JP2002081118A - 便 器 - Google Patents

便 器

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JP2002081118A
JP2002081118A JP2000275178A JP2000275178A JP2002081118A JP 2002081118 A JP2002081118 A JP 2002081118A JP 2000275178 A JP2000275178 A JP 2000275178A JP 2000275178 A JP2000275178 A JP 2000275178A JP 2002081118 A JP2002081118 A JP 2002081118A
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JP
Japan
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toilet
water
bowl
clogging
low tank
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JP2000275178A
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English (en)
Inventor
Eiji Saito
英司 齋藤
Ken Takamata
憲 鷹股
Nobuo Sogabe
伸雄 曽我部
Takashi Yomoda
毅史 四方田
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Hiroyasu Fukaya
裕康 深谷
Masato Takeda
真人 竹田
Shinsuke Takeuchi
信介 竹内
Shuichi Inoue
周一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水系の詰まりによる鉢部からの溢流を防止
した便器を提供する。 【解決手段】 便座ボックス本体42の前縁は、洋風便
器12の鉢部52に若干せり出している。このせり出し
た部分の下面に鉢部52内の水位を検知するための水位
センサ54が設けられている。排水系に詰まりが生じ鉢
部52内の水位が規定の上限水位を超えたときには、制
御回路56は警報器58を作動させると共に、放水が電
動装置34によって行われているときには、該電動装置
34を閉弁作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水系の詰まりを
検知する手段を備えた便器に関する。
【0002】
【従来の技術】便器から大量のペーパーなどが一度に流
されると便器の排水系に詰まりが生じる。一旦詰まりが
生じると、短時間での復旧は容易ではなく、専門の業者
に依頼せざるを得ないこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような詰まりが生
じたときに便器洗浄水が供給され続けると鉢部から水が
溢れ出ることがある。
【0004】本発明は、このような排水系の詰まりによ
る鉢部からの溢流を防止した便器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の便器は、排水系
に連なる鉢部を有する便器において、該排水系の詰まり
を検知する詰まり検知手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0006】かかる便器にあっては、詰まり検知手段に
よって詰まりが検知されるので、何度もフラッシュ操作
すること等による鉢部からの溢れを防止することができ
る。詰まり検知手段により、詰まりが検知された場合に
は、単に警報を発するだけでもよいが、便器洗浄水の供
給を強制的に停止するよう構成するのが好ましい。
【0007】詰まりを検知するには、鉢部内の水位を検
知し、この水位に基づいて詰まりの有無を判定するのが
簡便である。水位検知手段としては超音波センサや光学
センサなど各種のものを用いることができる。
【0008】本発明では、便器は洋風便器であり、該洋
風便器の鉢部にせり出すように便座ボックス又はロータ
ンクカバーが設けられており、この便座ボックス又はロ
ータンクカバーの鉢部へせり出した部分に詰まり検知手
段が設けられていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1は実施の形態に係る便器の斜視
図、図2はこの便器の断面図、図3はこの便器の回路ブ
ロック図である。なお、図1ではロータンク内を透視し
て示している。
【0010】洋風便器10の後部上面にロータンク12
が設置されている。このロータンク12内へは止水栓1
4、サプライ管16及びボールタップ18を介して水が
供給される。ロータンクの底部の放水口の弁シート部2
1には弁20が着座している。ロータンク12に取り付
けられた洗浄ハンドル22を回すと、玉鎖24を介して
該弁20が引き上げられ、ロータンク内の水が洋風便器
10の便鉢へ放出される。洗浄ハンドル22から手を離
すと、弁シート部21に弁20が着座し、ロータンク1
2内に水が再び貯留される。なお、ロータンク12内の
水位が低下すると、ボールタップ18に連結された浮玉
26が下方移動し、ボールタップ18が開栓し、ロータ
ンク12内にボールタップ18から注水される。
【0011】なお、この実施の形態にあっては、弁20
は水よりも比重が大きなものであり、洗浄ハンドル22
を回し上げた状態を維持することによりロータンクに内
から水が放出され、ハンドル22から手を離すと弁20
が下降し、弁シート部21に着座する。
【0012】この実施の形態にあっては、洗浄ハンドル
22の回動軸を回転駆動させるための電動装置34が設
けられており、便器洗浄用スイッチを操作すると、モー
タによりハンドル回動軸が回転し、弁20が引き上げら
れる。電動装置34とハンドル回動軸との間にはクラッ
チ(図示略)が設けられており、ハンドル22を手動操
作するときの回動軸の回転は電動装置34へは伝達しな
いよう構成されている。
【0013】前記ボールタップ18からはホース28が
分岐しており、このホース28により手洗吐水器30へ
給水される。
【0014】ロータンク12の上面部は、着脱自在な手
洗鉢32となっており、この手洗鉢32から該手洗吐水
器30が立設されている。
【0015】洗浄ハンドル22又は電動装置34によっ
て弁20を引き上げ、ロータンク内の水を便鉢に放出さ
せることによりボールタップ18が開栓すると、手洗吐
水器30から吐水が開始し、ボールタップ18が閉栓す
ると手洗吐水器30から吐水が停止する。手洗吐水器3
0から吐水している間に手を洗うことができる。
【0016】手洗鉢32の底部には排水口(図示略)が
設けられており、手洗鉢32内に落下した水はこの排水
口からロータンク内に落下する。
【0017】ロータンク12の手面側の洋風便器1の上
面に便座ボックス40が設置されている。この便座ボッ
クス40は、洋風便器10の便鉢の後部上面に設置され
る本体42と、本体42から張り出す張出部44とを有
し、この張出部44の上面にスイッチパネル(銘板)が
設けられている。なお、このスイッチパネルを省略し、
(又はスイッチパネルと共に)リモコンが設けられるこ
ともある。
【0018】便座ボックス本体42には、臀部洗浄ノズ
ル、温水温風乾燥ファン(図示略)等が設けられてい
る。また、この本体42には、便座46、便蓋48が上
下方向に回動可能に取り付けられている。
【0019】張出部上面のスイッチパネルや、リモコン
(いずれも図示略)、便器洗浄用スイッチ50(図3)
のほか、図示はしないが肛門洗浄(シャワー洗浄)、ビ
デ洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップス
イッチ、肛門洗浄用操作スイッチ、ビデ洗浄用操作スイ
ッチ、温風を吹出させるドライスイッチ、洗浄の広がり
を調整するためのワイド洗浄入/切スイッチ、洗浄位置
前進スイッチ、その後退スイッチ、便座の温度を調節す
るための便座温度調節スイッチ、洗浄強さを調節するダ
イヤル、シャワー等の水温を調節する温水温度調節スイ
ッチ等が配置されている。
【0020】図2の通り、便座ボックス本体42の前縁
は、洋風便器12の鉢部52に若干せり出している。こ
のせり出した部分の下面に鉢部52内の水位を検知する
ための水位センサ54が設けられている。この水位セン
サ54としては鉢部52の水面に向けて超音波を出力
し、反射した超音波を受信して水面までの距離を求める
超音波測距センサが好適であるが、光学センサであって
もよく、フロート式のものであってもよい。
【0021】この水位センサ54の検知水位信号は、便
座ボックス本体42内の制御回路56に入力されてい
る。
【0022】この制御回路56には前記洗浄スイッチ5
0の信号も入力されており、この制御回路56によって
電動装置34が制御される。この制御回路56は警報器
(例えばブザー、ベル、電子音発生器、音声発生器、発
光器、発拡器など)58の作動も制御する。
【0023】鉢部52の底部はトラップ部60を介して
排水管62に連通している。
【0024】このトラップ部60又は排水管62よりな
る排水系に詰まりが生じると、ロータンク12から鉢部
52に給水された際に鉢部52内の水位が異常に上昇す
る。この鉢部52内の水位が規定の上限水位を超えたと
きには、制御回路56は警報器58を作動させると共
に、放水が電動装置34によって行われているときに
は、該電動装置34を閉弁作動させる。
【0025】警報器58の警報に接した便器使用者は、
ハンドル22から手を離し、弁20が閉弁する。
【0026】このようにして、鉢部52内の水位が過度
に上昇したときには鉢部52へのそれ以上の給水が停止
され、鉢部52からの溢れ出しが防止される。
【0027】なお、ボールタップ18やサプライ管16
あるいは止水栓18に電動式あるいは電磁式の駆動弁を
設け、鉢部52内の水位が規定水位以上に達したときに
該駆動弁を閉弁させるようにしてもよい。
【0028】また、ビルやマンション等のトイレにあっ
ては、制御回路56を通信回線によって管理室と接続
し、排水系に詰まりが生じたことが検知された場合に該
管理室に通報するようにしてもよい。
【0029】上記実施の形態の形態では便座ボックスに
水位センサ54が設けられているが、ロータンクカバー
を備えた便器にも本発明を適用できる。
【0030】図4は、ロータンクを覆うロータンクカバ
ーを備えたコンソール型洋風便器の斜視図であり、洋風
便器70の後部上面にロータンクカバー72が設置さ
れ、このロータンクカバー72内にロータンク(図面を
明瞭にするために図示略)が設置されている。図1のロ
ータンク12と同様に、このロータンクカバー72内の
ロータンク内へは止水栓14サプライ管16及びボール
タップ18を介して水が供給される。ロータンクの底部
の放水口の弁シート部21には弁20が着座している。
ロータンク12に取り付けられた洗浄ハンドル22を又
は電動装置34により、玉鎖24を介して該弁20が引
き上げられ、ロータンク内の水が洋風便器70の鉢部へ
放出される。
【0031】ロータンクカバー72の上面部は、着脱自
在な手洗鉢74となっており、この手洗鉢74から該手
洗吐水器76が立設されている。
【0032】ロータンクカバー72の前面側に便座66
と便蓋68とが上下方向回動可能に取り付けられてい
る。このロータンクカバー72の前縁が洋風便器70の
鉢部にせり出しており、このせり出した部分に水位セン
サ(図4では図示略)が設置される。この図4の洋風便
器においても、鉢部からの溢れ出しが確実に防止され
る。
【0033】上記実施の形態は洋風便器に関するもので
あるが、本発明は和風便器にも適用できる。ただし、便
座ボックス又はロータンクカバーを備えた洋風便器に本
発明を適用するのが好適である。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると排水系の詰
まりによる鉢部からの水の溢れ出しを確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る便器の斜視図である。
【図2】実施の形態に係る便器の断面図である。
【図3】実施の形態に係る便器の回路ブロック図であ
る。
【図4】別の実施の形態に係る洋風便器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,70 洋風便器 12 ロータンク 18 ボールタップ 20 弁 21 弁シート部 22 洗浄ハンドル 34 電動装置 40 便座ボックス 42 便座ボックス本体 52 鉢部 54 水位センサ 56 制御回路 58 警報器 60 トラップ部 62 排水管 70 洋風便器 72 ロータンクカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我部 伸雄 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 四方田 毅史 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 田中 伸幸 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 深谷 裕康 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹内 信介 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 井上 周一 愛知県常滑市新田町3−77 STARハイ ツ88 305号 Fターム(参考) 2D039 AA02 DB05 FC00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水系に連なる鉢部を有する便器におい
    て、該排水系の詰まりを検知する詰まり検知手段を備え
    たことを特徴とする便器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、詰まり検知手段は、
    該鉢部内の水位により詰まりを検知するものであること
    を特徴とする便器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該便器は洋風
    便器であり、該洋風便器の鉢部にせり出すように便座ボ
    ックス又はロータンクカバーが設けられており、この便
    座ボックス又はロータンクカバーの鉢部へせり出した部
    分に詰まり検知手段が設けられていることを特徴とする
    便器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、詰まりが検知された場合に便器洗浄水の供給を停止
    する手段を備えたことを特徴とする便器。
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