JPH0563868A - 画像形成装置のジヨブコントローラ - Google Patents

画像形成装置のジヨブコントローラ

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JPH0563868A
JPH0563868A JP3225689A JP22568991A JPH0563868A JP H0563868 A JPH0563868 A JP H0563868A JP 3225689 A JP3225689 A JP 3225689A JP 22568991 A JP22568991 A JP 22568991A JP H0563868 A JPH0563868 A JP H0563868A
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JP
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sheet
image
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jcs
job
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Application number
JP3225689A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Furukawa
茂広 古川
Masayuki Hisatake
真之 久武
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータのセットミスによるミスコピーの
発生を防止する。 【構成】 原稿束から順次搬送されるシートの画像を読
取手段2により読み取り、シート識別ブロック4におい
て原稿シートと動作指示シートとを検出する。制御ブロ
ック1はシート上の画像が原稿画像か動作条件を指示す
るための指示画像であるかを判断する。ジョブ認識ブロ
ック11は動作指示シートが判断されたとき、該シート
が原稿束に対して最初または最後に搬送されたか、当該
シートの表裏情報および動作指示情報等の認識を行う。
この結果から原稿束のセットのされ方を判断し、原稿画
像データを記憶手段9から読出して画像形成ブロック1
0に転送する一連の画像処理を読み取り順序、その逆の
順序で制御すると共に、シートが対でない原稿束には初
期設定された画像処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に係り、
特に原稿シートと共に搬送されるジョブコントロールシ
ートから制御情報を読み取って原稿シートによる原稿画
像の処理を行う画像形成装置のジョブコントローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、利用効
率を高めるため特開昭63−197965号公報に示さ
れるように原稿シートとともに搬送されるシートから装
置動作条件を読取って画像処理装置を制御するものが知
られている。
【0003】この画像処理装置では、読み取り走査すべ
き各原稿を原稿スタックから走査部へと自動的に搬送さ
せる自動原稿搬送装置が用いられている。自動原稿搬送
装置に原稿束をセットするときには、制御情報を有する
シートをこの制御情報に対応する原稿束の最初に搬送さ
れるようにスタックする。そのため、それぞれ異なる制
御が必要な原稿束が複数あっても、コントロールパネル
からオペレータがキー操作を行うことなく、それぞれの
原稿束に対し必要な処理を実行させることが可能であ
る。ここでは制御情報を有するシート、すなわちジョブ
コントロールシート(Job Contorol Sheet)を“JC
S”と記す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし自動原稿搬送装
置に複数の原稿束を同時にセットする際、オペレータが
一部の原稿束の表裏を誤ってセットしてしまう場合があ
る。このようなセットミスの場合は、当該原稿束に対応
するJCSの制御情報が読取られないまま先行する原稿
束に対応するJCSの制御情報に従って処理されミスコ
ピーを発生させるという問題がある。本発明の目的は、
オペレータのセットミスによってもミスコピーを生じさ
せない画像形成装置のジョブコントローラを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、原稿束から順次搬送される
シート上の画像を読取手段により読み取り、この画像が
原稿画像が動作条件を指示するための指示画像であるか
を識別し、該指示画像によって指示される動作条件に応
じて原稿画像の処理を行う画像形成装置において、前記
指示画像を有するシートが前記原稿束から最初に搬送さ
れるシートか最後に搬送されるシートかを識別する第一
の識別手段と、前記指示画像を有するシートの表裏を識
別する第二の識別手段と、前記第一の識別手段と前記第
二の識別手段との識別結果から前記原稿束から最初に搬
送されるシートと最後に搬送されるシートとが共に表で
ない場合には異常と判断する異常判断手段とを具備する
ものである。
【0006】また請求項2に係る発明は、原稿束から順
次搬送されるシートを反転させ、その両面画像を読取手
段により読み取り頁番号を付して記憶手段に記憶すると
ともに、前記シート上の画像が原稿画像か動作条件を指
示するための指示画像であるかを識別し、該指示画像に
よって指示される動作条件に応じて原稿画像の処理を行
う画像形成装置において、前記指示画像を有するシート
が前記原稿束から最初に搬送されるシートか最後に搬送
されるシートかを識別する第一の識別手段と、前記指示
画像を有するシートの表裏を識別する第二の識別手段
と、前記第一の識別手段と前記第二の識別手段との識別
結果から前記原稿束から最初に搬送されるシートと最後
に搬送されるシートとが共に裏と識別されたときは前記
記憶手段に記憶された前記頁番号を修正する修正手段と
を具備するものである。
【0007】
【作用】請求項1に係る発明においては、第一の識別手
段により前記指示画像を有するシートが前記原稿束から
最初に搬送されるシートか最後に搬送されるシートかを
識別し、第二の識別手段により前記指示画像を有するシ
ートの表裏を識別し、前記第一の識別手段と前記第2の
識別手段との識別結果から前記原稿束から最初に搬送さ
れるシートと最後に搬送されるシートとが共に表でない
場合には、原稿束のセットの異常と判断しミスコピーを
防止する。
【0008】請求項2に係る発明においては、第一の識
別手段により前記指示画像を有するシートが前記原稿束
から最初に搬送されるシートか最後に搬送されるシート
かを識別し、第二の識別手段により前記指示画像を有す
るシートの表裏を識別し、修正手段により前記第一の識
別手段と前記第二の識別手段との識別結果から前記原稿
束から最初に搬送されるシートと最後に搬送されるシー
トとが共に裏と識別されたときは前記記憶手段に記憶さ
れた前記頁番号を修正し、本来の原稿の頁揃えの番号に
従ったコピー作成を可能とし、ミスコピーを防止する。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (1)シート識別ブロックおよびその周辺部の構成 図1は、ペーパーユーザーインタフェースを用いた画像
形成装置の機能ブロック図である。図中実線で表された
信号は、画像信号の流れであり、破線は装置制御信号の
流れである。システム制御ブロック1は、画像形成装置
の機能を実現するための制御を行う。原稿読み取りブロ
ック2は原稿およびジョブコントロールシートJCSを
搬送する自動原稿搬送装置ADF3および該ADFによ
り透明プラテン上に搬送された原稿を光学的に読み取る
原稿読み取り装置を含み、この原稿読み取り装置は透明
プラテンの下方、往復運動台上に取り付けられた電化結
合素子(CCD)などの一個またはそれ以上の直線走査
アレイを有する。走査アレイは、透明プラテン上に搬送
された原稿の走査により読み取られた原稿書類の像を表
すイメージ信号、すなわち画素を発生する。
【0010】入力される画像信号は、走査アレイにより
発生したイメージ信号を用いる。この画像信号はシート
識別ブロック4を通し、一般原稿とJCSを識別する。
システム制御ブロック1はシート識別ブロック4から送
られてくる識別情報により一般原稿とJCSを判断し、
その結果からセレクタ5を動作させて一般原稿や識別で
きなかったJCSから読み取った画像信号は画像形成ブ
ロック9側または識別されたJCSから読み取った画像
信号は動作指示内容を認識するジョブ認識ブロック11
側のいずれかの処理ブロックに転送する。
【0011】一般原稿であると判断された場合、画像信
号は画像データ圧縮器6により圧縮処理され、メモリ7
を介してハードディスク9等の画像蓄積装置に一旦蓄積
される。そして、システム制御ブロック1からの指示に
より、メモリ7とディスク9間でのデータ転送をアドレ
ス制御することにより画像処理を行った後、画像データ
伸張器8により伸張処理された後に、画像形成ブロック
10へと転送される。
【0012】JCSであると判断された場合は、画像信
号はジョブ認識ブロツク11に転送される。同時にJC
Sが読み込まれたことをシステム制御メモリ12に記憶
される。そしてJCSの場合は原点/対角点認識やチェ
ックサークル認識を行って制御情報に関するJCS内容
認識を行う。またJESの場合は原稿終了の認識を行
う。 (2)シート識別ブロックおよびその周辺部の動作 シート識別ブロック4およびその周辺部の動作について
詳細に説明する。原稿束の最初に搬送されるJCSをジ
ョブスタートシート(Job Start Sheet)および原稿束
の最後に搬送されるJCSをジョブエンドシート(job
End Sheet)という。ジョブスタートシートは装置の動
作指示を行うための制御情報が指示された動作指示シー
トであり、ここでは“JCS”、一方ジョブエンドシー
トは原稿終了の動作指示を行うための制御情報が指示さ
れた原稿終了シートであり、ここでは“JES”とい
う。図2はJCS、図3はJESの一例を示す。JCS
100およびJES200は、それぞれJCSであるか
JESであるかを表現する認識マークを持っている。図
6に示す例では、その情報を動作指示シート(JCS)
用バーコード101および原稿終了シート(JES)用
バーコード201として、コード化表現されている。バ
ーコード101,201は、読み取り時の初期段階で検
出できるように配置されている。従って、より初期の段
階でJCS100であるかJES200であるかの判断
を完了させることができ、次工程への展開に迅速に進め
られるよう考慮されている。
【0013】また、JCS100にはジョブ指定欄10
4が設けられており、オペレータは装置に処理させたい
ジョブをジョブ指定欄104から選択する。その選択方
法は、より容易に設定が行えるようチェックサークル1
05をマークすることにより指示を行う。ここでは、ユ
ーザがJCSのジョブ指定欄104に記載されたジョブ
を、例えば各ジョブ内容ごとに対応づけられて設けられ
たチェックサークル105をマークすることにより指定
する。この指定されたマークのジョブ認識はJCSから
制御情報を読み取りジョブ内容認識する際に、図2に示
す座標原点102と対角点103を抽出し、この座標点
の座標補正した後に座標原点からチェックサークル10
5の座標を演算し、各チェックサークルにマークがある
か否かを判別する。チェックサークル105にマークが
ある場合は、そのチェックサークルの座標から座標情報
テーブル11を検索し、当該ジョブに対する装置の動作
指示情報に基づいて設定変更される。なお、装置側でジ
ョブ指示内容を検出可能であるならば、他の指示設定方
法を用いても構わないことはいうまでもない。
【0014】JCSおよびJESは、原稿読み取り装置
において検出可能なJCSおよびJESの認識マークの
外にシートの表裏面を識別するための表裏情報を持って
いる。図4はJCS,図5はJESの表裏情報の一例を
示す。図において、表裏情報はバーコード111,21
1とオペレータがシートの表裏を判別するための裏面マ
ーク112,212が設けられている。
【0015】JCS100およびJES200を用いて
装置へのジョブ設定を行う場合は、図7に示すように、
オペレータによる設定情報を持つJCS100を、その
ジョブを行わせたい原稿束107の最初ページに添付
し、JES200を最終ページに添付し、更に他の原稿
束108を添えてその原稿束107,108をADF3
に置く。ADF3に置かれた原稿は、原稿読み取り装置
2へと送られ、原稿読み取り装置により画像信号に変換
される。このセット例では原稿束107に対してはJC
SとJESによる動作指示によって画像処理が実行さ
れ、原稿束108に対しては動作指示シートのない、す
なわちユーザインタフェース13による初期設定で画像
処理が実行される。
【0016】次に画像信号の処理について説明する。図
8は画像信号の処理動作を示すフローチャートである。
原稿読み取りブロック2により原稿等から画像信号を読
み取り、この画像信号はシート識別ブロック4を通し、
一般原稿107であるか、JCS100であるか、ある
いはJES200である認識マークとしてのバーコード
101および201を検出し、一般原稿107、JCS
100およびJES200の認識を行う(S1)。ここ
での検出(認識)方法は、あらかじめシート識別ブロッ
ク4に記憶してある各認識マークの画素パターンと、入
力される画像信号の画素パターンとのマッチングにより
検出する。識別マークが検出されると、シート識別ブロ
ック4はシステム制御ブロック1に識別マーク情報を通
知する。システム制御ブロック1では一般原稿、JCS
およびJESを判断する(S2、S3)。
【0017】JCS100であると判断(S2)された
場合には、システム制御用メモリ12にJCS100が
読み込まれたことを記憶させる。仮にJCSフラグ(fl
ag)を“1”に設定する。
【0018】JCSflag=0を判断し(S3)、既にJ
CSフラグが“1”となっている場合には、当該原稿束
107とは別の処理を行う原稿束があって、その原稿束
の処理が終了したと判断し、既に設定されているジョブ
(前ジョブ)を、画像蓄積装置7に蓄積されている画像
データに対してのみ行う(S4)。また、JCSフラグ
が“0”であれば、JCSflag=1をセットする(S
5)。次いでJCS100に記載されている制御情報を
ジョブ認識ブロック11にて検出し、その検出結果から
JCS内容認識を行って、システム制御ブロック1に通
知する(S6)。そして、システム制御ブロック1は、
認識されたジョブに対応してジョブ/座標情報テーブル
11からジョブ動作指示情報を検索してジョブ設定する
(S7)。このジョブ設定後にS1にリターンする。
【0019】JCSの処理が終了すると、ADF3は原
稿を、順次、原稿読み取り装置へ送り、原稿読み取り装
置は走査を継続する。一般原稿が読み込まれた場合に
は、S2およびS8においてJCS、JESでないと判
断された後、原稿終わりが判断される(S12)。原稿
が終わりでないとき、通常の原稿処理が行われる(1
3)。通常の原稿処理として、画像データを圧縮し、画
像蓄積装置に蓄積する。次の処理タイミングで蓄積され
た画像データを取り出し、伸張して画像形成ブロックに
送り、出力するための画像形成処理が行われる。
【0020】JESが検出(S8)されると、JCSfl
ag=1が判断される(S9)。JCSフラグが“1”と
なっている場合には、既に設定されているジョブに基づ
いて、蓄積されている画像データのJCSを検出した以
降で、JESを検出した直前の原稿画像に対してのみJ
CSによる設定に基づいた処理を施す。同時にJCSフ
ラグを“0”に設定し、画像蓄積装置内の画像データを
消去する(S11)。JESを検出後、次のJCSを検
出時、あるいは読み取り原稿が無くなった場合で、蓄積
画像がある場合は、システム制御ブロックにおいて初期
設定されたジョブで行う原稿があると判断し、初期設定
に基づいて処理を施す。
【0021】JCSとJESが検出されないとき、S1
2で原稿の終わりが判断されれば、ジョブは終了する。 (3)片面自動原稿搬送装置を使用する場合 図9および10は原稿の片面のみ搬送可能な片面自動原
稿搬送装置による動作を示すフローチャートである。な
お、JCSの表面およびJESの表面を検出したとき
は、システム制御用メモリにおいて、それぞれJCSフ
ラグおよびJESフラグを“1”に設定するものとす
る。また図11はシート識別ブロックが検出するシート
(JCS、JES)の表裏に対する原稿の画像処理の対
応を示す。図において、「昇順ー表」とは原稿を1ペー
ジの表から読み取ってディスクに蓄積されている画像デ
ータを、初めに読み取った画像データを最初に読み出し
て画像形成ブロックに転送して出力処理する、いわなる
正常動作である。また「降順ー表」とはディスクから画
像データを読み出す際に、ページの最後に読み取った原
稿の画像データを最初に読み出して画像形成ブロックに
転送する。
【0022】まず、原稿をスキャンし(S20)、読み
取り原稿がJCSであるか否かを判断する(S21)。
JCSの場合は、JCSの表裏を判断する(S22)。
次いでJCSが表のときJES表フラグが“1”になっ
ているか否かをチェックする(S23)。JES表flag
=1であれば、前に処理されるべき原稿束があるので、
この原稿束に対してシステム制御ブロック1の文書管理
機能によりジョブを実行する。すなわち、画像蓄積装置
に蓄積された画像データを画像読み取り装置で読み取っ
た順番(降順)とは逆の順番(昇順)で画像処理して画
像形成ブロックに転送する(S24)。JES表flag=
1でない場合は、JES裏フラグが“1”になっている
か否かをチェックする(S26)。JES裏flag=1が
検出されない場合はJCS表flag=1をセットし、JC
S内容認識をしてジョブ設定を行う(S27)。JCS
が裏のとき、またはJES裏flag=1が検出されたとき
は異常と判断され、オペレータに警告表示するための処
理が実行される(S25,S28)。
【0023】読み取った画像信号がJSCでないと判断
されると(S21)、図10に示すJESが判断され
(S29)、JESがあれば、JESの表裏が判断され
る(S30)。JESが表であれば、既に読み込んで処
理されているJCSの表裏情報、すなわちJCS表フラ
グが“1”であるか否かをチェックする(S31)。J
CS表flag=1であれば、JES及びJCSが表である
ので、ジョブは実行される(S32)。一方JCS表fl
ag=1でない場合はJCS裏フラグが“1”であるか否
かをチェックする(S33)。JCS裏flag=1でない
場合はJES表フラグに“1”をセット(JES表flag
=1)としてS20にリターンする(S34)。なお、
JESが表でないとき、またはJCS裏flag=1が検出
されたときは異常と判断され、上記同様の処理が実行さ
れる(S35,S36)。
【0024】S29でJESが検出されないと、原稿の
有無が判断され(S37)、原稿があるときはジョブ初
期値を設定し、ジョブが実行される(S38)。原稿が
ない場合はS20にリターンし、次のジョブを開始す
る。 (4)両面自動搬送装置を使用する場合 図12〜15は原稿の両面搬送可能な両面自動原稿搬送
装置による動作を示すフローチャートである。両面原稿
自動搬送装置は、読み取り面に対して裏面にセットされ
ている原稿を反転させて読み取る。原稿が読み取り面に
対して表裏逆にセットされてしまった場合でも、JC
S,JESの識別結果に基いて記憶された画像データの
ページ順を修正し正常に原稿揃えを行う。図16はN枚
の両面原稿の読み取り順を示している。ディスクには、
図16に示す順序で読み取った原稿の画像データが蓄積
される。
【0025】まず、原稿をスキャンし(S40)、読み
取り原稿がJCSであるか否かを判断する(S41)。
JCSの場合は、JCSの表裏を判断する(S42)。
次いでJCSが表のときJES表フラグが“1”になっ
ているか否かをチェックする(S43)。JES表flag
=1であれば、ジョブを設定し、ページ降順原稿で原稿
読み取り面に対して表なため、システム制御ブロック1
の文書管理機能により昇順に修正してジョブを実行す
る。すなわち、画像蓄積装置に蓄積された画像データを
画像読み取り装置で読み取ったページの順番(降順)と
は逆の順番(昇順)で画像処理して画像形成ブロック1
0に転送する。JES表flag=1でない場合は、JES
裏フラグが“1”になっているか否かをチェックする
(S45)。JES裏flag=1が検出されない場合はJ
CS表flag=1をセットし、JCS内容認識をしてジョ
ブ設定を行って(S46)、S40にリターンする。J
ES裏flag=1が検出されたときは異常と判断され、オ
ペレータに警告表示するための処理が実行される(S4
7)。
【0026】JCSでないときはJESであるかが判断
される(S48)。JESの場合、JESの表裏を判断
する(S49)。次いでJESが表のときJCS表フラ
グが“1”になっているか否かをチェックする(S5
0)。JCS表flag=1であれば、設定されているジョ
ブに基づき蓄積されている画像データはページ昇順表の
原稿束として処理される(S51)。JCS表flag=1
でない場合は、JES裏フラグが“1”になっているか
否かをチェックする(S52)。JCS裏flag=1が検
出されない場合はJES表flag=1をセットし、S40
にリターンする。JES裏flag=1が検出されたときは
異常と判断され、オペレータに警告表示するための処理
が実行される(S54)。
【0027】JCSの場合、S42においてJCSの表
が判断されないと、JES表フラグが“1”になってい
るか否かをチェックする(S55)。JES表flag=1
が検出さたときは異常と判断され、上記同様の異常処理
が行われる(S59)。JES表flag=1でないときJ
ES裏フラグが“1”になっているか否かをチェックす
る(S56)。JES裏flag=1であれば、JCS表面
を読んでジョブ設定後にページ降順で読み取り面に対し
原稿が裏であるため、文書管理にて昇順裏に修正してジ
ョブを実行する(S57)。一方JES裏flag=1でな
い場合は、JCS表面を読んでジョブ設定を行った後に
JCS裏flag=1をセットし(S58)、S40にリタ
ーンする。
【0028】JESの場合、JESの表が判断されない
ときJCSフラグが“1”になっているか否かをチェッ
クする(S59)。JCS表flag=1であれば異常と判
断され、上記同様に異常処理が実行される(S63)。
JCS表flag=1でない場合は、JCS裏フラグが
“1”になっているか否かをチェックする(S60)。
JCS裏flag=1であれば、ページ降順原稿で原稿読み
取り面に対し表であるため、文書管理にて昇順裏に修正
した後(S61)、S40にリターンする。一方JCS
裏flag=1でない場合は、JES裏flag=1にセットし
(S62)、S40にリターンする。
【0029】JCS、JESでない場合、原稿の有無が
判断され(S63)、原稿がないときジョブ初期値に設
定し、ジョブが実行される。原稿があるときはS40に
リターンして、原稿スキャンが行われる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ジョブの指示を行うた
めの情報が記載された特定用紙(JCS)を用いる場合
には、原稿束の最後にもジョブの指示を行うための情報
が記載されたもう一つの特定用紙(JES)を添付し、
さらにJCSおよびJESに表裏情報を持たせること
で、ジョブ適用原稿が装置側で把握できる。また、読み
取り順序に対して原稿束が降順/昇順に置かれている
か、あるいは読み取り面に対する表裏情報も得られるた
め、原稿束のスタック状況を推測することができるの
で、ミススタックを検知することができ、原稿セットミ
スによるミスコピーの発生を未然に防ぐことができる。
更には、装置のコンフィグレーションに合わせて、エラ
ーリカバリーすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置のジョブコントローラの
機能ブロック図である。
【図2】動作指示シート(JCS)の内、ジョブスター
トシート(JSS)表面概略図である。
【図3】動作指示シートの内、ジョブエンドシート(J
ES)表面概略図である。
【図4】JSS(JCS)の裏面概略図である。
【図5】JESの裏面概略図である。
【図6】JCSとJESのバーコード例を示す図であ
る。
【図7】原稿束セットの構成例を示す図である。
【図8】画像信号の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】原稿の片面のみ搬送可能な片面自動原稿搬送装
置による画像信号の処理動作(JCS判断、JCSの表
裏判断等)を示すフローチャートである。
【図10】原稿の片面のみ搬送可能な片面自動原稿搬送
装置による画像信号の処理動作(JES判断、JESの
表裏判断、原稿の有無判断等)を示すフローチャートで
ある。
【図11】シート(JCS、JES)の表裏情報に対す
る原稿の画像処理の対応を説明する図である。
【図12】原稿の両面が搬送可能な両面自動原稿搬送装
置による画像信号の処理動作(JCS判断、JCSの表
裏判断等)を示すフローチャートである。
【図13】原稿の両面が搬送可能な両面自動原稿搬送装
置による画像信号の処理動作(JES判断、JESの表
裏判断等)を示すフローチャートである。
【図14】原稿の両面が搬送可能な両面自動原稿搬送装
置による画像信号の処理動作(JESフラグのチェック
等)を示すフローチャートである。
【図15】原稿の両面が搬送可能な両面自動原稿搬送装
置による画像信号の処理動作(JCSフラグのチェッ
ク、原稿の有無判断等)を示すフローチャートである。
【図16】両面原稿の場合の読み取り順序を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 システム制御ブロック 2 画像読み取りブロック 3 原稿自動読取装置ADF 4 シート識別ブロック 5 セレクタ 6 画像データ圧縮器 8 画像データ伸張器 10 画像形成ブロック 11 ジョブ認識ブロック 14 ジョブ/座標情報テーブル 100 動作指示シート(JCS) 107、108 原稿束 201 原稿終了シート(JES)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿束から順次搬送されるシート上の画
    像を読取手段により読み取り、この画像が原稿画像か動
    作条件を指示するための指示画像であるかを識別し、該
    指示画像によって指示される動作条件に応じて原稿画像
    の処理を行う画像形成装置のジョブコントローラにおい
    て、 前記指示画像を有するシートが前記原稿束から最初に搬
    送されるシートか最後に搬送されるシートとかを識別す
    る第一の識別手段と、 前記指示画像を有するシートの表裏を識別する第二の識
    別手段と、 前記第一の識別手段と前記第二の識別手段との識別結果
    から前記原稿束から最初に搬送されるシートと最後に搬
    送されるシートとが共に表でない場合には異常と判断す
    る異常判断手段と、 を具備する画像形成装置のジョブコントローラ。
  2. 【請求項2】 原稿束から順次搬送されるシートを反転
    させ、その両面の画像を読取手段により読み取り頁番号
    を付して記憶手段に記憶するとともに、前記シート上の
    画像が原稿画像か動作条件を指示するための指示画像で
    あるかを識別し、前記動作を指示する指示画像と識別し
    たときには該指示画像によって指示される動作条件に応
    じて原稿画像の処理を行う画像形成装置のジョブコント
    ローラにおいて、 前記指示画像を有するシートが前記原稿束から最初に搬
    送されるシートか最後に搬送されるシートかを識別する
    第一の識別手段と、 前記指示画像を有するシートの表裏を識別する第二の識
    別手段と、 前記第一の識別手段と前記第二の識別手段との識別結果
    から前記原稿束から最初に搬送されるシートと最後に搬
    送されるシートとが共に裏と識別されたときは前記記憶
    手段に記憶された前記頁番号を修正する修正手段と、 を具備する画像処理装置のジョブコントローラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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