JPH056476A - 紙幣取扱装置 - Google Patents
紙幣取扱装置Info
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- JPH056476A JPH056476A JP15728891A JP15728891A JPH056476A JP H056476 A JPH056476 A JP H056476A JP 15728891 A JP15728891 A JP 15728891A JP 15728891 A JP15728891 A JP 15728891A JP H056476 A JPH056476 A JP H056476A
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 17
- 239000013589 supplement Substances 0.000 claims description 3
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 紙幣の種類、枚数、正偽を判断する1次鑑別
部および2次鑑別部を持ち、補充回収金庫と補充用搬送
路を入出金時の搬送路と独立に持つ。補充回収金庫を紙
幣をブロック単位で収納できるよう区分し、補充回収金
庫への紙幣の出し入れをハンド部にてブロック単位に行
う。ハンド部にブロック単位で把持した紙幣を独立した
繰り出し機構により直接繰り出す。 【効果】 入出金取り引きの途中であっても、取り引き
を停止することなく紙幣の補充回収が行える。補充回収
金庫に繰り出し集積機構を持つ必要がなくなり小型軽量
で部品点数を少なくすることができる。
部および2次鑑別部を持ち、補充回収金庫と補充用搬送
路を入出金時の搬送路と独立に持つ。補充回収金庫を紙
幣をブロック単位で収納できるよう区分し、補充回収金
庫への紙幣の出し入れをハンド部にてブロック単位に行
う。ハンド部にブロック単位で把持した紙幣を独立した
繰り出し機構により直接繰り出す。 【効果】 入出金取り引きの途中であっても、取り引き
を停止することなく紙幣の補充回収が行える。補充回収
金庫に繰り出し集積機構を持つ必要がなくなり小型軽量
で部品点数を少なくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣取扱装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣取扱装置は、紙幣の計数、正
損、厚さ検知等を行う、ただ一つの鑑別部を有してい
た。この為、一つの紙幣取扱装置の内部では入金動作、
出金動作、補充動作、回収動作の各動作を行う場合に、
装置全体がそのうちの1つの動作に占有されてしまよう
な構成となっていた。
損、厚さ検知等を行う、ただ一つの鑑別部を有してい
た。この為、一つの紙幣取扱装置の内部では入金動作、
出金動作、補充動作、回収動作の各動作を行う場合に、
装置全体がそのうちの1つの動作に占有されてしまよう
な構成となっていた。
【0003】例えば図2のような構成の従来の紙幣取扱
装置の場合を考えると、入金動作の場合、顧客から入金
された紙幣は、入出金口1から1枚ずつ繰り出され、鑑
別部2を通り、紙幣の計数、正損判断、厚さ検知が行わ
れる。このとき正券ではないと判断された紙幣は入出金
口1に返却され、正券と判断された紙幣は一時保留部1
3に集積される。すべての紙幣の鑑別が終了し、顧客か
ら入金金額の確認がなされると、一時保留部13の紙幣
は金種ごとに万円紙幣は万円金庫6、千円紙幣は千円金
庫7、その他の金種はリジェクト金庫8に収納される。
また、ダブルフィード、斜行、連鎖等によりリジェクト
紙幣が発生した場合、紙幣はリジェクト金庫8に収納さ
れる。
装置の場合を考えると、入金動作の場合、顧客から入金
された紙幣は、入出金口1から1枚ずつ繰り出され、鑑
別部2を通り、紙幣の計数、正損判断、厚さ検知が行わ
れる。このとき正券ではないと判断された紙幣は入出金
口1に返却され、正券と判断された紙幣は一時保留部1
3に集積される。すべての紙幣の鑑別が終了し、顧客か
ら入金金額の確認がなされると、一時保留部13の紙幣
は金種ごとに万円紙幣は万円金庫6、千円紙幣は千円金
庫7、その他の金種はリジェクト金庫8に収納される。
また、ダブルフィード、斜行、連鎖等によりリジェクト
紙幣が発生した場合、紙幣はリジェクト金庫8に収納さ
れる。
【0004】次に出金動作の場合、顧客が指定した金種
・金額の紙幣を万円金庫6および千円金庫7から一枚ず
つ繰り出し、鑑別部2を通って入出金部1に指定枚数だ
け繰り出される。出金時に発生したリジェクト紙幣は鑑
別部2を通過後リジェクト金庫8に収納される。
・金額の紙幣を万円金庫6および千円金庫7から一枚ず
つ繰り出し、鑑別部2を通って入出金部1に指定枚数だ
け繰り出される。出金時に発生したリジェクト紙幣は鑑
別部2を通過後リジェクト金庫8に収納される。
【0005】業務開始時、および装置内に紙幣が不足し
た場合には、入金動作を停止し、補充回収金庫9から所
定枚数の紙幣を一枚ずつ繰り出し、入出金時の搬送路と
共通の搬送路によって紙幣は鑑別部を通り、金種、金額
を認識された後に万円紙幣は万円金庫へ、千円紙幣は千
円金庫へ収納される。
た場合には、入金動作を停止し、補充回収金庫9から所
定枚数の紙幣を一枚ずつ繰り出し、入出金時の搬送路と
共通の搬送路によって紙幣は鑑別部を通り、金種、金額
を認識された後に万円紙幣は万円金庫へ、千円紙幣は千
円金庫へ収納される。
【0006】なお、上述のように紙幣を搬送する搬送路
4は複数のプーリに掛け渡されたベルト等から構成され
ている。
4は複数のプーリに掛け渡されたベルト等から構成され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙幣取扱装置で
は鑑別部がただ一つであるために入出金動作時の搬送路
と補充回収時の搬送路が共通のものとなり、補充動作あ
るいは回収動作が必要な時には、装置を一旦停止させ、
補充あるいは回収を行っていた。このため、補充回収動
作時には、入出金業務が中断してしまうという問題点が
あった。
は鑑別部がただ一つであるために入出金動作時の搬送路
と補充回収時の搬送路が共通のものとなり、補充動作あ
るいは回収動作が必要な時には、装置を一旦停止させ、
補充あるいは回収を行っていた。このため、補充回収動
作時には、入出金業務が中断してしまうという問題点が
あった。
【0008】また、補充回収金庫に、個々に紙幣の繰り
出し集積機構を有していたため、金庫自体が大きく重く
なり、さらに部品点数も多くなるという問題点があっ
た。
出し集積機構を有していたため、金庫自体が大きく重く
なり、さらに部品点数も多くなるという問題点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の紙幣取扱装置
は、顧客から紙幣を投入され顧客に対し紙幣を排出する
紙幣入出金部と、この紙幣入出金部に投入された紙幣お
よびこの紙幣入出金部へ排出される紙幣の鑑別および計
数を行う1次鑑別部と、紙幣を集積しまた集積した紙幣
を1枚ずつ繰り出す金庫と、紙幣をブロック単位に区分
して収納する補充回収金庫と、紙幣を集積する補助金庫
と、前記紙幣入出金部に投入され前記1次鑑別部を通っ
た紙幣または前記金庫から繰り出され前記1次鑑別部で
計数不可能とされた紙幣が集積される一時保留ハンド部
と、前記補助金庫から紙幣をブロック単位で前記補助回
収金庫に搬送しまたは前記補充回収金庫から紙幣をブロ
ック単位で取り出す補充回収ハンド部と、前記一時保留
ハンド部または前記補充回収ハンド部から紙幣を一枚ず
つ繰り出す繰り出し部と、この繰り出し部から前記金庫
へ送る紙幣または前記金庫から前記補助金庫へ送る紙幣
の鑑別および計数を行う2次鑑別部と、前記紙幣入出金
部、前記1次鑑別部、前記金庫、前記補助金庫、前記繰
り出し部および前記2次鑑別部間の紙幣の搬送ならびに
前記1次鑑別部から前記一時保留ハンド部への紙幣の搬
送を行う搬送部とを有している。
は、顧客から紙幣を投入され顧客に対し紙幣を排出する
紙幣入出金部と、この紙幣入出金部に投入された紙幣お
よびこの紙幣入出金部へ排出される紙幣の鑑別および計
数を行う1次鑑別部と、紙幣を集積しまた集積した紙幣
を1枚ずつ繰り出す金庫と、紙幣をブロック単位に区分
して収納する補充回収金庫と、紙幣を集積する補助金庫
と、前記紙幣入出金部に投入され前記1次鑑別部を通っ
た紙幣または前記金庫から繰り出され前記1次鑑別部で
計数不可能とされた紙幣が集積される一時保留ハンド部
と、前記補助金庫から紙幣をブロック単位で前記補助回
収金庫に搬送しまたは前記補充回収金庫から紙幣をブロ
ック単位で取り出す補充回収ハンド部と、前記一時保留
ハンド部または前記補充回収ハンド部から紙幣を一枚ず
つ繰り出す繰り出し部と、この繰り出し部から前記金庫
へ送る紙幣または前記金庫から前記補助金庫へ送る紙幣
の鑑別および計数を行う2次鑑別部と、前記紙幣入出金
部、前記1次鑑別部、前記金庫、前記補助金庫、前記繰
り出し部および前記2次鑑別部間の紙幣の搬送ならびに
前記1次鑑別部から前記一時保留ハンド部への紙幣の搬
送を行う搬送部とを有している。
【0010】
【実施例】つぎに本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0011】図1に本発明の一実施例の紙幣取扱装置を
示す。
示す。
【0012】本実施例において、1は紙幣入出金部、2
は入金された紙幣の計数、正損診断、厚さ検知、および
出金時の計数、正損判断、厚さ検知を行う1次鑑別部、
3は紙幣の補充回収時に計数、正損判断、厚さ検知を行
う2次鑑別部、4は搬送路、5は一次保留ハンド部11
および補充回収ハンド部12より直接紙幣を繰り出す機
構を有する繰り出し部、6・7は紙幣の集積と繰り出し
を同時に行える機構を有する万円金庫および千円金庫、
8はリジェクト金庫、9は紙幣数百枚単位に区分され補
充回収ハンド部12によって一区分単位に取り出し収納
可能な構造を持つ補充回収金庫、10は紙幣の集積およ
び補充回収ハンド部12によって紙幣をブロック単位で
取り出し可能な構造を持つ補助金庫、11は入金時、お
よび出金リジェクト発生時の一次保留ハンド部、12は
補助金庫10からのブロック単位での取り出しおよび補
充回収金庫9の一区分単位に紙幣の取り出し、収納さら
に繰り出し部5によって直接繰り出し可能な機構を有す
る補充回収ハンド部を示している。一時保留ハンド部1
1および補充回収ハンド部12は移動し、向きを変える
ことが可能で紙幣の束を保持し運搬するロボットマンピ
ュレータからなる。
は入金された紙幣の計数、正損診断、厚さ検知、および
出金時の計数、正損判断、厚さ検知を行う1次鑑別部、
3は紙幣の補充回収時に計数、正損判断、厚さ検知を行
う2次鑑別部、4は搬送路、5は一次保留ハンド部11
および補充回収ハンド部12より直接紙幣を繰り出す機
構を有する繰り出し部、6・7は紙幣の集積と繰り出し
を同時に行える機構を有する万円金庫および千円金庫、
8はリジェクト金庫、9は紙幣数百枚単位に区分され補
充回収ハンド部12によって一区分単位に取り出し収納
可能な構造を持つ補充回収金庫、10は紙幣の集積およ
び補充回収ハンド部12によって紙幣をブロック単位で
取り出し可能な構造を持つ補助金庫、11は入金時、お
よび出金リジェクト発生時の一次保留ハンド部、12は
補助金庫10からのブロック単位での取り出しおよび補
充回収金庫9の一区分単位に紙幣の取り出し、収納さら
に繰り出し部5によって直接繰り出し可能な機構を有す
る補充回収ハンド部を示している。一時保留ハンド部1
1および補充回収ハンド部12は移動し、向きを変える
ことが可能で紙幣の束を保持し運搬するロボットマンピ
ュレータからなる。
【0013】まず入金動作の場合、図3に示すように、
顧客から紙幣入出金部1に投入された紙幣は、搬送路4
によって1次鑑別部2を通り、正券と判断された紙幣は
一次保留ハンド部11へ、また認識不可と判断された紙
幣は紙幣入出金部1へと返却される。
顧客から紙幣入出金部1に投入された紙幣は、搬送路4
によって1次鑑別部2を通り、正券と判断された紙幣は
一次保留ハンド部11へ、また認識不可と判断された紙
幣は紙幣入出金部1へと返却される。
【0014】すべての正券が一次保留ハンド部11に集
積され、顧客から入金金額の確認がなされると、図4に
示すように一次保留ハンド部11が移動し、紙幣は一次
保留ハンド部11から繰り出し部5により繰り出され、
さらに搬送部4により搬送され2次鑑別部3を通り、金
種によって万円紙幣は万円金庫6へ、千円紙幣は千円金
庫7へと集積される。
積され、顧客から入金金額の確認がなされると、図4に
示すように一次保留ハンド部11が移動し、紙幣は一次
保留ハンド部11から繰り出し部5により繰り出され、
さらに搬送部4により搬送され2次鑑別部3を通り、金
種によって万円紙幣は万円金庫6へ、千円紙幣は千円金
庫7へと集積される。
【0015】入金時に紙幣が紙幣入出金部1から一次保
留ハンド部11までの間で搬送されている間は、繰り出
し部5から2次鑑別部3、2次鑑別部3から万円金庫6
および千円金庫7の間および万円金庫6または千円金庫
7から2次鑑別部3の間の搬送路4は完全に空いている
ことになり、この時間を利用して、図5に示すように、
補充回収金庫9の一区分から補充回収ハンド部12によ
って紙幣をブロック単位で搬送し、繰り出し部5よりハ
ンド部から直接一枚づつ繰り出し、2次鑑別部3を通っ
て万円金庫6および千円金庫7へ紙幣を補充すること、
および万円金庫6または千円金庫7がほぼいっぱいのと
きは図7に示すように万円金庫6または千円金庫7から
紙幣を繰り出し、補助金庫10に集積し、さらに補充回
収ハンド部12にて補充回収金庫9の一区分へブロック
単位で回収を行うことができる。
留ハンド部11までの間で搬送されている間は、繰り出
し部5から2次鑑別部3、2次鑑別部3から万円金庫6
および千円金庫7の間および万円金庫6または千円金庫
7から2次鑑別部3の間の搬送路4は完全に空いている
ことになり、この時間を利用して、図5に示すように、
補充回収金庫9の一区分から補充回収ハンド部12によ
って紙幣をブロック単位で搬送し、繰り出し部5よりハ
ンド部から直接一枚づつ繰り出し、2次鑑別部3を通っ
て万円金庫6および千円金庫7へ紙幣を補充すること、
および万円金庫6または千円金庫7がほぼいっぱいのと
きは図7に示すように万円金庫6または千円金庫7から
紙幣を繰り出し、補助金庫10に集積し、さらに補充回
収ハンド部12にて補充回収金庫9の一区分へブロック
単位で回収を行うことができる。
【0016】次に出金動作の場合、図6に示すように、
所定枚数の万円あるいは千円紙幣を万円金庫6および千
円金庫7から繰り出し、1次鑑別部2を通って計数さ
れ、正しく計数された紙幣は紙幣入出金部1への出金さ
れ、ダブルフィード、斜行、連鎖等によって計数不可能
と判断された紙幣は、リジェクト紙幣として1次保留ハ
ンド部11に集積される。
所定枚数の万円あるいは千円紙幣を万円金庫6および千
円金庫7から繰り出し、1次鑑別部2を通って計数さ
れ、正しく計数された紙幣は紙幣入出金部1への出金さ
れ、ダブルフィード、斜行、連鎖等によって計数不可能
と判断された紙幣は、リジェクト紙幣として1次保留ハ
ンド部11に集積される。
【0017】所定枚数の出金が終了すると、図5に示す
ように、1次保留ハンド部11に集積されていたリジェ
クト紙幣は繰り出し部5により再び1枚ずつ繰り出され
2次鑑別部3を通ってリジェクト金庫8へと収納され
る。
ように、1次保留ハンド部11に集積されていたリジェ
クト紙幣は繰り出し部5により再び1枚ずつ繰り出され
2次鑑別部3を通ってリジェクト金庫8へと収納され
る。
【0018】出金動作の場合にも、所定枚数の出金が終
了し、リジェクト紙幣の再繰り出しが開始されるまでは
繰り出し部5から2次鑑別部3、2次鑑別部3から万円
金庫6および千円金庫7の間および万円金庫6または千
円金庫7から2次鑑別部3の間の搬送路は完全に空いて
いることになり、この時間を利用して、図5に示すよう
に、補充回収金庫9の一区分から補充回収ハンド部12
によって紙幣をブロック単位で搬送し、繰り出し部5よ
りハンド部から直接一枚づつ繰り出し、2次鑑別部3を
通って万円金庫6および千円金庫7へ紙幣を補充するこ
と、および万円金庫6または千円金庫7がほぼいっぱい
のときは図7に示すように万円金庫6または千円金庫7
から紙幣を繰り出し補助金庫10に集積し、さらに補充
回収ハンド部12にて補充回収金庫9の一区分へブロッ
ク単位で回収を行うことができる。
了し、リジェクト紙幣の再繰り出しが開始されるまでは
繰り出し部5から2次鑑別部3、2次鑑別部3から万円
金庫6および千円金庫7の間および万円金庫6または千
円金庫7から2次鑑別部3の間の搬送路は完全に空いて
いることになり、この時間を利用して、図5に示すよう
に、補充回収金庫9の一区分から補充回収ハンド部12
によって紙幣をブロック単位で搬送し、繰り出し部5よ
りハンド部から直接一枚づつ繰り出し、2次鑑別部3を
通って万円金庫6および千円金庫7へ紙幣を補充するこ
と、および万円金庫6または千円金庫7がほぼいっぱい
のときは図7に示すように万円金庫6または千円金庫7
から紙幣を繰り出し補助金庫10に集積し、さらに補充
回収ハンド部12にて補充回収金庫9の一区分へブロッ
ク単位で回収を行うことができる。
【0019】上記の補充回収動作は入出金動作を紙幣取
扱装置単独で見た場合の動作である。本実施例の紙幣取
扱装置をATMに組み込み、ATM全体としてみると紙
幣を補充回収金庫9から万円金庫6または千円金庫7へ
補充回収可能な時間はさらに増加する。図8および図9
はATMが入金、および出金動作をする場合の各構成要
素の動作を示したものである。
扱装置単独で見た場合の動作である。本実施例の紙幣取
扱装置をATMに組み込み、ATM全体としてみると紙
幣を補充回収金庫9から万円金庫6または千円金庫7へ
補充回収可能な時間はさらに増加する。図8および図9
はATMが入金、および出金動作をする場合の各構成要
素の動作を示したものである。
【0020】ATMでは、入金取引時に紙幣が一次保留
ハンド部11から万円金庫6または千円金庫7へ収納さ
れている時間を除く通帳処理装置による通帳の吸入時
間、紙幣取扱装置における紙幣入出金部1から紙幣を1
次鑑別部2を通り一次保留ハンド部へ搬送する入金、計
数時間およびホスト処理の時間等が紙幣の補充・回収可
能時間となる。また、出金取引時には1次保留ハンド部
11からリジェクト紙幣をリジュクト金庫へ収納する時
間を除いた時間が紙幣の補充回収可能時間となる。図
8,9から分かるように、本実施例による紙幣取扱装置
によると、入出金部を停止することなく補充回収動作を
行うことが可能となる。
ハンド部11から万円金庫6または千円金庫7へ収納さ
れている時間を除く通帳処理装置による通帳の吸入時
間、紙幣取扱装置における紙幣入出金部1から紙幣を1
次鑑別部2を通り一次保留ハンド部へ搬送する入金、計
数時間およびホスト処理の時間等が紙幣の補充・回収可
能時間となる。また、出金取引時には1次保留ハンド部
11からリジェクト紙幣をリジュクト金庫へ収納する時
間を除いた時間が紙幣の補充回収可能時間となる。図
8,9から分かるように、本実施例による紙幣取扱装置
によると、入出金部を停止することなく補充回収動作を
行うことが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、紙幣の種
類、枚数、正偽を判断する1次鑑別部および2次鑑別部
を持ち、補充回収金庫と補充用搬送路を入出金等の搬送
路と独立に持つことにより、入出金取り引きの途中であ
っても、取り引きを停止することなく紙幣の補充回収が
行え、補充回収金庫を紙幣をブロック単位で収納できる
よう区分し、補充回収金庫への紙幣の出し入れをハンド
部にてブロック単位に行うこと、ハンド部にブロック単
位で把持した紙幣を独立した繰り出し機構により直接繰
り出すことにより、補充回収金庫に繰り出し集積機構を
持つ必要がなくなり小型軽量で部品点数を少なくするこ
とができるという効果を有する。
類、枚数、正偽を判断する1次鑑別部および2次鑑別部
を持ち、補充回収金庫と補充用搬送路を入出金等の搬送
路と独立に持つことにより、入出金取り引きの途中であ
っても、取り引きを停止することなく紙幣の補充回収が
行え、補充回収金庫を紙幣をブロック単位で収納できる
よう区分し、補充回収金庫への紙幣の出し入れをハンド
部にてブロック単位に行うこと、ハンド部にブロック単
位で把持した紙幣を独立した繰り出し機構により直接繰
り出すことにより、補充回収金庫に繰り出し集積機構を
持つ必要がなくなり小型軽量で部品点数を少なくするこ
とができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の装置構成図である。
【図2】従来の紙幣取扱装置の構成図である。
【図3】図1に示す実施例の入金動作を示す図である。
【図4】図1に示す実施例の入金収納・出金リジェクト
回収動作を示す図である。
回収動作を示す図である。
【図5】図1に示す実施例の補充動作を示す図である。
【図6】図1に示す実施例の出金動作を示す図である。
【図7】図1に示す実施例の回収動作を示す図である。
【図8】図1に示す実施例を組み込んだATMの入金動
作を示すチャート図である。
作を示すチャート図である。
【図9】図1に示す実施例を組み込んだATMの出金動
作を示すチャート図である。
作を示すチャート図である。
1 紙幣入出金部 2 1次鑑別部 3 2次鑑別部 4 搬送路 5 繰り出し部 6 万円金庫 7 千円金庫 8 リジェクト金庫 9 補充回収金庫 10 補助金庫 11 1次保留ハンド部 12 補充回収ハンド部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 顧客から紙幣を投入され顧客に対し紙幣
を排出する紙幣入出金部と、この紙幣入出金部に投入さ
れた紙幣およびこの紙幣入出金部へ排出される紙幣の鑑
別および計数を行う1次鑑別部と、紙幣を集積しまた集
積した紙幣を1枚ずつ繰り出す金庫と、紙幣をブロック
単位に区分して収納する補充回収金庫と、紙幣を集積す
る補助金庫と、前記紙幣入出金部に投入され前記1次鑑
別部を通った紙幣または前記金庫から繰り出され前記1
次鑑別部で計数不可能とされた紙幣が集積される一時保
留ハンド部と、前記補助金庫から紙幣をブロック単位で
前記補助回収金庫に搬送しまたは前記補充回収金庫から
紙幣をブロック単位で取り出す補充回収ハンド部と、前
記一時保留ハンド部または前記補充回収ハンド部から紙
幣を一枚ずつ繰り出す繰り出し部と、この繰り出し部か
ら前記金庫へ送る紙幣または前記金庫から前記補助金庫
へ送る紙幣の鑑別および計数を行う2次鑑別部と、前記
紙幣入出金部、前記1次鑑別部、前記金庫、前記補助金
庫、前記繰り出し部および前記2次鑑別部間の紙幣の搬
送ならびに前記1次鑑別部から前記一時保留ハンド部へ
の紙幣の搬送を行う搬送部とを含むことを特徴とする紙
幣取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15728891A JPH056476A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 紙幣取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15728891A JPH056476A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 紙幣取扱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056476A true JPH056476A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15646382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15728891A Pending JPH056476A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 紙幣取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8582217B2 (en) | 2011-10-06 | 2013-11-12 | Olympus Medical Systems Corp. | Optical system for endoscope |
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1991
- 1991-06-28 JP JP15728891A patent/JPH056476A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8582217B2 (en) | 2011-10-06 | 2013-11-12 | Olympus Medical Systems Corp. | Optical system for endoscope |
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