JPH0374845A - 液中微粒子付着制御方法 - Google Patents
液中微粒子付着制御方法Info
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- JPH0374845A JPH0374845A JP21018889A JP21018889A JPH0374845A JP H0374845 A JPH0374845 A JP H0374845A JP 21018889 A JP21018889 A JP 21018889A JP 21018889 A JP21018889 A JP 21018889A JP H0374845 A JPH0374845 A JP H0374845A
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Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置、薄膜デバイス、磁気ディスク、光
ディスク等のエレクトロニクス装置の洗浄技術に係り、
特に液中微粒子付着制御方法に関する。
ディスク等のエレクトロニクス装置の洗浄技術に係り、
特に液中微粒子付着制御方法に関する。
LSI等の高密度化、高集積化にともない、微小な異物
等による素子特性や歩留りの低下が問題となっている。
等による素子特性や歩留りの低下が問題となっている。
このためアールシーニーレビュー31 (1970年)
第187頁から206頁[RCA Review。
第187頁から206頁[RCA Review。
31 (1970) P、187〜206]で述べられ
ているように。
ているように。
アンモニア水と過酸化水素水の混合物を80℃程度に加
熱し、これにウェハを浸漬する方法や、超純水中で超音
波を加える方法により微小な異物を除去していた。特に
後者の超音波洗浄に関しては通常の50k Hzではな
く、ジャーナルオブエレクトロ二ックマテリアルズ第8
巻(1979年)第855頁から864頁(J 、
Elec、 Materials、 8 (1979
)p、855〜864〕で述べられているように850
kHzの周波数のものを用いたり、特開昭60−187
380で述べられているように超音波放射面と液面の距
離を変化させたり、特開昭61−101283で述べら
れているよに基本周波数に周波数変調を行なったり、様
々な工夫を施し実用に供していた。
熱し、これにウェハを浸漬する方法や、超純水中で超音
波を加える方法により微小な異物を除去していた。特に
後者の超音波洗浄に関しては通常の50k Hzではな
く、ジャーナルオブエレクトロ二ックマテリアルズ第8
巻(1979年)第855頁から864頁(J 、
Elec、 Materials、 8 (1979
)p、855〜864〕で述べられているように850
kHzの周波数のものを用いたり、特開昭60−187
380で述べられているように超音波放射面と液面の距
離を変化させたり、特開昭61−101283で述べら
れているよに基本周波数に周波数変調を行なったり、様
々な工夫を施し実用に供していた。
上記従来技術は4 Mbit D RA M等の超LS
I製造に用いられる0、8.プロセスで問題とされる粒
径0.084程度の異物に対しては有効であるが、。
I製造に用いられる0、8.プロセスで問題とされる粒
径0.084程度の異物に対しては有効であるが、。
16M以降に問題とされる粒径0.05.以下の超微粒
異物に対しては上述した様々の工夫を行なっても除去効
果は不十分である。
異物に対しては上述した様々の工夫を行なっても除去効
果は不十分である。
そこで異物除去法には限界があると考え、異物付着防止
技術により上記問題を解決した。半導体装置製造工程に
おいてウェハに異物が付着する機会は多岐にわたるが、
液体に浸漬する処理で付着する場合も多い、そこで第2
図に示すようにウェハ等のエレクトロニクス部品2が気
液界面を通過して9例えば液槽3中の液3a中に存在す
る面積が増大していく「浸漬時」 (第2図(a))、
液中に保持されている「液中保持時」 (第2図(b)
)。
技術により上記問題を解決した。半導体装置製造工程に
おいてウェハに異物が付着する機会は多岐にわたるが、
液体に浸漬する処理で付着する場合も多い、そこで第2
図に示すようにウェハ等のエレクトロニクス部品2が気
液界面を通過して9例えば液槽3中の液3a中に存在す
る面積が増大していく「浸漬時」 (第2図(a))、
液中に保持されている「液中保持時」 (第2図(b)
)。
ウェハが気液界面を通過して液中に存在する面積が減少
していく「引上げ時」 (第2図(C))に分は異物の
付着しやすさを検討したところ、第2図(a)の「浸漬
時」と第2図(b)の「液中保持時」に付着しやすいこ
とがわかった。
していく「引上げ時」 (第2図(C))に分は異物の
付着しやすさを検討したところ、第2図(a)の「浸漬
時」と第2図(b)の「液中保持時」に付着しやすいこ
とがわかった。
したがって9本発明の目的は、r液中保持時」の異物付
着を防止する改良された液中微粒子付着制御方法を提供
することにある。
着を防止する改良された液中微粒子付着制御方法を提供
することにある。
上記目的は。
(1)エレクトロニクス部品の製造工程において。
前記部品の一部を構成する基板と液中微粒子間のファン
デアワールスカ及び電気二重層力の少なくとも一方を制
御することにより、前記基板へ付着する異物量を任意に
制御し得るようにして成る液中微粒子付着制御方法によ
り、達成される。
デアワールスカ及び電気二重層力の少なくとも一方を制
御することにより、前記基板へ付着する異物量を任意に
制御し得るようにして成る液中微粒子付着制御方法によ
り、達成される。
そして好ましくは。
(2)上記制御が、液体中のイオン濃度の制御であるこ
とにより。
とにより。
(3)上記制御が、上記基板と液中微粒子の表面電位の
制御であることにより。
制御であることにより。
(4)上記制御が、液中微粒子の粒径の制御であること
により。
により。
(5)上記制御が、液体の流れの制御であることにより
、そして (6)上記制御が、液体のハマカ定数の制御である上記
(1)記載の液中微粒子付着制御方法により、達成され
る。また。
、そして (6)上記制御が、液体のハマカ定数の制御である上記
(1)記載の液中微粒子付着制御方法により、達成され
る。また。
(7)ファンデアワールスカ及び電気二重層力による基
板、微粒子間のポテンシャルをWとした時。
板、微粒子間のポテンシャルをWとした時。
一般式
ただし、にはボルツマン定数、Tは温度、dは液体の流
れにより値が異なり2層流状態では層流境界層厚さδに
より次式で表される ただし、D:微粒子の拡散係数 υ;液体の動粘性係数 また、ほとんど流れのない場合はd=30〜50μとな
るようにイオン濃度、基板、微粒子の表面電位及び微粒
子の粒径の少なくとも1つを制御して成る微粒子付着防
止方法により。
れにより値が異なり2層流状態では層流境界層厚さδに
より次式で表される ただし、D:微粒子の拡散係数 υ;液体の動粘性係数 また、ほとんど流れのない場合はd=30〜50μとな
るようにイオン濃度、基板、微粒子の表面電位及び微粒
子の粒径の少なくとも1つを制御して成る微粒子付着防
止方法により。
度、基板、微粒子の表面電位及び微粒子の粒径の少なく
とも1つを制御して成る上記(7)記載の微粒子付着制
御方法により。
とも1つを制御して成る上記(7)記載の微粒子付着制
御方法により。
(9)上記表面電位の制御を、1分子中に親水性基と疎
水性基を持つ物質を液体中に添加することにより行なう
上記(3)記載の液中微粒子付着制御方法により。
水性基を持つ物質を液体中に添加することにより行なう
上記(3)記載の液中微粒子付着制御方法により。
(10)上記表面電位の制御を、液体中に電場、電磁波
及び超音波の少なくとも1つを加えることにより行なう
上記(3)記載の液中微粒子付着制御方法により。
及び超音波の少なくとも1つを加えることにより行なう
上記(3)記載の液中微粒子付着制御方法により。
(11)上記液中微粒子の粒径の制御を、*粒子の凝集
剤ないしは分散剤を加えることにより行なう上記(4)
記載の液中微粒子付着制御方法により。
剤ないしは分散剤を加えることにより行なう上記(4)
記載の液中微粒子付着制御方法により。
(12)上記基板の表面電位と液中微粒子の表面電位の
積を、少なくとも4.9X10−3(1)にして成る上
記(3)記載の液中微粒子付着防止方法。
積を、少なくとも4.9X10−3(1)にして成る上
記(3)記載の液中微粒子付着防止方法。
(13)上記電場を基板の表面側で少なくとも+0.1
V/cmとなるように加えて成る上記(10)記載の微
粒子付着制御方法により、達成される。
V/cmとなるように加えて成る上記(10)記載の微
粒子付着制御方法により、達成される。
上記手段を達成するためには、基板、液中微粒子間のフ
ァンデアワールスカ、電気二重層力を制御すればよい。
ァンデアワールスカ、電気二重層力を制御すればよい。
ファンデアワールスカは2つの物体間に働く分子間力で
そのポテンシャルV^は基板、微粒子(球と仮定)間で
は次式で表わされる。
そのポテンシャルV^は基板、微粒子(球と仮定)間で
は次式で表わされる。
着するために生ずるもので静電気的な力である。
そのポテンシャルVRは基板、微粒子(球と仮定)間で
は次式で表わされる。
は次式で表わされる。
ただし、ε;液体の誘電率
ここでψ6は基板の表面電位、ψは微粒子の表面電位で
あり、実測できる値としてゼータ電位で近似する。ゼー
タ電位は電気泳動法によって測定される。に(カッパ)
はデバイ定数と呼ばれるもので次式で表わされる。
あり、実測できる値としてゼータ電位で近似する。ゼー
タ電位は電気泳動法によって測定される。に(カッパ)
はデバイ定数と呼ばれるもので次式で表わされる。
ただし、a;微粒子の半径
X;基板、微粒子間距離
ここでHamはハマカ(Hamaker)定数と呼ばれ
。
。
基板、微粒子の種類、液体の種類によって決まる。
電気二重層力は物体の周囲に液中のイオンが吸ただし、
z;イオン価数 e;電子の電荷に;ボルツマン定数
T;温度 ここでnoは液中のイオン濃度である。
z;イオン価数 e;電子の電荷に;ボルツマン定数
T;温度 ここでnoは液中のイオン濃度である。
以上の知見は一般に知られたものであり12例えば北原
他著「分散・乳化系の化学」 (工学図書’79) 2
82頁を参照されたい。
他著「分散・乳化系の化学」 (工学図書’79) 2
82頁を参照されたい。
さて9以上述べたことより、異物付着を防止する目的で
ファンデアワールスカ、電気二重層力を制御するために
は、液中のイオン濃度、基板および微粒子の表面電位、
微粒子の粒径、ハマカ定数Hamを制御すればよいこと
がわかった。
ファンデアワールスカ、電気二重層力を制御するために
は、液中のイオン濃度、基板および微粒子の表面電位、
微粒子の粒径、ハマカ定数Hamを制御すればよいこと
がわかった。
しかし、異物付若番防止するために必要なこれら諸国子
の具体的制御量については従来の考え方では得ることが
できず9本発明ではじめて明確となった。以下この点に
ついて説明する。
の具体的制御量については従来の考え方では得ることが
できず9本発明ではじめて明確となった。以下この点に
ついて説明する。
微粒子が基板に付着する過程は、第1図にその基本概念
図を示すように拡散現象であると考えることが本発明の
主眼である。従って第3図に示すような一次元の座標系
で考えると、微粒子付着を表現する拡散方程式は。
図を示すように拡散現象であると考えることが本発明の
主眼である。従って第3図に示すような一次元の座標系
で考えると、微粒子付着を表現する拡散方程式は。
D;微粒子の拡散定数
n;微粒子濃度
V:微粒子の移動速度
ここで、微粒子の移動はポテンシャルによるからただし
、ρ9;摩擦係数 W :基板、微粒子間のポテンシャル エネルギ w=VR+V^ またアインシュタインの関係と呼ばれる次式が知られて
いる。
、ρ9;摩擦係数 W :基板、微粒子間のポテンシャル エネルギ w=VR+V^ またアインシュタインの関係と呼ばれる次式が知られて
いる。
(3)(4)を(2)に代入すると、nに関する方程式
として。
として。
ただし、j;微粒子のフラックス
が得られる。
境界条件として
■X=Oでn=0:
基板表面で微粒子はすべて付着する。
■x=dでn = n −;
x=dで微粒子数は一定値である。
ただし、d ;微粒子の拡散層厚さ
n、1; x=dでの微粒子濃度
(液体中の微粒子濃度に等しい)
を用いて(5)式を解くと。
が得られる。−jは単位時間当りに基板に到達する微粒
子数であり、付着微粒子数に等しい。
子数であり、付着微粒子数に等しい。
(6)式によりイオン濃度等の諸国子と微粒子の付着し
やすさとの関係が明確に示され、微粒子付着を防止する
ために必要な諸国子の制御量が定量的に得られた。
やすさとの関係が明確に示され、微粒子付着を防止する
ために必要な諸国子の制御量が定量的に得られた。
異物付着を防止するために制御すべき諸国子は既に述べ
たWに含まれるものの他に(6)式に示されるように微
粒子の拡散層厚さdがあり、これは液体の流れに依存す
る量である。dの値は層流状態では層流境界層厚さδを
用いて次式で表わされる。
たWに含まれるものの他に(6)式に示されるように微
粒子の拡散層厚さdがあり、これは液体の流れに依存す
る量である。dの値は層流状態では層流境界層厚さδを
用いて次式で表わされる。
υ
ただし、D;微粒子の拡散係数
υ;液体の動粘性係数
また、流れがほとんどない場合には実験によりd=30
〜50μである。
〜50μである。
(6)式を構成する要素のうちndは液体中の微粒子濃
度でありDは次式で示される。
度でありDは次式で示される。
ただし、n;液体の粘度
従って、微粒子の粒径以外の諸国子についてはさが表わ
されるため、以後この項を微粒子付着係数を名付け、微
粒子付着の起きやすさの指標とする。
されるため、以後この項を微粒子付着係数を名付け、微
粒子付着の起きやすさの指標とする。
微粒子が付着しにくい状態をここでは微粒子付着係数を
用いて。
用いて。
であるとする。これはポテンシャルW=Oの場合に比べ
微粒子付着数が1/10以下になる状態を示し、諸国子
を制御して(8)式を満足するようにすれば微粒子付着
を防止することができるからである。
微粒子付着数が1/10以下になる状態を示し、諸国子
を制御して(8)式を満足するようにすれば微粒子付着
を防止することができるからである。
逆に積極的に微粒子付着を起こさせるためにはを満足さ
せる必要がある。
せる必要がある。
次に各因子と微粒子付着係数の関係について詳細に述べ
る。
る。
工つの因子を変化させた場合、他の因子は固定させてお
き、それらの値は実施例で述べる実験に対応させ以下の
値を用いた。
き、それらの値は実施例で述べる実験に対応させ以下の
値を用いた。
微粒子粒径 0.9μ(ポリスチレン粒子の粒径)基板
表面電位 −35mV(Siの値)微粒子表面電位 −
40mV (ポリスチレンの値)イオン濃度 10−1
モル/Q (超純水中)拡散層厚さ SO,(浸漬する
場合) ハマカ定数 3X10’″20J(水中のSi、ポリス
チレン間の値) イオン濃度と微粒子付着係数の関係を第4図に示す、イ
オン濃度2X10−’モル/Q以上で、同図に破線で示
すように急激に付着しやすくなる。
表面電位 −35mV(Siの値)微粒子表面電位 −
40mV (ポリスチレンの値)イオン濃度 10−1
モル/Q (超純水中)拡散層厚さ SO,(浸漬する
場合) ハマカ定数 3X10’″20J(水中のSi、ポリス
チレン間の値) イオン濃度と微粒子付着係数の関係を第4図に示す、イ
オン濃度2X10−’モル/Q以上で、同図に破線で示
すように急激に付着しやすくなる。
微粒子の表面電位と微粒子付着係数の関係を第5図に示
す、微粒子の表面電位−12+*V以上で。
す、微粒子の表面電位−12+*V以上で。
同図に破線で示すように急激に付着しやすくなる。
微粒子の粒径と微粒子付着係数の関係を第6図に破線で
示す。ただし、同図の曲線10はイオン濃度10−“モ
ル/Q、曲線11は同じ< io−’モル/Q。
示す。ただし、同図の曲線10はイオン濃度10−“モ
ル/Q、曲線11は同じ< io−’モル/Q。
曲線12は同じ<10−4モル/氾、直線13は同じく
10−3モル/Q以上を示す。粒径の小さいもの程付着
しやすい、ただし、付着の様子は液中のイオン濃度によ
り異なり、イオン濃度10−6モル/Qの場合粒径0.
11M以下で急激に付着しやすくなる。
10−3モル/Q以上を示す。粒径の小さいもの程付着
しやすい、ただし、付着の様子は液中のイオン濃度によ
り異なり、イオン濃度10−6モル/Qの場合粒径0.
11M以下で急激に付着しやすくなる。
拡散層厚さと微粒子付着係数との理論的計算結果の関係
を第7図破線4に示す、イオン濃度は微粒子付着の起こ
る101モル/Qとして計算した。
を第7図破線4に示す、イオン濃度は微粒子付着の起こ
る101モル/Qとして計算した。
液中の流れがゆるやかで拡散層が厚い程微粒子は付着し
にくい。
にくい。
ハマカ定数と微粒子付着係数の関係を第8図に破線で示
す。ハマカ定数1.4 X 10”” J以上で急激に
付着しやくなる。
す。ハマカ定数1.4 X 10”” J以上で急激に
付着しやくなる。
諸国子と微粒子付着の関係のうち、16MDRAM以降
で問題とされる0、05t1m程度の微粒子の挙動が重
要である。計算結果によれば、先の第6図からも0.1
4以下の微粒子は非常に付着しやすいと予想され、その
付着を防止するためには諸国子の制御のうち特に基板お
よび微粒子の表面電位を制御することが有効である。
で問題とされる0、05t1m程度の微粒子の挙動が重
要である。計算結果によれば、先の第6図からも0.1
4以下の微粒子は非常に付着しやすいと予想され、その
付着を防止するためには諸国子の制御のうち特に基板お
よび微粒子の表面電位を制御することが有効である。
第9図は基板および微粒子の表面電位を曲線14の一4
0mVより曲線15の一70mVに変えた場合の微粒子
粒径と微粒子付着係数の関係を示したものである0表面
電位を制御することにより0.O5l1m程度の微粒子
の付着が起こらなくなることがわかった。
0mVより曲線15の一70mVに変えた場合の微粒子
粒径と微粒子付着係数の関係を示したものである0表面
電位を制御することにより0.O5l1m程度の微粒子
の付着が起こらなくなることがわかった。
これはVRを表わす式より明らかなように基板の表面電
位と微粒子の表面電位の積が4,9 X 1O−3(V
”) (=0.07X0.07)以上であれば0.05
−程度の微粒子付着が起こらないことを意味している。
位と微粒子の表面電位の積が4,9 X 1O−3(V
”) (=0.07X0.07)以上であれば0.05
−程度の微粒子付着が起こらないことを意味している。
また0、05IIm程度の微小粒子は凝集剤を添加する
ことにより凝集させ大きな微粒子とすることで付着を防
止することも可能である。
ことにより凝集させ大きな微粒子とすることで付着を防
止することも可能である。
以上述べた諸国子と微粒子付着係数の関係は後に実施例
で示すように付着実験結果とよく一致する。すなわち(
6)式は微粒子付着を定量的に正しく記述しており、諸
国子の値が上記以外であっても(6)式を計算すること
により、容易に微粒子付着を制御する具体的数値を求め
ることができる。
で示すように付着実験結果とよく一致する。すなわち(
6)式は微粒子付着を定量的に正しく記述しており、諸
国子の値が上記以外であっても(6)式を計算すること
により、容易に微粒子付着を制御する具体的数値を求め
ることができる。
なお1以上は微粒子付着の防止の観点から述べてきたが
、もちろん本発明の液中の微粒子付着制御方法は微粒子
を積極的に付着させる方法をも提供するものである。
、もちろん本発明の液中の微粒子付着制御方法は微粒子
を積極的に付着させる方法をも提供するものである。
以下余白
〔実施例〕
以下9本発明の実施例を(6)式の計算結果と比較して
述べる。
述べる。
第10図に示すように0.9AMのポリスチレン標準粒
子を一定量液槽17の超純水中に分散させ、 Siウェ
ハ16を一定時間浸漬した。次いで、これを液17a中
より引上げてスピンナ乾燥後、光学顕微鏡にて付着ポリ
スチレン粒子数を測定した。なお。
子を一定量液槽17の超純水中に分散させ、 Siウェ
ハ16を一定時間浸漬した。次いで、これを液17a中
より引上げてスピンナ乾燥後、光学顕微鏡にて付着ポリ
スチレン粒子数を測定した。なお。
液中のイオン濃度は塩酸を所定量加え変化させた。
なお、イオン濃度のモニタはpHメータにより行なった
。微粒子の表面電位(ゼータ電位)は野崎産業製商品名
LASERZEEモデル501により測定し2表面電位
の異なる微粒子として2粒径0.9−程度のSi粒子及
びM2O,粒子を用いた。微粒子の粒径は0.9t1m
以外に0.7μ及び2μのポリスチレン標準粒子を用い
た。また、拡散層厚さは。
。微粒子の表面電位(ゼータ電位)は野崎産業製商品名
LASERZEEモデル501により測定し2表面電位
の異なる微粒子として2粒径0.9−程度のSi粒子及
びM2O,粒子を用いた。微粒子の粒径は0.9t1m
以外に0.7μ及び2μのポリスチレン標準粒子を用い
た。また、拡散層厚さは。
層流境界層厚さに比例するため第11図に示すような回
転円板18により明確に定義できる層流状態を形成して
実験を行なった。なお、拡散層厚さは回転数の平方根に
反比例する。ハマカ定数に関しては特殊な物質を除き他
の諸因子はど異物付着に影響しないため実験は省略した
。
転円板18により明確に定義できる層流状態を形成して
実験を行なった。なお、拡散層厚さは回転数の平方根に
反比例する。ハマカ定数に関しては特殊な物質を除き他
の諸因子はど異物付着に影響しないため実験は省略した
。
ウェハ浸漬時間と異物付着数の関係を第12図に。
微粒子濃度をパラメータとして示す。浸漬時間とともに
異物付着数は直線的に増加しており、またその傾き(単
位時間当りの微粒子付着数)は液中の微粒子濃度n(l
に比例している。すなわち(6)式が基本的に述べてい
ることと一致した。さらに第12図で直線を浸漬時間0
分に外挿しても原点を通らず、工分以内の短時間に急激
な微粒子付着が生じているものと予想される。これは、
第13図に示すように、非定常的な拡散現象として時間
項を含めた拡散方程式を解くことによりよく説明できた
。
異物付着数は直線的に増加しており、またその傾き(単
位時間当りの微粒子付着数)は液中の微粒子濃度n(l
に比例している。すなわち(6)式が基本的に述べてい
ることと一致した。さらに第12図で直線を浸漬時間0
分に外挿しても原点を通らず、工分以内の短時間に急激
な微粒子付着が生じているものと予想される。これは、
第13図に示すように、非定常的な拡散現象として時間
項を含めた拡散方程式を解くことによりよく説明できた
。
以上の点は本発明で考える拡散モデルが基本的に正しい
ことを示したものであり、さらに諸因子と微粒子付着の
関係についても以下で述べるように計算値と実験値がよ
く一致した。
ことを示したものであり、さらに諸因子と微粒子付着の
関係についても以下で述べるように計算値と実験値がよ
く一致した。
イオン濃度と微粒子付着係数の関係を第4図に示す。付
着の起こるイオン濃度は計算結果よりやや大きな値では
あるがほぼ一致した。
着の起こるイオン濃度は計算結果よりやや大きな値では
あるがほぼ一致した。
微粒子の表面電位と微粒子付着係数の関係を第5図に示
す。Si粒子はフッ酸中で処理することにより表面電位
が変化し付着のしやすさも異なってくる。実験結果は計
算結果とよく一致した。
す。Si粒子はフッ酸中で処理することにより表面電位
が変化し付着のしやすさも異なってくる。実験結果は計
算結果とよく一致した。
微粒子の粒径と微粒子付着係数の関係を第6図に示す。
(7)式に示すように粒径により拡散定数りが異なるた
め、この点を考慮して実験値をプロットすると、0.7
−〜24の粒子では微粒子付着係数がほぼ一定となり計
算値とよく一致した。
め、この点を考慮して実験値をプロットすると、0.7
−〜24の粒子では微粒子付着係数がほぼ一定となり計
算値とよく一致した。
拡散層厚さと微粒子付着係数の関係を第7図に示す。実
験値は計算値とよく一致した。
験値は計算値とよく一致した。
以上述べたように(6)式より計算により得られた結果
は、実験結果とよく一致した。従って。
は、実験結果とよく一致した。従って。
微粒子付着を防止するためには、諸因子を制御すればよ
いことが実験によっても明確となった。
いことが実験によっても明確となった。
諸因子のうちここでは特に基板及び微粒子の表面電位の
制御法について詳細に述べる。表面電位は物質の種類や
表面状態によって異なっており。
制御法について詳細に述べる。表面電位は物質の種類や
表面状態によって異なっており。
様々な方法により制御することが可能である。
その1つは、1分子中に親水性基と疎水性基を持つ物質
を液体中に添加する方法である。この物質は界面活性剤
に限らず、有機酸、アルデヒド。
を液体中に添加する方法である。この物質は界面活性剤
に限らず、有機酸、アルデヒド。
アルコール等表面電位を変化させるものであれば何でも
よい。これらの物質の効果の一例としてドデシル硫酸ナ
トリウムの添加量とポリスチレン粒子のゼータ電位(表
面電位)の関係を第14図に示す、添加によりゼータ電
位が一40m Vより−70+++ Vまで変化し、微
粒子付着を防止することが可能となる(第9図参照)、
そこで0.05μのポリスチレン標準粒子を用いた付着
実験を行なった。ポリスチレン粒子の付着の観察にはS
EMを用いた。添加量10−2モル/Qでポリスチレン
粒子の付着はほとんど見られず2表面電位の制御が有効
であることが立証された。
よい。これらの物質の効果の一例としてドデシル硫酸ナ
トリウムの添加量とポリスチレン粒子のゼータ電位(表
面電位)の関係を第14図に示す、添加によりゼータ電
位が一40m Vより−70+++ Vまで変化し、微
粒子付着を防止することが可能となる(第9図参照)、
そこで0.05μのポリスチレン標準粒子を用いた付着
実験を行なった。ポリスチレン粒子の付着の観察にはS
EMを用いた。添加量10−2モル/Qでポリスチレン
粒子の付着はほとんど見られず2表面電位の制御が有効
であることが立証された。
表面電位のもう1つの制御法は電場等を加えるものであ
る。第15図に示すように電極20を用いて。
る。第15図に示すように電極20を用いて。
液槽21内の溶液中21aに電場発生装置19から電場
を加えることにより、Siウェハ16への微粒子付着が
ほとんど見られなくなった。電場発生装置として直流源
を用いた場合、SiウェハのLSIの形成される表面側
に対向する電極20aを十とし電場0.1V/cm以上
で付着防止の効果が見られた。
を加えることにより、Siウェハ16への微粒子付着が
ほとんど見られなくなった。電場発生装置として直流源
を用いた場合、SiウェハのLSIの形成される表面側
に対向する電極20aを十とし電場0.1V/cm以上
で付着防止の効果が見られた。
交流を用いた場合には、SiウェハのLSIの形成され
る表面側に対向する電極20aに+1■以上のバイアス
電圧を印加することで付着防止の効果が見られた。電場
を加える方法は0.05μ程度の微小粒子に対しても有
効であった。
る表面側に対向する電極20aに+1■以上のバイアス
電圧を印加することで付着防止の効果が見られた。電場
を加える方法は0.05μ程度の微小粒子に対しても有
効であった。
表面電位を制御して微粒子の付着防止を図るのが2本発
明の骨子であって、上記実施例に限定されるものではな
い。その他例えば、電磁波、超音波などの照射によって
も同様の効果が見込まれる。
明の骨子であって、上記実施例に限定されるものではな
い。その他例えば、電磁波、超音波などの照射によって
も同様の効果が見込まれる。
本発明によれば、液中における微粒子付着を制御できる
ため、半導体装置、薄膜デバイス、ディスク等のエレク
トロニクス部品の歩留りを高めることができ低コストで
上記製品を製造することができる。
ため、半導体装置、薄膜デバイス、ディスク等のエレク
トロニクス部品の歩留りを高めることができ低コストで
上記製品を製造することができる。
第1図は本発明の基本概念を示す微粒子付着のモデル説
明図、第2図、第3図は同じく本発明の微粒子付着の様
子を説明する模式図、第4図〜第9図、第12図〜第1
4図は本発明の理論的計算結果及び実施例で得られた実
験結果を示す特性曲線図。 第10図、第11図は本発明の効果を確認するための実
験方法及び実験装置を示すプロセス及び装置構成図、そ
して第15図は本発明の一実施例となる表面電位制御装
置の概略図である。 〈符号の説明〉 1・・・微粒子 2・・・Siウェハ、半導体装置、薄膜デバイス、ディ
スク等のエレクトロニクス部品 3・・・液槽 3a・・・微粒子を含む液
体4・・・理論的計算結果 5・・・実験値6・・・
ポリスチレン粒子 7・・・Si粒子8・・・フッ酸中
で処理したSi粒子 9・・・アルミナ粒子(A立20.) 16・・・Siウェハ 17・・・液槽17a・
・・ポリスチレン標準粒子を分散させた液体18・・・
回転円板 19・・・電場等発生装置20・・
・電極
明図、第2図、第3図は同じく本発明の微粒子付着の様
子を説明する模式図、第4図〜第9図、第12図〜第1
4図は本発明の理論的計算結果及び実施例で得られた実
験結果を示す特性曲線図。 第10図、第11図は本発明の効果を確認するための実
験方法及び実験装置を示すプロセス及び装置構成図、そ
して第15図は本発明の一実施例となる表面電位制御装
置の概略図である。 〈符号の説明〉 1・・・微粒子 2・・・Siウェハ、半導体装置、薄膜デバイス、ディ
スク等のエレクトロニクス部品 3・・・液槽 3a・・・微粒子を含む液
体4・・・理論的計算結果 5・・・実験値6・・・
ポリスチレン粒子 7・・・Si粒子8・・・フッ酸中
で処理したSi粒子 9・・・アルミナ粒子(A立20.) 16・・・Siウェハ 17・・・液槽17a・
・・ポリスチレン標準粒子を分散させた液体18・・・
回転円板 19・・・電場等発生装置20・・
・電極
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エレクトロニクス部品の製造工程において、前記部
品の一部を構成する基板と液中微粒子間のファンデアワ
ールスカ及び電気二重層力の少なくとも一方を制御する
ことにより、前記基板へ付着する異物量を任意に制御し
得るようにして成る液中微粒子付着制御方法。 2、上記制御が、液体中のイオン濃度の制御である請求
項1記載の液中微粒子付着制御方法。 3、上記制御が、上記基板と液中微粒子の表面電位の制
御である請求項1記載の液中微粒子付着制御方法。 4、上記制御が、液中微粒子の粒径の制御である請求項
1記載の液中微粒子付着制御方法。 5、上記制御が、液体の流れの制御である請求項1記載
の液中微粒子付着制御方法。 6、上記制御が、液体のハマカ定数の制御である請求項
1記載の液中微粒子付着制御方法。 7、ファンデアワールスカ及び電気二重層力による基板
、微粒子間のポテンシャルをwとした時、一般式 1/d∫^d_0exp(w/{kT})dx<10た
だし、kはボルツマン定数、Tは温度、dは液体の流れ
により値が異なり、層流状態では層流境界層厚さδによ
り次式で表わされる d=(D/υ)^2^/^3δ ただし、D;微粒子の拡散係数 υ;液体の動粘性係数 また、ほとんど流れのない場合はd=30〜50μmと
なるようにイオン濃度、基板、微粒子の表面電位及び微
粒子の粒径の少なくとも1つを制御して成る微粒子付着
防止方法。 8、1/d∫^d_0exp(w/{kT})dx≧1
となるように、イオン濃度、基板、微粒子の表面電位及
び微粒子の粒径の少なくとも1つを制御して成る請求項
7記載の微粒子付着制御方法。 9、上記表面電位の制御を、1分子中に親水性基と疎水
性基を持つ物質を液体中に添加することにより行なう請
求項3記載の液中微粒子付着制御方法。 10、上記表面電位の制御を、液体中に電場、電磁波及
び超音波の少なくとも1つを加えることにより行なう請
求項3記載の液中微粒子付着制御方法。 11、上記液中微粒子の粒径の制御を、微粒子の凝集剤
ないしは分散剤を加えることにより行なう請求項4記載
の液中微粒子付着制御方法。 12、上記基板の表面電位と液中微粒子の表面電位の積
を、少なくとも4.9×10^−^3(V^2)にして
成る請求項3記載の液中微粒子付着防止方法。 13、上記電場を基板の表面側で少なくとも+0.1V
/cmとなるように加えて成る請求項10記載の微粒子
付着制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210188A JP2577798B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液中微粒子付着制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210188A JP2577798B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液中微粒子付着制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374845A true JPH0374845A (ja) | 1991-03-29 |
JP2577798B2 JP2577798B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=16585243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1210188A Expired - Lifetime JP2577798B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液中微粒子付着制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577798B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5409544A (en) * | 1990-08-20 | 1995-04-25 | Hitachi, Ltd. | Method of controlling adhesion of fine particles to an object in liquid |
US6018322A (en) * | 1996-03-13 | 2000-01-25 | Mazda Motor Corporation | Earth structure for antennas, and antenna apparatus with earth for vehicles |
JP2005205398A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-04 | Canon Inc | 抵抗膜の成膜方法及び該成膜方法を用いて形成された画像表示装置とテレビジョン装置 |
JP2007256528A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック超微粒子膜の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114579A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Hitachi Ltd | エッチング液の制御方法 |
JPS61125134A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Hitachi Ltd | 半導体基板洗浄器 |
JPS61292325A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-12-23 | ロバ−ト カイザ− | 小さな粒子を表面から除去する方法 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1210188A patent/JP2577798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114579A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Hitachi Ltd | エッチング液の制御方法 |
JPS61125134A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Hitachi Ltd | 半導体基板洗浄器 |
JPS61292325A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-12-23 | ロバ−ト カイザ− | 小さな粒子を表面から除去する方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5409544A (en) * | 1990-08-20 | 1995-04-25 | Hitachi, Ltd. | Method of controlling adhesion of fine particles to an object in liquid |
US6018322A (en) * | 1996-03-13 | 2000-01-25 | Mazda Motor Corporation | Earth structure for antennas, and antenna apparatus with earth for vehicles |
JP2005205398A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-08-04 | Canon Inc | 抵抗膜の成膜方法及び該成膜方法を用いて形成された画像表示装置とテレビジョン装置 |
US7300683B2 (en) | 2003-12-26 | 2007-11-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of forming resistance film |
US8039043B2 (en) | 2003-12-26 | 2011-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of forming resistance film |
JP2007256528A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック超微粒子膜の製造方法 |
JP4682888B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-05-11 | 株式会社村田製作所 | セラミック超微粒子膜の製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577798B2 (ja) | 1997-02-05 |
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