JPH0460528B2 - - Google Patents
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- JPH0460528B2 JPH0460528B2 JP60097352A JP9735285A JPH0460528B2 JP H0460528 B2 JPH0460528 B2 JP H0460528B2 JP 60097352 A JP60097352 A JP 60097352A JP 9735285 A JP9735285 A JP 9735285A JP H0460528 B2 JPH0460528 B2 JP H0460528B2
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- JP
- Japan
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- magnetic
- sheet
- thickness
- measured
- support
- Prior art date
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 36
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 47
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/02—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
- G01B7/06—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
- G01B7/10—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance
- G01B7/107—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance for measuring objects while moving
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/02—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
- G01B11/06—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material
- G01B11/0691—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material of objects while moving
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B21/00—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
- G01B21/02—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
- G01B21/08—Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness for measuring thickness
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、紙等のシート状物体の厚さを測定す
る装置に関するものであり、特に、走行中のシー
ト厚さも容易に測定可能とするものである。
る装置に関するものであり、特に、走行中のシー
ト厚さも容易に測定可能とするものである。
従来の技術
従来、走行する紙等のシート状物体の厚さを連
続測定する装置としては、シートを上下のロール
で挟みロール間のすき間変化を検出することによ
つてそのシートの厚さを測定するようなものがあ
る。また、非常に硬度の高い材料で形成した固体
プレートでシートを挟み、その固体プレートの間
隔を検出することによつてそのシートの厚さを測
定するものである。更にまた、光学的距離計をシ
ートの厚みの両側に設置して各光学的距離計から
のシート面までの距離を表わす出力に基づいて所
定の演算を行なつてシートの厚さを算出するもの
もある。
続測定する装置としては、シートを上下のロール
で挟みロール間のすき間変化を検出することによ
つてそのシートの厚さを測定するようなものがあ
る。また、非常に硬度の高い材料で形成した固体
プレートでシートを挟み、その固体プレートの間
隔を検出することによつてそのシートの厚さを測
定するものである。更にまた、光学的距離計をシ
ートの厚みの両側に設置して各光学的距離計から
のシート面までの距離を表わす出力に基づいて所
定の演算を行なつてシートの厚さを算出するもの
もある。
発明が解決しようとする問題点
前述した従来のロール又は固体プレートを用い
るものでは、シート状物体にこれらを接触させな
ければならず、非接触にて厚さ測定をできず、ま
た、走行中のシートの幅方向における厚さ変化を
連続測定することが難しい。また、前述した従来
の光学的距離計を使用するものでは、非接触にて
シートの厚みを測定できるのであるが、光学的距
離計が振動したりシートが振動したりすると測定
誤差が生じ易く、このような測定誤差を補正しよ
うとするとそのための構造が複雑となつてしまう
等の問題があつた。このように従来のシートの厚
み測定装置は、接触式であつたり、振動等の影響
を受け易いものであつたり、精度の点で満足のい
かないものであつたり、構造が複雑化してしまう
ものであつた。
るものでは、シート状物体にこれらを接触させな
ければならず、非接触にて厚さ測定をできず、ま
た、走行中のシートの幅方向における厚さ変化を
連続測定することが難しい。また、前述した従来
の光学的距離計を使用するものでは、非接触にて
シートの厚みを測定できるのであるが、光学的距
離計が振動したりシートが振動したりすると測定
誤差が生じ易く、このような測定誤差を補正しよ
うとするとそのための構造が複雑となつてしまう
等の問題があつた。このように従来のシートの厚
み測定装置は、接触式であつたり、振動等の影響
を受け易いものであつたり、精度の点で満足のい
かないものであつたり、構造が複雑化してしまう
ものであつた。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問
題点を解消し、紙等の非磁性体シート状物体の厚
みを、非接触で連続的に精度よく測定できるよう
な簡単な構成の非磁性体シート厚さ連続測定装置
を提供することである。
題点を解消し、紙等の非磁性体シート状物体の厚
みを、非接触で連続的に精度よく測定できるよう
な簡単な構成の非磁性体シート厚さ連続測定装置
を提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明による非磁性体シート厚さ連続測定装置
は、一方の側に支持面を有し該支持面の少なくと
も対応表面部に、厚さを測定すべき非磁性体シー
トを密着させて支持する磁性体支持部材と、該磁
性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて前
記支持面の前記対応表面部までの距離を非接触に
て磁気的に測定するための磁気的測定手段と、該
磁性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて
その支持面上に支持された前記非磁性体シートの
前記支持面の前記対応表面部に実質的に対応する
シート表面部までの距離を非接触にて光学的に測
定する光学的測定手段と、前記磁気的測定手段と
前記光学的測定手段とを一体的に保持するための
一体保持体と、前記磁性体支持部材の前記支持面
の前記対応表面部にそつて前記一体保持体を移動
させることにより前記磁気的測定手段及び光学的
測定手段が測定している前記対応表面部が連続的
に前記支持面及びシートの表面の異なる部分とな
るようにする駆動手段と、前記磁気的測定手段か
らの測定距離値と前記光学的測定手段からの測定
距離値とに基づいて前記非磁性体シートの異なる
部分の厚さを連続的に算出するための演算手段と
を備える。
は、一方の側に支持面を有し該支持面の少なくと
も対応表面部に、厚さを測定すべき非磁性体シー
トを密着させて支持する磁性体支持部材と、該磁
性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて前
記支持面の前記対応表面部までの距離を非接触に
て磁気的に測定するための磁気的測定手段と、該
磁性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて
その支持面上に支持された前記非磁性体シートの
前記支持面の前記対応表面部に実質的に対応する
シート表面部までの距離を非接触にて光学的に測
定する光学的測定手段と、前記磁気的測定手段と
前記光学的測定手段とを一体的に保持するための
一体保持体と、前記磁性体支持部材の前記支持面
の前記対応表面部にそつて前記一体保持体を移動
させることにより前記磁気的測定手段及び光学的
測定手段が測定している前記対応表面部が連続的
に前記支持面及びシートの表面の異なる部分とな
るようにする駆動手段と、前記磁気的測定手段か
らの測定距離値と前記光学的測定手段からの測定
距離値とに基づいて前記非磁性体シートの異なる
部分の厚さを連続的に算出するための演算手段と
を備える。
実施例
次に、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
いて本発明をより詳細に説明する。
いて本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての非磁性体
シート厚さ連続測定装置を原理的に示している。
この第1図に原理的に示すように、この実施例の
非磁性体シート厚さ連続測定装置は、厚さを測定
すべき紙等の非磁性体シート1を密着させて支持
する支持面11を有した磁性体支持部材としての
磁性体で形成された支持ロール10と、この支持
ロール10の支持面11の上方に配置されて支持
面11の対応表面部までの距離l1を非接触にて磁
気的に測定するための磁気的変位計20と、磁性
体支持ロール10の支持面11の上方に配置され
てその支持面11上に支持された非磁性体シート
1の前記支持面11の前記対応表面部に実質的に
対応するシート表面部1Aまでの距離l′2を非接触
にて光学的に測定する光学的変位計30と、磁気
的変位計20と光学的変位計30とを一体的に保
持するための、すなわち、磁気的変位計20と光
学的変位計30との位置関係を物理的に固定して
不変とするようにそれらを保持するための一体保
持体40と、磁性体ロール10に対して一体保持
体40を所定方向に相対的に移動させることによ
り磁気的変位計20及び光学的変位計30が測定
する前記対応表面部が連続的に前記支持面11及
びシートの表面1Aの異なる部分となるようにす
る駆動手段としての、例えば、シート1の巾方向
に亘つて走査するため一体保持体40を第1図の
紙面に垂直な方向に移動させるための駆動機構5
0とを備えている。第1図において、シート1
は、矢印Aの方向に連続的に移動されている。支
持ロール10は、磁性体のプレートであつてもよ
い。この非磁性体シート厚さ連続測定装置は、更
に、磁気的変位計20からの測定距離値と光学的
変位計30からの測定距離値とに基づいて非磁性
体シート1の異なる部分の厚さを連続的に算出す
るための演算手段を備えており、その演算手段の
一例を第2図に略示している。
シート厚さ連続測定装置を原理的に示している。
この第1図に原理的に示すように、この実施例の
非磁性体シート厚さ連続測定装置は、厚さを測定
すべき紙等の非磁性体シート1を密着させて支持
する支持面11を有した磁性体支持部材としての
磁性体で形成された支持ロール10と、この支持
ロール10の支持面11の上方に配置されて支持
面11の対応表面部までの距離l1を非接触にて磁
気的に測定するための磁気的変位計20と、磁性
体支持ロール10の支持面11の上方に配置され
てその支持面11上に支持された非磁性体シート
1の前記支持面11の前記対応表面部に実質的に
対応するシート表面部1Aまでの距離l′2を非接触
にて光学的に測定する光学的変位計30と、磁気
的変位計20と光学的変位計30とを一体的に保
持するための、すなわち、磁気的変位計20と光
学的変位計30との位置関係を物理的に固定して
不変とするようにそれらを保持するための一体保
持体40と、磁性体ロール10に対して一体保持
体40を所定方向に相対的に移動させることによ
り磁気的変位計20及び光学的変位計30が測定
する前記対応表面部が連続的に前記支持面11及
びシートの表面1Aの異なる部分となるようにす
る駆動手段としての、例えば、シート1の巾方向
に亘つて走査するため一体保持体40を第1図の
紙面に垂直な方向に移動させるための駆動機構5
0とを備えている。第1図において、シート1
は、矢印Aの方向に連続的に移動されている。支
持ロール10は、磁性体のプレートであつてもよ
い。この非磁性体シート厚さ連続測定装置は、更
に、磁気的変位計20からの測定距離値と光学的
変位計30からの測定距離値とに基づいて非磁性
体シート1の異なる部分の厚さを連続的に算出す
るための演算手段を備えており、その演算手段の
一例を第2図に略示している。
第2図に例示した演算回路100は、第1のバ
ツフア101と、第2のバツフア102と、乗算
器103と、差動増巾器104と、乗算回路10
5と、警報回路110とを備えている。乗算器1
03には、θ設定器103Aが開連付けられてお
り、乗算回路105には、乗数設定器105Aが
関連付けられている。警報回路110は、第1の
コンパレータ111、第2のコンパレータ11
2、第3のコンパレータ113、第4のコンパレ
ータ114、第5のコンパレータ115、第1の
検出可能範囲設定器UR1、第2の検出可能範囲設
定器UR2、第3の検出可能範囲設定器UR3及び第
4の検出可能範囲設定器UR4を備えている。
ツフア101と、第2のバツフア102と、乗算
器103と、差動増巾器104と、乗算回路10
5と、警報回路110とを備えている。乗算器1
03には、θ設定器103Aが開連付けられてお
り、乗算回路105には、乗数設定器105Aが
関連付けられている。警報回路110は、第1の
コンパレータ111、第2のコンパレータ11
2、第3のコンパレータ113、第4のコンパレ
ータ114、第5のコンパレータ115、第1の
検出可能範囲設定器UR1、第2の検出可能範囲設
定器UR2、第3の検出可能範囲設定器UR3及び第
4の検出可能範囲設定器UR4を備えている。
次に、このような構成の演算回路100の動作
について説明する。
について説明する。
磁気的変位計20からの測定距離値l1を表わす
信号は、第1のバツフア101を介して、差動増
幅器104の非反転入力に加えられる。一方、光
学的変位計30からの測定距離値l′2を表わす信号
は、第2のバツフア102を介して、乗算器10
3に加えられる。この乗算器103においては、
第1図において光学的変位計30とシート1の表
面部1Aとの角度をθとすると、θ設定器103
Aにて設定されるこのθに基づいて、次の計算が
なされる。
信号は、第1のバツフア101を介して、差動増
幅器104の非反転入力に加えられる。一方、光
学的変位計30からの測定距離値l′2を表わす信号
は、第2のバツフア102を介して、乗算器10
3に加えられる。この乗算器103においては、
第1図において光学的変位計30とシート1の表
面部1Aとの角度をθとすると、θ設定器103
Aにて設定されるこのθに基づいて、次の計算が
なされる。
l2=l′2sinθ
ここで、l2は、光学的変位計30からシート表
面部1Aまでの垂直距離である。
面部1Aまでの垂直距離である。
乗算器103からのこのl2値を表わす信号は、
差動増幅器104の反転入力に加えられる。差動
増幅器104は、磁気的変位計20に基づく測定
距離値l1と、乗算器103からの距離値l2とから
次の計算をする。
差動増幅器104の反転入力に加えられる。差動
増幅器104は、磁気的変位計20に基づく測定
距離値l1と、乗算器103からの距離値l2とから
次の計算をする。
t=l1−l2
こゝで、tはシート1の厚みである。
差動増幅器104からのシート厚さtを表わす
出力は、厚さ計120へ送られて、そこで、シー
ト厚さtが表示され又は記録される。差動増幅器
104からのシート厚さtを表わす出力は、乗算
回路105にも加えられ、この乗算回路105に
おいて、乗数設定器105Aによつて設計される
そのシート材料の比重K(g/m3)がその入力に
乗ぜられる。従つて、乗算回路105の出力は、
そのシートの単位面積当りの重量(g/m2)を表
わすものとなり、これは、重量計130へ送られ
て、そこに表示又は記録される。
出力は、厚さ計120へ送られて、そこで、シー
ト厚さtが表示され又は記録される。差動増幅器
104からのシート厚さtを表わす出力は、乗算
回路105にも加えられ、この乗算回路105に
おいて、乗数設定器105Aによつて設計される
そのシート材料の比重K(g/m3)がその入力に
乗ぜられる。従つて、乗算回路105の出力は、
そのシートの単位面積当りの重量(g/m2)を表
わすものとなり、これは、重量計130へ送られ
て、そこに表示又は記録される。
警報回路110は、磁気的変位計20及び光学
的変位計30が振動等により大きく位置がずれ測
定可能範囲を越えた場合に警報を発するためのも
のであり、次のように動作する。第1のコンパレ
ータ111の一方の入力端子には、磁気的変位計
20の最小可能測定距離値を示す基準値が第3の
検出可能範囲設定器VR3によつて加えられてお
り、この第1のコンパレータ111の他方の入力
端子には、磁気的変位計20からの測定値を表わ
す信号が加えられる。この第1のコンパレータ1
11は、その基準値とその信号とを比較して信号
の方が小さい場合には出力を出す。以下、同様
に、第2のコンパレータ112の一方の入力端子
には、磁気的変位計20の最大可能測定距離値を
示す基準値が第4の検出可能範囲設定器VR4によ
つて加えられており、この第2のコンパレータ1
12の他方の入力端子には、磁気的変位計20か
らの測定値を表わす信号が加えられる。この第2
のコンパレータ112は、その基準値とその信号
とを比較して信号の方が大きい場合には出力を出
す。また、第3のコンパレータ113の一方の入
力端子には、光学的変位計30の最小可能測定距
離値を示す基準値が第1の検出可能範囲設定器
VR1によつて加えられており、この第3のコンパ
レータ113の他方の入力端子には、光学的変位
計30からの測定値を表わす信号が乗算器103
を介して加えられる。この第3のコンパレータ1
13は、その基準値とその信号とを比較して信号
の方が小さい場合には出力を出す。また、第4の
コンパレータ114の一方の入力端子には、光学
的変位計30の最大可能測定距離値を示す基準値
が第2の検出可能範囲設定器VR2によつて加えら
れており、この第4のコンパレータ114の他方
の入力端子には、光学的変位計30からの測定値
を表わす信号が乗算器103を介して加えられ
る。この第4のコンパレータ114は、その基準
値とその信号とを比較して信号の方が大きい場合
には出力を出す。第5のコンパレータ115は、
コンパレータ111,112,113及び114
のいずれかからの出力がある場合に、警報出力を
発する。
的変位計30が振動等により大きく位置がずれ測
定可能範囲を越えた場合に警報を発するためのも
のであり、次のように動作する。第1のコンパレ
ータ111の一方の入力端子には、磁気的変位計
20の最小可能測定距離値を示す基準値が第3の
検出可能範囲設定器VR3によつて加えられてお
り、この第1のコンパレータ111の他方の入力
端子には、磁気的変位計20からの測定値を表わ
す信号が加えられる。この第1のコンパレータ1
11は、その基準値とその信号とを比較して信号
の方が小さい場合には出力を出す。以下、同様
に、第2のコンパレータ112の一方の入力端子
には、磁気的変位計20の最大可能測定距離値を
示す基準値が第4の検出可能範囲設定器VR4によ
つて加えられており、この第2のコンパレータ1
12の他方の入力端子には、磁気的変位計20か
らの測定値を表わす信号が加えられる。この第2
のコンパレータ112は、その基準値とその信号
とを比較して信号の方が大きい場合には出力を出
す。また、第3のコンパレータ113の一方の入
力端子には、光学的変位計30の最小可能測定距
離値を示す基準値が第1の検出可能範囲設定器
VR1によつて加えられており、この第3のコンパ
レータ113の他方の入力端子には、光学的変位
計30からの測定値を表わす信号が乗算器103
を介して加えられる。この第3のコンパレータ1
13は、その基準値とその信号とを比較して信号
の方が小さい場合には出力を出す。また、第4の
コンパレータ114の一方の入力端子には、光学
的変位計30の最大可能測定距離値を示す基準値
が第2の検出可能範囲設定器VR2によつて加えら
れており、この第4のコンパレータ114の他方
の入力端子には、光学的変位計30からの測定値
を表わす信号が乗算器103を介して加えられ
る。この第4のコンパレータ114は、その基準
値とその信号とを比較して信号の方が大きい場合
には出力を出す。第5のコンパレータ115は、
コンパレータ111,112,113及び114
のいずれかからの出力がある場合に、警報出力を
発する。
第2図の演算回路は、アナログ式のものであつ
たが、この演算回路は、デジタル式でも可能であ
り、その一例を第3図に概略的に示す。このデジ
タル式演算回路200は、磁気的変位計20から
の信号を受けるバツフア201と、バツフア20
1からの信号をデジタル値に変換するためのアナ
ログ−デジタル変換器203と、光学的変位計3
0からの信号を受けるバツフア202と、バツフ
ア203からの信号をデジタル値に変換するため
のアナログ−デジタル変換器204と、θ設定器
206と、乗数設定器207と、検出可能範囲設
定器208と、CPU等のデジタル演算回路20
5とを備えている。デジタル演算回路205は、
変換器203及び204、θ設定器206、乗数
設定器207及び検出可能範囲設定器208から
の各デジタル信号を受けて、第2図の演算回路に
関して説明したのと同様の演算を行なつて、シー
トに関する厚さ出力及び重量出力を発生し、ま
た、警報出力を発生す。
たが、この演算回路は、デジタル式でも可能であ
り、その一例を第3図に概略的に示す。このデジ
タル式演算回路200は、磁気的変位計20から
の信号を受けるバツフア201と、バツフア20
1からの信号をデジタル値に変換するためのアナ
ログ−デジタル変換器203と、光学的変位計3
0からの信号を受けるバツフア202と、バツフ
ア203からの信号をデジタル値に変換するため
のアナログ−デジタル変換器204と、θ設定器
206と、乗数設定器207と、検出可能範囲設
定器208と、CPU等のデジタル演算回路20
5とを備えている。デジタル演算回路205は、
変換器203及び204、θ設定器206、乗数
設定器207及び検出可能範囲設定器208から
の各デジタル信号を受けて、第2図の演算回路に
関して説明したのと同様の演算を行なつて、シー
トに関する厚さ出力及び重量出力を発生し、ま
た、警報出力を発生す。
前述の実施例では、θ設定器を設けたのである
が、磁気的変位計と光学的変位計とを支持面及び
シート面に対して同一軸上に配置する場合には、
このようなθ設定器は設けなくともよい。
が、磁気的変位計と光学的変位計とを支持面及び
シート面に対して同一軸上に配置する場合には、
このようなθ設定器は設けなくともよい。
発明の効果
本発明の非磁性体シート厚さ連続測定装置は、
前述したような構成であり、被測定シートが支持
部材の支持面に密着保持されている限り、磁気的
変位計及び光学的変位計が振動しても誤差なく常
に正確にシートの厚さを測定できる。何故なら
ば、本発明によれば、磁気的変位計20と光学的
変位計30とは一体保持体40によつて位置関係
を物理的に固定して不変とするように保持されて
おり、磁気的変位計20と光学的変位計30とは
一体的に振動することはあつても、磁気的変位計
20と光学的変位計30との互いに対する位置が
ずれるようなことはなく、従つて、磁気的変位計
20による測定値l1と光学的変位計30による測
定値l2との差が常に正しいシートの厚さを表わす
ことになるからである。同様に、磁性体支持部材
10の支持面11の位置が変動しても、被測定シ
ートが支持部材の支持面に密着保持されており磁
気的変位計及び光学的変位計の応答速度が同一で
あれば、測定精度に影響することがなく、前述し
たのと同様の理由により、誤差なく常に正確にシ
ートの厚さを測定できる。また、本発明の測定装
置は、被測定物体であるシートに対して非接触に
てその厚みを測定でき、振動等による影響を受け
ないので、シートの幅方向の走査を行なうことに
よつて、シートのすべての部分の厚さを連続的に
測定することができる。
前述したような構成であり、被測定シートが支持
部材の支持面に密着保持されている限り、磁気的
変位計及び光学的変位計が振動しても誤差なく常
に正確にシートの厚さを測定できる。何故なら
ば、本発明によれば、磁気的変位計20と光学的
変位計30とは一体保持体40によつて位置関係
を物理的に固定して不変とするように保持されて
おり、磁気的変位計20と光学的変位計30とは
一体的に振動することはあつても、磁気的変位計
20と光学的変位計30との互いに対する位置が
ずれるようなことはなく、従つて、磁気的変位計
20による測定値l1と光学的変位計30による測
定値l2との差が常に正しいシートの厚さを表わす
ことになるからである。同様に、磁性体支持部材
10の支持面11の位置が変動しても、被測定シ
ートが支持部材の支持面に密着保持されており磁
気的変位計及び光学的変位計の応答速度が同一で
あれば、測定精度に影響することがなく、前述し
たのと同様の理由により、誤差なく常に正確にシ
ートの厚さを測定できる。また、本発明の測定装
置は、被測定物体であるシートに対して非接触に
てその厚みを測定でき、振動等による影響を受け
ないので、シートの幅方向の走査を行なうことに
よつて、シートのすべての部分の厚さを連続的に
測定することができる。
第1図は本発明の一実施例としての非磁性体シ
ート厚さ連続測定装置を原理的に示す図、第2図
は第1図の装置に使用する演算回路の一例を示す
図、第3図は第1図の装置に使用する演算回路の
別の例を示す図である。 1……非磁性体シート、1A……シート表面
部、10……磁性体支持ロール、11……支持
面、20……磁気的変位計、30……光学的変位
計、40……一体保持体、50……駆動機構、1
00,200……演算回路。
ート厚さ連続測定装置を原理的に示す図、第2図
は第1図の装置に使用する演算回路の一例を示す
図、第3図は第1図の装置に使用する演算回路の
別の例を示す図である。 1……非磁性体シート、1A……シート表面
部、10……磁性体支持ロール、11……支持
面、20……磁気的変位計、30……光学的変位
計、40……一体保持体、50……駆動機構、1
00,200……演算回路。
Claims (1)
- 1 一方の側に支持面を有し該支持面の少なくと
も対応表面部に、厚さを測定すべき非磁性体シー
トを密着させて支持する磁性体支持部材と、該磁
性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて前
記支持面の前記対応表面部までの距離を非接触に
て磁気的に測定するための磁気的測定手段と、該
磁性体支持部材の前記支持面の上方に配置されて
その支持面上に支持された前記非磁性体シートの
前記支持面の前記対応表面部に実質的に対応する
シート表面部までの距離を非接触にて光学的に測
定する光学的測定手段と、前記磁気的測定手段と
前記光学的測定手段とを一体的に保持するための
一体保持体と、前記磁性体支持部材の前記支持面
の前記対応表面部にそつて前記一体保持体を移動
させることにより前記磁気的測定手段及び光学的
測定手段が測定している前記対応表面部が連続的
に前記支持面及びシートの表面の異なる部分とな
るようにする駆動手段と、前記磁気的測定手段か
らの測定距離値と前記光学的測定手段からの測定
距離値とに基づいて前記非磁性体シートの異なる
部分の厚さを連続的に算出するための演算手段と
を備えることを特徴とする非磁性体シート厚さ連
続測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735285A JPS61254812A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 非磁性体シ−ト厚さ連続測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735285A JPS61254812A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 非磁性体シ−ト厚さ連続測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254812A JPS61254812A (ja) | 1986-11-12 |
JPH0460528B2 true JPH0460528B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=14190093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9735285A Granted JPS61254812A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 非磁性体シ−ト厚さ連続測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254812A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63169513A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-13 | Asahi Okuma Ind Co Ltd | 塗膜厚測定装置 |
JPH0785015B2 (ja) * | 1987-03-11 | 1995-09-13 | 沖電気工業株式会社 | 砂撤船における砂厚計測方式 |
JPS646710A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Sekisui Plastics | Measuring apparatus for sheet thickness |
JPS6415107U (ja) * | 1987-07-16 | 1989-01-25 | ||
JPH0158110U (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-11 | ||
JPH01143908A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Shinetsu Eng Kk | 薄膜厚測定器 |
JPH01189511A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-28 | Meisan Kk | 非磁性体シート厚さ測定装置 |
JP2622885B2 (ja) * | 1989-10-09 | 1997-06-25 | 明産株式会社 | シート厚さ測定装置 |
IT1236799B (it) * | 1989-11-17 | 1993-04-02 | Electronic Systems Spa | Metodo ed apparecchiatura per verificare e regolare il posizionamento dei trefoli di rinforzo metallici in fogli di gomma in particolare per la costruzione di pneumatici. |
IT1263789B (it) * | 1993-01-22 | 1996-08-29 | Alessandro Masotti | Metodo e apparecchio comprendente due sensori magnetici ed un misuratore laser per misurare lo spessore di un film |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897603A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Omron Tateisi Electronics Co | 紙葉類の厚み検出装置 |
JPS58189505A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Hitachi Ltd | 塗膜厚測定装置 |
JPS6055221A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-30 | Anritsu Corp | 走間厚み計 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9735285A patent/JPS61254812A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897603A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Omron Tateisi Electronics Co | 紙葉類の厚み検出装置 |
JPS58189505A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Hitachi Ltd | 塗膜厚測定装置 |
JPS6055221A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-30 | Anritsu Corp | 走間厚み計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61254812A (ja) | 1986-11-12 |
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