JPH0567699B2 - - Google Patents

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JPH0567699B2
JPH0567699B2 JP60290755A JP29075585A JPH0567699B2 JP H0567699 B2 JPH0567699 B2 JP H0567699B2 JP 60290755 A JP60290755 A JP 60290755A JP 29075585 A JP29075585 A JP 29075585A JP H0567699 B2 JPH0567699 B2 JP H0567699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 石油、ガス輸送用パイプラインの曲り部や分岐
部に利用される厚肉高強度曲管に用いる鋼管につ
いて、誘導加熱成形後にもX60グレード(Y.S
42.7〜52.7Kgf/mm2、T.S 52.8〜65.9Kgf/mm2
相当の高強度高靭性を維持できる厚肉高強度低
Pcn曲管とその製造法を提案しようとするもので
ある。 一般に石油、ガス輸送用ラインパイプの曲り部
や分岐部に使用される曲管は、鋳造、鍛造または
溶接組み立て法によつて製造されて来た。 これに対して近年、高周波の利用が工業的に盛
んとなり、この種の曲管の製造においても、
UOE鋼管、電縫鋼管やシムーレス鋼管などの直
管を高周波加熱の熱間曲げ加工で曲管にするとい
う経済的な成形法が採用されるようになりつつあ
り、その一方で、曲管使用環境もか酷なものとな
つて、冷寒地、深海使用などから曲管に高靭性で
高強度厚肉化が要求されるようになつてきた。 加えて、溶接性の良好な低PCM曲管が求められ
ることは言うまでもない。 ここで、成形時の高周波加熱は、管表面からの
加熱であるため、外表面と内表面とで温度差が生
じ、管の肉厚が厚くなる程、この温度差は大きく
なることが推定される。 さらに、加熱曲げ直後、水冷されるが、肉厚が
厚くなるほど冷却能は小さくなり、冷却速度が小
さくなるとともに、表面と板厚中心(1/2t部)
の冷却速度差も大きくなると推定される。 このように高周波加熱による曲管成形に際して
は、鋼管厚み方向の部位により種々の曲げ加熱温
度と冷却速度となるため、厚肉になるほど材質不
均一が大となり、鋼管各部位でその機械的性質が
異なる不均質曲管となつてしまう。 加えて、厚肉になるほど冷却速度が小さくなる
ため、高強度化のためには、添加合金元素量を増
加しなければならず、溶接性の低下をもたらす。 (従来の技術) これら曲管材質の不均一性を軽減するため、下
記のような操業的な工夫も考慮されている。すな
わち、加熱温度差を小さくする目的から、加熱浸
透深さを増すよう加熱周波数を下げた加工がなさ
れる。しかし、これにより加熱帯の幅も広がり曲
げ成形時に大変形となり真円度などの面から新た
な問題点も生じてしまい、本質的には加熱温度差
はなくならない。 また、冷却能の向上を狙い水量密度を上げた
り、管の内外面同時冷却もなされるが、誘導加熱
曲げ装置では、冷却ゾーンと加熱ゾーンが隣接し
ているため、加熱ゾーンへの冷却効果も大きくな
り所定の加熱温度が得られにくくなるという問題
も派生してくることとなる。 さらに、材質不均一性をなくすため、誘導加熱
曲げ成形後の曲管を大型熱処理炉に入れ、均一加
熱し、大型水槽に焼入れるという後工程も取られ
ることがあるが、コスト面から不利なこと、ま
た、寸法変化も生じるため所定形状の曲管が得ら
れにくい。 なお、曲管成形時における種々の加熱−冷却後
にも常に安定した靭性を有する鋼としてさきに発
明者らの一部は特願昭59−248190号(特開昭61−
127849号公報所載)の発明を提起したが、これは
薄肉管の靭性に着目しているのみで、その他この
発明のように厚肉低PCMで、高強度高靭性曲管用
鋼についての先行技術は見当らない。 (発明が解決しようとする問題点) 以上のように、厚肉高強度低PCM曲管の成形に
は、特別の配慮を必要としていたのに対し、曲管
用鋼自体に、熱間曲げ加工後にも高強度高靭性で
均質性の優れる性質を付与できれば、上述の特別
な配慮を必要としなくて済み、またその性質を組
合わせることでより一層高品質の曲管製造が可能
となる。 従つて溶接性の優れた厚肉高強度曲管を誘導加
熱曲げ成形法で製造する場合、特別なプロセス上
の配慮をしなくても成形後常に安定した強度、靭
性を有する曲管を提供することがこの発明の目的
とするところである。 この発明の具体的な目標は、主に、板厚1.5イ
ンチ以上であつて、PCMは0.19%以下、強度は
X60グレード以上さらにVE-20が20Kgfm以上の
厚肉低PCM高強度高靭性曲管を与えようとするも
のである。 (問題点を解決するための手段) この発明は C:0.04〜0.12wt%、Si:0.20〜0.60wt% Mn:0.80〜1.60wt%、Ni:0.05〜0.50wt% Mo:0.10〜0.25wt%、V:0.030〜0.100wt% Ti:0.005〜0.050wt% Nb:0.020〜0.080wt% Cu:0.05〜0.50wt% Al:0.010〜0.100wt% N:0.0020〜0.0060wt% を、下記式で与えられるPCM値0.19%以下で含み、
残部鉄及び不純物から成る厚肉高強度低PCM
管。 記 PCM=C+Si/30+1/20(Mn+Cu)+Ni/60+Mo/15 +V/10(%) ならびに、 C:0.04〜0.12wt%、Si:0.20〜0.60wt% Mn:0.80〜1.60wt%、Ni:0.05〜0.50wt% Mo:0.10〜0.25wt%、V:0.030〜0.100wt% Ti:0.005〜0.050wt% Nb:0.020〜0.080wt% Cu:0.05〜0.50wt% Al:0.010〜0.100wt%及 N:0.0020〜0.0060wt% を下記式で与えられるPCM値0.19%以下で含有す
る組成になる厚肉鋼管をAC3点温度以上で1100℃
以下に加熱し、該温度で曲げ加工した後、冷却
し、550〜650℃で焼もどしを施すことを特徴とす
る厚肉高強度低PCM曲管の製造方法。 記 PCM=C+Si/30+1/20(Mn+Cu)+Ni/60+Mo/15 +V/10(%) である。 この発明では加熱温度の変化によるオーステナ
イト粒径変化を少なくする。ここに第1図のよう
に、加熱温度の上昇に伴うオーステナイト粒成長
をできるだけ少なくすることで、曲管製造加熱時
の鋼管板厚方向でのオーステナイト粒径差が少な
くなり、材質均質性に優れるようになる。 このため、C、Mn、Cu、Ni、Nb添加でAc3
(加熱下限)を下げ、またNb、Ti、ZrとREM添
加で加熱温度が高くなつても細粒を維持できる成
分系とすることが必要である。一方、低Pcnの低
冷却速度で強度確保のため、Cの有効利用から
Nb、Mo添加、焼きもどし析出強化からNb、V、
Mo、Ti添加を考慮することも必要である。 さて従来の技術における問題点として、20mm厚
を超える厚肉鋼管を誘導加熱法で加熱し、曲管加
工を施す場合、板厚方向で材質がバラつくこと、
また、冷却速度が遅くなるため低PCM成分で高強
度曲管を製造する事に困難さが伴つていた。 発明者らは、多数の鋼種について850〜1150℃
の種々の温度に加熱後、800〜400℃間の冷却速度
を2〜15℃/secで冷却する、いう実験で鋼管板
厚各部位の熱履歴を再現し、材質調査を行つた。
また、焼きもどし温度についても400℃〜700℃で
90分処理し、その影響を調査した。 その結果、AC3点温度以下の二相域加熱では、
靭性が低く、また、材質がバラついてしまうこ
と、また、加熱の限界温度は鋼種にもよるが高温
加熱によりオーステナイト粒の粗大化と添加各元
素の固溶量の増加等により強度が上昇し、靭性が
劣化することがわかつた。 一例として、C/0.08、Si/0.25、Mn/1.45、
Nb/0.030、V/0.029、Al/0.030、Pcn=0.16%
の鋼についての、加熱温度による材質変化を第2
図に示す。加熱時の保持時間は約10秒であり、冷
却速度は15℃/s、焼きもどし温度は600℃であ
る。 第2図からわかるように、850〜950℃の加熱温
度範囲で強度・靭性が安定しているが、なお目標
とするX60グレード材とはならないことがわか
る。 次に第3図は、PCM値と強度、靭性の関係を示
したものであるが、PCM値が0.19%以下(950℃加
熱−10℃/s冷却−600℃焼きもどし条件)で
X60グレードを製造するのにはかなり困難を要す
ることがわかる。 高強度化のため、加熱温度をあげた場合、前述
のように材質バラつきが大きくなること、また、
溶接部の靭性が劣化するため単純にあげられない
ことは言うまでもない。 発明者らは、これら多大の実験から、低PCM
をはかりつつ高強度化のためのCの有効利用から
MoとNb、また、高温加熱による強度の大きな上
昇を抑える点からTiとNb、さらに、焼きもどし
時の析出強度の点からNbとVに着目し適正バラ
ンスに成分設計することで上記の各課題を克服で
きるとの知見を得、この発明にいたつたものであ
る。 (作用) まず各成分の限定理由を説明する。 Cは最も簡便に鋼の強度を高めるのに役立つ成
分であるが、0.04%未満では所定の強度が得られ
にくくまた、製鋼コストが割高となる一方、0.12
%を超えると焼入れ性が上がつて靭性が劣化する
と共に溶接性も低下(PCM値の上昇)するため
0.04〜0.12%の範囲とする。 Siは脱酸作用の利用と焼入れ強化の点から0.20
%以上を必要とするが、0.60%を超えると焼入れ
性が上がつて低温靭性が劣化するため0.20〜0.60
%の範囲とする。 Mnは、所定の強度確保のため0.80%以上が必
要であるが、1.60%を超えると焼入れ時の靭性劣
化が大きく、さらに溶接性や加工性、低PCM化を
害するので0.80%〜1.60%の範囲とする。 Niは、靭性の向上とAC3点の低下から0.05%以
上必要であるが0.50%以上では効果の顕著な差が
なくなり、また、経済性の面でも不利となるため
0.05〜0.50%の範囲とする。 Moは、焼入れ性の向上や整粒化効果の点から
0.10%以上が必要であるが、0.25%以上では靭性
劣化が大きく、また、経済性の点から0.10〜0.25
%の範囲とする。この成分は低PCM鋼で所定の強
度を確保すべくとくに重要な元素である。 Vは少量で強化の得られる元素であり、0.030
%以上必要であるが、0.100%を超えると溶接性
の低下を招くので0.030〜0.100%の範囲とする。 Tiは窒化物となつて粒成長を抑制し、さらに、
鋼中窒素を低減することによつて靭性を向上させ
ることから0.005%以上が必要であるが、0.050%
を超えると効果が飽和すると共に多すぎると靭性
が劣化することより0.005〜0.050%の範囲とす
る。 Nbは、Nb炭窒化物となつて高温加熱時の粒成
長を抑制し、靭性向上をもたらすため0.020%以
上が必要であるが、0.080%を超えると溶接性が
低下すると共に焼入れ性の向上による靭性の劣化
を招くので、0.020〜0.080%の範囲とする。 Cuは、強度上昇効果とAC3点の低下から0.05%
以上必要であるが、0.50%をこえると効果が飽和
すると共に、溶接性、熱間加工性が低下すること
より、0.05〜0.50%の範囲とする。 Alは、脱酸作用があり、0.010%以上が必要で
あるが、0.100%を超えると溶接性、靭性が劣化
するため0.010〜0.100%の範囲とする。 Nは、製鋼時に不可避的に混入する元素であ
り、靭性を向上させるためには少ない方が好まし
く、上限を0.0060%とする。 次に、PCM値については0.19%を超えてもX60
グレードの強度確保は比較的容易であり特別な配
慮も必要ないが、本発明鋼のようにPCMが0.19%
以下であるときその有意性が発揮されると共に溶
接性靭性向上もめざましいためこの発明ではPCM
値を0.19%以下とする。 すなわち、0.19%以下のPCMではこの発明によ
る特別な配慮なくしてはX60グレードの高強度、
高靭性化がはかれない。 さらに、加熱温度による材質バラつきについて
は、発明鋼は細粒化効果や低成分系であることか
らAC3温度以上から1100℃の加熱範囲で強度、靭
性が安定である。加熱温度が1100℃を超えると粒
粗大化により強度上昇、靭性低下が余儀なくされ
る。なお、実プロセスにおいては950℃前後の加
熱温度が目安となることが多く、110℃まで材質
が安定であることは操業上有利な要因となる。 また、低PCM鋼で強度、特にY.S.(降伏応力)
を確保するためには焼きもどし処理が必要であ
り、Nb、V、Mo、Tiによる析出強化を有効に
引出すために550℃〜650℃の温度が最適である。 ここで、550℃未満ではY.S.上昇が少なく、ま
た、靭性向上効果も少ない。一方、650℃をこえ
ると材料の軟化が生じ、強度が所定の値を満足し
なくなる恐れがあることより、焼きもどし温度と
して550〜650℃とする。 (実施例) 表1に示す科学成分を含有する比較鋼1〜6、
並びに発明鋼7〜10を真空溶解によりそれぞれ
100Kg鋼塊に溶製し、110mm厚のスラブ鋼片を切出
し、次いで1150℃に加熱後、制御圧延により730
℃の仕上げ温度で15mm厚の圧延鋼板とした。
【表】 この圧延鋼板を供試材として950℃、1100℃に
加熱後、直ちに800〜400℃の冷却速度が3℃/
s、10℃となる冷却を施した。これは38mm厚鋼管
を外面冷却した時の管内表面と外表面の冷却速度
に相当する冷却である。 その後500℃、600℃で40分間の焼きもどし処理
を行つた。この誘導加熱曲げ成形を想定した熱サ
イクル付与の鋼板から、丸棒引張試験片とシヤル
ピー衝撃試験片を採取し材質比較を行つた。 この確性試験結果を表2に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 比較鋼1は、C量が低すぎるため所定の強度が
確保できない。比較鋼2、3、4、6はこの発明
の成分系でないため950℃と1100℃との双方の加
熱温度で強度、靭性の変化が大きくなつているこ
とがわかる。さらに、比較鋼5は、この発明の成
分範囲ではあるがPCM値を高めにしたものである
ため、発明鋼に比べて靭性値が低く、また、PCM
が高いため溶接性も低下している。ただし各熱処
理間による材質変動は他の比較鋼に比べて小さ
く、この発明による成分系の特色の一部があらわ
れている。 これらに対して発明鋼7〜10は、添加合金の元
素量の変動に拘らずいずれもX60グレードで高溶
接性、高靭性を、各熱処理後に具備していること
がわかる。なお、500℃焼きもどしではY.S.が所
定の強度(42.7Kgf/mm2)ギリギリの値となるこ
とがあり、焼きもどし温度は550℃〜650℃とする
ことの必要性が明らかである。 さらに、PCM値がほぼ同等な比較鋼4と発明鋼
9を用いて曲管製造材質調査を行つた。 両鋼とも通常の熱間圧延法により、1.5インチ
厚鋼板とし、UOE製造法にて外直径22インチ長
さ6mのUOE鋼管をつくつた。この鋼管を誘導
加熱法で加熱し曲げ加工して曲管を製造した。な
お、この加熱温度はパイロメータで測温し、管外
表面で1100℃とした。 その後、630℃で焼きもどし処理を行つたのち、
曲管の各部位から試験片を採取し材料試験を行つ
た。その結果を表3に示す。
【表】
【表】 比較鋼に比べ、発明鋼は各部位による材質変動
が少なく高強度靭性曲管となることがわかる。 表3の試験片採取位置A〜CとD〜Fとで、曲
げ加工の外側と内側を区別し、A、Fは曲管の外
表面、C、Dが同じく内表面、そしてB、Eが肉
厚中心からの採取試験片を示している。 (発明の効果) この発明の厚肉高強度低PCM曲管は熱間曲げ加
工で特別の配慮を必要とせずして曲げ加工後の材
料の均質性に優れまた溶接性も良好で実地溶接の
実施工時におけるメリツトも大きい。 またこの発明の方法は厳密な加熱温度制御、温
度ばらつきに対する配慮が不要なため、作業性の
向上、生産性の向上がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオーステナイト粒径と加熱温度線図、
第2図は加熱温度による材質変化線図、第3図は
誘導加熱曲げ想定実験によるPCMと材質の関係グ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C:0.04〜0.12wt%、Si:0.20〜0.60wt% Mn:0.80〜1.60wt%、Ni:0.05〜0.50wt% Mo:0.10〜0.25wt%、V:0.030〜0.100wt% Ti:0.005〜0.050wt% Nb:0.020〜0.080wt% Cu:0.05〜0.50wt% Al:0.010〜0.100wt%及び N:0.0020〜0.0060wt% を、下記式で与えられるPCM値0.19%以下で含み、
    残部鉄及び不純物から成る厚肉高強度低PCM
    管。 記 PCM =C+Si/30+1/20(Mn+Cu)+Ni/60+Mo/15 +V/10(%) 2 C:0.04〜0.12wt%、Si:0.20〜0.60wt% Mn:0.80〜1.60wt%、Ni:0.05〜0.50wt% Mo:0.10〜0.25wt%、V:0.030〜0.100wt% Ti:0.005〜0.050wt% Nb:0.020〜0.080wt% Cu:0.05〜0.50wt% Al:0.010〜0.100wt%及び N:0.0020〜0.0060wt% を下記式で与えられるPCM値0.19%以下で含有す
    る組成になる厚肉鋼管をAC3点温度以上で1100℃
    以下に加熱し、該温度で曲げ加工した後、冷却
    し、550〜650℃で焼もどしを施すことを特徴とす
    る厚肉高強度低PCM曲管の製造方法。 記 PCM=C+Si/30+1/20(Mn+Cu)+Ni/60+Mo/15 +V/10(%)
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