JPH0567250A - 複合型カードの記録再生装置 - Google Patents

複合型カードの記録再生装置

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JPH0567250A
JPH0567250A JP3199591A JP19959191A JPH0567250A JP H0567250 A JPH0567250 A JP H0567250A JP 3199591 A JP3199591 A JP 3199591A JP 19959191 A JP19959191 A JP 19959191A JP H0567250 A JPH0567250 A JP H0567250A
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card
area
recording
optical
hybrid
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JP3199591A
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Toshihiro Kitahara
俊弘 北原
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光カード及びICカードの長所を有し、複合
型カードで記録及び再生を行うことのでき、小型化も可
能な複合型カードの記録再生装置を提供することを目的
とする。 【構成】 光カード領域2とICチップ領域3が設けら
れたハイブリッドカード1の前記光カード領域2に光ビ
ームを照射して光学的に記録及び再生の少なくとも一方
を行うための光学ヘッド4と、前記ハイブリッドカード
1の長手方向及び短手方向へ光学ヘッド4を相対的に走
査する走査手段と、前記ICチップ領域3の接点3aに
電気的に接続可能な記録再生用接点6aを有する構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カード状記録媒体に
光学的記録領域とICカード領域を有する複合型カード
に対して、情報の記録再生を行う複合型カードの記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報産業の進展がめざましく、取
り扱う情報量も益々増大しつつある。そのため、既に普
及している磁気カードと比較して大量の情報を携帯性良
く持ち運ぶことができるICカードや光カードに大きな
需要が見込まれている。
【0003】光カードは、これをカード載置台(以下シ
ャトルと略す)上に挿入し、ヘッドに対してシャトルを
往復運動させながら情報の記録再生を行う。この光カー
ドの記録再生装置の従来例を図14に示す。モータ20
8の動力をプーリ211,215とワイヤ217及びプ
ーリ210,214とワイヤ216によって移動ガイド
部材206をY方向に移動する。また、光学系ホルダ2
18の駆動は前記移動ガイド部材206に取付けられた
駆動ステップモータ220の動力をプーリ222,22
3とワイヤ224によって伝達して行うものである。こ
の場合、光学系ホルダ218は光カード202の長手方
向全域に渡って駆動される必要があるため装置の小型化
は期待できない。
【0004】上記光カードは、携帯時には財布や定期入
れ等に入れて携帯されるため、他のカードと同様に反り
が生じ易く、それ故にシャトルには反りを矯正する機能
が要求される。
【0005】しかし、シャトルへのカードの挿入及びシ
ャトルからのカード排出時には、反りを矯正する機能が
抵抗として働いてモータへの負荷の増大やカードの摩耗
等の原因となるため、挿入排出時には反りを矯正する機
能は解除可能であることが要求される。このような機能
を有するシャトルは、例えば特開平2−144686号
公報に開示されている。
【0006】一方、ICカードに於いては、カードに設
けられた接点と装置側の接点とを接触させて情報の記録
再生を行うため、例えば特開昭64−76291号公報
に開示されているように、カードが装置内に挿入される
と装置側の接点がカード側の接点を押圧し、カードを装
置外に排出する際には装置側の接点が離間する機能が設
けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記光カード及びIC
カードはそれぞれ長,短所がある。例えば、 (a)光カードは記録容量は多いが、情報の書換えがで
きない。 (b)ICカードは高アクセスで、転送レートも早い
が、ビット単位が高い。 等が挙げられる。
【0008】そこで、各々のカードの欠点を補う形で、
これらの機能を組み合わせた複合型カード(以下ハイブ
リットカードと記す。)によって、新たなアプリケーシ
ョンに対応できると期待される。
【0009】次に、本出願人による先行例のハイブリッ
トカード101の外観を図15に示す。外形は通常のク
レジットカードと同様のサイズで、光チップ記録再生領
域102とICチップ領域103は同一面に形成されて
いる場合(図15(a))と、互いに異なる面に形成さ
れている場合(図15(b))の2通りを示す。この図
15に示すようにカード形状の情報記録媒体を取り扱う
場合、その重要部分である記録再生部が同一面にある方
が取り扱いが簡便であり、記録再生部の傷付き、破損と
言った不具合も少ないと考えられる。
【0010】次にハイブリットカード121の記録再生
装置について図16及び図17によって説明する。ハイ
ブリットカード121を載置するシャトル104にはカ
ード台105が設けられ、その上面にハイブリットカー
ド121の光チップ記録再生領域102以外の部分を押
さえるカード押さえ部材106a、106bを、下面に
は弾性部材107を介してレバー108を付設したカー
ド押し上げ部材109を設け、このカード押し上げ部材
109を前記弾性部材107によりカード押さえ部材1
06a、106bの下面に押しつけると共に、カード台
105の一方の側面には弾性部材110a、110bを
設けてハイブリットカード121をカード台105の他
方の側面に押圧して幅方向の位置決めを行うようにして
いる。
【0011】また、カード押し上げ部材109には、ハ
イブリットカード121を挟持したときにカード上のI
Cチップ103と当接する部分に接点111が設けてあ
る。上記レバー108は図示しない駆動手段によって、
駆動されるピン112により、弾性部材107の力に抗
してカード押し上げ部材109と一体に変位させるよう
になっている。
【0012】そして、シャトル104へのハイブリット
カード121の挿入時には、図示しない駆動手段によっ
て、駆動されるピン112を下方に移動させて、レバー
108及びカード押し上げ部材109を弾性部材107
の力に抗して押し下げ、この状態でゴムローラ113
a、113bを回転させることにより、ハイブリットカ
ード121をシャトル104の内部に引き込む。その
後、カード先端がシャトル104の後端まで到達した
ら、ピン112をもとの 位置に戻すことにより、ハイ
ブリットカード121をカード押さえ部材106a、1
06bとカード押し上げ部材109とで挟持し、図17
に示すような装着状態に設定する。
【0013】この状態ではICチップ103がシャトル
104に設けられた接点111と常に接触し、ICチッ
プ103に対して記録再生することができる。次に光カ
ード記録再生領域102を記録再生する場合は、シャト
ル104をハイブリットカード101の長手方向(X方
向)へ往復運動させることによって光学ヘッド122の
対物レンズ123によって、照射される光スポット位置
を走査して光カード記録再生領域102の記録再生を行
うことができる。
【0014】この先行例では、図15(a),(b)に
示すハイブリットカード101に対し、ICチップ10
3の接点を光カードを記録再生する時に光カードと共に
往復駆動するシャトル104に取り付けることになり、
その取り付けスペースをシャトル104上に確保する必
要があると共に、シャトル104の重量が増すことにも
なってしまう。
【0015】また、ICチップ103に対して電源の供
給及び装置本体と情報の授受を行うためのケーブル12
0(FPC等)を矢印X方向に往復運動するシャトル1
04から装置本体側に出さなくてはならないため、その
耐久性について充分注意する必要があると共に、装置内
部にケーブル120を引き回すスペースを確保する必要
がある。
【0016】また、ハイブリットカード121のICチ
ップ103と接点111が光カード記録再生領域102
を記録再生する際にシャトル104と一体となって往復
駆動するため、駆動中にICチップ103と接点111
のズレが生じる恐れがあるため、ICチップ103の記
録再生に対する信頼性に不安がある。
【0017】一方、上記構成のハイブリットカード12
1の場合、ICチップ領域103を逃げた領域に光カー
ド記録再生領域102を形成する必要がある。また、I
Cチップ103の接点をシャトル104上のハイブリッ
トカード121の上方位置に設ける必要があるため、光
カード記録再生領域102の記録再生を行う光学ヘッド
122、対物レンズ123との干渉を防ぐため、その配
置に大きな制約が生じると共に装置の高さ方向の寸法が
大きくなる。
【0018】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、光カード及びICカードの長所を有し、複合型カー
ドで記録及び再生を行うことのでき、小型化も可能な複
合型カードの記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用】ハイブリット
カード1については図1に示す通り、光カード領域2に
ついては少なくとも1つの記録領域を、読取装置での移
動方向にみて少なくとも一方の表面のほぼ半分に形成し
たことを特徴としている。また、ICチップ領域3につ
いては図示のように光カード領域2の残りの部分に形成
する。ここでICチップ領域3は図示の位置に限定され
るものではなく、光カード領域2と反対の面に構成して
も良い。
【0020】上記光カード領域2を記録再生する場合
は、従来のようにハイブリットカード1をその長手方向
へ往復駆動せず、ハイブリットカード1を所定の位置ま
で搬送して固定し、記録再生用の光学ヘッド4をハイブ
リットカード1の長手,短手方向(矢印X,Y)に2次
元的な走査手段(図示略)で走査し、対物レンズ4bを
経て光ビームを光カード領域2に照射する構成で記録再
生装置5を形成する。
【0021】ICチップ領域3の記録再生はハイブリッ
トカード1が所定位置にある状態で、装置5側の接点ホ
ルダ6の接点6aが常にハイブリットカード1上のIC
チップ領域3の接点3aと接触することによって行う。
【0022】ハイブリットカード1の長手方向を二分割
し、その一方を光カードの記録再生領域、他方をICチ
ップの内蔵領域とすることによって、光カードの記録再
生面と同様面にICチップを内蔵することが容易に可能
となると共に、ハイブリットカード1をその長手方向全
域に渡って往復運動させることがないため、装置の小型
化が図れる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図2ないし図12は本発明の第1実施例
に係り、図2はハイブリットカードの構成を示し、図3
は記録再生装置の全体を示し、 図4はハイブリットカ
ードのローディング機構部を示し、図5は図4の側面を
示し、図6はハイブリットカードの側面側からの付勢の
様子を示し、図7はハイブリットカードが挿入される直
前のICチップに対する接点の状態と、ハイブリットカ
ードが挿入されてICチップに対して接点が接触する状
態を示し、図8は光学ヘッドのY軸方向の走査機構を示
し、図9はハイブリットカードに対する光学ヘッドの動
作の説明図を示し、図10は光学ヘッドのX軸方向の走
査機構などを示し、図11はハイブリットカードのロー
ディングの動作を示し、図12は光カード領域を記録再
生する時の移動台を示す。
【0024】まづ、図2を参照して本発明の第1実施例
に用いられるハイブリットカード1の構成を説明する。
このハイブリットカード1は該ハイブリットカード1の
例えば一方の面(表面と記す)を長手方向を2分割し
て、その表面における一方の側に光カード領域2を形成
し、その表面における他方の側にICチップ領域(IC
カード領域)3を形成している。
【0025】上記光カード領域2は、例えばハイブリッ
トカード1の長手方向に平行にトラック2c、2c…が
形成され、各トラック2cの両端にトラック番号が予め
プリフォーマットされたID領域(シーク領域)2a,
2aが形成され、該シーク領域2a,2aの間の領域が
データの記録及び再生を行うことのできるデータ領域2
bが形成されている。
【0026】一方、上記ICチップ領域3においては、
例えばハイブリットカード1の短手方向のほぼ中央付近
に、このICチップ領域3に内蔵されたICチップに給
電すると共に、記録或いは再生するための信号を印加す
るための(ICチップ)接点3a、…3aが設けてあ
り、これらの接点3a、…3aに電気的に導通して電気
的な記録及び再生を行うことができるようになってい
る。次に、図3以降を参照して、第1実施例の(ハイブ
リットカードの)記録再生装置5について説明する。
【0027】ハイブリットカード1の挿入は図3に示す
ように、(図示していない)カード挿入口からハイブリ
ットカード1を装置内に向かって挿入するとフレーム7
に固定されたセンサ8(図4参照)で検知できるように
している。ここで、センサ8はハイブリットカード1の
搬送路の下側に配置された例えばフォトリフレクタで構
成される(図4に示す反射式ではなく、透過式の物でも
構わない。)。
【0028】センサ8はハイブリットカード1の挿入を
検知すると、ハイブリットカード1の搬送路の片側に配
置したローディングモータ9を(ハイブリットカード1
の挿入方向Xに)搬送する向きに回転する。このローデ
ィングモータ9は、モータ板10にネジで固定され、そ
の駆動軸にはウォームギア11が取り付けられ、このウ
ォームギア11はシャフト12Aにネジ止めまたは圧入
で取り付けられたギア13と噛み合う。
【0029】このシャフト12Aはモータ板10の所定
長穴部をガタが最小のように貫通してあり、ウォームギ
ア11とギア13の軸間距離を一定に保っている。この
シャフト12Aにはベルト14を介して動力を伝達する
ためのプーリ15Aがネジ止めまたは圧入で取り付けら
と共に、耐摩耗性に優れたゴム(ネオプレン,EPDM
等)で製作された一対のローディングローラ16A、1
6Aが熱溶着または接着で取り付けてある。
【0030】また、シャフト12Aの両端はフレーム7
にネジ等によって取り付けられたガイド17A、17A
によって鉛直方向に案内されている。ここで各ガイド1
7Aは摺動性の良い樹脂(PTFE,POM等)で製作
されている。また、シャフト12Aはフレーム7に、ネ
ジ22Aにより取り付けられたバネ18A,18Aによ
って上方へ付勢され、各ローディングローラ16Aを上
方のローラ19に圧接させるようにしている(図4,図
5参照)。
【0031】上記ローラ19、19が回転自在に取り付
けられるシャフト20は、シャフト12Aと平行で、フ
レーム7の切り起こし部7a、7aに固定されている。
このシャフト20には一対のローラ19、19が回転自
在に嵌合している。各ローラ19は図示していないEリ
ング等によってシャフト20のスラスト方向へのズレが
防止され、ローディングローラ16Aの直上に位置する
ようにしてある。
【0032】この装置5の挿入口から見て上記シャフト
12Aの奥側にシャフト12Bが平行に配置されてい
る。このシャフト12Bにはプーリ15Bがネジ止めま
たは圧入により取り付けられ、ベルト14,プーリ15
Aを介してローディングモータ9の動力を伝達し、ハイ
ブリットカード1の搬送を行うようにしている。また、
このシャフト12Bには耐摩耗性に優れたゴム(ネオプ
レン、EPDM等)で製作された搬送ローラ16B、1
6Bが2箇所で熱溶着または接着で取り付けられてい
る。
【0033】また、シャフト12Bの両端はフレーム7
にネジ等によって取り付けられたガイド17B、17B
によって鉛直方向に案内されている。ここで各ガイド1
7Bは摺動性の良い樹脂(PTFE,POM等)で製作
されている。また、シャフト12Bはフレーム7に、ネ
ジ22Bで取り付けられた各バネ18Bによって上方に
配置したガイド23方向に付勢されている(図4、図5
参照)。
【0034】図6(a)に示すように上記ガイド23
と、このガイド23とハイブリットカード1の幅だけ離
間して配置されたガイド24とは、ハイブリットカード
1の装着位置へのガイド機構を形成している。このガイ
ド23は摺動性が良く弾性に優れた熱可塑性樹脂(PT
FE,POM等)で成型されている。このガイド23に
おける(ハイブリットカード1)挿入側の端部はテーパ
状に切り欠かれ、ハイブリットカード1を円滑にガイド
できるようにしてある。
【0035】また、この切り欠き部分に隣接して第1の
押圧レバー25が挿入路(搬送路)に突出するように形
成されている。さらに、この押圧レバー25より、挿入
方向Xの深部位置に第2の押圧レバー26が形成されて
いる。
【0036】上記押圧レバー25,26はガイド23と
一体成型されたもので、その弾性力によってハイブリッ
トカード1を基準であるガイド24方向へ付勢し、ロー
ディング機構でローディングされるハイブリットカード
1をガイド23に対向するガイド24に押しつけた状態
で深部側に搬送し、L字に突出されたストッパ23a,
24aに当接させることにより所定の装着位置に位置決
めできるようにしてある。
【0037】ガイド機構としては図6(a)に示すもの
に限らず、図6(b)に示すものでも良い。図6(b)
に示すガイド機構では、ガイド24にピンを圧入し、回
動可能なように基準ローラ27を軸支して基準とする。
ハイブリットカード1の付勢は板バネで製作したバネ2
8に回動可能なようにローラ29を軸支してバネ28を
ネジ30によってガイド23に取り付け、その弾性力で
ハイブリットカード1を基準ローラ27方向へ付勢する
ものである。
【0038】図3に示すように装着位置に装着されたハ
イブリットカード1の上方に光学ヘッド4がヘッド走査
機構を形成する移動台31に取り付けられている。光学
ヘッド4は熱可塑性樹脂(ポリカーボネート,ABS
等)またはアルミニュームダイカスト等で加工された構
造物で、内部にアクチュエータ4a(図7参照)や対物
レンズ4bや図示していない光学レンズ、照明用LE
D、記録用レーザダイオード等を所定の位置に保持して
いる。
【0039】この移動台31の両側に形成した穴及びU
字状溝にはそれぞれ基準シャフト32とガイドシャフト
33が嵌合され、光学ヘッド4が取り付けられた移動台
31を基準シャフト32の方向、つまりハイブリットカ
ード1の挿入方向X(或いはハイブリットカード1の長
手方向)に移動可能にしている。基準シャフト32とガ
イドシャフト33の各端部はフレーム7に固定されたシ
ャフト台34にネジ35で固定される止め具36を用い
て固定される。
【0040】上記移動台31の下面にはラック37が取
り付けられ(図8、図12参照)、このラック37はピ
ニオン38と噛み合う。このピニオン38はギア39と
同軸に取り付けられ、このギア39はモータ41の駆動
軸に取り付けたギア42と噛み合っている。ギア42及
びモータ41はモータ板43にネジ44でフレーム7に
取り付けられている。このモータ41を回転駆動するこ
とによって、移動台31を基準シャフト32の方向に移
動し、光学ヘッド4をこの方向Xに走査できるX方向走
査機構を形成してある。
【0041】なお、移動台31の駆動領域両端にはリミ
ットSW45、45が取り付けられており(図10参
照)、移動台31の暴走を防止している。この方向Xに
直交する方向Yの走査機構、つまりY方向走査機構部分
を図8に示す。
【0042】コ(U)の字形状をしている移動台31に
はY方向平行な基準シャフト46とガイドシャフト47
が圧入またはネジ止めされている。この基準シャフト4
6は、コの字形状の移動台31の剛性を高める役割も担
っている。この基準シャフト46は光学ヘッド4に設け
た軸受48に嵌合させてある。
【0043】一方、上記光学ヘッド4における軸受48
と反対側の他端には摺動性の良い樹脂(PTFE,PO
M等)で製作されたガイド49がネジ50によって固定
され、そのガイド49のU字部にガイドシャフト47が
嵌合している。また、光学ヘッド4(の基準シャフト4
6の下側の面)には板バネで加工されたバネ51が取り
付けられている(図7参照)。このバネ51の先端には
摺動性の良い樹脂(PTFE,POM等)で加工された
ピン52が固定されており(図7参照)、リードスクリ
ュ53のネジ部と嵌合してその回転に従って光学ヘッド
4をY方向へ駆動できる。
【0044】上記リードスクリュ53の各端部は軸受5
4を介して止め具60によって移動台31に回転自在で
取り付けられている。この止め具60はネジ61で移動
代1に固定されている。(図12参照)またリードスク
リュ53の一端にはギア55が取り付けられており、移
動台31にネジ56で取り付けられているヘッドモータ
57のウォームギア58と噛み合い、ヘッドモータ57
の動力を伝達して光学ヘッド4をY方向へ駆動する。
【0045】移動台31のY方向に関しての内面にはス
イッチ59a、スイッチ59bが取り付けられており、
光学ヘッド4のY方向における所定の走査範囲を越えて
の移動を規制するリミットセンサの役割を果たしてい
る。
【0046】光学ヘッド4は以上の構成により図9に示
すように光カード領域2のシーク領域2aをY方向の領
域L2に渡り走査してシーク領域2aに書き込まれたト
ラック番号を認識して光学ヘッド4の位置決めを行うこ
とができる。光カード領域2のデータ領域2bの読み取
りを行う場合にはこの図9に示すように光学ヘッド4を
領域L1及びL2の範囲でX方向及びY方向に走査す
る。
【0047】このハイブリットカード1にはICカード
領域3が形成されており、このICカード領域3と接続
して内蔵されたICチップに対し記録及び再生を行うこ
とが可能であり、このICチップ領域3との接続機構を
図2及び図7を参照して説明する。
【0048】図3又は図7に示すように装着位置に装着
されたハイブリットカード1の(挿入方向の)先端部に
近い位置に接点ホルダ6が配置され、この接点ホルダ6
は接点6a、…6aが設けられたアーム部6bとこのア
ーム部6bに直交する起立部6cとからなるほぼL字形
状である。
【0049】上記アーム部6bの基端部に設けた孔には
シャフト62が挿通され、この接点ホルダ6を回転自在
に保持している。なお、このシャフト62はフレーム7
に取り付けられた図示しないシャフト固定部材に固定さ
れている。
【0050】図7(a)に示すように上記接点ホルダ6
の起立部6cの下端は、フレーム7の切り起こし部7b
に支持されたホルダバネ63によってその下端が切り起
こし部7bと反対側(つまり挿入口側)に伸張する弾性
力が作用し、従って各接点6aが設けられたアーム部6
bは矢印で示す時計方向R1へ回転付勢される。この回
転付勢に対して、ローディングされるハイブリットカー
ド1が装着位置に達すると、起立部6cの下端を切り起
こし部7b側に移動し、アーム部6bを反時計方向R2
に回動し、図7(b)に示すように各接点6aをハイブ
リットカード1上面に押しつけるようにする。
【0051】この接点6aが押しつけられるハイブリッ
トカード1上面位置がICチップ領域3の各接点3aが
露呈する位置となるように該接点6aがアーム部6bに
設けてある。
【0052】なお、ハイブリットカード1の排出は、ロ
ーディングモータ9をローディング時とは逆の向きに回
転駆動することによって、装着位置のハイブリットカー
ド1を挿入口側に搬送する。この場合、図10に示すよ
うに装置本体には挿入口を開閉するシャッタ64が設け
てある。このシャタ64は通常図示されていない軸によ
って回転可能なように軸支され、同じく図示されていな
いバネによって時計方向R3へ付勢され、挿入口を閉じ
るようにしている。
【0053】そして、先ず移動台31が光カード領域2
を記録再生するための往復動作領域(X方向)を越えて
装置の挿入口方向へ移動すると、移動台31の挿入口側
の端部に取り付けられたシャッタレバー65、65がシ
ャッタ64の下端の弧面に当接して押すことによってテ
コの原理でシャッタ64が付勢バネに逆らい、各シャッ
タ64を方向R3と逆方向に回動し、ハイブリットカー
ド1の挿入口を開放して、ハイブリットカード1の通過
排出を可能にしている。
【0054】なお、この実施例では光カード領域2を記
録再生する場合、特に移動台31がデータ領域2bをX
方向に移動する特の速度変動がその特性に影響を与える
ため、安定していることが望ましい。このため、移動台
31にスケール66(磁気,光学等)を取り付けると共
にフレーム7にディテクタ67(磁気,光カード等の検
出器)を取り付けることによって移動台31の位置や速
度の検出を行い、速度変動を抑制している(図10参
照)。
【0055】このように構成された第1実施例の作用を
以下に説明する。まづ、ハイブリットカード1の挿入に
より所定の装着位置までローディングされることについ
て説明する。
【0056】図示しないカード挿入口からハイブリット
カード1を装置内に向かって挿入するとフレーム7に固
定されたセンサ8に検知され、このセンサ8によってハ
イブリットカード1の挿入が検知されるとローディング
機構を形成するローディングモータ9がハイブリットカ
ード1を挿入方向Xに搬送する向きに回転してウォーム
ギア11、ギア13を介してシャフト12Aを回転させ
る。このシャフト12Aにはローディングローラ16
A、16Aが取り付けてあり、各ローディングローラ1
6Aに接触するローラ19とが、ハイブリットカード1
の各面に当接して回転することにより、ハイブリットカ
ード1は挿入方向Xに搬送される。このローディングの
作用を図11によって説明する。
【0057】ハイブリットカード1が挿入される前は図
11(a)に示す通りローディングローラ16Aはロー
ラ19に当接する上方向Z1へ、搬送ローラ16Bはガ
イド23側、つまり、上方向Z2へそれぞれ付勢されて
いる。図11(b)のようにハイブリットカード1が挿
入されて行くと、ローディングローラ16Aを付勢して
いるバネ18Aに逆らってローディングローラ16Aが
下方向Z3へ下げられる。ここでシャフト12Aも同時
に下方向Z3へ押し下げられることになるが、先に説明
した通りウォームギア11とギア13の軸間距離は一定
になっているため、ローディングモータ9を取り付けた
モータ板10は図示していない軸に軸支され回動する。
【0058】更にハイブリットカード1が挿入される
と、図11(c)のように続いて搬送ローラ16Bを付
勢しているバネ18B(図5参照)に逆らって搬送ロー
ラ16Bが下方向Z4へ下げられ、ハイブリットカード
1はガイド23の溝に入り搬送される。ハイブリットカ
ード1が搬送されてローディングローラ16Aを通り過
ぎると、再びローディングローラ16Aは上方向Z1へ
付勢される。
【0059】更にハイブリットカード1が搬送される
と、ガイド23、ガイド24に設けられたストッパ23
a,24a(図6(a)参照)に当接し、ハイブリット
カード1のローディングが完了する(図11(d)参
照)。ここで、搬送ローラ16Bはハイブリットカード
1がローディング完了されても常にハイブリットカード
1と接触状態を保つようにしている。
【0060】上記ハイブリットカード1がガイド23の
溝に入り搬送される場合、図6(a)に示すようにハイ
ブリットカード1の長手方向にガイド23に形成した押
圧レバー25,26によって基準となるガイド24方向
へ付勢されて挿入されて行く。
【0061】図6(b)はガイド23及びガイド24の
第2実施例で、ハイブリットカード1の付勢は板バネで
製作したバネ28で行われ、かつ回動可能なローラ29
で円滑に挿入される。さらに、この実施例ではガイド2
4にも回転可能な基準ローラ27が設けてあり、上記バ
ネ28により、ハイブリットカード1は基準ローラ27
方向へ付勢している。
【0062】次に所定の装着位置にハイブリットカード
1が装着されると、ICカード領域3に形成した接点3
aと接点ホルダ6の接点6aが接続され、記録或いは再
生を行うことができるように設定されることについて説
明する。
【0063】ローディングモータ9の動力をベルト1
4、プーリ15Aによって搬送ローラ16Bに伝達し、
ハイブリットカード1を挿入方向Xへ搬送する。ハイブ
リットカード1が挿入される前は接点ホルダ6はフレー
ム7の切り起こし部7bに支持されたホルダバネ63に
よってそのアーム部6bが時計方向R1へ付勢され、接
点部が開口している(図7(a)参照)。
【0064】ハイブリットカード1が挿入されると接点
ホルダ6のアーム部6bとハイブリットカード1の端面
が当接し、ホルダバネ63に逆らって接点ホルダ6を反
時計方向R2へ回動させる(図7(b)参照)。この一
連の動作によって各接点6aはハイブリットカード1上
のICチップ接点3aと接触してICチップに対する記
録再生動作が可能となる。次に光学ヘッド4の動作につ
いて図8及び9を用いて以下に説明する。
【0065】図8に示すように移動台31にネジ56で
取り付けられているヘッドモータ57を回転駆動するこ
とによって、ウォームギア58と噛み合うギア55を回
転駆動する。このギア55の回転により、リードスクリ
ュ53も回転し、このリードスクリュ53のネジ溝に嵌
合するピン52をバネ51(図7参照)を介して取り付
けた光学ヘッド4を基準シャフト46の軸方向、つまり
Y方向に移動させることができる。従って、図9に示す
ように光カード領域2のシーク領域2aをY方向のL2
領域に渡り走査することができ、シーク領域2aに書き
込まれたトラック番号を認識して光学ヘッド4の位置決
めを行うことができる。
【0066】次に光カード領域2のデータ領域2bの読
み取りについて図3,図10,図12を用いて説明す
る。モータ41を回転駆動することによって、このモー
タ41の駆動軸に取り付けたギア42に噛み合うギア3
9が回転駆動される。このギア39と同軸で形成された
ピニオン38が回転駆動され、このピニオン38の回転
により、移動台31の下面に取り付けたラック37(図
10参照)を基準シャフト32の軸方向、つまりX方向
に移動することができ、この移動台31とともに光学ヘ
ッド4をX方向に移動することができる。
【0067】このようにして、移動台31が光学ヘッド
4と共にX方向へ駆動されるために図9に示す光カード
領域2のデータ領域2bをL1領域に渡って記録再生す
ることが可能となるし、対物レンズ4bをシーク領域2
aに対向する位置まで移動設定することもできる。ハイ
ブリットカード1の排出はローディングと逆の動作を行
うことによって完了する(つまり図11(d)から図1
1(c),11(b),そして11(a)へと搬送する
ことによって完了する)。
【0068】ここで装置本体に設けられたシャッタ64
の動作について図10を用いて簡単に説明する。シャッ
タ64は通常図示されていない軸によって回転可能なよ
うに軸支され、同じく図示されていないバネによって矢
印R3方向へ付勢されている。シャッタ64の回動動作
は、先ず移動台31が光カード領域2を記録再生するた
めの往復動作領域(X方向)を越えて装置の挿入口方向
へ移動する。その時、移動台31に取り付けられたシャ
ッタレバ65がシャッタ64の一端の円弧部に当接して
押すことによってテコの原理でシャッタ64が付勢バネ
に逆らいシャッタ64を矢印R3と逆方向に回動し、ハ
イブリットカード1の挿入口を開放してハイブリットカ
ード1の通過が可能となる。
【0069】なお、この実施例では、ハイブリットカー
ド1の光カード領域2のフォーマットの場合、同時に複
数のデータをパラレルに読み込むようにしているので、
例えば8ビットパラレルに読み込む場合、ハイブリット
カード1と光学ヘッド4の相対速度はシリアルに読み込
むのに対して、その1/8で良く、光学ヘッド4を2次
元に駆動する場合でも駆動系に対する負荷は少なくて済
む。
【0070】この第1実施例によれば、カード状記録再
生媒体の長手方向を二分割してその一方の分割面に光学
的記録再生領域を有すると共に、残りの分割面にICチ
ップ領域が形成されたハイブリットカード1に対して、
光学ヘッド4をハイブリットカード1の長手方向及び短
手方向へ、少なくとも光学的記録再生領域をカバーする
範囲を走査できるようにしているので、光学的に情報の
記録及び再生を行うことができると共に、ICチップ領
域3の接点に接続可能な記録再生用接点6aを有する機
構を設けてあるので、、常にICチップに給電及び記録
再生の信号を印加しながら電気的な記録再生も可能であ
る。
【0071】また、この装置に使用されるハイブリット
カード1は、上述のようにカード状記録再生媒体の長手
方向を二分割して光カード領領2と、ICチップ領域3
を設けているので、記録再生が可能で小型のカードを提
供できる。また、このハイブリットカード1は、このよ
うに光カード領領2と、ICチップ領域3を有するの
で、光カードとICチップのそれぞれの長所を有する使
い方ができる。
【0072】さらに、この実施例では複数のデータをパ
ラレルに読み込むようにしているので、ハイブリットカ
ード1と光学ヘッド4の相対速度はシリアルに読み込む
のに対して、遅くでき、光学ヘッド4を2次元に駆動す
る場合でも駆動系に対する負荷を小さくできる。
【0073】次に本発明の第2実施例における光学ヘッ
ドの駆動機構を説明する。上記第1実施例では、光学ヘ
ッド4の駆動手段はリードスクリュ53を用いている
が、この実施例では例えば図13に示すようにヘッドモ
ータ76の軸に取り付けられたプーリ77にスチールベ
ルト78(ステンレス製厚さ20〜50μm)をα巻に
して光学ヘッド4をY方向へ駆動する手段(一般名称α
ベルト方式)を形成している。
【0074】この実施例で、ヘッドモータ76の形式が
ステッピングモータであれば、位置決めの制御は特に行
わないでステッピングモータの送りピッチと光学ヘッド
4の送りピッチを整数比に構成することによって送り精
度を確保することができる。また、ヘッドモータ76の
形式を通常のDCブラシモータとした場合、移動台31
にスケール79(磁気,光学等)を取り付け、光学ヘッ
ド4に図示していないディテクタを設けることによって
その位置決めを行うことができる。その他の構成は第1
実施例と同様であり、その作用効果もほぼ同様のものと
なる。
【0075】なお、光カード領域を記録再生する場合、
特に移動台31がデータ領域2bをX方向に移動する特
の速度変動がその特性に影響を与えるため、安定してい
ることが望ましい。このため、本出願人の光カード(特
開昭63−197067)ではカード上にクロックセル
があるためそれと同期させて記録再生することにより、
ある程度の速度変動は許容できるので、この場合には図
10に示すようなスケール66及びディテクタ67を必
要としないまた、本実施例では光カード領域2とICチ
ップ領域3面が同一面にあるハイブリットカード(図
2)を対象にしているが、そのようなハイブリットカー
ドに限定されるわけではなく、光カード領域2とICチ
ップ領域3面が反対面に構成されたハイブリットカード
の場合には(図2において、ICカード領域3が裏面に
形成されたもの、つまり一方の面の一方の側に光カード
領域が形成され、他方の面の他方の側にICカード領域
が形成されたもの。)、図7の接点ホルダ6の天地を反
対にすれば簡単に対応できる。
【0076】
【発明の効果】カード状記録再生媒体が、その長手方向
を二分割してその一面に記録再生領域を有すると共に、
残りの一面にICチップを内蔵することを特徴とする光
カード(ハイブリットカード)であり、光学ヘッドを光
カードの長手方向及び短手方向へ走査させ情報の記録再
生を行うと共に、ICチップの記録再生用接点を有する
装置によって、常にICチップに給電しながらハイブリ
ットカード(光カード領領,ICチップ領域)の記録再
生が可能となる小型な光カード(ハイブリットカード)
の記録再生装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の概略の構成図。
【図2】本発明の第1実施例に使用されるハイブリット
カードの構成図。
【図3】第1実施例の記録再生装置の内部構成を示す斜
視図。
【図4】ハイブリットカードのローディング機構部を示
す斜視図。
【図5】図4の側面図。
【図6】ハイブリットカードの側面側からの付勢の様子
を示す断面図。
【図7】ハイブリットカードが挿入される直前のICチ
ップに対する接点の状態と、ハイブリットカードが挿入
されてICチップに対して接点が接触する状態を示す説
明図。
【図8】光学ヘッドのY軸方向の走査機構を示す斜視
図。
【図9】ハイブリットカードに対する光学ヘッドの動作
を説明する概略図。
【図10】光学ヘッドのX軸方向の走査機構などを示す
斜視図。
【図11】ハイブリットカードのローディングの動作を
示す説明図。
【図12】光カード領域を記録再生する時の移動台を示
す側面図。
【図13】本発明の第2実施例における光学ヘッドのY
軸方向の走査機構を示す斜視図。
【図14】従来例における光学ヘッドの構成図。
【図15】先行例におけるハイブリットカードの外観
図。
【図16】先行例に於けるシャトルの構成を示す図。
【図17】先行例に於けるシャトルの構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…ハイブリットカード 2…光カード領域 2a…データ領域 2b…シーク領域 3…ICチップ領域(ICカード領域) 3a…(ICチップ)接点 4…光学ヘッド 4b…対物レンズ 5…記録再生装置 6…接点ホルダ 6a…接点 7…フレーム 8…センサ 9…ローディングモータ 11…ウォームギア 12A、12B…シャフト 13…ギア 14…ベルト 15A、15B…プーリ 16A…ローディングローラ 16B…搬送ローラ 17A…ガイド 18A…バネ 19…ローラ 20…シャフト 23、24…ガイド 25、26…押圧レバー 31…移動台 32…基準シャフト 33…ガイドシャフト 37…ラック 38…ピニオン 41…モータ 46…基準シャフト 47…ガイドシャフト 53…リードスクリュ 57…ヘッドモータ 63…ホルダバネ 64…シャッタ 65…シャッタレバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】上記リードスクリュ53の各端部は軸受5
4を介して止め具60によって移動台31に回転自在で
取り付けられている。この止め具60はネジ61で移動
1に固定されている。(図12参照)またリードスク
リュ53の一端にはギア55が取り付けられており、移
動台31にネジ56で取り付けられているヘッドモータ
57のウォームギア58と噛み合い、ヘッドモータ57
の動力を伝達して光学ヘッド4をY方向へ駆動する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】光学ヘッド4は以上の構成により図9に示
すように光カード領域2のシーク領域2aをY方向の領
域L2に渡り走査してシーク領域2aに書き込まれたト
ラック番号を認識して光学ヘッド4の位置決めを行うこ
とができる。光カード領域2のデータ領域2bの読み取
りを行う場合にはこの図9に示すように光学ヘッド4を
領域L1の範囲でX方向に走査する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】そして、先ず移動台31が光カード領域2
を記録再生するための往復動作領域(X方向)を越えて
装置の挿入口方向へ移動すると、移動台31の挿入口側
の端部に取り付けられたシャッタレバー65、65がシ
ャッタ64の一端の円弧部に当接して押すことによって
テコの原理でシャッタ64が付勢バネに逆らい、各シャ
ッタ64を方向R3と逆方向に回動し、ハイブリットカ
ード1の挿入口を開放して、ハイブリットカード1の通
過排出を可能にしている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】なお、この実施例では光カード領域2を記
録再生する場合、特に移動台31がデータ領域2bをX
方向に移動するの速度変動がその特性に影響を与える
ため、安定していることが望ましい。このため、移動台
31にスケール66(磁気,光学等)を取り付けると共
にフレーム7にディテクタ67(磁気,光カード等の検
出器)を取り付けることによって移動台31の位置や速
度の検出を行い、速度変動を抑制している(図10参
照)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的記録領域とICカード領域が設け
    られた複合型カードの前記光学的記録領域に光ビームを
    照射して光学的に記録及び再生の少なくとも一方を行う
    ための光学ヘッドと、前記複合型カードの長手方向及び
    短手方向へ光学ヘッドを相対的に走査する走査手段と、
    前記ICカード領域の接点に電気的に接続可能な記録再
    生用接点を有することを特徴とする複合型カードの記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記複合型カードは、一方の面の長手方
    向を二分割して一方の側に前記光学的記録領域を有する
    と共に、残りの側に前記ICカード領域を有することを
    特徴とする請求項1記載の複合型カードの記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複合型カードは、その長手方向を二
    分割して一方の面の一方の側に前記光学的記録領域を有
    すると共に、他方の面の他方の側に記録再生用ICカー
    ド領域を有することを特徴とする請求項1記載の複合型
    カードの記録再生装置。
JP3199591A 1991-08-08 1991-08-08 複合型カードの記録再生装置 Withdrawn JPH0567250A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3199591A JPH0567250A (ja) 1991-08-08 1991-08-08 複合型カードの記録再生装置
US07/923,213 US5332890A (en) 1991-08-08 1992-07-30 Hybrid card and its recording/reproducing apparatus
EP92113350A EP0528275B1 (en) 1991-08-08 1992-08-05 Hybrid card and its recording/reproducing apparatus
DE69220628T DE69220628T2 (de) 1991-08-08 1992-08-05 Hybridkarte und zugehöriges Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät
US08/205,846 US5514856A (en) 1991-08-08 1994-03-03 Hybrid card having IC chip and optical/magnetic recording region thereon

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744792A (en) * 1993-10-05 1998-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Hybrid information recording medium
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JP2007080101A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Mamiya Op Co Ltd カードリーダライタ

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