JPH056508Y2 - - Google Patents

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JPH056508Y2
JPH056508Y2 JP16849688U JP16849688U JPH056508Y2 JP H056508 Y2 JPH056508 Y2 JP H056508Y2 JP 16849688 U JP16849688 U JP 16849688U JP 16849688 U JP16849688 U JP 16849688U JP H056508 Y2 JPH056508 Y2 JP H056508Y2
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piezoelectric
tube
shape
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acoustic
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、圧電感知部を超音波洗浄装置等の液
中に浸漬し、検知部により誘起される出力電力の
大きさから液中における各点の超音波強度あるい
は音圧分布状態を測定する音響測定子に関する。
〈従来技術〉 前記圧電感知部を支持する管体を可撓性材料で
形成し、これにより液中の複雑で挟い部分にも先
端の圧電感知部を挿入し得るようにしたものは、
既に提案されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 このように細長い可撓性管体の先端に圧電感知
部を設けたものにおいて、該管体を使用者におい
て、数度に亙つて複雑な形状に湾曲変形させなが
ら使用すると、管体にしわがより、塑性変形を生
じてもとに戻らなくなる不都合を生じる。
本考案は、係る欠点を除去することを目的とす
るものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、細長い可撓性管体の先端に圧電感知
部を設けたものにおいて、前記管体を形状記憶合
金で形成したことを特徴とするものである。
〈作用〉 形状記憶合金の作用により、該合金を所定温度
に加熱すれば、元の状態に戻る。そこで、真直な
状態を形状記憶させておけば、該加熱により元に
戻つて、湾曲に伴う変形を消去できる。
尚、真直以外にも、使用箇所に対応して所定形
状にあらかじめ形状記憶させるようにしても良
い。
〈実施例〉 第1〜3図について本考案の一実施例の音響測
定子Sの構成を説明する。
第1,2図において、1は形状記憶合金からな
る管体であつて、50〜100cmの長さ寸法と3〜5
mmφの外径寸法の細長い杆状をしている。この管
体1は、第2図の様に任意の方向又は任意の角度
に湾曲することができ、湾曲後はその状態を維持
することができる。そしてさらには所定温度以上
に加熱するとあらかじめ形状記憶しておいた第1
図の真直な元の状態に戻るという公知の特性を備
える。
前記管体1の先端には圧電検知部2が設けられ
る。この圧電検知部2の構成について説明する。
ここで3は圧電素子であつて、合成ゴムと圧電磁
器粉末との複合物圧電シート3a,3bをその分
極方向が逆向きになるように中心電極3cを介し
て積層し、圧電シートの外面に外側電極シート3
d,3dを貼り合せ、然る後に圧電シートの加硫
処理下で同時結合したバイモルフ構造からなる。
この圧電素子3を第3図に示すように上記管体1
の先端面に浅く穿設したスリツト4間に外側電極
シート3d,3dが当接するように嵌着し、外周
よりフツ素ゴム等のような絶縁性及び耐水性に優
れた保護層5によつて液密的に被覆し、而して圧
電検知部2を構成している。
また圧電検知部2の他端にはコネクタ6が装着
される。このコネクタ6は、前記圧電素子3の中
心電極3cとリード線7を介して接続する針状端
子6aと、同じく圧電素子3の外側電極シート3
d,3dと導電性である管体1を介して接続する
筒状端子6bと、これら端子6a,6bを絶縁す
る絶縁碍管6cとからなり、レコーダ等の測定装
置から延設された信号搬送用ケーブルと脱着自在
に接続する。
この音響測定子Sの使用方法を第4図について
説明する。
第4図は超音波洗浄装置を示し、適当な洗浄液
Wと、該液中に浸漬した被洗浄物Oを収納した液
層Tの内底面(又は外底面)に超音波振動子Pを
設置し、該振動子Pから照射される超音波でその
キヤビテイシヨン作用によつて被洗浄物Oの表面
に付着している塵芥、油脂類を除去する。この超
音波洗浄装置にあつて、洗浄液W中における振動
子Pと被洗浄物O間の箇所の各部超音波強度及び
音場分布は上記音響測定子Sを利用して測定され
る。すなわち、まず音響測定子Sのコネクタ5に
レコーダ等の測定装置から延設された信号搬送用
ケーブルLを接続した上で、管体1の先端に設け
た圧電検知部2を横方向に変位した状態に維持
し、この検知部2を洗浄液W中の振動子Pと被洗
浄物Oとの間の箇所に望ませて所定の部位に位置
決めする。これにより、その位置を通過する超音
波の音圧により検知部の圧電素子3が等方向圧縮
応力を受けて圧電シート3a,3bに機械的歪を
生じ、前記音圧に比例した出力電圧が誘起され、
これを上記測定装置に入力し、その大きさを測定
することによつて検知部2の位置する部分の超音
波強度を知ることができる。また走行装置を用い
てX−Y軸方向またはX−Y−Z軸方向に走査す
ることによつて、洗浄液中の音場分布状態も測定
することができる。
かかる実施例において、管体1は形状記憶合金
により形成してあるために、あらかじめ真直な状
態を形状記憶させると、上記の使用により管体1
を多様な形状に湾曲させても、所定温度に加熱す
ることにより、該真直状態に復帰させることがで
きる。このため、形状を所望の形に再形成する湾
曲作業が容易となる。
尚、所定の湾曲形状の使用が多い場合には、該
形状に記憶しておけば、他の形状に変形しても、
通常の使用態様に復帰させることができる。
〈考案の効果〉 本考案は、上記の説明により明らかにしたよう
に、管体1を形状記憶合金により形成したから、
圧電検知部を所望箇所に挿入するために、管体1
を種々の形状に変形させた場合に、その加熱によ
り容易に所定形状に復帰させることができ、湾曲
再生が容易となる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は真
直状態にある音響測定子Sの縦断側面図、第2図
は湾曲状態にある音響測定子Sの縦断側面図、第
3図は圧電検知部2の斜視図、第4図は音響測定
子Sの使用状態を示す縦断側面図である。 S……音響測定子、1……管体、2……圧電検
知部、3……圧電素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い可撓性管体の先端に圧電感知部を設けた
    ものにおいて、前記管体を形状記憶合金で形成し
    たことを特徴とする音響測定子。
JP16849688U 1988-12-26 1988-12-26 Expired - Lifetime JPH056508Y2 (ja)

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JP16849688U JPH056508Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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JP16849688U JPH056508Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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Publication Number Publication Date
JPH0288129U JPH0288129U (ja) 1990-07-12
JPH056508Y2 true JPH056508Y2 (ja) 1993-02-19

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ID=31457723

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