JPH0563779A - 雑音防止部付き自動発信装置 - Google Patents

雑音防止部付き自動発信装置

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JPH0563779A
JPH0563779A JP3218813A JP21881391A JPH0563779A JP H0563779 A JPH0563779 A JP H0563779A JP 3218813 A JP3218813 A JP 3218813A JP 21881391 A JP21881391 A JP 21881391A JP H0563779 A JPH0563779 A JP H0563779A
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JP
Japan
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sound signal
telephone
sound
transmission device
automatic transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP3218813A
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English (en)
Inventor
Toru Ishiwatari
亨 石渡
Kazuyoshi Okamoto
三宜 岡本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication of JPH0563779A publication Critical patent/JPH0563779A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部の騒音、雑音電波等による雑音除去が可能
な自動ダイヤル装置等の自動発信装置を提供する。 【構成】次の(1)または/および(2)を有し、
(1)光学的識別マークで記された電話またはファクシ
ミリ番号等を読み取り、読取りデータを変換し、対応す
る音的信号を発生する音的信号発信部分、(2)電話機
等のダイヤルあるいはプッシュボタン操作により発生さ
れる音的信号を受信する音的信号受信部と、該音的信号
を変換し、記録担体上に対応する光学的識別マークを印
字するマーク印字部分、かつさらに、電話機等のハンド
セットの送話口、受話口が配置される音的信号受発信部
に防音体を設けた自動発信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的識別マークが記
載されている名刺等のカードあるいは電話帳等から光学
読み取り部を通じて電話番号を読み取り、音的信号を介
して電話番号を電話機に伝達し自動的にダイヤル操作す
る機能、または、電話機から入力された電話番号を、音
的信号を介して受信し電話番号を印字する機能を持つ電
話番号またはファクシミリ番号等の自動発信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話通信やファクシミリ通信に使
われている電話機は、相手方を呼び出すためには発信操
作、すなわちダイヤル操作あるいはプッシュボタン操作
を必要としていた。
【0003】つまり、使用者の記憶、あるいは手帳、名
刺、電話帳等から調べた電話番号を使用者が確認した上
で入力操作する必要があった。しかし、記憶違いあるい
は手帳、名刺、電話帳等の確認ミス、ダイヤル操作ある
いはプッシュボタン操作のミス等の種々の原因により、
目的とする相手方が呼び出せないという場合が生じるこ
とも多くあった。
【0004】このような点に鑑み、実開昭64−544
55号公報、実開平1−88552号公報等において、
電話番号をバーコード等に記号化し、適当な読取り装置
により読取り変換し、音的信号を発生し、電話機送話口
に入力することにより相手方を呼び出すことを可能とし
た自動ダイヤル装置など自動発信装置が提案されてい
る。
【0005】一方、先に本発明者らは、電話機のダイヤ
ル操作あるいはプッシュボタン操作によって受話口より
発生される音的信号を受信し変換して、電話番号を光学
的識別マークとして記録担体上に印字し得る自動ダイヤ
ル(発信)装置を提案した(特願平3−146260
号)。
【0006】しかし、上記の音的信号を介して電話番号
の情報を伝達する自動ダイヤル装置など自動発信装置に
おいて、外部の騒音、自動発信装置自身が発生する音声
等による音声雑音、電磁波等の雑音電波のため自動発信
装置が正常に動作しないという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、外部の騒
音、雑音電波等による雑音に関して、雑音除去が可能な
自動ダイヤル装置など自動発信装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために、本発明の自動発信装置は、下記(1)または/
および(2)の部分を有し、(1)光学的識別マークで
記された電話またはファクシミリ番号等を読み取り、読
取りデータを変換し、対応する音的信号を発生する音的
信号発信部分、(2)電話機等のダイヤルあるいはプッ
シュボタン操作により発生される音的信号を受信する音
的信号受信部と、該音的信号を変換し、記録担体上に対
応する光学的識別マークを印字するマーク印字部分、か
つ、電話機等のハンドセットの送話口、受話口が配置さ
れる音的信号受発信部に防音体が設けられていることを
特徴とする自動発信装置である。
【0009】あるいはまた、本発明の自動発振装置は、
下記(1)または(2)の部分を有し、(1)電話機等
のダイヤルあるいはプッシュボタン操作により発生され
る音的信号を受信する音的信号受信部と、該音的信号を
変換し、記録担体上に対応する光学的識別マークを印字
するマーク印字部分、(2)前記(1)の部分と、光学
的識別マークで記された電話またはファクシミリ番号等
を読み取り、読取りデータを変換し、対応する音的信号
を発生する音的信号発信部分、かつ、音的信号受信部の
周辺に電磁波シールド材が設けられていることを特徴と
する自動発信装置である。
【0010】あるいはまた、本発明の自動発振装置は、
下記(1)または(2)の部分を有し、(1)電話機等
のダイヤルあるいはプッシュボタン操作により発生され
る音的信号を受信する音的信号受信部と、該音的信号を
変換し、記録担体上に対応する光学的識別マークを印字
するマーク印字部分、(2)前記(1)の部分と光学的
識別マークで記された電話またはファクシミリ番号等を
読み取り、読取りデータを変換し、対応する音的信号を
発生する音的信号発信部分、かつ、フィルター回路が設
けられていることを特徴とする自動発信装置である。
【0011】
【作用】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明の自動発信装置は、電話機等のハン
ドセットの送話口、受話口が配置・配設される音的信号
受信部、音的信号発信部に防音体が設けられている。該
防音体により、外部の騒音等による音声雑音が防音さ
れ、音的信号受信部(電話機等の受話口、自動発信装置
の音的信号受信部)に音声雑音が混入することが防げら
れる。
【0013】また、防音体を設けることにより、音的信
号が外部に漏れることが抑制され、利用者にとって、静
かな環境で使用することが可能となる。
【0014】あるいは、本発明の自動発信装置は、音的
受信部の周辺がシールド材により覆われている。該電磁
波シールド材により外部からの電磁波がカットされる。
【0015】あるいは、本発明の自動発信装置は、音的
信号受信部の後にフィルター回路が設けられている。該
フィルター回路により、音的信号受信部が音声雑音を受
信しても音声雑音成分が除去される。
【0016】本発明でいう防音体とは、遮音体、吸音体
に大きく分けられ、いずれを用いてもよい。遮音体と
は、外部からの音を反射する性能等を持った防音体のこ
とで、鉛等の比較的比重の大きいものが用いられる。吸
音体とは、外部からの音のエネルギーを熱等の他のエネ
ルギーに変換する性能等を持った防音体のことで、スポ
ンジ等の連続気泡体状のもの、フェルト等の繊維質状マ
ット、ゴム等が用いられる。
【0017】本発明で用いられる防音体としては、これ
らの遮音体、吸音体のうちいずれでもよく、また適宜な
方法で組み合わせて用いてもよい。
【0018】防音体の特性としては、600HZ〜16
00Hzの音響透過損失が30dB以上であることが好
ましく、より好ましくは50dB以上である。
【0019】また、外観品位を向上するために、防音体
の表面を布帛、フィルム、ゴム等により覆ってもよい。
【0020】本発明で用いられる防音体の形状として
は、電話機等のハンドセットの送話口、受話口に嵌合す
るような形状のものが望ましい。
【0021】本発明でいう電磁波シールド材とは、電子
機器等の雑音源から輻射される電磁波等を反射または吸
収する材料であり、金属、カーボン等の高い導電性を有
するものが用いられる。
【0022】本発明で用いられる電磁波シールド材の特
性としては、10KHZ〜10GHzの周波数帯域に対
しての減衰率が40dB以上であることが好ましく、よ
り好ましくは80dB以上である。
【0023】電磁波シールド材の形態としては、1)穿
孔部を有するもの、2)スポンジ等の連続気泡体に導電
性材料を含むもの、3)フェルト等の繊維質状マットに
導電性材料を含むもの、等の音的信号の透過が比較的良
いもの(連続体との比較)を用いることが好ましい。
【0024】本発明で用いられるフィルター回路として
は、音的信号以外の雑音をカットするフィルター回路で
あればその実施形態は特に限定されないが、音的信号以
外の周波数帯域をカットするフィルター回路等が用いら
れる。具体的には600〜1600Hz以外の周波数帯
域をカットするバンドパスフィルターを用いるのが好ま
しく、演算増幅器を用いた能動型フィルター等が用いら
れる。
【0025】本発明でいう光学的識別マークとは、バー
コード、OCR(OpticalCharacter
Reader)等に記号化されたものであって、それら
に応じた任意の光学的読取り装置によって、光学的に読
み取り処理することが可能なものであれば、コード化の
規格等は、特に限定されるものではない。
【0026】本発明でいう音的信号とは、例えばプッシ
ュホンボタン信号音を指す。プッシュホンボタン信号音
は、4行3列に配列した12個の各ボタンに低群と高群
の2つの周波数を組み合わせて割り当てたものである。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はかかる実施例によって、発明の有効
性や権利の範囲が限定されるものではない。
【0028】図1は、本発明の自動発信装置の一実施態
様例を示す外観モデル図である(図1には、電磁波シー
ルド材、フィルター回路は図示されていない。)。
【0029】図2は、図1に示した本発明の自動発信装
置の一実施態様例を示すブロック図である。自動発信装
置1(図1)に電話機のハンドセット6がセットされて
いる。この状態でハンドセットの送話口6aが自動発信
装置の音的信号発信部7に、一方、ハンドセットの受話
口6bが自動発信装置の音的信号受信部8に、カップリ
ングされている。
【0030】例えば、電話をかける場合は、バーコード
ラベルをバーコードリーダー10により読み取り、バー
コードに記憶されている電話番号に対応する音的信号を
音的信号発信部7より発生する。電話機はその音的信号
をハンドセットの受話口6bより受け取り電話回線に送
出する。バーコードをプリントする場合は、電話機から
入力された電話番号に対応する音的信号が電話機のハン
ドセット送話口6aより発生され、その音的信号を音的
信号受信部8より受け取り、変換し、バーコードプリン
タ11よりプリントする。
【0031】この音的信号の受け渡しの際に、防音体、
フィルター回路を設けた本発明の自動発振装置であれ
ば、外部の騒音等による音声雑音は防音体2、フィルタ
ー回路4により除去され、さらに自動発信装置は誤動作
することなく正常に動作することができる。
【0032】また、電磁波シールド材を設けた本発明の
自動発振装置であれば、電磁波シールド材3(図中点線
で表示)により、外部の電磁波が除去され、さらに自動
発信装置は誤動作することなく正常に動作することがで
きる。
【0033】これらの防音体、電磁波シールド材、フィ
ルター回路は、それぞれ単独で、あるいは、それらのう
ちの2者の任意の組合せもしくは3者の組合せ下で使用
されてもよく、そのような組合せ使用はまた効果的なも
のである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自動
発信装置によれば、電話機等のハンドセットの送話口、
受話口が配置・配設される音的信号受信部、音的信号発
生部に防音体が設けられているため、外部の騒音等によ
る音声雑音が防音され、音的信号受信部に音声雑音が混
入することが防がれることになり、自動発信装置は誤動
作することなく正常に動作する。
【0035】また、防音体を設けることにより音的信号
が外部に漏れることが抑制され、静かな環境で使用でき
る。
【0036】また、音的信号受信部が電磁波シールド材
により覆われている本発明の自動発信装置によれば、雑
音電波が効果的にカットされる。
【0037】また、フィルター回路が設けられている本
発明の自動発信装置によれば、音的信号受信部の後にフ
ィルター回路が設けられるため、音的信号受信部が音声
雑音を受信してもフィルター回路により音声雑音成分が
除去される。このため、自動発信装置は誤動作すること
なく正常に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動発信装置の1実施態様例を示す外
観モデル図である。
【図2】本発明の自動発信装置の1実施態様例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1:自動発信装置 2:防音体 3:電磁波シールド材 4:フィルター回路 5:電話機 6:ハンドセット 6a:送話口 6b:受話口 7:音的信号発信部 8:音的信号受信部 9:制御部 10:バーコードリーダー 11:バーコードプリンタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(1)または/および(2)の部分を
    有し、 (1)光学的識別マークで記された電話またはファクシ
    ミリ番号等を読み取り、読取りデータを変換し、対応す
    る音的信号を発生する音的信号発信部分、 (2)電話機等のダイヤルあるいはプッシュボタン操作
    により発生される音的信号を受信する音的信号受信部
    と、該音的信号を変換し、記録担体上に対応する光学的
    識別マークを印字するマーク印字部分、 かつ、電話機等のハンドセットの送話口、受話口が配置
    される音的信号受発信部に防音体が設けられていること
    を特徴とする自動発信装置。
  2. 【請求項2】防音体が、600HZ〜1600Hzの音
    響透過損失が30dB以上のものであることを特徴とす
    る請求項1記載の自動発信装置。
  3. 【請求項3】下記(1)または(2)の部分を有し、 (1)電話機等のダイヤルあるいはプッシュボタン操作
    により発生される音的信号を受信する音的信号受信部
    と、該音的信号を変換し、記録担体上に対応する光学的
    識別マークを印字するマーク印字部分、 (2)前記(1)の部分と、光学的識別マークで記され
    た電話またはファクシミリ番号等を読み取り、読取りデ
    ータを変換し、対応する音的信号を発生する音的信号発
    信部分、 かつ、音的信号受信部の周辺に電磁波シールド材が設け
    られていることを特徴とする自動発信装置。
  4. 【請求項4】電磁波シールド材が、穿孔部を有するもの
    であることを特徴とする請求項第3記載の自動発信装
    置。
  5. 【請求項5】電磁波シールド材の形態が、導電性材料を
    含む連続気泡体であることを特徴とする請求項3記載の
    自動発信装置。
  6. 【請求項6】電磁波シールド材の形態が、導電性材料を
    含む繊維質マットであることを特徴とする請求項3記載
    の自動発信装置。
  7. 【請求項7】下記(1)または(2)の部分を有し、 (1)電話機等のダイヤルあるいはプッシュボタン操作
    により発生される音的信号を受信する音的信号受信部
    と、該音的信号を変換し、記録担体上に対応する光学的
    識別マークを印字するマーク印字部分、 (2)前記(1)の部分と光学的識別マークで記された
    電話またはファクシミリ番号等を読み取り、読取りデー
    タを変換し、対応する音的信号を発生する音的信号発信
    部分、 かつ、フィルター回路が設けられていることを特徴とす
    る自動発信装置。
JP3218813A 1991-08-29 1991-08-29 雑音防止部付き自動発信装置 Pending JPH0563779A (ja)

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