JPH0564169B2 - - Google Patents

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JPH0564169B2
JPH0564169B2 JP58502975A JP50297583A JPH0564169B2 JP H0564169 B2 JPH0564169 B2 JP H0564169B2 JP 58502975 A JP58502975 A JP 58502975A JP 50297583 A JP50297583 A JP 50297583A JP H0564169 B2 JPH0564169 B2 JP H0564169B2
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pigment
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Jooji Emu Kaan
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Publication of JPH0564169B2 publication Critical patent/JPH0564169B2/ja
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/38Paints containing free metal not provided for above in groups C09D5/00 - C09D5/36
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/20Compounding polymers with additives, e.g. colouring
    • C08J3/22Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques
    • C08J3/226Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques using a polymer as a carrier
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Description

請求の範囲 1 改善された貯蔵寿命を有し、取扱いが容易
で、フイルム及び塗膜に使用される均一濃厚物を
形成するのに特に適する、被覆物で覆われた金属
粒子からなる易流動性粒状物質であつて、 (イ) 前記金属は、アルミニウム、真鍮、青銅、
銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、並びに金或
いはそれらの合金よりなる群から選択され、 (ロ) 前記被覆物は、(1)テルペン−フエノール樹脂
と(2)ポリエチレン樹脂、鉱油、及び/又は可塑
剤との混合物を含む、 ことを特徴とする易流動性粒状物質。 2 金属が少なくとも20重量%存在する、請求の
範囲第1項に記載の易流動性粒状物質。 3 金属がアルミニウムである、請求の範囲第1
項に記載の易流動性粒状物質。 4 金属がアルミニウムフレークであり、テルペ
ン−フエノール樹脂が100〜180℃の範囲の軟化点
及び400〜1400の範囲の分子量を有し、被覆物が
90〜130℃の範囲の軟化点及び2000〜15000の範囲
の分子量を有する低密度ポリエチレンを含む、請
求の範囲第1項に記載の易流動性粒状物質。 5 アルミニウムが80重量%、テルペン−フエノ
ール樹脂が5〜7重量%、ポリエチレン樹脂が13
〜15重量%存在する、請求の範囲第1項に記載の
易流動性粒状物質。 6 ペレツトの形態である、請求の範囲第5項に
記載の易流動性粒状物質。 7 可塑剤が、ジオクチルフタレート、p−t−
ブチルフエニルジフエニルホスフエート、及びジ
イソデシルフタレートから成る群から選択され
る、請求の範囲第1項に記載の易流動性粒状物
質。 8 実質的に均一に分散している金属を少なくと
も0.2重量%含み、均一な金属光沢、サテン調外
観、及び高反射率を有し、目視可能な程度のしみ
や凝集塊を有していない、金属含有樹脂フイルム
又は支持体上に形成された金属含有樹脂被膜にお
いて使用するのに適する顔料であつて、被覆物で
覆われた金属粒子からなる易流動性粒状物質であ
つて、 (イ) 前記金属は、アルミニウム、真鍮、青銅、
銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、並びに金或
いはそれらの合金よりなる群から選択され、 (ロ) 前記被覆物は、(1)テルペン−フエノール樹
脂、(2)ポリエチレン樹脂、鉱油、及び/又は可
塑剤、及び(3)脂肪酸潤滑剤の混合物を含む、易
流動性粒状物質から成ることを特徴とする、顔
料。 9 改善された貯蔵寿命を有し、取扱いが容易
で、フイルム及び塗膜に使用される均一濃厚物を
形成するのに特に適する、被覆物で覆われた金属
粒子からなる易流動性粒状物質の製造方法であつ
て、 (1) テルペン−フエノール樹脂と(2)ポリエチレン
樹脂、鉱油、及び/又は可塑剤との混合物から
成る樹脂混合物を、アルミニウム、真鍮、青
銅、銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、並びに
金或いはそれらの合金よりなる群から選択され
る微粉砕金属粒子と接触させること、 得られた混合物を樹脂混合物の融点より高い温
度にまで加熱すること、及び 金属粒子を樹脂混合物で被覆すること、 を含む、製造方法。 背景技術 本発明は、一般には、有機、好ましくは無機顔
料濃厚物の分野に関し、より詳細には、新規なペ
レツト化金属顔料製品に関する。 本発明はまた、均一な外観を示すことに最も特
色を有する金属顔料入り熱可塑性フイルム−これ
らのフイルムは、金属と樹脂よりなり、肉眼又は
顕微鏡でみた場合、しみや凝集塊を実際上有しな
いどころをむしろ均一な金属光沢を有し、サテン
調の外観及び高反射率を持つている−をも包含す
る。これらのフイルムは、前述の性質のすべて並
びに更に以下に述べる他の性質を有するにもかか
わらず、普通少なくとも3.3℃(38〓)で比較的
長時間熱処理した金属樹脂濃厚物から製造され
る。今迄は、樹脂と金属顔料との混合物から作ら
れるかゝるフイルム、特に金属含有フイルムは、
前述の有利な諸性質を合せ持つていなかつた。本
発明の予期し得なかつた点は、普通当業者が、金
属樹脂濃厚物の外観から、その濃厚物から作るフ
イルムの最終品質を予期することができなかつた
点である。事実、本発明の教示がない場合は、金
属樹脂濃厚物が安定にみえても、それを放置させ
たり及び/又は熱処理に付すと、劣化を起し、或
いはその濃厚物から作つたフイルムは、凝集塊や
劣化を生じたり、産業上の利用において必要な均
一性を欠いた。本発明の顔料から作つたフイルム
は、柔軟性を有しかつ薄い〔厚さが約0.025〜約
0.05/mm(約1ミル乃至約2ミル)〕ので各種基
体(例えば金属、プラスチツクなど)上への塗布
物と云うような物理的形状をとることもできる
し、或いは、フイルム以外の物理的形状を有する
こともできる。 本発明はまた、色々の濃度で金属を含有する金
属−樹脂濃厚物各種の製造法に関する。 本発明の他の実施態様は、以下の記述において
説明する。 金属色を与える成分として最もよく用いられる
金属粒子は、アルミニウム粉末(長球状)、より
好ましくはアルミニウムのフレークである。本発
明においては、アルミニウムのフレークを用いて
説明を行なう。しかし、本発明は金属色調濃厚物
に用いるあらゆる金属粒子に適用でき、それら金
属粒子の使用を考慮するものである。と理解すべ
きである。アルミニウムは単に例として示したに
すぎず、本発明を限定するものではない。 現在アルミニウムフレーク製品の販売は普通、
アルミニウム顔料と云う形一この形は、或る表面
又は基体上へのフイルムの塗工や、支持体を用い
ないフイルムそのものの製造に適している−で行
なわれている。使用目的に適した各種着色剤をこ
れらアルミニウム顔料に添加することができる。
アルミニウム顔料の一つの形として、普通アルミ
ニウムフレークと液体塗料(この塗料は殆んどの
場合、可塑剤か鉱油である)との混合物がある。
顔料中のアルミニウムフレークの含量は、普通大
略30〜80重量%であり、残りが液体塗料(どのタ
イプが用いられても)である。このものは、従来
より包装され普通湿潤粉末又はペーストとして販
売されている。 かゝる製品の代表例として、325メツシユ級フ
レークを用いて作つた顔料がある。これらフレー
クは適当塗料又は可塑剤の中に納められており、
ダスト、汚染、火災の危険が最小に抑えられてい
る。一番よく使われる可塑剤及び塗料の例とし
て、ジオクチルフタレート、p−t−ブチルフエ
ニルジフエニルホスフエート、鉱油並びにジイソ
デシルフタレートがある。これらは、顔料中に約
20〜60重量%存在する。これらの顔料は、湿潤粉
末又はペーストの稠度を有する。これら顔料は組
成物中に用いられ、色々の機能(例えば、外観、
より大きな耐久性、耐湿性、耐熱性、絶縁性、或
いは単に経済的被覆)を有する金属性仕上げ剤を
提供する。これら顔料を各種ペイント仕上げ剤、
例えば、熱硬化性仕上げ剤(アクリル系であつて
もよい)中に用いることも考えられる。これら仕
上げ剤は、特に、自動車用外部仕上げのみなら
ず、金属性仕上げが所望される如何なる場所にも
用いられる。また前記顔料は、印刷インキ、プラ
スチツク、保護用外部ペイント、並びに、より一
般にはガス又は反射光に対する遮断材として働く
内張り及び塗布物中にも、用いることができる。
このようなアルミニウム顔料は、シルバーライ
ン・マニユフアクチヤリング・カンパニー
(Silverline Msnufacturing Co.,Inc.,
Lansford,Pennsylvania,U.S.A.)が市販する
シルベツクス(SILVEX)製品として入手でき
る。これらの顔料は、銀色の湿潤粉末又はペース
としての稠度及び物理的外観を有する。 このような湿潤粉末はよく知られており、最終
用途に用いた場合満足なものであることが一般に
証明されている。しかし、この湿潤粉末は、使用
中に固有の問題を色色と生じる。例えば、使用後
の装置の洗浄がむつかしく、材料の損失を招く。
また、或る種の用途においては、顔料中に用いる
液体塗料材が最終製品中で異物となる場合があ
り、従つてこの場合、その塗料材は適切な処理を
加える必要がある。現在市販の液体塗料はまた、
カラー濃厚物の製造中に工程上の問題を起すこと
も知られている。 上述の諸問題の故に、液体塗料を含まないアル
ミニウム・フレークを用意し、液体塗料がもたら
す加工上及び洗浄の問題を除去することが、業界
において望ましいことと思われる。この液体塗料
を除く試みが当業者によりなされて来たが、得ら
れるアルミニウム粉末は乾燥していて粉体である
故に、表面積が大きく空気中の酸素に触れること
のために、取扱中並びに使用中爆発の危険が現実
に存在していた。 アルミニウムのカラー濃厚物を、アルミニウム
フレーク顔料のような形の金属含量が大略25重量
%をこすように樹脂結合剤中に配合するような場
合、この配合製品は、充分に判明しない理由によ
り貯ぞう寿命に限度があつた。従つて、この配合
濃厚物は、意識して迅速に用いる必要があつた。 顔料分を10〜50重量%含有するアルミニウムフ
レーク顔料濃厚物は、単一顔料品又は複数顔料品
の形で以前より長年市販されている。それ以上の
顔料分を含有する濃厚物も、開示されてはいるが
使用されてはいないようである。初期の濃厚物
は、一般に顔料の含有量が低かつた。最近では、
無機顔料を80重量%含有するものが製造されてい
る。しかし、一般には、単一顔料濃厚物は普通、
無機顔料なら大略50重量%、有機顔料なら25重量
%を含有していた。従来技術による色合せ濃厚物
は普通、複数の顔料を組合せて使用し、それら顔
料を約5〜50重量%含有していたと思われる。 乾燥アルミニウムフレーク又は粉末並びに他の
金属粉末に固有の爆発の危険を少なくする目的
で、樹脂と金属粉末又はアルミニウムフレークと
の各種混合物が、当業者によりペレツト化されて
きた。この方法では、空中に浮遊しないよう従つ
て爆発の危険がないように、大きな粒度が用いら
れた。カラー濃厚物のペレツト製造に通常用いた
技術は、5〜50重量%の顔料を適当な樹脂と混合
するものであつた。ついで混合物を強力な混合装
置に入れ、充分混合し、フレークの凝集塊を破壊
した。すなわち、個々の顔料粒子を分断し、強い
起電結合(electromotive bonds)でこれらの顔
料粒子がくつつき合うのを防止した。顔料が溶融
ポリマーと接触下にある時に顔料粒子間の起電結
合をたち切ると、粒子同志は前記プラスチツク
(ポリマー)により分断された状態にとどまる。
一般に、顔料粒子間の結合のたち切り方が上手な
程、最終顔料濃厚物中の凝集塊は少なくなる。適
当な加熱の後、溶融濃厚物はストランドとして抽
出され、このストランドは従来法によりペレタイ
ザーにより円筒状に切られ、かくして普通大略
3.2mm×3.2mmの大きさのペレツトを得た。 しかし、過去の当業者は、かゝる製品の貯ぞう
寿命に関し色々な問題にぶつかつた。低密度ポリ
エチレンと、鉱油及び高含量のアルミニウムを含
む顔料とで配合された濃厚物のペレツトは、使用
の場所で、低密度ポリエチレンにより更に稀釈さ
れ、アルミニウムを1〜2%含有する混合物とす
るのが普通であつた。この組成物の場合、薄膜に
抽出して金属表面に貼つたり他の用途に用いた
り、或いはフイルムそのものとして用いるのに、
前記混合物は適していた。しかし、抽出した薄膜
は、使用した場合、品質が全面的に満足できるも
のでなく、顔料の凝集化が起ることが多々あつ
た。アルミニウムフレークをフイルム中に均一に
分散させることができなかつた。濃厚物、ペレツ
ト共満足にみえても、ペレツトから作つたフイル
ムは必要な品質レベルに達しなかつた。従つて、
濃厚物及びペレツトの外観からだけでは、フイル
ムの品質を予知することができなかつた。 より具体的には、前記の短かい貯ぞう寿命は
「劣化」によるものであつた。すなわち、濃厚物
から作つたフイルムは、樹脂及び/又は金属粒子
の凝集を起し、不均一な膜となつた。これは濃厚
物が満足すべき外観を有している場合でも起つ
た。濃厚物又はペレツトから作つ不満足なフイル
ムを光源に当てると、光はフイルムを通過した
が、通過の度合にはフイルムの場所により異なつ
た。すなわち、フイルムは透明性又は不透明性に
おいて不均一であつた。対照的に、本発明のフイ
ルムは事実上不均一な不透明性を有し、特に金属
含量が多く、金属粒子が事実上連続している場合
には、光は事実上通過しない。本発明のこのフイ
ルムを基体上に用いる場合は当然、基体はみえな
い。金属含量が低い場合は、金属粒子が均一に分
布しているので、光はフイルム中を均一に通過す
る。この場合そのフイルムを基体上に用いると、
基体はフイルムを通して均一にみえる。従つて、
短かい貯蔵寿命の従来型濃厚物に比べ、本発明の
濃厚物はその欠点を有さない。 従来技術を調べた所、以下の米国特許が存在し
た。デバニー(Devaney)らによる米国特許第
2947646号「金属コロイドを含有するプラスチツ
ク分散物」、オルシノ(Orsino)らによる米国特
許第3300329号「金属−ポリオレフイン組成物並
びにその製造法」、ブランドル(Brandle)らに
よる米国特許第3354115号「複数の添加剤を含有
する1−オレフインポリマー分散物」、サウンダ
ース(Saunders)らによる米国特許第3491056
「金属−ポリマー組成物」、カメロン(Camelon)
らによる米国特許第3932320号「金属粒子を含
有する粉末ペンキ」、カメロン(Camelon)らに
よる米国特許第3932347号「金属粒子を含有す
る粉末ペンキ」、カメロン(Camelon)らによる
米国特許第3932348号「アルミニウムフレークを
テトラアルキルアンモニウムハライド含有の熱硬
化性物質のカプセルに入れた粉末ペンキ」カメロ
ン(Camelon)らによる米国特許第3932349号
「アルミニウム・フレークをカプセルに入れた
熱硬化性粉末ペンキ」、ロールス(Rolles)らに
よる米国特許第4003873号「金属顔料入りプラス
チツク粉末及びその製造法」、コーク(Cork)ら
による米国特許第4009146号「金属表面をアルミ
ニウム化する方法及び混合物」、ロバートソン
(Robertson)らによる米国特許第4015999号「顔
料組成物」、小林らによる米国特許第4115338号
「金属調の塗料組成物」、ピーボデイ(Peabody)
による米国特許第4116924号「顔料濃厚物」、グジ
(Guji)らによる米国特許第4127422号「水分散性
を有する乾燥顔料組成物」、ピーボデイ
(Peabody)による米国特許第4168180号「顔料濃
厚物」、ベル(Bell)による米国特許第4292087号
「非リーフイング型アルミニウム・フレーク顔料
入り塗料」。これら特許のいづれにも、本発明で
説明する、ポリマー組成物中に金属フレークが存
在する製品、使用が容易かつ安全であり、貯蔵寿
命が長く、より重要なこととして、事実上均一
(外観が凝集のない)なフイルム又は塗布物にす
るのに適しており、耐熱性の中間濃厚物から作り
得る製品は、開示されていない。 従つて、本発明の目的は、顔料を安定な状態、
すなわち、凝集が起らない状態で供給し得る製
品、従つて貯蔵寿命の長い製品を提供することに
ある。 本発明の他の目的は、爆発の危険が最小或いは
全くない安全な形で顔料を供給し得る製品を提供
することにある。 本発明の他の目的は、カラー濃厚物の製造中に
工程上に問題を起すことなく、容易かつ清浄に使
用し得る状態で顔料を供給できる製品を提供する
ことにある。 本発明の他の目的は、濃厚物を安定な状態、す
なわち、凝集を起さず、長い貯蔵寿命を有し、高
温で長期間安定であるような状態で提供すること
にある。 本発明の他の目的は、これら濃厚物から作つ
た、より優れた品質のフイルムを提供することに
ある。 凝集問題の原因をつきとめる目的で、次のテス
トを考案した。このテストにより、当業者は本発
明の製品と従来製品とを見分けることができる。
このテストは更に、本発明品の使用可否の判定に
も用いた。 アルミニウムを高濃度に含むアルミニウムフレ
ーク顔料と低密度ポリエチレン樹脂とを40%(顔
料):60%(樹脂)の比率で以下の方法で混ぜ、
濃厚物を得た。低密度ポリエチレン樹脂を218℃
でミキサーに充填し、撹拌を続け乍ら溶融した。
樹脂が溶融した所でアルミニウムフレーク顔料を
ゆつくり加え、大略7分間混合を続け、アルミニ
ウム顔料を溶融樹脂中に完全に分散させた。溶融
混合物の少量試料を空冷し、ついで小さな立方体
に切断した。 これらの小さな立方体から以下の方法でフイル
ムを作つた。濃厚物(立方体)0.2gと低密度ポ
リエチレン樹脂3.0gとの混合物を、試験室型油
圧プレスの加熱プラテン(platten)2枚の間に
置き、プラテンを177℃に加熱した。この温度で
混合物は溶融した。ついで混合物を圧縮して薄い
フイルムとした。フイルムをフレスよりとり出
し、冷却した。生成したフイルムを巻いたりたゝ
んだりして小球とし、この小球を再び加熱、加圧
に付しフイルムにした。このステツプを6回繰返
し、濃厚物をフイルム中で完全に分散させた。こ
の工程により、満足できる品質のフイルムを得
た。 長期貯蔵期間を模擬するために、濃厚物をスク
リーニングするための促進選別貯蔵寿命試験とし
て以下のオーブン試験を用い、その濃厚物の使用
適否を決定した。この試験は、満足できる結果を
与える濃厚物を見分け得るので、特に価値があ
る。 普通程度に満足できる品質の濃厚物を幾つかに
分けて、オーブン中で96℃で加熱試験に付した。
特定の時間間隔の中でサンプリングを行なつた。
採取試料をフイルム級低密度ポリエチレン樹脂を
用いて20部(樹脂):1部(濃厚物)の比率で稀
釈し、前述の操作法によりフイルムを作つた。得
られたフイルムは品質の劣るものであつた。或る
種類の熱関連問題が明らかに生じ、それがフレー
クの凝集を起したことが判明した。 「良好」な品質の濃厚物をオーブン中に96℃で
24時間置いた所、それから得られるフイルムの品
質は、必らず総じて劣ることが判明した。「良好」
な濃厚物を同じ条件に更に長期間、例えば、3か
月置くと、多分ポリマーの架橋により、その濃厚
物はフイルム作製段階で溶融しなくなつた。 凝集の防止目的で、各種の溶融剤及び接着促進
剤を試してみたが、殆んど或いは全く成功しなか
つた。最後に、ポリエチレンワツクスとテルペン
−フエノール樹脂の組合せを含む樹脂相を用いて
配合した製品を実験して、大巾な改良が得られ
た。 勿論、他の条件の試験、すなわち、時間を短縮
し温度を高めた試験、或いは逆に時間を長くし温
度を下げた試験も同じような結果を与え「良好」
な濃厚物と「不良」な濃厚物の見分けを行ない得
るものと思われる。96℃におけるオーブン試験に
よる安定度が24時間より短かい濃厚物を用いた製
品も本発明の範ちゆうに入ると考えるのは、当業
者にとり明らかなことである。 発明を実施するための好ましい形態 本発明は、一般には金属樹脂ペレツトの分野に
関し、より詳細には、それから作つたフイルム中
で金属フレークの凝集を起さない新規な粒状物質
に関する。 凝集や他の不安定さの心配なしに長期の貯ぞう
寿命を有し、それを用いて従来より優れた品質の
フイルムを作り得る顔料濃厚物を提供する粒状物
質が、本発明により見出された。顔料又は顔料濃
厚物にもろい分散性樹脂を添加すると、上述した
有利な諸性質が得られることが、本発明に従つて
見出された。本発明の生成物は、もろい分散性樹
脂と炭化水素樹脂との混合物から成る被覆物で粒
子が被覆されている形態の易流動性の粒状物質を
含む。本発明の一つの形態においては、鉱油も存
在し得る。本発明の他の形態においては、可塑剤
(ジオクチルフタレート、p−t−ブチルフエニ
ルジフエニルホスフエート、ジイソデシルフタレ
ートなど)も存在し得る。 従つて、本発明は、改善された貯蔵寿命を有
し、取扱いが容易で、フイルム及び塗膜に使用さ
れる均一濃厚物を形成するのに特に適する、被覆
物で覆われた金属粒子からなる易流動性粒状物質
であつて、 (イ) 前記金属は、アルミニウム、真鍮、青銅、
銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、並びに金或
いはそれらの合金よりなる群から選択され、 (ロ) 前記被覆物は、(1)テルペン−フエノール樹脂
と(2)ポリエチレン樹脂、鉱油、及び/又は可塑
剤との混合物を含む、 ことを特徴とする易流動性粒状物質に関する。 本発明によれば、広範囲の種類の金属の粒子を
用い得る。金属粒子添加製品の性質は当然、金属
粒子並びに前記製品の用途により左右される。用
い得る金属粒子には、周期律表第−B族、第
−A族、第族、第−B族、第族金属の粒子
がある。また、これら金属の物理的混合物又は合
金も用い得る。これら金属の例として、アルミニ
ウム、青銅、真鍮、クロム、銅、金、鉄、鉛、モ
リブデン、ニツケル、錫、チタン、亜鉛などがあ
る。 組成物に用いる金属粒子の形状は、スケール
状、繊維状、棒状、針状、小板状、粒状、球状の
何れでもよい。フイルム又は塗布物に持たせる所
望金属調外観に従つて、適当な形状を選ぶことが
できる。平坦なフレーク並びに球状粉末が特に望
ましい。用いる粒子の形状は、粒子組成物製品か
ら作るフイルム又は塗布物の最終用途(例えば、
装飾用又は保護用塗料、自動車用仕上げ剤、イン
キ、かばんなど)により決まる。 本発明で用いるもろい又は容易に破砕する又は
微砕化分散性樹脂とは、環球式軟化点が約70〜約
195℃、好ましくは約100〜約180℃であり、分子
量が普通約350〜約2000、好ましくは約400〜1400
の範囲にある熱可塑性合成炭化水素ポリマーであ
る。これらの性質を有する炭化水素樹脂の種類に
は、各種テルペン−フエノール樹脂がある。これ
らテルペン−フエノール樹脂を得るには、各種テ
ルペン(ジペンテン、ピネン、リモネン、各種テ
ルペンチン留分など)を、フエノール〔フエノー
ル、クレゾール、アルキル化フエノール(例え
ば、n−ブチルフエノール、tert−ブチルフエノ
ール、プロピルフエノール)など〕と、触媒(硫
酸、スルホン酸、塩化アルミニウム、三弗化硼
素、三弗化硼素とエーテル、酸、アルコール、又
はフエノールとの分子間化合物など)の存在下で
縮合させる。 これらテルペン−フエノール重合物の役割はま
だ充分には判つていないが、これらを使つて得ら
れる金属−重合物濃厚物並びにこの濃厚物から作
られるフイルム又は塗布物は、顔料の凝集を防止
し、最終製品の分散性及び寿命を改善する。これ
ら重合物は、熱可塑性樹脂系中の顔料特に金属フ
レークの凝集を防止する。樹脂を熱と圧力により
軟化させ変形することができる場合、その樹脂は
熱可塑性であると云われる。 本発明の炭化水素樹脂は、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、アクリルなどを含む
が、これらに限定されるものではない。勿論炭化
水素樹脂は、ハロゲン(塩素、弗素など)置換体
例えば、当業者に周知のハロゲン化炭化水素であ
つてもよい。炭化水素樹脂は高密度でも低密度で
もよい。本発明の好ましい炭化水素樹脂は、ポリ
エチレンである。本発明で用いるポリエチレン重
合体は、環球式軟化点が約70〜約155℃、好まし
くは約90〜約135℃であり、分子量が約1500〜約
24000、好ましくは約2000〜15000である低密度ポ
リエチレン重合体であることが好ましい。 上述の種類の樹脂の代表的なものに、テルペン
−フエノール樹脂として、ライチヨルド・ケミカ
ルズ・インク(Reichold Chemicals,Inc.)の
ニレツ(Nirez)樹脂やハーキユレス・インコー
ポレーテツド(Hercules Incorporated)のピコ
ライト(Piccolyte)樹脂の市販品があり、ポリ
エチレン樹脂として、イーストマン・ケミカル・
プロダクツ・インク(Eastman Chemical
Products,Inc.)のエポレン(Epolene)ワツク
スの市販品がある。 本発明において判明したことであるが、テルペ
ン−フエノール樹脂の存在しない樹脂組成物中の
金属フレークの濃度が或るレベルを越すと、その
組成物の安定性は不適当なものとなり、得られる
濃厚物は均一なフイルムや塗布物の製造には不適
当なものとなる。この現象は組成物の内容、特に
樹脂分の性質で左右されるものの、組成物の不安
定さが明らかになり始める金属濃度は、組成物に
対し約15重量%、多くの場合20重量%以上であ
る。 顔料全組成中のテルペン−フエノール樹脂の割
合は、好ましくは少なくとも約6重量%である。
本発明でやはり判明したこととして、約6重量%
より少ない量でも所望の性質を有利に付与する。
テルペン−フエノール樹脂の最小添加量は、濃厚
物に凝集抑止力を与え、後述の良好な品質のフイ
ルムを作り得る量である。その関係で、0.5〜1.5
重量%と云うような低含量でこれらの性質が得ら
れることが判つた。テルペン−フエノール樹脂の
含量が約2.5%だと、有益な結果が得られる。従
つて、テルペン−フエノール樹脂含量として、6
重量%より少ない量も本発明の考慮の中に入る
が、6重量%をこす量の場合程には有効でないよ
うである。技術的理由でなく経済的理由の故に、
テルペン−フエノール樹脂を或る範囲以上に用い
る理由はなさそうである。従つて、顔料中のテル
ペン−フエノール樹脂の最も好ましい上限は、約
40重量%である。 顔料の樹脂相がテルペン−フエノール樹脂で
100%占められる場合は、製品は粉化の問題を有
するので、普通知られている可塑剤、ポリエチレ
ン樹脂並びに/或いは鉱油と組合せる必要があ
る。非金属相の5〜80%がテルペン−フエノール
樹脂であるのが好ましい。 本発明の1つの実施様態においては、顔料は、
テルペンフエノール樹脂、鉱油、約20重量%を越
す金属フレークより成り、並びにステアリン酸や
他の脂肪酸のような各種潤滑剤、ジオクチルフタ
レートのような可塑剤又はブチル化ヒドロキシト
ルエンのような酸化防止剤も存在しうる。本発明
によれば、顔料全組成中のテルペン−フエノール
樹脂の割合は、好ましくは少なくとも約6重量%
であることを必要とする。たゞし、約6重量%よ
り少ない量でも有用であることが判明している。
0.5〜1.5重量%と云うような低含量、更には約2.5
重量%と云うような低含量でも有用な結果を示
す。従つて、テルペン−フエノール含量として、
6重量%より少ない量も本発明の考慮の中に入る
が、6重量%をこす量の場合程には有効でないよ
うである。 本発明の他の実施態様においては、特殊な顔料
が用いられ、これは或る種の条件下で特に興味の
あるものである。かゝる顔料は、事実上鉱油を含
まない(たゞし、前述の他の添加剤−潤滑剤、可
塑剤、酸化防止剤など−も含まないとは限らな
い)ので、見分けができる。鉱油を含まないこの
組成物は、好ましくは、金属フレーク、前述のテ
ルペン−フエノール樹脂並びにポリエチレンの混
合物を含有する。顔料組成物は、テルペン−フエ
ノール樹脂を最低量以上、すなわち、濃厚物の凝
集に対しより大きな抵抗力を示す最低量以上、具
体的には0.5重量%以上含有することができる。
テルペン−フエノール樹脂の上限は、前述の通
り、樹脂相の約80重量%である。顔料全組成に対
するテルペン−フエノール樹脂の好ましい割合
は、約5〜約40重量%である。 本発明の好ましい実施態様においては、金属フ
レーク、テルペン−フエノール樹脂及びポリエチ
レン樹脂を含む顔料の粉末が圧縮によりペレツト
に成形される。ペレツトの大きさは、粒子が容易
に空中に浮遊せず、従つて爆発の危険が最小に抑
えられるに充分な程度のものである。 本発明の他の実施態様においては、前述の顔料
をポリエチレン重合物で稀釈し、顔料濃厚物とす
る。この濃厚物の組成は、金属粒子、テルペン−
フエノール樹脂、ポリエチレン樹脂を含み、稀釈
をうける顔料の組成次第では更に鉱油も含みう
る。本発明のこの態様においては、濃厚物中の金
属フレークの割合は、少なくとも約20重量%であ
ることを要する。好ましくは、約20〜50重量%で
あるが、稀釈をうける顔料中の金属フレークの量
次第で約80重量%にも達し得る。濃厚物の全組成
中のテルペン−フエノール樹脂の割合は、好まし
くは少なくとも2重量%であることを要する。更
に判明していることとして、それより少ない量で
も所望の性質を有利に付与する。有効であると判
明しているテルペン−フエノール樹脂の最低量
は、約0.2〜0.6重量%である。前述の理由によ
り、最も好ましい上限は約40重量%である。 本発明の他の実施態様においては顔料の添加と
同時に、テルペン−フエノール樹脂もポリエチレ
ンに添加する。この場合、顔料はテルペン−フエ
ノール樹脂を含有する必要はない。その代り、濃
厚物の作製時にテルペン−フエノール樹脂が添加
される。好ましい添加範囲は約2〜5重量%であ
るが、前述した通り約0.2重量%程に低くてもよ
いし、約40重量%と高くてもよい。 本発明の好ましい実施態様においては、金属成
分がアルミニウムフレークである。 本発明の他の好ましい実施態様においては、金
属成分がアルミニウム粉末である。 本発明の他の好ましい実施態様においては、顔
料生成物が少なくとも70重量%のアルミニウムを
含有する。 本発明の他の好ましい実施態様においては、顔
料生成物が約80重量%のアルミニウムを含有す
る。 本発明の他の好ましい実施態様においては、顔
料生成物が、約80重量%のアルミニウムフレー
ク、約6重量%のテルペン−フエノール樹脂、並
びに約14重量%のポリエチレン樹脂を含有する。 本発明の他の好ましい実施態様においては、顔
料生成物が、約80重量%のアルミニウムフレー
ク、約4重量%のテルペン−フエノール樹脂、並
びに約16重量%のポリエチレン樹脂を含有する。 本発明の他の好ましい実施態様においては、濃
厚物組成物が、約2.5重量%のテルペン−フエノ
ール樹脂、約32重量%のアルミニウムフレーク、
並びに約65.5重量%のポリエチレン樹脂を含有す
る。 本発明の他の実施態様においては、好ましい組
成物が何れも圧縮によりペレツトに成形される。 組成物中の金属分(例えば、フレーク)の濃度
が80重量%より少ない場合も、本発明の範囲内に
包含される。金属含量が10重量%又は1〜2重量
%程にも低いことがあり得る。金属含量がこのよ
うに低い場合は、テルペン−フエノール樹脂とポ
リエチレン型樹脂が同時に存在することが好まし
い。金属は好ましくは、アルミニウム、真鍮、青
銅、銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、金、それ
らの合金よりなる群から選ばれる。 本発明は、改善された貯蔵寿命を有し、取扱い
が容易で、フイルム及び塗膜に使用される均一濃
厚物を形成するのに特に適する、被覆物で覆われ
た金属粒子からなる易流動性粒状物質の製造方法
であつて、 (1)テルペン−フエノール樹脂と(2)ポリエチレン
樹脂、鉱油、及び/又は可塑剤との混合物から成
る樹脂混合物を、アルミニウム、真鍮、青銅、
銅、鉄、鉛、ニツケル、錫、亜鉛、並びに金或い
はそれらの合金よりなる群から選択される微粉砕
金属粒子と接触させること、 得られた混合物を樹脂混合物の融点より高い温
度にまで加熱すること、及び 砕金属粒子を樹脂混合物で被覆すること、 を含む、製造方法にも関する。 本発明の性質をより充分に示すため、本発明の
一般手順及び実施例を以下に説明するが、これ
は、本発明の範囲を限定するものでないことを理
解すべきである。 アルミニウムフレークと潤滑剤(ステアリン酸
やオレイン酸のような)を含むアルミニウム顔料
を溶剤(ミネラルスピリツトのような)、及び2
種の樹脂と混合する。この混合物に充分量の溶
剤、(普通金属分に対し20〜30%)を加え、混合
物を湿潤させる。樹脂相の70%を占めるように、
変性ポリエチレンワツクスを加える。樹脂の残り
(30%)は、テルペン−フエノール樹脂よりなる。
当業者に周知のタイプの湿潤剤を約5%迄添加し
てもよい。好ましい湿潤剤としては、陰イオン
系、陽イオン系並びに非イオン系界面活性剤があ
る。 この混合物を樹脂の融点(約130℃)より高温
度に加熱する。これにより、溶剤は蒸発してなく
なる。加熱サイクルの間樹脂混合物の一部が溶剤
に溶解して、溶剤の蒸発につれて、いくらかの樹
脂混合物がアルミニウムフレーク上に沈着するよ
うにする。 溶剤が完全になくなつたら、混合物を室温に冷
却する。この時点で少量の鉱油(2%以下)又は
他の適当な物質を添加すれば、以後の取扱い中に
起り得る微粉煙発生の問題を低減することができ
る。冷却混合物を更にペレツトミルにかけること
もできる。この混合物は溶融段階を通らないかも
知れないが、ミルで圧縮し呼称寸法が3.2mm(1/8
インチ)×4.8mm(3/16インチ)のペレツトとする
ことができる。 各種組成のペレツトを同じ方法で作製する。こ
のようにして、例えば、表1に示す組成の各種ペ
レツトが作られる。
【表】 得られたペレツトは取扱いが容易である。アル
ミニウムフレークが空中に浮遊しないように、微
粒子を除去するか濃密化した。このペレツトは、
使用時危険を有する乾燥粉末或いは使用後の装置
の清浄に困難をともなう湿潤粉末より、好ましい
ものである。本発明の利点を以下の試験で示す。 加熱がもたらす望ましくない影響をさけ、工程
中の使用樹脂の熱劣化を防ぐために、325メツシ
ユ級のアルミニウムフレーク80重量%、鉱油20重
量%によりなるアルミニウム顔料を用いて、アル
ミニウム顔料濃厚物を配合した。この顔料を、軽
度に安定化した低密度ポリエチレン樹脂と、40%
(顔料):60%(ポリエチレン樹脂)の割合で混ぜ
た。かくして、32重量%のアルミニウムフレーク
を含む濃厚物を得た。樹脂の熱劣化を防止する目
的で、この混合物に、酸化防止剤として0.1%の
ブチル化ヒドロキシトルエンを添加した。この組
成物を加熱試験に付し、ついで前述した如く稀釈
した所、24時間の加熱後に作製したデイスプレイ
フイルムは、アルミニウムフイルム粒子の思わし
くない凝集物を含有する不合格品であつた。 他の試験において、類似の濃厚物を、市販の、
充分に安定化した低密度ポリエチレン樹脂から作
つた、やはり、アルミニウムが存在する場合の劣
化を防止するため、内部安定化を行なつた。24時
間の加熱後、この試料もやはり不合格となり、満
足なフイルムを提供しなかつた。 325メツシユ級のアルミニウムフレーク80重量
%、鉱油の代りにジオクチルフタレート(湿潤可
塑剤)20重量%を用いて、市販品としては満足な
濃厚物試料を作つた。この濃厚物を前述と同様の
低密度ポリエチレン樹脂60重量%と混ぜ、加熱し
た。これを稀釈し、フイルムにした所、やはり不
合格となりアルミニウムフレークが凝集した。 より大きなメツシユのアルミニウムフレークと
鉱油(湿潤可塑剤)との混合物を用いて、別の試
料を作つた。加熱、稀釈、フイルム化した所、不
合格であつた。 他の試験において、濃厚物の配合に用いる低密
度ポリエチレン樹脂を、配合前に24時間加熱し
た。配合の後、濃厚物を稀釈し、前記のフイルム
試験に付した所、劣化は見られなかつた。しか
し、濃厚物を加熱試験に付した所、その配合物か
ら作つたフイルムはやはり不合格となり、市販品
とするには不満足な品質であつた。 他の試験において、325メツシユ級アルミニウ
ムフレーク80重量%と鉱油20重量%とからなるア
ルミニウム顔料を、配合前に加熱した。低密度ポ
リエチレンとの配合の後、この濃厚物を稀釈し、
通常のフイルム試験に付した所劣化は見られなか
つた。しかし、濃厚物を加熱試験に付した場合、
薄膜の品質は同様に不満足なものであつた。鉱油
の代りにミネラルスピリツトを使つて試験を繰り
返してみたが、フイルムの品質はやはり不満足な
ものであつた。 他の一連の試験を行なつた。これらの場合は、
アルミニウムフレーク顔料を色々な点でかえてみ
た。作製した各組成は、加熱試験に対する抵抗性
において種々の改善を示した。すなわち、各種濃
厚物を24時間より長く(48時間迄、場合によつて
は120時間も)加熱しても、それらから作つたフ
イルムには凝集がほとんど或いは全く見られなか
つた。 325メツシユ級アルミニウムフイルム80重量%
と鉱油20重量%とを含有するアルミニウム顔料を
低密度ポリエチレン樹脂と配合し、顔料20%と低
密度ポリエチレン樹脂80%とを含有する濃厚物を
得た。稀釈度の高いこの濃厚物を加熱試験に付し
た。稀釈後に得たフイルムには改善がみられた
が、加熱時間を前述のように長くした場合は、結
果は満足すべきものでなかつた。 これ迄の325メツシユ級アルミニウムフレーク
でなく、より大きな、非リーフイング型アルミニ
ウムフレークを用いて、32%金属濃厚物を作り、
これを加熱試験に付した。この濃厚物をアルミニ
ウム含量が約2重量%になるように低密度ポリエ
チレン樹脂で稀釈した所、フイルムは僅かの改善
を示した。しかし、前述のように加熱時間を長く
した場合は、満足すべき結果は得られなかつた。 325メツシユ級アルミニウムフレークより目の
小さい非リーフイング型アルミニウムフレークを
用いて、32%金属濃厚物を作つた。このものを加
熱し、ついで低密度ポリエチレン樹脂を用いてア
ルミニウム含量が約2重量%になるように稀釈し
た所、加熱時間が24時間を越してもフイルムにい
くらかの改善がみられた。加熱時間が更に長くな
ると、結果は不満足なものであつた。 325メツシユ級アルミニウムフレークより目の
小さいリーフイング型アルミニウムフレークを用
いて、32%金属濃厚物を作つた。このものを加熱
し、ついで低密度ポリエチレン樹脂を用いてアル
ミニウム含量が2重量%になるように稀釈した。
得られたフイルムは、加熱時間が24時間を越して
もいくらかの改善を示した。加熱時間が更に長く
なると、不満足な結果であつた。 次に、アルミニウムフレークを大略10重量%含
有する市販の濃厚物を加熱に付し、ついで低密度
ポリエチレン樹脂80重量%と混合した。試験フイ
ルムには著しい改善がみられた。これは、顔料中
のアルミニウムフレークの重量%が低いことに起
因した。しかし、不利な点も色々ある。すなわ
ち、コスト、取扱性、並びに貯蔵性(このように
金属分の低い顔料を大規模に商業用に用いる目的
で貯蔵することは、金属分の高い顔料に比べ、品
質的に思わしくない)。 樹脂にステアリン酸を飽和させる目的で、アル
ミニウムフレーク80重量%、鉱油20重量%の顔料
から濃厚物を作つた。この濃厚物(アルミニウム
32重量%、鉱油8重量%、低密度ポリエチレン5
重量%)に、ステアリン酸5重量%を加えた。こ
のものを120時間加熱した後、稀釈して得たフイ
ルムはほゞ完全な凝集を示した。このことから、
濃厚物にステアリン酸を添加しようとする試み
は、濃厚物の組成上の理由により実用的でないこ
とが判明した。 次に、325メツシユ級アルミニウムフレーク大
略79重量%、低密度ポリエチレン14.7重量%、テ
ルペン−フエノール樹脂6.3重量%を含有する顔
料から濃厚物を作つた。加熱、ついで低密度ポリ
エチレン樹脂による稀釈を行なつた所、フイルム
は大きな改善を示した。 次いで、前述のテルペン−フエノール樹脂の効
果をはかる目的で、325メツシユ級アルミニウム
フレーク32重量%、鉱油8重量%、低密度ポリエ
チレン樹脂56.4重量%、テルペン−フエノール樹
脂3.6重量%を含有する試料を作つた。この試料
を前述の操作法に従つて加熱に付し、オーブンに
1年間放置後、低密度ポリエチレン樹脂を用いて
アルミニウム濃度が約2重量%になるように稀釈
し、ついでフイルム試験に付した所、フイルムは
凝集を起さなかつた。 テルペン−フエノール樹脂の濃度効果を求める
ため、以下の一連の試料を作つた。
【表】 試験番号1,2,3,4の濃厚物を低密度ポリ
エチレン樹脂60重量%とまぜた。これらの配合物
を前述の操作法に従い加熱に付した。各配合物中
のテルペン−フエノール樹脂の実際の%並びに加
熱試験における不合格点を以下に示す。
【表】 合格にならず
上記試験結果から、顔料に加えた潤滑剤(ステ
アリン酸又はオレイン酸のような)は吸収され、
従つてアルミニウムフレークは非保護となるもの
と思われる。潤滑剤の吸収は高温で加速されるよ
うであり、従つて非保護フレークは、40%濃厚物
中では互いに極めて近接して存在するため、合体
しがちとなり或いは多分ポリエチレンの架橋を始
めさえする。やはり考えられることとして、10%
濃厚物中では、フレークはより多量の樹脂により
分断されており、如何なるメカニズムによるにせ
よ、凝集物生成傾向が低下する。しかし、10%濃
厚物は、上述の理由により経済的ではない。 更に考えられることとして、テルペン−フエノ
ール樹脂を組成に加えると、潤滑剤はアルミニウ
ムフレークの周囲にシールされるか、潤滑剤が依
然として吸収されつつある場合は油滑剤は重合性
塗料により置換される。(重合性塗料は、テルペ
ン−フエノールでもテルペン−フエノールと低密
度ポリエチレンの混合物でもあり得る。) 出願人らは本発明を如何なる特定理論にも限定
していないが、テルペン−フエノール樹脂のよう
な重合物がアルミニウム粒子に或る不明の品質を
付与し、それにより最終アルミニウム濃厚物の貯
蔵寿命が予期せずに上昇することは確かなようで
ある。 従つて、ペレツト化に先立ち組成にテルペン−
フエノール樹脂1%を添加することにより、満足
の行く品質のアルミニウム・ペレツト品を均一に
得ることができ、このものは加熱試験に対し耐久
性を有し、金属や他物質表面に塗布した場合或い
は支持体のないフイルムそのものとして使用した
場合、充分満足できるフイルムを与える。 本発明の金属顔料、濃厚物並びにフイルムはフ
イルムや塗布物を作るのに理想的である。例え
ば、自動車や他の消費製品に対する装飾仕上げ、
保護ペイント、塗料、インキ、プラスチツク、か
ばん及びその同類品、リフレクテイブギヤー
(reflective−gear)、気体遮断物、並びに当業者
が知る他の製品に用いることができる。本発明の
配合品の場合、用いる顔料や濃厚物の安定性や稠
度を一切心配することなく、製品を作ることがで
きる。 本発明の異例な点は、通常以上に金属分を含有
する樹脂組成物に対する必要性が判明する迄は、
従来技術の組成物の不充分さや欠点が明らかでな
かつたことである。更に、これらの樹脂組成物を
フイルムに成形した場合、そのフイルムは均一、
平滑(すなわち金属分が均一に分散している)で
なくむらのある不均一なものであつた。従つて、
本発明は、樹脂組成物の物理又は化学分析からで
はすぐ分らず、室温で比較的長期間貯蔵した場合
(或いはこの長期の実用的貯蔵条件に似せた加速
試験に付した場合)に明らかになる問題に対する
解決を提供する。従つて、実用上遭遇するような
現実的条件で一定期間貯蔵に付した組成物を用い
て、フイルムの作成や基体上への塗布を行なう。
見方によると、本発明は、製品を不合格品にしな
い手段をまず提供する。換言すれば、本発明は、
中間品や最終製品を作る場合、思わしくない結果
を生じないようにする予防的手段を提供する。
JP58502975A 1982-08-16 1983-08-12 被覆物で覆われた金属粒子からなる易流動性粒状物質 Granted JPS59501550A (ja)

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