JPH0567196U - 電動カーテン駆動装置 - Google Patents
電動カーテン駆動装置Info
- Publication number
- JPH0567196U JPH0567196U JP005964U JP596492U JPH0567196U JP H0567196 U JPH0567196 U JP H0567196U JP 005964 U JP005964 U JP 005964U JP 596492 U JP596492 U JP 596492U JP H0567196 U JPH0567196 U JP H0567196U
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- JP
- Japan
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- motor
- control circuit
- arithmetic processing
- speed
- connector
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- Pending
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Control Of Linear Motors (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】直流モータの未接続状態における暴走を防止す
る。 【構成】駆動制御回路で直流モータに流れる電流から速
度を検出し、その速度に応じて直流モータへの供給電力
を制御して定速制御を行う。直流モータを駆動制御回路
に接続するコネクタ7を備える。直流モータと駆動制御
回路との接続時に駆動制御回路の演算処理部に対して直
流モータの接続状態を示す信号を与える構造を上記コネ
クタ7に設ける。
る。 【構成】駆動制御回路で直流モータに流れる電流から速
度を検出し、その速度に応じて直流モータへの供給電力
を制御して定速制御を行う。直流モータを駆動制御回路
に接続するコネクタ7を備える。直流モータと駆動制御
回路との接続時に駆動制御回路の演算処理部に対して直
流モータの接続状態を示す信号を与える構造を上記コネ
クタ7に設ける。
Description
【0001】
本考案は、自動的にカーテンを開閉する電動カーテン駆動装置であって、特に カーテン駆動用の直流モータに供給される電流から速度を検出して、直流モータ を定速駆動する電動カーテン駆動装置に関するものである。
【0002】
従来の一般的な電動カーテン駆動装置の構成を図3に示す。この電動カーテン 駆動装置では、リニアモータなどの直流モータ1を用いてカーテンを自動的に開 閉するものであり、直流モータ1とこの直流モータ1の駆動制御を行う駆動制御 回路とはコネクタ7を用いて電気的に接続されている。上記駆動制御回路は、カ ーテンの開閉操作を行う操作スイッチ1と、直流モータ1に電力を供給する電源 部4と、上記操作スイッチ1の操作に応じた適当な電力を直流モータ1に供給さ せる指令を電源部4に与えるCPUで構成された演算処理部3と、電源部4から 直流モータ1に供給される電流方向を切り換える切換リレー6と、直流モータ1 に供給される電流から直流モータの速度を検出する速度検出部5とからなり、上 記速度検出部5で検出された速度信号は演算処理部3に帰還され、この検出速度 に応じて演算処理部3は設定された所定速度で直流モータ1を駆動するように電 源部3を制御する。つまり、上記所定速度と実際の直流モータ1の検出速度との 間の差を小さくする指令を電源部3に与え、カーテンを一定速度で開閉させるの である。
【0003】
ところで、上記電動カーテン駆動装置において、直流モータ1が未接続の状態 において、カーテンを駆動する操作が操作スイッチ2で行われると、電源部4の 出力段が電圧破壊を起こす問題があった。つまりは、操作スイッチ2でカーテン を駆動する操作が行われると、直流モータ1を接続してあるか否かに関係なく、 演算処理部3は電源部4に対して電力を直流モータ1に供給するための指令を与 える。そして、直流モータ1は接続していないと、モータ電流が流れず、速度検 出部5で検出される速度は0の状態を維持する。従って、この速度信号を速度検 出部5から受けた演算処理部3では、負荷が大きくて直流モータ1が駆動されて いないと判断し、電源部4に対して直流モータ1に供給する電力を増大させる指 令を与える。しかし、これによっても直流モータ1は駆動されないので、さらに 電力を増大させるという制御が継続され、いわゆる暴走状態を起こし、ついには 電源部3の出力段が電圧破壊を起こすのである。
【0004】 これを防止する方法としては、直流モータ1を未接続の場合にオフ操作してお く確認スイッチ8を設け、この確認スイッチ8の操作信号により演算処理部3を 制御することが考えられる。つまり、この確認スイッチ8をオフ操作しておくと 、演算処理部3が確認スイッチ8の操作状況から直流モータ1が接続されていな いことを判断し、この際には操作スイッチ2でカーテンを駆動する操作がなされ ても、演算処理部3から電源部4に対して直流モータ1に電力を供給させる指令 が与えられないようにする。このようにすれば上述の問題は乗じない。
【0005】 しかしながら、この場合においても確認スイッチ8の操作ミスあるいは操作忘 れなどが生じると、何等の効力も発揮しないことになり、依然として上記問題を 完全には解消できない。 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、直 流モータの未接続状態における暴走状態を確実に防止できる電動カーテン駆動装 置を提供することにある。
【0006】
本考案では、上記目的を達成するために、直流モータを駆動制御回路に接続す るコネクタを備え、直流モータと駆動制御回路との接続時に演算処理手段に対し て直流モータの接続状態を示す信号を与える構造を上記コネクタに設けてある。
【0007】
【作用】 本考案は、上述のように構成することにより、実際に直流モータが接続されて いるか否かに応じた確実な直流モータの接続状態を示す信号を演算処理部に対し て与えることを可能とし、直流モータの未接続状態における暴走状態を確実に防 止する。
【0008】
図1及び図2に本考案の一実施例を示す。本実施例の電動カーテン駆動装置の 構成は図2に示すように基本的には、図3で説明した確認スイッチ8を除く構成 とほぼ同じ構成となっており、本実施例では直流モータ1を切換リレーの出力に 接続するコネクタ7から演算処理部3に対して直流モータ1の接続状態を示す信 号を与える点に特徴がある。
【0009】 このように演算処理部3に対して直流モータ1の接続状態を示す信号を与える コネクタ7の具体構成を図1に示す。コネクタ7は、切換リレー6の出力に接続 される雌側の接続部7aと、直流モータ1に接続される雄側の接続部7bとから なり、夫々の接続部7a,7bには切換リレー6と直流モータ1との間の接続 を行うコンタクト9a1 ,接触ピン9b1 からなる接触部以外に、一対のコンタ クト9a2 ,接触ピン9b2 からなる接触部を設けてある。つまり、コネクタ7 は4ピン構造としてある。そして、接続部7b側の接触ピン9b2 はリード線な どを用いて短絡しておき、コンタクト9a2 は演算処理部3に接続してある。従 って、接続部7a,7bの接続状態に応じた信号を演算処理部3に対してコネク タ7から与えることができ、このコネクタ7の上記コンタクト9a2 間の短絡開 放状態から演算処理部3で直流モータ1の接続状況を判断し、且つ直流モータ1 の未接続時にカーテンを駆動する操作入力が操作スイッチ2から入力されても電 源部4に対して直流モータ1に電力を供給させる指令を与えないようにするプロ グラムを演算処理部3に設定しておけば、上述した確認スイッチ8としての機能 をコネクタ7に持たせることができる。しかも、このようにコネクタ7自体に確 認スイッチ8としての機能を持たせておけば、操作ミスや操作忘れなどが生じる ことがなく、実際の直流モータ1の接続状態に応じた信号を演算処理部3に与え ることができ、直流モータの未接続状態における暴走状態を確実に防止できる。
【0010】
本考案は上述のように、カーテン駆動用の直流モータに電力を供給する電力供 給手段と、上記直流モータに供給される電流から速度を検出する速度検出手段と 、この速度検出手段の出力に応じて電力供給手段から直流モータに供給される電 力を制御して直流モータを定速駆動する演算処理手段とを駆動制御回路として備 える電動カーテン駆動装置において、直流モータを上記駆動制御回路に接続する コネクタを備え、直流モータと駆動制御回路との接続時に演算処理手段に対して 直流モータの接続状態を示す信号を与える構造を上記コネクタに設けてあるので 、実際に直流モータが接続されているか否かに応じた確実な直流モータの接続状 態を示す信号を演算処理部に対して与えることができ、直流モータの未接続状態 における暴走状態を確実に防止できる。
【図1】本考案の一実施例に用いるコネクタの構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同上を備える電動カーテン駆動装置の回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】従来の電動カーテン駆動装置の回路構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 直流モータ 3 演算処理部 4 電源部 5 速度検出部 7 コネクタ 7a,7b 接続部 9a2 コンタクト 9b2 接触ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 カーテン駆動用の直流モータに電力を供
給する電力供給手段と、上記直流モータに供給される電
流から速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手
段の出力に応じて電力供給手段から直流モータに供給さ
れる電力を制御して直流モータを定速駆動する演算処理
手段とを駆動制御回路として備える電動カーテン駆動装
置において、直流モータを上記駆動制御回路に接続する
コネクタを備え、直流モータと駆動制御回路との接続時
に演算処理手段に対して直流モータの接続状態を示す信
号を与える構造を上記コネクタに設けて成ることを特徴
とする電動カーテン駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005964U JPH0567196U (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | 電動カーテン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005964U JPH0567196U (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | 電動カーテン駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0567196U true JPH0567196U (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=11625568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP005964U Pending JPH0567196U (ja) | 1992-02-15 | 1992-02-15 | 電動カーテン駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0567196U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6070463A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-22 | Toshiba Corp | 像形成装置 |
JPS6017463B2 (ja) * | 1982-06-08 | 1985-05-02 | 麒麟麦酒株式会社 | 王冠栓 |
JPS641493A (en) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 | Hitachi Ltd | Control circuit for servo motor |
JPH0212512A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Nec Home Electron Ltd | 電子機器間接続装置 |
-
1992
- 1992-02-15 JP JP005964U patent/JPH0567196U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017463B2 (ja) * | 1982-06-08 | 1985-05-02 | 麒麟麦酒株式会社 | 王冠栓 |
JPS6070463A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-22 | Toshiba Corp | 像形成装置 |
JPS641493A (en) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 | Hitachi Ltd | Control circuit for servo motor |
JPH0212512A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Nec Home Electron Ltd | 電子機器間接続装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980804 |