JPH0564141A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH0564141A
JPH0564141A JP3221512A JP22151291A JPH0564141A JP H0564141 A JPH0564141 A JP H0564141A JP 3221512 A JP3221512 A JP 3221512A JP 22151291 A JP22151291 A JP 22151291A JP H0564141 A JPH0564141 A JP H0564141A
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circuit
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JP3221512A
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Inventor
Kazuyoshi Yoneda
一喜 米田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル信号領域で行うエンファ
シス回路とディエンファシス回路において、サンプリン
グレートをおとすことでこのエンファシスとディエンフ
ァシス回路に要求されるICの高速性という条件を緩和
する。 【構成】 記録時、時間軸変換回路4の後段にエンファ
シス回路5、11を設け、再生時、時間軸逆変換回路1
7の前段にディエンファシス回路16、21を設ける。 【効果】 時間軸領域多重信号に対してエンファシス処
理とディエンファシス処理を行うことによって、サンプ
リングレートを下げることができ、ICに要求される高
速性の条件を緩和することができ、消費電力を低減する
ことができ、時間軸変換回路と時間軸逆変換回路のメモ
リ容量を節約できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置の再
生信号のS/N改善を目的とした信号処理回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置において、映像信号は
FM変調されて、磁気テープに記録される。このとき、
再生された復調信号は三角のノイズと呼ばれる周波数に
比例してそのレベルが大きくなるノイズを含んでいる。
そこで、ビデオテープレコーダにおいては、たとえば、
記録時、(図2(A))に示すような入力映像信号に対
して、その周波数成分の高域を強調するエンファシス処
理を行い(図2(B))のような映像信号としてFM変
調し、記録する。再生時、FM変調信号は復調され、エ
ンファシス処理と逆特性をもつディエンファシス処理に
よって、記録と再生をあわせた過程のゲインの周波数特
性を平坦なものとする。このエンファシスとディエンフ
ァシスの処理によってFM変調記録方式で生じる三角ノ
イズの影響を低減することができる。また、対象となる
信号の大きさに応じて強さを変化させたエンファシスを
特にノンリニアエンファシスという。
【0003】ハイビジョンのような大画面かつ高精細な
テレビジョンシステムの映像信号は広帯域であり、現行
の磁気記録再生装置の方式を用いて記録再生すること
は、非常に困難なことである。そこで、時間軸領域で、
映像信号に圧縮伸長などの変換行ったり、映像信号伝送
の系統を増やすというマルチチャンネル化を行う場合が
多い。
【0004】従来の映像信号のエンファシス処理と時間
軸変換処理の順序に関しては、例えば、特開昭59ー1
49484号公報に示されるように、色信号を時間軸圧
縮して記録する装置で、色信号を時間軸圧縮する回路の
前段にエンファシス回路を設けている。他にも、特開昭
60-31372号公報に示されるように時間軸圧縮回路の前段
に、輝度信号を強調するエンファシス回路を設けてい
る。この様に、従来の技術ではエンファシス回路、ディ
エンファシス回路は時間軸変換処理回路の前段に置くも
のとされている。
【0005】アナログ信号処理回路でこのエンファシス
回路、ディエンファシス回路を構成する場合には各々
(図3(A)、(B))に示すように抵抗とコンデンサ
で比較的、簡単に実現できるのであるが、アナログ信号
処理用の回路素子としての抵抗とコンデンサにはそれぞ
れの素子に特性のばらつきが存在する。この素子特性の
ばらつきにより、実際に製作されたエンファシス・ディ
エンファシス回路と設計仕様の間には特性差を生じる。
アナログのエンファシス・ディエンファシスの処理を含
むFM変調磁気記録再生装置で記録と再生を行ったと
き、チャンネル間にあるこの特性差によって、ラインク
ローリング等の問題が生じる。回路素子特性のばらつき
に起因するこれらの問題を解決する方法として、ディジ
タル信号領域でのエンファシスとディエンファシス処理
がある。これは、映像信号をA/D変換して、ディジタ
ル信号としてエンファシス処理を行い、D/A変換後に
FM変調して記録し、再生時にはFM変調信号を復調
し、A/D変換して、ディジタル信号としてディエンフ
ァシス処理を行うものである。このようにディジタル信
号領域でエンファシスとディエンファシスの処理を行う
と、平易にして、所望の仕様が得られ、エンファシスと
ディエンファシスの処理でのチャンネル間の特性ばらつ
きを除去することが容易である。しかし、映像信号をデ
ィジタル信号処理するには非常に高速なICを使用しな
ければならない。この場合、エンファシスとディエンフ
ァシスの処理は一種のディジタルフィルタと考えられ、
その回路は主にFIRフィルターとIIRフィルターで
構成される。例えば、16ビットのIIRフィルターを
構成するためには、1クロック以内に16ビット以上の
加算が可能なADDERが必要となる。ハイビジョンの映像
信号の場合にはサンプルレートが10MHz以上とかな
り大きく、非常に高速なADDERが必要となる。一方、高
速なICは入手が困難であり、さらに消費電力の問題が
付随する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】エンファシス回路とデ
ィエンファシス回路をディジタル信号領域で実現するに
は、非常に高速なICが必要となり、ICの入手が困難
であり、さらに高速なICであることによる消費電力が
問題となる。さらに、コスト面を考えると、ディジタル
信号処理系で、時間軸変換回路と時間軸逆変換回路のメ
モリ容量をできるだけ小さくしたいという要望があっ
た。そのために、できるだけ高速でないICを用いて、
消費電力を削減し、メモリ容量をできるだけ小さくし
て、ディジタル領域でのエンファシスとディエンファシ
スの処理を実現することが課題であった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、できるだけ高速でない、入手が容易なICを用い
て、ディジタル信号領域でのエンファシスとディエンフ
ァシスの処理を実現可能とすることで、消費電力を削減
し、メモリ容量を節約する回路を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、映像信号を記録媒体上に記録再生する記
録再生装置において、記録時に、第1、第2、第3のロ
ーパスフィルターと第1のA/D変換回路と入力端子、
第1、第2の出力端子を有する時間軸変換回路と第1、
第2のエンファシス回路と第1、第2のD/A変換回路
を具備し、前記第1、第2、第3のローパスフィルター
は前記第1、第2、第3のローパスフィルター各々の入
力信号の所定の低域成分のみを取り出して出力し、前記
第1のA/D変換回路は前記第1のA/D変換回路のア
ナログ入力信号をディジタル信号に変換して出力し、前
記時間軸変換回路は前記時間軸変換回路の入力端子に入
力された映像信号を時間軸において信号変換し、前記時
間軸変換回路の第1、第2の出力端子より分割して出力
し、前記第1、第2のエンファシス回路は前記第1、第
2のエンファシス回路各々の入力信号中の周波数高域成
分を強調して出力し、前記第1、第2のD/A変換回路
は前記第1、第2のD/A変換回路各々のディジタル入
力信号をアナログ信号に変換して出力し、本記録信号処
理回路に対する入力映像信号を前記第1のローパスフィ
ルターに入力し、前記第1のローパスフィルターの出力
を前記第1のA/D変換回路に入力し、前記第1のA/
D変換回路の出力を前記時間軸変換回路の入力端子に入
力し、前記時間軸変換回路の第1の出力端子を、前記第
1のエンファシス回路に入力し、前記第1のエンファシ
ス回路の出力を前記第1のD/A変換回路に入力し、前
記第1のD/A変換回路の出力を前記第2のローパスフ
ィルターに入力し、前記時間軸変換回路の第2の出力端
子を前記第2のエンファシス回路に入力し、前記第2の
エンファシス回路の出力を前記第2のD/A変換回路に
入力し、前記第2のD/A変換回路の出力を前記第3の
ローパスフィルターに入力し、前記第2のローパスフィ
ルターと前記第3のローパスフィルターの2系統の出力
信号を本記録信号処理回路の映像信号出力とし、再生時
に、第4、第5、第6のローパスフィルターと第2、第
3のA/D変換回路と第1、第2のディエンファシス回
路と第1、第2の入力端子、出力端子を有する時間軸逆
変換回路と第3のD/A変換回路を具備し、前記第4、
第5、第6のローパスフィルターは前記第4、第5、第
6のローパスフィルター各々の入力信号の所定の低域成
分のみを取り出して出力し、前記第2、第3のA/D変
換回路は前記第2、第3のA/D変換回路各々のアナロ
グ入力信号をディジタル信号に変換して出力し、前記第
1、第2のディエンファシス回路は前記第1、第2のデ
ィエンファシス回路各々の入力信号中の周波数高域成分
を減衰させて出力し、前記時間軸逆変換回路は前記時間
軸逆変換回路の第1、第2の入力端子に入力された信号
を時間軸において信号変換し、前記時間軸逆変換回路の
出力端子より出力し、前記第3のD/A変換回路は前記
第3のD/A変換回路のディジタル入力信号をアナログ
信号に変換して出力し、本再生信号処理回路の2系統の
入力映像信号を前記第4、第5のローパスフィルターに
入力し、前記第4のローパスフィルターの出力は前記第
2のA/D変換回路に入力し、前記第2のA/D変換回
路の出力は前記第1のディエンファシス回路に入力し、
前記第1のディエンファシス回路の出力は前記時間軸逆
変換回路の第1の入力端子に入力し、前記第5のローパ
スフィルターの出力は前記第3のA/D変換回路に入力
し、前記第3のA/D変換回路の出力は前記第2のディ
エンファシス回路に入力し、前記第2のディエンファシ
ス回路の出力は前記時間軸逆変換回路の第2の入力端子
に入力し、前記時間軸逆変換回路の出力は前記第3のD
/A変換回路に入力し、前記第3のD/A変換回路の出
力を前記第6のローパスフィルターに入力し、前記第6
のローパスフィルターの出力を本再生信号処理装置の出
力映像信号とする構成を有している。
【0009】
【作用】ここで示すように、時間軸変換処理の後に、エ
ンファシス処理、あるいは、時間軸逆変換処理の前にデ
ィエンファシス処理を行う構成によって、エンファシス
処理あるいは、ディエンファシス処理のサンプリングレ
ートを小さくすることができ、ICに要求される動作速
度高速性の制限を大きく緩和することができる。そのた
めに、エンファシスとディエンファシスの処理回路の消
費電力を低減できる。また、エンファシスによって強調
されていない、レベルの小さな映像信号を時間軸変換回
路と時間軸逆変換回路で処理することとなり、時間軸変
換回路と時間軸逆変換回路のメモリ容量を節約すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の第1の一実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0011】(図1(A))において、1は入力端子、
2、7、10はローパスフィルター、3はA/D変換回
路、4は時間軸変換回路、5、8はエンファシス回路、
6、9はD/A変換回路、11、12は出力端子であ
る。以上のように構成された記録系輝度信号処理装置の
記録時の動作を説明する。まず、輝度信号が入力端子1
に入力され、A/D変換後の周波数成分の折り返しを除
去するために、ローパスフィルター2で所定の帯域制限
を行う。その後、ディジタル信号として処理するために
A/D変換回路3でA/D変換を行って、時間軸変換回
路4に入力される。この時間軸変換回路4は輝度信号を
時間軸領域で伸張し、その輝度信号を分割して2系統と
して出力する。この時間軸変換回路4の出力の2系統の
時間領域分割信号は各々エンファシス回路5、8で高域
成分を強調し、各々D/A変換回路6、9でアナログ信
号に変換した後、各々ローパスフィルター7、10を通
して、各々出力端子11、12より出力される。
【0012】(図1(B))において、13、18は入
力端子、14、19、23はローパスフィルター、1
5、20はA/D変換回路、16、21はディエンファ
シス回路、17は時間軸逆変換回路、22はD/A変換
回路、24は出力端子である。以上のように構成された
再生系輝度信号処理装置の再生時の動作を説明する。ま
ず、時間軸領域分割信号が入力端子13、18に入力さ
れ、A/D変換後の周波数成分の折り返しを除去するた
めに、各々ローパスフィルター14、19で所定の帯域
制限を行う。その後、ディジタル信号として処理するた
めに、各々A/D変換回路15、20でA/D変換を行
って、各々ディエンファシス回路16、21でディエン
ファシス処理を行い時間軸逆変換回路17に入力され
る。この時間軸逆変換回路17は2系統の入力時間軸領
域分割信号を多重、圧縮し、1系統の輝度信号として出
力端子より出力する。この時間軸逆変換回路17の出力
輝度信号はD/A変換回路22でアナログ信号に変換し
た後、ローパスフィルター23を通して、出力端子24
より出力される。
【0013】以下本発明の第2の一実施例について、図
面を参照しながら説明する。(図4(A))において、
1、25、28は入力端子、2、26、29、35、3
6はローパスフィルター、3、27、30はA/D変換
回路、4は時間軸変換回路、31、33はエンファシス
回路、32、34はD/A変換回路、35、36は出力
端子である。以上のように構成された記録系信号処理装
置の記録時の動作を説明する。まず、輝度信号が入力端
子1に入力され、A/D変換後の周波数成分の折り返し
を除去するために、ローパスフィルター2で所定の帯域
制限を行う。その後、ディジタル信号として処理するた
めにA/D変換回路3でA/D変換を行って、時間軸変
換回路4に入力される。色差信号PB、PRも同様に、各
々、ローパスフィルター26、29、A/D変換回路2
7、30での処理を行った後、時間軸変換回路4に入力
される。この時間軸変換回路4は輝度信号に関して時間
軸圧縮を行い、色差信号に関して時間軸伸長を行い、そ
の3系統の信号を再構成して2系統とし、時間軸領域多
重信号として出力する。この時間軸変換回路4の出力の
2系統の時間軸領域多重信号は各々エンファシス回路3
1、33で高域成分を強調し、各々D/A変換回路3
2、34でアナログ信号に変換した後、各々ローパスフ
ィルター35、36で所定の帯域制限を行った後、各々
出力端子37、38より出力される。
【0014】(図4(B))において、39、44は入
力端子、40、45、51、52、53はローパスフィ
ルター、41、46はA/D変換回路、42、47はデ
ィエンファシス回路、43は時間軸逆変換回路、48、
49、50はD/A変換回路、54、55、56は出力
端子である。以上のように構成された再生系信号処理装
置の再生時の動作を説明する。まず、時間軸領域多重信
号が入力端子39、44に入力され、A/D変換後の周
波数成分の折り返しを除去するために、各々ローパスフ
ィルター40、45で所定の帯域制限を行う。その後、
ディジタル信号として処理するために、各々A/D変換
回路41、46でA/D変換を行って、各々ディエンフ
ァシス回路42、47でエンファシス回路31、33の
処理と逆特性をもつディエンファシス処理を行い時間軸
逆変換回路43に入力される。この時間軸逆変換回路4
3は時間軸変換回路4の逆変換特性をもつもので、2系
統の入力時間軸領域多重信号を輝度信号と2つの色差信
号に分離し、輝度信号を伸長し、色差信号を圧縮し、出
力するものである。この時間軸逆変換回路43の出力で
ある、輝度信号と2つの色差信号の計3信号を各々D/
A変換回路48、49、50でアナログ信号に変換した
後、各々ローパスフィルター51、52、53で所定の
帯域制限を行って、各々出力端子54、55、56より
出力する。
【0015】実施例1と実施例2に示したように、エン
ファシス回路を時間軸変換回路の後段に入れ、時間軸変
換回路で輝度信号の帯域を狭くした後にエンファシス処
理を行い、ディエンファシス回路を時間軸逆変換回路の
前段に入れ、時間軸逆変換回路で輝度信号の帯域を広く
する前にディエンファシス処理を行うことで、エンファ
シスとディエンファシスの処理回路のサンプリングレー
トを下げることができ、ICに要求される動作速度高速
性の制限を大きく緩和することができ、消費電力を低減
することが可能である。さらに、このような構成とする
ことで、エンファシス処理による高域強調が行われてい
ない、レベルの小さな信号を時間軸変換回路と時間軸逆
変換回路で処理することとなり、この時間軸変換回路と
時間軸逆変換回路に使うメモリ容量の縮小ができる。さ
らに、本実施例では記録時、再生時ともに時間軸領域多
重信号の状態で、エンファシス処理とディエンファシス
処理するために、輝度と色差信号の計3系統の状態で処
理するのに対して、必要なエンファシス回路とディエン
ファシス回路が各々2系統ですみ、回路規模の縮小が行
える。
【0016】なお、本発明は入力信号がディジタル信号
の場合であっても、A/D変換、D/A変換、ローパス
フィルターを除外すれば、実現可能であり、この場合に
も発明の本質が変わらないので、これも本発明の域を出
るものではない。
【0017】なお、実施例では色差信号に関してはPB
とPRを同時に伝送する方式としたが、色差信号を1水
平周期期間毎にPB、PRと伝送する線順次伝送方式とし
てもよいことは言うまでもない。
【0018】なお、本発明は時間軸変換回路の出力及
び、時間軸逆変換回路の入力を2系統としたが、これら
が2系統を越える場合にも発明の本質が変わらないの
で、この場合も本発明の域を出るものではない。
【0019】なお、本発明はエンファシス処理及びディ
エンファシス処理が1水平周期期間、又は2水平周期期
間、又は1フィールド周期期間、又は1フレーム周期期
間のどの情報を利用した場合にも有効であることは言う
までもない。
【0020】なお、本発明はエンファシス処理及びディ
エンファシス処理がノンリニアエンファシスである場合
にも有効であることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号を記録
媒体上に記録再生する装置において、記録時に、第1、
第2、第3のローパスフィルターと第1のA/D変換回
路と入力端子、第1、第2の出力端子を有する時間軸変
換回路と第1、第2のエンファシス回路と第1、第2の
D/A変換回路を具備し、前記第1、第2、第3のロー
パスフィルターは前記第1、第2、第3のローパスフィ
ルター各々の入力信号の所定の低域成分のみを取り出し
て出力し、前記第1のA/D変換回路は前記第1のA/
D変換回路のアナログ入力信号をディジタル信号に変換
して出力し、前記時間軸変換回路は前記時間軸変換回路
の入力端子に入力された映像信号を時間軸において信号
変換し、前記時間軸変換回路の第1、第2の出力端子よ
り分割して出力し、前記第1、第2のエンファシス回路
は前記第1、第2のエンファシス回路各々の入力信号中
の周波数高域成分を強調して出力し、前記第1、第2の
D/A変換回路は前記第1、第2のD/A変換回路各々
のディジタル入力信号をアナログ信号に変換して出力
し、本記録信号処理回路に対する入力映像信号を前記第
1のローパスフィルターに入力し、前記第1のローパス
フィルターの出力を前記第1のA/D変換回路に入力
し、前記第1のA/D変換回路の出力を前記時間軸変換
回路の入力端子に入力し、前記時間軸変換回路の第1の
出力端子を、前記第1のエンファシス回路に入力し、前
記第1のエンファシス回路の出力を前記第1のD/A変
換回路に入力し、前記第1のD/A変換回路の出力を前
記第2のローパスフィルターに入力し、前記時間軸変換
回路の第2の出力端子を前記第2のエンファシス回路に
入力し、前記第2のエンファシス回路の出力を前記第2
のD/A変換回路に入力し、前記第2のD/A変換回路
の出力を前記第3のローパスフィルターに入力し、前記
第2のローパスフィルターと前記第3のローパスフィル
ターの2系統の出力信号を本記録信号処理回路の映像信
号出力とし、再生時に、第4、第5、第6のローパスフ
ィルターと第2、第3のA/D変換回路と第1、第2の
ディエンファシス回路と第1、第2の入力端子、出力端
子を有する時間軸逆変換回路と第3のD/A変換回路を
具備し、前記第4、第5、第6のローパスフィルターは
前記第4、第5、第6のローパスフィルター各々の入力
信号の所定の低域成分のみを取り出して出力し、前記第
2、第3のA/D変換回路は前記第2、第3のA/D変
換回路各々のアナログ入力信号をディジタル信号に変換
して出力し、前記第1、第2のディエンファシス回路は
前記第1、第2のディエンファシス回路各々の入力信号
中の周波数高域成分を減衰させて出力し、前記時間軸逆
変換回路は前記時間軸逆変換回路の第1、第2の入力端
子に入力された信号を時間軸において信号変換し、前記
時間軸逆変換回路の出力端子より出力し、前記第3のD
/A変換回路は前記第3のD/A変換回路のディジタル
入力信号をアナログ信号に変換して出力し、本再生信号
処理回路の2系統の入力映像信号を前記第4、第5のロ
ーパスフィルターに入力し、前記第4のローパスフィル
ターの出力は前記第2のA/D変換回路に入力し、前記
第2のA/D変換回路の出力は前記第1のディエンファ
シス回路に入力し、前記第1のディエンファシス回路の
出力は前記時間軸逆変換回路の第1の入力端子に入力
し、前記第5のローパスフィルターの出力は前記第3の
A/D変換回路に入力し、前記第3のA/D変換回路の
出力は前記第2のディエンファシス回路に入力し、前記
第2のディエンファシス回路の出力は前記時間軸逆変換
回路の第2の入力端子に入力し、前記時間軸逆変換回路
の出力は前記第3のD/A変換回路に入力し、前記第3
のD/A変換回路の出力を前記第6のローパスフィルタ
ーに入力し、前記第6のローパスフィルターの出力を本
再生信号処理装置の出力映像信号とすることにより、で
きるだけ高速でない、入手が容易なICを用いて、ディ
ジタル信号領域でのエンファシスとディエンファシスの
処理を実現可能とすることで、消費電力を削減し、メモ
リ容量を節約する回路を提供することができるというき
わめて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の記録時のブロック図 (B)は本発明の再生時のブロック図
【図2】(A)はエンファシスの概念図で入力信号を示
す図 (B)はエンファシスの概念図で入力信号に対してエン
ファシス処理を施した例図
【図3】(A)は抵抗とコンデンサで構成したアナログ
信号用エンファシス回路図 (B)は抵抗とコンデンサで構成したアナログ信号用デ
ィエンファシス回路図
【図4】(A)第2の実施例の記録時のブロック図 (B)第2の実施例の再生時のブロック図
【符号の説明】
2、7、10、14、19、23 ローパスフィルター 3、15、20 A/D変換回路 4 時間軸変換回路 5、8 エンファシス回路 6、9、22 D/A変換回路 16、21 ディエンファシス回路 17 時間軸逆変換回路 26、29、35、36、40、45、51、52、5
3 ローパスフィルター 27、30、41、46 A/D変換回路 31、33 エンファシス回路 32、34、48、49、50 D/A変換回路 43 時間軸逆変換回路 47 ディエンファシス回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を記録媒体上に記録再生する記
    録再生装置において、記録時に、第1、第2、第3のロ
    ーパスフィルターと第1のA/D変換回路と入力端子、
    第1、第2の出力端子を有する時間軸変換回路と第1、
    第2のエンファシス回路と第1、第2のD/A変換回路
    を具備し、前記第1、第2、第3のローパスフィルター
    は前記第1、第2、第3のローパスフィルター各々の入
    力信号の所定の低域成分のみを取り出して出力し、前記
    第1のA/D変換回路は前記第1のA/D変換回路のア
    ナログ入力信号をディジタル信号に変換して出力し、前
    記時間軸変換回路は前記時間軸変換回路の入力端子に入
    力された映像信号を時間軸において信号変換し、前記時
    間軸変換回路の第1、第2の出力端子より分割して出力
    し、前記第1、第2のエンファシス回路は前記第1、第
    2のエンファシス回路各々の入力信号中の周波数高域成
    分を強調して出力し、前記第1、第2のD/A変換回路
    は前記第1、第2のD/A変換回路各々のディジタル入
    力信号をアナログ信号に変換して出力し、本記録信号処
    理回路に対する入力映像信号を前記第1のローパスフィ
    ルターに入力し、前記第1のローパスフィルターの出力
    を前記第1のA/D変換回路に入力し、前記第1のA/
    D変換回路の出力を前記時間軸変換回路の入力端子に入
    力し、前記時間軸変換回路の第1の出力端子を、前記第
    1のエンファシス回路に入力し、前記第1のエンファシ
    ス回路の出力を前記第1のD/A変換回路に入力し、前
    記第1のD/A変換回路の出力を前記第2のローパスフ
    ィルターに入力し、前記時間軸変換回路の第2の出力端
    子を前記第2のエンファシス回路に入力し、前記第2の
    エンファシス回路の出力を前記第2のD/A変換回路に
    入力し、前記第2のD/A変換回路の出力を前記第3の
    ローパスフィルターに入力し、前記第2のローパスフィ
    ルターと前記第3のローパスフィルターの2系統の出力
    信号を本記録信号処理回路の映像信号出力とすることを
    特徴とする信号処理回路
  2. 【請求項2】 映像信号を記録媒体上に記録再生する記
    録再生装置において、再生時に、第4、第5、第6のロ
    ーパスフィルターと第2、第3のA/D変換回路と第
    1、第2のディエンファシス回路と第1、第2の入力端
    子、出力端子を有する時間軸逆変換回路と第3のD/A
    変換回路を具備し、前記第4、第5、第6のローパスフ
    ィルターは前記第4、第5、第6のローパスフィルター
    各々の入力信号の所定の低域成分のみを取り出して出力
    し、前記第2、第3のA/D変換回路は前記第2、第3
    のA/D変換回路各々のアナログ入力信号をディジタル
    信号に変換して出力し、前記第1、第2のディエンファ
    シス回路は前記第1、第2のディエンファシス回路各々
    の入力信号中の周波数高域成分を減衰させて出力し、前
    記時間軸逆変換回路は前記時間軸逆変換回路の第1、第
    2の入力端子に入力された信号を時間軸において信号変
    換し、前記時間軸逆変換回路の出力端子より出力し、前
    記第3のD/A変換回路は前記第3のD/A変換回路の
    ディジタル入力信号をアナログ信号に変換して出力し、
    本再生信号処理回路の2系統の入力映像信号を前記第
    4、第5のローパスフィルターに入力し、前記第4のロ
    ーパスフィルターの出力は前記第2のA/D変換回路に
    入力し、前記第2のA/D変換回路の出力は前記第1の
    ディエンファシス回路に入力し、前記第1のディエンフ
    ァシス回路の出力は前記時間軸逆変換回路の第1の入力
    端子に入力し、前記第5のローパスフィルターの出力は
    前記第3のA/D変換回路に入力し、前記第3のA/D
    変換回路の出力は前記第2のディエンファシス回路に入
    力し、前記第2のディエンファシス回路の出力は前記時
    間軸逆変換回路の第2の入力端子に入力し、前記時間軸
    逆変換回路の出力は前記第3のD/A変換回路に入力
    し、前記第3のD/A変換回路の出力を前記第6のロー
    パスフィルターに入力し、前記第6のローパスフィルタ
    ーの出力を本再生信号処理装置の出力映像信号とするこ
    とを特徴とする信号処理回路
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