JPH0567925A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH0567925A
JPH0567925A JP25454391A JP25454391A JPH0567925A JP H0567925 A JPH0567925 A JP H0567925A JP 25454391 A JP25454391 A JP 25454391A JP 25454391 A JP25454391 A JP 25454391A JP H0567925 A JPH0567925 A JP H0567925A
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JP
Japan
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transistor
power supply
supply path
switching
current
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JP25454391A
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Hiroshige Kawai
洋成 川合
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高効率化および大振幅入力の急俊な立上りに
対する追従性の改善を図ったオーディオ用パワーアンプ
等の増幅回路において、パワー部をIC化する場合に出
力段へのスイッチングノイズの影響がないようにする。 【構成】 出力段トランジスタQaに対し、通常はスイ
ッチングトランジスタQsによる高効率な主電源路42
から電力を供給し、主電源路42が追従できない急俊な
入力に対しては補助電源路48から電力を供給する。出
力段トランジスタQaを含む回路部分111とスイッチ
ングトランジスタQsおよび補助電源路48への電力供
給量を調整するトランジスタQbを含む回路部分112
とを別々のパワーICで構成することにより、出力段へ
のスイッチングノイズの影響を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高効率化を図るとと
もに、大振幅入力の急俊な立上りに対する追従性の改善
を図ったオーディオ信号等の電力増幅用に用いられる増
幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用パワーアンプとして、高効
率化を図るため駆動電源にスイッチング・シリーズ・レ
ギュレータ等のスイッチング回路を用いて、供給すべき
出力の大きさに応じてパワーアンプ制御するようにした
ものがあった。このようなパワーアンプでは、スイッチ
ング出力を平滑した電圧でパワーアンプを駆動するた
め、入力信号の大振幅への急俊な立上りに対してパワー
アンプの駆動電圧が追従できず、パワーアンプの出力が
クリップしてしまう問題があった。そこで、このような
問題を解決して高効率化および大振幅入力の急俊な立上
りに対する追従性を改善するために、本出願人は先に特
願平3−176094号明細書および図面に記載の増幅
回路を提案した。この増幅回路について説明する。
【0003】この増幅回路は、負荷に駆動用電力を供給
する主電源路と、この主電源路に挿入されてこの主電源
路をオン、オフスイッチングするスイッチング素子と、
前記主電源路に挿入されて前記スイッチング素子の出力
を平滑して前記負荷に供給する平滑回路と、前記入力信
号のレベルに応じて前記スイッチング素子をオン期間と
オフ期間の比率を可変にスイッチングして、前記負荷が
必要とする電力を主に前記主電源路から供給させるスイ
ッチング制御手段と、前記主電源路とは別に前記負荷に
駆動用電力を供給する電源路であって前記主電源路より
も高速応答で入力信号のレベル変化に追従して電力供給
を行なうことができる補助電源路と、この補助電源路に
挿入され当該補助電源路から前記負荷への電力供給量を
調整する補助電力供給量調整用素子と、この補助電力供
給量調整用素子を制御して前記主電源路による前記負荷
への電力供給量の不足分を前記補助電源路から供給させ
る補助電力供給量制御手段とを具備してなり、前記補助
電源路は前記主電源路による前記負荷への電力供給量の
不足分の大小にかかわらず前記負荷に略々最大出力を供
給し得る電源電圧で駆動されていることを特徴とするも
のである。
【0004】この増幅回路によれば、負荷への電力供給
をスイッチング駆動で電力供給を行なう主電源路から主
に行なっているので、損失を減少させることができる。
また、平滑回路の存在により主電源路が追従できないよ
うな入力の急俊な立上りに対しては、主電源路よりも応
答性のよい補助電源路から電力が供給されるので、この
ような大振幅入力の急俊な立上りに対しても追従するこ
とができる。しかも、このように入力の立上りが急俊で
かつ大振幅であったとしても、補助電源路は主電源路に
よる負荷への電力供給量の不足分の大小にかかわらず負
荷に略々最大出力を供給し得る電源電圧で駆動されてい
るので、出力をクリップさせることもない。そして、補
助電源路をこのような電源電圧で駆動しても、通常時は
主電源路から主に電力供給されるので、補助電源路を流
れる平均的な電流値は小さくてすみ、この補助電源路で
の損失は小さくてすむ。これにより、効率が高くかつ大
振幅入力の急俊な立上りに対しても追従性のよい増幅回
路が実現される。
【0005】この増幅回路の具体例を図2に示す。な
お、図2では+側の回路のみを示す。−側の回路38は
+側と同様に構成されて、電源46(電源電圧−B)に
より駆動される。以下の説明は+側のみについて行な
う。オーディオ入力信号は、バイアス回路40を介して
ドライブ段のトランジスタQd,Qd′に供給されて、
出力段のトランジスタQa,Qa′を駆動し、負荷(ス
ピーカ)10に必要な電力を供給する。
【0006】負荷10への電力供給を主に行なう主電源
路42は、電源44(電源電圧+B)、スイッチングト
ランジスタQs(スイッチング素子)、平滑用コイルL
1(平滑回路)、出力段トランジスタQa、抵抗Ra
(=Ra′)で構成される。主電源路42による電力供
給の不足分を供給する補助電源路48は、電源44、抵
抗Rs、カスケード接続されたトランジスタQb(補助
電力供給量調整用素子)および出力段トランジスタQ
a、抵抗Raで構成される。
【0007】抵抗Rsは補助電源路48を流れる電流I
Qbを検出するための小抵抗である。電流IQbによってR
sの両端に発生した電圧VRsは、ヒステリシスコンパレ
ータ50に入力される。ヒステリシスコンパレータ50
は抵抗Rsとともにスイッチング制御手段を構成し、電
圧VRsが所定の上限値VHCH より高くなった時に“0”
を出力してトランジスタQsをオンし、一旦“0”にな
った後は電圧VRsが所定の下限値VHCL に低下するまで
は“0”を保持し、電圧VRsが下限値VHCL より低くな
ると“1”を出力してトランジスタQsをオフし、一旦
“1”になった後は電圧VRsが所定の上限値VHCH より
高くなるまで“1”を保持する。これにより、トランジ
スタQsはスイッチング動作をする。平滑用コイルL1
はこのスイッチング動作によるトランジスタQsの出力
波形を平滑化して負荷に供給するものである。また、ダ
イオードD3はトランジスタQsがオフした時に平滑用
コイルL1から流出する電流の電流路を形成するフライ
ホイール用ダイオードである。
【0008】出力トランジスタQaのエミッタとトラン
ジスタQbのベース間には直流電源52が接続されてい
る。その電源電圧V1は、 V1=VQamin +VQbBE に設定されている。ここで、VQamin は出力トランジス
タQaが最大出力時でもリニアリティを確保できる最低
電圧で通常約2〜3Vである。また、VQbBEはトランジ
スタQbのベース・エミッタ間電圧でオン時は約0.6
Vである。このトランジスタQaのエミッタから電源5
2を経てトランジスタQbのベースに至る経路51が補
助電力供給量制御手段に相当する。
【0009】図2の回路の動作を説明する。はじめに、
ヒステリシスコンパレータ50の出力が“1”でスイッ
チングトランジスタQsがオフ状態であったとする。オ
ーディオ入力信号はトランジスタQdを介して出力段ト
ランジスタQaに供給される。これにより、補助電源路
48を通ってトランジスタQaに電流IQbが流れ、負荷
10に供給される。この電流IQbにより抵抗Rsの両端
に電圧VRsが生じる。この電圧VRsが所定の上限値V
HCH に達すると、ヒステリシスコンパレータ50の出力
が“0”に反転し、トランジスタQsをオンさせる。こ
れにより、主電源路42から電流供給が行なわれる。
【0010】トランジスタQsがオンした状態では主電
源路42の抵抗値は補助電源路48の抵抗値よりも小さ
いので、トランジスタQsが一旦オンすると、主電源路
42からの電流IL1は増大し、その分補助電源路48か
らの電流IQbは減少する。電流IL1,IQbは加算点49
で電流加算されて、トランジスタQaを介して負荷電流
RLとして負荷10に供給されて、負荷10に必要な電
力を供給する。
【0011】補助電源路48の電流IQbが0になる寸前
に抵抗Rsの両端の電圧VRsが所定の下限値VHCL に達
し、コンパレータ50の出力が“1”に反転し、トラン
ジスタQsをオフさせる。トランジスタQsがオフする
と、平滑用コイルL1の電流IL1はダイオードD3を介
して流れる。この電流IL1がしだいに減少するにつれて
補助電源路48の電流IQbが増大し、電圧VRsが所定の
上限値VHCH に達すると、再びコンパレータ50の出力
が“0”に反転してトランジスタQsがオンし、以後同
じ動作を繰り返す。このようにトランジスタQsは入力
信号レベルに応じてオン期間、オフ期間の比率を可変に
自励発振によりスイッチングされる。
【0012】このような動作によれば、トランジスタQ
bは常に能動状態にあり、トランジスタQaから負荷1
0に流れる電流IRLは主電源路42と補助電源路48の
双方から供給される。主電源路42のトランジスタQs
はスイッチング駆動なので損失は小さい。また、補助電
源路48はトランジスタQbで損失を生じることになる
が、抵抗Rsの値とヒステリシスコンパレータ50の基
準電圧VHCH ,VHCL のセッティングによりトランジス
タQbに流れる電流IQbは平滑用コイルL1の出力電流
L1のリップル電流とほぼ同じまで少くできるため、I
L1>>IQbとなって、トランジスタQbでの損失は小さく
できる。
【0013】また、トランジスタQbは常時オンしてお
り、VQbBEは常に約0.6Vであるため、出力段トラン
ジスタQaのコレクタ・エミッタ間電圧VQaは常に VQa=V1−VQbBE=VQamin に保たれる。したがって、出力段トランジスタQaの損
失を最低の状態にできる。図2の回路によれば、最大の
損失源である出力段トランジスタQaの損失を最低に保
持できる効果は大きい。
【0014】図3は図2のトランジスタQb,Qsの部
分を抜き出して示したものである。この回路の動作を図
4を参照して説明する。トランジスタQbに信号源54
からステップ状の入力Vinが入ると(t1)、はじめは
トランジスタQsはオフしているので、出力電流IRL
すべて補助電源路48のトランジスタQbから供給され
る。トランジスタQbの電流IQbが一気に増大して抵抗
Rsの両端の電圧VRsがコンパレータ50の上側の基準
電圧VHCH に達すると、コンパレータ50の出力は
“0”に反転してトランジスタQsをオンさせる。これ
により、主電源路42からの電源供給が開始される。こ
の主電源路42からの電流IL1は平滑用コイルL1があ
るため一気には増大せず、徐々に増大する。主電流IL1
が徐々に増大すると、補助電流IQbは IQb=IRL−IL1 により徐々に減少する。補助電流IQbが減少して電圧V
Rsがコンパレータ50の下側の基準電圧VHCL に達する
と(t2)、トランジスタQsがオフし、平滑用コイル
L1の出力電流IL1が徐々に減少していく。すると、補
助電流IQbが増え、電圧VRsが上側の基準電圧VHCH
達すると(t3)、再びトランジスタQsがオンし、以
後同じ動作を繰り返す。最初の立上り部分(時刻t1直
後)は、平滑用コイルL1の出力電流IL1がすぐには追
いつかないため、補助電流IQbが主であるが、入力Vin
の変化が少なく、負荷電流IRLの変化が少ない場合に
は、ほとんど主電流源42から電力が供給される。音楽
信号は高域成分(変化の大きい信号)のエネルギが少な
いため、補助電流IQbの平均値は小さく、負荷電流IRL
の多くがスイッチング駆動により効率が高い主電源路4
2からの電流IL1として供給される。
【0015】また、図2の回路では負荷電流IRLはすべ
てトランジスタQa(Qa′)から供給されるが、トラ
ンジスタQaのコレクタ・エミッタ間電圧VQaは前述の
ようにトランジスタQaをオンするに必要な最低限の電
圧VQamin がかかっているだけであるので、ここでの損
失は小さい。したがって、回路全体としての効率は非常
に高いものとなる。しかも、入力Vinの急俊な立上りに
対しては応答の速い補助電源路48から電力が供給され
るので、この急俊な立上りに追従して負荷10に必要な
電力を供給することができる。しかも、補助電源路48
は主電源路42と同じく高い電圧+Bで駆動されている
ので、大振幅入力の急俊な立上りに対しても出力をクリ
ップさせることなく追従して所定の最大出力を負荷に供
給することができる。
【0016】また、図2の回路によれば、音響特性面で
の効果も得られる。すなわち、トランジスタQbはカッ
トオフしないため、常にわずかな電流ではあるが能動状
態にあり、スイッチングによる主電流IL1のリップル分
をトランジスタQbからの電流IQbで吸収するように動
作する。したがって、出力段トランジスタQaへの供給
電圧はリップル電圧を持たなくなり、出力へのリップル
電圧の影響はなくなり、スイッチング駆動による歪率や
S/Nの劣化を防止することができる。
【0017】なお、図2の回路においては、ヒステリシ
スコンパレータ50の上側の基準電圧VHCH を十分小さ
な値に設定することによって補助電流IQbの平均値を小
さくしてトランジスタQbでの損失を減らすことができ
るが、トランジスタQsのスイッチング周波数が高くな
り、スイッチングロスが増えることになる。したがっ
て、トランジスタQbでの損失とトランジスタQsでの
スイッチングロスとの兼ね合いで、これらの和が最小と
なるように上側の基準電圧VHCH の大きさを設定するの
が望ましい。また、下側の基準電圧VHCL はトランジス
タQbがカットオフしない範囲でなるべく小さいほうが
損失が少なくてすむ。なお、トランジスタQsの自走ス
イッチング周波数はバイポーラトランジスタを使用した
場合は、例えば上限を100kHz 程度に設定することが
できる(出力によって自走周波数は変動する。)。ま
た、上限を100kHz 以上に設定する場合は、バイポー
ラトランジスタでスイッチングができなければ、パワー
MOSトランジスタ等を用いることができる。
【0018】図2のヒステリシスコンパレータ50の構
成例を図5に示す。+Bの電源ライン56とトランジス
タQsとダイオードD3の接続点58との間には、抵抗
R3,R4の直列接続回路が接続されている。また、抵
抗Rsの両端間には、トランジスタQc、抵抗R2,R
1の直列接続回路が接続されている。そして、抵抗R
3,R4の接続点60はトランジスタQcのベースに接
続され、抵抗R1,R2の接続点62はスイッチングト
ランジスタQsのベースに接続されている。
【0019】上記の構成によれば、トランジスタQsが
オフしている状態では抵抗R3の両端に発生している電
圧により、トランジスタQcはオンしている。この時ト
ランジスタQsには電圧VRsを抵抗R1,R2で分圧し
た電圧が印加されている。この状態で補助電流IQbが増
大して電圧VRsが上昇し、トランジスタQsのベース・
エミッタ間電圧が約0.6Vに上昇するとトランジスタ
Qsがオンし、主電流IL1が流れる。トランジスタQs
がオンすると、点58の電位がほぼ+BVに上昇するの
で、点60の電位も上昇してトランジスタQcはオフす
る。トランジスタQsがオンして主電流IL1が増大する
と、補助電流IQbは減少し、電圧VRsは低下する。そし
て、トランジスタQcがオフした状態ではトランジスタ
Qsのベース・エミッタ間には電圧VRsがそのまま印加
されるので、この電圧VRsが約0.6V以下に低下する
と、トランジスタQsはオフする。トランジスタQsが
オフすると、点58の電位が下がってトランジスタQc
がオンする。
【0020】このように、図2のヒステリシスコンパレ
ータ50によれば、トランジスタQsがオフしている時
は、電圧VRsを抵抗R1,R2で分圧した電圧がトラン
ジスタQsのベース・エミッタ間にかかり、電圧VRs
抵抗R2の両端に約0.6V以上の電圧を生じさせる電
圧に上昇してはじめてトランジスタQsがオンする。ま
た、トランジスタQsがオンしている時は、電圧VRs
そのままトランジスタQsのベース・エミッタ間にかか
り、電圧VRsが約0.6V以下になるとトランジスタQ
sはオフする。これにより、ヒステリシスをもったコン
パレート動作が実現されて、トランジスタQsは自励発
振によりスイッチング動作をする。
【0021】なお、下側の基準電圧VHCL は抵抗Rsの
値によって設定される。また、上側の基準電圧VHCH
抵抗R1,R2の値の比によって設定され、抵抗R1を
抵抗R2よりも大きな値にするほどVHCH は大きくな
る。
【0022】なお、ヒステリシスコンパレータ50は図
5の構成のものに限らず、オペアンプ等を用いて様々に
構成することもできる。ただし、図5のように構成すれ
ば、ヒステリシスコンパレータ50用に別電源が不要で
ある等簡易に実現できる利点がある。
【0023】また、負荷10への電源供給路の切換え
は、補助電流値を検出して行なうほかに、主電源路42
の電圧と補助電源路48の電圧の大小により切り換える
こともできる。すなわち、通常時は主電源路42の出力
電圧のほうが高くなるようにして主電源路42から高効
率で電源供給を行ない、入力信号が急俊に立上がった時
は主電源路42の出力電圧は急には追い付かないので補
助電源路48の出力電圧のほうが高くなるようにして、
トランジスタQbをオンして補助電源路48から高速応
答で電源供給を行なう。
【0024】なお、図2の回路は図6に示すように概念
的にとらえることもできる。すなわち、主電源路42に
は高効率で電流を供給できるが入力信号の変化に対する
応答が遅い高効率電流バッファ回路(スイッチングトラ
ンジスタ42と平滑用コイルL1)を挿入し、補助電源
路48には入力信号の変化に対する応答は速いが損失の
大きい高速電圧バッファ回路(トランジスタQbとその
ベース電圧を制御する経路51)を挿入し、両電源路4
2,48の電流IL1,IQbを加算点49で加算して、ト
ランジスタQaを介して負荷10に負荷電流IRL(=I
L1+IQb)を供給する。電流検出回路(抵抗Rs)は補
助電流IQbの大きさを検出し、それに応じて制御回路
(ヒステリシスコンパレータ50)を介して高効率電流
バッファ回路42、L1を制御して主電流IL1を調整す
る。高速電圧バッファ回路Qb,51は主電流IL1での
不足分(IRL−IL1)を補助電流IQbとして供給する。
【0025】出力トランジスタQaのコレクタの電圧V
sは出力電圧Voutよりもわずかに大きいだけであり、
これにより出力トランジスタQaの損失は最小限に抑え
られる。また、負荷電流IRLは、入力の急俊な立上りに
対してはまず補助電流IQbが応答し、しだいに主電流I
L1が支配的になる。補助電流IQbは極めて高速で立上る
ため出力波形に欠損は生じない。補助電流IQbの供給は
短時間のみの動作であり、エネルギは損失の小さい主電
源路42からの主電流IL1で主に供給されるので全体と
して高効率となる。これにより、高効率でかつスルーレ
ートの速い電力増幅回路が実現される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】前記図2の回路を小型
化する場合、パワー部(出力段トランジスタQa、スイ
ッチングトランジスタQs、カスケードトランジスタQ
b等で構成)をパワーICとして集積化することが考え
られる。ところが、パワー部全体を1つのパワーICで
構成すると、スイッチングノイズが出力段に影響してS
/Nが悪くなるおそれがある。また、全体を1つのパワ
ーICで構成すると、例えば出力段を汎用のものとして
使用したいという要求に応えることができない。また、
そうかといって、パワー部を構成する素子をそれぞれ別
々のパワーICで構成するのでは部品点数が増えてしま
い、小型化という目的に合致しない。この発明は、上述
の点に鑑みてなされたもので、小型化が可能でしかもス
イッチングノイズの出力段への影響が少なくかつ出力段
を汎用のものに使用することもできる増幅回路を提供し
ようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明は、スイッチン
グ素子と補助電力供給量調整用素子を有する回路と出力
段素子を有する回路とをそれぞれ独立したパワーICで
構成したことを特徴とするものである。
【0028】
【作用】本発明によれば、スイッチング素子と補助電力
供給量調整用素子(カスケード素子)を有する回路と出
力段素子を有する回路とをそれぞれ独立したパワーIC
で構成したので、スイッチングノイズの出力段への影響
を少なくできる。また、出力段を汎用のものに使用する
ことができる。また、スイッチング素子とカスケード素
子を1つのパワーICに組み込んだので部品点数が減
り、小型化が実現される。
【0029】
【実施例】この発明の一実施例を説明する。ここでは、
前記図2の回路の具体回路を図1、図7、図8に分割し
て示し、この回路の一部をパワーICで構成する場合に
ついて説明する。図1、図7、図8はA1〜A4、B1
〜B3、E1〜E8で相互に連結される。図2と対応す
る部分には同一の符号を用いる。また、+側と対応する
−側の部分には「′」を付して示す。ここでは+側の回
路について説明し、−側の回路は+側の回路と同様に構
成されているので説明を省略する。
【0030】入力信号は、図7において、初段の差動増
幅回路を構成するトランジスタQ30に入力され、プリ
ドライブ段を構成するトランジスタQ32,Q33(図
1)およびドライブ段を構成するトランジスタQ10,
Q15を経て出力段トランジスタQaに供給されて、負
荷(スピーカ)10を駆動する。また、出力信号は初段
のトランジスタQ31に負帰還される。
【0031】図1において、出力段トランジスタQaと
カスケードトランジスタQbはそれぞれ3個ずつのトラ
ンジスタQ23,Q20によるパラレル構成とされてい
る。主電源路42は、+90Vの電源→スイッチングト
ランジスタQs→コイルL1→電流加算点49を介して
出力段トランジスタQaに主電流を供給している。ま
た、補助電源路48は抵抗R10,R11,Rl2と電
流検出リミッタ90→トランジスタQbを介して出力段
トランジスタQaに補助電流を供給している。トランジ
スタQbのベース電位を制御する図2の経路51は、図
1では、トランジスタQ10のエミッタ→ツェナダイオ
ードZD→トランジスタQ11→抵抗R13→ダイオー
ドD10→トランジスタQ14→抵抗R14→トランジ
スタQbのベースの経路に相当する。これにより、入力
が急俊に立上がると、トランジスタQbのベース電位が
即座に上昇して、補助電流を増大させてこれに追従し、
その後主電流が徐々に増大していって補助電流を減少さ
せていく。
【0032】ヒステリシスコンパレータ50は次のよう
に構成されている。+90Vの電源ライン56とトラン
ジスタQs(Q22)とダイオードD3の接続点58と
の間には、抵抗R33,R34の直列接続回路が接続さ
れている。また、補助電源路48は抵抗R10,R12
を通るルートと、トランジスタQc、抵抗R11,R1
2を通るルートが並列に設けられている。そして、抵抗
R33,R34の接続点60はトランジスタQcのベー
スに接続され、抵抗R11,R12の接続点62はトラ
ンジスタQ21のベースに接続され、トランジスタQ2
1のコレクタは抵抗R21を介してスイッチングトラン
ジスタQsのベースに接続されている。
【0033】上記の構成によれば、トランジスタQ21
がオフ(トランジスタQsがオフ)している状態では抵
抗R33の両端に発生している電圧により、トランジス
タQcはオンしている。この時、補助電源路48は抵抗
R10を通るルートと、トランジスタQc、抵抗R11
を通るルートが並列に形成され、トランジスタQ21の
ベース・エミッタ間には抵抗R10の両端の電圧が印加
されている。この状態で抵抗R10を通る補助電源路4
8の電流が増大してトランジスタQ21のベース・エミ
ッタ間電圧が約0.6Vに上昇するとトランジスタ21
がオンしてトランジスタQsがオンし、主電源路42か
ら電流が供給される。トランジスタQ21がオンする
と、点58の電位がほぼ+90Vに上昇するので、点6
0の電位も上昇してトランジスタQcはオフする。トラ
ンジスタQ21がオンして主電源路42の電流が増大す
ると、補助電源路48の電流は減少する。そして、トラ
ンジスタQcがオフした状態では補助電源路48は抵抗
R10を通るルートのみとなるので、補助電源路48の
電流はすべて抵抗R10を流れ、この抵抗R10の両端
の電圧が約0.6V以下に低下すると、トランジスタQ
21はオフする。トランジスタQ21がオフすると、点
58の電位が下がってトランジスタQcがオンする。
【0034】このようにして、トランジスタQcのオ
ン、オフ状態により、補助電源路48の電流のすべてを
抵抗R10に流すかあるいは一部を分流させるかを切り
換えることにより、ヒステリシスを持ったコンパレータ
動作が実現されて、トランジスタQsは自励発振により
スイッチング動作をする。
【0035】この図1の回路では、次のような工夫がな
されている。 出力段トランジスタQaとカスケードトランジスタ
Qbをそれぞれパラレル構成としている。これに合わせ
て平滑用コイルL1もパラレル巻としている。この構成
により、大出力化されるとともに、カスケードトランジ
スタQbのエミッタに安定化抵抗(抵抗値0.22Ω
等)が不要になり、これによる損失を防止でき、高効率
を維持できる。つまり、平滑用コイルL1を単一巻線で
構成すると、電流注入点49が1つとなり、必然的にカ
スケードトランジスタQbのエミッタも共通接続される
ので、これら複数のカスケードトランジスタQbの動作
電流を所期どおりに安定化させるにはそれぞれのエミッ
タに例えば0.22Ωなどの抵抗が必要となる。これに
対し、平滑用コイルL1をパラレル巻とすることによ
り、電流注入点49は2つとなり、これらの間には小さ
いながらもコイル巻線の抵抗分が存在するので、各カス
ケードトランジスタQbの動作における相互干渉が減少
し、安定化での問題が少なくなるので、カスケードトラ
ンジスタQbにはエミッタ抵抗が不要になってその分損
失が減る。
【0036】 平滑用コイルL1の出力と電源ライン
56との間に、抵抗R15とコンデンサC10とで構成
されるリップル吸収回路92(ローパスフィルタ)を接
続している。これにより、スイッチングによる主電流の
リップル分の一部を交流共通電位点(電源ライン56)
に逃がし、カスケードトランジスタQbの動作電流負担
を少しでも軽減し、このトランジスタQbの損失増大を
防止している。
【0037】 電流検出抵抗R10,R11,R12
(スイッチングトランジスタQsがオフ(トランジスタ
Qcがオン)している時は抵抗R10,R11の並列抵
抗と抵抗R12との直流抵抗、スイッチングトランジス
タQsがオン(トランジスタQcがオフ)している時は
抵抗R10,R12の直列抵抗)にダイオードD11,
D12からなる電流検出リミッタ90を並列に接続して
いる。これにより、トランジスタQs側に伝えられる電
流検出電圧は上限が1.2Vにリミットされ、トランジ
スタQsのベース・エミッタ間のオーバドライブを防止
するとともに、電流検出リミッタ90からカスケードト
ランジスタQbに電流供給できるようにしてカスケード
トランジスタQbの電流供給能力を向上させている(ト
ランジスタQbの電流路が抵抗Rs(図2)や抵抗R1
0,R11,R12で電流規制されているとあまり大電
流は流し得ない。)。
【0038】 カスケードトランジスタQbのベース
電位を出力段トランジスタQaのエミッタ電位(出力電
位)に連動させる経路の途中に、コンデンサC11とダ
イオードD10からなるホールド回路94を挿入してい
る。これにより、高周波信号についてはピーク検波され
て、このコンデンサC11に電圧保持されるため、カス
ケードトランジスタQbのベース電位が定電圧化され、
位相遅れ等によりこのカスケードトランジスタQbのエ
ミッタ出力電圧が、出力段トランジスタQaにとって不
足にならないようにしている。
【0039】ここでは、出力段トランジスタQaのコレ
クタ・エミッタ間電圧は約2Vに設定されている。つま
り、ツェナダイオードZDの上端電位からトランジスタ
Q11のベース・エミッタ間、ダイオードD10、トラ
ンジスタQ14のベース・エミッタ間、トランジスタQ
bのベース・エミッタ間の4つのダイオード接合(0.
6×4=2.4V)を経て出力段トランジスタQaのコ
レクタ電位が決まる。また、ツェナダイオードZDの下
端電位からトランジスタQ15のベース・エミッタ間、
トランジスタQaのベース・エミッタ間の2つのダイオ
ード接合(0.6×2=1.2V)を経て出力段トラン
ジスタQaのエミッタ電位が決まる。すなわち、(3.
2−2.4)−(0−1.2)=2.0Vが出力段トラ
ンジスタQaのコレクタ・エミッタ間電圧となる。
【0040】 補助電流の電流値検出系にコンデンサ
C12からなるスイッチング周波数微調整回路96を並
列挿入している。ヒステリシスコンパレータ50とスイ
ッチングトランジスタQsで構成されるスイッチング自
走系を設計上最適化した時にスイッチング周波数が高く
なりすぎること(例えば100kH以上))があるが、こ
のスイッチング周波数微調整回路96によりある程度ス
イッチング周波数を低下させることができ、これにより
設計上の任意度が向上する。
【0041】図1、図8に示したパワー部のうち一点鎖
線111,112,113で囲んだ3つの部分をそれぞ
れパワーIC(ハイブリッドIC)で構成した例を図
9、図10、図11にそれぞれ示す。図9〜11中、図
1,8と共通する素子には同一の符号を用いる。また、
カッコ書で示した数字はパワーICの端子番号である。
パワーIC111(図9)は+側、−側の出力段トラン
ジスタQa,Qa′(Q23,Q23′)および出力段間の
バイアス安定化回路40を構成する温度補償用トランジ
スタQ34,Q35を含むもので、出力段を構成してい
る。パワーIC112(図10)は+側のカスケードト
ランジスタQb(Q20)およびスイッチングトランジス
タQs(Q22)を含むもので、+側のカスケード段およ
びスイッチング段を構成している。パワーIC113
(図11)は−側のカスケードトランジスタQb′(Q
20′)およびスイッチングトランジスタQs′(Q2
2′)を含むもので、−側のカスケード段およびスイッ
チング段を構成している。
【0042】このように、パワー部の一部をパワーIC
で構成することにより、次のような効果が得られる。 出力段が独立したパワーIC111で構成されてい
るので、スイッチングノイズの影響を受けにくい。ま
た、このパワーIC111を汎用の出力段として使用で
き、従来の出力段と互換性を持たせることができる。
【0043】 カスケード段とスイッチング段とを組
合わせて1つのパワーIC112(113)として構成
したので、小型化される。
【0044】 パワーIC111〜113はほぼ抵抗
と半導体のみで構成されるので製造しやすい。
【0045】 回路のコントロール部の全部または一
部を外付けとすることにより、調整が容易化され、IC
の汎用性が確保されている。すなわち、カスケード段の
バイアス回路ZD周辺やスイッチング段のヒステリシス
回路50等は、用途により異なった定数になるので全部
または一部を外付けとし変更の少ない部分をIC内に取
り込むことにより、汎用性が確保されている。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スイッチング素子と補助電力供給量調整用素子(カ
スケード素子)を有する回路と出力段素子を有する回路
とをそれぞれ独立したパワーICで構成したので、スイ
ッチングノイズの出力段への影響を少なくできる。ま
た、出力段を汎用のものに使用することができる。ま
た、スイッチング素子とカスケード素子を1つのパワー
ICに組み込んだので部品点数が減り、小型化が実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す回路図で、図7、
図8の回路とともに増幅回路を構成するものある。
【図2】 従来提案されていた高効率化および高追従性
を図った増幅回路を示す回路図である。
【図3】 図2の回路においてトランジスタQb,Qs
の部分を抜き出して示した図である。
【図4】 図3の回路の動作波形図である。
【図5】 図2におけるヒステリシスコンパレータ50
の具体例を示す回路図である。
【図6】 図2の回路を概念的にとらえたブロック図で
ある。
【図7】 この発明の一実施例を示す回路図で、図1、
図8の回路とともに増幅回路を構成するものある。
【図8】 この発明の一実施例を示す回路図で、図1、
図7の回路とともに増幅回路を構成するものある。
【図9】 図1のパワーIC111の回路図である。
【図10】 図1のパワーIC112の回路図である。
【図11】 図8のパワーIC113の回路図である。
【符号の説明】
10 負荷 42 主電源路 48 補助電源路 50 ヒステリシスコンパレータ(スイッチング制御手
段) 51 信号経路(補助電力供給量制御手段) 111,112,113 パワーIC Qa 出力段トランジスタ(出力段素子) Qb トランジスタ(補助電力供給量調整用素子) Qs スイッチングトランジスタ(スイッチング素子) L1 平滑回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を電力増幅して負荷に供給する出
    力段素子と、 この出力段素子に駆動用電源を供給する主電源路と、 この主電源路に挿入されてこの主電源路をオン、オフス
    イッチングするスイッチング素子と、 前記主電源路に挿入されて前記スイッチング素子の出力
    を平滑して前記負荷に供給する平滑回路と、 前記入力信号のレベルに応じて前記スイッチング素子を
    オン期間とオフ期間の比率を可変にスイッチングして、
    前記負荷が必要とする電力を主に前記主電源路から供給
    させるスイッチング制御手段と、 前記主電源路とは別に前記出力段素子に駆動用電源を供
    給する電源路であって前記主電源路よりも高速応答で入
    力信号のレベル変化に追従して電力供給を行なうことが
    できる補助電源路と、 前記出力段素子に対してカスケード接続された状態で前
    記補助電源路に挿入され当該補助電源路から前記負荷へ
    の電力供給量を調整する補助電力供給量調整用素子とを
    具備してなり、 前記スイッチング素子と前記補助電力供給量調整用素子
    を有する回路と前記出力段素子を有する回路とをそれぞ
    れ独立したパワーICで構成したことを特徴とする増幅
    回路。
JP25454391A 1991-09-06 1991-09-06 増幅回路 Pending JPH0567925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3866337A1 (fr) * 2004-07-30 2021-08-18 Devialet Amplificateur audio classe ad

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3866337A1 (fr) * 2004-07-30 2021-08-18 Devialet Amplificateur audio classe ad

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