搭載された減速機付
きモーター27、その出力軸27aに固定のされ
た小ギヤ28、前記下側回転型1の回転軸6に固
定され且つ前記小ギヤ28と咬合する大ギヤ2
9、及び前記両回転軸6,10の後端近傍位置に
固定され且つ互いに咬合する同一径のギヤ30,
31から構成されている。
あつて、下フレーム26上に搭載された減速機付
きモーター27、その出力軸27aに固定のされ
た小ギヤ28、前記下側回転型1の回転軸6に固
定され且つ前記小ギヤ28と咬合する大ギヤ2
9、及び前記両回転軸6,10の後端近傍位置に
固定され且つ互いに咬合する同一径のギヤ30,
31から構成されている。
32a,32bは前記両回転型1,9間の相対
向部の左右両側に配設されたL形のセパレーター
受け具であつて、夫々回転軸6と平行に出退移動
自在に前フレーム2を貫通する出退移動軸33
a,33bの前端に着脱自在に取り付けられてい
る。34はセパレーター受け具駆動手段であつ
て、前記回転軸6に同心状に固定された環状回転
カム35、前記両出退移動軸33a,33bの後
端部を互いにに連結する連結部材36に軸支され
且つ前記環状回転カム35に対接するカム従動ロ
ーラー37、及び前記出退移動軸33a,33b
に遊嵌する状態で前フレーム2と連結部材36と
の間に介装された圧縮コイルスプリング38から
構成されている。
向部の左右両側に配設されたL形のセパレーター
受け具であつて、夫々回転軸6と平行に出退移動
自在に前フレーム2を貫通する出退移動軸33
a,33bの前端に着脱自在に取り付けられてい
る。34はセパレーター受け具駆動手段であつ
て、前記回転軸6に同心状に固定された環状回転
カム35、前記両出退移動軸33a,33bの後
端部を互いにに連結する連結部材36に軸支され
且つ前記環状回転カム35に対接するカム従動ロ
ーラー37、及び前記出退移動軸33a,33b
に遊嵌する状態で前フレーム2と連結部材36と
の間に介装された圧縮コイルスプリング38から
構成されている。
前記回転型1,9は回転軸6,10にキー嵌合
する回転体39とこれに着脱自在にボルト止めさ
れる環状型本体40とから成り、環状型本体40
には周方向の一部分に大径の圧延型部40aが設
けられている。
する回転体39とこれに着脱自在にボルト止めさ
れる環状型本体40とから成り、環状型本体40
には周方向の一部分に大径の圧延型部40aが設
けられている。
以上のように構成されたセパレーター延伸装置
に於いて、回転型駆動手段25のモーター27を
稼動させて小ギヤ28及び大ギヤ29を介して回
転軸6を回転駆動させると、ギヤ30,31を介
して回転軸10が回転軸6とは逆方向に同一速度
で回転する。従つて両回転型1,9が互いに逆方
向に且つ同一周速度で連動回転することになる。
一方、前記回転軸6の回転によりセパレーター受
け具駆動手段34の環状回転カム35が回転し、
カム従動ローラー38及び連結部材36を介して
両出退移動軸33a,33bがスプリング38の
付勢力に抗する前進移動と当該スプリング38の
付勢力による後退移動とを繰り返す。
に於いて、回転型駆動手段25のモーター27を
稼動させて小ギヤ28及び大ギヤ29を介して回
転軸6を回転駆動させると、ギヤ30,31を介
して回転軸10が回転軸6とは逆方向に同一速度
で回転する。従つて両回転型1,9が互いに逆方
向に且つ同一周速度で連動回転することになる。
一方、前記回転軸6の回転によりセパレーター受
け具駆動手段34の環状回転カム35が回転し、
カム従動ローラー38及び連結部材36を介して
両出退移動軸33a,33bがスプリング38の
付勢力に抗する前進移動と当該スプリング38の
付勢力による後退移動とを繰り返す。
環状回転カム35は第3図に示すように回転軸
心に対して直角で周方向適当長さの高低両扁平面
35a,35bを有し、従つてカム従動ローラー
37が高扁平面35a上を転動している間はセパ
レーター受け具32a,32bは第2図及び第3
図に示す突出限のセパレーター受け取り位置で静
止し、カム従動ローラー37が低扁平面35b上
を転動している間はセパレーター受け具32a,
32bは後退限のセパレーター引き込み位置で静
止する。一方、回転型1,9は連続的に回転する
が、セパレーター受け具32a,32bが突出限
のセパレーター受け取り位置で静止している間
は、前記両回転型1,9の圧延型部40aは両回
転型1,9間の相対向部、即ち圧延経路部以外の
周回径路上を回動し、セパレーター受け具32
a,32bがセパレーター引き込み位置まで後退
した後に前記両回転型1,9の圧延型部40aが
前記圧延経路部に進入し、両圧延型部40aが前
記圧延経路部から離れる迄両セパレーター受け具
32a,32bはセパレーター引き込み位置で静
止する。
心に対して直角で周方向適当長さの高低両扁平面
35a,35bを有し、従つてカム従動ローラー
37が高扁平面35a上を転動している間はセパ
レーター受け具32a,32bは第2図及び第3
図に示す突出限のセパレーター受け取り位置で静
止し、カム従動ローラー37が低扁平面35b上
を転動している間はセパレーター受け具32a,
32bは後退限のセパレーター引き込み位置で静
止する。一方、回転型1,9は連続的に回転する
が、セパレーター受け具32a,32bが突出限
のセパレーター受け取り位置で静止している間
は、前記両回転型1,9の圧延型部40aは両回
転型1,9間の相対向部、即ち圧延経路部以外の
周回径路上を回動し、セパレーター受け具32
a,32bがセパレーター引き込み位置まで後退
した後に前記両回転型1,9の圧延型部40aが
前記圧延経路部に進入し、両圧延型部40aが前
記圧延経路部から離れる迄両セパレーター受け具
32a,32bはセパレーター引き込み位置で静
止する。
従つて両セパレーター受け具32a,32bが
前記のように突出限のセパレーター受け取り位置
で静止している間に、第4図に示す長さLの既製
セパレーター41を、その左右一対の型枠板受け
座金42a,42b間の軸杆部分43に於いて両
セパレーター受け具32a,32bのL形面上に
載せる。この結果、当該セパレーター41は上下
一対の回転型1,9間の相対向部(圧延経路部)
の前方位置で両回転型1,9の軸心に対して直交
する水平姿勢に支持される。このように両セパレ
ーター受け具32a,32bによつて支持された
セパレーター41は、両セパレーター受け具32
a,32bの後退移動により両回転型1,9間の
相対向部(圧延経路部)内に引き込まれ、両セパ
レーター受け具32a,32bが後退限のセパレ
ーター引き込み位置で静止した後に両回転型1,
9の圧延型部40aが両回転型1,9の相対向部
(圧延経路部)に進入し、第5図及び第6図に示
すように上下両圧延型部40aがその中間に位置
するセパレーター41の軸杆部分43を圧延しな
がら軸心方向に送ることになり、セパレーター4
1はセパレーター受け具32a,32b上で横滑
りすることになる。
前記のように突出限のセパレーター受け取り位置
で静止している間に、第4図に示す長さLの既製
セパレーター41を、その左右一対の型枠板受け
座金42a,42b間の軸杆部分43に於いて両
セパレーター受け具32a,32bのL形面上に
載せる。この結果、当該セパレーター41は上下
一対の回転型1,9間の相対向部(圧延経路部)
の前方位置で両回転型1,9の軸心に対して直交
する水平姿勢に支持される。このように両セパレ
ーター受け具32a,32bによつて支持された
セパレーター41は、両セパレーター受け具32
a,32bの後退移動により両回転型1,9間の
相対向部(圧延経路部)内に引き込まれ、両セパ
レーター受け具32a,32bが後退限のセパレ
ーター引き込み位置で静止した後に両回転型1,
9の圧延型部40aが両回転型1,9の相対向部
(圧延経路部)に進入し、第5図及び第6図に示
すように上下両圧延型部40aがその中間に位置
するセパレーター41の軸杆部分43を圧延しな
がら軸心方向に送ることになり、セパレーター4
1はセパレーター受け具32a,32b上で横滑
りすることになる。
両圧延型部40aが両回転型1,9の相対向部
(圧延経路部)から離れることによりセパレータ
ー41に対する圧延、延伸作用が終了し、セパレ
ーター41の軸心方向移動は停止する。このとき
セパレーター41の両端を把持して当該セパレー
ター41を両回転型1,9間から手前に引き出す
か又は、両セパレーター受け具32a,32bが
再びセパレーター受け取り位置まで突出移動して
静止したときに加工済みセパレーターを取り出せ
ば良い。尚、両セパレーター受け具32a,32
bで支持させたセパレーター41から手を離して
も良いが、前記の圧延、延伸作用が完了する迄セ
パレーター41の両端を把持したままセパレータ
ー受け具32a,32bに押しつけておけば、セ
パレーター受け具32a,32bからセパレータ
ー41が不測に落下する恐れもなくなると共に、
加工済みセパレーターの取り外しも迅速確実に行
えるので好都合である。
(圧延経路部)から離れることによりセパレータ
ー41に対する圧延、延伸作用が終了し、セパレ
ーター41の軸心方向移動は停止する。このとき
セパレーター41の両端を把持して当該セパレー
ター41を両回転型1,9間から手前に引き出す
か又は、両セパレーター受け具32a,32bが
再びセパレーター受け取り位置まで突出移動して
静止したときに加工済みセパレーターを取り出せ
ば良い。尚、両セパレーター受け具32a,32
bで支持させたセパレーター41から手を離して
も良いが、前記の圧延、延伸作用が完了する迄セ
パレーター41の両端を把持したままセパレータ
ー受け具32a,32bに押しつけておけば、セ
パレーター受け具32a,32bからセパレータ
ー41が不測に落下する恐れもなくなると共に、
加工済みセパレーターの取り外しも迅速確実に行
えるので好都合である。
第7図に示すようにセパレーター受け具32
a,32bの受け面44を断面Vの字形或いは断
面Uの字形に凹ませることにより、セパレーター
41の位置決め効果を高めることが出来る。
a,32bの受け面44を断面Vの字形或いは断
面Uの字形に凹ませることにより、セパレーター
41の位置決め効果を高めることが出来る。
以上のように上下一対の回転型1,9によつて
圧延、延伸作用を受けたセパレーターは、第4図
に示すように前記圧延型部40aの周方向長さに
対応する長さの圧延加工部45を軸杆部分43に
有し、元の長さLより圧延による軸方向の延伸量
だけ長い全長L2を備えた特寸セパレーター4
6として使用することが出来る。このセパレータ
ーの延伸量は、前記両回転型1,9の軸間距離
を調節することにより変えることが出来る。即ち
前記軸間距離を大きくし、両回転型1,9の圧延
型部40aが互いに相対向したときの両圧延型部
40a間の隙間を大きくすれば前記延伸量は短
くなり、逆に前記軸間距離を小さくして互いに相
対向したときの両圧延型部40a間の隙間を小さ
くすれば前記延伸量は長くなる。
圧延、延伸作用を受けたセパレーターは、第4図
に示すように前記圧延型部40aの周方向長さに
対応する長さの圧延加工部45を軸杆部分43に
有し、元の長さLより圧延による軸方向の延伸量
だけ長い全長L2を備えた特寸セパレーター4
6として使用することが出来る。このセパレータ
ーの延伸量は、前記両回転型1,9の軸間距離
を調節することにより変えることが出来る。即ち
前記軸間距離を大きくし、両回転型1,9の圧延
型部40aが互いに相対向したときの両圧延型部
40a間の隙間を大きくすれば前記延伸量は短
くなり、逆に前記軸間距離を小さくして互いに相
対向したときの両圧延型部40a間の隙間を小さ
くすれば前記延伸量は長くなる。
この両回転型1,9の軸間距離の調節は、ハン
ドル20により雌ねじ体19を回転させて昇降軸
21の高さを変えることにより行える。即ち、昇
降軸21を下降させると昇降部材14がスプリン
グ23の付勢力に抗して押し下げられ、上側回転
型9が下降して両回転型1,9の軸間距離が短く
なる。逆に昇降軸21を上昇させると昇降部材1
4がスプリング23の付勢力で上昇し、両回転型
1,9の軸間距離が大きくなる。このとき前記回
転型9を駆動する回転軸10は自動調心軸受12
の中心12aを支点に若干上下に揺動するので、
回転型9をこの回転軸10に固定すると、下側回
転型1の圧延型部40aと対向しているときの上
側回転型9の圧延型部40aは僅かではあるが前
記回転軸10の角度の変化によつて軸方向に変位
することになる。然るに前記のように回転型9を
回転軸10に対して軸方向摺動のみ可能にキー嵌
合させておくと、セパレーター41の軸杆部分4
3を上下一対の圧延型部40aで挟んだときに上
側回転型9が自動調心的に軸方向に移動し、上下
一対の圧延型部40aの軸方向の相対向な位置ず
れが解消する。
ドル20により雌ねじ体19を回転させて昇降軸
21の高さを変えることにより行える。即ち、昇
降軸21を下降させると昇降部材14がスプリン
グ23の付勢力に抗して押し下げられ、上側回転
型9が下降して両回転型1,9の軸間距離が短く
なる。逆に昇降軸21を上昇させると昇降部材1
4がスプリング23の付勢力で上昇し、両回転型
1,9の軸間距離が大きくなる。このとき前記回
転型9を駆動する回転軸10は自動調心軸受12
の中心12aを支点に若干上下に揺動するので、
回転型9をこの回転軸10に固定すると、下側回
転型1の圧延型部40aと対向しているときの上
側回転型9の圧延型部40aは僅かではあるが前
記回転軸10の角度の変化によつて軸方向に変位
することになる。然るに前記のように回転型9を
回転軸10に対して軸方向摺動のみ可能にキー嵌
合させておくと、セパレーター41の軸杆部分4
3を上下一対の圧延型部40aで挟んだときに上
側回転型9が自動調心的に軸方向に移動し、上下
一対の圧延型部40aの軸方向の相対向な位置ず
れが解消する。
尚、両圧延型部40aの周方向長さを変えるこ
とによつてセパレーターに与える延伸量を調節
することも出来る。この場合は、回転型1,9の
環状型本体40を、周方向長さの異なる圧延型部
40aを備えた別の環状型本体40と交換すれば
良い。更に、断面V形の溝を周方向にそつて形成
された圧延型部40aを有する環状型本体40を
使用したが、異なる断面形状の圧延型部40aを
備えた環状型本体40と交換することも出来る。
とによつてセパレーターに与える延伸量を調節
することも出来る。この場合は、回転型1,9の
環状型本体40を、周方向長さの異なる圧延型部
40aを備えた別の環状型本体40と交換すれば
良い。更に、断面V形の溝を周方向にそつて形成
された圧延型部40aを有する環状型本体40を
使用したが、異なる断面形状の圧延型部40aを
備えた環状型本体40と交換することも出来る。
上記実施例に於いて使用した出退自在なセパレ
ーター受け具32a,32bは省くことも出来
る。この場合は、セパレーターの両端を作業者が
把持して上下両回転型1,9間に供給すれば良
い。又、出退自在なセパレーター受け具32a,
32bに代えて、支持するセパレーターを回転型
1,9の軸心方向に滑らすことの出来る左右一対
の固定セパレーター受け具を使用することも出来
る。
ーター受け具32a,32bは省くことも出来
る。この場合は、セパレーターの両端を作業者が
把持して上下両回転型1,9間に供給すれば良
い。又、出退自在なセパレーター受け具32a,
32bに代えて、支持するセパレーターを回転型
1,9の軸心方向に滑らすことの出来る左右一対
の固定セパレーター受け具を使用することも出来
る。
第1図は正面図、第2図は縦断側面図、第3図
は横断平面図、第4図は加工前後のセパレーター
を示す平面図、第5図はセパレーターに対する加
工時の状態を示す要部縦断正面図、第6図は同縦
断側面図、第7図はセパレーター受け具の変形例
を示す側面図である。 1,9……回転型、6,10……回転軸、12
……自動調心軸受、14……昇降部材、16……
昇降部材の高さ調整手段、19……雌ねじ体、2
1……昇降軸、23,38……スプリング、25
……回転型駆動手段、27……減速機付きモータ
ー、28〜31……ギヤ、32a,32b……セ
パレーター受け具、33a,33b……出退移動
軸、34……セパレーター受け具駆動手段、35
……環状回転カム、37……カム従動ローラー、
39……回転体、40……環状型本体、40a…
…圧延型部、41……既製セパレーター、45…
…圧延加工部、46……特寸セパレーター。
は横断平面図、第4図は加工前後のセパレーター
を示す平面図、第5図はセパレーターに対する加
工時の状態を示す要部縦断正面図、第6図は同縦
断側面図、第7図はセパレーター受け具の変形例
を示す側面図である。 1,9……回転型、6,10……回転軸、12
……自動調心軸受、14……昇降部材、16……
昇降部材の高さ調整手段、19……雌ねじ体、2
1……昇降軸、23,38……スプリング、25
……回転型駆動手段、27……減速機付きモータ
ー、28〜31……ギヤ、32a,32b……セ
パレーター受け具、33a,33b……出退移動
軸、34……セパレーター受け具駆動手段、35
……環状回転カム、37……カム従動ローラー、
39……回転体、40……環状型本体、40a…
…圧延型部、41……既製セパレーター、45…
…圧延加工部、46……特寸セパレーター。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周面上の一部分に圧延用型部40aを有する
上下一対の圧延用回転型1,9と、上下一対の駆
動用回転軸6,10と、昇降部材14と、高さ調
整手段16と、回転型駆動手段25と、フレーム
2,3とを備えたセパレーター延伸装置であつ
て、 下側の駆動用回転軸10は、フレーム2,3に
軸受4,5により一定位置で回転のみ可能に支承
されて、フレーム2,3から突出する前端に下側
の圧延用回転型1が取付けられ、 昇降部材14は、フレーム2,3に昇降可能に
支持されて、高さ調整手段16により高さが調整
可能であり、 上側の駆動用回転軸6は、後端部側のみ自動調
心軸受12を介してフレーム2,3に支承される
と共に、前端部側は、前記昇降部材14に軸受1
5を介して支承されて、当該昇降部材14から突
出する前端に上側の圧延用回転型9が取付けら
れ、 回転型駆動手段25は、前記自動調心軸受12
の近傍位置で上下両駆動用回転軸6,10に取付
けられて互いに咬合するギヤ30,31を含む、 セパレーター延伸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2644386A JPS62183308A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | セパレ−タ−延伸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2644386A JPS62183308A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | セパレ−タ−延伸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183308A JPS62183308A (ja) | 1987-08-11 |
JPH0568321B2 true JPH0568321B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12193648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2644386A Granted JPS62183308A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | セパレ−タ−延伸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62183308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0364587B1 (en) * | 1987-12-04 | 1993-03-17 | Daikin Industries, Limited | Hexafluoroneopentyl alcohol, its derivatives, fluorinated polymers and their use |
JPH0725817U (ja) * | 1993-10-26 | 1995-05-16 | 鐘紡株式会社 | バッグ |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP2644386A patent/JPS62183308A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0364587B1 (en) * | 1987-12-04 | 1993-03-17 | Daikin Industries, Limited | Hexafluoroneopentyl alcohol, its derivatives, fluorinated polymers and their use |
JPH0725817U (ja) * | 1993-10-26 | 1995-05-16 | 鐘紡株式会社 | バッグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183308A (ja) | 1987-08-11 |
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