JPH0564771A - ゴミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置 - Google Patents
ゴミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置Info
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- JPH0564771A JPH0564771A JP3144303A JP14430391A JPH0564771A JP H0564771 A JPH0564771 A JP H0564771A JP 3144303 A JP3144303 A JP 3144303A JP 14430391 A JP14430391 A JP 14430391A JP H0564771 A JPH0564771 A JP H0564771A
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Landscapes
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、鉄缶その他の磁性体ゴミ類と、ア
ルミ缶、ガラスビンその他の非磁性体ゴミ類を混合状態
のゴミの中よりそれぞれの種類に応じて高能率に、しか
も安全かつ衛生的に選別仕分けすることを目的とする。 【構成】 混合状態のアルミ缶、ガラスビン等のゴミ類
を搬出するゴミ類搬出用コンベアと、前記混合状態のゴ
ミ類を重量差によってアルミ缶類ゴミとガラスビン類ゴ
ミに選別仕分する風圧式重量差選別用ノズルとからなっ
ている。
ルミ缶、ガラスビンその他の非磁性体ゴミ類を混合状態
のゴミの中よりそれぞれの種類に応じて高能率に、しか
も安全かつ衛生的に選別仕分けすることを目的とする。 【構成】 混合状態のアルミ缶、ガラスビン等のゴミ類
を搬出するゴミ類搬出用コンベアと、前記混合状態のゴ
ミ類を重量差によってアルミ缶類ゴミとガラスビン類ゴ
ミに選別仕分する風圧式重量差選別用ノズルとからなっ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてイベント会
場、その他適宜多数の人が集まる催し物会場、パーキン
グエリア、ドライブイン、遊園地、公園等において生ず
る種々雑多な大量のゴミのうち、特にアルミ缶、ガラス
ビンその他の重量差のあるゴミ類を、それぞれの種類に
応じて後処理が容易に行えるように所要の種類別に選別
仕分して取出すことができるゴミ選別仕分装置における
風圧式重量差選別装置に関するものである。
場、その他適宜多数の人が集まる催し物会場、パーキン
グエリア、ドライブイン、遊園地、公園等において生ず
る種々雑多な大量のゴミのうち、特にアルミ缶、ガラス
ビンその他の重量差のあるゴミ類を、それぞれの種類に
応じて後処理が容易に行えるように所要の種類別に選別
仕分して取出すことができるゴミ選別仕分装置における
風圧式重量差選別装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のゴミ処理装置において、例えば実開
昭47−2674号公報のように、廃棄物をスチールベ
ルトに乗せて加熱装置内を移送し、廃棄物を燃焼した
後、スチールベルトに付着した廃棄物中の熱可塑性物質
をスクレーパにてかき落すようにしたもの、あるいは実
開昭49−55772号公報のように、廃棄物を破砕し
てから該破砕物の比重と表面積などの差を利用して不燃
物と可燃物とに分離選別し、それぞれに捕集するように
したもの等がある。
昭47−2674号公報のように、廃棄物をスチールベ
ルトに乗せて加熱装置内を移送し、廃棄物を燃焼した
後、スチールベルトに付着した廃棄物中の熱可塑性物質
をスクレーパにてかき落すようにしたもの、あるいは実
開昭49−55772号公報のように、廃棄物を破砕し
てから該破砕物の比重と表面積などの差を利用して不燃
物と可燃物とに分離選別し、それぞれに捕集するように
したもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記イベン
ト会場等において生ずるゴミの中には種々雑多な物、例
えばアルミ缶、ガラスビン類、その他の重量差のあるゴ
ミ類等が含まれており、これを上記従来のゴミ処理装置
により種類別に選別仕分することは機能的に難かしく、
通常は所定のゴミ処理業者がひとまとめにして会場から
運び出し、そのまま廃棄処分するか、あるいは人手によ
り種類別に選別仕分しているのが現状である。
ト会場等において生ずるゴミの中には種々雑多な物、例
えばアルミ缶、ガラスビン類、その他の重量差のあるゴ
ミ類等が含まれており、これを上記従来のゴミ処理装置
により種類別に選別仕分することは機能的に難かしく、
通常は所定のゴミ処理業者がひとまとめにして会場から
運び出し、そのまま廃棄処分するか、あるいは人手によ
り種類別に選別仕分しているのが現状である。
【0004】しかしながら、人手による選別仕分は処理
能力が著しく低く、しかも危険であり、かつまた腐敗品
の嗅気、塵埃等が立ちこもり非常に非衛生的である等、
種々の問題点があった。
能力が著しく低く、しかも危険であり、かつまた腐敗品
の嗅気、塵埃等が立ちこもり非常に非衛生的である等、
種々の問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、アルミ缶、ガラスビンその他の重
量差のあるゴミ類を混合状態の中より種別毎に選別仕分
するゴミ選別仕分装置において、前記混合状態のゴミ類
搬出用コンベアを設けるとともに前記ゴミ類搬出用コン
ベアの搬出端部に風圧式重量差選別用ノズルの風吹出口
を下方より搬出側斜め上方に向け臨設したことを特徴と
するものである。
することを目的とし、アルミ缶、ガラスビンその他の重
量差のあるゴミ類を混合状態の中より種別毎に選別仕分
するゴミ選別仕分装置において、前記混合状態のゴミ類
搬出用コンベアを設けるとともに前記ゴミ類搬出用コン
ベアの搬出端部に風圧式重量差選別用ノズルの風吹出口
を下方より搬出側斜め上方に向け臨設したことを特徴と
するものである。
【0006】
【実施例】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもので
あって、図1は要部を切欠した装置全体の概略正面図、
図2はマグネットロール体の一例を示す一部拡大断面
図、図3は他の装置と組合せて用いた一例を示す全体の
概略正面図である。
あって、図1は要部を切欠した装置全体の概略正面図、
図2はマグネットロール体の一例を示す一部拡大断面
図、図3は他の装置と組合せて用いた一例を示す全体の
概略正面図である。
【0007】1はゴミ類搬出用コンベアであって、アル
ミ缶、ガラスビン等のゴミaを搬出するためのものであ
る。2は前記ゴミ類搬出用コンベア1の搬出端部に配設
された風圧式重量差選別用ノズルであって、その風吹出
口1aを前記ゴミ類搬出用コンベア1の下方より搬出側
斜め上方に向けた状態で所要の送風装置(図示せず)に
連結されており、常時一定方向に、所要巾に亘り一定圧
の送風作用を行わせることにより、アルミ缶a′とガラ
スビン類a″をその重量差を利用して選別するように構
成されている。
ミ缶、ガラスビン等のゴミaを搬出するためのものであ
る。2は前記ゴミ類搬出用コンベア1の搬出端部に配設
された風圧式重量差選別用ノズルであって、その風吹出
口1aを前記ゴミ類搬出用コンベア1の下方より搬出側
斜め上方に向けた状態で所要の送風装置(図示せず)に
連結されており、常時一定方向に、所要巾に亘り一定圧
の送風作用を行わせることにより、アルミ缶a′とガラ
スビン類a″をその重量差を利用して選別するように構
成されている。
【0008】3はマグネットロール体であって、図2示
のように胴周部の凹条部3aに磁性体、非磁性体ゴミ類
搬出用コンベア4の搬出端を巻掛けたものを用いるが、
このものに限定されるものでない。3bは前記マグネッ
トロール体3の下方所要位置に設けた磁性解除部であっ
て、図示のようにベルト4aをマグネットロール体3か
ら離間するようにしてもよく、またドッグナイフのよう
な掻取体(図示せず)によってマグネットロール体3か
ら磁性体a′′′(鉄缶等)を分離するようにしてもよ
いものである。5a,5b,5cは各ゴミの取出部であ
って、5aは磁性体a′′′の取出部、5bはガラスビ
ン類a″の取出部、5cはアルミ缶a′の取出部であ
る。なお、前記各取出部5a,5b,5cは各ゴミを種
類別に仕分けて取出し得るものであれば、その構造、設
置個所は任意である。
のように胴周部の凹条部3aに磁性体、非磁性体ゴミ類
搬出用コンベア4の搬出端を巻掛けたものを用いるが、
このものに限定されるものでない。3bは前記マグネッ
トロール体3の下方所要位置に設けた磁性解除部であっ
て、図示のようにベルト4aをマグネットロール体3か
ら離間するようにしてもよく、またドッグナイフのよう
な掻取体(図示せず)によってマグネットロール体3か
ら磁性体a′′′(鉄缶等)を分離するようにしてもよ
いものである。5a,5b,5cは各ゴミの取出部であ
って、5aは磁性体a′′′の取出部、5bはガラスビ
ン類a″の取出部、5cはアルミ缶a′の取出部であ
る。なお、前記各取出部5a,5b,5cは各ゴミを種
類別に仕分けて取出し得るものであれば、その構造、設
置個所は任意である。
【0009】6は筒型回転フルイ体を示し、前記筒型回
転フルイ体6は全体が所要のメッシュからなる網目籠体
で構成されており、必要に応じて入口側を微細なゴミc
(例えば煙草の吸殻、喰べ残し物、割りばし、その他の
ゴミ等)か選別できる網目部6aとし、出口側を形状の
大きなゴミd(例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチ
ック容器、紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類、
その他のゴミ等)が選別できる網目部6bに形成するこ
とも可能であり、また内部に例えばスクリューその他所
要のゴミ送り機構(図示せず)を設けることにより、水
平状に配設することも可能である。
転フルイ体6は全体が所要のメッシュからなる網目籠体
で構成されており、必要に応じて入口側を微細なゴミc
(例えば煙草の吸殻、喰べ残し物、割りばし、その他の
ゴミ等)か選別できる網目部6aとし、出口側を形状の
大きなゴミd(例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチ
ック容器、紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類、
その他のゴミ等)が選別できる網目部6bに形成するこ
とも可能であり、また内部に例えばスクリューその他所
要のゴミ送り機構(図示せず)を設けることにより、水
平状に配設することも可能である。
【0010】7は前記筒型回転フルイ体6の下方部に設
置された網目通過ゴミ搬出用コンベア、8は前記筒型回
転フルイ体6の出口部下方に設置された網目非通過ゴミ
排出用コンベアであって、前記網目通過ゴミ搬出用コン
ベア7は、前記筒型回転フルイ体6によって選別され
た、例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチック容器、
紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類等のゴミdを
次段のドラム型吸引式回転選別体9へ搬出するものであ
り、また前記網目非通過ゴミ搬出用コンベア8は前記筒
型回転フルイ体6によって選別し得なかった、例えば弁
当箱その他の形状の大きな嵩だかなゴミeを排出するた
めのものである。
置された網目通過ゴミ搬出用コンベア、8は前記筒型回
転フルイ体6の出口部下方に設置された網目非通過ゴミ
排出用コンベアであって、前記網目通過ゴミ搬出用コン
ベア7は、前記筒型回転フルイ体6によって選別され
た、例えば紙類、トレイ、紙容器、プラスチック容器、
紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類等のゴミdを
次段のドラム型吸引式回転選別体9へ搬出するものであ
り、また前記網目非通過ゴミ搬出用コンベア8は前記筒
型回転フルイ体6によって選別し得なかった、例えば弁
当箱その他の形状の大きな嵩だかなゴミeを排出するた
めのものである。
【0011】また前記筒型回転フルイ体6の網目部6a
で選別された微細なゴミcは適宜シュートその他の吸引
手段等(図示せず)によって他のゴミd、eと別個に搬
出するようにすることもできる。
で選別された微細なゴミcは適宜シュートその他の吸引
手段等(図示せず)によって他のゴミd、eと別個に搬
出するようにすることもできる。
【0012】前記ドラム型吸引式回転選別体9は、上面
側を所要面積に亘り開口部9aとなし、その他の部分、
即ち下面側を所要面積に亘り遮閉部9bとなしたドラム
体9cおよび矢印×方向に一定速度で回転可能に前記ド
ラム体9cの外周に嵌合配設された簀子状回転体9d
と、前記ドラム体9cの開口部9aに常時所要の吸引力
(負圧力)を作用するように前記ドラム体9cの一側部
に連結された吸引ダクト9eとから構成されており、前
記ドラム型吸引式回転選別体9の開口部9a上に落下し
たゴミdのうち紙類、トレイ、紙容器、プラスチック容
器、紙オムツのように吸引力によって容易に吸着し易い
易吸着性ゴミd1は前記簀子状回転体9d面上に吸着し
て下方へ回転搬送され、前記ドラム体9cの遮閉部9b
に至ると吸引力が解除されて下方の網目非通過ゴミ排出
用コンベア8上に落下し排出され、また鉄缶、アルミ
缶、ガラスビン類等の難吸着性ゴミd2は吸引力に影響
されることなく前記ドラム型吸引式回転選別体9の−側
部に配設されたゴミ類搬出用コンベア4上に搬出される
ように構成されている。
側を所要面積に亘り開口部9aとなし、その他の部分、
即ち下面側を所要面積に亘り遮閉部9bとなしたドラム
体9cおよび矢印×方向に一定速度で回転可能に前記ド
ラム体9cの外周に嵌合配設された簀子状回転体9d
と、前記ドラム体9cの開口部9aに常時所要の吸引力
(負圧力)を作用するように前記ドラム体9cの一側部
に連結された吸引ダクト9eとから構成されており、前
記ドラム型吸引式回転選別体9の開口部9a上に落下し
たゴミdのうち紙類、トレイ、紙容器、プラスチック容
器、紙オムツのように吸引力によって容易に吸着し易い
易吸着性ゴミd1は前記簀子状回転体9d面上に吸着し
て下方へ回転搬送され、前記ドラム体9cの遮閉部9b
に至ると吸引力が解除されて下方の網目非通過ゴミ排出
用コンベア8上に落下し排出され、また鉄缶、アルミ
缶、ガラスビン類等の難吸着性ゴミd2は吸引力に影響
されることなく前記ドラム型吸引式回転選別体9の−側
部に配設されたゴミ類搬出用コンベア4上に搬出される
ように構成されている。
【0013】なお上記ドラム型吸引式回転選別体9にお
ける簀子状回転体9dの回転駆動機構ならびにドラム体
9cの開口部9aに吸引力を作用させるための吸引力発
生機構は従来周知の装置を用いるので図示は省略する。
10は筒型回転フルイ体6へゴミを供給するためのトラ
ンスファコンベア等のゴミ供給装置であるが、これに限
定されることなく、バケット装置その他適宜の供給手段
を用いることができる。
ける簀子状回転体9dの回転駆動機構ならびにドラム体
9cの開口部9aに吸引力を作用させるための吸引力発
生機構は従来周知の装置を用いるので図示は省略する。
10は筒型回転フルイ体6へゴミを供給するためのトラ
ンスファコンベア等のゴミ供給装置であるが、これに限
定されることなく、バケット装置その他適宜の供給手段
を用いることができる。
【0014】次に作用について説明する。トランスファ
コンベア10により筒型回転フルイ体6内へ供給された
種々雑多なゴミのうち、網目通過可能な煙草の吸殻、喰
べ残し物、割りばし、その他の微細なゴミcは網目部6
aを通過して適宜シュートその他の吸引手段等により取
出部5dへ取出され、紙類、トレイ、紙容器、プラスチ
ック容器、紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類、
その他前記ゴミcに比して形状の大きなゴミdは網目部
6bを通過して下方の網目通過ゴミ搬出用コンベア7上
へ落下して次段のドラム型吸引式回転選別体9の上面側
の開口部9aへ供給される。
コンベア10により筒型回転フルイ体6内へ供給された
種々雑多なゴミのうち、網目通過可能な煙草の吸殻、喰
べ残し物、割りばし、その他の微細なゴミcは網目部6
aを通過して適宜シュートその他の吸引手段等により取
出部5dへ取出され、紙類、トレイ、紙容器、プラスチ
ック容器、紙オムツ、鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類、
その他前記ゴミcに比して形状の大きなゴミdは網目部
6bを通過して下方の網目通過ゴミ搬出用コンベア7上
へ落下して次段のドラム型吸引式回転選別体9の上面側
の開口部9aへ供給される。
【0015】また前記筒型回転フルイ体6の網目を通過
し得ない弁当箱、その他の嵩だかなゴミeは前記筒型回
転フルイ体6の出口部下方に設置した網目非通過ゴミ排
出用コンベア8上に落下して取出部5eへ取出される。
し得ない弁当箱、その他の嵩だかなゴミeは前記筒型回
転フルイ体6の出口部下方に設置した網目非通過ゴミ排
出用コンベア8上に落下して取出部5eへ取出される。
【0016】一方、前記ドラム型吸引式回転選別体9の
上面側の開口部9aヘ供給されたゴミcのうち、紙類、
トレイ、紙容器、プラスチック容器、紙オムツのように
吸引力によって容易に吸着し易い易吸着性ゴミd1はド
ラム体9cの開口部9aにおいて常時作用する吸引力
(負圧力)により簀子状回転体9d面上に吸着されて矢
印×方向へ回転搬送され、前記ドラム体9cの遮閉部9
bに至ると吸引力が解除されて下方の網目非通過ゴミ排
出用コンベア8上に落下して取出部5eヘ取出される。
上面側の開口部9aヘ供給されたゴミcのうち、紙類、
トレイ、紙容器、プラスチック容器、紙オムツのように
吸引力によって容易に吸着し易い易吸着性ゴミd1はド
ラム体9cの開口部9aにおいて常時作用する吸引力
(負圧力)により簀子状回転体9d面上に吸着されて矢
印×方向へ回転搬送され、前記ドラム体9cの遮閉部9
bに至ると吸引力が解除されて下方の網目非通過ゴミ排
出用コンベア8上に落下して取出部5eヘ取出される。
【0017】また鉄缶、アルミ缶、ガラスビン類等の難
吸着性ゴミd2は吸引力に影響されることなく前記簀子
状回転体9d面上からゴミ類搬出用コンベア4上へ落下
し、マグネットロール体3側へ搬出される。そして前記
マグネットロール体3上へ搬出されたゴミd2のうち、
鉄缶等の磁性体a′′′は前記マグネットロール体3に
磁着して磁性解除部3bに至りたる時、磁性を解除され
て取出部5aへ取出される。
吸着性ゴミd2は吸引力に影響されることなく前記簀子
状回転体9d面上からゴミ類搬出用コンベア4上へ落下
し、マグネットロール体3側へ搬出される。そして前記
マグネットロール体3上へ搬出されたゴミd2のうち、
鉄缶等の磁性体a′′′は前記マグネットロール体3に
磁着して磁性解除部3bに至りたる時、磁性を解除され
て取出部5aへ取出される。
【0018】また、アルミ缶、ガラスビン類等のゴミa
はゴミ類搬出用コンベア1により排出されて、その排出
端に至りたる時、風圧式重量差選別用ノズル2の風吹出
口1aから常時一定方向に、−定圧で吹出している風圧
によってアルミ缶a′は取出部5cへ吹飛ばされ、ガラ
スビン類a″は取出部5bヘ落下され、各ゴミはそれぞ
れの種類別に選別仕分けされるものである。
はゴミ類搬出用コンベア1により排出されて、その排出
端に至りたる時、風圧式重量差選別用ノズル2の風吹出
口1aから常時一定方向に、−定圧で吹出している風圧
によってアルミ缶a′は取出部5cへ吹飛ばされ、ガラ
スビン類a″は取出部5bヘ落下され、各ゴミはそれぞ
れの種類別に選別仕分けされるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、アルミ缶、ガラスビン
その他の重量差のあるゴミ類を混合状態の中より種別毎
に選別仕分するゴミ選別仕分装置において、前記混合状
態のゴミ類搬出用コンベアを設けるとともに前記ゴミ類
搬出用コンベアの搬出端部に風圧式重量差選別用ノズル
の風吹出口を下方より搬出側斜め上方に向け臨設したも
のであるから、アルミ缶、ガラスビンその他の重量差の
あるゴミ類を混合状態の中より人手を一切要することな
く、高能率に、しかも安全かつ衛生的にそれぞれの種類
に応じて後処理が容易に行えるよう所要の種類別に選別
仕分けして取出すことができるものであり、しかも装置
が簡単かつ小型で容易に運搬できるので、現場へ持ち込
んでその場でゴミ処理を行うこともできるとともにコス
ト的にも安価に提供できるという効果を有する。
その他の重量差のあるゴミ類を混合状態の中より種別毎
に選別仕分するゴミ選別仕分装置において、前記混合状
態のゴミ類搬出用コンベアを設けるとともに前記ゴミ類
搬出用コンベアの搬出端部に風圧式重量差選別用ノズル
の風吹出口を下方より搬出側斜め上方に向け臨設したも
のであるから、アルミ缶、ガラスビンその他の重量差の
あるゴミ類を混合状態の中より人手を一切要することな
く、高能率に、しかも安全かつ衛生的にそれぞれの種類
に応じて後処理が容易に行えるよう所要の種類別に選別
仕分けして取出すことができるものであり、しかも装置
が簡単かつ小型で容易に運搬できるので、現場へ持ち込
んでその場でゴミ処理を行うこともできるとともにコス
ト的にも安価に提供できるという効果を有する。
【図1】本発明の要部を切欠した装置全体の概略正面図
である。
である。
【図2】マグネットロール体の一例を示す一部拡大断面
図である。
図である。
【図3】他の装置と組合せて用いた一例を示す全体の概
略正面図である。
略正面図である。
1 ゴミ類搬出用コンベア 1a 風吹出口 2 風圧式重量差選別用ノズル 3 マグネットロール体 3a 胴周部の凹条部 3b 磁性解除部 4 ゴミ類搬出用コンベア 4a ベルト 5a 取出部 5b 取出部 5c 取出部 5d 取出部 5e 取出部6 筒型回転フルイ体 6a 網目部 6b 網目部 7 網目通過ゴミ搬出用コンベア 8 網目非通過ゴミ排出用コンベア9 ドラム型吸引式回転選別体 9a 開口部 9b 遮閉部 9c ドラム体 9d 簀子状回転体 9e 吸引ダクト 10 トランスファコンベア a ゴミ a′ アルミ缶 a″ ガラスビン類 a′′′ 磁性体 c ゴミ d ゴミ e ゴミ
フロントページの続き (72)発明者 小池 浩 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東邦 シートフレーム株式会社内 (72)発明者 増田 広 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東邦 シートフレーム株式会社内 (72)発明者 野村 祐二 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東邦 シートフレーム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミ缶、ガラスビンその他の重量差の
あるゴミ類を混合状態の中より種別毎に選別仕分するゴ
ミ選別仕分装置において、前記混合状態のゴミ類搬出用
コンベアを設けるとともに前記ゴミ類搬出用コンベアの
搬出端部に風圧式重量差選別用ノズルの風吹出口を下方
より搬出側斜め上方に向け臨設したことを特徴とするゴ
ミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144303A JPH0564771A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | ゴミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3144303A JPH0564771A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | ゴミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置 |
Publications (1)
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JPH0564771A true JPH0564771A (ja) | 1993-03-19 |
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ID=15358941
Family Applications (1)
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JP3144303A Pending JPH0564771A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | ゴミ選別仕分装置における風圧式重量差選別装置 |
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JP (1) | JPH0564771A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6250471B1 (en) * | 1999-02-24 | 2001-06-26 | Key Technology, Inc. | Sorting apparatuses and sorting methods |
JP2007175683A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Ryohshin:Kk | 風力選別機及び混合廃棄物処理装置 |
US20220105654A1 (en) * | 2020-10-05 | 2022-04-07 | Kodak Alaris Inc. | Printer waste diverters |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP3144303A patent/JPH0564771A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6250471B1 (en) * | 1999-02-24 | 2001-06-26 | Key Technology, Inc. | Sorting apparatuses and sorting methods |
JP2007175683A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Ryohshin:Kk | 風力選別機及び混合廃棄物処理装置 |
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US11839992B2 (en) * | 2020-10-05 | 2023-12-12 | Kodak Alaris Inc. | Printer waste diverters |
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