JPH0567388U - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH0567388U
JPH0567388U JP1651192U JP1651192U JPH0567388U JP H0567388 U JPH0567388 U JP H0567388U JP 1651192 U JP1651192 U JP 1651192U JP 1651192 U JP1651192 U JP 1651192U JP H0567388 U JPH0567388 U JP H0567388U
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JP
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water
cartridge
cylindrical
cylindrical cartridge
tubular body
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Application number
JP1651192U
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English (en)
Inventor
雅一 北川
Original Assignee
クリタック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水道水を上から給水し、処理水を上から取出
すことも、水道水を下から給水し、処理水を下から取出
すこともでき、そのどちらの場合も混入する空気を排気
できる浄水器を提供する。 【構成】 上端にエア抜き部18を有し、水道水を上向
流で通水する筒形カートリッジ10と、一端に底壁21
を有し、筒形カートリッジ10を内部に収容する筒形胴
体20と、筒形胴体の他端を着脱可能に塞ぐキャップ3
0とからなり、キャップに筒形カートリッジの端面に対
向する第1通水口34と、筒形カートリッジの外周と、
筒形胴体の内周との間の空間24に連通する第2通水口
35とを設ける。。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流し台の下(アンダーシンク)に設置するのにも、流し台の上に 設置するのにも適した活性炭と中空糸膜とで水道水を改質、浄化する浄水器に関 する。
【0002】
【従来の技術】
活性炭と、中空糸膜とで水道水を浄化する浄化器は、衛生上の見地から先に活 性炭に水道水を通水し、活性炭による処理水を中空糸膜で処理しなければならな い。活性炭層と、中空糸膜とをカートリッジに内蔵したアンダーシンク型の浄水 器は従来から公知であり、これは上記カートリッジを内包した通常は円筒形の縦 型の本体ケースの上面に水道水の取水口と、処理水の流出口が立ち、流し台の下 に設置したときに水道水を浄水器の本体ケース中に導くホースと、処理した水を 排水するためのホースの接続が容易に行えるようになっている。そして、中空糸 膜の端部を固定するポッティング部は本体ケース内のカートリッジの上端部に設 けてあり、このポッティング部にはエア抜き部を加工し、水道水に混ざってカー トリッジに入り、中空糸膜を透過し得ない空気は上記ポッティング部に加工した エア抜き部からカートリッジの外に出、処理水と一緒に排水口から出る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このアンダーシンク型の浄水器を、何等かの事情で流し台の下に設置できない 場合は流し台の上に設置しなければならないが、そうすると図3に示すように蛇 口1に水道水を供給する配管2に開閉弁3を介して分岐した水道水の取水用ホー ス4を本体ケースの上面から立つ取水口5に見苦しく接続しなければならないと 共に、同じく上面から立つ流出口6に処理水の排水用ホース7を接続し、排水口 8を下に向けて排水用ホースを見苦しく立ち下げねばならず、見映えが非常に悪 い。
【0004】 このため、台座などを使用して流し台の上面から上に少し離して倒立し、取水 口、流出口を有する上面を下にして設置することにより取水用ホース、排水用ホ ースを短くなって目立たなくなり、体裁は良くなるが、こうすると本体ケース内 のカートリッジも天地が逆になることによってエア抜き孔を有するポッティング 部は本体ケース内の下端部に位置する。従って、水道水に混ざって中空糸膜内に 入った空気をポッティング部のエア抜き孔は排気できないため、中空糸膜内の上 部に次第に空気が蓄積し、中空糸膜と水との接触面積が減り、透過水量が減ると いう問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、流し台の下に設置する場合も、流し台の上に設置する場合も カートリッジはポッティング部を有する端部を上に向け、流し台の下に設置する 場合は正立状態で上からホースを接続し、流し台の上に設置する場合は倒立状態 で下にホースを接続できるようにしたのであって、中空糸膜による濾過部を上、 活性炭による浄化部を下に有し、上向流で通水する筒形カートリッジと、上記筒 形カートリッジよりも直径が大で、一端に底壁を有し、前記筒形カートリッジを 内部に収容する筒形胴体と、上記筒形胴体の他端を塞ぐ着脱可能なキャップとか らなり、前記底壁を有する筒形胴体の一端内部に、前記筒形カートリッジの上下 どちらの端部をも底壁から離して同心状に保持する保持装置を設け、前記キャッ プの内側に前記筒形カートリッジの上下どちらの端部とも水密に嵌合して該端部 を同心状に支持する嵌合支持装置を設けると共に、キャップには前記筒形カート リッジの端面と対向する第1通水口と、筒形カートリッジの外周と、筒形胴体の 内周との空間に通じる第2通水口とを設けたことを特徴とする
【0006】
【実施例】
10は筒形カートリッジ、20は筒形胴体、30はキャップ、40は浄水器を 正立状態、倒立状態のどちらにも立てることができる台座で、いずれもプラスチ ックで成形してある。
【0007】 筒形カートリッジ10は、活性炭の充填層11による浄化部12を下、多数本 の中空糸膜13による濾過部14を上に有し、水道水を上向流で通水する。浄化 部12は小孔付きの上げ底を備えた下部ケース12′を有し、その底の上にフィ ルタ15を敷いてのちケース内に活性炭を充填し、充填層11とする。そして、 下ケースの上端部内周にフィルタ15と、小孔付きの中仕切板16とを重ねて充 填層11の上を覆う。濾過部14は、下部ケース12′の上端部外周に下端部を 嵌合して重なり、上記フィルタ15、中仕切板16の周縁部を下ケースの内周上 端部に設けた段の上に押圧する上ケース14′を有する。下部ケース12′と、 上部ケース14′の互いに嵌合する部分は溶着して固定する。 上部ケース14′の上端内部はポッティング部17で固めて閉じてある。前記 多数本の中空糸膜13はU字形に曲げて上部ケース14′の中に入れてあり、中 空糸膜の各1本の上に向いた両端部は上記ポッティング部17に貫通して固定し てある。このポッティング部17には疎水性膜などの通水不能なエア抜き部18 が形成してある。
【0008】 筒形胴体20は筒形カートリッジ10より直径が大きく、一端に底壁21を有 し、その一端側の内部に筒形カートリッジの上下どちらの端部をも底壁21から 離して同心状に保持する保持装置22が設けてある。この保持装置は、一端側の 内周に内向き放射状に、円周方向に分散して複数枚設けたL形片23からなり、 その周側面23aが筒形カートリッジの下部ケース12′や、上部ケース14′ の外周に摺接し、周側面23aと直角な受止面23bが下部ケース12′や上部 ケース14′の端面に当接する。
【0009】 キャップ30は、上記筒形胴体の開放した他端部外周の雄ねじにねじ込んで着 脱可能に取付けるようになって居り、その蓋壁31の内側に筒形カートリッジ1 0の上下どちらの端部とも水密に嵌合して該端部を同心状に支持する嵌合支持装 置32が設けてある。この嵌合支持装置は同心の環状隆起部33であって、その 外径は下ケース12′の、上げ底から下の下端部内周に嵌合し、内径は、上ケー ス14′の少し細くした上端部外周に嵌合し、夫々の端面と当接して水密を保つ ようになっている。 そして、蓋壁31は筒形カートリッジ10の端面と対向する第1通水口34と 、筒形カートリッジの外周と筒形胴体20の内周との間に生じる筒形の空間24 に通じる第2通水口35とが設けてある。
【0010】 台座40は底を有する円筒形の窪み41を備えている。この窪みの内径は筒形 胴体20′の外径より大であるが、その内周には円周方向に分散して複数枚の、 放射方向内向きの支持片42を設け、筒形胴体の外周に摺接するようにしてある 。従って、底壁21を下にして筒形胴体20を台座40の窪み41に上から嵌め ると筒形胴体は支持片42により直立し、その底壁21は窪みの底に接触する。 この窪み41の内径は、キャップ30の蓋壁31を嵌合し、筒形胴体にねじ込 むキャップの周側壁36を上縁部で受止めるように定めてある。従って、第1, 第2通水口34,35を下に向けてキャップ30を窪み41に嵌めると、その蓋 壁31は窪みのなかに浅く入り、第1,第2通水口34,35は窪みの底から上 に離れている。キャップの蓋壁31を窪みのなかに浅く入れるため、前述の支持 片42は窪みの上端に達しない途中で終っている。 窪み41の周囲壁43には窪みの内部を外に開放する切開部44を設け、ホー ス、配管などを通すことができるようにしてある。
【0011】 流し台の下、流し台の上、どちらに設置するにせよ筒形カートリッジは濾過部 14を上、浄化部12を下にする。そして、流し台の下に設置する場合は、図1 に示すように、筒形胴体20の底壁を下にし、そのかなに筒形カートリッジ10 を収め、筒形胴体にキャップを上からねじ込んで結合し、台座の窪みに筒形胴体 を支持させて正立状態で使用する。この場合は、取水用ホースを第2通水口35 、排水用ホースを第1通水口34に接続する。これによって第2通水口35から 筒形空間24に流入した水道水は、筒形カートリッジ10の下端から浄化部12 、濾過部14を上向流し、活性炭層で浄化され、中空糸膜で濾過され、筒形カー トリッジの上端から第1通水口34を経て外に流出すると共に、水道水に混じっ て入った空気はポッティング部17にあるエア抜き部18からカートリッジの外 に出、水と一緒に流れ去る。
【0012】 流し台の上に設置する場合は、図2に示すように筒形胴体の底壁21が上、キ ャップ30が下になるように、上記とは逆にして中に筒形カートリッジ10を入 れ、キャップを台座40の窪み41に浅く入れ、倒立状態で使用する。この場合 は取水用ホースを第1通水口34、排水用ホースを第2通水口35に接続する。 これによって第1取水口34から入った水道水は、筒形カートリッジの浄化部1 2、濾過部14を上向流して処理され、筒形空間24を下降して第2通水口35 から外に流出すると共に、混入した空気はポッティング部17のエア抜き部18 から外に出、水と一緒に流れ去る。 そして、第1通水口、第2通水口に接続するホースは台座の切開部44に通す ので見苦しくならず、且つ短い長さで済む。
【0013】 正立状態、倒立状態のどちらも、キャップ30をしっかりと筒形胴体にねじ込 むと、保持装置22と、嵌合支持装置32は夫々筒形カートリッジ10の上下各 端部に当接すると同時に筒形カートリッジを筒形胴体20に対して同心状に保持 する。図示の実施例では筒形カートリッジの上端部の直径を下端部よりも小さく し、その上端部をキャップの嵌合支持装置の環状隆起部33の内周に嵌合したが 、上端部を下端部と同径にし、環状隆起部の外周に嵌合するようにしてもよい。 又、筒形胴体の他端部外周にOリング25を保持させ、キャップ30を取付けた とき、キャップとの間をこのOリングでシールするようにしておくとよい。
【0014】
【考案の効果】
以上で明らかなように本考案によれば、流し台の下に設置する場合は正立状態 で、流し台の上に設置する場合は倒立状態で使用し、どちらの状態でも水道水に 混ざってカートリッジに入る空気を外に排気でき、しかも流し台の上に設置した 場合にホースを見苦しく引き回すことがないアンダーシンク、非アンダーシンク 兼用の浄水器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正立状態の断面図である。
【図2】倒立状態の断面図である。
【図3】従来のアンダーシンク型浄水器を流し台上に設
置した使用状態の説明図である。
【符号の説明】
10 筒形カートリッジ 11 活性炭の充填層 12 浄化部 13 中空糸膜 14 濾過部 17 ポッティング部 18 エア抜き部 20 筒形胴体 21 底壁 22 保持装置 23 L形片 24 筒形空間 30 キャップ 31 蓋壁 32 嵌合支持装置 33 環状隆起部 34 第1通水口 35 第2通水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜による濾過部を上、活性炭によ
    る浄化部を下に有し、上向流で通水する筒形カートリッ
    ジと、上記筒形カートリッジよりも直径が大で、一端に
    底壁を有し、前記筒形カートリッジを内部に収容する筒
    形胴体と、上記筒形胴体の他端を塞ぐ着脱可能なキャッ
    プとからなり、前記底壁を有する筒形胴体の一端内部
    に、前記筒形カートリッジの上下どちらの端部をも底壁
    から離して同心状に保持する保持装置を設け、前記キャ
    ップの内側に前記筒形カートリッジの上下どちらの端部
    とも水密に嵌合して該端部を同心状に支持する嵌合支持
    装置を設けると共に、キャップには前記筒形カートリッ
    ジの端面と対向する第1通水口と、筒形カートリッジの
    外周と、筒形胴体の内周との空間に通じる第2通水口と
    を設けたことを特徴とする浄水器。
JP1651192U 1992-02-21 1992-02-21 浄水器 Pending JPH0567388U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006513030A (ja) * 2003-01-27 2006-04-20 ミリポア・コーポレイション 使い捨てフィルタフロアスタンド
JP2013043122A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Osaka Gas Chem Kk 浄水カートリッジ及びそれを備えた浄水器
JP2020163325A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱ケミカル・クリンスイ株式会社 浄水カートリッジの前処理方法
IT202000004138A1 (it) * 2020-02-27 2021-08-27 Univ Degli Studi Di Roma “La Sapienza” Contattore anulare.

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