JPH0566705A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH0566705A
JPH0566705A JP25280191A JP25280191A JPH0566705A JP H0566705 A JPH0566705 A JP H0566705A JP 25280191 A JP25280191 A JP 25280191A JP 25280191 A JP25280191 A JP 25280191A JP H0566705 A JPH0566705 A JP H0566705A
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JP
Japan
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toner
blade
cleaning
scraping blade
cleaning device
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Pending
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JP25280191A
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English (en)
Inventor
Masahito Yanagida
雅人 柳田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0566705A publication Critical patent/JPH0566705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー掻き取りブレードを、ブレードホルダ
に堅固に接着固定できるようにし、トナー掻き取りブレ
ードによるトナーの掻き取り機能を安定的に、しかも、
永続的に遂行できるようにした、画像形成装置のクリー
ニング装置を提供する。 【構成】 感光体1上の転写工程後の残留トナーTを、
クリーニングブラシ4で除去し、この除去したトナーを
トナー回収ローラ7の側に回収し、この回収したトナー
をトナー掻き取りブレード8で掻き落とすようにしたク
リーニング装置10において、トナー掻き取りブレード
8を、ブレードホルダ11に対して、ホットメルト型接
着剤14で接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング部材によ
って除去回収したトナーを、更に、トナー回収ローラに
回収する形式のクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置において、潜像担持体に静電潜像を形成
し、この静電潜像をトナー像として可視像化するもので
は、そのトナー像の転写を行ったのち、転写に寄与しな
かったトナーが潜像担持体表面に残留付着しているの
で、かかる付着トナーを潜像担持体から除去して回収す
るようにしている。このような機能を達成するクリーニ
ング装置として、クリーニングブラシなどのクリーニン
グ部材を用いるものが、この種の画像形成装置で多用さ
れている。
【0003】このようなクリーニング装置で、かかるク
リーニング部材によって除去したトナーを更に、トナー
回収ローラの側に静電的に吸着し、このトナー回収ロー
ラ上に回収したトナーを、トナー回収ローラに圧接する
トナー掻き取りブレードによって、その表面から掻き取
り除去するようにしたものがある。
【0004】このようなクリーニング装置では、トナー
掻き取りブレードがクリーニング装置のブレードホルダ
などに固定されるようになっているのであるが、従来
は、その固定に、両面テープを用いるようにしていた。
又、場合によっては、両面テープに瞬間接着剤を併用す
る接着方式を採用していた。
【0005】このような接着構成であると、ブレードの
トナー回収ローラへの圧接状態が続くうちに、それに
「ズレ」を生じたり、或いは、それがブレードホルダか
ら剥がれたりして、トナーの掻き取り機能に支障を来た
すようになる。このようになると、クリーニング部材に
よるクリーニング機能にも支障を来たすようになり、画
質が悪化する原因になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トナ
ー掻き取りブレードをブレードホルダなどのブレード保
持部材に、堅固に接着固定できるようにして、トナー掻
き取りブレードによるトナーの掻き取り機能を安定的
に、しかも、永続的に遂行できるようにした、画像形成
装置のクリーニング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、トナー像の転写工程後に、潜像担持体表面
に残留しているトナーを除去して回収するクリーニング
部材と、このクリーニング部材の側に回収されたトナー
を静電的に吸着して回収するトナー回収ローラと、該ト
ナー回収ローラに圧接して該トナー回収ローラ上のトナ
ーを掻き取り除去するトナー掻き取りブレードとを備え
た画像形成装置のクリーニング装置において、トナー掻
き取りブレードが、これを取り付けるブレード保持部材
に、ホットメルト型接着剤で接着されているクリーニン
グ装置の構成を提案するものである。
【0008】なお、ホットメルト型接着剤による接着強
度が0.7kgf/cm乃至5kgf/cmの範囲であると効果的
である。
【0009】
【実施例】図1において、符号1で示すものは、潜像担
持体の一構成例であるドラム状感光体であり、この感光
体1は、セレン又はOPC(有機感光体)又はアモルフ
ァスシリコンなどより成り、図示矢印方向に回転駆動さ
れるようになっている。
【0010】この感光体1の表面には、良く知られてい
るように、帯電、露光等が行われて静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は図示されない現像装置によってトナ
ー像として可視像化される。このようにして得られたト
ナー像が転写チャージャ2の作用により転写紙3に転写
されるのである。この転写のあと、感光体1の表面には
転写に寄与しなかったトナーTが残留付着している。
【0011】符号10で示すクリーニング装置は、ユニ
ット化されたものとなっていて、その残留トナーTを除
去して回収するものである。このクリーニング装置10
にはクリーニング部材4が備えられており、本例ではか
かるクリーニング部材が、例えば導電性のブラシより成
るクリーニングブラシとなっている。このクリーニング
ブラシ4は、感光体1の表面に対し摺擦するように、図
示矢印方向に回転駆動されるようになっている。なお、
かかるクリーニングブラシとしては、ブラシが図のよう
に直毛タイプとなっているものの他、それがループ状を
成すものが用いられる。本発明は、このようなクリーニ
ング部材を有するものにも、その適用が可能である。ま
たローラ上にクリーニング剤による磁気ブラシを担持し
た磁気ブラシローラを、クリーニング部材として用いる
クリーニング装置にも本発明の適用が可能である。
【0012】クリーニングブラシ4には、残留トナーが
静電的にクリーニングブラシの側に引き寄せられるよう
なバイアス電圧が印加されている。クリーニング装置1
0には、又、クリーニング前チャージャ5が備えられて
いて、これが作動することで、残留トナーTはクリーニ
ングし易いようにその極性や電荷量が揃えられる。この
ようなトナーがクリーニングブラシ4によって掻き取ら
れつつ、このブラシ側に静電的に引き寄せられて回収さ
れるのである。
【0013】かかるクリーニングブラシ4によって、残
留トナーが完全に除去できないクリーニング装置では、
クリーニングブラシ4の他に、ウレタンゴム等より成る
クリーニングブレード6が備えられている。クリーニン
グブラシ4で取り切れなかったトナーが、そのクリーニ
ングブレード6で掻き取り除去されるのである。本発明
は、このようなクリーニングブレード6を持たないクリ
ーニング装置についても、その適用が可能である。
【0014】クリーニングブラシ4は、感光体表面に残
留しているトナーを除去して回収するものであるが、こ
のクリーニングブラシ4にはトナー回収ローラ7が、そ
れに喰い込むように、且つ、それに平行するようにして
設けられている。感光体1も、クリーニングブラシ4に
喰い込むようになっていて、その喰い込み量はトナー回
収ローラ7の喰い込み量と同じ1.5mm程度となってい
る。
【0015】トナー回収ローラ7は導体ローラより成っ
ていて、これには、クリーニングブラシ4の側に回収さ
れたトナーを静電的に吸着し得るようなバイアス電圧が
印加されている。このバイアス電圧の印加によって、ク
リーニングブラシ4に付着したトナーがトナー回収ロー
ラ7の側に静電的に引き寄せられて回収されるのであ
る。かかるトナー回収ローラを「バイアスローラ」と呼
ぶこともある。
【0016】トナー回収ローラ7には、厚さが1.5mm
乃至3mm程度の、ウレタンゴムなどの薄い弾性体より成
るトナー掻き取りブレード8が圧接している。このトナ
ー掻き取りブレード8によって、トナー回収ローラ7の
側に回収されたトナーは、この表面から掻き落とされ、
この掻き落とされたトナーはトナー排出スクリュー部材
9にてクリーニング装置10外へと排出される。トナー
掻き取りブレード8の厚さを1.5mm乃至3mmに設定す
ると、その弾性を確実に維持でき、かつその真直度も維
持できるので、トナー回収ローラ7に対する圧接分布を
均一化できる利点が得られる。
【0017】トナー掻き取りブレード8は、クリーニン
グ装置10に組み付けられるブレード保持部材11に固
定されるようになっている。本例では、このブレード保
持部材11が、クリーニング装置のユニット枠板12に
固定されるブレードホルダとなっている。
【0018】従来は、トナー掻き取りブレード8が、そ
のブレードホルダ11に両面テープで固定的に取り付け
られるか、若しくは、それと、瞬間接着剤とで固定的に
取り付けられるようになっていた。
【0019】例えば、図3に示すように、後者の場合、
両面テープ13でトナー掻き取りブレード8をブレード
ホルダ11に接着し、力のかかるAとBとで示す部分に
つき瞬間接着剤を使用するようにしていた。
【0020】この種のクリーニング装置では、トナー掻
き取りブレード8が占める空間は非常に狭くなってお
り、これをトナー回収ローラ7に対して接離駆動するよ
うな構成が採用しにくくなっている。又、トナー回収ロ
ーラ7は感光体1と比べて、その直径が非常に小さくな
っているため、クリーニングブレード6などと比べて、
トナー掻き取りブレード8の、トナー回収ローラ7に対
する当接には非常に高い精度が要求される。このような
理由から、この種のトナー掻き取りブレード8を常時、
トナー回収ローラ7に圧接させる構成が従来より採用さ
れるところとなっている。
【0021】然るに、両面テープを用いた接着構成のも
のでは、トナー掻き取りブレード8の圧接状態が続くう
ちに、それが矢印a方向にずれたりする。又、トナー掻
き取りブレード8がブレードホルダ11から剥がれた
り、或いは、トナー回収ローラ7の軸方向にトナー掻き
取りブレード8が波打つようになったり、うねりを生じ
たりする。
【0022】このようになると、トナー回収ローラ7に
対する当接圧力が変わってしまったり、その圧力分布
が、その軸方向にばらついたりする。すると、トナー回
収ローラ7上のトナーの回収が良好に行われなくなり、
結果的に、感光体のクリーニング不良に結びつくように
なって、画質が悪化するようになる。又、トナー掻き取
りブレード8の早期の劣化が生じるようになる。
【0023】本発明は、このような問題を解決するよう
にしたものである。
【0024】本実施例は、図2に示すように、トナー掻
き取りブレード8が、これを取り付けるブレードホルダ
11に、ホットメルト型接着剤14で接着されているこ
とを特徴とする。
【0025】このホットメルト型接着剤14は、接着強
度に秀れ、接着剤が固化するまでの時間が短いという特
性を有し、量産性に適している。
【0026】ホットメルト型接着剤14による接着強さ
については、接着剤層の厚さや、この種の接着剤の種類
を変えることによって、適宜、変えることができるが、
本発明者の実験によれば、0.7kgf/cm乃至5kgf/cm
の範囲が好ましくなっている。
【0027】接着強さを、0.7kgf/cmよりも小さくす
ると、トナー掻き取りブレード8の、トナー回収ローラ
7への圧接状態が続くうちに、その「ずれ」や、「剥が
れ」や、「波打ち」などを生じ易くなる。又、5kgf/c
mよりも大きくすると、接着層が厚くなり過ぎ、トナー
掻き取りブレードを貼り付けるとき、これがずれたり、
波打ったりする。すると、トナー回収ローラ7に対する
平行精度が悪くなったりし、圧接力分布がばらつくよう
になる。
【0028】このような点に鑑み、ホットメルト型接着
剤14による接着強さについては、0.7kgf/cm乃至5
kgf/cmの範囲におさめることが望まれるのである。
【0029】なお、トナー掻き取りブレード8を接着固
定するブレードホルダ11は、本例では厚みが1.6mm
程度の金属板より成っている。本発明においては、被ク
リーニング体として、ドラム状の感光体を用いるように
しているが、これに限らず、ベルト感光体や、その他の
潜像担持体を被クリーニング体とすることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の画像形成装置
のクリーニング装置によれば、トナー掻き取りブレード
の、ブレード保持部材に対する接着状態が強固になるの
で、トナー掻き取りブレードの圧接状態が長く続いて
も、それがブレード保持部材に対し、ずれたりするよう
なことがなくなり、トナー掻き取りブレードによるトナ
ー回収ローラ上のトナーの掻き取り機能を安定的に、し
かも、永続的に遂行することができる。これによって、
画質が悪化するまでに至らしめないようにすることがで
きるのである。
【0031】請求項2に記載の画像形成装置のクリーニ
ング装置によれば、トナー掻き取りブレードがずれたり
しないように、最も良好な条件で、トナー掻き取りブレ
ードをブレード保持部材に接着固定させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の画像形成装置のクリーニング
装置の概略構成図である。
【図2】本発明一実施例の画像形成装置のクリーニング
装置に具備されるトナー掻き取りブレードの、ブレード
ホルダに対する取り付け態様を示す図である。
【図3】従来のクリーニング装置に具備されるトナー掻
き取りブレードの、ブレードホルダに対する取り付け態
様を示す図である。
【符号の説明】
1 潜像担持体としてのドラム状感光体 4 クリーニング部材としてのクリーニングブラシ 7 トナー回収ローラ 8 トナー掻き取りブレード 10 クリーニング装置 11 ブレード保持部材としてのブレードホルダ 14 ホットメルト型接着剤 T トナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像の転写工程後に、潜像担持体表
    面に残留しているトナーを除去して回収するクリーニン
    グ部材と、このクリーニング部材の側に回収されたトナ
    ーを静電的に吸着して回収するトナー回収ローラと、該
    トナー回収ローラに圧接して該トナー回収ローラ上のト
    ナーを掻き取り除去するトナー掻き取りブレードとを備
    えた画像形成装置のクリーニング装置において、トナー
    掻き取りブレードが、これを取り付けるブレード保持部
    材に、ホットメルト型接着剤で接着されていることを特
    徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 ホットメルト型接着剤による接着強度が
    0.7kgf/cm乃至5kgf/cmの範囲であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装
    置。
JP25280191A 1991-09-05 1991-09-05 画像形成装置のクリーニング装置 Pending JPH0566705A (ja)

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JP25280191A JPH0566705A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 画像形成装置のクリーニング装置

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JP25280191A JPH0566705A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 画像形成装置のクリーニング装置

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JPH0566705A true JPH0566705A (ja) 1993-03-19

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JP25280191A Pending JPH0566705A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 画像形成装置のクリーニング装置

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JP (1) JPH0566705A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123384A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、帯電装置、及び画像形成装置
JP2014122931A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123384A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、帯電装置、及び画像形成装置
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