JPH0567601A - 液中異物付着制御法 - Google Patents

液中異物付着制御法

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JPH0567601A
JPH0567601A JP22687391A JP22687391A JPH0567601A JP H0567601 A JPH0567601 A JP H0567601A JP 22687391 A JP22687391 A JP 22687391A JP 22687391 A JP22687391 A JP 22687391A JP H0567601 A JPH0567601 A JP H0567601A
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zeta potential
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JP22687391A
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Yoichi Takahara
洋一 高原
Katsuhiro Ota
勝啓 太田
Akio Saito
昭男 斉藤
Hitoshi Oka
齊 岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体の製造プロセスにおいて、各種金属、合
金、セラミックスを含む無機物または有機物を含む化合
物の異物の付着を防止する技術を提供する。 【構成】溶液中にある異物および基板のゼ−タ電位(表
面電位)を制御できる物質を、溶液中に添加することに
より、溶液中にある異物の付着を防止あるいは低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造工程等
において半導体ウェハ等半導体基板の表面に異物が付着
するのを防止あるいは低減させる洗浄法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハ等の基板の表面に形成され
る集積回路は、近年ますます集積度が増加しており、そ
れにつれてパタ−ンの線幅が微細化してきている。次期
16MDRAMにおいて最小加工寸法は0.5μmであ
り、その製造工程でより微小な異物が製品の品質や歩留
まりの向上の障害になると考えられる。
【0003】従来、基板表面を洗浄する手段として、ア
−ルシ−エ−レビュ−31(1970年)第187頁か
ら第206頁[RCA Review,31(197
0)P.187〜206]で述べられているように、ア
ンモニア水と過酸化水素水の混合物を80℃程度に加熱
し、これにウェハを浸漬する方法や、超純水中で、超音
波を加える方法がある。特に、後者の超音波洗浄に関し
ては通常の50kHzではなく、ジャ−ナルオブエレク
トロニックマテリアルズ第8巻(1979年)第855
頁から第864頁[J.Elec.Material
s,8(1979)P855〜864]で述べられてい
るように、850kHzの周波数のものを用いたり、特
開昭60−187380号公報で述べられているよう
に、超音波放射表面と液面の距離を変化させたり、特開
昭61−101283号公報で述べられているように、
基本周波数に周波数変調を行ったり、様々な工夫を施し
て実用に供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積回路における集積
度の高密度化により次期16MDRAMにおける最小加
工寸法は0.5μmであり、それにつれて、洗浄の対象
となっている異物の大きさも微小化し、0.05μmの
異物をも除去する必要があると考えられている。
【0005】異物が微小化するにつれて大気中における
存在数が増加し、現在(4MDRAM)対象となってい
る0.13μmの異物より0.05μmの異物は数倍多
く存在する。また、異物が微小化するにつれて、基板に
付着しやすくなると考えられ、ますます微小異物の洗浄
技術の必要性が高まっている。
【0006】しかし、超音波等機械的な力で基板から異
物を除去する従来法では、異物が微小化するにつれて、
その質量や表面積が小さくなるので、一個あたりにかか
る機械的な力は小さくなり除去しにくくなる。また、基
板へのダメージも、半導体の集積度の向上に伴って問題
になってきている。そのため従来法では、微小化した異
物の除去はむずかしいと考えられる。
【0007】本発明の目的は、基板への異物の付着を防
止あるいは低減する制御法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶液中にある
異物のゼ−タ電位(表面電位)を制御できる物質を、該
溶液中に添加することにより、溶液中にある前記異物の
付着を防止あるいは低減する液中異物付着制御法に関す
る。
【0009】図1に、本発明の基本概念図を示す。図1
(a)は、基板−異物間の距離とポテンシャルエネルギ
(W)の関係を示したものであり、図1(b)は、基板
1と異物2との間の表面電荷3により形成される電気二
重層による静電気反発力、図1(c)は、基板1と異物
2との間のvan der Waals力による引力を
示す説明図である。図1(a)に示すように、液中では
基板1と異物2との間のポテンシャルエネルギWは、v
an der Waals力による引力(VA)と電気
二重層による静電気反発力(VR)の二つのポテンシャ
ルの和(W=VA+VR)であり、このポテンシャルの山
を超えることにより基板に異物が付着すると考えられ
る。そこで、本発明は、このポテンシャルの山を高くし
て、基板への異物の付着を低減させるために基板および
異物の表面電位(ゼ−タ電位)を大きくし静電気反発力
を高めることに着目してなされたものである。 図2に
基板への異物の付着量と異物のゼータ電位の関係を示
す。
【0010】図2において、4はフッ化水素酸でエッチ
ング処理したシリコン(Si)粒子(容積比でHF:H
2O=1:99のフッ化水素酸に浸漬後フィルタで捕集
した異物。以降ベアSi粒子という。)5は処理しない
Si粒子、6はポリスチレン粒子である。粒子の種類に
よってゼ−タ電位が異なっており、また、同じSi粒子
でも表面状態によりゼ−タ電位の値が異なり、基板への
異物の付着量が異なっている。従って、ゼ−タ電位を制
御することによって基板への異物の付着を防止あるいは
低減することができると考えられる。
【0011】また、基板と異物のゼ−タ電位は、一般的
には負であるが、まれにアルミナ基板とアルミナ粒子の
様に両者が正である場合もあり得る。ゼ−タ電位を制御
するとは、その絶対値を大きくすることを意味する。
【0012】本発明は、液中に特定の物質を添加するこ
とにより異物あるいは基板のゼ−タ電位を制御できると
いう知見に基づいてなされたものである。
【0013】ここで、ゼ−タ電位と滑り面の関係につい
て簡単に述べる。
【0014】異物が溶液中を移動する際、異物の周囲に
は液体分子が数層吸着して移動していくものと考えられ
る。このときの数層の液体分子とその周りの境界面を滑
り面といい、この面の電位が上記したように異物の付着
に関係している。(滑り面については、例えば、北原文
雄著「分散・乳化系の化学」(工学図書1979年)第
102頁に記されている。)一方、ゼ−タ電位は電気泳
動法により測定されるため、まさに、この滑り面の電位
を測定していることになる。(ゼ−タ電位測定の詳細は
後記の実施例に示した。)本発明ではゼ−タ電位、すな
わち、滑り面の電位を制御できる物質として、アルコ−
ル、グリコ−ル、アミン、アミド、アミノアルコ−ル、
アルデヒド、有機酸、エステル、ケトン及び非イオン界
面活性剤等の物質を液中に添加することが有効であるこ
とを見出した。これらの物質は、その分子内の電荷分布
が一様ではなく、ある部分はやや正に、ある部分はやや
負になっており、全体としてゼロとなっている。すなわ
ち、これらの物質は、双極子モ−メントを持っている。
そして、これらの物質により異物等のゼ−タ電位が変化
するのは、この電荷分布の不均一性が原因であると考え
られる。例えば、種々のアルコ−ルを用いた場合、ゼ−
タ電位の値は異なっており、これは以下のように分子内
の電荷分布の不均一性により半定量的に説明できる。
【0015】図3、図4は、異物表面に吸着したアルコ
−ル分子について、量子力学に基づく理論計算により求
めたアルコ−ルの分子内の電荷分布並びにゼ−タ電位を
示す。各アルコ−ルの異物1への吸着状態は図3に示す
場合と図4に示す場合が考えられる。図3に示す場合、
滑り面の位置を異物1の表面より三、四番目の原子とす
れば、その位置付近にある炭素原子の電荷の絶対値が大
きい程、ゼ−タ電位の絶対値は大きくなっていることが
分かる。すなわち、アルコ−ルが吸着した際、吸着端よ
り三、四番目の原子付近に存在する局所的な電荷の分布
がゼ−タ電位の値に影響を与えると考えることができ
る。一方、図4に示した場合、大きな負電荷を持つ酸素
原子の位置と滑り面との関係が異なっており、酸素原子
が滑り面に近い程ゼ−タ電位の絶対値は大きくなってい
ると考えることができる。従って、いずれの場合もゼ−
タ電位の大きさはアルコ−ル分子内の電荷分布の不均一
性によって決まるものと推論される。
【0016】ただし、ゼ−タ電位を制御できる物質は基
板あるいは異物に吸着することが不可欠であり、一分子
中に−OH、−CHO、−COOH及び−NH2等の親
水性の基と炭化水素基からなる疎水性の基を持つ物質で
ある点が共通点であり、このことより異物への吸着が起
こるものと考えられる。
【0017】また、ゼ−タ電位を制御できる物質は、い
ずれもイオン解離しにくい物質である。イオン解離しや
すい物質を液中に添加する場合には、液中のイオン濃度
が高くなり異物の付着が起こりやすくなる。すなわちゼ
−タ電位を大きくしても異物付着防止効果が充分に現わ
れない場合がある。従って、イオン解離しにくい物質を
用いることは本発明を実現する上で非常に好ましい。
【0018】従って、イオン解離しにくく、一分子中に
親水性の基と疎水性の基をもつ物質がゼ−タ電位の制御
に有効であることも理解できる。ただし、分子中の電荷
分布と滑り面との兼ね合いでゼ−タ電位制御効果は異な
ってくる。すなわち、異物への疎水性の基の吸着端から
二ないし六個目の原子のいずれか、あるいは複数個の原
子の電荷分布が負である物質が有効であることが容易に
理解できる。具体的にはそれらの原子が酸素原子、ハロ
ゲン原子及びチッ素原子等の電気陰性度の大きなもので
あるか、それらに結合する原子団が電子放出基あるいは
電気陰性度の大きな原子である場合である。また、さら
に複数種の物質を組合せることも有効である。
【0019】図5は、分子長の異なる二種類以上の非イ
オン界面活性剤等の分子が異物の表面に吸着した状態の
概念図である。図5におけるように、異物1の表面に分
子長の異なるCH3−R−R−R−R−OHとCH3−R
−R−R−OH(Rが、−(CH2)n−のときはアルコ
−ル、Rが−(CH2CH2O)m−、または−(CH2
n−と−(CH2CH2O)m−の組合せであるときは非イ
オン界面活性剤である。n、mは5〜20程度の整数。)
が吸着した場合には、密集して吸着した短いほうの分子
の分子末端が、疑似的粒子表面となり、すなわち、異物
の滑り面は、短いほうの分子の末端の外側にシフトす
る。そして、長いほうの分子の親水性の基(電気陰性度
の大きい酸素原子を含む。)がちょうど滑り面付近に位
置することになるので、ゼ−タ電位を制御できる有効な
方法となる。
【0020】図6(a)は、非イオン界面活性剤と比較
的分子鎖の短いアルコ−ルを組合せて添加された場合
に、これらが異物1の表面に吸着した状態を示す概念図
である。また、図6(b)と図6(c)は、非イオン界
面活性剤等とアミノアルコ−ルを組合せて添加された場
合に、これらが異物1の表面に吸着した状態を示す概念
図である。図6(a)〜図6(c)において、Rは図4
の場合と同じである。
【0021】このように、非イオン界面活性剤とアルコ
−ルまたはアミノアルコ−ルを組合せて用いる場合に
は、非イオン界面活性剤等の疎水基の部分に低分子量の
アルコ−ルやアミノアルコ−ルが吸着するためにゼ−タ
電位変化が起こると考えられる。そして、異物の種類に
よっては、吸着量が多くなるため、ゼ−タ電位の変化も
より大きくなる。従って、異物の付着防止効果も大きく
なる。
【0022】非イオン界面活性剤等と組合せることによ
り付着防止効果が大きくなるものは、上記の他グリコ−
ル、アミン、アミド、アルデヒド、有機酸、エステル及
びケトンなど一分子中に親水性の基と疎水性の基を持つ
物質である。
【0023】上記のような物質の添加濃度は、物質の種
類にもよるが、一般的に、溶液に対して10 ̄7〜25
vol%である。10 ̄7vol%以上の添加で効果が
あり、25vol%より多くの添加は意味がない。
【0024】最適添加濃度の範囲は、アルコ−ルの場合
で0.1〜2.5vol%、アミノアルコ−ルの場合で
10 ̄7〜10 ̄1vol%、有機酸の場合で0.001
〜0.1vol%、アルデヒドの場合で0.1〜1.0
vol%,ケトンの場合で0.1〜2.0vol%など
である。
【0025】
【作用】本発明は、ゼ−タ電位を制御できる物質を溶液
に添加することにより、溶液中の異物のゼ−タ電位の絶
対値を大きくなり、液中の基板と異物との間の静電気反
発力が増大する。その結果、異物基板間のポテンシャル
エネルギが高くなり、基板への異物の付着を防止あるい
は低減することが可能となる。
【0026】
【実施例】先ず、ゼータ電位測定法について述べる。
【0027】ゼータ電位は通常電気泳動法により求める
ことができる。電気泳動とは、液中に電場をかけたとき
表面電荷を持つ異物が移動する現象をいい、その異物の
移動速度を測定することによって、移動速度と比例関係
にある異物のゼータ電位を求めることができる。本発明
では、この原理に基づいたPen Kem製LASER
ZEE TM Model 501により、異物のゼ
−タ電位の測定を行なった。
【0028】本発明の効果を確認するために、ポリスチ
レン粒子、Fe粒子、Si粒子及びSiO2粒子を用い
た。これらの粒子を用いたのは、単に粒子径の揃ったも
のが容易に入手できるためであり、本発明の効果はもち
ろんこれらの異物に限定されるものではない。
【0029】ポリスチレン粒子は、The Dow C
hemical Company製の粒子径1〜0.0
38μmのものを用いた。Fe粒子、Si粒子及びSi
2粒子は高純度化学製の粒子径1μmのものを用い
た。Si粒子については前処理しない場合と、容積比
が、HF:H2O=1:99のフッ化水素酸に一分間エ
ッチング処理した後実験に用いたベアSi粒子の場合と
がある。
【0030】ゼ−タ電位の値は粒子の粒子径に依存しな
いと考えられ、粒子径での測定デ−タは0.05μm程
度の超微粒子においてもそのまま用いることができる。
【0031】(実施例1)イオン解離しにくく、親水性
の基と疎水性の基を持つ物質のゼ−タ電位制御効果を示
す。アルコ−ル、アルデヒド、有機酸、エステル及びケ
トン等広範囲な物質にゼ−タ電位制御効果が認められ
た。このうち添加濃度とゼ−タ電位制御効果の一例とし
て、フッ化水素酸でエッチング処理したベアSi粒子に
エタノ−ルを添加した場合について述べる。
【0032】図7にエタノ−ルの添加濃度とベアSi粒
子のゼ−タ電位変化の関係を示す。エタノ−ル添加前の
ベアSi粒子は−23.2mVであったが、0.5vo
l%のエタノ−ルの添加によりSi粒子のゼ−タ電位を
−47.3mVまで制御することができた。(図7には
記載していないが25vol%(20wt%)程度の添
加まで効果があった。)ゼ−タ電位の値が極小となる添
加濃度は物質によって異なるが、エタノ−ル以外の物質
についても図7と同様の結果が得られた。表1及び表2
に、各種物質についてゼ−タ電位の値が極小となるとき
の添加濃度とそのときのゼ−タ電位の値を示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】(実施例2)アミノアルコ−ルに関して
は、より少ない添加濃度でより大きな効果が得られた。
各種アミノアルコ−ルを添加したときのゼ−タ電位の変
化を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】また、2−アミノエタノ−ルを添加した際
の添加濃度と1μmのポリスチレン粒子のゼ−タ電位の
関係を図8に、またモノイソプロパノ−ルアミンを添加
した際の添加濃度とゼ−タ電位の関係を図9に示す。ア
ミノアルコ−ルの場合には実施例1の物質のようにゼ−
タ電位の値が極小となることは少なく、図8及び図9に
示すように添加すればする程ゼ−タ電位の絶対値は大き
くなった。
【0038】そして、アミノアルコ−ルは10 ̄7mo
l/l(6×10 ̄7vol%)以上の添加でゼ−タ電
位制御に充分な効果が見られた。
【0039】(実施例3)表4にはハロゲン原子を含む
アルコ−ル等を添加した際のゼ−タ電位の変化を示し
た。
【0040】
【表4】
【0041】ヘキサフルオロ−2−プロパノ−ルや1
H,1H−ペンタフルオロプロパノ−ルについては、ゼ
−タ電位を大きく変化させる効果のあることが分かっ
た。いずれもハロゲン原子を含まない物質よりも効果が
大きいことが分かる。
【0042】また、ハロゲンを含む界面活性剤の例とし
てペンタデカフルオロカプリル酸について検討した。ゼ
−タ電位を変化させる効果のあることがわかった。
【0043】(実施例4)表5にはチッ素原子を含む物
質を添加した際のゼ−タ電位の変化を示した。
【0044】
【表5】
【0045】ホルムアミドやN−メチルホルムアミドに
ついては、ゼ−タ電位を大きく変化させる効果のあるこ
とが分かった。いずれもチッ素原子を含まない物質より
も効果が大きいことが分かる。
【0046】(実施例5) (R:−(CH2)n−,nは5〜20程度の整数。)で
示される非イオン界面活性剤を合成し、ゼ−タ電位制御
効果について検討した。その結果を表6に示す。
【0047】
【表6】
【0048】多くの粒子に対して効果のあることが分か
った。類似の構造を持つ界面活性剤についても同様の効
果が期待できる。
【0049】(実施例6)分子長の異なる二種類の非イ
オン界面活性剤I:CH3(CH210CH2O(CH2
2O)12H及びII:CH3(CH214CH2O(CH2
CH2O)14Hを合成し、これらについてゼ−タ電位制
御効果について検討した。その結果を表7に示す。
【0050】
【表7】
【0051】多くの粒子に対して効果のあることが分か
った。類似の構造を持つ界面活性剤の組合せにも同様の
効果が期待できる。
【0052】(実施例7)非イオン界面活性剤CH
3(CH210CH2O(CH2CH2O)12Hとアルコ−
ルを組合せて用いた例を表8に示す。
【0053】
【表8】
【0054】特に、アルコ−ルだけでは効果の小さいF
e粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな効果の
あることが分かった。もちろんエタノ−ル以外のアルコ
−ルにも同様の効果が期待できる。
【0055】(実施例8)非イオン界面活性剤CH
3(CH210CH2O(CH2CH2O)12Hとアミノア
ルコ−ルを組合せた例を表9に示す。
【0056】
【表9】
【0057】特に、アミノアルコ−ルだけでは効果の小
さいFe粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな
効果のあることが分かった。
【0058】(実施例9)本発明による異物の付着防止
効果を以下の手順により確認した。図10に示すよう
に、0.038μmのポリスチレン粒子を液槽9の超純
水中に分散し(異物濃度は5×1011個/m3に調
整)、4インチSiウエハ8を一定時間浸漬した。次い
で、これを液9中より引き上げてスピンナ乾燥し、電子
顕微鏡により付着ポリスチレン粒子数を測定した。浸漬
時間と付着数の関係を図11に10として示す。浸漬時
間とともに付着数は増加することがわかった。次に、2
−アミノエタノールを6×10 ̄5vol%加えた後、
同様にして付着実験を行い、得られた結果を同じく図1
1に11として示す。ほとんど付着は見られなかった。
【0059】また、2−アミノエタノールの代りにエタ
ノールを添加した場合は、付着量が三分の一程度に減少
した(図12の12) (実施例10)次に0.038μmポリスチレン粒子を
用いた同様の付着実験を、塩酸を加え溶液の水素イオン
濃度を調整して行った。pH=3での浸漬時間と付着数
の関係は超純水中での結果と同じで図11と同様であっ
た。すなわち、浸漬時間とともに付着数は増加し、2−
アミノエタノールを6×10 ̄5wt%加えることによ
りほとんど付着は見られなかった。
【0060】(実施例11)次に0.2μmポリスチレ
ン粒子を用いて同様の付着実験を行った。ただし、付着
粒子数の測定には光学顕微鏡を用いた。0.2μm粒子
は超純水中ではほとんど付着が見られないので、塩酸を
加え溶液の水素イオン濃度を調整して実験を行った。図
13の13として示すようにpH3程度より酸性が大き
くなると、0.2μm粒子は付着するようになる。(異
物濃度は4×1012個/m3とし、ウエハは十分間浸漬
した。)2−アミノエタノールを6×10 ̄5vol%
加えたところ、図13の14として示すように付着の起
こる水素イオン濃度は変化した。すなわち、2−アミノ
エタノールの添加によりあるpHで起きていた付着を防
止できることを示している。
【0061】(実施例12)次に1μmポリスチレン粒
子を用いて同様の付着実験を行った。ただし、付着粒子
数の測定には光学顕微鏡を用いた。1.0μm粒子は超
純水中ではほとんど付着が見られないので、塩酸を加え
溶液の水素イオン濃度を調整して実験を行った。図14
の15として示すようにpH2.2程度より酸性が大き
くなると、1.0μm粒子は付着するようになる。(異
物濃度は5×1013個/m3とし、ウエハは10分間浸
漬した。)2−アミノエタノールを6×10 ̄5vol
%加えたところ、図14の16として示すように付着の
起こる水素イオン濃度は変化した。すなわち、2−アミ
ノエタノールの添加によりあるpHで起きていた付着を
防止できること、すなわち、より酸性の高い領域まで付
着を防止できることを示している。
【0062】尚、アルカリ側でも対称的に効果があり、
2−アミノエタノールの添加により、付着が生じる領域
をよりアルカリ性の高いところまでずらすことができ
る。
【0063】(実施例13)次に容積比でHF:H2
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのベ
アSi粒子を分散させ、同様の付着実験を行なった。
(異物濃度は5×1013個/m3に調整した。)図15
に17として示すように浸漬時間と共に付着数は増加す
ることが分かった。次に、実施例7で用いた非イオン界
面活性剤10 ̄6mol/lと2−アミノエタノ−ル6
×10 ̄5vol%を加えた後、同様にして付着実験を
行なった。そして、得られた結果を同じく図15の18
に示す。ほとんど付着は見られなくなった。
【0064】(実施例14)次に、超純水中に粒子径1
μmのSi粒子を分散させ、同様の付着実験を行なっ
た。(Si粒子はフッ酸でエッチング処理せず、異物濃
度は5×1013個/m3に調整した。図16に19とし
て示すようにpH2.2程度より酸性が大きくなると、
1μm粒子は付着するようになる。実施例7で用いた非
イオン界面活性剤10 ̄6モル/lと2−アミノエタノ
ールを6×10 ̄5vol%加えたところ、図16の2
0として示すように付着の起こる水素イオン濃度はより
酸性側に変化した。すなわち、2−アミノエタノールの
添加によりあるpHで起きていた付着を防止できること
がわかった。
【0065】(実施例15)次に、超純粋中に粒子径1
μmのSiO2粒子を分散させ、同様の付着実験を行っ
た。(異物濃度は5×1013個/m3に調整し、ウエハ
は十分間浸漬した。)図17の21として示すようにp
H2.2程度より酸性が大きくなると、1μm粒子は付
着するようになる。実施例7で用いた非イオン界面活性
剤10 ̄6mol/lと2−アミノエタノールを6×1
0-5vol%加えたところ、図17に22として示すよ
うに付着の起こる水素イオン濃度はより酸性側に変化し
た。すなわち、2−アミノエタノールの添加によりある
pHで起きていた付着を防止できることがわかった。
【0066】(実施例16)次に、超純水中に粒子径1
μmのFe粒子を分散させ、同様の付着実験を行った。
(異物濃度は5×1013個/m3に調整。)図18に2
3として示すようにpH3程度より酸性が大きくなる
と、1μm粒子は付着するようになる。実施例7で用い
た非イオン界面活性剤10 ̄6mol/lと2−アミノ
エタノールを6×10 ̄5vol%加えたところ、図1
8の24として示すように付着の起こる水素イオン濃度
は変化した。すなわち、2−アミノエタノールの添加に
よりあるpHで起きていた付着を防止できることがわか
った。
【0067】(実施例17)次に、2−アミノエタノー
ルの添加量と付着防止効果の関係について検討した。1
μmのポリスチレン粒子を分散させ、同様の付着実験を
行った。(異物濃度は5×1013個/m3に調整し
た。)図19に25として示すようにpH2.2程度よ
り酸性が大きくなると、1μm粒子は付着するようにな
る。2−アミノエタノールを6×10 ̄5vol%加え
たところ、図19に26として示すように付着の起こる
水素イオン濃度は変化した。2−アミノエタノールの添
加量を6×10 ̄3vol%とすると、図19に27と
して示すように付着の起こる水素イオン濃度はさらに小
さくなり、付着防止効果がより大きくなることが明らか
になった。すなわち、2−アミノエタノールの添加量が
多くなることにより異物のゼータ電位の絶対値が大きく
なり、それだけ付着防止効果が大きくなったと考えられ
る。従って他の粒子に対しても添加量を多くすることに
より同様に効果が期待できる。
【0068】(実施例18)次に、容積比でHF:H2
O=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmの
Si粒子を分散させ、同様の付着実験を行なった。(粒
子濃度は5×1013個/cm3に調整。)図20に示す
ように浸漬時間と共に付着数は増加することが分かっ
た。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性剤10 ̄
7mol/lとm−アミノフェノ−ルを1vol%を加
えた後、同様にして付着実験を行ない、得られた結果を
同じく図20の29に示す。ほとんど付着は見られなか
った。
【0069】(実施例19)次に、容積比でHF:H2
O=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmの
Si粒子を分散させ、同様の付着実験を行なった。(粒
子濃度は5×1013個/cm3に調整した。)図21に
示すように浸漬時間と共に付着数は増加することが分か
った。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性剤10
7mol/lとホルムアミド0.5vol%を加えた
後、同様にして付着実験を行ない、得られた結果を同じ
く図21の31に示す。ほとんど付着は見られなかっ
た。
【0070】(実施例20)次に容積比でHF:H2
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのS
i粒子を分散させ、同様の付着実験を行なった。(粒子
濃度は5×1013個/cm3に調整した。)図22に示
すように浸漬時間と共に付着数は増加することが分かっ
た。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性剤10 ̄
7mol/lとベンジルアミン10 ̄5mol/lを加え
た後、同様にして付着実験を行ない、得られた結果を同
じく図22の33に示す。ほとんど付着は見られなかっ
た。
【0071】以上の付着実験により、本発明で述べたゼ
−タ電位の制御が異物の付着防止や低減に有効であるこ
とが実証された。
【0072】(実施例21)本発明を実施するための洗
浄システムの一例を図23に示す。図23において、超
純水製造部34で製造された超純水と、ゼータ電位制御
物質貯蔵部35から混合量調節器36を介して供給され
るゼータ電位制御物質が、洗浄槽37に送られて混合さ
れ、Siウエハ搬送系38から洗浄槽37に運ばれるS
iウエハの洗浄に用いられる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、液中における異物の付
着を防止および低減することができるため、半導体装
置、薄膜デバイス、ディスク等のエレクトロニクス部品
の歩留まり高めることができ、低コストで製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異物−基板間の距離とポテンシャ
ルエネルギ−の関係を示す特性図、
【図2】異物のゼ−タ電位と粒子濃度の関係を示す説明
図、
【図3】異物表面に吸着したアルコ−ル分子の電荷分布
と滑り面の電位を示す説明図、
【図4】異物表面に吸着したアルコ−ル分子の電荷分布
と滑り面の電位を示す説明図、
【図5】異物表面に吸着した非イオン界面活性剤分子ま
たはアルコ−ル分子を示す説明図、
【図6】非イオン界面活性剤とアルコ−ルを組合せて添
加した場合に吸着した状態を示す説明図、
【図7】エタノ−ルの添加量とベアSi粒子のゼ−タ電
位の関係を示す特性図、
【図8】2−アミノエタノ−ルの添加量とポリスチレン
粒子のゼ−タ電位の関係を示す特性図、
【図9】異物のゼ−タ電位とモノイソプロパノ−ルアミ
ンの添加量の関係を示す特性図、
【図10】4インチSiウエハを異物含有超純水溶液に
浸漬して取り出す工程図、
【図11】ウエハの浸漬時間と異物付着数との関係を示
すグラフ、
【図12】ウエハの浸漬時間と異物付着数との関係を示
すグラフ、
【図13】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図14】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図15】ウエハの浸漬時間と異物付着数との関係を示
すグラフ、
【図16】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図17】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図18】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図19】水素イオン濃度と異物付着数の関係を示す特
性図、
【図20】ウエハの浸漬時間と異物付着数の関係を示す
特性図、
【図21】ウエハの浸漬時間と異物付着数の関係を示す
特性図、
【図22】ウエハの浸漬時間と異物付着数の関係を示す
特性図、
【図23】本発明に係る洗浄システムの一例を示す特性
図。
【符号の説明】
1…基板、 2…異物、 3…表面電荷、 4…ベアSi粒子、 5…Si粒子、 6…Fe粒子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 齊 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶液中にある異物のゼ−タ電位を制御でき
    る物質を、前記溶液中に10 ̄7〜25vol%の範囲
    の添加濃度で添加することにより、前記溶液中にある被
    吸着体である前記異物の付着を防止あるいは低減するこ
    とを特徴とする液中異物付着制御法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、分子内に電荷分布の
    ある物質である液中異物付着制御法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、一分子中に親水性の
    基と疎水性の基を持つ物質である液中異物付着制御法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、分子末端から二ない
    し六個目の原子のいずれか、あるいは複数個の原子の電
    荷分布が負である分子からなる物質である液中異物付着
    制御法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、イオン解離しにくい
    物質である液中異物付着制御法。
  6. 【請求項6】請求項3において、一分子中に親水性の基
    と疎水性の基を持つ物質が、前記疎水性の基の水素原子
    の一部あるいは全てをハロゲン原子で置き換えた物質で
    ある液中異物付着制御法。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、一分子中にアミノ基
    と水酸基をもつ物質である液中異物付着制御法。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、一分子中にアミド基
    をもった物質である液中異物付着制御法。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記溶液中にある異物
    のゼ−タ電位を制御できる物質が、一分子中にベンゼン
    環とアミノ基を含んだ物質である液中異物付着制御法。
  10. 【請求項10】請求項3において、一分子中に親水性の
    基と疎水性の基を持つ物質が、前記疎水性の基の水素原
    子の一部あるいは全てをチッ素原子で置き換えた物質で
    ある液中異物付着制御法。
  11. 【請求項11】請求項2,3,4,5,6,7,8,9
    または10において、分子長の異なる二種類以上の物質
    を添加することにより行なう液中異物付着制御法。
  12. 【請求項12】請求項1において、一種類以上の非イオ
    ン界面活性剤と一分子中に親水性の基と疎水性の基を持
    つ物質を添加することにより行なう液中異物付着制御
    法。
  13. 【請求項13】請求項2,3,4,5,6,7,8,
    9,10または11において、一種類以上の非イオン界
    面活性剤とを添加することにより行なう液中異物付着制
    御法。
  14. 【請求項14】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10において、非吸着体が各種金属、合
    金、セラミックスを含む無機物または有機物を含む化合
    物である液中異物付着制御法。
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