JPH0564261U - 流し台 - Google Patents

流し台

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Publication number
JPH0564261U
JPH0564261U JP397992U JP397992U JPH0564261U JP H0564261 U JPH0564261 U JP H0564261U JP 397992 U JP397992 U JP 397992U JP 397992 U JP397992 U JP 397992U JP H0564261 U JPH0564261 U JP H0564261U
Authority
JP
Japan
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lid
faucet
bowl
pot
sink
Prior art date
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Pending
Application number
JP397992U
Other languages
English (en)
Inventor
直紀 水野
英二 三輪
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP397992U priority Critical patent/JPH0564261U/ja
Publication of JPH0564261U publication Critical patent/JPH0564261U/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋付きのキャビネットやカウンター等の流し
台の鉢内の湿気を排出する。 【構成】 キャビネット10の天板20に開口22がく
り抜かれ、その下面側に鉢12が設置されている。鉢1
2のフランジ部12bに水栓挿通孔30が穿設され、水
栓14が突出自在に設置されている。開口22を被うよ
うに蓋24が設けられ、鏡28がその裏面に設けられて
いる。水栓14はモータ34、ボールスクリュ機構等の
昇降機構36、制御装置38よりなる水栓移動装置32
で昇降される。鉢12のオーバーフロー口62の裏側に
排気ファン72が設置されている。 【効果】 蓋24を開けると水栓14が突出され、鉢1
2を使用することができる。水栓14を下降させた後、
蓋24を倒すと、鉢12を被うことができる。蓋24で
鉢12を被装した場合、排気ファン72が作動され、鉢
12内の湿気を排出できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉢を被装する蓋を設けた流し台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流し台に鉢を被装する蓋を設け、鉢の不使用時には蓋を被せることができるよ うにした流し台は周知である。このようなものとしては、例えば、実開昭60− 191233号、同59−44349号、同59−98959号、同61−15 1533号、実願昭63−103868号などがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の流し台においては、蓋を閉めたときに鉢内に湿気がこもってしまうとい う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の流し台は、キャビネット又はカウンターの上面に鉢が設けられると 共に、該鉢に向って吐水する水栓と、該鉢を被装する蓋とを備えた流し台におい て、該蓋を閉めたときに鉢内から排気を行なう排気装置を設けたことを特徴とす るものである。
【0005】 請求項2の流し台は、請求項1の流し台において、前記蓋を閉めたときに鉢内 の湿度を検出するセンサと、鉢内の温度と周囲温度との差を検出するセンサと、 これらのセンサの検出値が鉢内面に結露が発生する状態を示すときに前記排気装 置を作動させる制御装置とが設けられていることを特徴とするものである。
【0006】 請求項3の流し台は、請求項1の流し台において、前記蓋を閉めた後から所定 時間だけ前記排気装置を作動させるタイマ装置を設けたことを特徴とするもので ある。
【0007】
【作用】
請求項1の流し台にあっては、蓋が閉まったときに排気装置によって鉢内から 排気できるため、湿気のこもりを防止できる。
【0008】 請求項2の流し台においては、鉢内の湿度が高く、しかも周囲温度が低いため 結露が生じ易いときだけ排気装置が作動される。
【0009】 請求項3の流し台にあっては、蓋を閉めると必ず排気装置が所定時間だけ作動 される。
【0010】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 流し台の斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う縦断面図である。また、第3 図は第1図のIII-III 線に沿う拡大断面図である。
【0011】 この流し台は、キャビネット10の上面に鉢12を設けると共に、この鉢12 に向って吐水する水栓14を備えたものである。キャビネット10は、キャビネ ット本体16及びステー18によって天板20を支承した構成のものとなってお り、天板20に開口22がくり抜かれ、この開口22の下面側の部分に鉢12が 設けられている。即ち、鉢12は、器形状の鉢本体12aと、この鉢本体12a の上縁から外方に拡がるフランジ部12bとを備えており、フランジ部12bの 上面が前記開口22の周縁部の下面に当接するようにして鉢12が固定設置され ている。
【0012】 この開口22に嵌合する大きさの蓋24がヒンジシャフト26によって起倒方 向に回動自在に設置されている。この蓋24の裏面には鏡28が取り付けられて いる。
【0013】 前記水栓14は、鉢12のフランジ部12bから下方に延設された水栓格納ケ ース30に摺動自在に挿入されており、水栓移動装置32により上下動可能とさ れている。この水栓移動装置32は、モータ34と、該モータ34が連結された 昇降機構(本実施例ではボールスクリュ機構)36と、モータ34を制御する制 御装置38とを備えている。前記水栓14の下部に固設されたブラケット40が ボールスクリュ機構36のスライドナット36aに取り付けられ、モータ34で スクリュシャフト36bを回転させることにより、水栓14が上下動される。
【0014】 なお、この水栓移動装置32は、アッパーリミットスイッチ42とロワーリミ ットスイッチ44とを備えており、水栓14はブラケット40がこれらリミット スイッチ42、44に当接する位置をそれぞれ上昇限及び下降限としている。
【0015】 第1図及び第2図は、水栓14が上昇限まで突出された状態を示している。水 栓14が下降限まで下降されると、水栓14の上端面が鉢12のフランジ部12 bの上面と面一となる。
【0016】 なお、水栓14にはホース46を介して給水制御弁48から水(常温水でも温 水であっても良い。)が供給され、上部側面の吐水孔14aから鉢12に向って 吐水される。
【0017】 前記蓋24の開放を検知するために蓋センサ50が設けられており、このセン サ50の検知信号は前記制御装置38に入力されている。また、この制御装置3 8には、水栓14を昇降させるためのスイッチとしてのアップスイッチ54とダ ウンスイッチ56の信号も入力されている。
【0018】 前記水栓14から吐水を行なわせるために、吐水スイッチ58が鉢フランジ部 12bに設けられると共に、自動吐水用のセンサ60が水栓14に設けられてい る。これらスイッチ58、センサ60の信号も前記制御装置38に入力され、こ の制御装置38からの信号により給水制御弁48が制御される。
【0019】 第3図に示す通り、前記鉢12にはオーバーフロー口62が設けられ、排水通 路64を介してこのオーバーフロー口62が排水部66に連通されている。この 排水部66はトラップ68を介して排水管70に接続されている。
【0020】 該排水通路64の上部に臨むようにして排気ファン72が設置されており、こ の排気ファン72の排風側はダクト74を介して前記トラップ68よりも下流側 の排水管70に連通されている。なお、ダクト74の途中には、排水管70から の臭気の逆流を防止するために逆止弁76が設けられている。
【0021】 この排気ファン72は、前記制御装置38によって制御される。
【0022】 このように構成された流し台において、流し台を使用しないときには、水栓1 4を下降させ、蓋24を倒す。そうすると、鉢12が蓋24で被われるため、全 体として外観がきわめて良いものとなる。この場合、水栓14がキャビネット本 体16内に後退しており、蓋24が水栓14に当たることがない。従って、鉢1 2のフランジ部12bが天板20の下面に密着する高さに位置されていても、蓋 24を被せることができる。
【0023】 この蓋24を閉めると、蓋センサ50の蓋閉信号が制御装置38に入力され、 該制御装置38に内蔵されたタイマ装置によって排気ファン72が所定時間だけ 作動される。これにより、鉢12内の空気は、排水管70に排出されるため、鉢 12内に湿気がこもることが防止される。
【0024】 鉢12を使用する場合には、蓋24を開放させる。そうすると、蓋センサ50 が蓋24の開放を検知し、モータ34が自動的に作動し、水栓14が上昇限まで 突出される。そこで、水栓14の吐水孔14aの前方に手を差し出すと、センサ 60で手が検知され、吐水が行なわれる。なお、吐水スイッチ58を操作するこ とによっても吐水を行なわせることができる。
【0025】 蓋24を閉じるときには、ダウンスイッチ56を押す。そうすると、モータ3 4が反転され、水栓14が下降限まで下降される。なお、蓋24を開けた状態に おいて、アップスイッチ54を操作することにより、水栓14を上昇させること ができる。
【0026】 上記実施例ではタイマによって蓋閉後に所定時間排気ファン72を作動させて いるが、蓋24を閉めたときに湿度センサで鉢12内の湿度を検知すると共に温 度センサで鉢12内と周囲との温度差を検知し、これらの検出値が鉢内面に結露 が発生する状態を示すものであるときに排気ファン72を作動させても良い。こ の場合、湿度センサや温度センサは鉢12や蓋24など任意の位置に設けること ができる。
【0027】 上記実施例は本考案の一例であって、本考案は別の構成としても良い。例えば 、上記実施例では蓋センサ50が蓋24の開放を検知すると、自動的に水栓14 が上昇されるよう構成しているが、蓋センサ50を省略し、スイッチ54、56 によって水栓14を昇降させるようにしても良い。
【0028】 上記実施例はキャビネット10に鉢12を設けた構成となっているが、カウン ターに鉢を設けた流し台についても同様に構成できることは明らかである。
【0029】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の流し台にあっては、蓋を閉めたときに鉢内に湿気がこも ることを防止できる。従って、カビや臭気発生、部材の腐食などを防止できる。
【0030】 請求項2の流し台によると、鉢内に結露が生じそうなときだけ排気ファンが作 動されるため、省電力が図れると共に、湿気をきわめて十分に排出できる。
【0031】 請求項3の流し台によると、蓋を閉めたときの排気作動が確実に行なわれる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る流し台の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】 10 キャビネット 12 鉢 14 水栓 16 キャビネット本体 20 天板 22 開口 24 蓋 32 水栓移動装置 34 モータ 36 昇降機構 38 制御装置 50 蓋センサ 54 アップスイッチ 56 ダウンスイッチ 58 吐水スイッチ 60 センサ 70 排水管 72 排気ファン 74 ダクト 76 逆止弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット又はカウンターの上面に鉢
    が設けられると共に、該鉢に向って吐水する水栓と、該
    鉢を被装する蓋とを備えた流し台において、 該蓋を閉めたときに鉢内から排気を行なう排気装置を設
    けたことを特徴とする流し台。
  2. 【請求項2】 請求項1の流し台において、前記蓋を閉
    めたときに鉢内の湿度を検出するセンサと、鉢内の温度
    と周囲温度との差を検出するセンサと、これらのセンサ
    の検出値が鉢内面に結露が発生する状態を示すときに前
    記排気装置を作動させる制御装置とが設けられているこ
    とを特徴とする流し台。
  3. 【請求項3】 請求項1の流し台において、前記蓋を閉
    めた後から所定時間だけ前記排気装置を作動させるタイ
    マ装置を設けたことを特徴とする流し台。
JP397992U 1992-02-05 1992-02-05 流し台 Pending JPH0564261U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP397992U JPH0564261U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 流し台

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JP397992U JPH0564261U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 流し台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564261U true JPH0564261U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11572168

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JP397992U Pending JPH0564261U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 流し台

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JP (1) JPH0564261U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114922259A (zh) * 2022-06-30 2022-08-19 杭州良工装饰有限公司 一种改进型台盆组件及安装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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