JPH0564883A - ニツプ幅計測装置 - Google Patents
ニツプ幅計測装置Info
- Publication number
- JPH0564883A JPH0564883A JP3227178A JP22717891A JPH0564883A JP H0564883 A JPH0564883 A JP H0564883A JP 3227178 A JP3227178 A JP 3227178A JP 22717891 A JP22717891 A JP 22717891A JP H0564883 A JPH0564883 A JP H0564883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- nip
- intersection
- rollers
- nip width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はニツプ圧の調整が容易でニツプ幅の
自動計測が可能であり、且つ測定精度の高いニツプ幅計
測装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 任意のニツプ幅をもって接触回転する1対の
ローラにおいて、前記1対のローラの共通接線方向に移
動可能なレールと、前記レールに固定され共通接線から
各ローラ表面までの距離を計測する変位計と、前記変位
計を共通接線に沿って移動させるレール駆動装置と、前
記変位計の共通接線方向の移動量と同変位計の検出値に
基づいてローラのニツプ幅を算出する演算装置とを具え
たニツプ幅計測装置。
自動計測が可能であり、且つ測定精度の高いニツプ幅計
測装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 任意のニツプ幅をもって接触回転する1対の
ローラにおいて、前記1対のローラの共通接線方向に移
動可能なレールと、前記レールに固定され共通接線から
各ローラ表面までの距離を計測する変位計と、前記変位
計を共通接線に沿って移動させるレール駆動装置と、前
記変位計の共通接線方向の移動量と同変位計の検出値に
基づいてローラのニツプ幅を算出する演算装置とを具え
たニツプ幅計測装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセツト印刷機のニ
ツプ幅を計測する装置に関するものであり、ローラを有
す機械のニツプ幅を計測する装置にも適用できる。
ツプ幅を計測する装置に関するものであり、ローラを有
す機械のニツプ幅を計測する装置にも適用できる。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6を用いて下記に説明する。 イ. 図5の点線で示すように対象ローラ2を基準ロー
ラ1から離す。 ロ. 対象ローラ2表面にインキ等の塗料を塗る。 ハ. 対象ローラ2と基準ローラ1間に紙8を通す。 ニ. 対象ローラ2と基準ローラ1を接触させる。 ホ. 図6に示すように紙8には対象ローラ2と基準ロ
ーラ1のニツプ幅9に応じた痕が着く。 へ. 上記ニツプ幅9をノギス等で測る。
ラ1から離す。 ロ. 対象ローラ2表面にインキ等の塗料を塗る。 ハ. 対象ローラ2と基準ローラ1間に紙8を通す。 ニ. 対象ローラ2と基準ローラ1を接触させる。 ホ. 図6に示すように紙8には対象ローラ2と基準ロ
ーラ1のニツプ幅9に応じた痕が着く。 へ. 上記ニツプ幅9をノギス等で測る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では以下の
ような問題点がある。 イ. ローラ接触が解除できるような機構のあるローラ
でなければ計測できない。 ロ. インキ等の痕はルーペ等の拡大器で見るので、正
確さに欠ける。(見る人によって評価が変わる) ハ. 接触させなければニツプ幅が分からないため、ニ
ツプ圧の調整には時間がかかる。
ような問題点がある。 イ. ローラ接触が解除できるような機構のあるローラ
でなければ計測できない。 ロ. インキ等の痕はルーペ等の拡大器で見るので、正
確さに欠ける。(見る人によって評価が変わる) ハ. 接触させなければニツプ幅が分からないため、ニ
ツプ圧の調整には時間がかかる。
【0004】本発明はニツプ圧の調整が容易でニツプ幅
の自動計測が可能であり、且つ測定精度の高いニツプ幅
計測装置を提供することを目的とするものである。
の自動計測が可能であり、且つ測定精度の高いニツプ幅
計測装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
イ. 計測対象の一対ローラ1,2の接線上から垂直に
ローラ1,2の交点までの変位yPを測る変位計を設け
る(図1参照)。 ロ. 上記変位yPが計測不可の場合、一対のローラ
1,2の接線上から対象ローラ2が現れる位置の基準ロ
ーラ1までの変位yP′が測れれば良い(図4参照)。 ハ. 上記変位より、ニツプ幅9を計算する演算装置6
を設ける。
ローラ1,2の交点までの変位yPを測る変位計を設け
る(図1参照)。 ロ. 上記変位yPが計測不可の場合、一対のローラ
1,2の接線上から対象ローラ2が現れる位置の基準ロ
ーラ1までの変位yP′が測れれば良い(図4参照)。 ハ. 上記変位より、ニツプ幅9を計算する演算装置6
を設ける。
【0006】
【作用】計測対象の一対ローラ1,2の接線上から垂直
にローラ1,2の交点までの変位yPを測ることによっ
て以下の方法により、ニツプ幅9を算出することができ
る。 イ. 互いに接触する1対のローラ1,2の径をr1
(基準ローラ1),r2(対象ローラ2)とする。 ロ. 基準ローラ1と対象ローラ2の接線方向をx軸と
し、その接線に直角方向をy軸とする。 ハ. 上述のようにx,y軸を定めると基準ローラ1及
び対象ローラ2の断面の円方程式は以下のようになる。
にローラ1,2の交点までの変位yPを測ることによっ
て以下の方法により、ニツプ幅9を算出することができ
る。 イ. 互いに接触する1対のローラ1,2の径をr1
(基準ローラ1),r2(対象ローラ2)とする。 ロ. 基準ローラ1と対象ローラ2の接線方向をx軸と
し、その接線に直角方向をy軸とする。 ハ. 上述のようにx,y軸を定めると基準ローラ1及
び対象ローラ2の断面の円方程式は以下のようになる。
【0007】 x2 +(y−r1)2 =r12 …(1) (x−xR)2 +(y−r2)2 =r22 …(2) 但し,xRは対象ローラ2とx軸との交点R(xR,
O)である。上述より、変位計にてyPが分かる故、
(1)式に代入して基準ローラ1と対象ローラ2の2つ
ある交点のうち片方の円の交点P(xP,yP)を知る
ことができる。交点Pが分かることにより(2)式に代
入し交点R(xR,O)を知ることができる。よって、
(1)及び(2)式より、もう一つの円の交点Q(x
Q,yQ)を知ることができる。 ニ. 計測対象の一対ローラ1,2の接線からニツプま
での変位yPが分らない場合、一対のローラ1,2の接
線から対象ローラ2の表面までの変位yP′を計測す
る。前記値とy=Oの値を(2)式に代入し交点R(x
R,O)を知ることができる。よって、(1)及び
(2)式より、円の交点P(xP,yP)及びQ(x
Q,yQ)を知ることができる。 ホ. 基準ローラ1の中心をSとしSQ=r1,SP=
r1,QP=√((xP−xQ)2 +(yP−y
Q)2 )を辺とする二等辺三角形のSQ,SPを挟む角
度θは余弦定理を用いると以下のようになる。 (xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 =2×r12 ×(1−cosθ)…(3) 上式より、逆余弦(cos-1)を求めればθは分かる。 ヘ. ニツプ幅9=r1×θで求められる。
O)である。上述より、変位計にてyPが分かる故、
(1)式に代入して基準ローラ1と対象ローラ2の2つ
ある交点のうち片方の円の交点P(xP,yP)を知る
ことができる。交点Pが分かることにより(2)式に代
入し交点R(xR,O)を知ることができる。よって、
(1)及び(2)式より、もう一つの円の交点Q(x
Q,yQ)を知ることができる。 ニ. 計測対象の一対ローラ1,2の接線からニツプま
での変位yPが分らない場合、一対のローラ1,2の接
線から対象ローラ2の表面までの変位yP′を計測す
る。前記値とy=Oの値を(2)式に代入し交点R(x
R,O)を知ることができる。よって、(1)及び
(2)式より、円の交点P(xP,yP)及びQ(x
Q,yQ)を知ることができる。 ホ. 基準ローラ1の中心をSとしSQ=r1,SP=
r1,QP=√((xP−xQ)2 +(yP−y
Q)2 )を辺とする二等辺三角形のSQ,SPを挟む角
度θは余弦定理を用いると以下のようになる。 (xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 =2×r12 ×(1−cosθ)…(3) 上式より、逆余弦(cos-1)を求めればθは分かる。 ヘ. ニツプ幅9=r1×θで求められる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4により説明す
る。 イ. 基準ローラ1及び対象ローラ2の共通接線方向に
移動可能なレール3を設け、共通接線から各ローラ表面
までの距離を計測するレーザ変位計等の変位計4を前記
レール3に固定する。 ロ. レール3はレール駆動装置5により駆動され、図
1に示すような共通接線方向に変位計4を移動させる。 ハ. 変位計4を基準ローラ1から対象ローラ2に向か
って移動させると変位計4出力は図3,図4のグラフに
示すような軌跡となる。 ニ. ここで、図3に示すように1対のローラ1,2の
ニツプ交点が計測できた場合、演算装置6にて以下のよ
うな演算をし、ニツプ幅9を得る。 互いに接触するローラの径をr1,r2とする。 基準ローラ1から対象ローラ2の接線方向をx軸と
し、その接線から基準ローラ1に直角方向をy軸とす
る。 上述のようにx,y軸を定めると基準ローラ1及び
対象ローラ2断面の円方程式は以下のようになる。
る。 イ. 基準ローラ1及び対象ローラ2の共通接線方向に
移動可能なレール3を設け、共通接線から各ローラ表面
までの距離を計測するレーザ変位計等の変位計4を前記
レール3に固定する。 ロ. レール3はレール駆動装置5により駆動され、図
1に示すような共通接線方向に変位計4を移動させる。 ハ. 変位計4を基準ローラ1から対象ローラ2に向か
って移動させると変位計4出力は図3,図4のグラフに
示すような軌跡となる。 ニ. ここで、図3に示すように1対のローラ1,2の
ニツプ交点が計測できた場合、演算装置6にて以下のよ
うな演算をし、ニツプ幅9を得る。 互いに接触するローラの径をr1,r2とする。 基準ローラ1から対象ローラ2の接線方向をx軸と
し、その接線から基準ローラ1に直角方向をy軸とす
る。 上述のようにx,y軸を定めると基準ローラ1及び
対象ローラ2断面の円方程式は以下のようになる。
【0009】 x2 +(y−r1)2 =r12 …(1) (x−xR)2 +(y−r2)2 =r22 …(2) 但し、xRは対象ローラ2とx軸との交点R(xR,
O)である。上述より、変位計4にてyPが分かる故、
(1)式に代入して基準ローラ1と対象ローラ2の2つ
ある交点のうち片方の円の交点P(xP,yP)を知る
ことができる。交点Pが分かることにより(2)式に代
入し交点R(xR,O)を知ることができる。よって、
(1)及び(2)式より、もう一つの円の交点Q(x
Q,yQ)を知ることができる。 基準ローラ1の中心をSとしSQ=r1,SP=r
1,QP=√((xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 )
を辺とする二等辺三角形のSQ,SPを挟む角度θは余
弦定理を用いると以下のようになる。 (xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 =2×r12 ×(1−cosθ)…(3) 上式より、逆余弦(cos-1)を求めればθは分かる。 ニツプ幅9=r1×θで求められる。 ホ. もし、図4に示すように1対のローラ1,2のニ
ツプ交点が計測できない場合、演算装置6は以下の処理
を行い、ニツプ幅9を得る。 計測対象の一対ローラ1,2の接線からニツプまで
の変位yPが分からない場合、一対ローラ1,2の接線
上から対象ローラ2が現れる位置の基準ローラ1までの
変位yP′を計測する。前記値を(1)式に代入するこ
とにより、 P′(xP′,yP′)を知ることができ
る。 xP′は対象ローラの座標(xP′,r2)に相当
する故、(2)式に代入しxRを求めることができ、こ
れにより交点R(xR,O)を知ることができる。よっ
て、(1)及び(2)式より、円の交点P(xP,y
P)及びQ(xQ,yQ)を知ることができる。 あとの演算は、ローラのニツプ交点が計測できた場
合と同じなので説明は割愛する。 ヘ. x方向の値が既知であるなら、ローラ径が分から
なくともニツプ幅9を演算することができる。以下にそ
の説明をする。先ず、図3に示すようにローラのニツプ
交点が計測できた場合、演算装置6にて以下のような演
算をし、ニツプ幅9を得る。 原点O(O,O)及び変位計4にて基準ローラ1及
び対象ローラ2の交点Pのy座標yPが分かり並びにレ
ール上の位置xPが既知な場合、(1)式にてr1を求
めることができる。 交点R(xR,O)及び変位計4にて基準ローラ1
及び対象ローラ2の交点Pのy座標yPが分かり並びに
レール上の位置xPが既知な場合、(2)式にてr2を
求めることができる。 上記処理して円の方程式は完成するので(1)及び
(2)式の連立方程式を解けば、円の交点P及びQはも
とまる。 あとの演算は、上述xの値が不明なときのローラ・
ニツプ交点が計測できた場合と同じなので説明は割愛す
る。
O)である。上述より、変位計4にてyPが分かる故、
(1)式に代入して基準ローラ1と対象ローラ2の2つ
ある交点のうち片方の円の交点P(xP,yP)を知る
ことができる。交点Pが分かることにより(2)式に代
入し交点R(xR,O)を知ることができる。よって、
(1)及び(2)式より、もう一つの円の交点Q(x
Q,yQ)を知ることができる。 基準ローラ1の中心をSとしSQ=r1,SP=r
1,QP=√((xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 )
を辺とする二等辺三角形のSQ,SPを挟む角度θは余
弦定理を用いると以下のようになる。 (xP−xQ)2 +(yP−yQ)2 =2×r12 ×(1−cosθ)…(3) 上式より、逆余弦(cos-1)を求めればθは分かる。 ニツプ幅9=r1×θで求められる。 ホ. もし、図4に示すように1対のローラ1,2のニ
ツプ交点が計測できない場合、演算装置6は以下の処理
を行い、ニツプ幅9を得る。 計測対象の一対ローラ1,2の接線からニツプまで
の変位yPが分からない場合、一対ローラ1,2の接線
上から対象ローラ2が現れる位置の基準ローラ1までの
変位yP′を計測する。前記値を(1)式に代入するこ
とにより、 P′(xP′,yP′)を知ることができ
る。 xP′は対象ローラの座標(xP′,r2)に相当
する故、(2)式に代入しxRを求めることができ、こ
れにより交点R(xR,O)を知ることができる。よっ
て、(1)及び(2)式より、円の交点P(xP,y
P)及びQ(xQ,yQ)を知ることができる。 あとの演算は、ローラのニツプ交点が計測できた場
合と同じなので説明は割愛する。 ヘ. x方向の値が既知であるなら、ローラ径が分から
なくともニツプ幅9を演算することができる。以下にそ
の説明をする。先ず、図3に示すようにローラのニツプ
交点が計測できた場合、演算装置6にて以下のような演
算をし、ニツプ幅9を得る。 原点O(O,O)及び変位計4にて基準ローラ1及
び対象ローラ2の交点Pのy座標yPが分かり並びにレ
ール上の位置xPが既知な場合、(1)式にてr1を求
めることができる。 交点R(xR,O)及び変位計4にて基準ローラ1
及び対象ローラ2の交点Pのy座標yPが分かり並びに
レール上の位置xPが既知な場合、(2)式にてr2を
求めることができる。 上記処理して円の方程式は完成するので(1)及び
(2)式の連立方程式を解けば、円の交点P及びQはも
とまる。 あとの演算は、上述xの値が不明なときのローラ・
ニツプ交点が計測できた場合と同じなので説明は割愛す
る。
【0010】もし、図4に示すように、ローラのニツプ
交点が計測できない場合、演算装置6は以下の処理を行
い、ニツプ幅9を得る。 原点O(O,O)及び変位計4にて原点O以外の基
準ローラ1のy座標yP″が分かり並びにレール3上の
位置xP″が既知な場合、(1)式にてr1を求めるこ
とができる。 交点R(xR,O)及び変位計4にて対象ローラ2
のy座標yP′が分かり、並びにレール3上の位置x
P′が既知な場合、(2)式にてr2を求めることがで
きる。 上記処理にて円の方程式は完成するので(1)及び
(2)式の連立方程式を解けば、円の交点P及びQはも
とまる。 あとの演算は、上述xの値が不明なときのローラ・
ニツプ交点が計測できた場合と同じなので説明は割愛す
る。 ト. ニツプ幅9を表示装置7にて表示する。
交点が計測できない場合、演算装置6は以下の処理を行
い、ニツプ幅9を得る。 原点O(O,O)及び変位計4にて原点O以外の基
準ローラ1のy座標yP″が分かり並びにレール3上の
位置xP″が既知な場合、(1)式にてr1を求めるこ
とができる。 交点R(xR,O)及び変位計4にて対象ローラ2
のy座標yP′が分かり、並びにレール3上の位置x
P′が既知な場合、(2)式にてr2を求めることがで
きる。 上記処理にて円の方程式は完成するので(1)及び
(2)式の連立方程式を解けば、円の交点P及びQはも
とまる。 あとの演算は、上述xの値が不明なときのローラ・
ニツプ交点が計測できた場合と同じなので説明は割愛す
る。 ト. ニツプ幅9を表示装置7にて表示する。
【0011】
【発明の効果】本発明によるニツプ幅計測装置は、任意
のニツプ幅をもって接触回転する1対のローラにおい
て、前記1対のローラの共通接線方向に移動可能なレー
ルと、前記レールに固定され共通接線から各ローラ表面
までの距離を計測する変位計と、前記変位計を共通接線
に沿って移動させるレール駆動装置と、前記変位計の共
通接線方向の移動量と同変位計の検出値に基づいてロー
ラのニツプ幅を算出する演算装置とを具えたことによ
り、次の効果を有する。 イ. ニツプ幅の自動計測が可能になる。 ロ. ニツプ幅の測定精度が向上する。 ハ. ニツプ圧調整時間を短縮できる。 ニ. 上記イ項より、測定に熟練工が不要となる。 ホ. 上記ロ項より、ローラニツプ圧の不具合による損
紙が低減する。 ヘ. 上記イ.ロ.ハ項より、印刷コストが低減する。
のニツプ幅をもって接触回転する1対のローラにおい
て、前記1対のローラの共通接線方向に移動可能なレー
ルと、前記レールに固定され共通接線から各ローラ表面
までの距離を計測する変位計と、前記変位計を共通接線
に沿って移動させるレール駆動装置と、前記変位計の共
通接線方向の移動量と同変位計の検出値に基づいてロー
ラのニツプ幅を算出する演算装置とを具えたことによ
り、次の効果を有する。 イ. ニツプ幅の自動計測が可能になる。 ロ. ニツプ幅の測定精度が向上する。 ハ. ニツプ圧調整時間を短縮できる。 ニ. 上記イ項より、測定に熟練工が不要となる。 ホ. 上記ロ項より、ローラニツプ圧の不具合による損
紙が低減する。 ヘ. 上記イ.ロ.ハ項より、印刷コストが低減する。
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】図1の計測装置によりニツプ幅を算出する原理
図である。
図である。
【図3】変位計が両ローラの交点を計測しうる場合にお
ける変位計の出力値とローラ位置の関係を示す図であ
る。
ける変位計の出力値とローラ位置の関係を示す図であ
る。
【図4】変位計が両ローラの交点を計測し得ない場合に
おける変位計の出力値とローラ位置の関係を示す図であ
る。
おける変位計の出力値とローラ位置の関係を示す図であ
る。
【図5】従来技術によるニツプ幅計測の説明図である。
【図6】図5による紙の平面図である。
1 基準ローラ 2 対象ローラ 3 レール 4 変位計 5 レール駆動装置 6 演算装置 7 表示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 任意のニツプ幅をもって接触回転する1
対のローラにおいて、前記1対のローラの共通接線方向
に移動可能なレールと、前記レールに固定され共通接線
から各ローラ表面までの距離を計測する変位計と、前記
変位計を共通接線に沿って移動させるレール駆動装置
と、前記変位計の共通接線方向の移動量と同変位計の検
出値に基づいてローラのニツプ幅を算出する演算装置と
を具えたことを特徴とするニツプ幅計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3227178A JPH0564883A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ニツプ幅計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3227178A JPH0564883A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ニツプ幅計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564883A true JPH0564883A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16856713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3227178A Withdrawn JPH0564883A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ニツプ幅計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0564883A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101499587B1 (ko) * | 2013-07-16 | 2015-03-10 | 충남대학교산학협력단 | 라인 변위 센서를 이용한 인쇄압 측정방법 및 장치 |
JP2021067470A (ja) * | 2019-10-17 | 2021-04-30 | Nok株式会社 | ニップ幅測定装置 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP3227178A patent/JPH0564883A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101499587B1 (ko) * | 2013-07-16 | 2015-03-10 | 충남대학교산학협력단 | 라인 변위 센서를 이용한 인쇄압 측정방법 및 장치 |
JP2021067470A (ja) * | 2019-10-17 | 2021-04-30 | Nok株式会社 | ニップ幅測定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20150058078A (ko) | 굽힘 기계 내에서 가공물의 굽힘 반경 및 전진을 측정하기 위한 측정 유닛 | |
CN103017721A (zh) | 陶瓷涂布刮刀平面度误差测量装置及其测量方法 | |
JPH0564883A (ja) | ニツプ幅計測装置 | |
JPH0460528B2 (ja) | ||
US3762324A (en) | Viscous fluid thickness gauge | |
JP2002048534A (ja) | 路面縦断プロファイルの測定方法 | |
US20140331878A1 (en) | System and method for measuring untensioned product length of a web during production | |
US4270382A (en) | Gap measurement apparatus | |
JPH0465610A (ja) | 管体の形状測定装置 | |
JPH07270436A (ja) | 移動物体の測長装置 | |
JP2000065535A (ja) | 厚さ測定装置および方法 | |
EP0666465A3 (en) | Apparatus for marking the coordinates of points of a figure. | |
JPH05223546A (ja) | 板状体の断面形状測定方法及び装置 | |
JPH0660817B2 (ja) | 真直度測定方法及び装置 | |
KR102463495B1 (ko) | 틈새 측정 장치 | |
JPH08143220A (ja) | シート状物の張力分布測定方法および装置 | |
JPS63106505A (ja) | 厚み計測方法およびそれに用いる装置 | |
JPH04148818A (ja) | ロール摩耗量測定方法およびその装置 | |
JPS59229214A (ja) | 圧延材のキヤンバ−検出装置 | |
JPH04349962A (ja) | ロールの間隙調整装置 | |
JPH03199942A (ja) | 塗工量測定装置 | |
JPH0655614A (ja) | シート状部材の厚み測定装置および厚み測定方法 | |
JPH05147785A (ja) | 給紙部におけるウエブ位置合せ装置 | |
JPH0648327Y2 (ja) | 膜厚測定装置 | |
JP3217438B2 (ja) | プロファイル測定におけるセンサーの制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |