JPH0568162B2 - - Google Patents
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- JPH0568162B2 JPH0568162B2 JP56201571A JP20157181A JPH0568162B2 JP H0568162 B2 JPH0568162 B2 JP H0568162B2 JP 56201571 A JP56201571 A JP 56201571A JP 20157181 A JP20157181 A JP 20157181A JP H0568162 B2 JPH0568162 B2 JP H0568162B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
- H02P5/46—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors for speed regulation of two or more dynamo-electric motors in relation to one another
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P27/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
- H02P27/04—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
- H02P27/06—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
- H02P27/08—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、サイリスタなどによる可変電圧・可
変周波数インバータ(以下VVVFインバータと
称する)によりかご形誘導電動機を駆動して電気
車の動力を得る電気車制御装置に関するものであ
り、特にかご形誘導電動機を適切な励磁状態でか
つVVVFインバータにも過大な負荷電流が加え
られることがないように制御し、温度変化による
影響を受けない実用的な電気車制御装置を提供せ
んとするものである。
変周波数インバータ(以下VVVFインバータと
称する)によりかご形誘導電動機を駆動して電気
車の動力を得る電気車制御装置に関するものであ
り、特にかご形誘導電動機を適切な励磁状態でか
つVVVFインバータにも過大な負荷電流が加え
られることがないように制御し、温度変化による
影響を受けない実用的な電気車制御装置を提供せ
んとするものである。
第1図は本発明に適用されるVVVFインバー
タにより駆動を行う車両システムの基本構成を示
すもので、1は直流架線、2はパンタグラフ、3
は開閉器、4はフイルタリアクトル、5はフイル
タコンデンサ、6a,6b,……,6fなどは
VVVFインバータを構成する半導体電力変換素
子である。
タにより駆動を行う車両システムの基本構成を示
すもので、1は直流架線、2はパンタグラフ、3
は開閉器、4はフイルタリアクトル、5はフイル
タコンデンサ、6a,6b,……,6fなどは
VVVFインバータを構成する半導体電力変換素
子である。
ここで半導体電力変換素子6a,6b,……,
6fは図では逆導通サイリスタの例を示すが、こ
れらは逆導通サイリスタに限定されず一般サイリ
スタまたはGTOサイリスタなどとダイオードと
の逆並列接続体であつてもよい。
6fは図では逆導通サイリスタの例を示すが、こ
れらは逆導通サイリスタに限定されず一般サイリ
スタまたはGTOサイリスタなどとダイオードと
の逆並列接続体であつてもよい。
要するに、サイリスタの通電時間比により架線
から流入する電力を調整し、かつ該サイリスタオ
フ時の誘導負荷としての電動機無効電流を還流さ
せる機能を有する素子または素子対ならばよい。
から流入する電力を調整し、かつ該サイリスタオ
フ時の誘導負荷としての電動機無効電流を還流さ
せる機能を有する素子または素子対ならばよい。
ただし、一般サイリスタおよび逆導通サイリス
タの場合には第1図には図示してない転流補助回
路が必要であることはいうまでもない。
タの場合には第1図には図示してない転流補助回
路が必要であることはいうまでもない。
また、第1図において7,8はそれぞれ正、負
母線、9は車輪、10はレールである。11u,
11v,11wはVVVFインバータの出力交流
線路であり、複数個の3相かご形誘導電動機M1,
M2,……,Mnに接続される。
母線、9は車輪、10はレールである。11u,
11v,11wはVVVFインバータの出力交流
線路であり、複数個の3相かご形誘導電動機M1,
M2,……,Mnに接続される。
第2図は第1図に示した半導体電力変換素子6
a,6b,……6fに使用される別の構成例の半
導体電力変換素子対を示したもので、第2図aに
おいて6gがGTOサイリスタ、6hが帰還ダイ
オードで、第2図bにおいては6kが普通サイリ
スタ、6hが第2図aと同様の帰還ダイオードで
ある。
a,6b,……6fに使用される別の構成例の半
導体電力変換素子対を示したもので、第2図aに
おいて6gがGTOサイリスタ、6hが帰還ダイ
オードで、第2図bにおいては6kが普通サイリ
スタ、6hが第2図aと同様の帰還ダイオードで
ある。
第3図は、第1図または第2図で述べた主回路
方式の制御ブロツク図を示す公知例である。
方式の制御ブロツク図を示す公知例である。
第3図において、20は主電動機トルクまたは
車両引張力パターン設定器で、第5図に示す特性
曲線のように車速に見合つたトルクのパターンを
発生するブロツクである。トルクパターンの発生
は後述するタコゼネ29または電圧制御形発振器
24などの信号を基準に合成することが通常用い
られる。
車両引張力パターン設定器で、第5図に示す特性
曲線のように車速に見合つたトルクのパターンを
発生するブロツクである。トルクパターンの発生
は後述するタコゼネ29または電圧制御形発振器
24などの信号を基準に合成することが通常用い
られる。
20aはトルクパタン設定器20から与えられ
るトルク指令に見合つた電流指令を発生する電流
指令発生器で、20bは同じくトルク指令信号に
よりこれに見合つたすべり周波数指令を発生する
すべり周波数指令発生器である。
るトルク指令に見合つた電流指令を発生する電流
指令発生器で、20bは同じくトルク指令信号に
よりこれに見合つたすべり周波数指令を発生する
すべり周波数指令発生器である。
電流指令発生器20a、すべり周波数指令器2
0bは第5図に併記したような非線形関数発生機
能をもつ。
0bは第5図に併記したような非線形関数発生機
能をもつ。
第6図は、主電動機トルクT1すなわち加速度
あるいは荷重を変化させたときの電流指令発生器
20aおよびすべり周波数指令器20bの出力信
号の電流指令およびすべり周波数指令を示してい
る。すなわち、すべり周波数と電流値は、同一ト
ルクT1に対しても誘導電動機2次抵抗値の温度
上昇値によつて、例えば破線のように大巾に変化
し、これを補償することなしには、この種駆動方
式は実用的にならないおそれがある。
あるいは荷重を変化させたときの電流指令発生器
20aおよびすべり周波数指令器20bの出力信
号の電流指令およびすべり周波数指令を示してい
る。すなわち、すべり周波数と電流値は、同一ト
ルクT1に対しても誘導電動機2次抵抗値の温度
上昇値によつて、例えば破線のように大巾に変化
し、これを補償することなしには、この種駆動方
式は実用的にならないおそれがある。
ここで、すべり周波数はトルクに比例し、2次
抵抗がその比例定数の関係にある。すなわち fs∝R2{T/(φ2)2} …(1) ただし、fsはすべり周波数、φ2は2次磁束、R2
は2次抵抗、Tはトルクである。
抵抗がその比例定数の関係にある。すなわち fs∝R2{T/(φ2)2} …(1) ただし、fsはすべり周波数、φ2は2次磁束、R2
は2次抵抗、Tはトルクである。
さらに、2次電流I2は
I2∝(T/φ2) …(2)
の関係にあり、1次電流は式(2)のI2と励磁電流と
を合成したものである。
を合成したものである。
第6図はこの関係を示すものであり、荷重すな
わちトルクを零から増加させるには、式(1)に従つ
てすべり周波数fsをトルクに比例させて増加させ
るとともに、式(2)に従つて2次電流I2を増加させ
る必要がある。よつて、2次電流I2と励磁電流と
を合成した1次電流は、第6図のようにトルク零
近くで曲つた曲線となる。
わちトルクを零から増加させるには、式(1)に従つ
てすべり周波数fsをトルクに比例させて増加させ
るとともに、式(2)に従つて2次電流I2を増加させ
る必要がある。よつて、2次電流I2と励磁電流と
を合成した1次電流は、第6図のようにトルク零
近くで曲つた曲線となる。
また2次抵抗R2が温度上昇により増大すると、
同じトルクを発生させるためには、式(1)によりす
べり周波数fsは、第6図の破線のように増加させ
なければならない。
同じトルクを発生させるためには、式(1)によりす
べり周波数fsは、第6図の破線のように増加させ
なければならない。
このとき、2次磁束φ2が変らなければ1次電
流は変化しないが、とくに車速がV1以上の場合
は一定電圧ですべり分だけ周波数を上昇させるこ
とが多いので実質的に2次磁束φ2が減り、この
ため2次電流I2が増加し、1次電流も第6図破線
のように増大する。
流は変化しないが、とくに車速がV1以上の場合
は一定電圧ですべり分だけ周波数を上昇させるこ
とが多いので実質的に2次磁束φ2が減り、この
ため2次電流I2が増加し、1次電流も第6図破線
のように増大する。
実際、車速が0〜V1の区間でも電流制御のオ
フセツトとして、2次抵抗R2の増大とともに一
次電流は若干増大する。
フセツトとして、2次抵抗R2の増大とともに一
次電流は若干増大する。
ひきつづき第3図を説明すると、電流指令発生
器20aの出力は、電流帰還信号整合回路27か
ら帰還されてくる実際電流帰還値との差の値を求
める代数加算点21を経て実際値との偏差を増巾
する電流調整器22により電圧指令に変換され、
VVVFインバータ出力電圧調整機能を有する変
調回路26の入力の一つとして加えられる。
器20aの出力は、電流帰還信号整合回路27か
ら帰還されてくる実際電流帰還値との差の値を求
める代数加算点21を経て実際値との偏差を増巾
する電流調整器22により電圧指令に変換され、
VVVFインバータ出力電圧調整機能を有する変
調回路26の入力の一つとして加えられる。
また、すべり周波数指令発生器20bより出力
されるすべり周波数指令は、タコゼネ29からの
電動機速度帰還信号の整合回路30を介して帰還
されてくる電動機回転速度と加算点23にて加算
され、所要のトルクを発生すべきすべり周波数を
実速度に加算された信号を電圧制御発振器24に
加え、所望のVVVFインバータ周波数の基準と
なる周波数を発生する。25は分周器で、電圧制
御発振器24の発振周波数を適宜分周して
VVVFインバータ28が動作するのに適した処
理を行う。分周器25の出力は前記変調回路26
のもう一つの入力として加えられる。
されるすべり周波数指令は、タコゼネ29からの
電動機速度帰還信号の整合回路30を介して帰還
されてくる電動機回転速度と加算点23にて加算
され、所要のトルクを発生すべきすべり周波数を
実速度に加算された信号を電圧制御発振器24に
加え、所望のVVVFインバータ周波数の基準と
なる周波数を発生する。25は分周器で、電圧制
御発振器24の発振周波数を適宜分周して
VVVFインバータ28が動作するのに適した処
理を行う。分周器25の出力は前記変調回路26
のもう一つの入力として加えられる。
かかる変調回路26の出力はVVVFインバー
タ28に与えられ、VVVFインバータ28によ
り3相かご形誘導電動機M1,M2,…,3Mnが
駆動される。
タ28に与えられ、VVVFインバータ28によ
り3相かご形誘導電動機M1,M2,…,3Mnが
駆動される。
前述の第1図のVVVFインバータはいわゆる
PWM制御を行うものの一例であり、電流調整器
22の出力と電圧制御形発振器24の出力とを混
合して出力電圧のパルス巾制御を行い、VVVF
インバータ出力電流を調整し発生トルクの制御を
行う。
PWM制御を行うものの一例であり、電流調整器
22の出力と電圧制御形発振器24の出力とを混
合して出力電圧のパルス巾制御を行い、VVVF
インバータ出力電流を調整し発生トルクの制御を
行う。
後述する第7図aにVVVFインバータの出力
線間電圧波形の例を示すが、一般は半サイクル中
のパルスの数は低速度、低周波数ほど多く磁気回
路が飽和することを防止している。
線間電圧波形の例を示すが、一般は半サイクル中
のパルスの数は低速度、低周波数ほど多く磁気回
路が飽和することを防止している。
このため、車速に応じて何らかの方法で半サイ
クルのパルス数を切替変化させることが、高速域
でVVVFインバータ周波数を高くしない一つの
手段となつているが、この技術はすでに公知のた
め省略する。
クルのパルス数を切替変化させることが、高速域
でVVVFインバータ周波数を高くしない一つの
手段となつているが、この技術はすでに公知のた
め省略する。
さて、3相かご形誘導電動機M1,M2……,
Mnの1次電流の最適値は、第6図で示したよう
に電動機負荷により非線形で変る。
Mnの1次電流の最適値は、第6図で示したよう
に電動機負荷により非線形で変る。
これは、1次および2次インピーダンス降下の
影響であるが、電圧制御形発振器24の電圧信号
と変調回路26からの周波数信号とが整合してい
ないと、無効電流が多くてトルクがでない、ある
いはせん頭値の高い過励磁電流が流れて騒音、振
動ともに多くなるなどの欠点があつた。
影響であるが、電圧制御形発振器24の電圧信号
と変調回路26からの周波数信号とが整合してい
ないと、無効電流が多くてトルクがでない、ある
いはせん頭値の高い過励磁電流が流れて騒音、振
動ともに多くなるなどの欠点があつた。
本発明はこの点に着目してなされたもので、以
下、本発明を第4図の制御ブロツク図により説明
する。
下、本発明を第4図の制御ブロツク図により説明
する。
第4図において31は設定器、32は電動機電
流指令発生器、33は電流瞬時値検出器、34は
電流検出器、35は偏差増巾器、36は加算点、
37は電流ピーク値調整器である。なお、図中第
3図の公知の制御ブロツク図と同一機能で可とす
るブロツク部分については同一番号記号を付し
た。
流指令発生器、33は電流瞬時値検出器、34は
電流検出器、35は偏差増巾器、36は加算点、
37は電流ピーク値調整器である。なお、図中第
3図の公知の制御ブロツク図と同一機能で可とす
るブロツク部分については同一番号記号を付し
た。
すなわち、代数加算点21には電動機電流指令
発生器32出力を得た設定器31出力が与えら
れ、VVVFインバータ28出力に接続された電
流瞬時値検出器33出力が電流帰還信号整合回路
27を介して帰還される。その代数加算点21出
力が電流ピーク値調整器37に与えられる。
発生器32出力を得た設定器31出力が与えら
れ、VVVFインバータ28出力に接続された電
流瞬時値検出器33出力が電流帰還信号整合回路
27を介して帰還される。その代数加算点21出
力が電流ピーク値調整器37に与えられる。
また、加算点23にはタコゼネ29出力を整合
回路30を介して得た電動機電流指令発生器32
出力が与えられ、VVVFインバータ28出力に
接続された電流検出器34出力が帰還される。そ
の加算点23出力が偏差増巾器35に入力され
る。
回路30を介して得た電動機電流指令発生器32
出力が与えられ、VVVFインバータ28出力に
接続された電流検出器34出力が帰還される。そ
の加算点23出力が偏差増巾器35に入力され
る。
偏差増巾器35および整合回路30の各出力が
加算点36に与えられ、加算点36出力が電圧制
御形発振器24に加えられた構成をなす。
加算点36に与えられ、加算点36出力が電圧制
御形発振器24に加えられた構成をなす。
第4図と第3図との相違点は、第4図において
は所望トルクを発生されるための、トルクパター
ン発生器がない点である。
は所望トルクを発生されるための、トルクパター
ン発生器がない点である。
トルクを明示的に与える代りに第5図で車速に
対してパターン化されている電動機電流を指令す
る。トルクは電動機電流とすべり周波数を与える
代りに電動機電流と2次磁束を与えてもよい。
対してパターン化されている電動機電流を指令す
る。トルクは電動機電流とすべり周波数を与える
代りに電動機電流と2次磁束を与えてもよい。
すでに述べた公知の方式は前者に相当し、これ
から述べる本願の方式は後者に相当する。
から述べる本願の方式は後者に相当する。
2次磁束φ2は直接制御することは困難である
ため、これを直接指令することを避け、2次磁束
φ2の過不足により生じる電動機電流のリプル値Ir
またはこれと平均電流との和であるピーク値Ip
が、適正値に保たれるように追従制御することに
よつてPWMインバータの電圧制御を行う。
ため、これを直接指令することを避け、2次磁束
φ2の過不足により生じる電動機電流のリプル値Ir
またはこれと平均電流との和であるピーク値Ip
が、適正値に保たれるように追従制御することに
よつてPWMインバータの電圧制御を行う。
第7図はPWMインバータの出力電圧と電流の
関係を示す。
関係を示す。
第7図aは線間電圧、第7図bは線電流、第7
図cは後述する電流瞬時値検出器33により検出
された電流波形である。
図cは後述する電流瞬時値検出器33により検出
された電流波形である。
第4図において、電動機電流平均値は電動機電
流指令発生器32によつて指令される。これは第
7図cの波形を平滑したものと同等である。この
電動機電流指令発生器32出力より、整合回路3
0を経て与えられる速度帰還信号に応じた第5図
の電流パターンを指令する。
流指令発生器32によつて指令される。これは第
7図cの波形を平滑したものと同等である。この
電動機電流指令発生器32出力より、整合回路3
0を経て与えられる速度帰還信号に応じた第5図
の電流パターンを指令する。
また、電動機電流指令発生器32の電動機電流
指令と電流検出器34の検出値とが加算点23で
比較演算され、その偏差は偏差増巾器35により
増巾されてすべり周波数指令となる。
指令と電流検出器34の検出値とが加算点23で
比較演算され、その偏差は偏差増巾器35により
増巾されてすべり周波数指令となる。
さらに、この指令は速度帰還信号が加算されて
電圧電圧制御形発振器24に加えられ、これが
PWMインバータの変調回路26の周波数指令信
号となる。ここで、偏差増巾器35は積分器また
はPI増巾器により実現される。
電圧電圧制御形発振器24に加えられ、これが
PWMインバータの変調回路26の周波数指令信
号となる。ここで、偏差増巾器35は積分器また
はPI増巾器により実現される。
一方、2次磁束制御を行う電流ピーク値Ip信号
は、予め適正な励磁状態に対応するIpの値を保持
する設定器31から電動機電流指令発生器32出
力に対応して与えられる。
は、予め適正な励磁状態に対応するIpの値を保持
する設定器31から電動機電流指令発生器32出
力に対応して与えられる。
ここでは、説明の便宜上電動機電流のピーク値
Ipとするが、リプル値Irであつてもよい。このピ
ーク値Ipの信号出力は加算点21にて電動機電流
の瞬時値と比較され、その偏差は電流ピーク値調
整器37で比較増巾さされ、PWMインバータの
変調回路26の電圧指令信号となる。
Ipとするが、リプル値Irであつてもよい。このピ
ーク値Ipの信号出力は加算点21にて電動機電流
の瞬時値と比較され、その偏差は電流ピーク値調
整器37で比較増巾さされ、PWMインバータの
変調回路26の電圧指令信号となる。
かくの如く設定された本願の制御方式は、温度
依存性ある電動機定数を使用せず、すべて変数値
の比較演算で処理されているため、第6図で説明
したような電動機2次抵抗の温度上昇の影響は閉
ループ的に補償され、直接的な影響を受けずに済
む。
依存性ある電動機定数を使用せず、すべて変数値
の比較演算で処理されているため、第6図で説明
したような電動機2次抵抗の温度上昇の影響は閉
ループ的に補償され、直接的な影響を受けずに済
む。
かようにして、現在与えられた2次磁束の値に
対してすべり周波数制御により電動機電流をまず
整定させ、次に比較的緩慢に電流ピーク値制御に
より2次磁束を整定させることにより、必要なト
ルクを得るようにしたものである。
対してすべり周波数制御により電動機電流をまず
整定させ、次に比較的緩慢に電流ピーク値制御に
より2次磁束を整定させることにより、必要なト
ルクを得るようにしたものである。
なお、電流ピーク値制御が整定しない過度的な
期間にはトルクが所要の値と一致しないが、これ
はさほど急峻な制御を必要としない車両駆動シス
テムでは殆んど問題にならない。
期間にはトルクが所要の値と一致しないが、これ
はさほど急峻な制御を必要としない車両駆動シス
テムでは殆んど問題にならない。
電動機電流Ip,Ir設定器出力との関係は、変調
周波数および電動機のインダクタンスにより変る
が、一般に第8図のような簡単な関係があり、こ
れが過励磁となると破線のように増加するため励
磁成分の制御が可能となる。車両制御の場合は流
す電流の値が一定値であるため、設定器31は単
にその一定値に対する適正なIp,Irの値を指令す
ればよい。
周波数および電動機のインダクタンスにより変る
が、一般に第8図のような簡単な関係があり、こ
れが過励磁となると破線のように増加するため励
磁成分の制御が可能となる。車両制御の場合は流
す電流の値が一定値であるため、設定器31は単
にその一定値に対する適正なIp,Irの値を指令す
ればよい。
なお、あらかじめ周波数に比例した電圧制御目
標値を具えておき、上記電流ピーク値Ip、リプル
値Irなどが所定値をこえないように補償要素とし
て使用することも有効である。例えば温度による
電動機抵抗変化あるいは車輪9の空転などによ
り、VVVFインバータ出力の電圧、周波数のバ
ランスがくずれ過大な励磁電流が流れるようなト
ラブルを、回避することができる。
標値を具えておき、上記電流ピーク値Ip、リプル
値Irなどが所定値をこえないように補償要素とし
て使用することも有効である。例えば温度による
電動機抵抗変化あるいは車輪9の空転などによ
り、VVVFインバータ出力の電圧、周波数のバ
ランスがくずれ過大な励磁電流が流れるようなト
ラブルを、回避することができる。
速度によらず一定の励磁電流を与え、かつ所望
トルクに見合つたすべり周波数を与えることは、
誘導電動機制御の基本である。
トルクに見合つたすべり周波数を与えることは、
誘導電動機制御の基本である。
本発明によれば、かご形誘導電動機を適切な励
磁状態でかつVVVFインバータにも過大な負荷
電流が加えられず、温度変化の影響を受けない比
較的簡単な方式により、基本原理に近い制御を行
う実用的な電気車制御装置を提供できる。
磁状態でかつVVVFインバータにも過大な負荷
電流が加えられず、温度変化の影響を受けない比
較的簡単な方式により、基本原理に近い制御を行
う実用的な電気車制御装置を提供できる。
第1図は本発明に適用されるVVVFインバー
タにより駆動を行う車両システムの主回路構成
図、第2図は第1図の電力変換器に使用される別
の構成例の電力変換素子対を示す図である。第3
図、第4図はともに制御ブロツク図で、第3図は
公知の例、第4図は本発明の構成を説明する図で
ある。第5図は通常電気車によく用いられる車速
と引張力(トルク)、電流等の特性曲線図、第6
図はトルクに対する誘導電動機の1次電流、すべ
り周波数などの特性曲線図、第7図a,b,cは
VVVFインバータの出力電圧、電流および入力
電流を示す波形図、第8図は電動機平均電流と電
流ピークの値、リプル値との関係を示す図であ
る。 1……直流架線、2……パンタグラフ、3……
開閉器、4……フイルタリアクトル、5……フイ
ルタコンデンサ、6a〜6f……半導体電力変換
素子、9……車輪、M1,M2,Mn……3相かご
形誘導電動機、20……トルクパターン設定器、
20a……電流指令発生器、20b……すべり周
波数指令器、22……電流調整器、24……電圧
制御形発振器、25……分周器、26……変調回
路、27……電流帰還信号整合回路、28……
VVVFインバータ、30……整合回路、31…
…設定器、32……電動機電流指令発生器、33
……電流瞬時値検出器、34……電流検出器、3
5……偏差増巾器、37……電流ピーク値調整
器。
タにより駆動を行う車両システムの主回路構成
図、第2図は第1図の電力変換器に使用される別
の構成例の電力変換素子対を示す図である。第3
図、第4図はともに制御ブロツク図で、第3図は
公知の例、第4図は本発明の構成を説明する図で
ある。第5図は通常電気車によく用いられる車速
と引張力(トルク)、電流等の特性曲線図、第6
図はトルクに対する誘導電動機の1次電流、すべ
り周波数などの特性曲線図、第7図a,b,cは
VVVFインバータの出力電圧、電流および入力
電流を示す波形図、第8図は電動機平均電流と電
流ピークの値、リプル値との関係を示す図であ
る。 1……直流架線、2……パンタグラフ、3……
開閉器、4……フイルタリアクトル、5……フイ
ルタコンデンサ、6a〜6f……半導体電力変換
素子、9……車輪、M1,M2,Mn……3相かご
形誘導電動機、20……トルクパターン設定器、
20a……電流指令発生器、20b……すべり周
波数指令器、22……電流調整器、24……電圧
制御形発振器、25……分周器、26……変調回
路、27……電流帰還信号整合回路、28……
VVVFインバータ、30……整合回路、31…
…設定器、32……電動機電流指令発生器、33
……電流瞬時値検出器、34……電流検出器、3
5……偏差増巾器、37……電流ピーク値調整
器。
Claims (1)
- 1 電圧指令及び周波数指令を得る変調手段26
の出力を入力とする可変電圧・可変周波数インバ
ータ28によりかご形誘導主電動機M1,M2,
Mnを駆動する電気車制御装置において、車速に
応じた所定の電動機電流値設定手段32および電
動機電流検出手段34、空〓磁束適正時おける前
記電流値に対応した電流波高値設定手段もしくは
電流リプル設定手段31および電流瞬時値検出手
段33を少なくとも備え、前記電動機電流値設定
手段32の出力と電動機電流検出手段34の出力
との演算出力を入力とする偏差増巾器35の出力
により所望電流値が流れるように前記インバータ
のすべり周波数を制御するとともに、電流波高値
が前記電流波高値設定手段もしくは電流リプル設
定手段31出力と等しくなるように電流ピーク値
調整器37を介してインバータの電圧制御を行う
ことを特徴とする電気車制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56201571A JPS58103807A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電気車制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56201571A JPS58103807A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電気車制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103807A JPS58103807A (ja) | 1983-06-21 |
JPH0568162B2 true JPH0568162B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=16443261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56201571A Granted JPS58103807A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電気車制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103807A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012016135A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 電気車制御装置 |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP56201571A patent/JPS58103807A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103807A (ja) | 1983-06-21 |
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