JPH0564802A - 角材からの薄板切断供給装置 - Google Patents

角材からの薄板切断供給装置

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JPH0564802A
JPH0564802A JP4040365A JP4036592A JPH0564802A JP H0564802 A JPH0564802 A JP H0564802A JP 4040365 A JP4040365 A JP 4040365A JP 4036592 A JP4036592 A JP 4036592A JP H0564802 A JPH0564802 A JP H0564802A
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JP
Japan
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saw blade
guide surface
edge
adjustment
angle
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Application number
JP4040365A
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English (en)
Inventor
Siegmar Goenner
シーグマー.ゲンナー
Heinz-Hubert Braun
ハインツ−フバート.ブラウン
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Gebr RINKU MAS FAB GATSUTAARINKU & CO KG GmbH
LINCK MASCH GATTERLINCK
Gebrueder Linck GmbH and Co KG Gatterlinck Maschinen Fabrik
Original Assignee
Gebr RINKU MAS FAB GATSUTAARINKU & CO KG GmbH
LINCK MASCH GATTERLINCK
Gebrueder Linck GmbH and Co KG Gatterlinck Maschinen Fabrik
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/06Cutting strips from a stationarily- held trunk or piece by a rocking knife carrier, or from rocking trunk or piece by a stationarily-held knife carrier; Veneer- cutting machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板の厚さ設定変更に当り、装置の必要な調整
を可能な限り最少限に止めることである。 【構成】 鋸刃の刃先に接して案内面上を移動する角材
から薄板を切断供給する装置において、案内面とそれに
平行し、前記鋸刃の刃先を通って拡がる平面の間の距離
の調整と、従って生産される異なる板厚への機構の調整
は、鋸刃の刃先の相対的調整によって、前記案内面に対
する垂線に対し鋭角調整角度(α)を形成する傾斜面に
ある案内面に対し行われる。この配列を用いると、装置
の板厚さ調整を変えることで、鋸刃の刃先と反対締め付
け縁部の間の切断方向の距離が自動的に適応される。そ
のうえ、この調整を用いる好ましい実施例において分離
板用の出口案内通路(面26と50の間)の幅が新しい
厚さに同時に設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄板を角材から切断供給
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の装置は、たとえばドイツ連邦
共和国特許第DE−A−39 26396号に記述さ
れ、この明細書では特別の参考として補足している。
【0003】加工される角材は、次の鋸刃に対する搬送
方向がどういう線にあっても基本的にはどこにでも用意
できるので、その長手方向に前進させる間、案内面をそ
れに対して締め付けておく。しかし角材を鋸刃に向って
押し進める間中、案内面が角材の上に乗っている状態に
水平に配置することが好都合であるとわかった。
【0004】鋸刃には、刃先から始まる有限くさび角度
が必然的に備わっている。この故に角材から切断供給さ
れる板も、角材の送り移動の方向に抜き取ることはでき
ないが、鋸刃のくさび角度に同位して横方向に傾斜させ
て引き抜く必要がある。ここで、前記装置では、鋸刃の
実質的に平滑な背面が案内面に対して離間平行した関係
で拡がり、そして切断された板の分だけ厚さの減った角
材も支持させるような仕方で鋸刃を配列できるので、鋸
刃のくさび面は切断板の搬出面として役立つ。この説明
の意味では、鋸刃のくさび型出口案内面が鋸刃背面もし
くは案内面に伸びる鋭角を出口案内角度と言う。しか
し、鋸刃の設置は基本的には換位配置ができ、それによ
って、鋸刃のくさび面が案内面に平行に拡がって厚さが
減った角材をさらに支持でき、しかも鋸刃背面が出口案
内面として役立つ。しかしこのように鋸刃のくさび面を
全体に連続させる配列では、同一面にある支持面が鋸刃
受けの上に厚さの薄くなった角材に合うように備わるこ
ととなって、それにより又角材が、鋸刃の後ろへさらに
前進できるように十分に支持される。
【0005】鋸刃に対向する角材側での、この明細書に
関連する形式の装置は、角材を案内面に対して締め付け
る締め付け機構と鋸刃からなり、そのうえ送り機構が設
けられ、そしてそれの助けを借りて角材を鋸刃に向けて
搬送方向に駆動する。前記前文による装置のこれらの部
品は、本発明により直接影響されないが、周知のことで
あり、当業者は熟知しているものと考えられる。
【0006】この点について、例えばドイツ連邦共和国
特許第DE−A−40 38 486号に注目すべきで
ある。
【0007】案内面の端に、かつ鋸刃の前面に配置さ
れ、前記案内面のいくぶん上に全体として持ち上げられ
た圧力縁部は、角材に付加反対圧力の加圧に役立ち、板
の鋸刃による偶然発生的な割れを防ぐ効用がある。角材
を案内面に対し全体的に締め付けるので、突出する締め
付け縁部が、本質にいくらか喰い込む。しかし本質の少
なからぬ部分的弾性のため、板の供給後、この喰い込み
が本質的に回復する故、板の厚さは、案内面と、その案
内面に平行する鋸刃の刃先を通って拡がる平面の間の距
離により本質的に決定される。
【0008】切断される板の厚さは、案内面と鋸刃の刃
先を含む平面の間の距離を例えば、水平方向に伸びる案
内面が備わる機械に、案内面を支える支持テーブルもし
くは鋸刃受けのいずれかを固定機械枠に対して、案内面
に垂直の方向に調整するように変化させて予め選んでお
く。案内面を水平方向に配置すると、これはこれら2つ
の機械集成装置のうちの1つが間違なく垂直に調整され
たことになる。
【0009】簡潔に説明するため、以下角材に対し水平
案内面のついた支持テーブルが備わる機械から進める。
【0010】既に述べた案内面の前方に配置した締め付
け縁部を鋸刃の刃先の前部と平行に配置する。これは拡
がった虚案内面上に乗っている鋸刃の刃先の鉛直突起に
は、締め付け縁部から一定の水平距離がある。最適かつ
一定の切断条件の達成には、この水平距離を、生産され
る板の厚さにより、板の厚さを増やすに従って前記水平
距離を増加させて、切断される板がその出口方向に十分
な曲げ率をもって移動できる仕方で変化させる必要があ
る。これに反して、締め付け縁部を、鋸刃に可能な限り
接近して位置させて、既述の割れ作用を防ぐ必要があ
る。従って、鋸刃の刃先と締め付け縁の間の水平距離も
同様に変化させることが様々な厚さ設定と相俟って必要
なことである。最後に変化させた厚さ設定と相俟って、
締め付け縁部の案内面の上からの高さを変化させて、3
つの距離調整の全部が機械に必要で案内面を修正された
板厚さに適応させることも必要である。
【0011】この明細書に関連する種類の装置におい
て、鋸刃の刃先が、角材の搬送方向に対して鋭角の角度
で全体的に位置するので、それぞれの切断板が出口案内
面に沿うその横方向移動でさらに捩れを受ける。この捩
れを戻す補助くせ取り機構が、支持面を板の幅に相当す
る間隔をおいて締め付け縁部の後ろの出口案内面の反対
側に配置する場合、なしで済ませられることがわかっ
た。前記支持面は出口案内面と共に、鋸刃の刃先と締め
付け縁部の後ろに少くとも一定の距離を占める切断板を
運び去る通路を形成する。出口案内通路が案内面に正し
い角度をとって伸びているので、機械をたとえば案内面
の垂直方向調整によって別の板の厚さに設定すると、前
記垂直方向調整では、出口案内面と支持面の間の距離に
は絶対量において移動しないし、又その結果、機械を別
の厚さに設定すると、切断板の出口案内通路も、支持面
の出口案内面からの距離を変化させて特別に設定する必
要がある。これは、既知の機械で板の厚さを変化させる
に必要な4番目の調整となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、本明
細書の初めに述べた形式の装置を、板の厚さ設定を変え
るに当って、装置の必要な調整を可能な限り最少限に止
めることができる薄板切断供給装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明は、 −角材が搬送方向としてその長手方向に沿って前進でき
る案内面と、 −前記搬送方向に見られる案内面の後ろに配置された鋸
刃とそれの刃先で、前記搬送方向に対し正しい角度をつ
け、供給される板の厚さに実質的に一致する案内面に平
行する調整可能の距離で拡がる平面に配列させた刃先
と、 −前記鋸刃の刃先と案内面に平行して伸び、かつ鋸刃の
刃先に面する案内面の端に配列した締め付け縁部で、そ
れが必要の場合、前記案内面の面から僅かに突出する縁
部と、 −案内面と前記鋸刃の刃先が含まれる平行面の間の距離
を変化させる調整機構と、からなる角材からの薄板切断
供給装置において、 前記調整機構は鋸刃の刃先もしくは、前記案内面に対す
る垂線で鋭角調整角度(α)を形成する調整面にある締
め付け縁部の平行ずれをもたらすことを要旨とするもの
である。
【0014】
【作用】鋸刃の刃先と締め付け縁部の間の水平距離を板
厚さの調整に実質的に比例して変化させる必要があるこ
とがわかった。この鋸刃の刃先と締め付け縁部の間の水
平距離が板厚さの約0.05倍乃至0.2倍の範囲にあ
ることが望ましい。作業をこの点に関して一定の係数で
実施する場合、本発明による傾斜調整によると、装置の
板厚さ設定を変化させるに際し、鋸刃の刃先と締め付け
縁部の間の距離も相応じて正しく適用されることで達成
が可能である。これは結果として角度を約3乃至15度
の範囲、好ましくは5乃至12度の範囲に調整すること
になる。
【0015】従来の鋸刃のくさび角度は約20度であ
り、又前記くさび角度が切断板の出口案内角度を形成す
るので、出口案内面と支持面の間の出口案内通路の別々
の調整は、調整角度が、20度の鋸刃くさび角度にする
と10度の角度に相当する出口案内角度の実質的2分の
1に相当する場合、これも避けた方がよい。これは調整
角度として好ましい角度範囲に既になっている。この場
合、調整方向は支持面と出口案内面の間の鈍角の扇形に
よる角度に沿って伸びているからである。この方向の調
整は、案内面と鋸刃の刃先面の間の鉛直距離が結果とし
て出口案内通路の出口案内面と支持面の間の距離と同一
絶対量で変化させることとなる。従って、出口案内通路
の幅の別々の調整はなしで済ませることができる。
【0016】この方法で、板の厚さを装置の中で変化さ
せる時に必要な3つの相違する調整は、単一の機械調整
として組合せることができる。案内面を突出する締め付
け縁部の突起だけが必要の場合、別々の調整が求められ
る。しかし、これは好ましい実施例においては、締付け
縁部をそれの長手方向に伸びるくさび素子を取り付ける
ことで、前記締め付け縁部と前記くさび素子の間の相対
的長手方向のずれが前記取り付け縁部の高さの増加に結
びつくという点で極めて簡単に行える。この調整は、非
常に単純な横方向スピンドル駆動もしくは作動シリンダ
ーにより行うことができる。それは、くさび素子の相応
ずる浅い角度での相対的に大きい調整走行でも締め付け
縁部の高さには僅かな変化しかもたらさないからであ
る。
【0017】本発明による鋸刃と案内面の間の傾斜調整
が、案内面を受ける支持テーブルの調整と、鋸刃受けの
対応する調整の両調整により実施できる。
【0018】以下、幾何学的関係をさらに詳細に、本明
細書に関連する装置の範囲に関する添付図面について説
明する。
【0019】
【実施例】角材から薄板を切断供給する装置の図1に示
された部分は、装置の上部に角材もしくは梁6用の水平
案内面4が備わる装置の支持テーブル建築物2を示す。
前記支持テーブル建築物2を線8に沿って切り離して示
しているが、そこから固定機械枠(図示せず)が続いて
いる。
【0020】さらなる集成装置としての、本装置は、線
12に沿って切り離して示され、又前記固定機械枠(図
示せず)と同様に接続されている鋸刃受け建築物10か
らなる。
【0021】水平に配置された鋸刃受け建築物10の上
に刃先16と背面18が備わる鋸刃14がある。角材6
を締め付け機構(図示せず)で案内面4と鋸刃背面18
に接触させて締め付け、又送り機構(図示せず)により
矢印で示された搬送方向に移動させて、鋸刃の刃先16
に接触させると、板22がそれにより角材6から切断さ
れる。
【0022】図面の図で、実質的に断面で略図として示
された装置の1部としての鋸刃の刃先16は図1の図の
平面に対し垂直に伸びているので、搬送方向20は図面
の平面ではなく、水平方向に鋭角の角度をなして図面の
平面に伸びている。これは鋸刃の刃先16がその逆に装
置での搬送方向と鋭角をなしているからである。しか
し、説明の簡潔上、角材16を、あたかもそれが矢印に
沿って図面の平面上右側に移動することがごとく示し
た。
【0023】見てわかる通り、角材6は、板22が切断
される前はその位置を案内面4の上に占めているが、角
材の厚さを板22の厚さだけ薄くすると、それは鋸刃1
4の背面18に沿ってさらに前進する。鋸刃の刃先16
は案内面4に平行している平面24に位置し、それの案
内面4からの鉛直距離は、それの主表面間にある板22
の厚さに一致する。その刃先16から始まる鋸刃は、そ
の背面18とくさび面26の間の鋸刃角度βからなり、
実施例では20度である。前記くさび面26は同時に分
離した板22の出口案内面ともなり、従ってそれは案内
面4に対し、鋸刃角度βに一致する出口案内角度で下方
方向に傾斜して分離板22を搬出する。
【0024】構成部品28を支持テーブル建築物2に、
それの鋸刃14に面する側面で接続し、又それの上面
に、案内面4のいくらか上方方向に全体的に突出する締
め付け縁部30を設けると、それ自体は角材6に喰い込
むように締め付けられる。鋸刃の刃先16が図面の平面
に対し垂直方向に伸びるものと仮定する場合、締め付け
縁部も図面の平面に対し垂直に、又鋸刃の刃先16に平
行に伸びることになる。図面の図では、線32が鋸刃の
刃先16を通って案内面4に垂線として伸びている一
方、刃先16と平行する鉛直線34は締め付け縁部30
を通って伸びる。線32と34の間の距離Sは、従っ
て、水平方向での鋸刃の刃先16と締め付け縁部30の
間の距離でもある。さらに、線36が垂線32に対し角
度αをなして案内面4に伸びていることを示す。前記の
線36は実施例で鋸刃の刃先16と締め付け縁部30を
通って拡がっている平面にある。
【0025】支持テーブル建築物2には、単に略図でし
か示されていない鉛直調整機構38が備わり、それを用
いて、前記支持テーブル建築物の可動部分40を案内面
4と締め付け縁部30と一緒に、支持テーブル建築物の
枠固定部分42に関し平面44に沿って調整できる。前
記平面44は、線36のある平面に平行して拡がるの
で、従ってそれは、締め付け縁部30が調整角としての
角度αで調整でき、又それを用いると、案内面をその鉛
直位置にあって調整して機械の板厚さの設定ができる調
整面を形成する。
【0026】板厚さ設定をゼロに下げる場合、案内面4
と締め付け縁部30を、前記締め付け縁部が鋸刃の刃先
16に当てがわれるまで上昇させる。本実施例における
締め付け縁部30を角度αをなして傾斜する線36に沿
って下降させる場合、鋸刃の刃先16と締め付け縁部3
0の間の水平距離は、平面24と案内面4の間の増大す
る板厚さ距離に比例して増大する。
【0027】締め付け縁部30を通って拡がる前記調整
面36にとっては、鋸刃の刃先16も同じように通して
拡げると、締め付け縁部30と鋸刃の刃先16が、同一
鉛直位置に設定する時、実質的に一致すること又反対
に、前記調整面はそれが鋸刃の刃先16を通って拡がら
ないように取り付けることができるので従って、締め付
け縁部30を、鋸刃の刃先16の鉛直水準に上昇させる
と、一定の水平距離Sがなお鋸刃の刃先と締め付け縁部
の間に残存していることが絶対的なものでない。調整角
度αと、調整面36の位置の明確な選択は当業者の判断
力に委ねられている。
【0028】図1においては、締め付け縁部30が備わ
る構成部品28の右側に、その上部側面に、出口案内面
26に平行して拡がり、又後者と共に、切断板22の出
口案内通路を形成する傾斜支持面26を設けた構成部品
48がある。調整角度αを、それが出口案内角度βの半
分に一致するようになる仕方で選ぶ場合、線36は、案
内面4と支持面50の間の鈍角の二等分線を形成する。
この条件にあって、締め付け縁部30の調整は、一方で
は平面24と案内面4の間、他方、出口案内面26と支
持面50の間の距離の同一変化をもたらし、その結果、
切断板22の出口案内通路がその厚さにおいて、切断板
厚さに自動的に適応される。これらの条件を正確に幾何
学的に維持することは困難で、ある程度の逸脱は許容さ
れる。実施例においては、調整角度が約8度であること
を示している。
【0029】締め付け縁部30を受ける部品28の下に
くさび素子52を配置する。図1の図面の平面に垂直の
図を図3に示す。締め付け縁部30の方向に伸びるくさ
び素子52の端で、調整ねじ54を設け、それを用いて
くさび素子52をそれの長手方向に偏向させることがで
き、それによって締め付け縁部30の僅かな鉛直調整が
実施できる。スピンドル又は調整ねじ50を、たとえ
ば、くさび素子52と係合する油圧作動シリンダーによ
り置換えてもよい。図3の実施例では、スロットスクリ
ューコネクション56を緩めての部品28の鉛直調整を
示すが、前記調整後は、再度それを固定し、それにより
部品28を締め付け縁部30で支持テーブル建築物2の
上に確実に締め付ける必要がある。適当な強制案内機
構、たとえばZ型案内装置を用いると、これらのスクリ
ューコネクションもなしで済ませることができる。
【0030】
【発明の効果】上述の説明から、板の切断供給装置が鉛
直調整機構38により事実上修正板厚さのあらゆる条件
に対し単一機械調整で調整できる。締め付け縁部30の
案内面4に対する相対的調整はあらゆる場合必要でな
く、必要な場合には、くさび素子52をずらすだけの単
純な方法で実施できる。
【0031】図2の配列と、図1の配列との相違は、支
持テーブル建築物2にある鉛直調整機構38の代りに、
傾斜面60が備わる類似鉛直調整機構58を設け、その
助けを借りて鋸刃14が、ここでは、調整面56に沿っ
て鉛直方向に調整可能であるが、前記調整面は鋸刃の刃
先16を通って拡がっても締め付け縁部30を通って拡
がる必要はない。条件は図1の実施例と他の点では同一
である。
【0032】図1においても図2においても双方、これ
らの分離板22の案内用案内板62も、鋸刃受け建築物
10の上に配設する。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄板を角材から切断供給する装置の配列で、そ
こにある角材案内面からなる支持テーブルが傾斜方向で
の鉛直調整が可能であることを示す図である。
【図2】類似配列で、そこにおける鋸刃受けが傾斜方向
での鉛直調整が可能であることを示す図である。
【図3】締め付け縁部の鉛直調整性を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
α 調整角度 β 出口案内角度 S 水平距離 2 支持テーブル建築物 4 水平案内面 6 角材もしくは梁 8 線 10 鋸刃受建築物 11 線 12 線 14 鋸刃 16 鋸刃の刃先 18 背面 20 矢印(搬送方向) 22 板 24 平面 26 くさび面(出口案内面) 28 構成部品 30 締め付け縁部 32 垂線 34 垂直線 36 調整面 38 鉛直調整機構 40 可動部分 42 枠固定部分 44 平面 48 構成部品 50 傾斜支持面 52 くさび素子 54 調整ねじ 56 スロットスクリューコネクション 58 鉛直調整機構 60 傾斜面 62 案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シーグマー.ゲンナー ドイツ連邦共和国.デ−7602.オーベルキ ルヒ.アルベルスバツハー.ストラーセ. 48 (72)発明者 ハインツ−フバート.ブラウン ドイツ連邦共和国.デ−7602.オーベルキ ルヒ−ボテナウ.トロツテベルグストラー セ.8

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】−角材が搬送方向としてその長手方向に沿
    って前進できる案内面と、 −前記搬送方向に見られる案内面の後ろに配置された鋸
    刃とそれの刃先で、前記搬送方向に対し正しい角度をつ
    け、供給される板の厚さに実質的に一致する案内面に平
    行する調整可能の距離で拡がる平面に配列させた刃先
    と、 −前記鋸刃の刃先と案内面に平行して伸び、かつ鋸刃の
    刃先に面する案内面の端に配列した締め付け縁部で、そ
    れが必要の場合、前記案内面の面から僅かに突出する縁
    部と、 −案内面と前記鋸刃の刃先が含まれる平行面の間の距離
    を変化させる調整機構と、からなる角材からの薄板切断
    供給装置において、 前記調整機構(38、58)は鋸刃の刃先(16)もし
    くは、前記案内面(16)に対する垂線(32)で鋭角
    調整角度(α)を形成する調整面(36)にある締め付
    け縁部(30)の平行ずれをもたらすことを特徴とする
    装置。
  2. 【請求項2】 前記調整面(36)が前記鋸刃の刃先
    (16)と締め付け縁部(30)と平行して拡がる平面
    であるか、もしくは、前記調整面(36)それ自体が実
    質的に鋸刃の刃先(16)と締め付け縁部(30)を含
    むことを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記調整角度(α)が3度乃至15度の
    範囲にあることを特徴とする請求項1又は2の装置。
  4. 【請求項4】 前記調整角度が5度乃至12度の範囲に
    あることを特徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記装置が前記案内面(4)と平行する
    鋸刃の刃先(16)を通って拡がる面で鋭角出口案内角
    度(β)を形成する切断板(22)を搬出する鋸刃の刃
    先(16)から始まる出口案内面(26)からなり、支
    持面(50)を搬送方向に見る締め付け縁部(30)の
    後ろに配置され、前記出口案内面(26)と実質的に平
    行して拡がり、かつ前記出口案内面(26)と共に切断
    板(22)を運び去る通路を形成する支持面(50)を
    配設することと、前記出口案内面(26)と支持面(5
    0)の間の距離が、案内面(4)と前記案内面(4)と
    平行する鋸刃の刃先(16)を通って拡がる平面(2
    4)の間の距離に実質的に一致するか、又はそれより僅
    かに大きいこと、及び、調整角度(α)が前記出口案内
    角度(β)の半分に実質的に一致することを特徴とする
    請求項1又は2の装置。
  6. 【請求項6】 前記案内面(4)が枠固定鋸刃(14)
    に比例して調整可能であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか1項の装置。
  7. 【請求項7】 前記鋸刃(14)が枠固定案内面(4)
    に比例して調整可能であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか1項の装置。
  8. 【請求項8】 前記締め付け縁部(30)が、前記案内
    面(4)に比例して垂直方向に調整可能であることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか1項の装置。
  9. 【請求項9】 前記締め付け縁部(30)をそれの長手
    方向に伸びるくさび素子(52)上に取り付け、又それ
    が前記締め付け縁部(30)と前記くさび素子(52)
    の間の長手方向ずれによって垂直方向に調整できること
    を特徴とする請求項8の装置。
JP4040365A 1991-01-30 1992-01-30 角材からの薄板切断供給装置 Pending JPH0564802A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4102664.0 1991-01-30
DE4102664 1991-01-30

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