JPH04368663A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents
光学式情報記録再生装置Info
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- JPH04368663A JPH04368663A JP17043391A JP17043391A JPH04368663A JP H04368663 A JPH04368663 A JP H04368663A JP 17043391 A JP17043391 A JP 17043391A JP 17043391 A JP17043391 A JP 17043391A JP H04368663 A JPH04368663 A JP H04368663A
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- optical
- card
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 16
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カ−ドを情報記録媒
体として情報の記録および/または再生する光学式情報
記録再生装置に関する。
体として情報の記録および/または再生する光学式情報
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光カ−ドは、光ディスクと同様に書き換
えはできないが、磁気カ−ドと比較して数千倍から1万
倍の記憶容量(1〜2Mバイト)を有し、銀行用の預金
通帳や携帯用の地図あるいは買い物等に用いるプリペイ
ドカ−ド等として広い応用範囲が考えられている。一方
、この光カ−ドを用いる光学式情報記録再生装置につい
ては携帯性に富み、低価格のものが要求されている。
えはできないが、磁気カ−ドと比較して数千倍から1万
倍の記憶容量(1〜2Mバイト)を有し、銀行用の預金
通帳や携帯用の地図あるいは買い物等に用いるプリペイ
ドカ−ド等として広い応用範囲が考えられている。一方
、この光カ−ドを用いる光学式情報記録再生装置につい
ては携帯性に富み、低価格のものが要求されている。
【0003】この光学式情報記録再生装置は、これまで
に種々のものが提案されている。その一つとして、装置
内に挿入された光カ−ドを駆動ロ−ラによって直接往復
駆動させ、光カ−ドに対向する位置に設けられた光学ヘ
ッドを駆動させることにより情報の記録、再生をするよ
うにしたものがある。そして、光カ−ドに情報を記録、
再生する場合は、光カ−ドの移動速度を検出しこれに基
づいて行っている。
に種々のものが提案されている。その一つとして、装置
内に挿入された光カ−ドを駆動ロ−ラによって直接往復
駆動させ、光カ−ドに対向する位置に設けられた光学ヘ
ッドを駆動させることにより情報の記録、再生をするよ
うにしたものがある。そして、光カ−ドに情報を記録、
再生する場合は、光カ−ドの移動速度を検出しこれに基
づいて行っている。
【0004】光カ−ドの移動速度を検出するためには、
例えば特開昭63−66770号公報、特開平1−17
2018号公報に示されているような光カ−ドを用いる
(従来例1)。つまり、光カードには情報トラックに対
応してクロック生成用パタ−ンが設けられており、光学
ヘッドでデ−タを記録、再生する時はクロック生成用パ
タ−ンに基づいて光カ−ドの速度を検出して行っていた
のである。
例えば特開昭63−66770号公報、特開平1−17
2018号公報に示されているような光カ−ドを用いる
(従来例1)。つまり、光カードには情報トラックに対
応してクロック生成用パタ−ンが設けられており、光学
ヘッドでデ−タを記録、再生する時はクロック生成用パ
タ−ンに基づいて光カ−ドの速度を検出して行っていた
のである。
【0005】また、上記従来例1のように光カードの移
動速度を検出する方法をとらず、光カードを一定速度で
安定して移動させる方法が特開昭62−97174号公
報に記載されている(従来例2)。これは、光カードを
一方が駆動ローラである一対のローラに挟んで往復動さ
せるように構成し、またこの一対のローラは光学ヘッド
と同位置に設けかつ一対のローラ以外の複数の対のロー
ラは光カードの往復動範囲外に設けた構成としている。 したがって、光カードは駆動ローラを有する一対のロー
ラのみによって往復動するので、一定速度で安定した移
動ができるというものである。
動速度を検出する方法をとらず、光カードを一定速度で
安定して移動させる方法が特開昭62−97174号公
報に記載されている(従来例2)。これは、光カードを
一方が駆動ローラである一対のローラに挟んで往復動さ
せるように構成し、またこの一対のローラは光学ヘッド
と同位置に設けかつ一対のローラ以外の複数の対のロー
ラは光カードの往復動範囲外に設けた構成としている。 したがって、光カードは駆動ローラを有する一対のロー
ラのみによって往復動するので、一定速度で安定した移
動ができるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1のように光カ−ド上にクロック生成用パタ−ンを
設けると、その分ユ−ザのためのデ−タ領域が少なくな
ってしまうという不具合がある。また、クロック生成用
パタ−ンを有する光カ−ドを使用する光学式情報記録再
生装置では、クロック生成用パタ−ンのない光カ−ドを
使用することができない。つまり、光カ−ドを載置して
光カードと一体的に移動するシャトルの移動を速度検出
手段により検出し、これに基づきデ−タの記録、再生を
するようにした装置では、光カ−ドにクロック生成用パ
タ−ンは設けられていないので、この装置に使用する光
カードの使用はできないのである。
来例1のように光カ−ド上にクロック生成用パタ−ンを
設けると、その分ユ−ザのためのデ−タ領域が少なくな
ってしまうという不具合がある。また、クロック生成用
パタ−ンを有する光カ−ドを使用する光学式情報記録再
生装置では、クロック生成用パタ−ンのない光カ−ドを
使用することができない。つまり、光カ−ドを載置して
光カードと一体的に移動するシャトルの移動を速度検出
手段により検出し、これに基づきデ−タの記録、再生を
するようにした装置では、光カ−ドにクロック生成用パ
タ−ンは設けられていないので、この装置に使用する光
カードの使用はできないのである。
【0007】次に光カードを駆動ローラを有する一対の
ローラのみによって往復動させるようにした上記従来例
2は、駆動源であるモータとローラとの間の伝達系で、
ギヤのバックラッシュ、ベルトのたわみ等により実際の
ローラの動きがモータの動きに1:1に対応していない
のが現状である。従って、光カードの移動速度を検出す
るためにはそのための手段を設けねばならず、この移動
速度検出手段を設けない限り光カードへの適正な情報の
記録、再生ができないという不具合がある。
ローラのみによって往復動させるようにした上記従来例
2は、駆動源であるモータとローラとの間の伝達系で、
ギヤのバックラッシュ、ベルトのたわみ等により実際の
ローラの動きがモータの動きに1:1に対応していない
のが現状である。従って、光カードの移動速度を検出す
るためにはそのための手段を設けねばならず、この移動
速度検出手段を設けない限り光カードへの適正な情報の
記録、再生ができないという不具合がある。
【0008】本発明は、上記不具合を解決すべく提案さ
れるもので、光カ−ド以外の装置に設けた速度検出手段
により光カ−ドの移動速度を適正に検出し、光カ−ドへ
のデ−タの記録、再生を適正に行う光学的情報記録再生
装置を提供することを目的としたものである。
れるもので、光カ−ド以外の装置に設けた速度検出手段
により光カ−ドの移動速度を適正に検出し、光カ−ドへ
のデ−タの記録、再生を適正に行う光学的情報記録再生
装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために光カードを往復駆動する手段と、光カ−ド
上のデ−タ記録領域にデ−タを記録および/または再生
する光学ヘッドと、該光学ヘッドが光カ−ド上にデ−タ
を記録、再生する位置において光カ−ドの幅方向に延在
され、光カ−ドの往復動にともない一体的に回転動する
回転体に取りつけられ光カ−ドの移動速度を検出する速
度検出手段とを設けたことを特徴とする光学式情報記録
再生装置とした。
成するために光カードを往復駆動する手段と、光カ−ド
上のデ−タ記録領域にデ−タを記録および/または再生
する光学ヘッドと、該光学ヘッドが光カ−ド上にデ−タ
を記録、再生する位置において光カ−ドの幅方向に延在
され、光カ−ドの往復動にともない一体的に回転動する
回転体に取りつけられ光カ−ドの移動速度を検出する速
度検出手段とを設けたことを特徴とする光学式情報記録
再生装置とした。
【0010】
【作用】このように、光カ−ド以外の装置に速度検出手
段を取りつけ、また、光カードのデータに対する誤差が
生じにくい個所で光カ−ドの移動速度を検出する構成と
しているので、光カードにクロック生成用パターンを形
成する必要がなくなり、ユーザ用のデータ領域を減らす
ことなく正確な速度検出が可能となる。
段を取りつけ、また、光カードのデータに対する誤差が
生じにくい個所で光カ−ドの移動速度を検出する構成と
しているので、光カードにクロック生成用パターンを形
成する必要がなくなり、ユーザ用のデータ領域を減らす
ことなく正確な速度検出が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明してゆく。図1〜図5は、本発明の第1実施
例を示したものである。図1は、光学的情報記録再生装
置(以下、装置と略称する)の一部断面図であるが、光
カ−ド1は駆動手段により光カ−ド長手方向に往復動し
、フレ−ム2上方に配設されている光学ヘッド3により
デ−タの記録、再生が行われるようになっている。この
光学ヘッド3は、トラックをシ−クするために光カ−ド
1の移動方向と直交する方向(光カ−ド1の幅方向)に
移動可能に構成されている。
詳細に説明してゆく。図1〜図5は、本発明の第1実施
例を示したものである。図1は、光学的情報記録再生装
置(以下、装置と略称する)の一部断面図であるが、光
カ−ド1は駆動手段により光カ−ド長手方向に往復動し
、フレ−ム2上方に配設されている光学ヘッド3により
デ−タの記録、再生が行われるようになっている。この
光学ヘッド3は、トラックをシ−クするために光カ−ド
1の移動方向と直交する方向(光カ−ド1の幅方向)に
移動可能に構成されている。
【0012】光カ−ド1の駆動手段は、装置内に挿入さ
れた光カ−ド1の下面に接するようにその幅方向に設け
られた駆動ロ−ラ4と、他のロ−ラ等によって構成され
ている。駆動ロ−ラ4は図2の平面図に示されるように
、回転軸5の両側に大径のゴムロ−ラ6、7が設けられ
ており、フレ−ム2に形成された孔8、9に両端を回転
自在に係合された回転軸5の回転に伴い回転することに
より、ローラ表面の摩擦力によって光カ−ド1を移動さ
せる。
れた光カ−ド1の下面に接するようにその幅方向に設け
られた駆動ロ−ラ4と、他のロ−ラ等によって構成され
ている。駆動ロ−ラ4は図2の平面図に示されるように
、回転軸5の両側に大径のゴムロ−ラ6、7が設けられ
ており、フレ−ム2に形成された孔8、9に両端を回転
自在に係合された回転軸5の回転に伴い回転することに
より、ローラ表面の摩擦力によって光カ−ド1を移動さ
せる。
【0013】回転軸5は、軸方向の移動を規制するため
に一端が押しバネ10で押圧され、他端はストッパ11
に当接されている。また、回転軸5の一端近傍にはギア
12を設けこのギア12にモ−タ13の出力軸に設けた
ウォ−ムギア14を噛合させ、回転軸5に動力を伝達し
ている。また、回転軸5の他端近傍には、円盤型のエン
コ−ダ15が一体動するように設けられ、エンコ−ダ1
5の近傍には回転を検出するための検出器16が設けら
れている。
に一端が押しバネ10で押圧され、他端はストッパ11
に当接されている。また、回転軸5の一端近傍にはギア
12を設けこのギア12にモ−タ13の出力軸に設けた
ウォ−ムギア14を噛合させ、回転軸5に動力を伝達し
ている。また、回転軸5の他端近傍には、円盤型のエン
コ−ダ15が一体動するように設けられ、エンコ−ダ1
5の近傍には回転を検出するための検出器16が設けら
れている。
【0014】図3Aは、装置内に挿入された光カ−ド1
とガイドロ−ラの関係を示す平面図である。光カ−ド1
の長手方向一方の側面には、光カ−ド1案内用の3個の
ガイドロ−ラ17、18、19がほぼ等間隔に回転自在
に設けられている。これらガイドロ−ラのうち中央のガ
イドロ−ラ18が設けられている位置の近傍は、光学ヘ
ッド3が位置しデ−タの記録、再生を行う位置に対応す
る。他のガイドロ−ラ17と19との間は、光カ−ド1
の長さとほぼ等しい間隔となっている。
とガイドロ−ラの関係を示す平面図である。光カ−ド1
の長手方向一方の側面には、光カ−ド1案内用の3個の
ガイドロ−ラ17、18、19がほぼ等間隔に回転自在
に設けられている。これらガイドロ−ラのうち中央のガ
イドロ−ラ18が設けられている位置の近傍は、光学ヘ
ッド3が位置しデ−タの記録、再生を行う位置に対応す
る。他のガイドロ−ラ17と19との間は、光カ−ド1
の長さとほぼ等しい間隔となっている。
【0015】また、光カ−ド1の他方の側面にも前記ガ
イドロ−ラ17〜19に対応するようにガイドロ−ラ2
0、21、22が設けられている。このガイドロ−ラ2
0〜22は、図4(光カ−ド1が移動した状態を示した
斜視図)に示すように、フレ−ム2に揺動可能に設けら
れたア−ム26〜28に揺動可能に支承され、このア−
ムにはバネ23〜25が取りつけられ光カ−ド1の側面
を他方のガイドロ−ラ17〜19側に押圧して安定させ
ている。
イドロ−ラ17〜19に対応するようにガイドロ−ラ2
0、21、22が設けられている。このガイドロ−ラ2
0〜22は、図4(光カ−ド1が移動した状態を示した
斜視図)に示すように、フレ−ム2に揺動可能に設けら
れたア−ム26〜28に揺動可能に支承され、このア−
ムにはバネ23〜25が取りつけられ光カ−ド1の側面
を他方のガイドロ−ラ17〜19側に押圧して安定させ
ている。
【0016】さらに、前記ガイドロ−ラ17〜22の近
傍には、光カ−ド1の縁部上面を位置決め案内するため
の上ロ−ラ29〜34を回転自在に設ける。これら上ロ
−ラのうちデ−タの記録、再生を行う位置近傍に対応す
る位置に設けられている上ロ−ラ30、33は、図5の
駆動ロ−ラ3近傍の断面図に示すように、その回転軸3
5がフレ−ム2に形成された切り欠き溝36に上下方向
に変位可能で、かつ回転自在に係合されることによって
、光カ−ド1の上面を位置決め案内するようになってい
る。他の上ロ−ラ29、32と31、34もそれぞれの
回転軸を介して、同様に設けられている。
傍には、光カ−ド1の縁部上面を位置決め案内するため
の上ロ−ラ29〜34を回転自在に設ける。これら上ロ
−ラのうちデ−タの記録、再生を行う位置近傍に対応す
る位置に設けられている上ロ−ラ30、33は、図5の
駆動ロ−ラ3近傍の断面図に示すように、その回転軸3
5がフレ−ム2に形成された切り欠き溝36に上下方向
に変位可能で、かつ回転自在に係合されることによって
、光カ−ド1の上面を位置決め案内するようになってい
る。他の上ロ−ラ29、32と31、34もそれぞれの
回転軸を介して、同様に設けられている。
【0017】また、上ロ−ラ29、31、32、34の
下方には、それぞれの上ロ−ラに対応する位置に下ロ−
ラ37、38、39、40が設けられ、上ロ−ラに取り
つけられている押さえバネ41〜46によって上ロ−ラ
が光カ−ド1を押さえつけ、下ロ−ラが光カ−ド1の下
面を位置決め案内するようになっている。
下方には、それぞれの上ロ−ラに対応する位置に下ロ−
ラ37、38、39、40が設けられ、上ロ−ラに取り
つけられている押さえバネ41〜46によって上ロ−ラ
が光カ−ド1を押さえつけ、下ロ−ラが光カ−ド1の下
面を位置決め案内するようになっている。
【0018】次に、以上のように構成されている本実施
例による動作を説明する。先ず、装置内に光カ−ド1が
挿入されると、光カ−ド1はモ−タ13の駆動力を受け
るように連結された駆動ロ−ラ4によって、光カ−ド1
の長手方向にカ−ド長にほぼ等しいストロ−クで往復動
されるようになる。この場合、モ−タ13の回転方向は
図4に示すように、フレ−ム (図示していない) に
設けられている発光素子、受光素子を有するフォトリフ
レクタ47、48が光カ−ド1のエッジを検出して出す
出力信号に基づいて制御される。これに伴い、駆動ロ−
ラ4の回転方向が制御され光カ−ド1の移動方向が定ま
る。
例による動作を説明する。先ず、装置内に光カ−ド1が
挿入されると、光カ−ド1はモ−タ13の駆動力を受け
るように連結された駆動ロ−ラ4によって、光カ−ド1
の長手方向にカ−ド長にほぼ等しいストロ−クで往復動
されるようになる。この場合、モ−タ13の回転方向は
図4に示すように、フレ−ム (図示していない) に
設けられている発光素子、受光素子を有するフォトリフ
レクタ47、48が光カ−ド1のエッジを検出して出す
出力信号に基づいて制御される。これに伴い、駆動ロ−
ラ4の回転方向が制御され光カ−ド1の移動方向が定ま
る。
【0019】光カ−ド1は、ロ−ラ群によって位置決め
案内されるとともに、駆動ロ−ラ4に下面が押しつけら
れ駆動ロ−ラ4の回転に同期して往復動する。そして、
光カ−ド1は駆動ロ−ラ4とカ−ド面の摩擦力によって
搬送されるが、光カ−ド1の重さは極めて小さく(した
がって慣性も小さい)、さらに光カ−ド1を位置決めガ
イドしているのは全てロ−ラであるので、駆動ロ−ラ4
による駆動力に比較してカ−ド移動時の抵抗は非常に小
さく、駆動ロ−ラ4と光カ−ド1との間にスリップが生
じるおそれはない。
案内されるとともに、駆動ロ−ラ4に下面が押しつけら
れ駆動ロ−ラ4の回転に同期して往復動する。そして、
光カ−ド1は駆動ロ−ラ4とカ−ド面の摩擦力によって
搬送されるが、光カ−ド1の重さは極めて小さく(した
がって慣性も小さい)、さらに光カ−ド1を位置決めガ
イドしているのは全てロ−ラであるので、駆動ロ−ラ4
による駆動力に比較してカ−ド移動時の抵抗は非常に小
さく、駆動ロ−ラ4と光カ−ド1との間にスリップが生
じるおそれはない。
【0020】図2に示すように駆動ロ−ラ4が回転する
と、円盤型のエンコ−ダ15は駆動ロ−ラ4の回転に対
応して駆動するので、その変化に応じた出力を検出器1
6から得ることができる。そこで、光カ−ド1の移動速
度およびその変化を常時モニタすることができる。この
ように光学ヘッドからのビームスポットを照射する位置
のごく近傍に設けた速度検出手段によって光カ−ド1を
搬送する駆動ロ−ラ4の回転速度を検出することにより
、光カ−ド1の移動速度を検出しているので、適正な速
度検出が可能となる。光カ−ド1にクロックパタ−ンを
設ける必要もなくなるとともに、クロックパタ−ンのな
い光カ−ドの使用も可能となる。
と、円盤型のエンコ−ダ15は駆動ロ−ラ4の回転に対
応して駆動するので、その変化に応じた出力を検出器1
6から得ることができる。そこで、光カ−ド1の移動速
度およびその変化を常時モニタすることができる。この
ように光学ヘッドからのビームスポットを照射する位置
のごく近傍に設けた速度検出手段によって光カ−ド1を
搬送する駆動ロ−ラ4の回転速度を検出することにより
、光カ−ド1の移動速度を検出しているので、適正な速
度検出が可能となる。光カ−ド1にクロックパタ−ンを
設ける必要もなくなるとともに、クロックパタ−ンのな
い光カ−ドの使用も可能となる。
【0021】そして、検出器16からの出力に基づいて
クロック信号を得、得られたクロック信号に同期して光
源への入力信号あるいはデ−タ読み取り部からの出力信
号を処理するようにすれば、光カ−ド1の搬送速度の変
動にかかわらず安定したデ−タの記録、再生を行うこと
ができる。なお、光学ヘッド3によりデ−タの記録、再
生を行う場合は、発光ダイオ−ド49からの光を照明レ
ンズ50により光カ−ド1上に照射し、光カ−ド1での
反射光を対物レンズ51を経てフォトディテクタ52に
入射させて、フォ−カスおよびトラッキング制御を行う
とともにデ−タの記録、再生を行うのである。また、検
出器16からの出力に基づいてクロック信号を得、その
クロック信号を速度制御手段に供給すれば、光カードの
速度制御を行うこともできる。
クロック信号を得、得られたクロック信号に同期して光
源への入力信号あるいはデ−タ読み取り部からの出力信
号を処理するようにすれば、光カ−ド1の搬送速度の変
動にかかわらず安定したデ−タの記録、再生を行うこと
ができる。なお、光学ヘッド3によりデ−タの記録、再
生を行う場合は、発光ダイオ−ド49からの光を照明レ
ンズ50により光カ−ド1上に照射し、光カ−ド1での
反射光を対物レンズ51を経てフォトディテクタ52に
入射させて、フォ−カスおよびトラッキング制御を行う
とともにデ−タの記録、再生を行うのである。また、検
出器16からの出力に基づいてクロック信号を得、その
クロック信号を速度制御手段に供給すれば、光カードの
速度制御を行うこともできる。
【0022】本実施例では、速度検出用のエンコ−ダ1
5を図1に示すように、光学ヘッド3がデ−タを記録、
再生するために光カ−ド1上に照射するビ−ムスポット
位置近傍に設けられたローラ30に対して光カ−ド1を
挟んで対応する反対側に設けられた駆動ロ−ラ4の回転
軸5に取りつけている。これは図3に示すように、光カ
−ド1がその長手方向にカ−ド長にほぼ等しいストロ−
クで往復駆動されている場合でも、光カ−ド1に常時接
しているロ−ラは上記位置にあるローラ30(33)だ
けであることによる。
5を図1に示すように、光学ヘッド3がデ−タを記録、
再生するために光カ−ド1上に照射するビ−ムスポット
位置近傍に設けられたローラ30に対して光カ−ド1を
挟んで対応する反対側に設けられた駆動ロ−ラ4の回転
軸5に取りつけている。これは図3に示すように、光カ
−ド1がその長手方向にカ−ド長にほぼ等しいストロ−
クで往復駆動されている場合でも、光カ−ド1に常時接
しているロ−ラは上記位置にあるローラ30(33)だ
けであることによる。
【0023】このことを詳細に説明するための図面が、
図3A〜Cである。光カ−ド1が装置内に挿入されロ−
ラ群の全てに接触している状態を示したが図3Aであり
、この場合、光学ヘッド3は光カ−ド1のほぼ中央に対
向して位置している。光学ヘッド3は、光カ−ド1に対
してシ−クするために幅方向に移動するようになってい
るが、デ−タの記録、再生の際は光カ−ド1が光学ヘッ
ド3に対してトラック方向(カ−ド長手方向)に移動す
るようになっている。
図3A〜Cである。光カ−ド1が装置内に挿入されロ−
ラ群の全てに接触している状態を示したが図3Aであり
、この場合、光学ヘッド3は光カ−ド1のほぼ中央に対
向して位置している。光学ヘッド3は、光カ−ド1に対
してシ−クするために幅方向に移動するようになってい
るが、デ−タの記録、再生の際は光カ−ド1が光学ヘッ
ド3に対してトラック方向(カ−ド長手方向)に移動す
るようになっている。
【0024】デ−タを記録、再生するために光カ−ド1
を装置内への挿入方向奥部にを移動させると、最大で図
3Bに示すようにロ−ラ20、29およびロ−ラ17、
32との接触が完全になくなり、その他のロ−ラ群のみ
に接触する位置に移動する。さらに、光カ−ド1を装置
から排出する方向に移動させると、最大で図3Cに示す
ようにロ−ラ22、31およびロ−ラ19、34との接
触が完全になくなり、その他のロ−ラ群のみに接触する
位置に移動する。 このようにして、図3Bの位置と図3Cの位置との間で
光カ−ド1が移動している間に、情報トラックにデ−タ
が記録、再生されるのである。
を装置内への挿入方向奥部にを移動させると、最大で図
3Bに示すようにロ−ラ20、29およびロ−ラ17、
32との接触が完全になくなり、その他のロ−ラ群のみ
に接触する位置に移動する。さらに、光カ−ド1を装置
から排出する方向に移動させると、最大で図3Cに示す
ようにロ−ラ22、31およびロ−ラ19、34との接
触が完全になくなり、その他のロ−ラ群のみに接触する
位置に移動する。 このようにして、図3Bの位置と図3Cの位置との間で
光カ−ド1が移動している間に、情報トラックにデ−タ
が記録、再生されるのである。
【0025】上記のように、光カ−ド1が移動してもロ
−ラ21、30、ロ−ラ18、33に常に接触している
とともに、駆動ロ−ラ4に接触しているので光カ−ド1
は安定して移動される。したがって、駆動ロ−ラ4にエ
ンコ−ダ15を取りつけることによって常時、光カ−ド
1の移動速度をモニタできることになるとともに、円盤
型のエンコーダを用いることにより速度検出手段として
最も簡素な構成とすることができる。さらに駆動ローラ
4にエンコーダ15を取りつけることによって、デ−タ
の記録、再生が行われるビ−ムスポット照射位置に最も
近い位置での光カ−ド1の移動速度検出を行うことがで
きる。仮に上記の位置に設けられた駆動ロ−ラ4以外の
ローラに速度検出手段を設けようとすると、2個所に設
けないと常時光カ−ド1の移動速度をモニタできないこ
ととなる。
−ラ21、30、ロ−ラ18、33に常に接触している
とともに、駆動ロ−ラ4に接触しているので光カ−ド1
は安定して移動される。したがって、駆動ロ−ラ4にエ
ンコ−ダ15を取りつけることによって常時、光カ−ド
1の移動速度をモニタできることになるとともに、円盤
型のエンコーダを用いることにより速度検出手段として
最も簡素な構成とすることができる。さらに駆動ローラ
4にエンコーダ15を取りつけることによって、デ−タ
の記録、再生が行われるビ−ムスポット照射位置に最も
近い位置での光カ−ド1の移動速度検出を行うことがで
きる。仮に上記の位置に設けられた駆動ロ−ラ4以外の
ローラに速度検出手段を設けようとすると、2個所に設
けないと常時光カ−ド1の移動速度をモニタできないこ
ととなる。
【0026】図6は、本発明の第2実施例を示したもの
で、第1実施例と対応する箇所には同一符号を付した。 本実施例では、駆動ロ−ラをカ−ド移動方向に2つ並べ
て設けている。また、駆動ロ−ラ4a、4bの間でかつ
光学ヘッド3からのビ−ムスポット照射位置近傍に従動
ロ−ラ55を設ける。この従動ロ−ラ55にエンコ−ダ
15を取りつけ光カ−ド1の移動速度検出を行うように
している。 他の構成については、第1実施例と同様である。このよ
うに構成することにより、第1実施例と同様の効果を有
するとともに、2つの駆動ロ−ラにより確実かつ安定し
た光カ−ド1の往復駆動を実現できる。
で、第1実施例と対応する箇所には同一符号を付した。 本実施例では、駆動ロ−ラをカ−ド移動方向に2つ並べ
て設けている。また、駆動ロ−ラ4a、4bの間でかつ
光学ヘッド3からのビ−ムスポット照射位置近傍に従動
ロ−ラ55を設ける。この従動ロ−ラ55にエンコ−ダ
15を取りつけ光カ−ド1の移動速度検出を行うように
している。 他の構成については、第1実施例と同様である。このよ
うに構成することにより、第1実施例と同様の効果を有
するとともに、2つの駆動ロ−ラにより確実かつ安定し
た光カ−ド1の往復駆動を実現できる。
【0027】図7は、本発明の第3実施例を示したもの
で、光学ヘッド3からのビ−ムスポット照射位置近傍に
設けられたロ−ラ30にエンコ−ダ15を取りつけてい
る。 このように、光カ−ド1の移動速度検出に最も適当なロ
−ラを選択すれば、エンコ−ダ15を取りつけるロ−ラ
は光カ−ド1の上面側あるいは下面側何れのものであっ
てもよい。また、直接駆動力を受けるロ−ラでなくとも
光カ−ド1の移動と一体に回転するロ−ラであれば何れ
のものであってもよい。
で、光学ヘッド3からのビ−ムスポット照射位置近傍に
設けられたロ−ラ30にエンコ−ダ15を取りつけてい
る。 このように、光カ−ド1の移動速度検出に最も適当なロ
−ラを選択すれば、エンコ−ダ15を取りつけるロ−ラ
は光カ−ド1の上面側あるいは下面側何れのものであっ
てもよい。また、直接駆動力を受けるロ−ラでなくとも
光カ−ド1の移動と一体に回転するロ−ラであれば何れ
のものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、光カ−ド
に形成されたクロックパタ−ンに基づいて光カ−ドの移
動速度の検出を行わないので、光カ−ドのデ−タ記録領
域の拡大化を図ることができる。また、速度検出手段は
、光学ヘッドによりデ−タの記録、再生をする箇所に最
も近い位置で、光カ−ドの移動速度の検出しているので
カ−ド上のデ−タに対する誤差を小さくできる。また、
速度検出手段は、常に光カ−ドに接触しているロ−ラに
取りつけているので、1個の速度検出手段のみで速度検
出が可能である。また、速度検出手段は、円盤型(回転
型)のエンコ−ダを使用しているので、簡素な構成、組
立が容易で装置の小型化を図れる。
に形成されたクロックパタ−ンに基づいて光カ−ドの移
動速度の検出を行わないので、光カ−ドのデ−タ記録領
域の拡大化を図ることができる。また、速度検出手段は
、光学ヘッドによりデ−タの記録、再生をする箇所に最
も近い位置で、光カ−ドの移動速度の検出しているので
カ−ド上のデ−タに対する誤差を小さくできる。また、
速度検出手段は、常に光カ−ドに接触しているロ−ラに
取りつけているので、1個の速度検出手段のみで速度検
出が可能である。また、速度検出手段は、円盤型(回転
型)のエンコ−ダを使用しているので、簡素な構成、組
立が容易で装置の小型化を図れる。
【図1】本発明の第1実施例にかかる装置の一部断面図
である。
である。
【図2】駆動ロ−ラ近傍の平面図である。
【図3】光カ−ドが往復駆動した場合のロ−ラとの関係
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図4】駆動ロ−ラを省略した装置の一部斜視図である
。
。
【図5】駆動ロ−ラ近傍の拡大断面図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかる装置の一部断面図
である。
である。
【図7】本発明の第3実施例にかかる装置の一部断面図
である。
である。
【符号の説明】
1 光カ−ド
2 フレ−ム
3 光学ヘッド
4 駆動ロ−ラ
15 エンコ−ダ
20, 21, 22 ローラ
29, 30, 31, 37, 38 ローラ41
, 43 押さえバネ 49 発光ダイオード 50 照明レンズ 51 対物レンズ 52 フォトディテクタ
, 43 押さえバネ 49 発光ダイオード 50 照明レンズ 51 対物レンズ 52 フォトディテクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 光カードを往復駆動する手段と、光カ
−ド上のデ−タ記録領域にデ−タを記録および/または
再生する光学ヘッドと、該光学ヘッドが光カ−ド上にデ
−タを記録、再生する位置において光カ−ドの幅方向に
延在され、光カ−ドの往復動にともない一体的に回転動
する回転体に取りつけられ光カ−ドの移動速度を検出す
る速度検出手段とを設けたことを特徴とする光学式情報
記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17043391A JPH04368663A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 光学式情報記録再生装置 |
US07/894,848 US5337304A (en) | 1991-06-17 | 1992-06-05 | Optical information recording/reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17043391A JPH04368663A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 光学式情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368663A true JPH04368663A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15904830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17043391A Withdrawn JPH04368663A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 光学式情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04368663A (ja) |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP17043391A patent/JPH04368663A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |