JPH056396B2 - - Google Patents

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JPH056396B2
JPH056396B2 JP54138107A JP13810779A JPH056396B2 JP H056396 B2 JPH056396 B2 JP H056396B2 JP 54138107 A JP54138107 A JP 54138107A JP 13810779 A JP13810779 A JP 13810779A JP H056396 B2 JPH056396 B2 JP H056396B2
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signal
horizontal
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Yoshikazu Yamamoto
Kazuo Yoshimoto
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Sony Corp
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Priority to AU63511/80A priority patent/AU528083B2/en
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Priority to IT25576/80A priority patent/IT1134038B/it
Priority to CH795780A priority patent/CH638356A5/fr
Priority to FR8022861A priority patent/FR2468266A1/fr
Priority to SE8007505A priority patent/SE8007505L/xx
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Publication of JPH056396B2 publication Critical patent/JPH056396B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/88Signal drop-out compensation
    • H04N9/888Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、受信(又は再生)されたデジタル映
像信号中の誤りを修整するのに適用されるデジタ
ル映像信号処理装置に関する。 一例として回転ヘツド式のVTRによつてデジ
タル映像信号を記録再生する場合、ヘツドノイ
ズ、テープノイズ或いはアンプノイズによるラン
ダムエラー又はドロツプアウトによるバーストエ
ラーが発生する。デジタル映像信号の符号構成を
誤り訂正が可能なものとされていても、誤りがそ
の訂正能力を越える場合が生じる。このような訂
正不能な場合には、画面上で誤りを目立たなくす
る誤り修整が必要となる。 既に提案されている誤り修整法のひとつとし
て、訂正不能となつた場合には、テレビジヨン画
像の垂直方向の相関が強いことを利用して、1ラ
イン前のデータでおきかえる(補間する)ものが
ある。また、他の誤り修整法として、訂正不能と
なつたデータの前後に位置する2つのデータの平
均値を形成し、この平均値でおきかえるものがあ
る。 これらの誤り修整法は、何れも同一フイールド
内のデータから補間用の信号を得るものである。
ところで、テレビジヨン画像は、飛び越し走査で
描かれるので、同一フイールド内の隣接ライン
は、空間的に2ライン分の距離だけずれたものと
なる。これに対して前のフイールドの隣接ライン
は、空間的に1ライン分しか離れてなく、より相
関が強いものと言える。 本発明の目的は、前のフイールドの空間的に1
ライン下のデータで訂正下能なデータを補間する
ことによつて画像中で誤りをより目立たなくする
ことができるデジタル映像信号処理装置を提供す
ることにある。また、本発明は、補間用のデータ
を得るのに、1ライン遅延回路、平均値形成回路
を殊更に必要としない装置の実現を目的とするも
のである。更に、本発明に依れば、前のフイール
ドのデータを得るのに必要とされるフイールドメ
モリーと誤り訂正のためのフイールドメモリーと
を兼用することによつてフイールドメモリーを有
効に用いることができる。 本発明の一実施例の説明に先立ち、訂正不能な
1データを補間するのに空間的に1ライン下に位
置する前のフイールドのデータを充当する方法に
ついて説明する。 NTSC方式のカラー映像信号をデジタル化する
ときは、次の点を約束して行なわれる。 1゜ 1フレームはライン数が525本であるから、 第1(第3)フイールド……262ライン 第2(第4)フイールド……263ライン とする。第1フイールドは、垂直同期パルスと水
平同期パルスとの位相が一致するもので、この両
者の位相がずれるフイールドを第2フイールドと
する。 2゜ 1水平区間(以下1Hと略す)のサンプル絵素
数はサンプリング周波数(fs)によつて異なる。
つまり、色副搬送周波数(fsc)は水平周波数
(fh)の455/2倍であるから、(fs=3fsc)の場合
と(fs=4fsc)の場合の夫々に関して下記の〔表
1〕のようになる。
【表】 水平同期パルスと色副搬送波との両者の位相が
一致しているラインのサンプル数を682とし、位
相がずれているラインのサンプル数を683とする。
奇数フレームでは、この両者の位相がずれている
ラインから始まり、偶数フレームでは、この両者
の位相が一致しているラインから始まることにな
る。〔表1〕からわかるように、(fs=3fsc)の場
合には、同一フイールド内で時間的に1H違う隣
りのラインのサンプル絵素数が違うが、空間的に
1H下に位置する前のフイールドのラインの情報
を補間ラインとすると、誤りラインと補間ライン
とのサンプル絵素数が同数となる。また、下記の
説明から明かなように、両ラインの各サンプル絵
素の色副搬送波の位相も等しいものとなる。 〔表1〕に示される実際のライン数及びサンプ
ル絵素数とは異なり、絵素数と位相関係を明確に
するために夫々の数を少ないもので表わしたの
が、第1図及び第2図である。第1図は(fs=
3fsc)の場合に関するもので、第2図は(fs=
4fsc)の場合に関するものである。NTSCのカラ
ーテレビジヨン方式においては、1フイールド内
のあるラインと次のラインでは、色副搬送波の位
相は反転しており、フレーム間でも色副搬送波の
位相は反転している。また、サンプリング点は色
副搬送波に対する所定位相のものとされるから、
そのラインのサンプリング点における色副搬送波
の位相の違い(位相差π)を黒丸及び白丸で示
す。更に、第1フイールドのラインは実線で示さ
れ、第2フイールドのラインは破線で示される。 まず(fs=3fsc)の場合では、奇数フレーム例
えば第1フレームについては第1図Aに示すもの
となる。第1フレームの第1フイールドでは、l
(1−0)、l(1−1)………l(1−7)の8本
のラインが順次描かれ、その第2フイールドで
は、l(1−8)、l(1−9)………l(1−16)
の9本のラインが順次描かれ、1フレームで計17
本のラインが存在するものとする。最初のライン
l(1−0)では、例えばサンプル絵素数が5個
となり、次のラインl(1−1)ではラインl(1
−0)に対してサンプル周期の1/2のずれをもつ
位置に4個のサンプル絵素数が存在し、更に次の
ラインl(1−2)ではラインl(1−0)と同様
に5個のサンプル絵素数が存在する。以下、この
関係が繰り返される。 第1フレームの第2フイールドに続いて偶数フ
レーム例えば第2フレームの第1フイールドで
は、第1図Bに示すように、l(2−0)、l(2
−1)………l(2−7)の8本のラインが順次
描かれ、その第2フイールドでは、l(2−8)、
l(2−9)………l(2−16)の9本のラインが
順次描かれ、1フレームで計17本のラインが存在
する。ライン数が奇数であるから、サンプル絵素
数及び色副搬送波の位相関係は第1フレームと反
対の関係となる。つまり、第1フレームと第2フ
レームの同一の位置のライン間では、一方のライ
ンのサンプル絵素数が5個であれば他方のライン
のそれは4個であり、色副搬送波の位相は互いに
π異なる。そして、あるラインと空間的にその
1H下に位置する前のフイールドのラインとはサ
ンプル絵素数及び色副搬送波の位相に関して同一
のものとなる。例えば、第1フレームの第2フイ
ールドのl(1−10)が誤りラインであれば、空
間的にl(1−10)の1H下に位置する前のフイー
ルドのラインl(1−2)が補間ラインとなる。
両者は、共にサンプル絵素数が5個で、色副搬送
波との位置差は0である。他の場合も第1図から
明かなように、誤りラインと補間ラインのサンプ
ル絵素数及び色副搬送波との位置差が等しいもの
となる。l(1−0)〜l(2−16)を誤りライン
としたときに夫々に対応する補間ラインを〔表
2〕に示す。但し、第1フレームの第1フイール
ドの前のフイールドのラインも簡単のため、第2
フレームのライン番号によつて示し、またlを略
し各番号のみを示す。
【表】
【表】
【表】 また(fs=4fsc)の場合においては、誤りライ
ンと補間ラインとの対応関係は、第2図A(第1
フレームを示す)と第2図B(第2フレームを示
す)から明かなように、例えばl(1−10)が誤
りラインであれば、l(1−2)が補間ラインと
なる。(fs=4fsc)の場合には、全てのラインの
サンプル絵素数は等しく5個となる。l(1−0)
〜l(2−16)を誤りラインとしたときに夫々に
対応する補間ラインは〔表2〕に示すものと全く
同様であり、誤りラインと補間ラインの両者の色
副搬送波の位置関係は等しいものとなる。 以上の説明から明かなように、デジタル化され
たカラー映像信号の誤り区間を元のものと等しい
サンプル絵素数及び位置関係の情報で充当するこ
とができる。然も、サンプリング周波数(fs)が
(fs=3fsc)又は(fs=4fsc)の何れの場合であつ
ても補正を行なうことができる利点がある。 上述の補間法による装置は、1フイールドに相
当する以上の容量を有するRAM(ランダムアク
セスメモリー)によつて実現することができる。
例えば第3図A〜Iの夫々に示されるように1番
地から9番地迄の物理ラインアドレスを有する
RAMを使用する。但し、第3図B以下では、簡
単のためRAMの1番地から9番地迄の物理ライ
ンアドレスの図示が省略されている。 まず、第1フレームの第1フイールドでは、
RAMの1番地から9番地迄にこのフイールドの
各ラインのデータが順次書き込まれる。第3図A
はこの第1フイールドのデータの書込みが終わつ
た状態を論理データラインアドレスでもつて示
す。次に、第2フイールドの8番目のライン〔1
−8〕のデータの書込みは、第3図Bに示すよう
に同じフレームの第1フイールドの0番目のライ
ン〔1−0〕のデータが記憶されている番地にな
される(書込みに関する第1の約束)。また、こ
の書込みに先立つて同一番地からのデータの読出
しがなされる。つまり、RAMの1メモリーサイ
クルの前半が読出しサイクルとされ、その後半が
書込みサイクルとなされる。この第2フイールド
の各ラインのデータがRAMに順次書き込まれ、
第1フレームの最後のライン〔1−16〕のデータ
は、第3図Cに示すように9番地に書き込まれ
る。前述のように、読出しは、書込みと同一番地
に関して行なわれるのが原則であるが、フレーム
の最後のラインのデータが書き込まれる場合に
は、その書き込みがなされる番地の次の番地のデ
ータが読出される。 第1フレームのデータの書き込みが終了した第
3図Dに示すように、次のフレームの第1フイー
ルドの0番目のライン〔2−0〕のデータは、前
のフレームの第2フイールドの8番目のライン
〔1−8〕が記憶されている番地より1つだけ後
にずらして書き込むようになされる(書込みに関
する第2の約束)。以上の書込み及び読出しに関
する約束のもとで、第3図E及び同図Fと動作が
進行し、第3図Fの状態で第2フレームの全ライ
ンのデータの書込みが終了する。 再び第3フレームの0番目のライン〔3−0〕
のデータが第3図Gに示すように、第2の約束に
したがつて書込まれ、更に8番目のライン〔3−
8〕のデータが同図Hに示すように、第1の約束
にしたがつて書込まれ、同図Iに示すように第3
フレームの全ラインのデータの書込みが終了す
る。ここで第3図A、同図D、同図Gの三者又は
第3図B、同図E、同図Hの三者を比較すると理
解されるように、各フイールドの先頭のラインの
データが1フレーム経過する毎に1番地ずつ進ん
だものとなる。つまり、RAMは、循環式に動作
することになる。このような動作が行なわれるの
であれば、RAMの容量は、1フイールド以上の
ものであつても良い。 VTRからの再生出力等のデータは、誤り訂正
回路を経てRAMに供給される。データが誤つて
いて、然もこの誤り訂正不能な場合には、このこ
とを示すフラツグ信号が誤り訂正回路から発生す
る。このフラツグ信号が発生したデータを含む1
ライン分のデータは、RAMに対して書込むこと
が禁止される。前述のようにRAMを動作させて
いるもとでは、この書込み禁止だけによつて空間
的に1H下の前のフイールドのラインを補間デー
タとして読出すことができる。 一例としてライン〔2−1〕のデータが誤つて
おり且つ訂正不能であるためフラツグ信号が発生
している場合には、第3図Dに示す次のメモリー
サイクルにおいてライン〔2−1〕のデータが
RAMへ書込まれることが禁止される。したがつ
てこの番地のデータは、以前に書込まれているラ
イン〔1−10〕のデータである。第3図Eに示す
ように、ライン〔2−0〕のデータが読出される
次のメモリーサイクルでは、ライン〔2−1〕の
データの代わりに、ライン〔1−10〕のデータが
読み出されることになる。即ち誤つており且つ訂
正不能のラインl(2−1)に対して空間的に1H
下の前のフイールドのラインl(1−10)が補間
ラインとなり前述の説明と一致する。 なお、フイールド間でライン数が等しい場合に
は、各フレーム毎にその先頭ラインのデータの書
込みをずらすだけで良い。 以下、本発明をデジタルVTRに適用した一実
施例について説明する。第4図にデジタルVTR
の記録系の構成が示され、第5図にその再生系の
構成が示される。デジタル映像信号は、回転ヘツ
ドによつて磁気テープに斜めのトラツクとして記
録される。デジタル映像信号の伝送ビツトレイト
は高いので、近接して配列された2個の回転ヘツ
ドが設けられ、1フイールド分のデジタル映像信
号が2チヤンネルに分配されて夫々平行する2ト
ラツクとして記録される。また、音声信号も
PCM信号に変換され、回転ヘツドによりビデオ
トラツクと平行する1本のトラツクとして記録さ
れる。 1で示す入力端子に記録すべきNTSC方式のカ
ラー映像信号が供給され、入力プロセツサ2に供
給される。入力プロセツサ2には、クランプ回
路、同期及びバースト分離回路等が設けられてお
り、有効ビデオ領域のカラー映像信号がA/D変
換回路3に供給され、分離された同期信号及びバ
ースト信号がPLL構成のマスタークロツク発生
器4に供給される。マスタークロツク発生器4か
ら(3fsc)のクロツクパルスが発生する。このク
ロツクパルス及び同期信号がコントロール信号発
生器5に供給される。コントロール信号発生器5
では、各種のタイミングパルス、ライン、フイー
ルド、フレーム及びトラツクの夫々に関する識別
信号、サンプリングパルス等のコントロール信号
が形成される。 A/D変換回路3は、サンプルホールド回路及
びそのサンプル出力を8ビツトのコードに変換す
るA/D変換器を含み、並列8ビツトの出力がイ
ンターフエース6に供給される。ここでカラー映
像信号の1Hの長さは、63.5〔μs〕であり、そのう
ちブランキング期間は、11.1〔μs〕であり、した
がつて有効ビデオ領域は、52.4〔μs〕となる。ま
た、(3fsc=3×455/2fh)であるから、1H区間 は、682.5サンプル数となる。更に、有効ビデオ
サンプル数は(52.4〔μs〕/Ts=562.7サンプル)
(但し、Tsはサンプリング周期を表わし、
0.0931217〔μs〕である。)となる。2チヤンネル
に分割することを考慮して、576サンプルとし、
1チヤンネルに288サンプルを割当てる。第6図
に示すように、2H区間(1365サンプル)を単位
として考え、水平同期パルスHDと色副搬送波の
位相が一致しているラインのサンプル数を682と
し、両者の位相がずれているラインのサンプル数
を683とする。 また、1フイールドのライン数は、262.5Hで
あるが、そのうちで垂直同期区間及び等化パルス
区間が10.5Hをしめている。VITやVIRのような
テスト信号が垂直帰線区間に挿入されるので、こ
れも有効ビデオ信号と考えられる。結局、1フイ
ールド期間の有効ビデオライン数を252とする。 上述のようにデジタル化されたカラー映像信号
(有効ビデオ領域)がインターフエース6におい
て2チヤンネルに振り分けられる。1ラインの
576サンプルのうちで奇数番目のサンプルと対応
するデータが一方のチヤンネルとされ、偶数番目
のサンプルと対応するデータが他方のチヤンネル
とされる。この2つのチヤンネルのデータに関す
る処理は、互いに同一である。また、外部からの
デジタル映像信号Dinは、インターフエース6に
供給されて2チヤンネル化される。一方のチヤン
ネルのデータが時間軸圧縮回路7と誤り制御エン
コーダ8と記録プロセツサ9と記録アンプ10と
を順次介して記録信号として出力端子11Aに取
り出される。他方のチヤンネルのデータに関して
同一の構成によつて処理が行なわれ、他方のチヤ
ンネルの記録信号が出力端子11Bに取り出され
る。この出力端子11A,11Bには、近接して
設けられた2個の回転ヘツドが回転トランスを介
して接続されている。2個の回転ヘツドをAヘツ
ド及びBヘツドとすると、出力端子11Aに現れ
る記録信号がAヘツドによりAトラツクとして記
録され、出力端子11Bに現れる記録信号がBヘ
ツドによりBトラツクとして記録される。 出力端子11A,11Bの夫々に取り出される
記録信号の符号配列の1サブブロツクが第7図に
示される。1サブブロツクは、3サンプル分(24
ビツト)のブロツク同期信号(SYNC)、2サン
プル分(16ビツト)の識別(ID)及びアドレス
(AD)信号、96サンプル分(768ビツト)のデー
タ、4サンプル分(32ビツト)のCRC(Cyclic
Redundancy Check)コードが順次配列された
計105サンプル分(840ビツト)の構成とされてい
る。1ライン分のデータは、1チヤンネル当りで
288サンプルなので、これが3分割されて1サブ
ブロツクのデータとされる。ブロツク同期信号
は、1サブブロツクのデータ処理のために用いら
れ、ブロツク同期信号を検出することで、識別及
びアドレス信号、データ、CRCコードの抜取等
がなされる。識別及びアドレス信号は、そのサブ
ブロツクのデータが属するチヤンネル(トラツ
ク)、フレーム、フイールド、ラインを示すと共
に、サブブロツクのアドレスを示す。CRCコー
ドは、データの誤り検出のためである。 第8図は、1チヤンネルに関する1フイールド
分の符号構成を示している。同図においてSBi
(i=1〜858)は、1サブブロツクを表わしてお
り、3個のサブブロツクでもつて1ブロツクが構
成されている。前述のように1フイールド分の有
効ビデオ領域が252Hであるので、1フイールド
分では、252ブロツクのデータが存在する。ある
フイールドのデータのうちで最初のものから、第
1行、第2行、第3行……と順次配して、(21×
12)のマトリクス形式に配列する。この映像情報
のデータに対してその水平方向及び垂直方向の
夫々に関してパリテイデータが形成される。第8
図の第13番目のブロツク列に水平方向のパリテイ
データが配され、最下部の第22番目の行に垂直方
向のパリテイデータが配されている。この第22番
目の行の第13番目の列は、垂直パリテイデータに
対する水平パリテイデータである。水平方向のパ
リテイデータは、1行を構成する12ブロツクの
夫々から取り出された12個のサブブロツクによつ
て3通り形成される。第1行を例にとると、 〔SB1〕〔SB4〕〔SB7〕……〔SB34〕 =〔SB37〕 の(mod.2)の加算によつてパリテイデータ
〔SB37〕が形成される。〔SBi〕は、サブブロツク
SBi中のデータのみを意味している。この場合、
12個のサブブロツクの夫々に属する1サンプル8
ビツト並列で演算される。同様に 〔SB2〕〔SB5〕〔SB8〕……〔SB35〕 =〔SB38〕 〔SB3〕〔SB6〕〔SB9〕……〔SB36〕 =〔SB39〕 によつてパリテイデータ〔SB38〕及び〔SB39
が形成される。他の第2行〜第22行の夫々につい
ても同様にして水平方向のパリテイデータが形成
される。このように1行に含まれる36個のサブブ
ロツクのデータから単にパリテイデータを形成す
るのではなく、2個のサブブロツクの間隔をおい
て位置する計12個のサブブロツクのデータから1
個のパリテイデータを形成するのは、誤り訂正能
力を向上を図るためである。 垂直方向のパリテイデータは、第1番目のブロ
ツク列から第12番目のブロツク列までの各列の21
個のサブブロツクのデータから形成される。第1
列を例にとると、 〔SB1〕〔SB40〕〔SB79〕……
〔SB781〕 =〔SB820〕 によつてパリテイデータ〔SB820〕が形成され
る。この場合、21個のサブブロツクの夫々に属す
る1サンプルが8ビツト並列に演算される。 したがつてこれらのパリテイデータもビデオデ
ータと等しく96サンプルであり、第7図に示すよ
うな符号配列とされている。以上(22×13)のマ
トリクス配置の1フイールド分のデジタル信号を
第1行、第2行、第3行……,第22行の順序で1
系列として伝送する場合、13ブロツクで12Hの長
さに相当するので1フイールド分のデジタル信号
を伝送するのに、(12×22=264H)の期間が必要
となる。 ところで、この例におけるVTRは、1フイー
ルド中の垂直プランキング期間の一部の記録又は
再生を補助ヘツドによつて行なうもので、この補
助ヘツドを用いないでビデオヘツドのみを用いた
ときには、約250Hの領域しか記録することがで
きない。更に、数Hの余裕をみて、1本のトラツ
ク中で246H分の領域を記録可能領域とする。つ
まり、上述のように264Hの期間を246Hに時間軸
圧縮(圧縮率Rtは41/44)するようになされる。
また、246Hの長さとされた1フイールド分の記
録信号の始端及び終端には、伝送ビツト周波数の
プリアンプル信号及びポストアンプル信号が挿入
されるようになされる。 第4図における時間軸圧縮回路7は、上述の圧
縮率でもつてビデオデータを圧縮し、また96サン
プルのビデオデータ毎にブロツク同期信号、識別
及びアドレス信号、CRCコードが挿入されるデ
ータ欠如期間を形成すると共に、パリテイデータ
のブロツクが挿入されるデータ欠如期間を形成す
る。水平及び垂直方向のパリテイデータと各サブ
ブロツクのCRCコードとが誤り制御エンコーダ
8によつて発生する。ブロツク同期信号、識別及
びアドレス信号が記録プロセツサ9において付加
される。アドレス信号は、前述のサブブロツクの
番号(i)を表わしている。また、記録プロセツサ9
には、1サンプルのビツト数を8ビツトから10ビ
ツトに変換するブロツクコーデイングのエンコー
ダと、10ビツト並列のコードを直列化する変換器
が設けられている。ブロツクコーデイングは、10
ビツトからなり、(210)通りのコードのうちで直
流レベルが零に近い(28)個のコードを選び、こ
れともとの8ビツトのコードとを1対1に対応さ
せ、したがつて記録信号の直流レベルをなるべく
零にする即ちなるべく“0”と“1”とが交互に
現れる信号形態に変換するものである。再生側に
おける同期抽出の容易化、伝送波形の劣下の防止
を目的としてブロツクコーデイングが使用され
る。同様の目的のためにブロツクコーデイングの
代わりにM系列を利用したスクランブル、量子化
レベルの発生確率を考慮したコーデイング等を用
いても良い。8ビツトの場合の1チヤンネル当り
の伝送ビツトレイトは (3sc)×8×1/2×44/41=46.097〔Mb/sec〕 であり、10ビツトに変換した後の記録ビツトレイ
トは 46.097×10/8=57.62〔Mb/sec〕となる。 Aヘツド及びBヘツドの夫々が対応するAトラ
ツク及びBトラツクを走査することで得られる2
チヤンネルの再生信号が再生信号入力端子12
A,12Bの夫々に供給され、再生アンプ13を
介して波形整形回路14に供給される。波形整形
回路14は、再生信号の高域成分を増強する再生
イコライザを含み、また、再生信号をパルス信号
とすると共に、プリアンブル信号に同期した再生
ビツトクロツクを抽出し、次段の再生プロセツサ
15にデータと共に、この再生ビツトクロツクを
供給する。再生プロセツサ15では、データ系列
が直列並列変換され、ブロツク同期信号が抽出さ
れ、データとそれ以外のブロツク同期信号等とが
分離され、更に、ブロツクデコーデイング(10→
8ビツト変換)がなされる。このデータは、タイ
ムベースコレクタ16に供給され、時間軸変動が
除去されたデータとなされる。タイムベースコレ
クタ16としては、例えば4個のメモリーを備え
て、このメモリーに再生データと同期したクロツ
クパルスにより再生データを順次書込み、この書
込が終了しているメモリーからデータを基準クロ
ツクパルスによつて順次読出し、読出しが書込み
を追い越しそうになると、現在読出したメモリー
から読出しを再度行なう構成とされている。 タイムベースコレクタ16の各チヤンネルに関
するデータがインターチエンジヤ17を介して誤
り訂正デコーダ18に供給される。磁気テープの
記録トラツクと回転ヘツドの走査軌跡とが合致す
る通常の再生動作又はこの両者が合致するように
回転ヘツドの位置を制御した場合のスロー或いは
スチル再生時では、2個の回転ヘツドが対応する
トラツクからのみ再生信号を取り出して入力端子
12A,12Bの夫々に供給する。ところが、磁
気テープの走行速度を通常の数十倍のように高速
とする高速再生動作時には、複数本の記録トラツ
クをまたがつて回転ヘツドが走査することにな
り、入力端子12A,12Bには、Aトラツク及
びBトラツクの両者の信号が混在した再生信号が
供給されることになる。このような場合には、イ
ンターチエンジヤ17においてトラツク識別信号
によりチヤンネル識別がなされ、本来のチヤンネ
ルに分けられる。 インターチエンジヤ17に対して誤り訂正デコ
ーダ18が接続されている。誤り訂正デコーダ1
8には、CRCチエツカ、水平パリテイ及び垂直
パリテイの夫々による誤り検出及び誤り訂正回
路、フイールドメモリー等が含まれている。前述
の高速再生動作時には、誤り検出及び訂正を行な
わず、間欠的に、再生される各チヤンネルのデー
タを連続化するのにフイールドメモリーが用いら
れる。誤り訂正デコーダ18からのデータが時間
軸伸長回路19によつてもとの伝送レイトに戻さ
れ、インターフエース20に供給される。インタ
ーフエース20により2つのチヤンネルの再生デ
ータが1チヤンネルに戻され、D/A変換回路2
1に供給され、アナログ映像信号とされる。イン
ターフエース20からは、デジタル映像出力
Doutが取り出される。記録系及び再生系の夫々
にデジタル映像入力端子及びデジタル映像出力端
子が設けられているので、編集及びダビングをデ
ジタル信号の形態で行なうことができる。 D/A変換回路21の出力プロセツサ22に供
給され、出力端子23の再生カラー映像信号を得
ることができる。また、外部基準信号が入力端子
24からマスタークロツク発生器25に供給さ
れ、これより発生するクロツクパルス及び基準同
期信号がコントロール信号発生器26に供給され
る。コントロール信号発生器26では、外部基準
信号に同期した各種のタイミングパルス、ライ
ン、フイールド、フレームの夫々に関する識別信
号、サンプリングパルス等のコントロール信号が
形成される。再生系の入力端子12A,12Bか
らタイムベースコレクタ16の書込み側までの処
理は、再生データより抽出したクロツクパルスを
タイムベースとしており、タイムベースコレクタ
16の読出側から出力端子23までの処理は、マ
スタークロツク発生器25からのクロツクパルス
をタイムベースとしている。 本発明が適用された誤り訂正デコーダ18の説
明に先立ち、誤り制御エンコーダ8におけるエン
コード動作を第9図を参照して説明する。第9図
Aに示すWDSTは、1フイールド中のデータ区
間の始まりを示すタイミングパルスであり、第9
図Bに示すDWiは、時間軸圧縮回路7から供給
される8ビツト並列のデータ系列である。1フイ
ールド中の有効データとしては、総計756個のサ
ブブロツクが存在し、各サブブロツクの後の
CRCコードが挿入されるタイムスロツトと、36
個のサブブロツク毎の水平パリテイデータが挿入
されるタイムスロツトとをデータ系列DWiが有
している。36個のサブブロツクとこれに対する水
平パリテイデータが挿入されるタイムスロツトと
を加えた39ブロツク分の1水平行期間の長さは、
12RtH(12×41/44×H)である。第9図Cは、
かかるデータ系列と同期して各タイムスロツトの
区間で高レベル(“1”)となるタイミングパルス
HPT,VPT,CRCTを示している。 データ系列DWiが垂直パリテイ発生回路に供
給され、これにより発生する〔SB820〕〜
〔SB855〕の36個の垂直パリテイデータが遅延さ
れたデータ系列DWiにタイミングパルスVPTに
よつて付加される。次に垂直パリテイデータを含
むデータ系列DWiが水平パリテイ発生回路に供
給され、1水平行分のデータ系列に対する3個の
水平パリテイデータが形成され、タイミングパル
スHPTによつてこの水平パリテイデータがデー
タ系列DWiに付加される。そしてタイミングパ
ルスCRCTによつて規定される期間内にCRCコ
ードが付加され、第9図Dに示すようなデータ系
列DWoが得られる。なお、時間軸圧縮回路から
のデータ系列DWi及び誤り制御エンコーダ8か
らのデータ系列DWoの各サブブロツクの始めに
は、ブロツク同期信号と識別及びアドレス信号と
が付加されるタイムスロツトが設けられているこ
とは、前述した通りである。このようにして1フ
イールド期間の262H(又は263H)のうちで246H
がデータ期間となり、16H(又は17H)のデータ
ブランクをおいて次のフイールドのデータが始ま
る。 磁気テープから再生され、誤り訂正デコーダ1
8に与えられるデータ系列DRiの配列も第9図D
と同様のものとなる。第10図は、本発明が適用
された誤り訂正デコーダの一例を示す。誤り訂正
デコーダは、破線で囲んで示すように、CRCコ
ード及び水平パリテイデータによる誤り検出およ
び訂正を行なう水平部27とCRCコード及び垂
直パリテイデータによる誤り訂正を行なう垂直部
28とから主として構成されている。 磁気テープから再生され、波形整形回路14、
再生プロセツサ15及びタイムベースコレクタ1
6を介された8ビツト並列のデータ系列DRiは、
まず水平部27に供給される。第11図Aは、1
フイールド分のデータの最初のタイミングを規定
するタイミングパルスRDSTを示し、同図Bは、
データ系列DRiを示す。このデータ系列DRiは、
フイールドの最初の水平行期間TH0から始まつ
て第22番目の水平行期間TH21までを1フイール
ド内に含んでいる。水平部27のCRCチエツカ
29によつて各サブブロツク毎の誤り検出がなさ
れ、誤りを含むものと検出されたときに“1”と
なり、そうでないときに“0”となるエラー信号
EREがCRCチエツカ29から発生する。対応す
るサブブロツクの全ビツトが誤つているかどうか
がチエツクされ、1ビツトでも誤つているとき
は、このサブブロツクの次のサブブロツクの期間
が“1”にホールドされる。第11図Cは、エラ
ー信号ERRの一例を示す。このエラー信号ERR
が水平判定回路30に供給される。水平判定回路
30は、エラー信号ERRを38ブロツク相当の期
間だけ遅らせて第11図Dに示すエラーフラツグ
ERFLGを形成すると共に、第11図Eに示すよ
うに全てのサブブロツク毎に誤り訂正が可能かど
うか(“1”=訂正可能、“0”=訂正不能)を示す
判定信号CRCTHを発生する。なお、この判定
は、2サブブロツクおきに水平パリテイを求めた
サブブロツク群の中で、2以上の誤りがある場合
には訂正不能とし、1つ以下なら訂正可能として
いる。 また、データ系列DRiが水平パリテイチエツカ
31に供給され、これから水平シンドローム系列
SDHが発生する。水平シンドロームは、1水平
行期間(12RtH)で演算され、次の1水平行期
間で誤り訂正に使われるようにホールドされる。
つまり、水平パリテイチエツカ31は、水平シン
ドロームを演算するのと演算した水平シンドロー
ムをホールドするのとを交替で行なう2つの部分
を含んでいる。第11図Fでは、水平行期間
THiのデータに対する水平シンドロームをSDHi
として表わしている。この水平シンドローム
SDHiは、3ブロツク期間の周期で同一内容が繰
り返すものである。 また、バツフアメモリー32によりデータ系列
DRiが1水平行期間遅らされて水平方向の誤り訂
正回路33に供給される。誤り訂正回路33で
は、誤りを含んだ(ERFLG=“1”)サブブロツ
クのうちで、(CRCTH=“1”)即ち訂正可能な
ものについて水平シンドロームSDHiを用いた訂
正が行なわれる。この訂正が行なわれたサブブロ
ツクに関するエラーフラツグERFLGを“0”に
する。このような処理がなされた信号が第11図
Gに示すエラーブロツク信号ERBLKであり、こ
れが“1”であるサブブロツクのデータ例えば
〔SB2〕〔SB75〕〔SB780〕〔SB819〕〔SB858〕の各々
は、水平パリテイによつては、訂正できない限り
を含むものである。 水平部27の誤り訂正回路33からのデータ系
列が垂直部28を構成するフイールドメモリー3
4及びサブメモリー35の入力データとされると
共に、垂直パリテイチエツカ36に供給される。
また、水平部27で形成されたエラーブロツク信
号ERBLKが垂直判定回路37、フイールドメモ
リー制御回路38、サブメモリー制御回路39に
供給される。この場合、水平パリテイデータから
なる計66個のサブブロツクは、行方向の誤り訂正
以降、使用されることがないので、フイールドメ
モリー34及びサブメモリー35の容量を節約す
る理由から、これらのメモリーは貯えない。この
ことは、36個の垂直パリテイデータからなるサブ
ブロツクについても同様である。したがつてフイ
ールドメモリー34は、756サブブロツク分の容
量を有し、各サブブロツクのアドレス信号を使つ
て順次PCMデータを書込むようになされる。 このフイールドメモリー34に対するPCMデ
ータの書込みは、各フレームにおける先頭のサブ
ブロツクを1ライン分に相当する3個のサブブロ
ツクアドレスだけずらすようにされ、冒頭に説明
したように、あるサブブロツクが前のフイールド
の空間的に1ライン下に位置するラインに含まれ
るサブブロツクと同一のアドレスに書込まれる。
この場合、メモリー制御回路38によつて水平部
27で訂正できなかつたサブブロツク(エラーブ
ロツク信号ERBLKが“1”のサブブロツク)の
フイールドメモリー34への書込みが禁止され
る。この書込みが禁止されたサブブロツクは、垂
直パリテイによつて訂正できる可能性があるの
で、メモリー制御回路39によつてエラーブロツ
ク信号ERBLKを監視し、これが“1”のサブブ
ロツクをサブメモリー35に書込む。単にこれだ
けでは、誤りが多発するときにサブメモリー35
がオーバーフローしてしまい、逆にオーバーフロ
ーしないようにすると、サブメモリー35の容量
が頻る大きくなつてしまう。 そこで垂直判定回路37から発生する検出信号
CRCTBLをメモリー制御回路39に供給する。
垂直判定回路37は、水平判定回路30と同様に
全てのサブブロツク毎に関して垂直パリテイを用
いた誤り訂正が可能(=“1”)即ち1つの垂直列
中に誤りブロツクが1つ以下ある場合か、不可能
(=“0”)即ち1つの垂直列中に誤りブロツクが
2つ以上ある場合かを示す判定信号CRCTV(第
11図I)を発生する。この場合、i番目のフイ
ールドのデータが水平部27から垂直部28に供
給されている期間では、前の(i−1)番目のフ
イールドに関する判定信号CRCTVi-1が現れるよ
うになされる。これと共に、現在のi番目のフイ
ールドのエラーブロツク信号ERBLKが“1”と
なつているサブブロツクに関してこれが垂直パリ
テイによつて訂正可能どうかを検出する。つま
り、第8図において36個の各列内に含まれる22個
のサブブロツクのうちでエラーブロツク信号
ERBLKが“1となるものが2個以上となれば、
訂正不能であるから、検出信号CRCTBLを“1”
から“0”とする。したがつてERBLK及び
CRCTBLが共に“1”の誤りサブブロツクのみ
がサブメモリー35に貯えられる。これを共に、
サブメモリー35に書込みがなされたサブブロツ
クのアドレスが垂直エラーフラツグSFLGとして
記憶される。i番目のフイールドで上述のように
書込みをしているときに、その前の(i−1)番
目のフイールドの誤りを誤り訂正回路40で訂正
するために貯えられているサブブロツク及びエラ
ーフラツグSFLGを読出す必要から、サブメモリ
ー35及びメモリー制御回路39は、あるフイー
ルドで書込みと読出しとの夫々を行なつている二
つの部分を含んでいる。 ここでサブメモリー35の容量としてどの程度
必要とされるかを検討する。前述のように各チヤ
ンネルでサブブロツクの1個には、8ビツト並列
で96サンプルが含まれるので、1フイールドの
PCMデータの総ビツト数は、580608ビツトであ
る。デジタルVTRの録再系のエラーレイト(ビ
ツト誤りの確率)をパラメータとし、誤りが1ビ
ツト毎に同じブロツクに重複することなく分布す
るものとすれば、1フイールドの1チヤンネル当
りの誤りサブブロツク数は、下記のようになる。
【表】 実際の録再系のエラーレイトを10- 5程度と想定
すると、6サブブロツク分の容量があれば、平均
的に間に合うと言える。然も、上述のようにサブ
メモリー35には、検出信号CRCTBLを監視し
て書込みを制御しているから、各垂直列で2サブ
ブロツク以上の誤りのときには、最初に現れる誤
りサブブロツクのみが書込まれるので、サブメモ
リー35のオーバーフローを殆どの場合において
回避することができる。 前のフイールドのデータがフイールドメモリー
34又はサブメモリー35から読出され、誤り訂
正回路40に供給される。この場合、垂直エラー
フラツグSFLGが記憶されているサブブロツクに
関しては、サブメモリー35からのデータが優先
し、それ以外では、フイールドメモリー34から
のデータが使用され、サブメモリー35からのデ
ータと垂直シンドローム系列SDV(第11図H)
とによつて誤りが訂正される。 上述の誤り訂正デコーダの各部について更に詳
述するに、まずCRCチエツカ29からのエラー
信号ERRが供給され、エラーフラツグERFLG及
び判定信号CRCTHを発生する水平判定部30に
ついて第12図及び第13図を参照して説明す
る。 第12図は、1水平行期間毎に交替で動作する
二つの部分のうちの一方の部分の構成を示してお
り、エラー信号ERRは、シフトレジスタ41に
よつて38ブロツク相当の期間だけ遅延されること
でエラーフラツグERFLGが形成される。 また、水平パリテイによる誤り訂正が可能かど
うかの判定は、1水平行が3ブツク毎の12個のデ
ータサブブロツクと1個の水平パリテイサブブロ
ツクとによつて1個の誤り訂正ブロツク符号を形
成しているので、1水平行を等価的に3個の独立
した行として処理し、この3個の独立した行のう
ちで誤りを含むサブブロツクが何個であるかを検
出することにより行なわれる。誤りを含むサブブ
ロツクが2個以上であれば、訂正不能となる。D
形フリツプフロツプ42、カウンタ43及びデコ
ーダ44は、データ系列DRiと同期したサブブロ
ツク周期のタイミングパルスHBLKSから1ブロ
ツク内の各サブブロツクと対応するゲートパルス
Y210を形成する。第13図Aには、各フ
イールドのデータ系列DRiのデータ区間の始めを
示すタイミングパルスRDSTが示されており、こ
れが“1”の区間でD形フリツプフロツプ42が
クリアされ、このD形フリツプフロツプ42で同
期化されたタイミングパルスHBLKS(第13図
B)がカウンタ43に対するロードパルスとして
供給され、これ以降、カウンタ43は、タイミン
グパルスEBLKSを教えると共に、自分の出力に
よるロードを反復し、カウンタ43の出力がデコ
ーダ44によりデコードされ、第13図Cに示す
3相のゲートパルス2 1 0が発生する。ゲー
トパルス2は、各ブロツクの最初のサブブロツ
クに対応する期間“0”となり、ゲートパルス
Y1は、その次のサブブロツクに対応する期間
“0”となり、ゲートパルス0は、各ブロツクの
第3番目のサブブロツクに対応する期間“0”と
なる。 第13図Dに示すデータ系列DRiは、あるフイ
ールドの1番目及び2番目の水平行期間TH0
TH1と第3番目の水平行期間TH2の始めの一部
とを表わしている。このデータの1水平行分の最
後で“0”となる第13図Fに示すタイミングパ
ルスを反転したと、シフトレジ
スタ45により遅延され(サンプルクロツク
RCKをシフトパルスとする)インバータ46で
反転されたタイミングパルス(第13図
E)とがアンドゲート47に供給され、このアン
ドゲート47の出力がインバータ48で反転され
たものによつて1水平行期間毎にD形フリツプフ
ロツプ49a,49b,50a,51b,51
a,51bがクリアされる。また、これらフリツ
プフロツプの各ペアの出力側に対して設けられた
フリツプフロツプ52,53,54のクロツクパ
ルスとしてアンドゲート47の出力が用いられ、
各水平行期間の終りでフリツプフロツプ49b,
50b,51bの出力がフリツプフロツプ52,
53,54に転送され、その直後にフリツプフロ
ツプ49a,49b,50a,50b,51a,
51bがクリアされる。 CRCチエツカ29からのエラー信号ERRがイ
ンバータ55で反転されたものの一例を第
13図Gに示す。このエラー信号ERRがノアゲ
ート56,57,58に供給され、ゲート信号
Y2 1 0によつて区別される。ノアゲート56
の出力パルスEC1がフリツプフロツプ49a,
49bのクロツクパルスとされ、ノアゲート57
の出力パルスEC2がフリツプフロツプ50a,
50bのクロツクパルスとされ、ノアゲート58
の出力パルスEC3がフリツプフロツプ51a,
51bのクロツクパルスとされる。このフリツプ
フロツプ49a,50a,51aの入力には、
“1”のレベル(+Vcc)が常時与えられている。
第13図Gに示すように、〔SB1〕〔SB4〕
〔SB41〕〔SB42〕〔SB78〕の各サブブロツクが誤
つているときのエラー信号がゲートパルス
Y2 1 0によつて等価的な3つの水平行のエラ
ーパルスEC1,EC2,EC3(第13図H)に
分けられる。この水平行期間TH0において、ノ
アゲート56からのエラーパルスEC1のみが2
個発生するので、期間TH0の終りでは、フリツ
プフロツプ49bの出力が“1”となり、他のフ
リツプフロツプ50b,51bの出力は、“0”
であり、これらの出力が次段のフリツプフロツプ
52,53,54に貯えられる。したがつてフリ
ツプフロツプ52,53,54に夫々ホールドさ
れる信号を1,2,3
とすると、これらは、第13図Iに示すものとな
り、次の水平行期間TH1では、1のみ
が“1”となる。このフリツプフロツプ52,5
3,54の出力がノアゲート59,60,61に
夫々ゲートパルス210(第13図C)と
共に供給され、更にノアゲート59,60,61
の出力がオアゲート62を介して判定信号
CRCTH(第13図J)として取り出される。 このようにして、水平パリテイによつて訂正可
能なサブブロツクについては、“1”となり、訂
正不可能なサブブロツクについては、“0”とな
る判定信号CRCTHを得ることができる。 第14図は、水平パリテイチエツカ31の一例
の構成を示す。水平判定回路30と同様に、1水
平行期間毎に水平シンドロームを演算する動作と
水平シンドロームをホールドする動作とを交互に
行ない且つ同一期間では、上記の二つの動作を
夫々行なう2つの構成部分を水平パリテイチエツ
カ31が備える。各部分は、8ビツト並列のデー
タ系列DRiとフイードバツクされた8ビツト並列
のデータ系列DRiとを(mod.2)の演算法に従つ
て加算する加算回路64A,64B(エクスクル
ーシブオアゲートで構成される)と、加算回路6
4A,64Bの出力がデータ入力とされる8ビツ
ト並列入力のRAM65A,65Bと、RAM6
5A,65Bから取出された出力データが供給さ
れるラツチ回路66A,66Bとを夫々備え、ラ
ツチ回路66A,66Bの内容がマルチプレクサ
67によつて1水平行期間毎に交互に取り出さ
れ、水平シンドローム系列SDHとされる。 RAM65A,65Bは、3個のサブブロツク
分のデータ(288サンプル)を記憶できる容量を
有し、第15図Aに示すサンプリング周期のクロ
ツクパルスRCKによつてアドレスが(0〜287)
番地まで順次変化される。第15図Bに示すよう
にデータ系列DRiの3サブブロツク毎に“0”と
なるクリアパルスPSACLによつてRAM65A,
65Bがクリアされる。前述のようにデータ系列
DRiの1個のサブブロツクには、96サンプルのデ
ータとこの前の5サンプル分の同期信号、アドレ
ス信号、識別信号及びその後の4サンプル分の
CRCコードとが含まれている。この各サブブロ
ツク間のデータ欠如期間では、アドレスカウンタ
に対するサンプルブロツクRCKの供給を停止し、
アドレスが歩進しないようにされると共に、
RAM65A,65Bが読出し動作を繰返して行
なうようになされる。第15図Cは、RAM65
A,65BのアドレスADRの変化を示している。
あるいはフイールドの最初の1水平行期間TH0
では、まずRAM65Aに対して第15図Dに示
す読出し制御信号が供給され、RAM65A
が同図Eに示すモードで動作するようになされ
る。第15図EでW(斜線)の区間が書込みサイ
クルであり、Rの区間が読出しサイクルである。
この1水平行期間TH0では、他方のメモリー6
5Bは、第15図Fに示すような“1”の状態の
制御信号によつて書込みを行なわないように
されている。また、この期間TH0においては、
ラツチ回路66Bの出力がマルチプレクサ67に
よつて選択されているが、フイールドの最初の1
水平行期間であるため、有効なシンドロームが得
られていない。更に、ラツチ回路66A,66B
に対しては、サンプルクロツクがラツチパ
ルスとして供給され、RAM65A,65Bから
の読出しデータがこのラツチパルスによつて順次
とり込まれる。但し、ラツチ回路66A,66B
には、各々タイミングパルスHPCENA,
HPCENBがクリアパルス(第13図F参照)と
して供給される。このタイミングパルス
HPCENA,HPCENBは、フイールドの各水平
行期間THiのうちの最初の3個のサブブロツク
の期間において交互に“0”となるもので、この
“0”の期間では、ラツチ回路66A,66Bが
クリア状態態とされ、その8ビツトの出力
DRi′は、全て“0”である。このため、各水平行
期間の最初の3個のサブブロツクは、加算回路6
4A,64Bを介しても変化せずにRAM65
A,65Bに書込まれる。 ここでは、水平行期間TH0の最初の3個のサ
ブブロツクSB1,SB2,SB3に含まれる計288サン
プルのデータがそのままRAM65Aの(0〜
287)番地に書込まれる。サブブロツクSB3
SB4との間のデータ欠如期間では、0番地のまま
で書込み動作がなされない。そして次の3個のサ
ブブロツクSB4,SB5,SB6がデータ系列DRiと
して順次供給される区間でも、RAM65Aのア
ドレスが同様に(0〜287)番地まで変化する。
この場合、第15図Eに示すモードから明らかな
ように、各番地についての読出しサイクルが書込
みサイクルに先行し、先に読出された8ビツト並
列の1サンプルのデータがラツチ回路66Aに取
り込まれ、加算回路64Aに対する入力DRi′とし
てフイードバツクされる。例えばRAM65Aの
(0〜95)番地には、サブブロツクSB1の96サン
プルのデータが貯えられており、この各番地から
1サンプルずつデータを読出す区間では、入力デ
ータ系列DRiとしてサブブロツクSB4の各サンプ
ルが供給されている。つまり、加算回路64Aに
おいてサブブロツクSB1及びSB4の対応するサン
プル同士が8ビツト並列に加算され、その加算結
果がRAM65Aの(0〜95)番地に再び書込ま
れる。 このような動作が繰返されることによつて1水
平行を構成する全てのサブブロツクSB1〜SB39
供給され終わつた状態では、RAM65Aに第1
番目の水平行に関するシンドロームSDH0が貯え
られる。つまり、RAM65Aの(0〜95)番地
には、サブブロツクSB1,SB4,SB7,……SB34
SB37の対応するサンプル同士が加算された結果
が記憶され、その(96〜191)番地には、サブブ
ロツクSB2,SB5,SB8,……SB35,SB38の対応
するサンプル同士が加算された結果が記憶され、
その(192〜287)番地には、サブブロツクSB3
SB6,SB9,……SB36,SB39の対応するサンプル
同士が加算された結果が記憶される。このシンド
ロームSDH0の全てのサンプルが“0”であれ
ば、第1番目の水平行に関するデータが誤つてい
ないことを表わし、逆に1サンプルを構成する8
ビツトのうちで1ビツトでも“1”が含まれてい
れば、誤りを含んでいることを表わす。上述の3
個の誤り訂正ブロツク符号を夫々構成する13個の
サブブロツクのうちで1個のサブブロツクだけが
誤つているときには、この誤つたサブブロツクと
シンドロームSDH0の誤つたサブブロツクに対応
する部分とを(mod.2)の加算を行なうことによ
つて訂正できる。 次の1水平行期間TH1では、RAM65Aに対
する書込み制御信号が第15図Dに示すよう
に“1”のままであるので、第15図Eに示すよ
うにRAM65Aが読出し動作のみを繰返して行
なうことになる。これと共に、マルチプレクサ6
7がラツチ回路66Aの出力を選択する状態とな
る。RAM65Aからの読出されたシンドローム
SDH0は、ラツチ回路66Aにおいてサンプルク
ロツクによつて同期化され、マルチプレク
サ67を介して第15図Hに示すように出力に取
り出される。この場合のアドレスADRは、第1
5図Cに示すように前述と同様に(0〜287)番
地を繰返して変化し、バツフアメモリー32によ
り1水平行期間だけ遅延されたデータ系列DRiと
同期したものとなる。 一方、次の水平期間TH1では、第15図Fに
示す書込み制御信号がRAM65Bに対して
与えられ、第15図Gに示すように読出しサイク
ルと書込みサイクルとを交互に繰返すモードで動
作する。したがつてサブブロツクSB40〜SB78
らなる第2番目の水平行に対するシンドローム
SDH1が演算されている。第15図では、図示し
てないが、更に次の水平行期間TH2において
PAM65BからシンドロームSDH1が読出され、
ラツチ回路66B及びマルチプレクサ67を介し
て取り出される。このような動作を繰返すことに
よつて1フイールドの22個の水平行の夫々に関す
るシンドロームSDH0〜SDH21が全て形成され
る。 バツフアメモリー32及び水平方向の誤り訂正
回路33の一例の構成を第16図に示す。バツフ
アメモリー32は、CRCチエツカ29によつて
誤りブロツクを検出し、水平パリテイチエツカ3
1が水平シンドローム系列SDHを形成している
間、入力データ系列DRiを待機させるためのもの
である。 図示の例では、入力データ系列DRiの伝送速度
に比べてRAMのサイクルタイムが遅いので、4
サンプル(32ビツト)並列で処理するようにして
いる。バツフアメモリー32で遅延される対象と
なるのは、各サブブロツク中のデータ(96サンプ
ル)とその前のアドレス及び識別信号(2サンプ
ル)とである。これらを合わせると98サンプルで
あり、4サンプルの倍数とならないので、CRC
コードの部分の2サンプルもダミーとしてくみこ
んで、100サンプルとして処理する。入力データ
系列DRiの最初の2サンプルが入力側の一方のラ
ツチ回路68Aにラツチされ、次の2サンプルが
他方のラツチ回路68Bにラツチされるようにし
て4サンプル並列に変換される。ラツチ回路68
Aの2サンプルがRAM69Aに書込まれ、ラツ
チ回路68Bの2サンプルがRAM69Bに書込
まれる。1個のサブブロツクを100サンプルとす
ると、1水平行には、3900サンプルが含まれるこ
とになる。RAM96A,96Bの合計の容量
は、少なくともこの1水平行分のデータを記憶で
きるものとされている。RAM69A,69Bの
夫々に対して2サンプル並列でデータが入力さ
れ、そのアドレスが(0〜974)番地に4サンプ
ル周期毎に順次変化される。例えばあるサブブロ
ツクの第1番目、第2番目のサンプルがラツチ回
路68Aにラツチされいる時に、RAM69Aの
0番地から前の水平行の2サンプルが読出されて
出力側の一方のラツチ回路70Aにラツチされ、
次の第3番目、第4番目のサンプルがラツチ回路
68Bにラツチされる時に、RAM69Aの0番
地に第1番目、第2番目のサンプルが書込まれ
る。他方のRAM69Bは、かかるRAM69A
の書込みサイクル中で読出し動作を行なうように
され、逆にその読出し動作中に書込み動作を行な
うようにされている。つまり入力データ系列DRi
の2サンプル分だけ遅れてRAM69Aと同様の
動作をRAM69Bが行なうようにされる。 RAM69A,69Bの夫々から交互に読出さ
れてラツチ回路70A,70Bにラツチされた4
サンプルが1サンプルづつ順番に取り出されて誤
り訂正回路33を構成する(mod.2)の加算回路
71に供給される。加算回路71の他方の入力と
して水平パリテイチエツカ31で発生した水平シ
ンドローム系列SDHが供給される。この場合、
データ系列とシンドローム系列との位相合わせの
ための遅延回路(シフトレジスタ)72とゲート
回路73とを介してシンドローム系列が加算回路
71に供給される。遅延回路72に対して、タイ
ミングパルスHBLKEがクリアパルスとして供給
される。タイミングパルスHBLHKEは、タイミ
ングパルスHBLKS(第13図B参照)と同様の
もので、各サブブロツク間のデータ欠如期間で生
じるシンドロームの無効データを禁止し、この期
間では、全て“0”となるようにシンドローム系
列を変換し、バツフアメモリーからのデータ系列
に含まれる識別及びアドレス信号が加算回路71
を介しても変化しないようになされる。 ゲート回路73は、訂正可能な誤りを含むサブ
ブロツクに対してのみ、対応するシンドロームを
加えるようにするためのものである。前述のよう
に水平判定回路30で形成された判定信号
CRCTH及びエラーフラツグERFLGにもとづい
てゲート回路73が制御される。この両信号
“1”と“0”との4通りの組合せは、夫々下記
のような状態を意味している。 (CRCTH=“0”,ERFLG=“0”):訂正不能
な水平行に含まれているが、そのサブブロツク
は、誤つていない。したがつてゲート回路73
は、オフである。 (CRCTH=“0”,ERFLG=“1”):訂正不能
な水平行に含まれており、そのサブブロツクは、
誤つている。したがつてゲート回路73は、オフ
である。 (CRCTH=“1”,ERFLG=“0”):訂正可能
な水平行に含まれてるが、そのサブブロツクは、
誤つていない。したがつてゲート回路73は、オ
フである。 (CRCTH=“1”,ERFLG=“1”):訂正可能
な水平行に含まれており、そのサブブロツクは、
誤つている。このことは、ゲート回路73がオン
とされ、加算回路71で誤りが訂正される。 なお、ゲート回路73の出力は、そのオフ時に
全て“0”であり、ゲート回路73のオフ時で
は、加算回路71を介することでデータは、変化
しない。 判定信号CRCTH及びエラーフラグERFLGが
アンドゲート74に供給され、その出力が“1”
となるときにゲート回路73がオンするようにな
される。インバータ75で反転された判定信号
CRCTHとエラーフラツグERFLGとがアンドゲ
ート76に加えられ、誤つており然も水平パリテ
イによつて訂正不能なサブブロツクに関して
“1”となるエラーブロツク信号ERBLKをアン
ドゲート76の出力に得るようになされる。 以上の水平部27に依れば、第11図A〜同図
Gに示されるような既述の誤り訂正動作が行なわ
れることが容易に理解できよう。ひき続いて垂直
部28を構成する各部について詳述する。まず、
垂直パリテイチエツカ36は、図示しないが、1
水平行期間だけデータを遅延させるバツフアメモ
リー32(第16図参照)を第14図に示す水平
パリテイチエツカ31におけるRAM65A,6
5Bの夫々として適用することによつて水平パリ
テイチエツカと同様にして実現できる。第8図の
符号構成における水平パリテイデータを除く第1
番目から第36番目迄の各列に含まれる22個のサブ
ブロツクの対応するサンプル同士を8ビツト並列
に加算(mod.2)することにより(96×36=3456
サンプル)の垂直エンコーダSDViが形成され
る。このために、ある列に含まれるサブブロツク
が垂直パリテイチエツカ36に供給されるタイミ
ングでは、この入力サブブロツクとこれより1水
平行期間前の読出しデータとが演算(mod.2の加
算)され、この演算結果が同一番地に書込まれ
る。例えばサブブロツクSB79が供給されるタイ
ミングでは、(〔SB1〕〔SB40〕)が読出しデー
タとして入力データと演算され、(〔SB1A〕
〔SB40〕〔SB79〕)の演算結果が同一番地に書
込まれる。このような同一番地に関する読出動作
及び書込み動作が1水平行(36サブブロツク)分
の各番地について順次なされ、これが22水平行の
夫々に関して行なわれる。これが終了した後に
は、垂直パリテイチエツカのRAMには、第1列
に関する垂直シンドロームから第36列に関する垂
直シンドロームまでが形成され、貯えられてい
る。水平パリテイチエツカ31の場合と同様に、
ある1フイールド期間で形成した垂直シンドロー
ムは、次の1フイールド期間ホールドされるよう
になされ、この形成動作とホールド動作とを逆に
行なう2つの部分が設けられ、交互にホールドさ
れている垂直シンドロームが選択されて第11図
Hに示すような垂直シンドローム系列SDVが形
成される。 第11図に示すように、垂直パリテイチエツカ
36から発生する垂直シンドローム系列SDVは、
水平部27に供給される入力データ系列DRi(第
11図B)の1フイールド期間遅らされたものと
同期するようになされる。水平部27から垂直部
28に供給されるデータ系列は、入力データ系列
DRiに対して1水平行期間遅れており、更にフイ
ールドメモリー34(又はサブメモリー35)を
通ることによつて遅延が付加され、誤り訂正回路
40に対しては、データ系列DRiとシンドローム
系列SDVとが同期して供給されるようになされ
る。 垂直判定回路37の一構成例を第17図に示
す。垂直判定回路37は、垂直部28に供給され
ているデータに関し、列方向の誤りサブブロツク
の個数を個別に数え、これが2つ以上含まれる場
合には訂正不能であるとして、“0”となり、訂
正可能な場合では、“1”とな検出信号CRCTBL
を発生すると共に、その最終的な結果としての判
定信号CRCTVを次のフイールド期間に発生する
ものである。このような機能を実現するひとつの
方法として、第1列から第36列の夫々に関するエ
ラーブロツク信号ERBLKが別個に供給される36
個のカウンタを設け、このカウンタによつて列毎
のエラーブロツク信号ERBLKの個数を判別する
ことが考えられる。しかし、36個のカウンタを用
いることは、無駄である。第17図に示す例で
は、77,78,79で示されるシフトレジスタ
を用いることによつて上述の機能を実現してい
る。 この垂直判定回路37の説明の前に垂直部28
における処理に用いられる各種のタイミング信号
及び制御信号について第18図を参照して説明す
る。 第18図Aに示されるRDSTは、データ系列
DRi及びDRoにおける各フイールドのデータの始
まりと同期したフイールド周期のタイミングパル
スであり、これによつてあるフイールドTVi、次
のフイールドTVi+1等が規定される。第18図B
に示すフイールド切替パルスSVSLは、タイミン
グパルスRDSTに同期して1フイールド毎に
“0”と“1”とが反転するパルスである。
VPCEN(第18図C)は、1水平行期間THの周
期を有し、水平パリテイデータと対応する期間で
は“0”となるタイミングパルスである。
VBREN(第18図D)は、フイールドメモリー
34からデータを読出す期間を示すと共に、垂直
シンドロームSDVを用いて訂正可能なな誤りブ
ロツクの訂正を実行する期間を示すタイミングパ
ルスである。VBENT(第18図E)は、データ
系列が水平部27から垂直部28に引き渡される
期間を示し、VBWEN(第18図F)は、垂直パ
リテイデータが存在する迄の期間を含むように拡
張されたタイミングパルスを示している。水平部
27からのデータ系列DATA・SEQは、第18
図Gに示すようにTH1〜TH22の夫々の1水平行
のデータ毎に斜線領域として表わされた水平パリ
テイデータを含むと共に、第22番目の水平行とし
て垂直パリテイデータを含んでいる。磁気テープ
から再生されたデータの1サブブロツクは、前述
のように105サンプルを含んでいるが、前述のよ
うにバツフアメモリー32では、1サブブロツク
を100サンプル(そのうちの2サンプルはダミー)
として処理しているから、1フイールドのデータ
期間が246Hから約234Hの長さに短縮されたもの
とされている。そしてフイールドメモリー34に
対しては、この1サブブロツクの最初に含まれる
10ビツトのアドレス信号と対応する番地に96サン
プルのデータのみが書込まれる。但し、垂直部2
8では、水平及び垂直パリテイデータを訂正しな
いようにしているので、これらのパリテイデータ
をフイールドメモリー34に書込まない。サブメ
モリー35に対するデータの書込みも上述と同様
のものである。 (第18図H)は、垂直パリテイチエ
ツカ36を構成する2つの部分の一方のラツチ回
路に加えられるラツチクリアパルスであり、これ
を1フイールド期間シフトしたものが他方のラツ
チ回路に加えられるラツチクリアパルス
(第18図I)である。図示の例では、フイール
ド期間TV1iにおいて一方がの“H”の
期間にシンドローム形成動作がされ、次のフイー
ルド期間TVi+1においてこのシンドロームSDVi
を訂正演算のためにホールド動作することが示さ
れ、他方はフイールド期間TViにおいて前に形成
されたシンドロームSDVi-1がホールドされ、次
のフイールド期間TVi+1で新たにPBCLBが“H”
の期間シンドロームが演算されることが示されて
いる。したがつて訂正演算動作に用いられる垂直
シンドローム系列SDVは、第18図Jに示すも
のとなる。更に、垂直部28の誤り訂正回路40
から得られる訂正後のデータ系列DRoは、第1
8図Kに示すものとなる。このデータ系列DRo
は、タイミングパルスRDSTに同期しており、1
サブブロツクが96サンプルのものであり、それ以
外の同期信号、アドレス及び識別信号に対応する
データ欠如期間と、パリテイデータに対応するデ
ータ欠如期間とを含むものとなる。かかるデータ
系列DRoは、時間軸伸長回路19(第4図参照)
に供給され、更にインターフエース20及びD/
A変換器21を介されることによつて水平ブラン
キング期間及び垂直ブランキング期間以外に映像
信号が存在する信号形態となされ、出力プロセツ
サ22において同期信号及び等化パルスが付加さ
れ、出力端子23に再生映像信号として取り出さ
れる。 第17図に示す垂直判定回路37の一例につい
て説明すると、シフトレジスタ77は、各フイー
ルドにおける垂直列の夫々で誤りサブブロツクが
ひとつでも存在する場合に、Q1〜Q36の出力端子
のうちでその列と対応する出力端子を“1”とす
るものである。前述のように水平パリテイデータ
を誤り訂正の対象外としているので、判定の対象
となる垂直列は、全てで36個存在している。ま
た、シフトレジスタ78,79は、1フイールド
毎に交替で使用される。即ちあるフイールドでシ
フトレジスタ78が各垂直列の夫々における誤り
ブロツク数を計数しているとき、シフトレジスタ
79は、前の計数結果をそのまま訂正可否の判定
結果として発生する。 シフトレジスタ77に対しては、オアゲート8
0を介してエラーブロツク信号ERBLKが供給さ
れる。オアゲート80には、36番目の出力端子
Q36に現れる信号がフイードバツクされて供給さ
れる。このシフトレジスタ77のクリア端子に
は、タイミングパルスVBWENが供給され、こ
れが“0”の区間でクリア状態とされる。また、
アンドゲート81及び82によつてシフトパルス
CK1(=VBWEN・VPCEN・FBLKS)が形成
され、シフトレジスタ77に供給される。第19
図は、(SVSL=“0”)のあるフイールドの最初
の3個の水平行期間TH0,TH1及びTH2を示し
ており、VBWEN(第19図E),VPCEN(第1
9図C),FBLKS(第19図F)の各タイミング
信号からシフトパルスCK1(第19図I)が形
成され、水平行期間TH1から始まるエラーブロ
ツク信号ERBLKがオアゲート80を介してシフ
トレジスタ77に取り込まれる。エラーブロツク
信号ERBLKは、前述のように水平パリテイによ
つて訂正不能なサブブロツクに関して“1”とな
り、誤つてないサブブロツクに関して“0”とな
つているので、第1番目の水平行について例えば
サブブロツクSB2について(ERBLK=“1”)で
あれば、水平行期間TH1の終りでは、シフトレ
ジスタ77のQ1〜Q36の出力端子のうちでQ35
みが“1”となつている。エラーブロツク信号
ERBLKは、水平パリテイデータの各サブブロツ
クに関しても発生している。しかし、シフトパル
スCK1の発生が禁止されているので、これがシ
フトレジスタ77に取り込まれることがない。上
述の動作が繰り返されて第22番目の垂直パリテイ
データからなる水平行までに関して、第1列から
第36列までに1個以上の誤りサブブロツクがある
場合に、シフトレジスタ77のそのサブブロツク
に対応する出力端子を“1”とする。第19図D
のエラーブロツク信号ERBLK及び第19図Lの
水平部からのデータに関して付された数字は、サ
ブブロツクの番号を示し、それ以外の波形に対し
て付された数字は、タイムスロツトを表わしてい
る。 かかるシフトレジスタ77の出力端子Q37に現
れる出力とエラーブロツク信号ERBLKとがアン
ドゲート87に供給される。出力端子Q37から1
ビツト遅延して出力を取り出すことによりエラー
ブロツク信号ERBLKとのタイミングが揃えられ
る。前述のように、サブブロツクSB2に関して
(ERBLK=“1”)となつている場合では、シフ
トレジスタ77の出力端子Q37が“1”となるタ
イミングで、アンドゲート87には、サブブロツ
クSB41に関するエラーブロツク信号ERBLKが供
給されるので、これも“1”となれば、アンドゲ
ート87の出力が“1”となる。つまり、シフト
レジスタ77によつて検出され、且つ保持されて
いる各列毎のエラーブロツク信号と1水平行後の
サブブロツクに関するエラーブロツク信号
ERBLKとを列に関して同期させてアンドゲート
87に供給することは、同一列内に(ERBLK=
“1”)のサブブロツクが2個以上あるかどうかを
検出することに他ならない。2個以上の誤りサブ
ブロツクが存在し、アンドゲート87の出力が
“1”となる列は、垂直パリテイデータによつて
訂正不能であることを意味する。 アンドゲート87の出力がアンドゲート88
A,88Bに供給され、夫々の出力がオアゲート
89A,89Bを介してシフトレジスタ78,7
9に供給される。シフトレジスタ78,79の各
出力端子Q36に現れる出力がオアゲート89A,
89Bを介して入力にフイードバツクされるよう
にされている。このフイードバツクループによ
り、アンドゲート88A又は88Bを介して供給
される検出結果が一度でも“1”となれば、この
列に関しての検出結果が保持される。シフトレジ
スタ78,79の夫々に対しては、ナンドゲート
90A,90Bを介されたクリアパルスが供給さ
れる。このクリアパルスは、RSフリツプフロツ
プ92によつてタイミングパルス及び
VBRENから形成されるもので、各フイールド期
間の最初でクリアパルスが発生する。フイールド
切替パルスSVSLが、インバータ91で反転され
てアンドゲート88A及びナンドゲード90Aに
加えられているので、このフイールド切替パルス
SVSLが“0”のフイールド規期間では、アンド
ゲート87の出力がアンドゲート88A及びオア
ゲート89Aを介してシフトレジスタ78に供給
されると共に、シフトレジスタ78がナンドゲー
ト90Aを介されたクリアパルスによつて各フイ
ールド期間の最初にクリアされる。他方のシフト
レジスタ79は、(SVSL=“0”)の期間では、
その出力端子Q39からオアゲート89Bを介する
フイードバツクループを介してその内容が循環し
ているだけである。つまり、(SVSL=“0”)の
フイールド期間は、一方のシフトレジスタ78が
現在のフイールドに関するエラーブロツク信号
ERBLKから各サブブロツクに関して訂正可能か
否かを示す検出信号を発生しており、
他方のシフトレジスタ79が前のフイールドにお
けるエラーブロツク信号ERBLKから各列に関し
て訂正可能はどうかを最終的に示す判定信号
CRCTVをホールドしている。フイールド切替パ
ルスSVSLが“1”のフイールド期間では、上述
の動作が交替し、シフトレジスタ79が検出信号
CRCTBLを発生し、シフトレジスタ78が判定
信号を発生する。 検出信号は、シフトレジスタ78又
は79の出力端子Q1から取り出され、判定信号
CRCTVは、シフトレジスタ78又は79の出力
端子Q36から取り出され、何れのシフトレジスタ
から検出信号及び判定信号を
取り出すかがマルチプレクサ93において選択さ
れる。マルチプレクサ93は、フイールド切替パ
ルスSVSLで切り替えられ、(SVSL=“0”)の場
合に、そのA側入力が出力として取り出され、
(SVSL=“1”)の場合に、そのB側入力が出力
として取り出され、このマルチプレクサ93の出
力がインバータ95,96によつて反転されるこ
とで、検出信号CRCTBL及び判定信号CRCTV
が得られる。前述のように(CRCTBL=“1”)
又は(CRCTV=“0”)の場合は、そのブロツク
に関して訂正不可能なことを意味する。もつと
も、検出信号CRCTBLは、そのフイールド内で
“1”から“0”に反転する場合がありうる。即
ち、誤りが1つ以内のうちは“1”であるが、2
つ以上カウントされると“0”となる。 上述のようにフイールド毎に交互の動作をシフ
トレジスタ77,78で行うので、夫々に対する
シフトパルスもマルチプレクサ94によつてフイ
ールド毎に切替えられる。つまり、アンドゲート
81,83によつて(VBWEN・VPCEN・
VBLKS)によつて第19図Jに示すシフトパル
スCK2が形成される。タイミングパルス
VBLKSは、第19図Gに示すようにサブブロツ
ク周期のもので、タイミングパルスFBLKSより
遅れた位相とされており、したがつてシフトパル
スCK1に対してシフトパルスCK2がやや遅れた
位相となる。また、(VBREN・VPCEN・
VBLKS)のシフトパルスCK3がインバータ8
4、アンドゲート85,86によつて形成され
る。タイミングパルスVBRENは、第19図Bに
示すようにフイールドの最初から“1”となり、
タイミングパルスは、第19図Hに示す
ものであるから、シフトパルスCK3は、第19
図Kに示すものとなる。シフトパルスCK2(第
19図J)は、検出信号CRCTBLを発生するシ
フトレジスタに供給され、シフトパルスCK3
(第19図K)は、判定信号CRCTVを発生する
シフトレジスタに供給される。例えばフイールド
切替パルスSVSLが“0”のフイールドでは、シ
フトレジスタ78に対してシフトパルスCK2が
供給され、シフトレジスタ79に対してシフトパ
ルスCK3が供給されるようにマルチプレクサ9
4が制御される。 この(SVSL=“0”)のフイールドで、最初の
水平行期間TH0では、シフトレジスタ77にシ
フトパルスCK1が与えられず、次の水平行期間
TH1からシフトパルスCK1が供給される。同様
にシフトレジスタ78に対して水平行期間TH1
からシフトパルスCK2が供給される。この水平
行期間TH1では、シフトレジスタ77の出力端
子Q37には、第19図Mに示すように順次出力が
現れるが、シフトレジスタ77の初期状態は、ク
リア状態なので、水平行期間TH1における出力
が全て“0”であり、アンドゲート87,88A
及びオアゲート89Aを介して供給されるのも
“0”であり、第19図Nに示すようにシフトレ
ジスタ78の出力端子Q1に現れる検出信号
CRCTBLは、水平行期間TH1で全て“0”であ。
一方、(SVSL=“0”)のフイールド期間では、
シフトレジスタ79は、シフトパルスCK3によ
つて循環しているので、第19図Oに示すよう
に、第1列から第36列までの各々に関して訂正の
可否を示す前のフイールドの判定信号が
シフトレジスタ79の出力端子Q36から繰返して
発生する。 更に次の水平行期間TH2になると、シフトレ
ジスタ77の出力端子Q37から第1番目から第36
番目までのサブブロツクに関するエラーブロツク
信号ERBLKが現れ、入力エラーブロツク信号
ERBLKと共に、アンドゲート87に供給され
る。したがつてこの水平行期間TH2の終りでは、
シフトレジスタ78の内容は、2つの水平行のう
ちで同一列内に2個の誤りサブブロツクが存在す
る所だけが“1”とされる。このような動作が1
フイールドの22個の水平行期間にわたつて反復さ
れ、最終的なシフトレジスタ78の内容は、訂正
不可能な列と対応する位置が“1”とされるもの
となる。次の(SVSL=“1”)となるフイールド
では、シフトパルスCK3によつてシフトレジス
タ78の内容が判定信号として取り出さ
れ、シフトパルスCK2によつてシフトレジスタ
79が動作されて検出信号が発生する。 このように、第17図に示す垂直判定回路で
は、シフトレジスタ77,78,79を用いるだ
けで検出信号CRCTBL及び判定信号CRCTVを
発生させることができ、36個の列を夫々に対応し
てカウンタを設ける必要がなく、構成の簡略化を
図ることができる。 垂直判定回路37からの検出信号CRCTBLは、
第10図に示すようにメモリー制御回路39に与
えられ、サブメモリー35に対するデータの書込
みが制御される。第20図は、このサブメモリー
35及びメモリー制御回路39の一例の構成を示
す。 フイールド毎に交替に書込み動作及び読出し動
作を行なう2つのサブメモリー97A,97Bと
フラツグメモリー99A,99Bとが設けられ、
メモリー制御回路98A,98B,100が各メ
モリーと関連して設けられている。水平部27か
らのデータ(DATA.SEQ)がサブメモリー97
A,97Bのデータ入力とされ、これらから読出
されたデータが出力データDTSとして取り出さ
れ、誤り訂正回路40に与えられる。フラツグメ
モリー99A,99Bは、1フイールド内に含ま
れる金サブブロツク数(858個)の夫々に関して
1ビツトの垂直エラーフラツグSFLA及びSFLB
を記憶するものであり、またサブメモリー97
A,97Bは、前述のように所定の個数例えば6
個のサブブロツクのデータを記憶できる容量とさ
れている。フイールド切替パルス(SVSL=
“0”)のフイールド期間は、例えばサブメモリー
97A及びフラツグメモリー99Aが書込み動作
を行なうと共に、サブメモリー97B及びフラツ
グメモリー99Bが読出し動作を行い、次の
(SVSL=“1”)のフイールド期間では、上述の
動作が交替する。 書込みアドレスカウンタ101W及び読出しア
ドレスカウンタ101Rからのアドレスコードが
フラツグメモリー99A及び99Bに対して与え
られる。タイミングパルスFBLKS(第19図F)
とクロツクパルスRCKとがロードパルス発生器
102に供給され、水平部27からのデータ中の
10ビツトのアドレス信号がロードパルスによつて
書込みアドレスカウンタ101Wにロードされ
る。また、タイミングパルスFBLKS及びRDST
(第18図A)がクリアパルス発生器103に供
給され、フイールドの最初でクリアパルスが形成
され、これが読出しアドレスカウンタ101Rに
供給される。タイミングパルスFBLKSを読出し
アドレスカウンタ101Rが計数することによつ
て、読出しアドレスが1ブロツク毎に歩進する。
並列10ビツトのこれらの書込みアドレス信号及び
読出しアドレス信号がマルチプレクサ104A,
104Bに供給され、(SVSL=“0”)のフイー
ルド期間では、書込みアドレス信号がマルチプレ
クサ104Aで選択されてフラツグメモリー99
Aに与えられると共に、読出しアドレス信号がマ
ルチプレクサ104Bで選択されてフラツグメモ
リー99Bに与えられる。(SVSL=“1”)のフ
イールド期間では、読出しアドレス信号がフラツ
グメモリー99Aに与えられると共に、書込みア
ドレス信号がフラツグメモリー99Bに与えられ
る。 メモリー制御回路100に対してアンドゲート
105からのタイミング信号(VPCEN・
VBENT)が供給される。タイミング信号
VPCEN及びVBENTの夫々は、第18図C及び
Eに示すものであり、アンドゲート105の出力
が“1”の区間でのみフラツグメモリー99A,
99Bに対する書込みパルスを発生するようにし
ている。つまり、水平パリテイデータ及び垂直パ
リテイデータに関するサブブロツクについては、
書込みパルスを発生せず、これらに関する垂直エ
ラーフラツグは、必ず“0”としている。同様の
考慮がサブメモリー97A,97Bに対するデー
タの書込みに対しても払われている。つまり、上
述のタイミング信号VPCEN及びVBENTがメモ
リー制御回路98A,98Bに供給されることに
よつてパリテイデータの書込みを行なわないよう
にしている。 また、垂直判定回路37からの検出信号
CRCTBL及びエラーブロツク信号ERBLKがア
ンドゲート106に供給される。この両者が
“1”でアンドゲート106の出力が“1”とな
ることとは、そのサブブロツクが訂正可能で且誤
つていることを意味している。もつとも、検出信
号CRCTBLが“1”の場合も、その後に同一列
内で誤りサブブロツクが発生するために、これが
“0”即ち、訂正不可能となる場合がある。この
ためアンドゲート106の出力がオーバーフロー
防止回路107に供給され、サブメモリー97
A,97Bがオーバーフローすることが防止され
る。オーバーフロー防止回路107を介されたア
ンドゲート106の出力は、フラツグメモリー9
9A,99Bに対するデータ入力となると共に、
サブメモリーコントロール回路98A,98Bに
供給され、サブメモリー97A,97Bに対する
データの書込み及び書込みアドレスを制御する。
つまり、アンドゲート106の出力が“1”とな
るサブブロツクのデータ(前述のようにパリテイ
データは除外される)がサブメモリー97A,9
7Bに書込まれ、この間に書込みアドレスがクロ
ツクパルスRCKによつて96サンプル分歩進し、
次に再びアンドゲート106の出力が“1”とな
ると同様の動作を行ない、書込みアドレスが更に
96サンプル分歩進する。 以上のようにフイールド切替パルスSVSLで規
定されるフイールドにおいてサブメモリー97A
又は97Bに対して最大6個の訂正可能な誤りサ
ブブロツクが貯えられると共に、そのサブブロツ
クと対応するフラツグメモリー99A又は99B
のアドレスに“1”が書込まれることになる。フ
イールド切替パルスSVSLで規定される他のフイ
ールドでは、フラツグメモリー99A又は99B
に対して読出しアドレスカウンタ101Rで発生
したブロツク毎に歩進する読出しアドレス信号が
発生し、読出し出力が垂直エラーフラツグSFLA
又はSFLBとして取り出され、マルチプレクサ1
08で選択されることによつて合成され、垂直エ
ラーフラツグSFLGが得られる。このフラツグメ
モリー99A又は99Bから読出された垂直エラ
ーフラツグSFLA又はSFLBがメモリー制御回路
98A又は98Bに供給され、垂直エラーフラツ
グSFLA又はSFLBが“1”となつている1サブ
ブロツク期間でサブメモリー97A又は97Bに
対する読出しアドレスを歩進させる。このように
すれば、垂直エラーフラツグSFLGが“1”とな
る所定のタイムスロツトにおいてサブメモリー9
7A又は97Bから訂正可能な誤りサブブロツク
のデータが読出される。 オーバーフロー防止回路107の一例の構成を
第21図に示す。同図において109は、カウン
タを示し、このカウンタ109のロード端子にフ
イールドの最初を示すタイミングパルスRDSTが
加えられることによつてプリセツト入力発生器1
10から所定の値のプリセツト入力がロードされ
る。上述の例であれば、6の数値がプリセツト入
力とされる。アンドゲート106の出力は、アン
ドゲート111を介して出力として取り出される
と共に、カウンタ109の減算入力とされる。ア
ンドゲート111に対しては、カウンタ109の
キヤリー出力が他の入力として加えられている。
このキヤリー出力は、プリセツト入力がロードさ
れた時から“1”となつており、アンドゲート1
06の出力がプリセツト数を越えると、“0”と
なる。したがつてこれ以降は、アンドゲート11
1からの出力が“0”となつて、サブメモリー9
7A又は97Bがオーバーフローすることが防止
されるのである。 垂直部28の誤り訂正回路40の一例を第22
図に示す。誤り訂正回路40に対しては、垂直パ
リテイチエツカ36からの垂直シンドローム系列
SDV、フイールドメモリー34から読出された
データ系列DTF、サブメモリー35(第20図
における97A,97B)から読出されたデータ
系列DTSが供給される。これと共に、判定信号
CRCTV及び垂直エラーフラツグSFLGがアンド
ゲート112に供給されてセレクト信号SLCTが
形成される。113及び114は、位相合わせの
ための遅延用のシフトレジスタである。セレクト
信号SLCTによつて垂直シンドロームSDVが供給
されるゲート回路115のオン・オフが制御され
ると共に、データ系列DTF及びDTSを選択する
ためのマルチプレクサ116が制御される。ゲー
ト回路115の出力とマルチプレクサ116の出
力とが誤り訂正用の(mod.2)の加算回路117
に供給され、これから出力データ系列DRoが得
られる。 判定信号CRCTV及び垂直エラーフラツグ
SFLGの“1”と“0”との4通りの組合わせ
は、下記のものとなり、セレクト信号SLCTが
“0”の場合は、ゲート回路115がオフとなり、
その出力が“0”となると共に、データ系列
DTFがマルチプレクサ116で選択されて加算
回路117に供給され、セレクト信号SLCTが
“1”の場合は、ゲート回路115がオンとなる
と共に、データ系列DTSがマルチプレクサ11
6で選択されて加算回路117に供給される。 (CRCTV=“0”,SFLG=“0”,SLCT=
“0”)のサブブロツクは、訂正不可能であるが誤
つていないので、データ系列DTFが選択されて
出力データ系列DRoとして取り出される。 (CRCTV=“1”,SFLG=“0”,SLCT=
“0”)のサブブロツクは、訂正可能であるが誤つ
ていないので、上述と同様にデータ系列DTFが
選択される。 (CRCTV=“0”,SFLG=“1”,SLCT=
“0”)のサブブロツクは、訂正不可能であり、且
つ誤つている。したがつてフイールドメモリー3
4からのデータ系列DTFが出力データ系列DRo
として取り出される。フイールドメモリー34に
対して誤つたサブブロツクの書込みは禁止されて
おり、データ系列DTFに現れるサブブロツクは、
前のフイールドの空間的に1ライン下に位置する
ラインに含まれるデータである。つまり、誤り修
整動作が行なわれる。 (CRCTV=“1”,SFLG=“1”,SLCT=
“1”)のサブブロツクは、訂正可能であり、且つ
誤つているものであり、このときのセレクト信号
SLCTが“1”となる。これによつてサブメモリ
ー35からのデータ系列DTSがマルチプレクサ
116で選択されると共に、ゲート回路115が
オンし、データ系列DTS中のサブブロツクと対
応する垂直シンドロームとが加算回路117で加
算されて、誤り訂正されることになる。 上述の一実施例の説明から理解されるように、
本発明に依れば、フイールドメモリーとサブメモ
リーとの2つのメモリーを用意し、誤り訂正用の
データをサブメモリーに貯えるので、誤り訂正及
び誤り修整を行なうのが簡単となる。また、フイ
ールドメモリーに対する誤つたデータの書込みを
禁止し、空間的に1ライン下に位置する前のフイ
ールドのデータによつて誤つたデータを補間する
ので、同一フイールドの隣接ラインのデータと比
べてより相関が強いもので補間することができ
る。然も補間用のデータを演算処理によつて形成
するものと異なり、演算回路を必要としない利点
がある。本発明では、サブメモリーに対して訂正
可能で且つ誤つているサブブロツクのデータのみ
を書込むので、サブメモリーの容量を必要以上に
大きくしなくても良い。このサブメモリーへの書
込みに際して、そのアドレスをエラーフラツグに
より記憶しているから、サブメモリーからの読出
し及び訂正処理を簡単に行なうことができる。更
に、本発明は、列方向の誤り訂正が可能かどうか
の判定を3本のシフトレジスタを用いるだけとい
う簡単な構成によつて行なうことができる。 なお、上述の一実施例では、1フイールド分の
データを2本の並列トラツクとして記憶したが、
1本或いは3本以上の並列トラツクとして記録す
るようにしても良い。また、誤り訂正符号として
パリテイ符号以外のものを使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はデジタル映像信号のサンプ
リング位置及び色副搬送波の位相を模式的に示す
略線図、第3図はフイールドメモリーに対するア
ドレスコントロールの説明に用いる略線図、第4
図及び第5図は本発明をデジタルVTRに適用し
た一実施例の記録系及び再生系の夫々の構成を示
すブロツク図、第6図、第7図及び第8図は映像
信号のデジタル化、符号構成の説明に用いる略線
図、第9図は誤り制御エンコーダの説明に用いる
タイムチヤート、第10図及び第11図は誤り訂
正デコーダの全体のブロツク図及びその説明に用
いるタイムチヤート、第12図及び第13図は水
平判定回路の一例のブロツク図及びその説明に用
いるタイムチヤート、第14図及び第15図は水
平パリテイチエツカの一例のブロツク図及びその
説明に用いるタイムチヤート、第16図は水平部
のバツフアメモリー及び誤り訂正回路の一例のブ
ロツク図、第17図及び第19図は垂直判定回路
の一例のブロツク図及びその説明に用いるタイム
チヤート、第18図は垂直部で用いられる各種の
タイミング信号及び制御信号を示すタイムチヤー
ト、第20図はサブメモリー及びその周辺の構成
の一例のブロツク図、第21図はオーバーフロー
防止回路の一例のブロツク図、第22図は垂直部
の誤り訂正回路の一例のブロツク図である。 1は記録アナログ映像信号の入力端子、8は誤
り制御エンコーダ、11A,11Bは2チヤンネ
ルの記録デジタル映像信号の出力端子、12A,
12Bは2チヤンネルの再生デジタル映像信号の
入力端子、18は誤り訂正デコーダ、23は再生
アナログ映像信号の出力端子、27は水平部、2
6は垂直部、29はCRCチエツカ、30は水平
判定回路、33は誤り訂正回路、34はフイール
ドメモリー、35はサブメモリー、37は垂直判
定回路、40は誤り訂正回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 デジタル信号に変換されブロツク化されると
    共に誤り検出符号および誤り訂正符号が付加され
    たデジタル映像信号の誤りを検出し訂正するデジ
    タル映像信号処理装置において、 上記誤り検出符号に基づいて上記デジタル映像
    信号の誤りを検出すると共にその誤りが訂正可能
    かどうかの判定をする誤り判定手段と、 上記誤り判定手段の判定結果に基づいて上記デ
    ジタル映像信号の上記誤りのないデータブロツク
    が空間的に1ライン下に位置する前のフイールド
    のデータと同一アドレスとなるように順次書き込
    まれると共に、上記判定結果が訂正不可能な場合
    には書込みが禁止される第1のメモリー手段と、 上記デジタル映像信号の上記判定結果が訂正可
    能なデータブロツクのみが書き込まれる第2のメ
    モリー手段と、 上記第2のメモリー手段に書き込まれたデータ
    ブロツクと対応するアドレスにフラツグ信号を記
    憶するフラツグメモリー手段と、 上記フラツグメモリー手段に記憶された上記フ
    ラツグ信号に基づいて、上記第1のメモリー手段
    から上記誤りのないデータブロツクを読み出すと
    共に、上記第2のメモリー手段から上記訂正可能
    なデータブロツクを読み出すように制御する制御
    手段と、 上記第2のメモリー手段から読み出された上記
    訂正可能なデータブロツクに対してその誤りを上
    記誤り検出符号および誤り訂正符号に基づいて訂
    正する誤り訂正手段と を備えたことを特徴とするデジタル映像信号処
    理装置。
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