JPH0565529B2 - - Google Patents

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JPH0565529B2
JPH0565529B2 JP58152577A JP15257783A JPH0565529B2 JP H0565529 B2 JPH0565529 B2 JP H0565529B2 JP 58152577 A JP58152577 A JP 58152577A JP 15257783 A JP15257783 A JP 15257783A JP H0565529 B2 JPH0565529 B2 JP H0565529B2
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JP
Japan
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formula
amount
bishaloformate
polycarbonate
carbon atoms
Prior art date
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JP58152577A
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JPS5974121A (ja
Inventor
Maaku Bikutaa
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS5974121A publication Critical patent/JPS5974121A/ja
Publication of JPH0565529B2 publication Critical patent/JPH0565529B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/16Aliphatic-aromatic or araliphatic polycarbonates
    • C08G64/1608Aliphatic-aromatic or araliphatic polycarbonates saturated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 ポリカーボネートはよく知られた熱可塑性材料
であり、その多くの優れた特性故に商業的および
工業的用途に熱可塑性エンジニアリング材材料と
して用いられている。ポリカーボネートは、例え
ば、靱性、可撓性、耐衝撃性および高い加熱歪み
温度と共に透明性を有するという優れた特性を呈
する。ポリカーボネートおよびその製造法は、例
えば米国特許第3028365号、第3334154号、第
3275601号および第3915926号に開示されている。
しかし、カーボネートポリマーは、溶融粘度が比
較的高いので、比較的高い加工温度を要する。従
つて、他の有利な特性をほゞすべて保有しかつ加
工するのも容易な、即ち低い溶融粘度を有するポ
リカーボネートを得ることができるならば、非常
に有利である。 従つて、本発明の目的は、優れた加工性を示
し、同時にポリカーボネートの他の有利な特性の
ほゞすべてもしくは大部分を保有しているカーボ
ネートポリマーを提供することにある。 発明の要旨 本発明によれば、優れた加工性を示し、同時に
ポリカーボネートの他の有利な特性、例えば透明
性、靱性、衝撃強度、可撓性などのほゞすべても
しくは大部分を保有している新規なカーボネート
ポリマーが提供される。 これらの新規なカーボネートポリマーは、()
少くとも1種の二価フエノールと、()カルボ
ニルハライドカーボネート前駆物質と、()少
くとも1種の特定のビスハロホーメートとの重合
反応生成物よりなる。 発明の説明 優れた加工性および優れた衝撃強度、特に優れ
た肉厚部衝撃強度を示し、同時に他の有利な特
性、例えば透明性、靱性、可撓性などのほゞすべ
てまたは大部分を保有しているカーボネートポリ
マーが得られることを見出した。 本発明のカーボネートポリマーは、()少く
とも1種の二価フエノールと、()カルボニル
ハライドカーボネート前駆物質と、()次の一
般式: で表わされるビスハロホーメート類から選択され
る少くとも1種のビスハロホーメートとの重合反
応生成物よりなる。 式において、Xはそれぞれ独立に塩素および
臭素基から選択される。式中のRは1〜約30個
の炭素原子を有する二価の脂肪族炭化水素基を示
す。この二価脂肪族炭化水素基は、 (i) 1〜約30個の炭素原子を有するアルキレン
基、 (ii) 一般式: a (式中のR5はそれぞれ独立にアルキル基、好
ましくは1〜約5個の炭素原子を有するアルキル
基から選択され、Aは環状構造内に4〜約16個の
炭素原子を有するシクロアルキレン基を示し、p
は0からA上に存在する置換可能な水素原子の数
までの頂部を有する整数、好ましくは0〜4の値
を有する整数である)で表わされる、4〜約30個
の炭素原子を有するシクロアルキレン基、および (iii) 一般式: b (式中のR1およびR2はそれぞれ独立に1〜約
20個の炭素原子を有するアルキレン基から選択さ
れ、bおよびcはそれぞれ独立に0または1を示
し、但しbとcの和は1以上であり、R5、Aお
よびpは前記定義の通り)で表わされる二価の基
から選択される。 Rが示すアルキレン基は枝分れアルキレン基で
も直鎖アルキレン基でもよい。好ましくは、約20
個以上の炭素原子を有するアルキレン基は枝分れ
アルキレン基である。枝分れがある場合、その枝
分れ基が低級アルキル基、即ち1〜約5個の炭素
原子を有するアルキレン基であるのが好ましい。 R1およびR2が示すアルキレン基も同様に直鎖
アルキレン基でも枝分れアルキレン基でもよい。 直鎖アルキレン基の具体例を挙げると、エチレ
ン、1,3−プロピレン、1,4−ブチレン、
1,5−ペンチレン、1,8−オクチレン、1,
10−デシレン、1,12−ドデシレン、1,16−ヘ
キサデシレン、1,20−エイコシレンなどがある
が、これらに限定されない。 枝分れアルキレン基の具体例を挙げると、 などがあるが、これらに限定されない。 式aのシクロアルキレン基の具体例を挙げる
と、1,3−シクロブチレン、1,3−シクロペ
ンチレン、1,4−クロヘキシレン、2−メチル
−1,4−シクロヘキシレン、1,4−ジメチル
−1,4−シクロヘキシレン、シクロオクチレン
などがあるが、これらに限定されない。 式bの二価の基の具体例を挙げると、 などがあるが、これらに限定されない。 式のビスハロホーメートは既知の化合物であ
り、商業的に入手でき、また既知の方法により容
易に製造できる。 従つて、例えば式のビスハロホーメートを製
造する一例方法では、式
【式】のカルボニ ルハライド2モルを式HO−R−OHのジオール
1モルと反応させる。ここでXおよびRは前記定
義の通り。 式のビスハロホーメートの具体例を第表に
示すが、これらに限定されない。
【表】
【表】 本発明を実施するのに有用な二価フエノール類
は一般式: に相当する。ここで Yはそれぞれ独立にハロゲン、一価炭化水素お
よび一価炭化水素オキシ基から選択され、 Y′はそれぞれ独立にハロゲン、一価炭化水素
および一価炭化水素オキシ基から選択され、 Wは二価の炭化水素基: −O−、−S−、
【式】
【式】および
【式】から選択され、 nおよびn′はそれぞれ独立に0〜4の値を有す
る整数から選択され、 mは0または1である。 YおよびY′が示す好適なハロゲン基は塩素と
臭素である。YおよびY′が示す好適な一価炭化
水素基は1〜約12個の炭素原子を有するものであ
り、好ましくはアルキル、アリール、アルカリー
ルおよびアルアルキル基から選択される。 好適なアルキル基は1〜約5個の炭素原子を有
するものである。好適なアリール基は6〜12個の
炭素原子を有するもの、即ちフエニルおよびナフ
チルである。好適なルカリールおよびアルアルキ
ル基は7〜約11個の炭素原子を有するものであ
る。 YおよびY′が示す炭化水素オキシ基は一般式
−OR9(式中のR9は一価の炭化水素基を示す)で
表わすことができる。好適な炭化水素オキシ基は
アルコキシおよびアリールオキシ基である。好適
なアルコキシ基は1〜約5個の炭素原子を有する
ものである。好適なアリールオキシ基は6〜12個
の炭素原子を有するものである。 Wが示す二価炭化水素基は好ましくは、アルキ
レン基、アルキリデン基、シクロアルキレン基お
よびシクロアルキリデン基から選択される。 好適なアルキレン基は1〜約8個の炭素原子を
有するものである。好適なアルキリデン基は1〜
約8個の炭素原子を有するものである。好適なシ
クロアルキレンおよびシクロアルキリデン基は、
合計約5〜約18個の炭素原子を有するものであ
る。これらのシクロアルキレンおよびシクロアル
キリデン基は、一般式: で表わすことができる。ここでCは環状構造中に
5〜7個の炭素原子を有するシクロアルキレンま
たはシクロアルキリデン基を示し、R10はそれぞ
れ独立に1〜約4個の炭素原子を有するアルキル
基から選択され、tは0〜4の値を有する整数で
ある。 式で表わされる二価フエノール化合物類にお
いて、2個以上のY置換基が存在する場合、それ
らは同じでも異なつてもよい。Y′置換基につい
ても同じことが言える。式においてmが0であ
る場合、両芳香族環は介在するアルキレンまたは
他の架橋結合なしで直接結合される。芳香族炭化
水素残基の2個以上の環炭素原子がYまたは
Y′およびヒドロキシル基で置換される場合、芳
香族核残基上のヒドロキシル基およびYまたは
Y′の位置はオルト、メタまたはパラ位に変える
ことができ、これら基はビシナル(vic)、非対称
(as)または対称(sym)関係になり得る。 式で表わされる二価フエノール化合物の具体
例を挙げると、 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン(ビスフエノールA)、 2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフエニル)プロパン、 3,3−ビス(4−ヒドロキシフエニル)ペン
タン、 4,4−ビス(4−ヒドロキシフエニル)ヘプ
タン、 2,2−(3,5,3′,5′−テトラクロロ−4,
4′−ジヒドロキシジフエニル)プロパン、 2,2−(3,5,3′,5′−テトラブロモ−4,
4′−ジヒドロキシジフエニル)プロパン、 (3,3′−ジクロロ−4、4′−ジヒドロキシジ
フエニル)メタン、 ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン、 ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルフイド、 ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエ
ニル)メタン、 2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフエニル)プロパン、 1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シク
ロヘキサン、 1,4−ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロ
キシフエニル)シクロヘキサン、 ビス(4−ヒドロキシフエニル)メタン、 4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメチルジフ
エニルエーテル などがあるが、これらに限定されない。 そのほかに種々の二価フエノール類が入手で
き、本発明の実施に際して使用できる。これらの
他の二価フエノール類の一部が米国特許第
2999835号、第3018365号および第3153008号に開
示されている。勿論、2種以上の二価フエノール
の混合物を使用することができ、本明細書で用語
「二価フエノール」を使用する場合、それは単一
の二価フエノールのみならず複数の二価フエノー
ルの混合物も包含することを理解すべきである。 本発明においてカーボネート前駆物質として用
いるカルボニルハライドは、塩化カルボニル、臭
化カルボニルまたはこれらの混合物である。ホス
ゲンとしても知られる塩化カルボニルがカルボニ
ルハライドカーボネート前駆物質として好適であ
る。 式のビスハロホーメートの量は加工性を改良
する量である。ここで加工性を改良する量とは、
ポリカーボネート樹脂の加工性を改良する、即ち
ポリカーボネート樹脂の溶融流れを改良するのに
有効であるが、同樹脂の他の有利な特性に実質的
な悪影響を与えるには不足した量を意味する。一
般に、この量は存在する二価フエノールの量に基
づいて約0.1〜15モル%の範囲、好ましくは約1
〜10モル%の範囲、特に好ましくは約2〜8モル
%の範囲である。一般に、ビスハロホーメートの
使用量が約0.1モル%より少ないと、樹脂の溶融
粘度が僅かに低下するだけである。即ち樹脂の加
工性が僅かに改良されるだけである。約15モル%
より多量のビスハロホーメートを使用すると、樹
脂の他の特性、例えば加熱歪み温度や衝撃強度が
悪影響を受け始める。 式の1種のビスハロホーメートだけを用いる
以外に、これらのビスハロホーメート類の2種以
上の混合物を用いることができる。従つて、式
の2種以上のビスハロホーメートの混合物を用い
ることができる。従つて、本明細書において用語
「ビスハロホーメート」を使用する場合、それは
個々のビスハロホーメートのみならずこれらのビ
スハロホーメートの混合物も包含することを理解
すべきである。 式のビスハロホーメートを式の二価フエノ
ールと共に用いると、本発明のカーボネートポリ
マーは構造式: および で表わされる反復単位を含み、構造が少量、即
ち加工性を改良する量存在する。構造の存在量
は、式の二価フエノールおよびカーボネート前
駆物質と反応させる式のビスハロホーメートの
量に依存する。 ランダム枝分れ高分子量熱可塑性ポリカーボネ
ートも本発明の範囲内に含まれる。これらのラン
ダム枝分れポリカーボネートは、少量の多官能性
有機化合物を前記二価フエノール、式のビスハ
ロホーメートおよびカーボネート前駆物質と共反
応させることによつて製造する。枝分れポリカー
ボネートを形成するのに有用な多官能性有機化合
物は、米国特許第3635895号、第4001184号および
第4204047号に開示されている。これらの多官能
性化合物は一般に芳香族であり、少くとも3個の
官能基(ヒドロキシル、カルボキシル、カルボン
酸無水物、ハロホーミルまたはこれらの混合物と
し得る)を含有する。これらの多官能性芳香族化
合物の具体例を挙げると、トリメリト酸無水物、
トリメリト酸、トリメリチルトリクロリド、4−
クロロホーミルフタル酸無水物、ピロメリト酸、
ピロメリト酸二無水物、メリト酸、メリト酸無水
物、トリメシン酸、ベンゾフエノンテトラカルボ
ン酸、ベンゾフエノンテトラカルボン酸無水物な
どがあるが、これらに限定されない。線状ポリカ
ーボネートと枝分れポリカーボネートのブレンド
も本発明の範囲内に包含される。 本発明の高分子量芳香族カーボネートポリマー
を製造する方法の1例では、苛性アルカリ水溶
液、水不混和性有機溶剤、式の二価フエノール
少くとも1種、式のビスハロホーメート少くと
も1種、触媒、分子量調節剤、およびカルボニル
ハライドカーボネート前駆物質を用いる不均質界
面重合系を利用する。好適な不均質界面重合系
は、カーボネート前駆物質としてホスゲンを、有
機溶剤としてメチレンクロライドまたはクロロベ
ンゼンを用いる系である。 本発明のカーボネートポリマーを製造する別の
有用な方法では、有機溶剤系、式の二価フエノ
ール少くとも1種、式のビスハロホーメート少
くとも1種、分子量調節剤およびカルボニルハラ
イドカーボネート前駆物質を使用し、この場合有
機溶剤系が酸結合剤としても機能し得る。好適な
方法では、ホスゲンをカーボネート前駆物質とし
て、ピリジンまたはトリエチルアミンを酸結合剤
−溶剤成分として使用する。 一般に、上述した方法のいずれにおいても、式
の二価フエノール少くとも1種および式のビ
スハロホーメート少くとも1種を必須反応物質と
して含有する反応混合物中にホスゲンを通す。 ホスゲン化反応が進行する温度は0℃以下から
100℃以上まで変わり得る。反応は室温(25℃)
から50℃までの温度で十分に進行する。反応は発
熱反応であるので、ホスゲン添加速度を加減して
反応温度を制御することができる。 適当な酸結合剤はその性質が有機でも無機でも
よい。適当な有機酸結合剤は第三アミンであり、
ピリジン、トリエチルアミン、トリメチルアミ
ン、トリブチルアミンなどの物質を含む。無機酸
結合剤はアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、燐酸塩などとする
ことができる。水性溶剤系を使用する場合、無機
酸結合剤が好ましい。 使用する触媒は、界面溶剤系において二価フエ
ノール、ビスハロホーメートおよびホスゲン共反
応物質の重合反応を促進する周知の適当な触媒の
いずれでもよい。適当な触媒には第三アミン、第
四ホスホニウムおよびアンモニウム化合物、アミ
ジンなどがあるが、これらに限定されない。 使用する分子量調節剤は、連鎖停止または終端
機構によりカーボネートポリマーの分子量を調節
する既知の化合物のいずれでもよい。これらの化
合物としてはフエノール(即ちヒドロキシベンゼ
ン)、p−t−ブチルフエノールなどがあるが、
これらに限定されない。 カルボニルハライドカーボネート前駆物質、例
えばホスゲンの使用量は、使用したビスフエノー
ルの残りの未反応ヒドロキシル基のほゞすべてと
反応するのに有効な量である。この量は化学量論
的量と称される。 本発明の高分子芳香族カーボネートポリマー
は、一般に、重量平均分子量約5000〜約200000、
好ましくは約10000〜約100000、特に好ましくは
約25000〜約50000を有する。 本発明のカーボネートポリマーは、場合によつ
て、幾つかの一般に知られ通常よく用いられる添
加剤を混合して含むことができ、かゝる添加剤と
しては酸化防止剤;帯電防止剤;ガラス繊維;充
填剤;紫外線吸収剤、例えばベンゾフエノン類、
ベンゾトリアゾール類、ベンジリデンマロネート
など;加水分解安定剤、例えば米国特許第
3489716号、第4138379号および第3839247号に開
示されているようなエポキシド;色安定剤、例え
ば米国特許第3305520号および第4118370号に開示
されているようなオルガノホスフアイト類;およ
び難燃剤である。 特に有用な難燃剤はスルホン酸のアルカリ金属
およびアルカリ土類金属塩である。これらのタイ
プの難燃剤は米国特許第3933734号、第3948851
号、第3926908号、第3919167号、第3909490号、
第3953396号、第3931100号、第3978024号、第
3953399号、第3917559号、第3951910号および第
3940366号に開示されている。本発明のカーボネ
ートポリマーが上記難燃剤を混合して含む場合、
難燃剤の存在量は難燃化量、即ち前記カーボネー
トポリマーを難燃性にするのに有効な量である。
一般にこの量はポリカーボネート樹脂組成物の重
量に基づいて難燃添加剤約0.01〜約10重量%の範
囲にある。 本発明の別の実施例は、()前記二価フエノ
ール少くとも1種(例えば式の二価フエノー
ル)、式のビスハロホーメート少くとも1種、
およびカルボニルハライドカーボネート前駆物質
の共反応により得られる少くとも1種のカーボネ
ートポリマー(以下「カーボネートポリマーA」
と称する)と、()カーボネート前駆物質およ
び少くとも1種の二価フエノール(例えば式の
二価フエノール)を共反応させて得られる少くと
も1種のカーボネートポリマー(以下「カーボネ
ートポリマーB」と称する)とのブレンドであ
る。カーボネートポリマーBの具体例は、米国特
許第2997459号、第3028365号、第3043800号、第
3275601号および第3915926号に開示されたもので
ある。 これらのブレンドは従つて一般に、()少く
とも1種のカーボネートポリマーA(即ち式お
よびの反復構造単位を含むカーボネートポリマ
ー)および()少くとも1種のカーボネートポ
リマーB(即ち式の反復構造単位を含むカーボ
ネートポリマー)を含有する。 しかし、この実施例では、カーボネートポリマ
ーAは、二価フエノールの使用量に基づいて約
0.1〜約50モル%の式のビスハロホーメート少
くとも1種を二価フエノール(例えば式の二価
フエノール)およびカルボニルハライドカーボネ
ート前駆物質と共反応させることによつて得られ
る。 本ブレンドは優れた加工性を示すとともに、同
時にポリカーボネートの他の有利な特性のほとん
どを保有している。 一般に、これらのブレンドは、ブレンドの加工
性を改良するのに有効であるが、ブレンドの他の
有利な特性に有意な悪影響を与えるのに不足した
量のカーボネートポリマーAを含有する。この量
は一般に約0.5〜約25重量%、好ましくは約1〜
約15重量%、特に好ましくは約2〜約10重量%の
範囲にある。 これらのブレンドを製造するには、一般に、カ
ーボネートポリマーAおよびBを予め形成し、し
かる後ポリマーAおよびBを一緒に物理的に混合
または配合する。 本例のブレンドは、場合によつてはさらに、前
述したような添加剤、例えば酸化防止剤、加水分
解安定剤、離型剤、紫外線吸収剤、充填剤、色安
定剤、難燃剤などを混合して含むことができる。 本発明のさらに他の実施例は、()少くとも
1種のカーボネートポリマーBと、()式の
ビスハロホーメート少くとも1種を二価フエノー
ル(例えば式の二価フエノール)と共反応させ
て得られる少くとも1種のカーボネートポリマー
(以下「カーボネートポリマーC」と称する)と
よりなるブレンドである。 カーボネートポリマーCを得るには、一般に、
1モルの少くとも1種の二価フエノール(例えば
式の二価フエノール)を1モルの式の少くと
も1種のビスハロホーメートと共反応させる。得
られるカーボネートポリマーは通常、式の反復
構造単位を含む。 これらのブレンドは優れた加工性を示すととも
に、同時にポリカーボネートがもつ他の有利な特
性のほゞすべてまたは大部分を保有している。 一般に、これらのブレンドは、ブレンドの加工
性を改良するのに有効であるが、ポリカーボネー
トの他の有利な特性に実質的な悪影響を与えるの
に不足した量のカーボネートポリマーCを含有す
る。この量は一般に約0.1〜約15重量%、好まし
くは約1〜約10重量%の範囲にある。 これらのブレンドを製造するには、一般に、カ
ーボネートポリマーBおよびCを予め形成し、し
かる後これらの予め形成されたカーボネートポリ
マーBおよびCを一緒に物理的に混合または配合
する。本例のブレンドは、場合によつてはさら
に、種々の添加剤を混合し含むことができる。 発明の好適実施態様 本発明をさらに十分かつ明瞭に説明するため
に、以下に実施例を挙げる。これらの実施例は、
本発明を限定するのではなくむしろ例示として考
えるべきである。実施例中の「部」および「%」
はすべて、特記しない限り、重量基準である。 実施例 1(比較例) 本例は本発明の範囲外の従来のポリカーボネー
ト樹脂を例示する。本例は比較の目的で示されて
いる。 2283gの2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパン(融点156−157℃、10.0モルグラ
ム)、5700gの水、9275gのメチレンクロライド、
32.0gのフエノール(0.34モルグラム)および
10.0gのトリエチルアミンの混合物中に周囲温度
で1180gのホスゲンを97分間にわたつて導入し、
この間同時に25%水酸化ナトリウム水溶液を加え
ることにより、2相系のPHを約11に、即ちPH10〜
12.5に維持した。添加期間の最後に水性相のPHは
11.7で、この相のビスフエノールA含有量は紫外
線分析で測定したところ1ppm未満であつた。 メチレンクロライド相を水性相から分離し、過
剰量の希(0.01N)塩酸で洗い、次いで脱イオン
化水で3回洗つた。ポリマーをスチームで沈殿さ
せ、95℃で乾燥した。得られたほゞ純粋なビスフ
エノールAポリカーボネートは塩化メチレン中25
℃での固有粘度(I.V.)0.510dl/gを有し、これ
を約550〓で運転される押出機に供給し、押出物
をペレツトに細断した。次にペレツトをメルトイ
ンデツクス測定装置に供給し、ポリマーの流量を
ASTM D 1238−70、条件Oに従つて測定し
た。溶融流量を第表に示す。さらに、ペレツト
を約315℃で射出成形して、アイゾツト試験
ASTM D 256による衝撃強度測定用試験片お
よびASTM D 648による加熱歪み温度測定用
試験片とした。これらの試験の結果も第表に示
す。 第表において「対照」と表記したサンプル
は、本発明に係わるビスハロホーメートなしで製
造した実施例1のポリカーボネート樹脂である。 下記の実施例は、本発明の実施に有用なビスハ
ロホーメート数種の製造を具体的に示す。 実施例 2 1の三つ口反応フラスコにスターラ、ドライ
アイス還流コンデンサおよびガス入口管をとりつ
け、フラスコを冷浴に入れ、この冷浴の助けでフ
ラスコ中で約3〜5モルのホスゲン(300〜500
g)を凝縮させた。反応フラスコ中で所望量のホ
スゲンを液化した後、ガス入口管を滴下ロートに
取換え、ここから1モル(90.12g)の1,4−
ブタンジオールを滴加した。温和な発熱反応を反
応物質の添加速度と冷浴での冷却の両方によつて
調整し、この反応中遊離した塩化水素は逃げ出せ
たが、過剰のホスゲンはドライアイスコンデンサ
によつて戻した。1,4−ブタンジオールの添加
を約1〜2時間の期間で完了した後、余つたホス
ゲンを蒸留によつて回収し、次いでビスクロロホ
ーメートを減圧蒸留した。ビスクロロホーメート
生成物が本質的に定量的収量で得られた。その特
徴的な物理的性質のいくつかを第表に示す。 実施例 3 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(90.12
g)の2−メチル−1,3−プロパンジオールを
用いた。 実施例 4 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(76.10
g)の1,3−プロパンジオールを用いた。 実施例 5 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(104.15
g)の2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオ
ールを用いた。 実施例 6 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(62.07
g)の1,2−エタンジオールを用いた。 実施例7 (参考例) 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(166.18
g)のトリエチレングリコールを用いた。 実施例8 (参考例) 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(178.19
g)のビス(1,3−プロパンジオール)カーボ
ネートを用いた。 実施例9 (参考例) 実施例2の手順を繰返した。但し、本例では
1,4−ブタンジオールの代りに1モル(263.2
g)のテトラエチレングリコールを用いた。 第表のデータは実施例2〜9で得たビスクロ
ロホーメートの構造とその物理的特性のいくつか
を示す。 次の実施例は、先行する実施例のビスクロロホ
ーメートのいくつかを共反応物質の1つとして用
いた本発明のポリカーボネートの製造を具体的に
示す。 実施例 10 実施例1の手順をほゞ繰返すが、本例ではホス
ゲンの導入に先立つて129g(0.6モル)の実施例
2の生成物を徐々に添加し、自動添加装置により
苛性アルカリ水溶液を加えることによつて2相系
のPHを約11の値に戻らせた。ビスクロロホーメー
トの添加が完了してから、実施例1に概説された
通りにホスゲン化を行つた。反応工程および加工
工程を実施例1に記載の通りに行つた。得られた
ポリマーの物理的特性のいくつかを第表に示
す。 実施例 11〜21 実施例10の手順を、ビスクロロホーメート共反
応物質の量および種類ならびにフエノール連鎖停
止剤の使用量を変更して繰返した。種々のビスク
ロロホーメート、その使用量およびフエノール連
鎖停止剤の使用量を第表に示す。 実施例 22 実施例11のポリカーボネートと固有粘度0.54を
有するビスフエノールAポリカーボネートのブレ
ンドを、実施例11でつくつたポリカーボネートを
上記ビスフエノールAポリカーボネートと重量比
1:1で均質混合することによつて製造した。得
られたブレンドは固有粘度0.498およびメルトフ
ロー21.3g/10分を有した。 実施例 23 実施例13のポリカーボネートと実施例18のポリ
カーボネートのブレンドを、実施例13のポリカー
ボネートを実施例18のポリカーボネートと重量比
2:1で均質混合することによつて製造した。得
られた組成物はメルトフロー28.9g/10分、加熱
歪み温度123.2℃、ノツチ付きアイゾツト衝撃強
さ14.9ft−lb/inを有した。 実施例24 (比較例) 本例は、比較的多量のビスクロロホーメート反
応物質を使用する点で、本発明の範囲外のポリカ
ーボネートを示す。得られるポリカーボネートは
低い衝撃強さを呈する。 実施例10の手順をほゞ繰返したが、本例では20
モル%の実施例6のビスクロロホーメートを3.6
モル%のフエノール連鎖停止剤を共に用いた。得
られたポリカーボネートは固有粘度0.412、加熱
歪み温度122.2℃、メルトフロー30g/10分より
大、ノツチ付きアイゾツト衝撃強さ2.2ft−lb/in
を有した。
【表】
【表】
【表】
【表】 第表のデータで示される通り、本発明のポリ
カーボネート、即ち実施例10〜21(但し、18と21
は参考例)の手順に従つて製造したポリカーボネ
ートは、従来のポリカーボネート、即ち実施例1
の手順に従つて製造したポリカーボネートと比較
して優れた加工性(高いメルトフロー)を有す
る。本発明のポリカーボネートは優れた加工性を
示し、同時に加熱歪み温度およびノツチ付きアイ
ゾツト衝撃強さのような他の有利な物理的特性の
ほとんどを保有している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i) カルボニルハライドカーボネート前駆物
    質と、 (ii) 少なくとも1種の二価フエノールと、 (iii) 一般式: で表わされるビスハロホーメート類から選択され
    る少なくとも1種のビスハロホーメート(但し該
    ビスハロホーメート反応物質は前記二価フエノー
    ル反応物質の量に基づいて0.1〜15モル%の量存
    在する)から誘導された、一般式 によつて表わされる少なくとも1種の反復構造単
    位および一般式 によつて表わされる少なくとも1種の反復構造単
    位から本質的になる [但し、上記式中、 Yはそれぞれ独立にハロゲン、一価炭化水素お
    よび一価炭化水素オキシ基から選択され、 Y′はそれぞれ独立にハロゲン、一価炭化水素
    および一価炭化水素オキシ基から選択され、 Wは二価の炭化水素基: −O−、−S−、【式】【式】および 【式】から選択され、 nおよびn′はそれぞれ独立に0〜4の値を有す
    る整数から選択され、 mは0または1であり、 Xはそれぞれ独立に塩素および臭素基から選択
    され、 Rは1〜30個の炭素原子を有するアルキレン
    基、4〜30個の炭素原子を有するシクロアルキレ
    ン基および一般式: (式中のR1およびR2はそれぞれ独立に1〜20
    個の炭素原子を有するアルキレン基から選択さ
    れ、R5はそれぞれ独立に1〜5個の炭素原子を
    有するアルキル基から選択され、Aは4〜16個の
    炭素原子を有するシクロアルキレン基を示し、b
    およびcはそれぞれ独立に0および1から選択さ
    れ、但しbとcの合計は1以上であり、pは0か
    らA上に存在する置換可能な水素原子の数までの
    値を有する整数である) で表わされる二価の基から選択される] 加工性の改善された重量平均分子量5000〜
    200000の高分子量熱可塑性芳香族ポリカーボネー
    ト。 2 前記ビスハロホーメート反応物質がカーボネ
    ートポリマーの加工性を向上させるのに有効であ
    るが、該カーボネートポリマーの有利な特性に実
    質的な悪影響を与えるには不足した量で存在する
    特許請求の範囲第1項記載のポリカーボネート。 3 前記ビスハロホーメート反応物質が前記二価
    フエノール反応物質の量に基づいて1〜10モル%
    の量存在する特許請求の範囲第1項記載のポリカ
    ーボネート。 4 難燃化量の少なくとも1種の難燃剤を混合し
    て含む特許請求の範囲第3項記載のポリカーボネ
    ート。
JP58152577A 1982-08-23 1983-08-23 加工性の改善されたポリカ−ボネ−ト Granted JPS5974121A (ja)

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US06/410,311 US4501875A (en) 1982-08-23 1982-08-23 Polycarbonate from carbonyl halide, bischloroformate and dihydric phenol
US410311 1982-08-23

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Publication Number Publication Date
JPS5974121A JPS5974121A (ja) 1984-04-26
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DE3330129A1 (de) 1984-02-23
CA1200348A (en) 1986-02-04
US4501875A (en) 1985-02-26
NL8302944A (nl) 1984-03-16
JPS5974121A (ja) 1984-04-26

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