JP2968299B2 - 伸縮可撓管継手の挙動探査方法 - Google Patents
伸縮可撓管継手の挙動探査方法Info
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Description
埋設管における管継手などの伸縮可撓挙動を比較的低コ
ストに、しかも的確な探査結果を得しめ、脱管その他の
事故を未然に防止し得る方法を提供しようとするもので
ある。
て、又この継手において接続された管体を伸縮可撓せし
める機構に関しては従来から種々の提案がなされてい
る。
いて該継手部分における挙動を監視することは継手や被
接続管体の破損その他の異常を回避する上において枢要
であり、従来このような目的で提案されているものは電
気的に探査するものである。
し、この電気的信号によって検出するものである。
信号の変化として得るには設備的にも各種の微妙な変化
で作動する電子機器ないし部材を必要とすることからコ
ストアップとならざるを得ない不利がある。しかもこの
ような電気的方法によるものでは正確性に欠け、測定探
査結果が実際の伸縮可撓状況を適正に表示しないことか
ら危険状態と検出されても殆ど問題のない状態であった
り、又余り問題とすべきでない程度の探査結果であって
も危険状態であって、折角検出設備が設けられていても
重大事故を発生する可能性が高い。このことは超音波や
電磁波その他の技術を用いようとする場合においても同
様である。
のにおいては地下水や雨水などによる妨害原因が介入す
る可能性が高く、上述のような電気的信号の変化を検出
する微細な機構に関して故障や検出制度などに問題が残
る。特に地下や水中などに設けられたものにおいては地
盤変動や波浪などによる外力も作用して電気回路の構成
が破損せしめられ易い。
決するように検討して創案されたものであって、以下の
如くである。
ると共に保護管に摺動自在として内装された複数本のワ
イヤを前記被接続管体の周側に配設し、前記接合座から
各ワイヤの一端側を引出して上記継手部体の周側に夫々
角度間隔を採って直線状態で連結し、前記した各ワイヤ
の他端側を計測箱における固定部から引出して該計測箱
に設けた各指示手段に同じく直線状態で連結せしめ、そ
れらの各指示手段により上記結合座と継手部体との間に
おける経時変位量を指示または記録することを特徴とす
る伸縮可撓管継手の挙動探査方法。
ると共に保護管に摺動自在として内装された複数本のワ
イヤを前記被接続管体の周側に配設し、前記接合座から
各ワイヤの一端側を引出して上記継手部体の周側に夫々
角度間隔を採って直線状態で連結することにより継手部
体と被接続管体との間の伸縮可撓による変位量が各角度
間隔毎にワイヤのスライド量として検出される。
関してその他端側を計測箱における固定部から引出して
該計測箱に設けた各指示手段に同じく直線状態で連結せ
しめることによりそれらの各指示手段を変位せしめ、上
記接合座と継手部体との間における経時的変位量を指示
または記録することを可能とする。
て連続されたものであって、ハンダつけその他の接続部
も存せず、又充分な機械的強度を有することから長期に
亘る耐用性を得しめる。浸水その他によってもその性能
が劣化することがない。
すものについて説明すると、第1図と第2図に示すよう
に被接続管10、10を伸縮可撓継手1によって接続するに
当って、該伸縮可撓継手1の前後において被接続管10、
10に接合座2、2を固定し、又第3図に示すように保護
管4内に非伸縮性ワイヤ3を摺動自在に挿通したものを
複数本準備し、これらのワイヤ3、3、3の一端側を継
手1および被接続管10の周方向において前記第1、2図
のように配設する。即ち各ワイヤ3の一端側を保護管4
から引出し、第4図に示す如く保護管4を前記接合座2
に固定すると共にワイヤ3の先端に取付けた金具9で継
手1に対し夫々管軸に平行状態の直線状として連結す
る。
ように構造物6または地上に設けられた計測箱5に導
き、保護管4の管端を計測箱5の側壁に固定し、ワイヤ
3を計測箱5内に延出してマーカ7などの指示(または
記録)手段に対して第6図に示す如く連結し、マーカ7
と計測箱5と他側との間にはコイルばねなどの弾性材8
を張設して常時直線状に延出ワイヤを維持するように成
っている。
に示すように前述したような継手1の両端部にそれぞれ
ガイドスリーブ11を設け、又それらのスリーブ11にガイ
ドパイプ12を連結して計測箱5に導き、少くとも継手1
および接合座2部分から引出される各ワイヤ3(保護管
つき)の作動が外部土砂などによって阻害されないよう
にすることが好ましい。前記スリーブ11と被接続管10と
の間にはビニルシートなどを施して内部に土砂の進入す
ることがないようにし、又前記したガイドスリーブ11に
は係子21、21を配設して継手部体1に連動させるように
することが好ましい。又計測箱5には第9図と第10図に
示すように目盛板15を設け、前記したようなマーカなど
の指示手段7を目盛板15の基準点に合致させて設定する
ことにより変位量を目盛15aにおいて直ちに求め得るよ
うにしてよい。更に上記したようなワイヤ3の装備に関
してはマーカなどの指示手段7を前述したような計測箱
5で弾性材8に連結して張設した場合に一定の基準位置
となる長さを採ってワイヤ3の一端側に取付け、又該ワ
イヤ3の他端側については第11図に示すように接合座2
に対する定着のために保護管4に螺条管13を取付け、該
螺条管13内にワイヤ3を挿通すると共に螺条管13に螺合
されたナット14、14の間に適宜ワッシャ16を介装して接
合座2の両側に締着し、保護管4および螺条管13を固定
せしめこれらの保護管4および螺条管13から引出された
ワイヤ3に連結金具9を取付けて第12図または第13図に
示すように継手1に連結する。
より被接着管と継手との間における地盤変動などによる
変位量がマーカなどの指示手段7により計測箱5の目盛
板15の如きで継手部分の各部に関し的確に指示、記録し
得ることは明らかであり、ワイヤ3および保護管4が適
宜に屈曲して設定された条件下においても上記変位量が
ワイヤ3によって指示手段7に有効に伝達される。従っ
てその節低に当っても単にワイヤ3および保護管4を用
いて連結するだけでよく、電気的接続関係や漏電その他
を考慮する必要がなく、機械的強度も充分であって、相
当の期間に亘る連続的管理を適切に実施することが可能
である。
おける継手部などの伸縮可撓挙動を比較的簡易且つ低コ
ストに、しかも相当の長期間に亘って合理的且つ的確に
探査測定し得るものであって、斯うした測定をなすこと
により上記のような地下埋設管などにおける破損その他
の事故を未然に検知し、回避し得るものであるから工業
的にその効果の大きい発明である。
は本発明方法を実施した装置の1例について外観を側面
的に示した説明図、第2図はその端面図、第3図はその
ワイヤおよび保護管の斜面図、第4図はワイヤの一端側
についての継手に対する連結状態の部分的側面図、第5
図は地下埋設管についての本発明による計測箱配設関係
の断面的説明図、第6図はワイヤの他端側における計測
箱接続状態の説明図、第7図は本発明方法を実施する機
構の別の例を示した部分切欠側面図、第8図はその管軸
直角方向での断面図、第9図は計測箱の1例についての
部分切欠平面図、第10図はその縦断面図、第11図はワイ
ヤの継手部体連結側に関する具体的構成を示した側面
図、第12図と第13図はその継手部体に対する連結状態を
示した部分的な各断面図である。 然してこれらの図面において、1は継手、2は接合座、
3はワイヤ、4は保護管、5は計測箱、6は構造物、7
はマーカ、8は弾性材、9は連結用の金具、10は被接続
管、11はガイドスリーブ、12はガイドパイプ、13は螺条
管、14はナット、15は目盛板、15aはその目盛を示すも
のである。
Claims (1)
- 【請求項1】伸縮可撓管継手における被接続管体に接合
座を固定すると共に保護管に摺動自在として内装された
複数本のワイヤを前記被接続管体の周側に配設し、前記
接合座から各ワイヤの一端側を引出して上記継手部体の
周側に夫々角度間隔を採って直線状態で連結し、前記し
た各ワイヤの他端側を計測箱における固定部から引出し
て該計測箱に設けた各指示手段に同じく直線状態で連結
せしめ、それらの各指示手段により上記結合座と継手部
体との間における経時的変位量を指示または記録するこ
とを特徴とする伸縮可撓管継手の挙動探査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503690A JP2968299B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 伸縮可撓管継手の挙動探査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503690A JP2968299B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 伸縮可撓管継手の挙動探査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03285137A JPH03285137A (ja) | 1991-12-16 |
JP2968299B2 true JP2968299B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13847472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8503690A Expired - Lifetime JP2968299B2 (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 伸縮可撓管継手の挙動探査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968299B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107250712B (zh) | 2015-02-13 | 2019-09-10 | 日本维克托利克株式会社 | 伸缩柔性管接头的工作状态探测装置和工作状态探测方法 |
JP6779757B2 (ja) | 2016-11-18 | 2020-11-04 | 日本ヴィクトリック株式会社 | エルボ付き伸縮管継手 |
JP6866180B2 (ja) | 2016-11-30 | 2021-04-28 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 偏心自在継手機構および偏心自在継手 |
JP2018189540A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 日野自動車株式会社 | 可撓管の検査方法及び装置 |
-
1990
- 1990-04-02 JP JP8503690A patent/JP2968299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03285137A (ja) | 1991-12-16 |
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