JPH0564391A - 振動モータ - Google Patents

振動モータ

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Publication number
JPH0564391A
JPH0564391A JP24691191A JP24691191A JPH0564391A JP H0564391 A JPH0564391 A JP H0564391A JP 24691191 A JP24691191 A JP 24691191A JP 24691191 A JP24691191 A JP 24691191A JP H0564391 A JPH0564391 A JP H0564391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
vibration motor
rotor
yoke
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP24691191A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Yanuma
達夫 矢沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH0564391A publication Critical patent/JPH0564391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動アラーム装置等に使用される、簡単な構
造で安価な振動モータを供する。 【構成】 環状の軟磁性体のヨーク部3の内側にコイル
2を固定し、該ヨーク部3の両開口部を、中央にシャフ
ト4が固定される軸受8が設けられた磁性のヨーク蓋部
7で両側から閉じられたステータと、径方向に磁極が配
置される永久磁石1を内蔵し、かつ重心が回転軸に対し
て偏心したロータ13をシャフトに取り付けたロータか
ら成り、該ロータがシャフトを介してステータに取り付
けられた構造を特徴とする振動モータ。 【効果】 従来のようにコアレスモータにタングステン
等のような高価な金属の分銅を取り付ける事なく、又、
ブラシやコンミュテータ等が不要な、部品点数の少な
い、安価な振動モータが供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動アラーム装置等に
使用される振動発生用振動モータに関係する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動発生装置は、図5に
示すように、主として小型の円筒型コアレスモータ10
の回転軸12にタングステン等の密度の高い金属で作ら
れた分銅11を偏心して取り付け、回転させることによ
り振動を発生させていた。この方法では部品点数が多
く、しかも、高価な分銅を使用するため、装置が高価に
なるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、これ
らの問題を解消して、ブラシ、コンミュテータや分銅を
使用する事なく、少ない部品で構成できる安価な振動発
生装置として使用できる振動モータを提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状でその両
端が閉じられた磁性体のヨークの内側にコイルを装着
し、該磁性体ヨークの中空な中央部に、径方向に永久磁
石の磁極が配置された永久磁石を内蔵し、その回転軸に
対して重心が偏心するように成形されたロータを回転自
在に取り付けたシャフトを、該ヨークの内側の中央部に
取り付けられた構造で、外部よりコイルに交番電流を通
電することにより、偏荷重の回転を起こし、振動を発生
させる振動モータである。
【0005】即ち、本発明は、環状の軟磁性体のヨーク
部の内側にコイルを固定し、該ヨーク部の両開口部を、
シャフトが固定される軸受が中央に設けられた磁性のヨ
ーク蓋部で両側からとじ、該磁性のヨークの内側に、径
方向に磁極が配置された永久磁石を内蔵しかつ重心が回
転軸に対して偏心したロータをシャフトを介して取り付
け、該シャフトは前記のヨーク蓋部の軸受に固定した構
造を特徴とする振動モータ、前述の振動モータにおい
て、前記シャフトに軟磁性体を用いることを特徴とする
振動モータ、及び上記の振動モータにおいて、上記ロー
タに、予め成形した樹脂製等のケース内に永久磁石体を
ロータの回転軸に対して偏心するように固定した重心の
偏心したロータを用いる構造を特徴とする振動モータで
ある。
【0006】
【作用】偏心した永久磁石を内蔵したロータを、ヨーク
内側に取り付けたコイルによりパルス状の交番磁界を発
生させ回転させるので、ブラシ、コンミテータ、分銅等
を使う事なくロータの偏心荷重の回転により振動が発生
できるため、安価な振動モータが提供できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は、本発明の実施例の振動モータの
部品構成を示す組立分解外観斜視図である。図2は、図
1に示す本発明の実施例の振動モータの断面を示す断面
図である。図3は、本発明の実施例の振動モータに用い
たコイルの構成を説明する説明図である。図4は、本発
明の他の実施例の樹脂モールドを施したステータを示す
外観斜視図である。
【0008】本発明の実施例の振動モータは、図1及び
図2に示すように、ロータ13部は、中央に貫通孔を有
し、円柱の一部をその軸に平行な面で切り取った円柱状
の永久磁石1を用い、その中央の貫通孔は、シャフト4
との間で回転による摩擦や摩耗の少ない樹脂によりシャ
フト4のガイド穴として成形され、その両端には樹脂軸
受5が成形されている。ロータ13の永久磁石1は径方
向に磁化されている。ステータ14は、円筒状の軟磁性
体のヨーク部3の内周面に空芯のコイル2が接着により
固定されている。又、円筒の両端は中央にシャフトの軸
受8部が加工された軟磁性のヨーク蓋部7で閉じられて
いる。ヨーク部3内周面に取り付けられるコイル2は空
芯のコイルをヨーク部3内周面に沿って湾曲加工された
ものである。本実施例では、図3に示すように、複数回
巻かれたコイル2を半周より若干狭い幅に、横方向にず
らせて湾曲したもので、磁界の最も強い部分が中央の約
60度になるようにずらせた空芯コイル2を用いた。
又、ヨーク内周面のコイルとコイルの間には、図1及び
図2に示すように磁性ピン6が固定されているが、起動
時にロータを死点からずらせておくもので、ヨークの一
部を内側に変形させた突起でも良い。上記ロータ13の
樹脂加工した軸受け用貫通孔にステンレス製のシャフト
4を回転可能に固定し、該シャフト4をヨーク蓋部7の
内側から軸受8に固定して組み立てた。組立を完了した
振動モータのコイルにパルス状の交番電流を通電するこ
とにより、ロータの偏心による偏荷重の回転により振動
が発生できた。
【0009】次に、上記実施例において、ロータ13を
保持するシャフト4を磁性シャフトに代えたところ、更
に低い電力で振動を開始でき効率も高められた。
【0010】又、図4に示すように、ロータ13の永久
磁石1を予め樹脂及びゴムで成形したケース9に納め、
該ケースに固定された(又は、一体に成形された)シャ
フト4を上記実施例で説明したヨーク蓋部に回転可能に
取り付ける事により同様に振動を得ることが出来た。
【0011】本発明において、永久磁石は、その要求さ
れる振動の強さや効率によりその材質や形状が選定さ
れ、本発明の効果が更に発揮される。更に、本発明にお
いて、実施例ではヨーク蓋部とシャフトは固定され、ロ
ータとシャフトの間で回転が可能に組み立てられている
が、ロータをシャフトに固定して、シャフトを蓋との間
で回転自在に固定した場合でも本発明の効果は変わらな
い。蓋、シャフト及びロータの材料相互の関係等により
回転可能嵌着箇所が選定されても、又、シャフトがロー
タに直接一体加工された突起状の軸をヨーク蓋部に回転
可能に取り付けられても本発明の効果は変わらない。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の振動モ
ータは、従来のようにコアレスモータにタングステン等
のような高価な金属の分銅を取り付ける事なく、分銅や
ブラシやコンミュテータが不要になり、部品点数の少な
い、安価な振動モータが供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の振動モータの部品構成を示す
組立分解外観斜視図。
【図2】図1に示す本発明の実施例の振動モータの断面
を示す断面図。
【図3】本発明の実施例の振動モータに用いたコイルの
構成を説明する説明図。
【図4】本発明の他の実施例の樹脂モールドを施したス
テータを示す外観斜視図。
【図5】従来の振動モータを示す外観斜視図。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 コイル 3 ヨーク部 4 シャフト 5 樹脂軸受 6 磁性ピン 7 ヨーク蓋部 8 軸受 9 ケース 10 コアレスモータ 11 分銅 12 回転軸 13 ロータ 14 ステータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の軟磁性体のヨーク部の内側にコイル
    を固定し、該ヨーク部の両開口部を、シャフトが固定さ
    れる軸受が中央に設けられた磁性のヨーク蓋部で両側か
    らとじ、該磁性のヨークの内側に、径方向に磁極が配置
    された永久磁石を内蔵しかつ重心が回転軸に対して偏心
    したロータをシャフトを介して取り付け、該シャフトは
    前記のヨーク蓋部の軸受に固定した構造を特徴とする振
    動モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の振動モータにおいて、前記シ
    ャフトに軟磁性体を用いることを特徴とする振動モー
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1の振動モータにおいて、前記ロ
    ータに、予め成形した樹脂製等のケース内に永久磁石体
    をロータの回転軸に対して偏心するように固定した重心
    の偏心したロータを用いる構造を特徴とする振動モー
    タ。
JP24691191A 1991-08-30 1991-08-30 振動モータ Pending JPH0564391A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24691191A JPH0564391A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 振動モータ

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JP24691191A JPH0564391A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 振動モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564391A true JPH0564391A (ja) 1993-03-12

Family

ID=17155584

Family Applications (1)

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JP24691191A Pending JPH0564391A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 振動モータ

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JP (1) JPH0564391A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5986367A (en) * 1996-03-29 1999-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor mounting mechanism for a cylindrical vibration motor
KR100389631B1 (ko) * 2001-07-18 2003-06-27 삼성전기주식회사 진동모터
JP2006246588A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Namiki Precision Jewel Co Ltd インナーロータ型振動モータ

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JP4565133B2 (ja) * 2005-03-02 2010-10-20 並木精密宝石株式会社 インナーロータ型振動モータ

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