JPH0565988U - 可変速巻上機の放熱装置 - Google Patents

可変速巻上機の放熱装置

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JPH0565988U
JPH0565988U JP1401092U JP1401092U JPH0565988U JP H0565988 U JPH0565988 U JP H0565988U JP 1401092 U JP1401092 U JP 1401092U JP 1401092 U JP1401092 U JP 1401092U JP H0565988 U JPH0565988 U JP H0565988U
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JP
Japan
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hoisting machine
cover
variable speed
heat dissipation
speed hoisting
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Pending
Application number
JP1401092U
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English (en)
Inventor
良裕 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻上機の巻下時に生ずる回生エネルギーの放
熱を効率よく行ない、さらには巻上げ機全体をコンパク
トにする。 【構成】 放電抵抗4を金属製の本体カバー5の側面に
モールドの形で取付ける構成とした。また放電抵抗4を
金属製の本体カバー5の外側にユニットとして取付ける
構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インバータ駆動による可変速巻上機において、巻上時に生ずる回 生エネルギーの放熱処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変速巻上機の一例を図7により説明する。 即ち図7は、例えば特開昭58−183594号公報に示された従来の可変速 巻上機における放電抵抗の巻上機本体取付の状態を示す断面図である。 図において、1は巻上機本体、2は放電抵抗としてのホーロ抵抗、3は鉄板カ バーである。
【0003】 次に作用について説明する。可変速巻上機において、巻下動作時、回生エネル ギーが発生する。この回生エネルギーは、通常、電源に戻すようにしているが、 特にインバータを用いた巻上機においては、その回生エネルギーが、平滑コンデ ンサの両端にかかり、破損する恐れがある。よってその保護のために放電抵抗を 取付け、回生エネルギーを放熱させている。 図7は従来の放電抵抗(ホーロ抵抗)の取付け状態を示しており、本体1にホ ーロ抵抗2を取付け、その周囲を感電防止のために鉄板カバー3を被せた形とな っている。なお、鉄板カバー3の天井部分は熱を逃がすために約70%開けてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の可変速巻上機は以上のように構成されているので、屋内で使用すること が必要で、また、巻上機本体に外付けのため、全体的な大きさがひとまわり大き くなってしまう上に、放熱効率があまりよくないなどの問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、屋外で使う ことができるとともに、巻上機全体をコンパクトにでき、さらには、放熱効率を よくすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る可変速巻上機の放熱装置は、その本体カバーを金属製カバーと し、このカバー内のスペースにカバーに接して放電用抵抗をモールドの形で埋め 込んだものである。
【0007】 また、放電抵抗ユニットを金属製カバーの外面に接して取付けたものである。
【0008】
【作用】
この考案における可変速巻上機の放熱装置は、その本体カバーを金属製カバー とし、放電用抵抗の放熱を効率よく行なうとともに、巻上機全体をコンパクトに する。
【0009】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例1を図1について説明する。図において、1は巻上機 本体、4はモールドの形で埋め込んだ放電抵抗で、金属製の本体カバー5内のス ペースに配置されている。
【0010】 以上のように構成された可変速巻上機において、実際の動作については、従来 のものと同じであるが、巻下時に発生する回生エネルギーを放電抵抗4により放 熱させる際、放電抵抗が熱伝導率のよい金属製カバー5の内面に取付けのため、 カバーを通して効率よく放熱する。
【0011】 実施例2. 次に、この考案の実施例2を図2について説明する。 図において、1と4は上記実施例1のものと同じである。5の金属製カバーに ついては、カバー内にボス6を設け、このボスにしゃへい板7を取り付けてる。 このしゃへい板7は、振動等により放電抵抗4がはがれ落ちた場合にそれを支え 、また、巻上機本体1の減速部の温度が放電抵抗4の放熱により上昇することを 防ぐ。なお作用については、上記実施例1と同じである。
【0012】 実施例3. 次にこの考案の実施例3を図3について説明する。 図において、1、4、5、6は実施例2のものと同じである。8はボス6に取 付けられたバネ板であり、放電抵抗4をおさえつけて固定するとともに、巻上機 本体1の減速部の温度が放電抵抗4の放熱により上昇することを防いでいる。
【0013】 実施例4. 次に、この考案の実施例4を図4について説明する。このものは、図1のもの において、5の金属製カバーの形状を放電抵抗が接触する部分のみフィン状5a にしたものであり、これによって放熱効率が向上する。
【0014】 実施例5. 次に、この考案の実施例5を図5について説明する。図において、1と5は実 施例1のものと同じであるが、4の放電抵抗については、ユニットとして金属製 カバー5に外付けしたものである。なお図では、カバー内側から放電抵抗4を固 定しているが、カバー外側から固定してもよい。
【0015】 実施例6. 次にこの考案の実施例6を図6について説明する。図において、金属製カバー 5内の形状を変えて両側にボス6を設け、そこに放電抵抗4を載せた取付板9を 固定するようにしたものである。
【0016】 なお実施例2においてはボスを設けてしゃへい板7を取付けるとしたが、他の 固定方法でもよい。 また実施例3において、放電抵抗4の固定のためバネ板を用いたが、他の固定 方法でもよい。 また実施例4において、金属製カバー5の形状を他の実施例と組み合わせて実 施してもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上のように、金属製の本体カバーの中に放電抵抗を直接モールド の形で埋め込むようにしたので、放熱が効果的に行なえるとともに、巻上機全体 をコンパクトにできる。
【0018】 また、放電抵抗をユニットの形で金属製カバーに外付けするようにしたので、 放電抵抗の金属製カバーへの取付けが容易になるとともに、放電抵抗で発生する 熱が巻上機減速部に伝わりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す断面図である。
【図2】この考案の実施例2を示す断面図である。
【図3】この考案の実施例3を示す断面図である。
【図4】この考案の実施例4を示す断面図である。
【図5】この考案の実施例5を示す断面図である。
【図6】この考案の実施例6を示す断面図である。
【図7】従来の可変速巻上機の一例を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】
1 巻上機本体 4 放電抵抗 5 金属製カバー 7 しゃへい板 8 バネ板 9 取付板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ駆動による可変速巻上機にお
    いて、本体カバーを金属製カバーとし、該カバー内に設
    けたスペースに放電抵抗をカバーに接してモールドの形
    で一体に埋め込んだことを特徴とする可変速巻上機の放
    熱装置。
  2. 【請求項2】 インバータ駆動による可変速巻上機にお
    いて、本体カバーを金属製カバーとし、この金属製カバ
    ーの外面に放熱抵抗をユニットの形で一体に取付けたこ
    とを特徴とする可変速巻上機の放熱装置。
JP1401092U 1992-02-13 1992-02-13 可変速巻上機の放熱装置 Pending JPH0565988U (ja)

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Cited By (5)

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JP2012158474A (ja) * 2012-05-28 2012-08-23 Kito Corp 巻上機
JP2013136465A (ja) * 2013-04-12 2013-07-11 Kito Corp 巻上機

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