JPH056704Y2 - - Google Patents

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JPH056704Y2
JPH056704Y2 JP2305987U JP2305987U JPH056704Y2 JP H056704 Y2 JPH056704 Y2 JP H056704Y2 JP 2305987 U JP2305987 U JP 2305987U JP 2305987 U JP2305987 U JP 2305987U JP H056704 Y2 JPH056704 Y2 JP H056704Y2
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closing
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 複数枚の制御用プリント板を持ち、その内開閉
機構を備えたプリント板の固定構造であつて、該
開閉機構の開閉支点部と固定部材の間のスキマ
を、ゴム等の弾性材を用いてなくし、自発及び外
部振動に対して開閉されるプリント板の振動を抑
制するようにし、プリント板の誤作動を防止す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子機器等に用いる開閉機構を備え
たプリント板の固定方法に関する。
電子機器等では装置の小型化が図られており、
その小型化のためスペースが制約され、制御用プ
リント板が多段に配置されることが多い。この場
合、下方のプリント板を交換、或いは試験すると
き、上方のプリント板を開閉する必要がある。そ
の為、上方のプリント板に開閉機構が設けられて
いるが、開閉されるプリント板が開閉機構部分に
より自発及び外部振動により振動し、各信号にノ
イズが重畳し装置の誤動作が生じ易い。このた
め、プリント板に振動が発生しないような開閉機
構及び固定構造が要望されている。
〔従来の技術〕
第2図は従来のプリント板の固定構造を説明す
る図で、イは平面図、ロは正面図、ハは図ロの開
放状態を示す。
第2図イ,ロにおいて、電子機器等の装置、例
えば磁気デイスク装置1の上部に、複数枚の制御
用プリント板2を持ち、その内上方の少なくとも
1枚のプリント板2に開閉機構3を備えており、
下方のプリント板2を交換、或いは試験する場合
に、開閉機構を持つプリント板2の止めネジ4を
外し、第2図ハのように開く。なお、開閉機構を
持つプリント板2は、金属部材(例えば鉄板等)
5に保持され、開閉支点部6は第3図イ,ロのよ
うに、金属部材5から延長されて折り曲げられて
形成され、装置側にある固定部材7の穴8に挿入
される。10は支柱である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の開閉機構3は、開閉されるプリント板2
の閉時において、開閉支点部6と反対側の固定部
材7とは機械的に固定されている。開閉機構3の
開閉支点部6と固定部材7の穴8間に、かなり大
きなスキマを生じる為、自分自身より発生する振
動(デイスクの回転、ポジシヨナの移動等)及び
外部より伝わる振動(振動試験、輸送等)を直接
受け、開閉されるプリント板2が振動する。特に
金属部材5を延長し端部に形成された開閉支点部
6の折り曲げ部長手方向と直交する方向に振動し
易い。装置は通常シグナルアース(SG)されて
おり、振動のため開閉支点部6と固定部材7の穴
8との接触、非接触から生じる電位差により発生
するノイズによつて、装置が誤動作すると云う問
題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図イ〜ハは、本考案のプリント板の固定構
造を示す。
前記問題点は、開閉されるプリント板2の開閉
機構3の開閉支点部6に弾性部材9を挿入し、自
発及び外部振動に対して開閉されるプリント板2
の振動を抑制するよう構成してなる本考案のプリ
ント板の固定構造によつて解決される。
〔作用〕
即ち、開閉支点部6と固定部材7の穴8との大
きなスキマを、弾性部材9を用いなくす構造とし
たことにより、自分自身(デイスクの回転、ポジ
シヨナの移動等)より発する振動、及び外部(振
動試験、輸送等)より伝わる振動が吸収され、開
閉されるプリント板の振動は抑制される。
〔実施例〕
第1図イ〜ハは本考案の実施例を説明する図
で、イは開閉機構部の正面図、ロはイの側面図、
ハは開閉プリント板を閉じた状態の正面図であ
る。なお、全図を通じて同一符号は同一対称物を
示す。
第1図イは、プリント板の開閉機構部3で、従
来と同じように装置側に固定された固定部材7に
穴8が設けられる。また、開閉されるプリント板
2を保持する金属部材5を第1図ハのように延長
し、その端部を折り曲げ開閉支点部6とする。該
開閉支点部6と前記固定部材7の穴8との間にス
キマがないように、ゴム又はプラスチツク等の弾
性部材9を第1図ロのように設ける。なお、開閉
されるプリント板2の開閉支点部6の反対側は、
装置側に固定された支柱10に止めネジ4により
固定される。
磁気デイスク等の装置は、振動試験を行い一定
の振動に対して保障するようにしている。ところ
が、従来自発及び外部振動により開閉機構部3が
振動し、0.3Gしか許容でなかつたが、本考案の
構造では、自発及び外部振動が弾性部材9で吸収
されて、0.5Gまで許容されるようになつた。な
お、実施例の弾性部材9は硬度40度のネオプレー
ンゴムを使用した。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、開閉機構
部の開閉支点部と固定部材の大きなスキマを、弾
性部材でなくす構造としたことにより、自発及び
外部振動が吸収され、開閉されるプリント板の振
動が抑制され、装置が誤動作を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ハは本考案の実施例を説明する図、
第2図イ〜ハは従来のプリント板の固定方法を説
明する図、第3図は従来の開閉機構を説明する図
である。 図において、3は開閉機構部、4は止めネジ、
5は金属部材、6は開閉支点部、7は固定部材、
8は穴、9は弾性部材、10は支柱を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数枚の制御用プリント板2を持ち、その内少
    なくとも1枚のプリント板2に開閉機構3を備
    え、該開閉機構3を持つプリント板2は金属部材
    5で保持され、開閉支点部6は該金属部材5から
    延長された構造で形成された装置において、 前記開閉支点部6に弾性部材9を挿入し、自発
    及び外部振動に対して前記開閉されるプリント板
    2の振動を抑制するよう構成してなることを特徴
    とするプリント板の固定構造。
JP2305987U 1987-02-19 1987-02-19 Expired - Lifetime JPH056704Y2 (ja)

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JP2305987U JPH056704Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JP2305987U JPH056704Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JPS63131192U JPS63131192U (ja) 1988-08-26
JPH056704Y2 true JPH056704Y2 (ja) 1993-02-19

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JPS63131192U (ja) 1988-08-26

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