JPH056756U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH056756U
JPH056756U JP40610290U JP40610290U JPH056756U JP H056756 U JPH056756 U JP H056756U JP 40610290 U JP40610290 U JP 40610290U JP 40610290 U JP40610290 U JP 40610290U JP H056756 U JPH056756 U JP H056756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
side connector
terminals
partial
terminal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40610290U
Other languages
English (en)
Inventor
陽介 太地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP40610290U priority Critical patent/JPH056756U/ja
Publication of JPH056756U publication Critical patent/JPH056756U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の端子を有するコネクタにおいて、各端
子の結合順序を機構的に規定することにより、不測の機
器動作が生じないようにする。 【構成】 複数の端子を有する受け側コネクタと、該受
け側コネクタに結合される挿入側コネクタとからなり、
該挿入側コネクタを形状の異なる複数の部分コネクタに
分割して該受け側コネクタへの結合順序を形状的に規定
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の端子を有するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の車両各部は電子制御化が進み、燃料噴射や点火制御等はその代表的なも のである。この種の電子制御ユニット(ECU)はマイクロコンピュータを用い て構成され、被制御体や各種センサ類との間がワイヤハーネスで接続される。こ のワイヤハーネスとECU間の接続には交換等を考慮して一般に複数の端子を有 するコネクタが使用される。
【0003】 例えば図4のような簡単なECUでも+B電源用の端子、センサ用の端子 、GND用の端子、バックアップ電源BATT用の端子等を有するコネクタ が必要であり、一般にはより多くの端子を有するコネクタが使用される。
【0004】 図4のECUは端子から取入れたセンサ21のアナログ電圧をデジタル値に 変換するA/Dコンバータ11と、そのデジタル値を入力として所定の制御を行 うマイコン12と、端子から取入れた+Bと端子から取入れたGNDからA /Dコンバータ用の安定化電源Vccとマイコン用の安定化電源VDDを作成する電 源回路13とを備え、またマンコン12内には端子からのBATTでバックア ップされたメモリ14がある。このBATT端子はバッテリ22に直結し、前 述の+B端子はIG(イグニッション)SW23を介して必要時だけバッテリ 22に接続される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した端子……は同じコネクタ内にあっても結合順序に僅差が生ずるこ とは避けられない。一般にはコネクタの接続、離脱時には電源をオフにしておく が、図4の例でSW23をオンにしたままコネクタの結合を行うと、特殊なケー スでは次の様なことが起こり得る。
【0006】 即ち、図5のように端子…の順に結合したとすると、+B端子とGN D端子が結合した時点で電源回路13は電源Vcc,VDDを出力するため、A/ Dコンバータ11とマイコン12は動作を開始する。このマイコン12がダイア グノーシス診断機能を有していると、センサ端子が接続されるまでの時間をセ ンサ21がオープンであると把握し、その状態が所定の異常判定時間以上続いた らセンサオープン異常と判定してメモリ14に記憶してしまう。しかし、実際に はセンサ21が断線しているわけではないので、誤検出である。
【0007】 この様な場合でもセンサ端子が先に結合され、それより遅れて端子が結 合されれば問題はない。そこで本考案は、複数の端子を有するコネクタにおいて 、各端子の結合順序を機構的に規定することにより、不測の機器動作が生じない ようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の端子を有する受け側コネクタと、該受け側コネクタに結合さ れる挿入側コネクタとからなり、該挿入側コネクタを形状の異なる複数の部分コ ネクタに分割して該受け側コネクタへの結合順序を形状的に規定してなることを 特徴とするものである。
【0009】
【作用】
挿入側コネクタを形状の異なる複数の部分コネクタに分割すると、所定の結合 順序によらなければ全ての部分コネクタを受け側コネクタに結合させることはで きない。従って、不測の機器動作を生ずる結合状態は機構上回避されることにな る。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の実施例1の構成図である。同図において10は間口Wの受け側 コネクタ、20は該受け側コネクタに嵌合する挿入側コネクタ、30は該挿入側 コネクタに接続されたワイヤである。本例の挿入側コネクタ20は形状の異なる 3個の部分コネクタ21〜23に分割されている。部分コネクタ21〜23の挿 入側寸法はそれぞれT1,T2,T3であり、これらの総和は受け側コネクタ1 0の間口Wに相当する。また、部分コネクタ21〜23のワイヤ側寸法はそれぞ れL1,L2,L3であり、これらの総和もWとなるように設定してある。
【0011】 ここでT1<L1 T2>L2 T3<L3 なる関係に設定しておくと、中央の部分コネクタ21を先に結合させてから両端 のコネクタ21,23を結合させなければ全ての部分コネクタ21〜23を結合 させることができなくなる。
【0012】 この機構的な結合順序を利用し、図4のセンサ端子を中央の部分コネクタ2 2に設定し、+B端子とGND端子を両端の部分コネクタ21,23に設定 したとすると、センサ端子は+B端子やGND端子より先に結合すること になる。従って、図5のような不測の機器動作は生じない。
【0013】 尚、両端の部分コネクタ21,23を先に結合すると中央の部分コネクタ22 が結合できずに残る。この状態では図5と同じ動作が行われるが、この場合は結 合ミスをしたことが判明しているので、メモリ14をクリアする等の対処ができ る。
【0014】 図2は本考案の実施例2の構成図である。本例も挿入側コネクタ20を3個の 部分コネクタ21〜23に分割しているが、 T1>L1 T2=L2 T3<L3 の関係に設定してあるため、左端の部分コネクタ21を最先に、次に中央の部分 コネクタ22を結合しないと全ての部分コネクタ21を結合させることができな い。従って、この場合の端子の使い方は左端からの順またはの順に なる(とは逆でもよい)。
【0015】 図3は本考案の実施例3の構成図である。本例では挿入側コネクタ20を2個 の部分コネクタ21,22に分割し、 T1>L1 T2<L2 なる関係に設定してある。従って、結合順序は部分コネクタ21が先、部分コネ クタ22が後になる。この場合は部分コネクタ21にセンサ端子を、また部分 コネクタ22に端子を設定すればよい。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、複数の端子を有するコネクタにおいて、各 端子の結合順序を機構的に規定することにより、不測の機器動作が生じないよう にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の構成図である。
【図2】本考案の実施例2の構成図である。
【図3】本考案の実施例3の構成図である。
【図4】電子制御ユニットの構成図である。
【図5】ダイアグノーシス診断の説明図である。
【符号の説明】
10 受け側コネクタ 20 挿入側コネクタ 21 ,22 ,23 部分コネクタ 端子

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数の端子を有する受け側コネクタと、 該受け側コネクタに結合される挿入側コネクタとからな
    り、 該挿入側コネクタを形状の異なる複数の部分コネクタに
    分割して該受け側コネクタへの結合順序を形状的に規定
    してなることを特徴とするコネクタ。
JP40610290U 1990-12-28 1990-12-28 コネクタ Withdrawn JPH056756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40610290U JPH056756U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40610290U JPH056756U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056756U true JPH056756U (ja) 1993-01-29

Family

ID=18515727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40610290U Withdrawn JPH056756U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056756U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230026U (ja) * 1975-08-26 1977-03-02
JP2009191825A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2012107637A (ja) * 2012-03-12 2012-06-07 Yanmar Co Ltd エンジン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5230026U (ja) * 1975-08-26 1977-03-02
JP2009191825A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Yanmar Co Ltd エンジン
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950518