JPH0566656A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH0566656A
JPH0566656A JP3226124A JP22612491A JPH0566656A JP H0566656 A JPH0566656 A JP H0566656A JP 3226124 A JP3226124 A JP 3226124A JP 22612491 A JP22612491 A JP 22612491A JP H0566656 A JPH0566656 A JP H0566656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
developing roller
developing device
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3226124A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Mae
寿行 前
Shigeru Yoshiki
吉木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3226124A priority Critical patent/JPH0566656A/ja
Publication of JPH0566656A publication Critical patent/JPH0566656A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トナー薄層ブレードの現像ローラに対する煩雑
な位置調整作業を行なう必要がなく、しかもトナー薄層
ブレードの現像ローラに対する位置調整を行なった後に
おいても、トナー薄層ブレードの現像ローラに対する圧
接力が変わってしまうおそれがなく、また環境の変化に
よっても画像品質が左右されることなく、常に安定した
画像を得ることができる現像装置を提供する。 【構成】現像ローラ161にはトナー薄層化部材として
のトナー薄層ブレード162が一体に成形されて固定さ
れている。したがってトナー薄層ブレード162の現像
ローラ161に対する煩雑な位置調整作業を行なう必要
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などに装置される
現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭64ー37570号に開示されて
いる現像装置は超音波振動方式を採用している。この現
像装置では現像ローラ上にトナーを担持させ、この現像
ローラ上のトナーをトナー薄層化部材によって薄層化
し、現像ローラを超音波振動させて、トナーを感光体上
に形成された静電潜像に超音波飛翔させ現像を行なって
いる。トナー薄層化部材は現像ローラとは独立した部材
として現像装置本体などに固定されている。
【0003】ところでトナー薄層化部材と現像ローラと
の加圧力によって、現像ローラ上の現像剤量が左右され
る。すなわち図8(A)のグラフに示すようにトナー薄
層化部材の現像ローラに対する加圧力が小さい場合は、
現像ローラ上のトナー量が多くなり、トナー薄層化部材
の現像ローラに対する加圧力が大きい場合は、現像ロー
ラ上のトナー量が少なくなる。
【0004】現像ローラ上のトナー量が多すぎると、過
剰にトナーが感光体上に供給されてトナー飛散を発生す
るおそれがある。また現像ローラ上のトナー量が少なす
ぎると、感光体に対するトナーの供給が少なすぎてしま
い、画像が薄くなってしまう。したがってトナー薄層化
部材と現像ローラとの加圧力は常に一定となるように高
精度に設定しなくてはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の現像装置では現像ローラとトナー薄層化部材とが独立
した部材となっているため、トナー薄層化部材の現像ロ
ーラに対する位置調整作業が煩雑であるという欠点があ
る。またトナー薄層化部材の現像ローラに対する位置調
整を行なった後、衝撃や経時的変化によってトナー薄層
化部材と現像ローラとの加圧力が変わってしまうおそれ
もあり、この加圧力を長期的に管理することは困難であ
る。
【0006】また従来の現像装置では、環境の変化によ
っても画像品質が左右され、常に安定した画像を得るこ
とができない欠点がある。例えば図8(B)のグラフに
示すように1成分現像装置においては、温度が低くなる
と現像ローラ上のトナー量が多くなり、逆に温度が高く
なると現像ローラ上のトナー量が少なくなって、画像濃
度が変化してしまうことになる。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、トナー薄層化部材の現像ローラに対す
る煩雑な位置調整作業を行なう必要がなく、しかもトナ
ー薄層化部材の現像ローラに対する位置調整を行なった
後においても、トナー薄層化部材と現像ローラとの加圧
力が変わってしまうおそれがなく、また環境の変化によ
っても画像品質が左右されることなく、常に安定した画
像を得ることができる現像装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、現像
剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を振動
させる振動発生手段と、前記現像剤担持体に担持されて
いる現像剤を薄層化する現像剤薄層化部材とを有する現
像装置において、前記現像剤担持体と現像剤薄層化部材
とを一体に成形したことを特徴とする現像装置である。
【0009】請求項2の発明は、現像剤を担持する現像
剤担持体と、前記現像剤担持体を振動させる振動発生手
段と、前記現像剤担持体に担持されている現像剤を薄層
化する現像剤薄層化部材と、前記現像剤担持体と保持す
る現像装置本体とを有する現像装置において、前記現像
剤担持体と前記現像装置本体とを一体に成形したことを
特徴とする現像装置である。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、現
像剤薄層化部材と現像装置本体とを一体に成形したこと
を特徴とする現像装置である。
【0011】請求項4の発明は、現像剤を担持する現像
剤担持体と、前記現像剤担持体を振動させる振動発生手
段と、前記現像剤担持体に担持されている現像剤を薄層
化する現像剤薄層化部材とを有する現像装置において、
前記現像剤薄層化部材の前記現像剤担持体に対する加圧
力を制御する加圧力制御手段を具備したことを特徴とす
る現像装置である。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、現像剤担持体と現像剤薄
層化部材とを一体に成形したので、現像剤薄層化部材の
現像剤担持体に対する煩雑な位置調整作業を行なう必要
がなく、しかも現像剤薄層化部材の現像剤担持体に対す
る位置調整を行なった後においても、現像剤薄層化部材
と現像剤担持体との加圧力が変わってしまうおそれがな
くなる。請求項2の発明では、現像剤担持体を前記現像
装置本体とを一体に成形したので、現像剤担持体を現像
装置本体とを一体に成形したので部品点数が減少する。
【0013】請求項3の発明では、現像剤薄層化部材を
現像装置本体と一体に成形したので、現像剤薄層化部材
の現像剤担持体に対する煩雑な位置調整作業を行なう必
要がなく、しかも現像剤薄層化部材の現像剤担持体に対
する位置調整を行なった後においても、現像剤薄層化部
材と現像剤担持体との加圧力が変わってしまうおそれが
なくなる。
【0014】請求項4の発明では、現像剤薄層化部材の
現像剤担持体に対する加圧力を制御する加圧力制御手段
を具備したので、温度等の環境に変化に応じて現像剤薄
層化部材の現像剤担持体に対する加圧力が制御され、常
に適正な加圧力が保たれることになる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。請求項1、請求項2に対応する第1実施例について
説明する。図7において符号1は複写機本体を示し、こ
の複写機本体1には時計方向へ回転する感光体ドラム2
が備えられている。感光体ドラム2の周囲には帯電チャ
ージャ3、現像装置4および転写チャージャ5が配置さ
れている。また複写機本体1内には定着装置6が備えら
れている。
【0016】図1に現像装置4の詳細な構造を示す。同
図において符号161は現像ローラを示し、この現像ロ
ーラ161には現像剤薄層化部材としての薄層ブレード
162が一体に成形されて固定されている。符号10は
ケーシングを示し、このケーシング10内にはトナーT
が収容されている。ケーシング10内には時計方向へ回
転するアジテータ11が設けられている。符号12はト
ナー補給ローラを示し、このトナー補給ローラ12は現
像ローラ161に接触して配置されている。
【0017】現像ローラ161の内部構造を図2に示
す。同図において符号164は電極を示し、この電極1
64は軸20に取り付けられている。電極164の外周
には圧電セラミックなどによって構成される圧電部材1
65が備えられ、さらに圧電部材165の外周には銅や
その他の合金によって構成された弾性部材166が備え
られている。
【0018】次に複写機の動作について説明する。感光
体ドラム2が時計方向へ回転し、感光体ドラム2が帯電
チャージャ3によって一様帯電される。次いで露光光L
が感光体ドラム2に照射されて、感光体ドラム2に静電
潜像が形成される。そして現像装置4によって現像が行
なわれ、感光体ドラム2上にトナー像が形成される。
【0019】一方図示しない給紙装置によって転写紙が
感光体ドラム2上に送られ、感光体ドラム2上のトナー
像が、転写チャージャによって転写紙に転写される。そ
して転写紙は定着装置6へ搬送され、定着装置6によっ
てトナー像が定着された後、機外に排出される。
【0020】現像装置4の動作について説明する。図示
しない定在波印加手段によって電極164に複数波長の
定在波を印加する。電極164に定在波を印加すると、
圧電部材165が振動し、弾性部材166が波打つ状態
となる。一方アジテータ11が時計方向へ回転し、ケー
シング10内のトナーを撹拌し摩擦帯電させる。さらに
トナー補給ローラ12が回転し、現像ローラ161にト
ナーを供給する。
【0021】トナー補給ローラ12によって現像ローラ
161に供給されたトナーは、弾性体166が波打ち動
作することによって、現像ローラ161上を搬送され
て、現像ローラ161と感光体ドラム2との対向領域に
搬送され、感光体ドラム2に形成されている静電潜像に
供給される。
【0022】次に請求項3に対応する第2実施例につい
て説明する。第2実施例にかかる現像装置は図7に示し
た複写機と同様のものに装備され、第1実施例にかかる
現像装置と略同じ構造を有しているので、同じ構造にか
かる部材について第1実施例と同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0023】図3、図4において符号168は現像装置
の側板を示し、この側板168に現像ローラ161の芯
金161bおよび薄層ブレード162が一体成形されて
固定されている。したがって現像ローラ161と薄層ブ
レード162とのギャップの管理を容易に行なうことが
できるようになる。また部品点数を減少でき、さらにこ
れらの部材を一体に成形することによって現像装置4の
剛性が向上することになるので、各部品の薄肉化ができ
軽量化およびコストダウンが可能となる。
【0024】次に請求項4に対応する第3実施例につい
て説明する。図5において符号30はレバーを示し、こ
のレバー30は支点30aを中心として揺動できるよう
になっている。レバー30の先端部には薄層ブレード6
2が固定されている。レバー30の基端部にはアクチュ
エータ67が取り付けられている。ケーシング10には
温度センサ68が設けられ、この温度センサ68はアク
チュエータ67の動作を制御する図示しない制御装置に
接続されている。
【0026】次にこの現像装置44の動作について説明
する。温度センサ68によって現像装置44の周囲の温
度が検出され、この検出温度が図示しない制御装置に伝
達される。検出温度があらかじめ設定された基準温度よ
り低い場合は現像ローラ61上に担持されるトナー量が
多くなるので、薄層ブレード62の現像ローラ61に対
する圧接力を大きくして、薄層ブレード62によるトナ
ー規制量を多くする。
【0027】図6のグラフに示すように検出温度があら
かじめ設定された基準温度より高い場合は現像ローラ6
1上に担持されるトナー量が少なくなるので、薄層ブレ
ード62の現像ローラ61に対する圧接力を小さくし
て、薄層ブレード62によるトナー規制量を少なくす
る。このように温度によって薄層ブレード62のトナー
規制量を調整することによって現像ローラ61上に担持
されるトナーの量を常に一定となるようにする。
【0028】なお第3実施例においては温度によって薄
層ブレード62の圧接状態を調整しているが、本発明は
温度による制御に限らず、感光体ドラム2上に形成され
るトナー像の濃度を基準として制御するようにしてもよ
い。すなわちトナー像の濃度が薄い場合は薄層ブレード
62の現像ローラ61に対する圧接力を小さくして現像
ローラ62上のトナー量を多くし、現像濃度を上昇させ
る。またトナー像の濃度が濃い場合は薄層ブレード62
の現像ローラ61に対する圧接力を大きくして現像ロー
ラ62上のトナー量を少なく、現像濃度を下降させる。
【0029】上記実施例では複写機を示したが、本発明
は複写機に限らずファクシミリ、各種プリンタ等、他の
画像形成装置にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1から請求項3の発
明によれば、現像剤薄層化部材の現像ローラに対する煩
雑な位置調整作業を行なう必要がなく、しかも現像剤薄
層化部材の現像ローラに対する位置調整を行なった後に
おいても、現像剤薄層化部材と現像ローラとの加圧力が
変わってしまうおそれがなくなる。しかも部品点数を少
なくすることができるようになる。請求項4の発明によ
れば、環境の変化によっても画像品質が左右されること
なく、常に安定した画像を得ることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例かかる現像装置の構成を示
す図である。
【図2】本発明第1実施例かかる現像装置に装備されて
いる現像ローラの内部構造を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例かかる現像装置の現像ロー
ラの内部構造を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例かかる現像装置の現像ロー
ラおよび側板の分解斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例かかる現像装置の構成を示
す図である。
【図6】本発明の第3実施例かかる現像装置の検出温度
とトナー薄層ブレードの現像ローラに対する圧接力との
関係を示すグラフである。
【図7】複写機の構成を示す図である。
【図8】トナー薄層ブレードの現像ローラに対する加圧
力と現像ローラ上のトナー量との関係を示すグラフおよ
び温度と現像ローラ上の現像剤量との関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 4 現像装置 44 現像装置 161 現像ローラ 162 トナー薄層ブレード 61 現像ローラ 62 トナー薄層ブレード 30 レバー 67 アクチュエータ 68 温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現
    像剤担持体を振動させる振動発生手段と、前記現像剤担
    持体に担持されている現像剤を薄層化する現像剤薄層化
    部材とを有する現像装置において、前記現像剤担持体と
    現像剤薄層化部材とを一体に成形したことを特徴とする
    現像装置。
  2. 【請求項2】現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現
    像剤担持体を振動させる振動発生手段と、前記現像剤担
    持体に担持されている現像剤を薄層化する現像剤薄層化
    部材と、前記現像剤担持体を保持する現像装置本体とを
    有する現像装置において、前記現像剤担持体と前記現像
    装置本体とを一体に成形したことを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、現像剤薄層化部材と現
    像装置本体とを一体に成形したことを特徴とする現像装
    置。
  4. 【請求項4】現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現
    像剤担持体を振動させる振動発生手段と、前記現像剤担
    持体に担持されている現像剤を薄層化する現像剤薄層化
    部材とを有する現像装置において、前記現像剤薄層化部
    材の前記現像剤担持体に対する加圧力を制御する加圧力
    制御手段を具備したことを特徴とする現像装置。
JP3226124A 1991-09-05 1991-09-05 現像装置 Pending JPH0566656A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226124A JPH0566656A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226124A JPH0566656A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0566656A true JPH0566656A (ja) 1993-03-19

Family

ID=16840220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3226124A Pending JPH0566656A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0566656A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3430389B2 (ja) 回転体の駆動装置及び画像形成装置
JP3262346B2 (ja) 帯電装置及び帯電装置を有するプロセスカートリッジ又は画像形成装置
JP3086037B2 (ja) 像形成装置及び像形成用シート
US20040156647A1 (en) Image forming device
JPH0566656A (ja) 現像装置
JP3113058B2 (ja) 現像装置
JP2021060471A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JPH043188A (ja) 現像装置
JP2001249532A (ja) 現像装置
JP2001175123A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2774656B2 (ja) 像形成装置の現像剤撹拌装置
JPH0990747A (ja) 画像形成装置
JPH08137246A (ja) 現像装置
JPH09114236A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH10186900A (ja) 画像記録装置
JPS61100774A (ja) 現像装置
JP3235046B2 (ja) プロセスユニット
JPH05273873A (ja) 画像形成装置
JP2009214340A (ja) 露光装置及び画像形成装置
KR19990002141U (ko) 전자사진방식 인쇄기용 현상기
JPS62112179A (ja) 二成分現像器
JPH11109729A (ja) 現像装置
JP2003149955A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH08137250A (ja) 現像装置
JPH09138564A (ja) 画像形成装置