JPH056510U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH056510U
JPH056510U JP5084891U JP5084891U JPH056510U JP H056510 U JPH056510 U JP H056510U JP 5084891 U JP5084891 U JP 5084891U JP 5084891 U JP5084891 U JP 5084891U JP H056510 U JPH056510 U JP H056510U
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JP
Japan
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colored
lens
light
light source
cap
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Application number
JP5084891U
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English (en)
Inventor
日出男 内藤
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非点灯時には着色キャップ5の色を目立たな
くし、かつ点灯時には着色キャップ5の色の着色光が得
られる車両用灯具を提供することにある。 【構成】 着色キャップ5とレンズ2との間に、光源バ
ルブ4の非点灯時には着色キャップ5の色がレンズ2の
外側からは目立たなく、かつ光源バルブ4の点灯時には
着色キャップ5の色の着色光がレンズ2より外側に出射
するような光透過率を有するシート(半透鏡)6を、配
設する。この結果、光源バルブ4の非点灯時において
は、レンズ2の外側からの光の一部がシート6で反射さ
れるため、着色キャップ5の色が隠蔽されてレンズの外
側からは目立たない。また、光源バルブ4の点灯時にお
いては、着色キャップ5により着色された着色光がシー
ト6を透過してレンズ2より外側に所定の配光パターン
で出射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばターンシグナルランプなどの着色キャップを有する車両用灯 具に係り、特に非点灯時には着色キャップの色を目立たなくし、かつ点灯時には 着色キャップの色の着色光が得られる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具を、図3を参照して説明する。この例はターンシグ ナルランプについて説明する。 図においては、1は前面を開口したハウジングで、このハウジング1は合成樹 脂製、例えばPP(ポリプロピレン)製のもので、色としては黒若しくはグレー などを使用する。このハウジング1の前面開口部の全周縁に凹部10を設ける。 このハウジング1の後部の中央に円筒形状のボス部11を一体に突設する。その ボス部11に取付孔13を、ボス部11の軸方向に設ける。前記ハウジング1の 内面に高反射塗料等を施して反射面12を設ける。 図において、2はレンズで、このレンズ2は合成樹脂製、例えばPMMA(ポ リメタクリル酸メチル.メタクリル樹脂)製のもので、無色透明のものを使用す る。このレンズ2の内面に適宜のプリズムを刻設し、内面の全周縁に接着脚20 を一体に突設する。このレンズ2の接着脚20を前記ハウジング1の凹部10に ホットメルトなどの接着剤21により接着かつシールし、そのレンズ2およびハ ウジング1により密閉された室内、すなわち灯室22を画成する。 図において、3はソケットである。このソケット3は、一端部側に設けた挿入 部30と、中央部に設けた挟持鍔31と、他端部側に設けた外部32とからなる 。前記挿入部30はその外径が前記取付孔13の内径より小さい円筒形状をなし 、一方前記挟持鍔31はその外径が前記取付孔13の内径より大きい円板形状を なす。このソケット3の挿入部30の先端に3個の挟持爪33を設ける。また、 この挟持爪33の前記挟持鍔31と対向する面は、図示していないが、ソケット 3をハウジング1に取り付ける際に、ソケット3を回し易くするために傾斜して いる。なお、図において、35はソケット3の内部に設けたターミナル(図示せ ず)に接続したリード線である。 図において、4は光源バルブである。この光源バルブ4を前記ソケット3の挿 入部30の挿入孔(図示せず)に着脱可能に装着し、この光源バルブ4の端子( 図示せず)を前記ソケット3のターミナルに接続させる。この光源バルブ4を装 着したソケット3を前記ハウジング1に着脱可能に取り付けて、前記光源バルブ 4を前記灯室22内の所定の位置に配設する。 図において、5は着色キャップで、この着色キャップ5は合成樹脂製、例えば PC(ポリカーボネート)製のもので、橙色(アンバー色)透明のものを使用す る。この着色キャップ5を前記光源バルブ4を覆い、かつその着色キャップ5の 開口端を前記ハウジング1に着脱可能に取り付け若しくは固定する。 かくして、前記光源バルブ4を点灯すると、この光源バルブ4からの光が着色 キャップ4を透過して着色され、そのアンバー色に着色された着色光が反射面1 2において反射し、その反射着色光がレンズ2を透過し、所定の配光パターンで 外部に照射される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の車両用灯具は、ただ単に光源バルブ4を覆うようにし て着色キャップ5を配設したものであるから、光源バルブ4の非点灯時において は、レンズ2の外側から着色キャップ5のアンバー色が見える。このために、レ ンズ2を通した外観が目の玉模様のように見えて、違和感があり、かつ他の車両 用部品との一体感や連続感がない。着色キャップ5のアンバー色が見えることに より、灯具の奥行感が損われて灯具の質感が低下するなどの問題がある。
【0004】 本考案の目的は、非点灯時には着色キャップの色を目立たなくし、かつ点灯時 には着色キャップの色の着色光が得られる車両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、着色キャップとレンズとの間に、光源バルブの非点灯時には前記着 色キャップの色が前記レンズの外側からは目立たなく、かつ前記光源バルブの点 灯時には前記着色キャップの色の着色光が前記レンズより外側に出射するような 光透過率を有するシート(半透鏡)を、配設したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、光源バルブの非点灯時においては、レンズの外 側からの光の一部がシートで反射されるため、着色キャップの色が隠蔽されてレ ンズの外側からは目立たない。従って、違和感がなく、かつ他の車両用部品との 一体感や連続感があり、また灯具の奥行感が損われずに灯具の質感が向上される 。 また、光源バルブを点灯時においては、着色キャップにより着色された着色光 がシートを透過してレンズより外側に所定の配光パターンで出射するので、車両 用灯具としての機能を十分に果すことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の車両用灯具の一実施例を図1および図2を参照して説明する。 図中、図3と同符号は同一のものを示す。 図において、6は半透鏡としてのシートである。このシート6は、図2に示す ように、例えばポリエステル製のベースフィルム(シート)60と、そのベース フィルム60の一面に例えばクロムやアルミなどを蒸着してなるハーフ蒸着層6 1と、そのハーフ蒸着層61の一面(前記ベースフィルム60と反対側の面)に 施した保護クリヤ層62とからなる。このシート6は、光源バルブ4の非点灯時 には着色キャップ5のアンバー色がレンズ2の外側からは目立たなく、かつ光源 バルブ4の点灯時には着色キャップ5のアンバー色の着色光がレンズ2より外側 に出射するような光透過率、例えば75%乃至95%の範囲で任意に透過率を有 するものである。すなわち、透過率が95%以上の場合は、着色キャップ5のア ンバー色が光源バルブ4の非点灯時においてでも前記シート6およびレンズ2を 透過して見える。また、透過率が75%以下の場合は、光源バルブ4の点灯時で あっても光源バルブ4からのかつ着色キャップ5を透過した着色光が前記シート 6において大部分遮断されて所定以上の光量、光度が得られず暗い灯具となる。 このシート6は、例えば、東洋メタライジング株式会社の商品名「ルミクール」 のMタイプまたはWタイプのものを使用する。 前記シート6を、前記ハウジング1の前面開口部の内周壁に設けた段部14に 沿った形状に打ち抜く。そのシート6を、前記光源バルブ4および着色キャップ 5と、レンズ2との間の前記ハウジング1の段部14に固定する。
【0008】 この実施例における本考案の車両用灯具は、以上の如き構成からなるので、光 源バルブ4の非点灯時においては、レンズ2の外側からの光の一部がシート6で 反射される。このために、着色キャップ5の色が隠蔽されてレンズの外側からは 目立たない。従って、従来の車両用灯具のようなレンズ2を通した外観が目の玉 模様のように見えるようなことがないので、違和感がなく、かつ他の車両用部品 との一体感や連続感があり、また着色キャップ5のアンバー色が見えることによ る灯具の奥行感が損われないので、灯具の質感が向上される。 また、光源バルブ4の点灯時においては、着色キャップ5により着色された着 色光がシート6を透過してレンズ2より外側に所定の配光パターンで出射する。 従って、所定の光量、光度が得られて車両用灯具としての機能を十分に果すこと ができる。
【0009】 なお、上述の実施例においては、ターンシグナルランプについて説明したが、 本考案は着色キャップを使用したその他の車両用灯具にも使用することができる 。また、上述の実施例においてアンバー色について説明したが、その他の色の着 色キャップでも本考案を利用することができる。
【0010】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の車両用灯具は、着色キャップとレンズとの 間に、光源バルブの非点灯時には前記着色キャップの色が前記レンズの外側から は目立たなく、かつ前記光源バルブの点灯時には前記着色キャップの色の着色光 が前記レンズより外側に出射するような光透過率を有するシート(半透鏡)を、 配設したものであるから、光源バルブの非点灯時においては、レンズの外側から の光の一部がシートで反射されるため、着色キャップの色が隠蔽されてレンズの 外側からは目立たない。従って、違和感がなく、かつ他の車両用部品との一体感 や連続感があり、また灯具の奥行感が損われずに灯具の質感が向上される。また 、光源バルブを点灯時においては、着色キャップにより着色された着色光がシー トを透過してレンズより外側に所定の配光パターンで出射するので、車両用灯具 としての機能を十分に果すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具の一実施例を示した断面図
である。
【図2】図1におけるII部拡大図である。
【図3】従来の車両用灯具を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング(灯具本体) 2 レンズ 3 ソケット 4 バルブ 5 着色キャップ 6 シート

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 前面を開口したハウジングと、そのハウ
    ジングの前面開口部に配設したレンズと、そのハウジン
    グおよびレンズにより画成された灯室内に配設した光源
    バルブと、その光源バルブを覆うようにして配設した着
    色キャップとを備えた車両用灯具において、 前記着色キャップと前記レンズとの間に、前記光源バル
    ブの非点灯時には前記着色キャップの色が前記レンズの
    外側からは目立たなく、かつ前記光源バルブの点灯時に
    は前記着色キャップの色の着色光が前記レンズより外側
    に出射するような光透過率を有するシートを、配設した
    ことを特徴とする車両用灯具。
JP5084891U 1991-07-02 1991-07-02 車両用灯具 Pending JPH056510U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5084891U JPH056510U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 車両用灯具

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JP5084891U JPH056510U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 車両用灯具

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Publication Number Publication Date
JPH056510U true JPH056510U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12870145

Family Applications (1)

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JP5084891U Pending JPH056510U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 車両用灯具

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JP (1) JPH056510U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003038335A1 (en) 2001-10-31 2003-05-08 3M Innovative Properties Company Automotive lamp
WO2023127789A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 市光工業株式会社 車両用灯具の光源ユニット及び車両用灯具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224409B2 (ja) * 1983-09-30 1990-05-29 Fujitsu Ltd

Patent Citations (1)

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