JPH0568294A - マイクロホン - Google Patents

マイクロホン

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Publication number
JPH0568294A
JPH0568294A JP25456291A JP25456291A JPH0568294A JP H0568294 A JPH0568294 A JP H0568294A JP 25456291 A JP25456291 A JP 25456291A JP 25456291 A JP25456291 A JP 25456291A JP H0568294 A JPH0568294 A JP H0568294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
light
led
microphone
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP25456291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Numao
隆 沼尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERESU TRADING KK
Original Assignee
ERESU TRADING KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ERESU TRADING KK filed Critical ERESU TRADING KK
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Publication of JPH0568294A publication Critical patent/JPH0568294A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単、軽量で周波数特性に優れたマイク
ロホンを得る。 【構成】 少なくとも一部を開口部2としたハウジング
1に振動板3を張設し、この振動板3の背面に、LED
5とCdS6とを、LED5の発する光が振動板3に当
たって反射し、有効にCdS6に入光するように位置付
けて配設した。LED5から出た光は、音波によって振
動している振動板3に反射するときに音声信号で変調さ
れるから、これを受けるCdS6は、音声信号を出力す
ることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種用途に使用するこ
とができるマイクロホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にマイクロホンとは、空気中(あ
るいは他の物質中)を伝わる音圧(振動)を、電気的信
号に変換する装置(器具)である。音響マイクロホンに
は、ダイナミック、コンデンサー、エレクトレットコン
デンサー、リボン、カーボン、クリスタルなど様々な構
造のものがあるが、そのうち音響関係において最も一般
的なものとして、ダイナミック型とコンデンサー、並び
に、エレクトレットコンデンサー型がある。
【0003】ダイナミック型は、音圧に対してリニアー
に反応するようにダンパーを周囲に配した振動板に、筒
型の軽量コイルを固着してあり、そのコイルの周囲にリ
ング状にマグネットが取付けられている。音圧により振
動板が振動すると、コイルはマグネットに対してスライ
ドするように振動する。この時、コイルが磁界を横切る
ことによって生ずる起電力の変動を、音圧に対する電気
信号として取り出すことができる。
【0004】コンデンサーマイクロホン、あるいは、エ
レクトレットコンデンサーマイクロホンは、一般的にフ
ラットな導電性の振動板に対して平行に電極を配して、
振動板を1電極として電気的容量を持つコンデンサーと
する。音圧により振動板が振動すると、両電極間の電気
的容量が変化する。コンデンサーマイクロホンでは、容
量変化によって周波数の変化する発振回路を組み、その
周波数変調された信号から再び変調部分を取り出し、音
圧に対する電気信号とする。また、エレクトレットコン
デンサー型においては、容量変化を簡単な増幅回路によ
って取り出し、電気信号とする。
【0005】上記のダイナミックマイクロホンは、供給
電源が不要で、材質の向上により比較的周波数特性およ
び感度の優れたものが得られることから、音響関係にお
いては、一番多く使用されているが、振動板の質量が大
きいため、高音域における周波数特性がコンデンサー型
に比べて劣ることになり、また、低周波域に対するノイ
ズカットが非常に困難であることも知らされている。
【0006】コンデンサーマイクロホンは、感度の高
さ、フラットな周波数特性などで、非常に優秀なものが
多いが、導電性の振動板およびその設定精度、供給電
源、発振回路などの付加的な装置が必要で、高額になっ
てしまう。民生用の安価なマイクロホンとして一番多く
使用されているエレクトレットコンデンサーマイクロホ
ンは、簡単な供給電源で使用することができるが、低音
域の周波数特性が非常に悪い。
【0007】上記した従来の各方式のマイクロホンにお
ける問題点は、そのいずれも振動板の振動を電気信号に
変換する媒体に起因したものと考えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
型マイクロホンが有する問題点に対して、振動板の振動
を電気信号に変換する媒体として光を使用することによ
って、周波数特性を向上すると共に、構造の簡略化を図
ったマイクロホンを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、少なくとも一部を開口した筒
状のハウジングに振動板を張設し、該振動板の背面に、
発光素子と受光素子とを、発光素子の発する光が振動板
に当たって反射し、有効に受光素子に入光するよう位置
付けて配設した構成としたものである。
【0010】
【作用】このような構成とすれば、音波によって振動板
が振動したとき、その振動によって発光素子から受光素
子に向かう光に変化が生ずることになる。この変化は音
声の変化に対応するので、受光素子が受けた信号を増幅
することにより、マイクロホンとして使用できることに
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1について
説明する。1はハウジングであり、一部が開口部2とな
っている筒状のものである。このハウジング1の開口部
2の近傍には円形の振動板3が、外周に設けられたダン
パー4を介して振動自在に張設されている。この振動板
3はアルミ箔でできているが、各種合金あるいは表面処
理(鏡面処理)された合成樹脂成形膜でもよい。
【0012】振動板3は図における上方の面から音波を
受け、その音波によって振動することになる。ハウジン
グ1の内部の振動板3の背面には発光素子としてのLE
D(発光ダイオード)5と、受光素子としてのCdS6
とが配設されており、LED5の発する光が振動板3に
当たって反射し、CdS6に入光するように位置付けさ
れている。7はLED5の発する光がCdS6に直接入
るのを防止するためのマスキング、8はLED5および
CdS6を保持する基板である。
【0013】このような構成からなるこのマイクロホン
は、LED5を発光させ、CdS6を受光状態にして使
用する。いま音波の到来が全くないとすると、LED5
から発せられる光は振動板3の背面に至り、ここで反射
してCdS6に向かい受光される。なお、回路上におい
ては、LED5に含まれるノイズ成分をカットするため
に、逆位相のフィードバックを与え、経時的に変化のな
い出力信号を発することになる。
【0014】いま、図における上方から音波が到来する
と、ダンパー4を介して張設されている振動板3は、こ
の音波によって図における上下方向に振動する。音波の
振幅が大きければ大きく振動し、振幅が小さければ小さ
く振動する。振動板3が振動するとLED5が発光した
光は振動板3に当たってその振動波形で変調され、Cd
S6に受光されることになる。したがってCdS6の出
力信号は音声電流となるので、これを増幅器に入力すれ
ばスピーカを駆動することができる。
【0015】図2に示すものは、本発明の第2の実施例
である。この実施例においては、ハウジング1の基板8
上に、複数個の変換ユニット9を取付け、広い面積の振
動板3に対して感度の平均化を図ったものである。この
場合における変換ユニット9としては、LED5とCd
S6との間にマスキング7を立て、さらに全体の外周を
円筒状のマスキング10で囲んだ、図4に示すようなもの
を使用している。この実施例の作用としては、円筒状の
マスキング10で囲まれたLED5とCdS6が、その上
部に位置する振動板3による反射で作用し、他の変換ユ
ニット9との間では作用しない。したがって、マイクロ
ホンの用途と求める特性に応じて、変換ユニット9の数
ならびに取付位置を適宜設定できることになる。
【0016】図3に示すものは、本発明の第3の実施例
である。この実施例においては、ハウジング1の基板8
上のほぼ中央に、図1のものと同様のLED5を1個、
円筒状のマスキング10で囲って取付け、その外側に、適
当距離離してCdS6を取付けたものである。この実施
例の作用としては、中央の1個のLED5が発し、振動
板3に当たって反射した光を複数個のCdS6で受ける
ことになる。これにより、広い面積の振動板3に対応さ
せることができることになる。
【0017】図5および図6に示すものは、第2の実施
例に使用する変換ユニット9の変形例である。この変換
例は、中央にLED5を配設し、その周囲に環状のCd
S6を配設し、さらにその外周を環状のマスキング10で
囲んだものである。この変換ユニット9も作動特性にお
いては、図4のものと大きくかわることがないが、図4
のものより製作性にすぐれることになる。
【0018】以上説明した実施例にあっては、受光素子
としてCdSを使用したが、本発明はこれに限られるも
のではない。他の受光素子、たとえばフォトトランジス
ター等を使用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たマイクロホンであるから、振動板の質量低減、各種素
材の選択幅の拡大、マスキング設定位置の変更、発光素
子ならびに受光素子をユニットにして複数化することが
可能になる等、柔軟性を持たせることができることにな
る。これによって、周波数特性の変更ならびに向上が可
能となる。また発光素子としての半導体と受光素子とし
ての半導体を同一基板上に構成できるため、構造上にお
ける軽量化およびコストダウンが図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例の断面図である。
【図4】図2中の変換ユニットの平面図である。
【図5】変換ユニットの変形例の平面図である。
【図6】図5のものの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 開口部 3 振動板 5 LED 6 CdS

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部を開口した筒状のハウジ
    ングに振動板を張設し、該振動板の背面に、発光素子と
    受光素子とを、発光素子の発する光が振動板に当たって
    反射し、有効に受光素子に入光するよう位置付けて配設
    したことを特徴とするマイクロホン。
JP25456291A 1991-09-06 1991-09-06 マイクロホン Pending JPH0568294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25456291A JPH0568294A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 マイクロホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25456291A JPH0568294A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 マイクロホン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568294A true JPH0568294A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17266777

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25456291A Pending JPH0568294A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 マイクロホン

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