JPH0127068Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0127068Y2 JPH0127068Y2 JP1982159362U JP15936282U JPH0127068Y2 JP H0127068 Y2 JPH0127068 Y2 JP H0127068Y2 JP 1982159362 U JP1982159362 U JP 1982159362U JP 15936282 U JP15936282 U JP 15936282U JP H0127068 Y2 JPH0127068 Y2 JP H0127068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- tube
- metal rod
- core
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 3
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000004506 ultrasonic cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は先端に設けた圧電検知部を超音波洗浄装
置などの液中に挿入し、検知部より誘起される出
力電圧の大きさから液中における各点の超音波強
度あるいは音圧分布状態を測定する音響測定子に
関するものである。以下図面の実施例について説
明する。
置などの液中に挿入し、検知部より誘起される出
力電圧の大きさから液中における各点の超音波強
度あるいは音圧分布状態を測定する音響測定子に
関するものである。以下図面の実施例について説
明する。
図面において、1は芯管、2は該芯管1の外周
を囲繞する連結管、3は前記芯管1、連結管2を
同心的に収納する外管で、これら管素子1〜3は
金属よりなり、杆4を構成する。この金属杆4は
通常は第1図のように外管3内に連結管2を、該
連結管内に芯管1をそれぞれ収納した短尺状の態
様になつているが、使用に際しては第2図のよう
に外管3から連結管2を、該連結管から芯管1を
順次外部に引出し必要な長さまで延長した長尺状
の態様をなす。これら管素子1〜3の端部には第
2図のようにいつぱいまで引出した時それ以上引
出し出来ないよう拡口状ストツパ1a,2a,2
b,3aを設けてある。また連結管2はここでは
一本用いたが、必要とする長さに応じて複数本用
い互いに引出し可能に連結することもできる。次
に5は圧電素子を示し、第3図に詳図した如く合
成ゴムと圧電磁器粉末との複合物圧電シート5
a,5bを中心電極シート5cを介して積層し、
圧電シートの外面に外側電極シート5d,5eを
張り合わせ、これらを圧電シートの加硫処理下で
同時結合した後、中心電極シート5cが正極、外
側電極シート5d,5eが負極となる分極を施し
たバイモルフ構造からなる。この圧電素子5は上
記金属杆4の芯管1の先端面に浅く穿設したスリ
ツト1bにて外側電極シート5d,5eが当接す
るよう挿通係止し、外周よりフツ素ゴム等の如き
絶縁性、耐水性に優れた保護層6によつて液密的
に被覆して圧電検知部7としてなる。8は上記杆
4の外管3の後端面に装着したコネクタで、圧電
素子の中心電極シート5cと伸縮自在なコイルバ
ネ状リード線9を介して接続する針状の正極端子
8aと、、同じく圧電素子の外側電極シート5d,
5eと金属杆4を通して接地接続する筒状の負極
端子8bと、これら端子8a,8b間を絶縁する
絶縁碍管8cよりなり、レコーダ等の測定装置か
ら延設した信号搬送用ケーブル(図示しない)と
脱着自在に接続する。
を囲繞する連結管、3は前記芯管1、連結管2を
同心的に収納する外管で、これら管素子1〜3は
金属よりなり、杆4を構成する。この金属杆4は
通常は第1図のように外管3内に連結管2を、該
連結管内に芯管1をそれぞれ収納した短尺状の態
様になつているが、使用に際しては第2図のよう
に外管3から連結管2を、該連結管から芯管1を
順次外部に引出し必要な長さまで延長した長尺状
の態様をなす。これら管素子1〜3の端部には第
2図のようにいつぱいまで引出した時それ以上引
出し出来ないよう拡口状ストツパ1a,2a,2
b,3aを設けてある。また連結管2はここでは
一本用いたが、必要とする長さに応じて複数本用
い互いに引出し可能に連結することもできる。次
に5は圧電素子を示し、第3図に詳図した如く合
成ゴムと圧電磁器粉末との複合物圧電シート5
a,5bを中心電極シート5cを介して積層し、
圧電シートの外面に外側電極シート5d,5eを
張り合わせ、これらを圧電シートの加硫処理下で
同時結合した後、中心電極シート5cが正極、外
側電極シート5d,5eが負極となる分極を施し
たバイモルフ構造からなる。この圧電素子5は上
記金属杆4の芯管1の先端面に浅く穿設したスリ
ツト1bにて外側電極シート5d,5eが当接す
るよう挿通係止し、外周よりフツ素ゴム等の如き
絶縁性、耐水性に優れた保護層6によつて液密的
に被覆して圧電検知部7としてなる。8は上記杆
4の外管3の後端面に装着したコネクタで、圧電
素子の中心電極シート5cと伸縮自在なコイルバ
ネ状リード線9を介して接続する針状の正極端子
8aと、、同じく圧電素子の外側電極シート5d,
5eと金属杆4を通して接地接続する筒状の負極
端子8bと、これら端子8a,8b間を絶縁する
絶縁碍管8cよりなり、レコーダ等の測定装置か
ら延設した信号搬送用ケーブル(図示しない)と
脱着自在に接続する。
いま、上記した音響測定子の金属杆4を第1図
の短尺状態から第2図のように外管3より連結管
2、芯管1を引出して所要の長さに延長した上で
コネクタ8にレコーダ等の測定装置から延設され
た信号搬送用ケーブルを接続し、外管3を把持し
て芯管1の先端に設けた圧電検知部7を、例えば
超音波洗浄装置の液中に挿入して所定の部位に位
置決めすると、その位置を通過する超音波の音圧
により検知部の圧電素子5が等方的圧縮応力を受
けて圧電シート5a,5bに機械的歪を生じさせ
前記音圧に比例した出力電圧を誘起し、これを上
記測定装置に入力しその大きさを測定することに
よつて検知部7の位置する部分の超音波強度を知
ることができる。また走査装置を用いて音響測定
子の検知部7を洗浄液中にてX−Y軸方向又はX
−Y−Z軸方向に走査することによつて洗浄液中
の音場分布状態も測定することができる。
の短尺状態から第2図のように外管3より連結管
2、芯管1を引出して所要の長さに延長した上で
コネクタ8にレコーダ等の測定装置から延設され
た信号搬送用ケーブルを接続し、外管3を把持し
て芯管1の先端に設けた圧電検知部7を、例えば
超音波洗浄装置の液中に挿入して所定の部位に位
置決めすると、その位置を通過する超音波の音圧
により検知部の圧電素子5が等方的圧縮応力を受
けて圧電シート5a,5bに機械的歪を生じさせ
前記音圧に比例した出力電圧を誘起し、これを上
記測定装置に入力しその大きさを測定することに
よつて検知部7の位置する部分の超音波強度を知
ることができる。また走査装置を用いて音響測定
子の検知部7を洗浄液中にてX−Y軸方向又はX
−Y−Z軸方向に走査することによつて洗浄液中
の音場分布状態も測定することができる。
測定後は音響測定子の金属杆4を信号搬送用ケ
ーブルから外し外管3内に連結管2を、該連結管
内に芯管1を順次押し込んで第1図の短尺状態に
戻す。
ーブルから外し外管3内に連結管2を、該連結管
内に芯管1を順次押し込んで第1図の短尺状態に
戻す。
従来、この種音響測定子として実開昭54−
51886号に示されているように絶縁ゴムよりなる
杆の先端に圧電素子を封入した形態のものが知ら
れているが、杆自体に可撓性があるため、圧電素
子を液中に浸漬して走査した時、液体の圧力や抵
抗を受けて杆が容易に屈曲し圧電素子の位置が変
位して正確かつ迅速な測定ができないという欠点
があつた。また、杆の長さは液中の充分な深さま
で挿入して測定できるよう50〜100cm長さのもの
を必要とするが、長くすればするほどより柔軟に
なり奥深い水中での音響測定が不可であつた。
51886号に示されているように絶縁ゴムよりなる
杆の先端に圧電素子を封入した形態のものが知ら
れているが、杆自体に可撓性があるため、圧電素
子を液中に浸漬して走査した時、液体の圧力や抵
抗を受けて杆が容易に屈曲し圧電素子の位置が変
位して正確かつ迅速な測定ができないという欠点
があつた。また、杆の長さは液中の充分な深さま
で挿入して測定できるよう50〜100cm長さのもの
を必要とするが、長くすればするほどより柔軟に
なり奥深い水中での音響測定が不可であつた。
然るに本案の音響測定子は上述した通り、芯管
とその外周を囲繞する1〜複数本の連結管とこれ
ら芯管、連結管を同心的に収納する外管よりなる
長さ方向に伸縮自在な金属杆を用い、前記芯管の
先端にスリツトを形成し、該スリツトにバイモル
フ構造の圧電素子を挿通係止するとともに外周を
絶縁保護層で液密に被覆し、前記外管の後端には
圧電素子の正極とコイルバネ状リード線を介して
電気的に接続する針状の正極端子と、、前記圧電
素子の負極と金属杆を通して接地接続する筒状の
負極端子とを含むコネクタを装着したものであつ
て、杆を長さ方向に伸縮自在な金属製とするとと
もに該杆の伸縮に追随し得るよう、圧電素子の正
極とコネクタの正極端子を接続するリード線をコ
イルバネ状としたから、杆を任意の長さに自由に
設定でき、しかもその剛性により液体の水圧や抵
抗の影響を一切受けることなく奥深い水中での音
響測定を可能とする他、不使用時には杆を短くし
てコンパクトにできるため携帯、保管を容易にす
る等の利益がある。
とその外周を囲繞する1〜複数本の連結管とこれ
ら芯管、連結管を同心的に収納する外管よりなる
長さ方向に伸縮自在な金属杆を用い、前記芯管の
先端にスリツトを形成し、該スリツトにバイモル
フ構造の圧電素子を挿通係止するとともに外周を
絶縁保護層で液密に被覆し、前記外管の後端には
圧電素子の正極とコイルバネ状リード線を介して
電気的に接続する針状の正極端子と、、前記圧電
素子の負極と金属杆を通して接地接続する筒状の
負極端子とを含むコネクタを装着したものであつ
て、杆を長さ方向に伸縮自在な金属製とするとと
もに該杆の伸縮に追随し得るよう、圧電素子の正
極とコネクタの正極端子を接続するリード線をコ
イルバネ状としたから、杆を任意の長さに自由に
設定でき、しかもその剛性により液体の水圧や抵
抗の影響を一切受けることなく奥深い水中での音
響測定を可能とする他、不使用時には杆を短くし
てコンパクトにできるため携帯、保管を容易にす
る等の利益がある。
図面は本案に係る音響測定子を示し、第1図は
不用時杆を短くした態様を示す断面図、第2図は
使用に際し杆を長く延長した態様を示す断面図、
第3図は要部の詳細を示す拡大斜視図である。 1…芯管、2…連結管、3…外管、4…金属
杆、5…圧電素子、6…保護層、8…コネクタ、
8a…正極端子、8b…負極端子。
不用時杆を短くした態様を示す断面図、第2図は
使用に際し杆を長く延長した態様を示す断面図、
第3図は要部の詳細を示す拡大斜視図である。 1…芯管、2…連結管、3…外管、4…金属
杆、5…圧電素子、6…保護層、8…コネクタ、
8a…正極端子、8b…負極端子。
Claims (1)
- 芯管と、その外周を囲繞する1〜複数本の連結
管とこれら芯管、連結管を同心的に収納する外管
よりなる長さ方向に伸縮自在な金属杆を用い、前
記芯管の先端にスリツトを形成し、該スリツトに
バイモルフ構造の圧電素子を挿通係止するととも
に外周を絶縁保護層で液密に被覆し前記外管の後
端には圧電素子の正極とコイルバネ状リード線を
介して電気的に接続する針状の正極端子と、前記
圧電素子の負極と金属杆を通して接地接続する筒
状の負極端子とを含むコネクタを装着したことを
特徴とする音響測定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936282U JPS5964537U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 音響測定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936282U JPS5964537U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 音響測定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964537U JPS5964537U (ja) | 1984-04-28 |
JPH0127068Y2 true JPH0127068Y2 (ja) | 1989-08-14 |
Family
ID=30350826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15936282U Granted JPS5964537U (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | 音響測定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964537U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684906B2 (ja) * | 1986-09-20 | 1994-10-26 | 本多電子株式会社 | 超音波テスタ− |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732868B2 (ja) * | 1976-05-14 | 1982-07-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5854683Y2 (ja) * | 1977-09-19 | 1983-12-13 | 日本特殊陶業株式会社 | 可撓性音響測定子 |
JPS5732868U (ja) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP15936282U patent/JPS5964537U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732868B2 (ja) * | 1976-05-14 | 1982-07-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5964537U (ja) | 1984-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5812525B2 (ja) | 振動型ワイヤ−ストレ−ンゲ−ジ | |
JPH0127068Y2 (ja) | ||
JPH0431640B2 (ja) | ||
CN112729479A (zh) | 一种线圈型磁致伸缩传感器 | |
US2486146A (en) | Pressure responsive transducer | |
US4241609A (en) | Tube internal measuring instrument | |
US3196375A (en) | Intracardiac transducer | |
JPH056508Y2 (ja) | ||
JPH051789Y2 (ja) | ||
JPS5818603B2 (ja) | フシヨクソンモウドケンシユツソウチ | |
US4148212A (en) | Method and device for determining the pore water pressure in a soil | |
JP2968299B2 (ja) | 伸縮可撓管継手の挙動探査方法 | |
SU638908A1 (ru) | Приемное устройство дл морской сейсморазведки | |
EP0083141B1 (en) | A soil investigation device | |
JP2635182B2 (ja) | プレハブ形接続部におけるストレスコーンの挿着確認方法 | |
JPS5924234Y2 (ja) | 磁歪素子をもつた電気音響変換器 | |
JP3005305U (ja) | 鉄筋探査用探査子 | |
US6980722B1 (en) | Multi-layer flexible optical fiber tow cable for measuring water temperature | |
SU877794A1 (ru) | Обратимый электроакустический преобразователь и способ его градуировки | |
SU1026000A1 (ru) | Устройство дл измерени послойных деформаций грунта | |
JP3349313B2 (ja) | 液中用音響測定子及びその製造方法 | |
JPS58131528A (ja) | タンデム圧力計 | |
SU991178A1 (ru) | Измеритель перемещений | |
SU787886A1 (ru) | Индуктивный преобразователь деформаций | |
JPS5997025A (ja) | 熱電対構造体 |